JP3418323B2 - 骨接合用スクリュー - Google Patents

骨接合用スクリュー

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JP3418323B2 JP24954697A JP24954697A JP3418323B2 JP 3418323 B2 JP3418323 B2 JP 3418323B2 JP 24954697 A JP24954697 A JP 24954697A JP 24954697 A JP24954697 A JP 24954697A JP 3418323 B2 JP3418323 B2 JP 3418323B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スクリュー頭部の
破損を防止して生体骨にしっかりとねじ込むことができ
る生体内分解吸収性の骨接合用スクリューに関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、整形外科、形成外科、胸部外
科、口腔外科等の外科分野では、骨折部分の整復や固定
を目的とする骨接合用デバイスとして、金属製あるいは
セラミックス製のスクリュー等が使用されている。 【0003】しかし、従来の金属製あるいはセラミック
ス製のスクリューは弾性率が高いため、周囲骨の強度を
低下させるなどの問題があり、特に、金属製のスクリュ
ーは金属イオンの溶出によって生体を損傷する恐れがあ
るため、骨折が治癒した時点で早期にそれを体内から取
り出す再手術をしなければならないという問題があっ
た。 【0004】そこで、本出願人は、生体内分解吸収性の
ポリ乳酸からなる骨接合用スクリューを開発した。この
骨接合用スクリューは生体骨と同程度の初期強度を備
え、骨折部分が治癒した後は生体内で加水分解されて完
全に吸収されるため、再手術を行う必要がなく、特に、
バイオセラミックス粉体を含有させたスクリューは生体
骨との結合性があり、分解速度も速いという優れたもの
であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】けれども、バイオセラ
ミックス粉体を含有させた骨接合用スクリューは、ポリ
乳酸のみからなるスクリューに比べると硬くて靱性が不
足するため、例えばスクリュー頭部に十字溝を形成して
プラスのドライバーの先端を差込んで回したり、スクリ
ュー頭部に六角穴を形成して六角レンチを差込んで回し
たりすると、十字溝が欠けたりスクリュー頭部が割れた
りして、スクリューを生体骨に最後までねじ込めないこ
とがあった。 【0006】また、骨接合用スクリューが小さかった
り、或はポリ乳酸のみからなっていて軟らかったりした
場合には、スクリュー頭部が変形したり、スクリュー頭
部の十字溝がつぶれたりして、スクリューを最後までね
じ込めないことがあった。 【0007】そこで本出願人は、図5に示すように骨接
合用スクリュー101の頭部102を正方形の平面形状
を有する角頭状に形成し、図6に示すように角穴部10
3を先端に設けた専用のドライバー104を用いて、そ
の角穴部103を図5(c)に示すようにスクリュー頭
部102に被嵌し、ドライバー104を回転させてスク
リュー101を生体骨105にねじ込むようにした。 【0008】このようにすると、ねじ込みの途中で角頭
状のスクリュー頭部102が割れてねじ込み不能になる
ことはない。けれども、ねじ込みの最終段階でドライバ
ー104の先端(角穴部103の先端開口縁)が生体骨
105に当たり、最後のひと締めができないため、強く
締付けて固定力を増すことが困難であった。かといっ
て、ドライバー104の先端が生体骨105に当たらな
いように角穴部103をスクリュー頭部102に浅く被
嵌すると、滑りやすくなって大きい回転トルクをスクリ
ュー頭部102にかけにくくなり、やはり大きい回転ト
ルクで最後のひと締めをすることが困難であった。 【0009】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、スクリュー頭部が割れた
り欠けたりせず、大きい回転トルクで最後のひと締めを
して固定力を増すことができる生体内分解吸収性の骨接
合用スクリューを提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の骨接合用スクリューは、バイオセラミックス粉体を
含有させた生体内分解吸収性ポリマーよりなるスクリュ
ーであって、スクリュー頭部の下部をその外周面が外側
に膨出する円錐台形となし、このスクリュー頭部の上部
に、ドライバー先端の外筒部を被嵌する凸部を形成する
と共に、該凸部の中央に、ドライバー先端の内芯部を嵌
込む凹穴を形成して、ドライバー先端の外筒部と内芯部
とで該凸部を外側と内側から挟持するようにしたもので
ある。そして、該凸部に被嵌したドライバー先端の外筒
部の内側面と該凸部の外側面とが周方向に係合するよう
にすると共に、該凹穴に嵌込んだドライバー先端の内芯
部の外側面と該凹穴の内側面とが周方向に係合するよう
にしたものである。 【0011】本発明の骨接合用スクリューは、ドライバ
ー先端の外筒部の内側面とスクリュー頭部の凸部の外側
面、及び、ドライバー先端の内芯部の外側面とスクリュ
ー頭部の凹穴部の内側面とがそれぞれ周方向に係合して
回転トルクがスクリューへ伝えられ、生体骨にねじ込ま
れるものであるが、このスクリューは、スクリュー頭部
の凸部に被嵌したドライバー先端の外筒部と、該凸部中
央の凹穴に嵌込んだドライバー先端の内芯部とによっ
て、該凸部が外側と内側から挟持された状態でねじ込ま
れるため、該凸部に大きい回転トルクがかかっても、該
凸部が割れたり欠けたりすることはない。また、凸部が
つぶれてドライバーが空回りすることもない。 【0012】そして、スクリュー頭部の凸部にのみドラ
イバー先端の外筒部が被嵌され、スクリュー頭部の全体
に外筒部が被嵌されることはないため、ねじ込みの最終
段階においてドライバーの外筒部の先端が生体骨に当た
ることはなく、大きい回転トルクで最後のひと締めをし
て固定力を増すことができる。 【0013】なお、これらの骨接合用スクリューはいず
れも生体内分解吸収性ポリマーよりなるスクリューであ
り、生体内で加水分解されて完全に吸収されるものであ
るから、骨折部分の治癒後に再手術をして体外へ取出す
必要が全くないことは言うまでもない。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を説明する。 【0015】図1は本発明の一実施形態に係る骨接合用
スクリューを示すもので、(a)は同スクリューの正面
図、(b)は同スクリューの平面図、(c)は同スクリ
ューを生体骨にねじ込んだところを示す部分断面図であ
り、図2は同スクリューの専用ドライバーの部分斜視図
である。 【0016】図1に示す骨接合用スクリューは、バイオ
セラミックス粉体を含有させた生体内分解吸収性ポリマ
ーよりなるスクリューであって、スクリュー頭部2と軸
部3を有し、軸部3の全長に亘ってネジ山4を形成した
ものである。 【0017】このスクリュー頭部2の上部には、図2に
示す専用ドライバー10の先端の外筒部11を被嵌する
凸部5が形成されており、この凸部5の中央には、専用
ドライバー10の先端の内芯部12を嵌込む凹穴6が形
成されている。なお、スクリュー頭部2の下部は軸部3
より漸次拡径し、外周面2aが外側に膨出している円錐
台形をなしている。 【0018】図1(b)に示すように、凸部5は四隅の
角がとれた略正方形の平面形状を有する角ブロック状に
形成されており、凹穴6は正方形の平面形状を有する角
穴に形成されている。そして、これに対応して、専用ド
ライバー先端の外筒部11は四隅の角がとれた略正方形
の平面形状の角穴を有する筒状に形成されており、内芯
部12は正方形の平面形状を有する角柱状に形成されて
いる。 【0019】従って、この専用ドライバー10の外筒部
11をスクリュー頭部2の凸部5に被嵌すると共に、専
用ドライバー10の内芯部12を該凸部5の凹穴6に嵌
込むと、スクリュー頭部2の凸部5が専用ドライバー先
端の外筒部11と内芯部12によって外側と内側から挟
持された状態となる。そして、専用ドライバー10を回
転させると、スクリュー頭部2の凸部5の四方の外側面
5aと専用ドライバー10の外筒部11の四方の内側面
11aとが周方向(回転方向)に係合すると共に、スク
リュー頭部2の凹穴6の四方の内側面6aと専用ドライ
バー10の内芯部12の四方の外側面12aとが周方向
(回転方向)に係合して、回転トルクが専用ドライバー
10からスクリュー頭部2の凸部5に伝わり、スクリュ
ー1が生体骨7にねじ込まれる。 【0020】上記のように回転トルクがスクリュー頭部
2の凸部5にかかっても、該凸部5は専用ドライバーの
外筒部11と内芯部12によって外側と内側から挟持さ
れているので、該凸部5が割れたり欠けたりすることは
なく、また外筒部11や内芯部12が滑って空回りする
こともない。 【0021】しかも、専用ドライバーの外筒部11はス
クリュー頭部2の凸部5にのみ被嵌され、スクリュー頭
部2の全体に被嵌されることはないため、図1(c)に
示すように、ねじ込みの最終段階において専用ドライバ
ー10の外筒部11の先端が生体骨7に当たることはな
い。従って、大きい回転トルクで最後のひと締めをし、
スクリュー頭部2の円錐台形の外周面2aで生体骨7を
しっかりと締付けて固定力を増すことができる。 【0022】上記の骨接合用スクリュー1では、スクリ
ュー頭部2の凸部5の外側面5aと専用ドライバー10
の外筒部11の内側面11aとが周方向に係合すると共
に、スクリュー頭部2の凹穴6の内側面6aと専用ドラ
イバー10の内芯部12の外側面12aとが周方向に係
合するように構成しているが、例えば、スクリュー頭部
2の凸部5を円形ブロック状に形成し、これに対応して
専用ドライバー10の外筒部11を丸穴を有する筒状に
形成することによって、スクリュー頭部の凸部5の外側
面と専用ドライバーの外筒部11の内側面とが周方向に
係合しないように構成し、スクリュー頭部2の凹穴6の
内側面6aと専用ドライバーの内芯部12の外側面12
aとの係合のみで回転トルクをスクリュー頭部2へ伝え
るように構成してもよい。また、これとは逆に、スクリ
ュー頭部2の凹穴6を丸穴に形成し、これに対応して専
用ドライバー10先端の内芯部12を円柱状に形成する
ことによって、スクリュー頭部2の凹穴6の内側面と専
用ドライバーの内芯部12の外側面とが周方向に係合し
ないように構成し、スクリュー頭部2の凸部5の外側面
5aと専用ドライバーの外筒部11の内側面11aとの
係合のみで、回転トルクをスクリュー頭部2へ伝えるよ
うに構成してもよい。 【0023】このような構成においても、スクリュー頭
部2の凸部5は、専用ドライバーの外筒部11と内芯部
12とにより外側と内側から挟持されるから、該凸部5
が割れたり欠けたり、或は滑ったりすることはない。 【0024】このような骨接合用スクリューの材料とな
る生体内分解吸収性ポリマーは、初期の粘度平均分子量
が15万〜60万程度、好ましくは20万〜55万程度
のポリ乳酸や乳酸−グリコール酸共重合体が好適であ
り、特にハイドロキシアパタイトやその他のバイオセラ
ミックス粉体を10〜60重量%程度含有させたものは
一層好適に使用される。 【0025】バイオセラミックス粉体を含有させた生体
内分解吸収性ポリマーからなる骨接合用スクリューは、
生体骨にねじ込むと短期間のうちに、バイオセラミック
ス粉体の骨細胞誘導形成作用によって生体骨と結合する
ため、生体骨に外力が作用してもスクリューに緩みなど
を生じる恐れがなくなり、また、バイオセラミックス粉
体によって生体内での見掛け上の加水分解速度も速くな
る利点がある。 【0026】本発明の骨接合用スクリューは、上述の生
体内分解吸収性ポリマーを溶融成形して該成形体を切削
加工するか、或は、該成形体を更に2〜8倍程度に一軸
延伸して分子鎖を延伸配向させ、この延伸配向体を切削
加工するか、或は、上記の成形体を圧縮成形して分子鎖
(結晶)を斜めに配向させ、この圧縮配向成形体を切削
加工することによって製造される。 【0027】このように延伸配向させたり圧縮配向させ
ると、得られる骨接合スクリューの強度が向上し、特に
圧縮配向させる場合は、緻密質で種々の方向の外力や捻
り力に対して大きい強度を有する骨接合スクリューを製
造できる利点がある。 【0028】図3は本発明の他の実施形態に係る骨接合
用スクリューを示すもので、(a)は同スクリューの正
面図、(b)は同スクリューの平面図、(c)は同スク
リューを生体骨にねじ込んだところを示す部分断面図で
あり、図4は同スクリューの専用ドライバーの部分斜視
図である。 【0029】図3に示す生体内分解吸収性ポリマーから
なる骨接合用スクリュー1は、スクリュー頭部2と軸部
3を有し、軸部3の途中から先端に亘ってネジ山4が形
成されている。そして、スクリュー頭部2には、図4に
示す専用ドライバー10の先端の外筒部11を被嵌する
凸部5が形成され、この凸部5の中央には、専用ドライ
バー10の先端の内芯部12を嵌込む凹穴6が形成され
ている。 【0030】図3(b)に示すように、スクリュー頭部
2の凸部5は、四つのU字溝5bを外側面5aに有する
平面が略円形の円形ブロック状に形成され、凹穴6は正
方形の平面形状を有する角穴に形成されている。そし
て、これに対応して、専用ドライバー先端の外筒部11
は、四つの凸条11bが内側面に突出した丸穴を有する
筒状に形成され、内芯部12は正方形の平面形状を有す
る角柱状に形成されている。 【0031】従って、この専用ドライバー10の外筒部
11をスクリュー頭部2の凸部5に被嵌すると共に、専
用ドライバー10の内芯部12を該凸部5の凹穴6に嵌
込むと、スクリュー頭部2の凸部5が専用ドライバー先
端の外筒部11と内芯部12によって外側と内側から挟
持された状態となり、この状態で専用ドライバー10を
回転させると、スクリュー頭部2の凸部5の外側面5a
におけるU字溝5bと専用ドライバー10の外筒部11
の内側面11aにおける凸条11bとが周方向(回転方
向)に係合すると共に、スクリュー頭部2の凹穴6の四
方の内側面6aと専用ドライバー10の内芯部12の四
方の外側面12aとが周方向(回転方向)に係合して、
回転トルクが専用ドライバー10からスクリュー頭部2
の凸部5に伝わり、スクリュー1が生体骨7にねじ込ま
れる。 【0032】上記のように回転トルクがスクリュー頭部
2の凸部5にかかっても、該凸部5は専用ドライバーの
外筒部11と内芯部12によって外側と内側から挟持さ
れているので、該凸部5が割れたり欠けたりすることは
なく、また外筒部11や内芯部12が滑って空回りする
こともない。そして、専用ドライバーの外筒部11はス
クリュー頭部2の凸部5にのみ被嵌され、図3(c)に
示すように、ねじ込みの最終段階において専用ドライバ
ー10の外筒部11の先端が生体骨7に当たることはな
いので、大きい回転トルクで最後のひと締めをして、ス
クリュー頭部2の円錐台形の外周面2aで生体骨7をし
っかりと締付けて固定力を増すことができる。 【0033】尚、この図3に示す骨接合用スクリュー1
においても、例えばスクリュー頭部2の凹穴6を丸穴に
形成し、これに対応して専用ドライバー10先端の内芯
部12を円柱状に形成することによって、スクリュー頭
部2の凹穴6の内側面と専用ドライバーの内芯部12の
外側面とが周方向に係合しないように構成し、スクリュ
ー頭部2の凸部5の外側面5aにおけるU字溝5bと専
用ドライバーの外筒部11の内側面11aにおける凸条
11bとの係合のみで、回転トルクをスクリュー頭部2
へ伝えるように構成してもよい。また、これとは逆に、
スクリュー頭部2の凸部5をU字溝のない円形ブロック
状に形成し、これに対応して専用ドライバー10の外筒
部11を凸条がない丸穴を有する円筒状に形成すること
によって、スクリュー頭部の凸部5の外側面と専用ドラ
イバーの外筒部11の内側面とが周方向に係合しないよ
うに構成し、スクリュー頭部2の凹穴6の内側面6aと
専用ドライバーの内芯部12の外側面12aとの係合の
みで回転トルクをスクリュー頭部2へ伝えるように構成
してもよい。 【0034】この図3に示す骨接合用スクリュー1の材
質や製造方法は、前述した図1の骨接合スクリューと同
様であるので説明を省略する。 【0035】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の骨接合用スクリューは、大きな回転トルクを加えても
スクリュー頭部の凸部が割れたり欠けたりすることがな
く、ねじ込みの最終段階において最後のひと締めをして
固定力を増すことができるものであり、生体内分解吸収
性であるから再手術によって体外に取出す必要もない等
の顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係る骨接合用スクリュー
を示すもので、(a)は同スクリューの正面図、(b)
は同スクリューの平面図、(c)は同スクリューを生体
骨にねじ込んだところを示す部分断面図である。 【図2】同スクリューの専用ドライバーの部分斜視図で
ある。 【図3】本発明の他の実施形態に係る骨接合用スクリュ
ーを示すもので、(a)は同スクリューの正面図、
(b)は同スクリューの平面図、(c)は同スクリュー
を生体骨にねじ込んだところを示す部分断面図である。 【図4】同スクリューの専用ドライバーの部分斜視図で
ある。 【図5】本出願人が開発した従来の骨接合用スクリュー
を示すもので、(a)は同スクリューの正面図、(b)
は同スクリューの平面図、(c)は同スクリューを生体
骨にねじ込んだところを示す部分断面図である。 【図6】同スクリューの専用ドライバーの部分斜視図で
ある。 【符号の説明】 1 骨接合用スクリュー 2 スクリュー頭部 3 軸部 4 ネジ山 5 凸部 5a 凸部の外側面 5b 凸部の外側面におけるU字溝 6 凹穴 6a 凹穴の内側面 10 ドライバー 11 外筒部 11a 外筒部の内側面 11b 外筒部の内側面における凸条 12 内芯部 12a 内芯部の外側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−14192(JP,U) 実開 昭50−13066(JP,U) 実開 昭56−127414(JP,U) 実開 昭53−47463(JP,U) 実開 昭54−10088(JP,U) 実公 昭13−4964(JP,Y1) 特表 平7−509619(JP,A) 国際公開97/015762(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/58 310 A61L 27/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】バイオセラミックス粉体を含有させた生体
    内分解吸収性ポリマーよりなるスクリューであって、ス
    クリュー頭部の下部をその外周面が外側に膨出する円錐
    台形となし、このスクリュー頭部の上部に、ドライバー
    先端の外筒部を被嵌する凸部を形成すると共に、該凸部
    の中央に、ドライバー先端の内芯部を嵌込む凹穴を形成
    して、ドライバー先端の外筒部と内芯部とで該凸部を外
    側と内側から挟持するようにし、該凸部に被嵌したドラ
    イバー先端の外筒部の内側面と該凸部の外側面とが周方
    向に係合するようにすると共に、該凹穴に嵌込んだドラ
    イバー先端の内芯部の外側面と該凹穴の内側面とが周方
    向に係合するようにしたことを特徴とする骨接合用スク
    リュー。
JP24954697A 1997-08-29 1997-08-29 骨接合用スクリュー Expired - Lifetime JP3418323B2 (ja)

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