JP3419801B2 - アーチ構造物 - Google Patents

アーチ構造物

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JP3419801B2
JP3419801B2 JP20438392A JP20438392A JP3419801B2 JP 3419801 B2 JP3419801 B2 JP 3419801B2 JP 20438392 A JP20438392 A JP 20438392A JP 20438392 A JP20438392 A JP 20438392A JP 3419801 B2 JP3419801 B2 JP 3419801B2
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ソシエテ・シビル・デ・ブルベ・ド・アンリ・ビダル
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアーチ構造物、そのよう
な構造物およびそのような構造のある構成要素を組立て
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】構造物の長さに沿って配列された複数の
事前組立式コンクリート、リブ状要素を含むアーチ構造
物を組立てることは日本特許出願第62−9196号か
ら知られている。要素は、おのおのそれぞれの脚の上の
基台で支持された第1および第2列に具備され、第1列
の要素は構造物の路頂で第2列のものと結合している。
路頂では、第1列にある要素は横方向に面している支持
表面を有し、その表面は一般に凹状であって、第2列に
ある要素の一般に凸状の横方向に面している表面を受け
る。
【0003】要素を縦方向に結合させるために、それは
アーチ構造物が組立てられて路頂(せり頭の意、以下同
じ)に接近して裏込めされてから、路頂の頂部に沿う縦
方向のコーピング(coping)を鋳造することを提案し
た。これはコーピングを受けるように、要素の上部表面
の上方向に出る鋳造強化を持つ両列の要素を事前に組立
てる段階を伴う。コーピングは縦方向の結合を与える
が、列間の相対ピボット運動を妨げる剛性ジョイントを
も作り、したがって荷重支持の目的で、対向要素はアー
チの全幅を横切ってわたる単一アーチ部材として働く。
【0004】
【課題を解決するための手段】1つの面から見て、本発
明は構造物の路頂で合う第1および第2列にある構造物
の長さに沿って配列された複数の要素を含むアーチ構造
物を提供し、かつ路頂ジョイントは要素の列間の相対ピ
ボット運動を可能にするように配列され、また路頂で要
素を縦方向に結合するタイ部材を含む。
【0005】アーチ構造物は一般に、トンネルまたはカ
ルバートを形成するのに用いられ、つまり裏込めによっ
てカバーされる。構造物は路頂ジョイントを裏込めする
間に装荷されて、実際に構造物の基部に沿う要素の2列
に対する支持がピボット作用を可能にすることが望まし
い。本発明は、いったん裏込めが完成されると、相対ピ
ボット運動が依然として要素の列と列との間の路頂ジョ
イントで可能にされ、それによって課せられたり定着し
たりする荷重に適合するという利点を持つ。
【0006】つまり、これらの荷重についての設計計算
は、路頂でのピボットまたは「ピン」ジョイントに基づ
いて行われる。実際に、全体として路頂ジョイントがピ
ボット路頂ジョイントを持つものとして実行する相対ピ
ボット運動のごく小量を可能にするだけで事が足りる。
【0007】タイ部材は、要素の1つの列に関して固定
されて、他の列をピボットさせるように配列されるが、
タイ部材は要素の両方の列に関してピボット可能となる
ように配列されることが望ましい。両配列は、相互に関
して対向列にある要素のピボット動作を可能にする。
【0008】第1列にある要素は凸状部分を含むことが
あり、また第2列にある要素は凹状部分を含むことがあ
り、凸状および凹状部分は路頂ジョイントを形成するよ
うに結合している。しかし、各要素には凸状部分と凹状
部分が含まれ、第1列の凸状部分は第2列の凹状部分と
結合し、また第2列の凸状部分は、第1列の凹状部分と
結合して路頂ジョイントを形成し、さらに第1列の要素
は第2列の要素と事実上同一である。これは要素の製造
を簡潔化するが、これらの要素はすべて同一設計に対し
て作られ、他の列の要素と異なる要素を必要としない。
実際に、そのような配列は本発明の独自な重要性を表わ
す。
【0009】つまり、もう1つの面から見ると、本発明
は、構造物の路頂で合う第1および第2列にある構造物
の長さに沿って配列された複数の要素と、要素の列と列
との間の路頂ジョイントとを含むアーチ構造物を提供
し、各要素は凸状部分と凹状部分とを含み、第1列にあ
る凸状部分は第2列にある凹状部分と結合しまたは第2
列にある凸状部分は第1列にある凹状部分と結合して路
頂を形成し、さらに第1列にある要素は第2列にある要
素と事実上同一である。
【0010】各凸状部分は、それぞれの要素に固着され
た管状部材の形をしている。管状部材は一般に断面が円
形であったり、卵形であったりするが、円形であること
が望ましい。それは鋼のような金属で作られ、要素に鋳
造された1個以上の挿入物にボルト付けまたは溶接され
る。要素の列の相対回転が可能にされる縦方向のピボッ
ト軸は管状部材の中央軸に沿ってわたることが望まし
い。
【0011】上記の配列は、構造物を形成する要素の製
造およびそれらの組立てを容易にする。管状部材の使用
は、組立て中に要素を削る公算を減少させる傾向があ
る。要素は、構造物の路頂(路頂縁)で縦方向にわたる
べきそれらの縁に沿う凹状溝と共に鋳造される。要素に
鋳造された挿入物によって、管状部材は溝の中に固着さ
れるが、それはなるべくボルト止めであることが望まし
い。例えば、管状部材は要素の路頂縁の長さの2分の1
と4分の1との間の長さを有する。管状部材は路頂の長
さに沿い縦方向に隔置された間隔であることが望まし
く、また縦方向のタイ部材は管状部材およびその間の縦
方向の空間に置かれる材料によって形成される。適当な
材料は、射出されて次に硬化可能となる非縮みグラウト
である。管状部材間の要素の凹状溝に、かつ材料を置く
前に管状部材の内側にグリスを塗布することが望まし
く、その結果材料はそれがいったん硬化されると溝およ
び管状部材に付着しない。これによって、要素の相対ピ
ボット運動は、タイ部材がこの好適な方法で形成される
ときに可能とされることが保証される。
【0012】路頂に置かれる硬化可能な材料は、例えば
鋼製の縦補強材を備えることが望ましい。例えば、管状
部材を通りかつその間の空間に沿ってわたるように2個
の鋼棒を配列することができる。これらは、材料が置か
れる前に電線などによってそれらを支持することにより
位置ぎめされる。
【0013】要素をギャップにピボットさせるように、
要素の2つの列間にある縦方向のタイ部材の上に縦方向
にわたるギャップが存在することが望ましい。ギャップ
は防水膜で具合よく密封される。好適な実施例では、圧
縮可能な材料は、縦方向のタイ部材の上の、第1列の要
素と第2列の要素との間に配置される。これは、列と列
との間の路頂ジョイントを閉じる一方、その相対ピボッ
ト動作を可能にする。
【0014】2つの列にある要素は、同じ幅であること
が望ましい。対向列にある要素は相互に整合されるが、
本発明の好適な形では、第1列の要素は第2列の要素か
ら縦方向に片寄る。アーチ構造物は常時、第2列の要素
で交互に第1列の要素を取付けることにより、また要素
の縦方向に片寄った配列を与えることにより組立て手順
が簡潔化されるのは、新規に取付けた要素が対向列にあ
る事前取付けの要素に対して配置されるからである。要
素の縦方向に片寄った(または互い違いにされた)配列
を持つアーチ構造物の端を完成させるために、片寄りに
等しい幅(構造物の縦方向の)の要素、例えば2分の1
幅の要素を提供することが常時必要となる。
【0015】なるべく、各要素の凸状部分は路頂で縦方
向にわたる縁の中央に提供されるが、その凸状部分は対
向列にある2つの隣接した凹状部分と結合し、そのよう
な各凹状部分は列にある別の要素に属することが望まし
い。管状部材が与えられる好適実施例の組立中に、1つ
の列にある2つの隣接した要素は対向列にある要素の管
状部材に対して配置され、それらの凹状溝の端は管状部
材にもたれて静止する。この配列は組立てを容易にす
る。
【0016】
【実施例】図1を参照すると、アーチ構造物1は、事前
鋳造されたコンクリート・リブの形をした要素4の第1
の2列と第2の3列とから成っている。要素の各列は、
フーチング6に具備された縦方向の凹部5の中に静止す
る。第1列2にある要素は、1つの要素の幅の半分だけ
第2列3にある要素から縦方向に片寄る。第1列2の端
で、半分幅の要素7は縦方向の片寄りによって残された
ギャップを閉じるために具備される。アーチ構造物の他
端には、もう1つの半分幅の要素が具備されている(図
示されていない)。図1は、クレーン(図示されていな
い)に接続されたホイスト8によって定位置に下げられ
ている第2列3の要素4を示す。
【0017】要素の2つの列はアーチ構造物の路頂で合
って図2−5に詳しく示されている路頂ジョイント9に
よって接続される。第2および第3列の要素は同一であ
り、各要素はその縦方向にわたる縁11の中間で2個の
ボルト10によって固定される鋼パイプ14の形をした
管状部材を備えている。各ボルト10の頭の下にはゴム
・ガスケット60(例えば厚さ3mm)が具備されてい
る。要素の事前鋳造中に、1対の挿入物12がボルト1
0を受けるための縦方向の縁に具備されている。縦方向
の縁11は、その全長にわたる凹状溝13と共に鋳造さ
れる。薄い金属板40は、鋼パイプ14を受けて、パイ
プ14を通して送られる正しい圧縮の分配を保証するた
めに溝13に並ぶ。対向列の要素間の縦方向の片寄りに
より、各要素のパイプ14は対向列にある2個の要素に
対して結合し、かつ隣接要素間で垂直接合15にひろが
っている。
【0018】図2および3は、鋼アングル部材の形をし
た支持部材16の使用を示す。各支持部材16は、ボル
ト17′によってそれぞれの要素1の上部表面にボルト
付けされかつアーチ構造物が裏込めされる前に剪断力を
取り上げるために具備される。いったん、一定量の裏込
めが生じると、対向列にある要素は相互に向かい合うよ
うにされ、支持部材16が除去される。図2および3に
示される建造の段階中、2個の列の相対ピボット作用は
パイプ14と対向要素にある凹状溝との間のローリング
運動によって可能にされる。
【0019】図4および5を参照すれば、いったんすべ
ての要素がアーチ構造物の長さに沿って置かれると、非
収縮グラウトのコア50は、頂部から縦路頂ジョイント
9の長さを通じて置かれる。コア50が置かれる前に、
鋼パイプ14の内側壁にグリースが塗布されるととも
に、凹状溝13にも塗布されるので、コア50によって
与えられる縦方向のタイ部材18は要素4およびそれら
の鋼パイプ14に関して回転可能になる。つまり、完成
されたジョイントでは、相対ピボット運動が要素4の第
1列2と第2列3との間に生じる。
【0020】コア50を置くために、例えばポリエチレ
ンのライナ51のストリップがまず、対面する凹状溝1
3により定められる全体として円筒形の凹部の底に付着
される。1対の鋼強化棒17′は、円筒凹部内に縦方向
に置かれる。棒9の位置ぎめは、例えばそれらをワイヤ
で支持することによって達成することができる。次に、
ジョイントは振動針によって軽く振動されるグロートで
満たされる。グロートは鋼パイプ14の内側を占めると
ともに、路頂ジョイントの長さに沿う隣接パイプ9間の
縦方向の空間にある対向要素の間の円筒形凹部をも占め
る。防水膜19は路頂ジョイントの防水を保証するため
にコア50の上に接着され、また圧縮式材料の帯20は
ジョイントの頂部で要素間のギャップに置かれ、ジョイ
ントの接合を可能にする。
【0021】図6を参照すると、この図は対応する部品
を示すために同じ参照数字が使用される路頂ジョイント
9のもう1つの実施例を示す。この実施例は、圧縮可能
な帯20がまず位置ぎめされ、次に防水膜19が帯およ
び要素4の隣接頂部表面の上に置かれる、さらに、この
実施例にはジョイントの底部で圧縮可能な帯21が含ま
れ、そのような帯21は相互に関して対向列の要素をピ
ボットさせることもできる。
【0022】同じ列にある隣接要素間の垂直ジョイント
15は、水の入来に対して密封される。これは瀝青フェ
ルト、塗布ホットのような防水膜の使用により、または
グーテクスタイル(gootextile)帯の接合によって達成
される。
【0023】各ボルト10の頭がグラウト・コア50の
中に埋込まれ、したがってパイプ14に関するコアの回
転を禁止させる傾向があるように思われることが認めら
れると思う。図4に示されるゴム・ガスケット60の目
的は、路頂ジョイントでの回転中にボルト頭に圧縮可能
なクッションを与えることであり、それによってコア5
0に加わる追加の応力が回避される。実際に、路頂ジョ
イントでの回転運動は微小であり、例えばコア50と、
高さ6.2mおよび幅12mの構造物用の0.2mmの要
素4の縦方向の縁11との間の相対運動を伴う。つま
り、ゴム・ガスケット60が具備されない図6の実施例
でさえ、グラウト・コア50に認められるねじれクラッ
クは生じない。しかし、それが所望されるならば、ボル
ト頭はパテのような変形可能な材料の層でそれを覆うこ
とにより、または例えばプラスチックの周囲方向にわた
るキャップをボルト頭の上に置くことによって、コア5
0から分離されることができる。
【0024】アーチ構造物1を形成するように要素4の
2つの列を組立てる方法について、これから図7および
図8に関して説明することにする。フーチング6は正確
に取付けられ、第1要素4aはフーチング凹部5の中に
置かれる。フーチングの上の要素の重量によって、その
精密な位置ぎめは路頂バーを用いて達成することができ
る。この時点で、要素の最上部は、第1クレーン22に
取付けられたホイスト8により支持されたままとなる。
第2要素4bは、第2クレーン23を用いて位置ぎめさ
れるが、縦方向の片寄りまたは互い違いは1つの要素の
幅(構造物の縦方向の)の半分に等しい。同時に、両ク
レーンは要素4aおよび4bの最上部を一緒にもたらす
ので、それらは路頂で連動する。2個の要素が定位置に
あるが依然としてクレーンにゆるく取付けられている
と、要素は例えば構造物の中央線上に設定された経緯儀
を用いかつ最も近い鋼パイプ9の中央を観測して、正し
く整合することができる。2個の要素が正しく整合され
かつ路頂とフーチングの両方で片寄りされると、両クレ
ーンはそれらの要素を解放することができ、その後次の
要素を位置ぎめするのに1つだけのクレーンで事が足り
る。図8は第3要素4cの位置ぎめを示し、第1の4a
および第2の4bの要素は自己支持状態になっている。
【0025】しかし、要素の1つ(第1の4aまたは第
2の4bの要素)を支持して1つのクレーンを定位置に
保つことが望ましいが、一方では他のクレーンは第3要
素を同じように組立ておよび整合するために第3要素を
取り上げ、次に第4要素が置かれて整合され、また半分
幅のパネル7(図1参照)が取付けられる。いったん、
4つの完全サイズの要素と半分幅の要素が置かれると、
第2クレーンはもはや不要となり、解放される。
【0026】同じ列にある隣接した要素は、例えばホイ
スト8の取付けの場合と同じ挿入物を用いて、以後の要
素の配置前に一緒にワイヤ止めされる。認められると思
うが、要素を組立てかつ路頂ジョイントを完成させるす
べての作業は構造物の外側から行われるので、構造物が
道路や鉄道の上に組立てられるべきならば、交通は建築
中に構造物の下に続くことができる。事前組立式の要素
4を置く割合は、まっすぐなアーチ構造物では毎日30
mの割合であり、または曲線構造物では毎日25直線m
の程度である。
【0027】アーチ構造物の裏込めについて、これから
図9−11に関して説明することにする。締固め状態に
よって定められるアーチ構造物の回りには、4つの異な
る裏込めゾーンがある。ゾーンAは構造物と接触してい
るエンベロープによって定められる。ゾーンは0.40
mに等しい構造物の基部で水平幅「a」を有し、またこ
のゾーンには裏込め材料がどのような締固めもなしにゆ
るく置かれ、アーチ要素4の不要な運動を生じない。
【0028】ゾーンAに隣接するゾーンBは1.60m
の構造物の基部で水平幅「b1 」を有し、1.0mの垂
直幅「b2 」まで減少する。このゾーンの材料は軽い後
退型の締固め機器30を用いて締固めされる。締固め機
器の通過の数は、要素の不整合または構造物にかかる一
様でない装荷の発生を生じることがある締固めを回避す
るために監視される。締固め機器30の重量は一般に1
500kgを越えてはならない。いったん構造物の上の裏
込めの深さが「b2 」を越えると、より大形の締固め機
器31は構造物の上で使用される。図9に見られる通
り、機器31は水平方向にゾーンBの外側の裏込めのよ
り低い段階中に使用される。ゾーンCは矩形によって定
められるが、その縁はアーチ構造物の脚から2mに等し
い水平空間「c」にある。ゾーンCは裏込めの最終レベ
ルまでわたるが、それはこの特定の実施例では、アーチ
の頂部の上で1mに等しい「x」の高さである。ゾーン
Cでは、より強い締固め機器31が使用されるが、振動
は使用されない。機器31は、ゾーンCの垂直境界の外
側であるゾーンDにおいてのみ振動される。
【0029】裏込の材料の型について、領域Eは図10
の陰影線によって示されている。この領域はアーチから
外方に放射状に測定された1mの厚さ「e」を有する
(つまりゾーンAおよびゾーンBの6mが含まれる)。
領域Eでは、材料の最大粒状サイズは150mmであり、
0.080mmの網の目の微粒子の百分率は15%以下で
ある。
【0030】裏込めのすべての段階中に、アーチ構造物
の対向側がほぼ同じ割合で裏込めされることを保証する
注意が肝要である。対向側の間の裏込めの異なるレベル
は、個々の要素4または全体の構造物1の過度の偏心装
荷を回避するために0.5mを越えてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築中のアーチ構造物の斜視図である。
【図2】建築中のアーチ構造物の路頂ジョイントの平面
図である。
【図3】建築中の路頂ジョイントの断面図である。
【図4】完成された路頂ジョイントの断面図である。
【図5】完成される前の路頂ジョイントの平面図であ
り、ジョイントの頂部は依然として露出されている。
【図6】路頂ジョイントのもう1つの実施例の断面図で
ある。
【図7】クレーンにより位置ぎめされるアーチ構造物の
第1の2個の要素の斜視図である。
【図8】位置ぎめされている第3要素の斜視図である。
【図9】その裏込め中のアーチ構造物の部分断面図であ
る。
【図10】裏込めアーチ構造物の断面図である。
【図11】裏込めアーチ構造物の断面図である。
【符号の説明】
1 アーチ構造物 2 第1列 3 第2列 4 要素 4a 第1要素 4b 第2要素 4c 第3要素 5 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンリ・ビダル フランス国、75016 パリ、アブニュ・ ディエナ 2 (56)参考文献 特開 平3−290597(JP,A) 特開 平3−191200(JP,A) 特開 昭54−38633(JP,A) 欧州特許出願公開295175(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 9/06 E02D 29/05 E02F 5/10 F16L 1/038

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続しかつ隣接して第1水平列に配列さ
    れた複数の湾曲プレキャストコンクリート要素と、連続
    しかつ隣接して第2水平列に配列された複数の湾曲プレ
    キャストコンクリート要素を含んでなり水平方向に連続
    して延伸するアーチ構造物であって、前記第1及び第2
    水平列の前記各湾曲プレキャストコンクリート要素はア
    ーチ構造物のせり頭に向かって縦方向に延伸し、前記第
    1水平列の前記各湾曲プレキャストコンクリート要素
    と、該要素と対向する少なくとも1つの前記第2水平列
    の前記湾曲プレキャストコンクリート要素が前記アーチ
    構造物せり頭の位置に位置する要素上端部で対向し係合
    して、前記第1及び第2水平列の複数の湾曲プレキャス
    トコンクリート要素が前記アーチ構造物を形成するアー
    チ構造物において、 前記第1水平列の各湾曲プレキャストコンクリート要素
    と、該要素と対向する前記第2水平列の少なくとも1つ
    の湾曲プレキャストコンクリート要素は、これらの対向
    する湾曲プレキャストコンクリート要素が相対的にピボ
    ット運動できるように、前記第1水平列の該湾曲プレキ
    ャストコンクリート要素の上端面と、該上端面に対向す
    る前記第2水平列の該少なくとも1つの湾曲プレキャス
    トコンクリート要素の上端面の間に配設された少なくと
    も1つのヒンジを介して連結されてせり頭を形成し、か
    つ、 前記第1水平列に配列された前記複数の湾曲プレキャス
    トコンクリート要素を互いに連結し、かつ、前記第2水
    平列に配列された前記複数の湾曲プレキャストコンクリ
    ート要素を互いに連結するタイ部材を前記第1及び第2
    水平列の該複数の湾曲プレキャストコンクリート要素の
    前記対向上端面間に水平に延伸させたアーチ構造物。
  2. 【請求項2】 前記タイ部材を前記第1及び第2水平列
    の前記複数の湾曲プレキャストコンクリート要素に対し
    て回転可能に設けた請求項1のアーチ構造物。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2水平列のすべての湾曲
    プレキャストコンクリート要素は同一であり、該各プレ
    キャストコンクリート要素の前記上端面は該上端面の水
    平長さの一部に沿って延伸する突出部とくぼみ部を有
    し、前記第1水平列の各湾曲プレキャストコンクリート
    要素の該突出部は前記第2水平列の前記対向する湾曲プ
    レキャストコンクリート要素のくぼみ部と係合し、前記
    突出部とくぼみ部は前記ヒンジを形成するように設けた
    請求項1又は2のアーチ構造物。
  4. 【請求項4】 前記突出部は、前記各湾曲プレキャスト
    コンクリート要素に取り付けられた管状部材である請求
    項3のアーチ構造物。
  5. 【請求項5】 前記第1水平列の前記湾曲プレキャスト
    コンクリート要素と前記第2水平列の前記湾曲プレキャ
    ストコンクリート要素間の相対ピボット運動が前記管状
    部材の長手方向中心軸回りになされるように設けた請求
    項4のアーチ構造物。
  6. 【請求項6】 前記管状部材はアーチ構造物の水平に延
    伸する前記せり頭において離間して配設され、かつ、前
    記タイ部材は、前記管状部材内及び前記管状部材間のス
    ペースに置かれた材料から構成されている請求項3又は
    4のアーチ構造物。
  7. 【請求項7】 前記第1水平列の前記湾曲プレキャスト
    コンクリート要素は、該湾曲プレキャストコンクリート
    要素の幅の半分だけ前記第2水平列の前記湾曲プレキャ
    ストコンクリート要素から水平方向にずれている請求項
    3乃至6のいずれか1つに記載されたアーチ構造物。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2水平列の前記各湾曲プ
    レキャストコンクリート要素の前記突出部は前記上端面
    の水平方向中心部に位置し、かつ、前記各水平列の前記
    湾曲プレキャストコンクリート要素の前記突出部は対向
    水平列の隣接する2つの各湾曲プレキャストコンクリー
    ト要素の前記上端面の1つの水平方向端部に位置する前
    記くぼみ部要素と係合する請求項7のアーチ構造物。
  9. 【請求項9】 前記水平に延伸するタイ部材の上方にお
    いて前記第1及び第2水平列の前記湾曲プレキャストコ
    ンクリート要素の前記対向する上端面間に圧縮可能な材
    料を介在させた請求項1乃至8のいずれか1つに記載の
    アーチ構造物。
  10. 【請求項10】 連続しかつ隣接して第1水平列に配列
    された複数の湾曲プレキャストコンクリート要素と、連
    続しかつ隣接して第2水平列に配列された複数の湾曲プ
    レキャストコンクリート要素を含んでなり水平方向に連
    続して延伸するアーチ構造物であって、前記第1及び第
    2水平列の前記各湾曲プレキャストコンクリート要素は
    アーチ構造物のせり頭に向かって縦方向に延伸し、前記
    第1水平列の前記各湾曲プレキャストコンクリート要素
    と、該要素と対向する少なくとも1つの前記第2水平列
    の前記湾曲プレキャストコンクリート要素が前記アーチ
    構造物せり頭の位置に位置する要素上端部で対向し係合
    して、前記第1及び第2水平列の複数の湾曲プレキャス
    トコンクリート要素が前記アーチ構造物を形成するアー
    チ構造物において、 前記第1及び第2水平列の各湾曲プレキャストコンクリ
    ート要素はヒンジとして働く突出部と、くぼみ部を備え
    る上端面を有し、一方の水平列の各湾曲プレキャストコ
    ンクリート要素の該突出部が対向する他方の水平列の少
    なくとも1つの湾曲プレキャストコンクリート要素の該
    くぼみ部と係合して前記第1及び第2水平列の対向する
    湾曲プレキャストコンクリート要素が相対的にピボット
    運動を行うことができるように設け、かつ、前記第1及
    び第2水平列のすべての湾曲プレキャストコンクリート
    要素は同一であるアーチ構造物。
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