JP3423017B2 - 照射装置 - Google Patents

照射装置

Info

Publication number
JP3423017B2
JP3423017B2 JP00630293A JP630293A JP3423017B2 JP 3423017 B2 JP3423017 B2 JP 3423017B2 JP 00630293 A JP00630293 A JP 00630293A JP 630293 A JP630293 A JP 630293A JP 3423017 B2 JP3423017 B2 JP 3423017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
light
reflector
light source
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00630293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06215605A (ja
Inventor
毅 西浦
照明 重田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP00630293A priority Critical patent/JP3423017B2/ja
Publication of JPH06215605A publication Critical patent/JPH06215605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3423017B2 publication Critical patent/JP3423017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源および反射鏡から
の照射光を特定の方向に効率よく照射する照射装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、照射装置において、光源からの
照射光を効率よく集光するために楕円面反射鏡や放物面
反射鏡が多く用いられる。楕円面反射鏡には第1焦点と
第2焦点があり、第1焦点に置いた光源からの照射光は
楕円面の反射面で反射された後、第2焦点に集光する性
質をもつ。また、放物面反射鏡は焦点上に置いた光源か
らの照射光は放物面の反射面で反射された後、放物面反
射鏡の光軸と平行となって照射される性質をもつ。これ
らの性質を利用した各種の照射装置の被照射面上の照射
パターンは、楕円面反射鏡や放物面反射鏡の性質上から
ほぼ円形となる。
【0003】近年、集光効率を向上させた照射装置とし
て、放物面反射鏡を用いた例では照明学会研究会資料
「バックライトおよび投写用光源」(社)照明学会編(1
990 年)の第15頁〜第24頁に掲載されているよう
に、放物面反射鏡の開口端に補助反射鏡として、矩形の
開口部を有する平面反射鏡を用いた照射装置が考案され
ている(図5参照)。また、同様の構成で、特開平4−
114103号公報にも掲載されている。さらに、楕円
面反射鏡を用いた照射装置では、特公昭59ー4240
4号公報に掲載されているように、楕円面反射鏡の開口
端に補助反射鏡として、光軸付近に開口部を有する球面
反射鏡を用いた照射装置が記載されている。(図6参
照)。いずれの照射装置も光源からの照射光を効率よく
集光する光学系として提案されたものである。
【0004】放物面反射鏡と平面反射鏡を用いた場合を
図5(a),(b) に示す。焦点A上の光源5からの照射光3
aは放物面反射鏡1で反射された後、平面反射鏡2で反
射され、同一光路を通って焦点Aに戻った後、再び放物
面反射鏡1で反射され、光軸Oと平行な有効光3bとな
る。しかし、照射光4aは平面反射鏡2で反射された
後、放物面反射鏡1で反射され、迷光4bとなる。
【0005】次に、楕円面反射鏡と球面反射鏡を用いた
場合を図6(a),(b) に示す。第1焦点B上の光源10か
らの照射光8aは、第1焦点Bに中心がある球面反射鏡
7で反射された後、同一光路を通って第1焦点Bに戻っ
た後、再び楕円面反射鏡6で反射され、有効光8bとし
て第2焦点Cに向かう。しかし、照射光9aは楕円面反
射鏡6で反射され、さらに球面反射鏡7で反射された
後、迷光9bとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成では、
光源から放物面反射鏡1および楕円面反射鏡6に入射し
た反射光や、光源から平面反射鏡2や球面反射鏡7など
の補助反射鏡に入射した反射光の全ての光を、効率よく
被照射面に照射することが困難であった。
【0007】本発明は、上記問題を解決するもので、光
源からの全方向への照射光を効率よく被照射面に照射す
ることができ、照射光の利用効率および集光効率が向上
する照射装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の請求項1記載の照射装置は、光源
と、光源を一部包囲し、光源からの照射光を集光する反
射面が楕円面をなす楕円面反射鏡と、前記光源からの直
射光の一部分および楕円面反射鏡からの反射光の一部分
の照射方向を変える反射面が双曲面をなす双曲面反射鏡
とを備え、前記光源を前記楕円面反射鏡の一方の焦点も
しくは焦点近傍に置き、前記楕円面反射鏡が有する2つ
の焦点と前記双曲面反射鏡が有する2つの焦点とが同一
もしくは略同一であるように配置し、前記楕円面反射鏡
の光源を置いていない側の焦点もしくは焦点近傍を中心
とし、かつ反射面が球面をなす球面反射鏡を、前記楕円
面反射鏡が有する2つの焦点を通る直線方向において前
記双曲面反射鏡よりも光源側の少なくとも一部分に配置
したものである。 また、本発明の請求項2記載の照射装
置は、請求項1記載の照射装置であって、双曲面反射鏡
は、反射面を形成する双曲面の漸近線側を反射面とした
ものである。 また、本発明の請求項3記載の照射装置
は、請求項1または2記載の照射装置であって、双曲面
反射鏡が楕円面反射鏡の2つの焦点を通る直線との交点
を含む開口部を有するものである。 また、本発明の請求
項4記載の照射装置は、請求項1ないし3のいずれかに
記載の照射装置であって、双曲面反射鏡および楕円面反
射鏡の少なくとも一方もしくはその一部分が波長選択透
過特性あるいは波長選択反射特性を有するものである。
また、本発明の請求項5記載の照射装置は、請求項1な
いし3のいずれかに記載の照射装置であって、球面反射
鏡の少なくとも一部分が波長選択透過特性あるいは波長
選択反射特性を有するものである。 また、本発明の請求
項6記載の照射装置は、請求項1ないし3のいずれかに
記載の照射装置であって、楕円面反射鏡の少なくとも一
部分が赤外光および紫外光を透過し可視光を反射すると
ともに、双曲面反射鏡の少なくとも一部分が可視光を透
過し、赤外光および紫外光を反射する特性を有するもの
である。 また、本発明の請求項7記載の照射装置は、請
求項1ないし3のいずれかに記載の照射装置であって、
球面反射鏡と楕円面反射鏡と双曲面反射鏡とのうち、少
なくとも2つが複合曲面をなしているものである。
た、本発明の請求項8記載の照射装置は、光源と、光源
を一部包囲し、光源からの照射光を集光する反射面が楕
円面をなす楕円面反射鏡と、前記光源からの直射光の一
部分および楕円面反射鏡からの反射光の一部分の照射方
向を変える反射面が双曲面をなす双曲面反射鏡とを備
え、前記光源を前記楕円面反射鏡の一方の焦点もしくは
焦点近傍に置き、前記楕円面反射鏡が有する2つの焦点
と前記双曲面反射鏡が有する2つの焦点とが同一もしく
は略同一であるように配置し、前記楕円面反射鏡の一方
の焦点近傍に光源を設置し、この焦点位置と焦点を共有
もしくは略共有する集光レンズを、前記楕円面反射鏡が
有する2つの焦点を通る直線上において前記楕円面反射
鏡の頂部側に設置したものである。 また、本発明の請求
項9記載の照射装置は、請求項8に記載の照射装置であ
って、集光レンズの少なくとも一部分が波長選択透過特
性あるいは波長選択反射特性を有するものである。
た、本発明の請求項10記載の照射装置は、請求項8に
記載の照射装置であって、楕円面反射鏡と双曲面反射鏡
とが複合曲面をなしているものである。 また、本発明の
請求項11記載の照射装置は、請求項8ないし10のい
ずれかに記載の照射装置であって、双曲面反射鏡および
楕円面反射鏡の少なくとも一方もしくはその一部分が波
長選択透過特性あるいは波長選択反射特性を有するもの
である。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】上記第1の構成によると、楕円面反射鏡の一方
の焦点またはその近傍に配置した光源からの照射光は、
楕円面反射鏡で集光し双曲面反射鏡で照射方向を変え、
光源を配置していない楕円面反射鏡の焦点またはその近
傍に集光する。また、楕円面反射鏡の光源を配置してい
ない側の焦点またはその近傍に中心を有する球面反射鏡
を楕円面反射鏡が有する2つの焦点を通る直線方向にお
いて双曲面反射鏡よりも光源側に配置したことにより、
光源からの照射光の一部は双曲面反射鏡を経て球面反射
鏡で反射し、同じ光路で楕円面反射鏡の光源を配置した
焦点またはその近傍に戻り、再び楕円面反射鏡で反射
し、楕円面反射鏡の光源を配置していない焦点またはそ
の近傍に向かう。 また、第2の構成によると、楕円面反
射鏡の一方の焦点またはその近傍に配置した光源からの
照射光は、楕円面反射鏡で集光し、反射面を形成する双
曲面の漸近線側を反射面とした双曲面反射鏡で照射方向
を変え、光源を配置していない楕円面反射鏡の焦点また
はその近傍に集光する。 また、第3の構成によると、双
曲面反射鏡に、楕円面反射鏡の2つの焦点を通る光軸と
の交点を含む開口部を形成したことにより、光源からの
照射光は開口部を通って楕円面反射鏡の光源を配置して
いない焦点またはその近傍に向かう。 また、第4の構成
によると、双曲面反射鏡および楕円面反射鏡の少なくと
も一方もしくはその一部分に、波長選択透過特性または
波長選択反射特性を持たせたことにより、波長帯域を任
意に選択された照射光が出射される。 また、第5の構成
によると、球面反射鏡の少なくとも一部分に波長選択透
過特性または波長選択反射特性を持たせたことにより、
波長帯域を任意に選択された照射光が球面反射鏡で反射
される。 また、第6の構成によると、楕円面反射鏡によ
り赤外光および紫外光を透過し可視光を反射するととも
に、双曲面反射鏡により可視光を透過し赤外光および紫
外光を反射することにより、被照射面には光源からの照
射光のうち赤外光・紫外光のほとんどを除去した可視光
のみが照射され、かつ楕円面反射鏡あるいは双曲面反射
鏡に直接入射する照射光の大部分を有効な光として利用
される。 また、第7の構成によると、球面反射鏡と楕円
面反射鏡と双曲面反射鏡とのうち、少なくとも2つを複
合曲面で構成することにより、構成を簡素化することが
できる。 また、第8の構成によると、楕円面反射鏡の一
方の焦点またはその近傍に配置した光源からの照射光
は、楕円面反射鏡で集光し双曲面反射鏡で照射方向を変
え、光源を配置していない楕円面反射鏡の焦点またはそ
の近傍に集光する。また、楕円面反射鏡の光源を配置し
た焦点と同位置または略同位置に焦点を有する集光レン
ズを、光源よりも楕円反射鏡の光軸上の頂部側に配置し
たことにより、光源からの照射光は、楕円面反射鏡およ
び双曲面反射鏡で反射した後、光軸と平行の状態で集光
レンズから出射される。 また、第9の構成によると、集
光レンズの少なくとも一部に、波長選択透過特性または
波長選択反射特性を持たせたことにより、波長帯域を任
意に選択された照射光が光軸と平行の状態で集光レンズ
から出射される。 また、第10の構成によると、楕円面
反射鏡と双曲面反射鏡とを複合曲面で形成することによ
り、構成を簡素化することができる。 また、第11の構
成によると、双曲面反射鏡および楕円面反射鏡の少なく
とも一方もしくはその一部分に、波長選択透過特性また
は波長選択反射特性を持たせたことにより、波長帯域を
任意に選択された照射光が出射される。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、添付図面
にもとづいて説明する。図1は本発明の第1の実施例の
照射装置を示す断面図である。本実施例の照射装置は図
1に示すように、点状の光源15(たとえばショートア
ークタイプのメタルハライドランプなど)、第1焦点D
と第2焦点Eを有し、この第1焦点Dに光源15が配置
された楕円面反射鏡11、楕円面反射鏡11の開放側に
接して設置された双曲面反射鏡12で構成される。
【0022】双曲面反射鏡12は、楕円面反射鏡11の
第1焦点Dと第2焦点Eとほぼ同一の焦点を有し、第1
焦点Dと第2焦点Eとを通る直線すなわち光軸Oを中心
とする円形の開口部101を有している。
【0023】楕円面反射鏡11の第1焦点Dに位置する
光源15からは照射光が放射状に照射される。光源15
からの照射光のうち、照射光13aは双曲面反射鏡12
で反射され、楕円面反射鏡11で反射された後、第1焦
点Dを通過し、さらに楕円面反射鏡11で反射された
後、開口部101を通り、有効光13bとして第2焦点
Eに向かう。一方、照射光14aは楕円面反射鏡11で
反射され、双曲面反射鏡12で反射された後、第1焦点
Dを通過し、さらに楕円面反射鏡11で反射された後、
開口部101を通り、有効光14bとして第2焦点Eに
向かう。
【0024】したがって、光源15から、楕円面反射鏡
11あるいは双曲面反射鏡12に照射するほとんどの照
射光を第2焦点Eを通る有効な光として利用することが
できるとともに、双曲面反射鏡12に開口部101を設
けていることから、開口部101において照射光を損失
することなく利用でき、かつ双曲面反射鏡12の開口部
101の開口部径Fを変化させることにより、第2焦点
Eに入射する照射光の立体角を任意に制御することがで
きる。また、双曲面反射鏡11の開口部101は、光軸
を中心とする径Fの円形をなしているが、矩形や半円形
などの任意の形状のものとしても同様の効果を有する。
【0025】また、楕円面反射鏡11および双曲面反射
鏡12の少なくとも一方もしくは一部分に波長選択透過
特性あるいは波長選択反射特性を持たせることにより、
必要とする波長帯域の照射光を得ることができる。
【0026】さらに、楕円面反射鏡11あるいは双曲面
反射鏡12を紫外光透過でかつ赤外光・可視光反射とす
るとともに、開口部101を赤外光反射とすることによ
り、光源15および光源15の周囲温度を高めることが
でき、光源15の発光効率を高めることができるととも
に、被照射面(図示せず)に可視光の照射光を照射する
ことができる。
【0027】加えて、開口部101もしくはその近傍に
集光レンズ(図示せず)を配置すると、たとえば平凹レ
ンズを配置した場合に平行光が得られるなど、照射光の
集光方向を変えることができる。
【0028】また、楕円面反射鏡11と双曲面反射鏡1
2を複合曲面とすることにより、光学系の構成を簡素化
できるとともに製造コストを下げることができる。さら
に、双曲面反射鏡12の反射面を、双曲面の漸近線側を
反射面としても同様の効果を有することは言うまでもな
い。
【0029】図2は本発明の第2の実施例の照射装置を
示す断面図である。本実施例の照射装置は図2に示すよ
うに、点状の光源20(たとえばショートアークタイプ
のメタルハライドランプなど)、第1焦点Dと第2焦点
Eを有し、この第1焦点Dに光源20が配置された楕円
面反射鏡16、楕円面反射鏡16の開放側に接して設置
され、同一の双曲面上で周辺部と中央部に配置されて反
射面を連続形成する双曲面反射鏡17a,17bで構成
され、双曲面反射鏡17aは赤外光・紫外光・可視光を
反射する特性を、双曲面反射鏡17bは赤外光・紫外光
を反射し可視光を透過する特性を有し、さらに、楕円面
反射鏡16は可視光のみを反射する特性を有している。
【0030】本実施例では、双曲面反射鏡17aは光軸
Oを中心とする円形の開口部102を有し、この双曲面
反射鏡17aの開口部102に双曲面反射鏡17bが配
置されて構成されたものである。また、楕円面反射鏡1
6と双曲面反射鏡17aとが複合曲面をなし、双曲面反
射鏡17a、17bは、楕円面反射鏡16の第1焦点D
と第2焦点Eとほぼ同一の焦点を有している。
【0031】楕円面反射鏡16の第1焦点Dに位置する
光源20からは照射光が放射状に照射される。光源20
からの照射光のうち、照射光18aは双曲面反射鏡17
aで反射され、楕円面反射鏡16に入射する。楕円面反
射鏡16では赤外光・紫外光18cが透過し、可視光1
8bのみが反射され、第1焦点Dに戻った後、再び楕円
面反射鏡16で反射され、有効光18dとして第2焦点
Eに向かう。一方、照射光19aは、赤外光・紫外光1
9cが楕円面反射鏡16を透過し、可視光19bのみが
楕円面反射鏡16で反射された後、双曲面反射鏡17a
で反射され、第1焦点Dに戻った後、再び楕円面反射鏡
16で反射され、有効光19dとして第2焦点Eに向か
う。
【0032】したがって、被照射面(図示せず)には光
源20からの照射光のうち赤外光・紫外光のほとんどを
除去した可視光のみが照射され、かつ楕円面反射鏡16
あるいは双曲面反射鏡17に直接入射する照射光の大部
分を第2焦点Eを通る有効な光として利用することがで
きるとともに、双曲面反射鏡17aの開口部102およ
び双曲面反射鏡17bの径Gを任意に変化させることに
より、第2焦点Eに入射する照射光の立体角を任意に制
御することができる。
【0033】なお、本実施例において双曲面反射鏡17
aの開口部102に双曲面反射鏡17bを配置したもの
としたが、双曲面反射鏡17a、17bとが一体となっ
ていても同様の効果を有することは言うまでもない。
【0034】また双曲面反射鏡17aと双曲面反射鏡1
7bとが光軸方向で前後に互いに離れていても、曲率を
異ならしめて同じ焦点を有するようにした場合、同様の
効果を有することは言うまでもない。
【0035】さらに、本実施例において双曲面反射鏡1
7bを取り外すことによって、双曲面反射鏡17bを透
過する照射光の損失がなくなる。加えて、本実施例にお
いて、楕円面反射鏡16が可視光のみを反射する特性を
有し、双曲面反射鏡17aが赤外光・紫外光・可視光を
反射する特性を、双曲面反射鏡17bが赤外光・紫外光
を反射し可視光を透過するものとしたが、楕円面反射鏡
16および双曲面反射鏡17a、17bのうち、少なく
とも一方もしくはその一部分が波長選択透過特性あるい
は波長選択反射特性を有するように構成することによ
り、必要な波長帯域を有する照射光が得られる。
【0036】また、本実施例において双曲面反射鏡17
aの開口部102および双曲面反射鏡17bは、光軸を
中心とする径Gの円形をなしているものとしたが、矩形
や半円形など任意の形状のものとしても同様の効果を有
することは言うまでもない。
【0037】さらに、楕円面反射鏡16あるいは双曲面
反射鏡17aを紫外光透過で赤外光・可視光反射とし、
双曲面反射鏡17bを赤外光・紫外光反射とすることに
より、光源20および光源20の周囲温度を高めること
ができ、光源20の発光効率を高めることができるとと
もに、被照射面に可視光の照射光を照射することができ
る。
【0038】加えて、双曲面反射鏡17bに代えてその
近傍に集光レンズ(図示せず)を配置すると、たとえば
平凹レンズを配置した場合に平行光が得られるなど、照
射光の集光方向を変えることができる。
【0039】また、楕円面反射鏡16と双曲面反射鏡1
7aまたは双曲面反射鏡17bとが複合曲面であること
により、光学系の構成を簡素化できるとともに製造コス
トを下げることができる。
【0040】さらに、双曲面反射鏡17a,17bの少
なくとも一方の反射面を、双曲面の漸近線側を反射面と
しても同様の効果を有することは言うまでもない。図3
は本発明の第3の実施例の照射装置を示す断面図であ
る。本実施例の照射装置は図3に示すように、点状の光
源26(たとえばショートアークタイプのメタルハライ
ドランプなど)、第1焦点Dと第2焦点Eを有し、この
第1焦点Dに光源26が配置された楕円面反射鏡21、
楕円面反射鏡21の開放側前方に設置された双曲面反射
鏡22、楕円面反射鏡21が有する2つの焦点を通る直
線方向において、双曲面反射鏡22より光源側に少なく
とも一部分を配置した球面反射鏡23で構成される。
【0041】楕円面反射鏡21は赤外光・紫外光を透過
し、可視光を反射する。双曲面反射鏡22は、楕円面反
射鏡21の第1焦点Dと第2焦点Eとほぼ同一の焦点を
有し、また赤外光・紫外光・可視光を反射するもので、
第1焦点Dと第2焦点Eとを通る直線すなわち光軸Oを
中心とする円形の開口部103が形成されている。ま
た、球面反射鏡23は、赤外光・紫外光を透過し、可視
光を反射するもので、楕円面反射鏡21の第2焦点Eを
中心とし、双曲面反射鏡22よりも楕円面反射鏡21の
第1焦点側に反射面を有している。
【0042】楕円面反射鏡21の第1焦点Dに位置する
光源26からは照射光が放射状に照射される。光源26
からの照射光のうち、照射光24aは双曲面反射鏡22
で反射された後、楕円面反射鏡21に入射する。楕円面
反射鏡21で赤外光・紫外光24cは楕円面反射鏡21
を透過し、可視光24bのみが楕円面反射鏡21で反射
され、第1焦点Dに戻った後、再び楕円面反射鏡21で
反射され、有効光24dとして第2焦点Eに向かう。一
方、照射光25aは双曲面反射鏡22で反射された後、
球面反射鏡23に入射する。球面反射鏡23で赤外光・
紫外光25cは球面反射鏡23を透過し、可視光25b
は同一光路を通って第1焦点Dに戻った後、再び楕円面
反射鏡21で反射され、有効光25dとして第2焦点E
に向かう。
【0043】したがって、光源26から、楕円面反射鏡
21あるいは双曲面反射鏡22に照射するほとんどの照
射光を第2焦点Eを通る有効な照射光として利用するこ
とができるとともに、双曲面反射鏡22の開口部103
の開口部径Hを変化させることにより、第2焦点Eに入
射する照射光の立体角を任意に制御することができる。
【0044】さらに、球面反射鏡23で反射される照射
光は、光源26から球面反射鏡23まで通った光路と同
じ経路を通っていくため、楕円面反射鏡21の長径、短
径、深さ、同様に双曲面反射鏡22の曲率、面積、開口
部面積、開口部形状、球面反射鏡23の球径、面積など
の形状や配置を任意に変化させることにより、第2焦点
Eに入射する照射光の各立体角あたりの光量を任意に変
化させることができる。
【0045】また、本実施例では楕円面反射鏡21およ
び球面反射鏡23が可視光を反射し、赤外光・紫外光を
透過するものとし、かつ双曲面反射鏡22は可視光・赤
外光・紫外光を反射するものとしたが、用途に合わせ
て、楕円面反射鏡21と双曲面反射鏡22と球面反射鏡
23のうち、少なくとも一つもしくはその一部分が波長
選択透過特性あるいは波長選択反射特性を有するように
構成することにより、必要な波長帯域を有する照射光が
得られる。
【0046】さらに、本実施例において楕円面反射鏡2
1と双曲面反射鏡22と球面反射鏡23のうち少なくと
も2つが複合曲面をなしていることにより、光学系の構
成を簡素化できるとともに製造コストを下げることがで
きる。
【0047】さらに、双曲面反射鏡22と球面反射鏡2
3を可視光・赤外光反射とし紫外光透過とすることによ
り、光源26および光源26の周囲温度を高めることが
でき、光源26の発光効率を高めることができるととも
に、被照射面に可視光の照射光を照射することができ
る。
【0048】加えて、開口部103もしくはその近傍に
集光レンズ(図示せず)を配置すると、たとえば平凹レ
ンズを配置した場合に平行光が得られるなど、照射光の
集光方向を変えることができる。
【0049】さらに、双曲面反射鏡22の反射面を、双
曲面の漸近線側を反射面としても同様の効果を有するこ
とは言うまでもない。図4は本発明の第4の実施例の照
射装置を示す断面図である。本実施例の照射装置は図4
に示すように、点状の光源32(たとえばショートアー
クタイプのメタルハライドランプなど)、第1焦点Dと
第2焦点Eを有し、この第2焦点Eに光源32が配置さ
れた楕円面反射鏡27、楕円面反射鏡27の開放側に接
して設置された双曲面反射鏡28、楕円面反射鏡27が
有する2つの焦点を通る直線上において楕円面反射鏡2
7の頂部に設置された平凸レンズ(集光レンズ)29で
構成される。
【0050】双曲面反射鏡28は、楕円面反射鏡27の
第1焦点Dと第2焦点Eとほぼ同一の焦点を有してい
る。平凸レンズ29は、第2焦点E近傍に焦点を有し、
かつレンズ平面部は第1焦点Dと第2焦点Eとを通る直
線すなわち光軸Oを法線とし、楕円面反射鏡27の頂部
側に位置している。楕円面反射鏡27は、頂部に開口部
104を有し、この開口部104に平凸レンズ29が配
置された構成としたものである。
【0051】楕円面反射鏡27の第2焦点Eに位置する
光源32からは照射光が放射状に照射される。光源32
からの照射光のうち、照射光30aは双曲面反射鏡28
で反射された後、楕円面反射鏡27で反射され、第2焦
点Eに戻った後、再び楕円面反射鏡27で反射され、さ
らに双曲面反射鏡28で反射された後、さらに第2焦点
Eに戻り、平凸レンズ29に入射した後、光軸Oに平行
な有効光30bとなって被照射面(図示せず)に照射さ
れる。一方、照射光31aは楕円面反射鏡27で反射さ
れた後、双曲面反射鏡28で反射され、第2焦点Eに戻
った後、さらに楕円面反射鏡27で反射され、双曲面反
射鏡28で反射された後、第2焦点Eに戻り、その後平
凸レンズ29を通り、光軸Oに平行な有効光31bとな
って被照射面(図示せず)に照射される。
【0052】したがって、光源32から楕円面反射鏡2
7および双曲面反射鏡28に照射する全ての照射光を、
光源32から直接平凸レンズ29に入射する照射光と同
様に、平凸レンズ29に入射し、光軸Oに平行である有
効な照射光として利用することができるとともに、楕円
面反射鏡27の長径、短径、深さ、平凸レンズ29のレ
ンズ径、レンズ厚、曲率、双曲面反射鏡28の曲率など
の形状や配置を変化させることにより、光軸に平行な光
のビーム径および光量を任意に制御することができる。
【0053】また、本実施例において平凸レンズ(集光
レンズ)29を楕円面反射鏡27の開口部104に配置
した構成としたが、平凸レンズ(集光レンズ)29が楕
円面反射鏡27の開口部104から離れた構成であって
も同様の効果を有することは言うまでもない。
【0054】なお、本実施例において楕円面反射鏡27
を使用したが、楕円面反射鏡27に代えて、楕円面反射
鏡27の第一焦点Dを中心とする球面反射鏡を使用した
場合、光源32から直接に双曲面反射鏡28に入射する
照射光は、本実施例と同様に平凸レンズ29により光軸
Oと平行である有効な照射光として利用することが考え
られる。しかし、光源32から直接に球面反射鏡に入射
する照射光は迷光となるため、楕円面反射鏡27を用い
た場合ほどの効果が得られない。
【0055】さらに、従来の楕円面反射鏡と集光レンズ
とを用いた光学系では、光源を設置していない焦点位置
に集光する照射光を2次光源(仮想光源)とし、この焦
点位置を平凸レンズなどの焦点としていたが、本実施例
のような構成にすることにより、楕円面反射鏡の2つの
焦点間距離を短縮することができるため、光学系の光路
長を短くすることができるため、照射装置の小型化が図
れる。
【0056】加えて、楕円面反射鏡27と双曲面反射鏡
28と平凸レンズ29のうち、少なくとも一つもしくは
その一部分が波長選択透過特性あるいは波長選択反射特
性を有することにより、光軸Oに平行である有効な照射
光の波長帯域を任意に変化させることができる。
【0057】また、楕円面反射鏡27と双曲面反射鏡2
8とが複合曲面であることにより、光学系を簡素化でき
るとともに、製造コストを下げることができる。さら
に、本実施例において楕円面反射鏡27と平凸レンズ2
9の接触部付近に、平凸レンズ29を押さえる治具など
を用いることにより、光学系をより簡素化することがで
きる。
【0058】加えて、楕円面反射鏡27あるいは双曲面
反射鏡28を紫外光透過で赤外光・可視光反射とし、平
凸レンズ(集光レンズ)29を赤外光反射とすることに
より、光源32および光源32の周囲温度を高めること
ができ、光源32の発光効率を高めることができるとと
もに、被照射面に可視光の照射光を照射することができ
る。
【0059】また、双曲面反射鏡28の反射面を、双曲
面の漸近線側を反射面としても同様の効果を有すること
は言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、楕円面
反射鏡の一方の焦点またはその近傍においた光源からの
照射光は楕円面反射鏡で集光し双曲面反射鏡で照射方向
を変えて楕円面反射鏡の光源を置いていない他方の焦点
またはその近傍に集光する。そのため、楕円面反射鏡お
よび双曲面反射鏡からの反射光と光源からの直射光のほ
とんど全ての照射光を有効光として利用することができ
る。その結果、光源からの照射光の利用効率および集光
効率が向上する。
【0061】また、楕円面反射鏡の一方の焦点またはそ
の近傍においた光源からの照射光は楕円面反射鏡で集光
し、反射面を形成する双曲面の漸近縁側を反射面とした
双曲面反射鏡で照射方向を変えて楕円面反射鏡の光源を
置いていない他方の焦点またはその近傍に集光する。そ
のため、同様に楕円面反射鏡および双曲面反射鏡からの
反射光と光源からの直射光のほとんど全ての照射光を有
効光として利用することができる。その結果、光源から
の照射光の利用効率および集光効率が向上する。
【0062】また、楕円面反射鏡の光源を置いていない
側の焦点もしくはその近傍を中心とする球面反射鏡を設
けたので、光源からの照射光の一部は球面反射鏡を経由
して楕円面反射鏡で集光し、双曲面反射鏡で照射方向を
変えて楕円面反射鏡の光源を置いていない焦点もしくは
その近傍に向かう。そのため、楕円面反射鏡および双曲
面反射鏡からの反射光と光源からの直射光のほとんど全
ての照射光を有効光として利用することができる。その
結果、光源からの照射光の利用効率および集光効率が向
上する。さらに楕円面反射鏡の長径,短径,深さ,開口
部面積と、双曲面反射鏡の曲率,面積,開口部面積,開
口部形状と、球面反射鏡の球形,面積と、それぞれの配
置とを変化することにより、被照射面に入射する照射光
の立体角が変化できる。その結果、照射光の立体角あた
りの光量を変化できる。
【0063】また、双曲面反射鏡に光軸を含む開口部を
形成したので、光源からの照射光は開口部を通って、楕
円面反射鏡の光源を配置していない焦点またはその近傍
に向かう。そのため、光源からの照射光を開口部で損失
せずに利用できる。その結果、被照射面に対する光源の
照射効率が向上する。さらに、双曲面反射鏡の開口部面
積、開口部形状を変化することにより、被照射面に対し
て照射光の立体角および光軸に垂直な断面形状が変化で
きる。その結果、被照射面の立体角あたりの光量および
照射形状が変化できる。この開口部もしくは開口部近傍
に集光レンズを配置すると、照射光の集光方向を変える
ことができる。
【0064】また、光源を配置した楕円面反射鏡の焦点
もしくはその近傍を焦点とする集光レンズを楕円面反射
鏡の頂部側に配置したので、光源からの照射光は集光レ
ンズから光軸と平行の状態で出射する。そのため、被照
射面に対して光軸と平行な照射光が得られる。その結
果、被照射面の光量分布を均一にできる。さらに、楕円
面反射鏡の長径,短径,深さ,開口部面積と、集光レン
ズのレンズ径,レンズ厚,曲率と、双曲面反射鏡の曲率
と、それぞれの配置とを変化することにより、被照射面
に入射する平行光のビーム径および光量を制御できる。
その結果、被照射面の照射面積および照度が変化でき
る。さらに、光学系の光路長を短くすることができ、そ
の結果、照射装置の小型化が図れる。
【0065】また、双曲面反射鏡および楕円面反射鏡の
少なくとも一方もしくはその一部分に、波長選択透過特
性または波長選択反射特性を持たせたので、波長帯域を
任意に選択された照射光が出射する。そのため、被照射
面を目的に応じて必要とする波長帯域の照射光で照射で
きる。その結果、必要に応じて照射光による照射対象物
の劣化を防げる。さらに光源に赤外光が照射されるよう
にでき、光源の発光効率が向上する。
【0066】また、球面反射鏡の少なくとも一部分に、
波長選択透過特性または波長選択反射特性を持たせたの
で、波長帯域を任意に選択された照射光が球面反射鏡で
反射する。そのため、波長帯域を任意に選択された照射
光が出射できる。その結果、被照射面を目的に応じて必
要とする波長帯域の照射光で照射でき必要に応じて照射
光による照射対象物の劣化を防げる。さらに、光源に赤
外光が照射されるようにでき、光源の発光効率が向上す
る。
【0067】また、集光レンズの少なくとも一部分に、
波長選択透過特性または波長選択反射特性を持たせたの
で、波長帯域を任意に選択された照射光が照射でき必要
に応じて照射光による照射対象物の劣化を防げる。さら
に、光源に赤外光が照射されるようにでき、光源の発光
効率が向上する。
【0068】また、楕円面反射鏡と双曲面反射鏡とを複
合曲面で形成するので、構成が簡素化する。そのため、
量産化が可能で取扱いが容易な光学系が実現できる。そ
の結果、製造工程の作業性が向上し製造コストが低下す
る。
【0069】また、楕円面反射鏡と球面反射鏡と双曲面
反射鏡とのうち、少なくとも2つを複合曲面で形成する
ので、構成が簡素化する。そのため、量産化が可能で取
扱いが容易な光学系が実現できる。その結果、製造工程
の作業性が向上し製造コストが低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照射装置の第1の実施例を示す断面図
【図2】本発明の照射装置の第2の実施例を示す断面図
【図3】本発明の照射装置の第3の実施例を示す断面図
【図4】本発明の照射装置の第4の実施例を示す断面図
【図5】(a)は従来の放物面反射鏡を使用した照射装
置の断面図 (b)は同従来の照射装置の正面図
【図6】(a)は従来の楕円面反射鏡を使用した照射装
置の断面図 (b)は同従来の照射装置の正面図
【符号の説明】
11,16,21,27 楕円面反射鏡 12,17a,17b,22,28 双曲面反射鏡 13a,14a,18a,19a,24a,25a,3
0a,31a照射光 13b,14b,18d,19d,24d,25d,3
0b,31b有効光 18b,19b,24b,25b 可視光 18c,19c,24c,25c 赤外光・紫外光 15,20,26,32 光源 23 球面反射鏡 29 平凸レンズ(集光レンズ) 101,102,103,104 開口部 D 第1焦点 E 第2焦点 O 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F21V 13/00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/10 F21S 2/00 F21V 5/00 F21V 7/00 F21V 13/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、光源を一部包囲し、光源からの
    照射光を集光する反射面が楕円面をなす楕円面反射鏡
    と、前記光源からの直射光の一部分および楕円面反射鏡
    からの反射光の一部分の照射方向を変える反射面が双曲
    面をなす双曲面反射鏡とを備え、前記光源を前記楕円面
    反射鏡の一方の焦点もしくは焦点近傍に置き、前記楕円
    面反射鏡が有する2つの焦点と前記双曲面反射鏡が有す
    る2つの焦点とが同一もしくは略同一であるように配置
    前記楕円面反射鏡の光源を置いていない側の焦点もしく
    は焦点近傍を中心とし、かつ反射面が球面をなす球面反
    射鏡を、前記楕円面反射鏡が有する2つの焦点を通る直
    線方向において前記双曲面反射鏡よりも光源側の少なく
    とも一部分に配置し たことを特徴とする照射装置。
  2. 【請求項2】 双曲面反射鏡は、反射面を形成する双曲
    面の漸近線側を反射面としたことを特徴とする請求項1
    記載の照射装置。
  3. 【請求項3】 双曲面反射鏡が楕円面反射鏡2つの焦
    点を通る直線との交点を含む開口部を有することを特徴
    とする請求項1または2記載の照射装置。
  4. 【請求項4】 双曲面反射鏡および楕円面反射鏡の少な
    くとも一方もしくはその一部分が波長選択透過特性ある
    いは波長選択反射特性を有することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の照射装置。
  5. 【請求項5】 球面反射鏡の少なくとも一部分が波長選
    択透過特性あるいは波長選択反射特性を有することを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の照射装
    置。
  6. 【請求項6】 円面反射鏡の少なくとも一部分が赤外
    光および紫外光を透過し可視光を反射するとともに、双
    曲面反射鏡の少なくとも一部分が可視光を透過し、赤外
    光および紫外光を反射する特性を有することを特徴とす
    る請求項1ないしのいずれかに記載の照射装置。
  7. 【請求項7】 球面反射鏡と楕円面反射鏡と双曲面反射
    鏡とのうち、少なくとも2つが複合曲面をなしている
    とを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の照
    射装置。
  8. 【請求項8】 光源と、光源を一部包囲し、光源からの
    照射光を集光する反 射面が楕円面をなす楕円面反射鏡
    と、前記光源からの直射光の一部分および楕円面反射鏡
    からの反射光の一部分の照射方向を変える反射面が双曲
    面をなす双曲面反射鏡とを備え、前記光源を前記楕円面
    反射鏡の一方の焦点もしくは焦点近傍に置き、前記楕円
    面反射鏡が有する2つの焦点と前記双曲面反射鏡が有す
    る2つの焦点とが同一もしくは略同一であるように配置
    し、 前記楕円面反射鏡の一方の焦点近傍に光源を設置し、こ
    の焦点位置と焦点を共有もしくは略共有する 集光レンズ
    を、前記楕円面反射鏡が有する2つの焦点を通る直線上
    において前記楕円面反射鏡の頂部側に設置したことを特
    徴とする照射装置。
  9. 【請求項9】 集光レンズの少なくとも一部分が波長選
    択透過特性あるいは波長選択反射特性を有することを特
    徴とする請求項に記載の照射装置。
  10. 【請求項10】 楕円面反射鏡と双曲面反射鏡とが複合
    曲面をなしていることを特徴とする請求項に記載の照
    射装置。
  11. 【請求項11】 双曲面反射鏡および楕円面反射鏡の少
    なくとも一方もしくはその一部分が波長選択透過特性あ
    るいは波長選択反射特性を有することを特徴とする請求
    8ないし10のいずれかに記載の照射装置。
JP00630293A 1993-01-19 1993-01-19 照射装置 Expired - Fee Related JP3423017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00630293A JP3423017B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 照射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00630293A JP3423017B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 照射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06215605A JPH06215605A (ja) 1994-08-05
JP3423017B2 true JP3423017B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=11634586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00630293A Expired - Fee Related JP3423017B2 (ja) 1993-01-19 1993-01-19 照射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3423017B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4552257B2 (ja) * 2000-03-15 2010-09-29 ソニー株式会社 照明装置
WO2015019824A1 (ja) 2013-08-06 2015-02-12 オリンパス株式会社 光源光学系、ファイバ光源、顕微鏡および自動車用前照灯
US9968416B2 (en) * 2015-12-16 2018-05-15 Novartis Ag Ophthalmic illumination systems, devices, and methods

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06215605A (ja) 1994-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4792486B2 (ja) フレネルレンズライト用、特にスポットライトあるいはフラッドライト用光学系
US7618158B2 (en) Illumination system using filament lamps
JP2980755B2 (ja) 自動車のための照明装置
US4800467A (en) Dimmed headlight, particularly for motor vehicles
JP2020149975A (ja) 少なくとも2つの集光器の被照射面を映し出す発光装置
JP2003065805A (ja) 照明及び表示装置
JP2006114347A (ja) 灯具
JP2005190668A (ja) 車両用灯具ユニット
US6619820B2 (en) Light condensing and collecting systems using lensed light pipes
JP3058251B2 (ja) 照明光学装置
US5681104A (en) Mini-projector beam headlamps
CN211043831U (zh) 一种光学扩束镜和灯具
JP3423017B2 (ja) 照射装置
WO2003054445A1 (en) Searchlight with improved optical density
GB2040431A (en) Illumination system for photo-copying devices
JP2009206082A (ja) 楕円ランプのfナンバーを調整するための光学デバイス
JP3415879B2 (ja) 照射装置
JPH06160613A (ja) 照射装置
JP2009245601A (ja) 照明灯具
JP2000122178A (ja) 照明装置
JPS6227702B2 (ja)
RU2052707C1 (ru) Автомобильная фара
RU2020373C1 (ru) Однорежимная фара транспортного средства
JP2009128444A (ja) 光学装置
RU1461102C (ru) Фара транспортного средства

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees