JP3417814B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3417814B2
JP3417814B2 JP28182997A JP28182997A JP3417814B2 JP 3417814 B2 JP3417814 B2 JP 3417814B2 JP 28182997 A JP28182997 A JP 28182997A JP 28182997 A JP28182997 A JP 28182997A JP 3417814 B2 JP3417814 B2 JP 3417814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御回路がインバ
ータ主回路に制御信号を出力することによって負荷の駆
動制御が行われるインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のインバータ装置の一例
を示すものである。この図10において、駆動側の電源
端子1は、三相の交流電源(例えば200Vまたは40
0V)2に接続されるものであり、その各端子1R,1
S,1Tは、ダイオードブリッジで構成される駆動側整
流回路3の交流入力端子に接続されている。駆動側整流
回路3の直流出力端子は、正側及び負側の直流母線4a
及び4bに接続されている。
【0003】直流母線4a,4b間には、平滑コンデン
サ5と共に、トランジスタなどのスイッチング素子が三
相ブリッジ接続されたインバータ主回路6の入力端子に
接続されている。インバータ主回路6の各相出力端子
は、負荷たる誘導電動機7の各相巻線に夫々接続されて
いる。
【0004】また、制御側の電源端子8は、交流電源2
とは独立である三相の交流電源9の内、任意の二相に接
続されるものであり、その各端子8a,8bは、ダイオ
ードブリッジで構成される制御側整流回路10の交流入
力端子に接続されている。制御側整流回路10の直流出
力端子は、正側及び負側の直流母線11a及び11bを
介して、DC/DCコンバータ12の入力端子に接続さ
れている。また、直流母線11a及び11b間には、平
滑コンデンサ13が接続されている。
【0005】DC/DCコンバータ12の出力端子は、
マイクロコンピュータを中心として構成される制御回路
14の電源入力端子に接続されており、DC/DCコン
バータ12は、制御回路14に5V程度の制御用電源を
供給するようになっている。そして、制御回路14の出
力端子は、インバータ主回路6を構成する各スイッチン
グ素子の制御入力端子に接続されており、制御回路14
は、インバータ主回路6の各スイッチング素子に制御信
号を出力するようになっている。
【0006】以上のように構成されているインバータ装
置15は、例えば、単独で使用される場合には、インバ
ータ主回路6側に供給する駆動用電源と、制御回路14
側に供給する制御用電源とを生成するための交流電源を
共通化するのが通常である。斯様な場合は、電源端子1
に交流電源2を接続すると共に、電源端子1の端子1
R,1Tと、電源端子8の端子8a,8bとを短絡して
使用するようになっている。
【0007】一方、複数のインバータ装置15を使用し
て、各制御回路14間を通信ネットワークで接続し、プ
ログラマブルコントローラなどで複数の誘導電動機7の
運転を統括的に制御するシステムを構築する場合には、
駆動用電源と制御用電源とを生成するための交流電源を
分離したいという要請がある。
【0008】何故なら、何れかのインバータ装置15に
おいて何らかの故障や異常状態が発生した場合には、そ
のインバータ装置15に対する電源の供給を停止する必
要があり、交流電源を共通化していると制御用電源の供
給も断たれてしまうことになる。その場合、プログラマ
ブルコントローラは、制御回路14を介した故障や異常
状態に関する情報の収集を行うことができなくなるから
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インバ
ータ装置15において、交流電源を共通化して使用する
場合には、本来は、DC/DCコンバータ12の入力端
子を駆動側整流回路3の直流出力端子に接続すれば良
い。従って、この場合、制御側整流回路10は実質的に
無駄になっており、インバータ装置15のコストを上昇
させているという問題があった。本発明は上記課題を解
決するものであり、その目的は、用途に応じて最低限必
要な要素で構成することが可能なインバータ装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のインバータ装置は、交流電源を整流
する駆動側整流回路と、この駆動側整流回路の出力端子
間に接続されるインバータ主回路と、このインバータ主
回路に制御信号を出力する制御回路と、この制御回路に
制御用電源を供給するDC/DCコンバータと、このD
C/DCコンバータの入力端子及び前記駆動側整流回路
の出力端子が夫々接続された端子を有する制御電源用コ
ネクタとを備え、前記交流電源を共通化して使用する場
合には、前記駆動側整流回路の直流出力を前記DC/D
Cコンバータの入力端子に与えるように構成された接続
装置が前記制御電源用コネクタに接続され、もう1つの
交流電源を使用する場合には、そのもう1つの交流電源
を整流する制御側整流回路を備え、その制御側整流回路
の直流出力を前記DC/DCコンバータの入力端子に与
えるように構成された整流装置が前記制御電源用コネク
タに接続されることを特徴とする。
【0011】斯様に構成すれば、交流電源を共通化して
使用する場合には、接続装置を制御電源用コネクタに接
続することにより、駆動側整流回路の直流出力がDC/
DCコンバータの入力端子に与えられ、DC/DCコン
バータは、前記直流出力から制御用電源を生成して制御
回路に供給する。また、もう1つの交流電源を使用する
場合には、整流装置を制御電源用コネクタに接続するこ
とにより、整流装置が有する制御側整流回路が前記もう
1つの交流電源を整流し、その制御側整流回路の直流出
力がDC/DCコンバータの入力端子に与えられる。
【0012】従って、交流電源を共通化する場合に無用
となる部品を予め内蔵しないので低コストで構成でき、
また、交流電源を分離する場合は、整流装置を制御電源
用コネクタに接続すれば、駆動用電源とは全く独立した
制御用電源を制御回路に供給することができる。
【0013】この場合、請求項2に記載したように、整
流装置に、制御電源用コネクタに接続するための接続用
コネクタと、制御側整流回路の直流出力端子間に接続さ
れる平滑コンデンサと、この平滑コンデンサの両端に接
続される放電用抵抗とを備えるのが好ましい。斯様に構
成すれば、整流装置を制御電源用コネクタから切り離し
た場合に、平滑コンデンサに残留している電荷は放電用
抵抗を介して放電されるので、作業者などが不用意に接
続用コネクタに触れた場合でも、安全性が確保される。
【0014】また、請求項3に記載したように、整流装
置に、制御側整流回路の交流入力端子間の電圧が所定電
圧以上の場合に、制御側整流回路の直流出力を前記接続
用コネクタの端子に出力するように構成された直流出力
制御手段を備えるのが好適である。
【0015】斯様に構成すれば、整流装置が制御電源用
コネクタに接続されることにより、もう1つの交流電源
が制御側整流回路の交流入力端子間に印加され、その電
圧が所定電圧以上になると、直流出力制御手段によって
制御側整流回路の直流出力が接続用コネクタの端子に出
力される。
【0016】従って、整流装置を制御電源用コネクタか
ら切り離した場合に、平滑コンデンサに残留している電
荷が放電し切っていない状態でも、その状態では、制御
側整流回路の直流出力は接続用コネクタの端子に出力さ
れないので、安全性がより高められる。
【0017】更に、請求項4に記載したように、整流装
置に、平滑コンデンサを複数備えると共に、制御側整流
回路の交流入力端子間の電圧に応じて、前記複数の平滑
コンデンサの接続を直列,並列に切替える直並列接続切
替え手段を備えると良い。
【0018】斯様に構成すれば、例えば、もう1つの交
流電源の電圧が高い場合には、複数の平滑コンデンサの
接続を直列にしておき、前記交流電源の電圧が低い場合
には、複数の平滑コンデンサの接続を並列にすることに
よって、前記交流電源電圧が低い場合に対応して平滑容
量を増加させ、電流リップルの増加を抑制できる。
【0019】また、請求項5に記載したように、整流装
置に、平滑コンデンサを複数備え、制御電源用コネクタ
を、インバータ主回路の定格入力が所定電圧以上の場合
は、前記複数の平滑コンデンサの接続を直列にするよう
に構成し、インバータ主回路の定格入力が所定電圧未満
の場合は、前記複数の平滑コンデンサの接続を並列にす
るように構成しても良い。
【0020】斯様に構成すれば、インバータ主回路の定
格入力、即ち、交流電源電圧に応じて異なる仕様に対応
して制御電源用コネクタも上記のように構成されるの
で、整流装置を接続するだけで、複数の平滑コンデンサ
の接続が、交流電源電圧に応じて自動的に直列,並列に
切替わる。従って、整流装置の構成が異なる定格入力に
ついて共通化される。
【0021】請求項6に記載したように、整流装置に、
接続用コネクタが制御電源用コネクタに接続されている
場合は、平滑コンデンサの放電時定数を大きく設定し、
接続用コネクタが制御電源用コネクタに接続されていな
い場合は、平滑コンデンサの放電時定数を小さく設定す
るように切替える時定数設定切替え手段を備えても良
い。
【0022】斯様に構成すれば、時定数設定切替え手段
は、整流装置の接続用コネクタが制御電源用コネクタに
接続されていない場合は、平滑コンデンサの放電時定数
を小さく設定するように切替えるので、整流装置が制御
電源用コネクタから切り離されると放電時定数が小さく
なり、平滑コンデンサの残留電荷は急速に放電される。
従って、安全性が一層高められる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1乃至図3を参照して説明する。尚、図10と同一
部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部
分についてのみ説明する。図1は、インバータ装置21
の電気的構成を示すものである。この図1において、イ
ンバータ装置21には、6ピンの制御電源用コネクタ
(以下、単にコネクタと称す)22が配設されている。
また、制御側整流回路8及び平滑コンデンサ11は、削
除されている。
【0024】コネクタ22の端子22a,22fは、制
御側の電源端子8の端子8a,8bに夫々接続され、端
子22b,22eは、DC/DCコンバータ12の入力
端子に夫々接続されている。また、端子22c,22d
は、駆動側の直流母線4a,4bに夫々接続されてい
る。以上がインバータ装置21の本体21aを構成して
いる。
【0025】図2は、インバータ主回路6に供給する駆
動用電源及び制御回路14に供給する制御用電源を生成
するための交流電源を共通化する場合に使用される接続
装置23の電気的構成を示すものである。接続装置23
は、コネクタ22に接続された場合に、電気的に接続さ
れている端子23b−23c間及び端子23d−23e
間によって、コネクタ22の端子22b−22c間及び
端子22d−22e間を夫々短絡するように構成されて
いる。そして、この場合、駆動側の電源端子1に、交流
電源2が接続される。
【0026】即ち、接続装置23がコネクタ22に接続
されると、駆動側整流回路3の直流出力が直流母線4
a,4bに与えられ、平滑コンデンサ5により平滑され
て、駆動用電源がインバータ主回路6に供給される。
【0027】また、その駆動用電源は、コネクタ22の
端子22c→22b,端子22d→22eを経由して、
DC/DCコンバータ12の入力端子にも与えられ、D
C/DCコンバータ12は、駆動用電源を5V程度に降
圧して、制御用電源として制御回路14に供給する。
【0028】一方、図3は、駆動用電源及び制御用電源
を生成するための交流電源を分離する場合に使用される
整流装置24の電気的構成を示すものである。整流装置
24は、コネクタ22の端子22a,22b,22e及
び22fに接続される端子25a,25b,25e及び
25fを有する4ピンの接続用コネクタ25を有してい
る。
【0029】また、整流装置24は、4つのダイオード
26a,26b,26c及び26dがブリッジ接続され
た構成である制御側整流回路27を有しており、その制
御側整流回路27の交流入力端子27a,27bは、突
入電流抑制用の抵抗28a,28bを介して、コネクタ
25の端子25a,25fに夫々接続されている。制御
側整流回路27の直流出力端子27c,27dは、コネ
クタ25の端子25b,25eに夫々接続されている。
【0030】また、制御側整流回路27の直流出力端子
27c,27d間には、平滑コンデンサ29が接続され
ており、その平滑コンデンサ29に対して並列に、放電
用抵抗30が接続されている。以上の構成要素が1つの
モジュールとなって、整流装置24を構成している。
【0031】そして、上述のように交流電源を分離する
場合には、整流装置24が、接続用コネクタ25を介し
てコネクタ22に接続され、駆動側の電源端子1及び制
御側の電源端子8には、独立した交流電源2及び9が夫
々接続される。尚、電源端子8には、交流電源9のR,
S,T相の内、任意の2相が接続される。
【0032】以上のように接続が行われると、駆動用電
源は、接続装置23を用いた場合と同様に供給される一
方、制御用電源は、以下のようにして供給される。先
ず、交流電源9の出力が、電源端子8の端子8a,8b
及び接続用コネクタ25の端子25a,25fを介し
て、制御側整流回路27の交流入力端子27a,27b
に与えられる。そして、制御側整流回路27の直流出力
は、接続用コネクタ25の端子25b,25e及びコネ
クタ22の端子22b,22eを介して、DC/DCコ
ンバータ12の入力端子に与えられ、DC/DCコンバ
ータ12は、駆動用電源を降圧して、制御用電源を制御
回路14に供給する。
【0033】以上のように本実施例によれば、インバー
タ装置21の本体21aを、制御用電源を生成するため
の整流回路を組み込まない構成として、インバータ主回
路6に供給する駆動用電源及び制御回路14に供給する
制御用電源を生成するための交流電源を共通化する場合
は、接続装置23をコネクタ22に接続し、駆動用電源
及び制御用電源を生成するための交流電源を分離する場
合は、制御側整流回路27を備えた整流装置24をコネ
クタ22に接続するようにした。
【0034】従って、インバータ装置21を単独で使用
する場合のように、交流電源を共通化する場合に無用と
なる部品を本体21aに予め内蔵しないので、インバー
タ装置21を低コストで構成できる。また、複数のイン
バータ装置21を通信ネットワークで接続して使用する
場合のように交流電源を分離する必要がある場合は、整
流装置24を本体21aのコネクタ22に接続すること
によって、駆動用電源とは全く独立した制御用電源を供
給することができる。
【0035】更に、本実施例によれば、整流装置24の
平滑コンデンサ29に対して放電用抵抗30を並列に接
続したので、整流装置24を本体のコネクタ22から分
離する場合に、平滑コンデンサ29に残留している電荷
を放電用抵抗30を介して放電させることができ、作業
者などが接続用コネクタ25の端子25b,25eに不
用意に触れてしまった場合でも、安全性を確保すること
ができる。
【0036】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
り、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実
施例の整流装置31は、制御側整流回路27の交流入力
端子27a,27b間に、リレー(直流出力制御手段)
32の励磁コイル32Cが接続されている。
【0037】そして、制御側整流回路27の直流出力端
子27c,27dと接続用コネクタ25の端子25b,
25eとの間には、リレー32の常開接点32a,32
bが配設されている。励磁コイル32Cは、制御側整流
回路27の交流入力端子27a,27b間の電圧が所定
電圧(例えば、100V)以上である場合に、常開接点
32a,32bを閉状態にするようになっている。その
他の構成は、第1実施例と同様である。
【0038】次に、第2実施例の作用について説明す
る。第1実施例のように交流電源を分離する場合には、
整流装置31を本体21aのコネクタ22に接続する。
すると、制御側整流回路27の交流入力端子27a,2
7b間には、交流電源9の電圧(200V以上)が印加
されるので、リレー32の励磁コイル32Cは、常開接
点32a,32bを閉状態にする。常開接点32a,3
2bが閉状態になることによって、制御側整流回路27
の直流出力が接続用コネクタ25の端子25b,25e
に出力され、コネクタ22の端子22b,22eを介し
てDC/DCコンバータ12に与えられる。
【0039】そして、この状態から、整流装置31がコ
ネクタ22から切り離されると、制御側整流回路27の
交流入力端子27a,27b間には電圧が印加されなく
なり、常開接点32a,32bは開状態となる。
【0040】以上のように第2実施例によれば、整流装
置31がコネクタ22に接続され、交流電源9が制御側
整流回路27の交流入力端子27a,27b間に印加さ
れると、リレー32の常開接点32a,32bによって
制御側整流回路27の直流出力を接続用コネクタ25の
端子25b,25eに出力するようにした。
【0041】従って、整流装置31をコネクタ22から
切り離した場合に、平滑コンデンサ29に残留している
電荷が放電し切っていない状態でも、制御側整流回路2
7の直流出力は常開接点32a,32bにより接続用コ
ネクタ25の端子25b,25eに出力されないので、
安全性をより高めることができる。
【0042】図5は本発明の第3実施例を示すものであ
り、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第3実
施例の整流装置33においては、制御側整流回路27の
直流出力端子27c,27d間に、電流制限用の抵抗3
4とリレー(直並列接続切替え手段)35の励磁コイル
35Cとの直列回路が接続されており、その励磁コイル
35Cに対して並列に、平滑コンデンサ36,電圧クラ
ンプ用のツェナーダイオード37が接続されている。
【0043】また、直流出力端子27c,27d間に
は、平滑コンデンサ38及び放電用抵抗39の並列回路
とリレー35の常閉接点35aとの直列回路が接続され
ていると共に、リレー35の常閉接点35bと平滑コン
デンサ40及び放電用抵抗41の並列回路との直列回路
が接続されている。そして、平滑コンデンサ38及び常
閉接点35aの共通接続点と、常閉接点35b及び平滑
コンデンサ40の共通接続点との間には、リレー35の
常開接点35cが接続されている。
【0044】リレー35の励磁コイル35Cは、例え
ば、交流電源9の電圧が400Vである場合における制
御側整流回路27の直流出力電圧に応じて、常閉接点3
5a及び35bを開状態にすると共に、常開接点35c
を閉状態にするようになっており、そのしきい値電圧
は、交流電源9の電圧が200Vである場合の前記直流
出力電圧との中間程度に設定されている。
【0045】次に、第3実施例の作用について説明す
る。整流装置33が本体21aのコネクタ22に接続さ
れており、交流電源9の電圧が例えば200Vである場
合は、リレー35の励磁コイル35Cは動作しない。従
って、常閉接点35a及び35bは閉状態,常開接点3
5cは開状態にある。
【0046】この状態においては、平滑コンデンサ3
8,放電用抵抗39,平滑コンデンサ40及び放電用抵
抗41は、全て直流出力端子27c,27d間に並列に
接続された状態にあり、平滑コンデンサ38及び40に
よる平滑容量は、制御側整流回路27の直流出力電圧が
低い場合に対応した大なる容量に設定される。
【0047】一方、交流電源9の電圧が例えば400V
である場合は、リレー35の励磁コイル35Cが動作し
て、常閉接点35a及び35bを開状態,常開接点35
cを閉状態にする。
【0048】この状態においては、平滑コンデンサ38
及び放電用抵抗39の並列回路と、平滑コンデンサ40
及び放電用抵抗41の並列回路は、直流出力端子27
c,27d間で、閉状態の常開接点35cを介して直列
に接続された状態にあり、平滑コンデンサ38及び40
による平滑容量は、制御側整流回路27の直流出力電圧
が高い場合に対応した小なる容量に設定される。
【0049】ここで、交流電源9の電圧が200V,4
00Vである場合というのは、インバータ装置21の定
格入力200V,400Vに対応して、交流電源2の電
圧と等しいものを使用するためである。
【0050】以上のように第3実施例によれば、リレー
35は、制御側整流回路27の直流出力電圧が低い場合
には、平滑コンデンサ38及び40を直流出力端子27
c,27d間に並列に接続するようにして、前記直流出
力電圧が高い場合には、平滑コンデンサ38及び40を
直流出力端子27c,27d間に直列に接続するように
した。
【0051】従って、例えば、平滑コンデンサ38及び
40の容量が同一である場合は、直流出力電圧が低い場
合の平滑容量を、直流出力電圧が高い場合の平滑容量の
4倍に設定することができ、同一の負荷に対して直流出
力電圧が低い場合における電流リップルの増加を抑制す
ることができる。
【0052】図6は本発明の第4実施例を示すものであ
り、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第4実
施例の整流装置42においては、接続用コネクタ25に
代えて、その4ピンの接続用コネクタ25に更に2つの
端子25g,25hが加えられた6ピンの接続用コネク
タ25′が配設されている。
【0053】そして、平滑コンデンサ29及び放電用抵
抗30は取り除かれており、制御側整流回路27の直流
出力端子27cと接続用コネクタ25′の端子25gと
の間には、平滑コンデンサ43及び放電用抵抗44の並
列回路が接続され、制御側整流回路27の直流出力端子
27dとコネクタ25′の端子25hとの間には、平滑
コンデンサ45及び放電用抵抗46の並列回路が接続さ
れている。
【0054】一方、図6(a)は、定格入力400V仕
様のインバータ装置47の本体47aに対して整流装置
42を接続する場合であり、図6(b)は、定格入力2
00V仕様のインバータ装置48の本体48aに対して
整流装置42を接続する場合である。
【0055】図6(a)において、インバータ装置47
の本体47aには、インバータ装置21の本体21aの
コネクタ22に代えて、その6ピンのコネクタ22に更
に2つの端子22g,22hが加えられた8ピンのコネ
クタ22Aが配設されている。コネクタ22Aの2つの
端子22g,22h間は短絡されている。その他の構成
は第1実施例と同様である。
【0056】また、図6(b)において、インバータ装
置48の本体48aには、インバータ装置21の本体2
1aのコネクタ22に代えて、その6ピンのコネクタ2
2に更に2つの端子22g,22hが加えられた8ピン
のコネクタ22Bが配設されている。コネクタ22Bと
コネクタ22Aとの違いは、各端子間の接続関係のみで
あり、コネクタ22Bにおいては、端子22gは端子2
2eに接続され、端子22hは端子22bに接続されて
いる。その他の構成は、第1実施例と同様である。
【0057】次に、第4実施例の作用について説明す
る。図6(a)に示すように、定格入力400V仕様の
インバータ装置47の本体47aに対して整流装置42
を接続する場合は、接続用コネクタ25′−コネクタ2
2Aを介して接続が行われる。すると、コネクタ22A
の端子22g,22h間は短絡されているので、整流装
置42の平滑コンデンサ43及び放電用抵抗44の並列
回路と、平滑コンデンサ45及び放電用抵抗46の並列
回路とは、端子22g−22hを介して直列に接続され
る。
【0058】即ち、平滑コンデンサ43及び45による
平滑容量は、定格入力が400Vであり、制御側整流回
路27の直流出力電圧が高い場合に対応した小なる容量
に設定される。
【0059】また、図6(b)に示すように、定格入力
200V仕様のインバータ装置48の本体48aに対し
て整流装置42を接続する場合は、接続用コネクタ2
5′−コネクタ22Bを介して接続が行われる。する
と、コネクタ22Bの端子22gは端子22eに接続さ
れ、端子22hは端子22bに接続されているので、整
流装置42の平滑コンデンサ43,放電用抵抗44,平
滑コンデンサ45及び放電用抵抗46は、端子22g,
22hを介して並列に接続される。
【0060】即ち、平滑コンデンサ43及び45による
平滑容量は、定格入力が200Vであり、制御側整流回
路27の直流出力電圧が低い場合に対応した大なる容量
に設定される。
【0061】以上のように第4実施例によれば、定格入
力の仕様が異なるインバータ装置47,48の本体47
a,48aに、夫々端子間の接続が異なるコネクタ22
A,22Bを設けて、同一構成の整流装置42を、接続
用コネクタ25′を介して接続するようにした。
【0062】そして、両者間の接続を夫々行うことによ
って、本体47a,48a側で平滑コンデンサ43及び
45の接続を切替え、定格入力が高い場合は平滑容量を
小さく設定し、定格入力が低い場合は平滑容量を大きく
設定するようにしたので、異なる仕様に応じて、端子間
の接続が僅かに異なるコネクタ22A,22Bを本体4
7a,48a側に夫々設ければ、整流装置42側に平滑
コンデンサ43及び45の接続を切替えるための構成は
不要となる。従って、整流装置42の構成を異なる定格
入力のインバータ装置47,48に対して共通化するこ
とができる。
【0063】図7乃至図9は本発明の第5実施例を示す
ものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明す
る。第5実施例の整流装置49は、接続用コネクタ25
に代えて、その4ピンの接続用コネクタ25に1つの端
子25iが加えられた5ピンの接続用コネクタ50が配
設されている。
【0064】そして、制御用整流回路27の直流出力端
子27cと端子25iとの間には、放電用抵抗51が接
続されている。また、接続用コネクタ50の端子25
i,25eの間には、図8に示すように、機械的な機構
によって開閉する常閉接点52が配設されている。一
方、インバータ装置21′の本体21a′側におけるコ
ネクタ22′には、整流装置49側の常閉接点52を開
閉するための絶縁棒53が設けられている。
【0065】図8は、絶縁棒53による常閉接点52の
開閉状態を具体的に示す図である。この図8において、
常閉接点52は、端子25i,25eに夫々接続されて
いるバネ機能付の導体52a,52bと、導体52a,
52bの基部において両者を固定支持する絶縁体52c
とで構成されている。そして、導体52a,52bの先
端部52d,52eは、互いに相手に向けて円弧状に湾
曲した形状に構成されており、導体52a,52bは、
その先端部52d,52eにおいて円弧状の部分が互い
に接触して、電気的に接続された閉状態にある(図8
(a)参照)。
【0066】そして、図8(b)は、接続用コネクタ5
0とコネクタ22′が接続(嵌合)された時の、常閉接
点52及び絶縁棒53の状態を示している。この場合、
絶縁棒53は、導体52a,52bの接触している先端
部52d,52e間に割込むように挿入されて、導体5
2a,52bは、絶縁棒53を介して電気的に切り離さ
れた開状態にある。尚、放電用抵抗51,常閉接点52
及び絶縁棒53は、時定数設定切替え手段に対応する。
【0067】また、図9は、接続用コネクタ50とコネ
クタ22′とのその他の端子の接続状態を具体的に示す
ものである。即ち、接続用コネクタ50は雌形,コネク
タ22′は雄形であり、その端子の構造は、基本的に常
閉接点52と同一である。接続用コネクタ50の各端子
は、バネ機能付の導体50a,50bと、導体50a,
50bの基部において両者を固定支持する絶縁体50c
とで構成され、導体50a,50bの形状は、導体52
a,52bと同一である。
【0068】そして、図9(a)は、接続用コネクタ5
0とコネクタ22′との接続前の状態であり、図9
(b)は、接続時の状態である。この場合、コネクタ2
2′側の各端子の導体棒22C′が、接触している導体
50a,50bの先端部50d,50e間に割り込むよ
うに挿入されて、両コネクタ間の電気的接続が行われる
ようになっている。その他の構成は第1実施例と同様で
ある。
【0069】次に、第5実施例の作用について説明す
る。整流装置49が、インバータ装置21′の本体21
a′と接続されていない状態では、常閉接点52は閉状
態であり、従って、放電用抵抗30及び51は、共に平
滑コンデンサ29に対して並列に接続された状態にあ
る。また、整流装置49が、インバータ装置21′の本
体21a′と接続されている状態では、常閉接点52は
開状態であり、従って、放電用抵抗51は、その一端が
開放されて、平滑コンデンサ29からは切り離された状
態になる。
【0070】即ち、整流装置47が、本体21a′と切
り離されている時は、放電用抵抗29及び51が共に並
列に接続されて、平滑コンデンサ29の放電時定数は小
さくなり、整流装置47が、本体21a′に接続されて
いる時は、放電用抵抗として機能するのは30のみであ
り、平滑コンデンサ29の放電時定数は大きくなるよう
に切替わる。
【0071】以上のように第5実施例によれば、整流装
置49が本体21a′と切り離されている時は、平滑コ
ンデンサ29の放電時定数を小さくし、整流装置47が
本体21a′に接続されている時は、平滑コンデンサ2
9の放電時定数を大きくするようにした。従って、整流
装置49が切り離された時は、平滑コンデンサ29の残
留電荷は急速に放電されるようになるので、作業者が不
用意に接続用コネクタ50に触れた場合における安全性
を高めることができる。
【0072】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。整流装置の放電用抵抗は、必要に応
じて設けても良い。整流装置の平滑コンデンサはまたは
放電用抵抗は、3つ以上あっても良い。第2実施例にお
いて、放電用抵抗29を省略しても良い。
【0073】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載のインバータ装置に
よれば、交流電源を共通化して使用する場合には、接続
装置を制御電源用コネクタに接続することにより、駆動
側整流回路の直流出力がDC/DCコンバータの入力端
子に与えられ、DC/DCコンバータは、前記直流出力
から制御用電源を生成して制御回路に供給する。また、
もう1つの交流電源を使用する場合には、整流装置を制
御電源用コネクタに接続することにより、制御装置が有
する制御側整流回路が前記もう1つの交流電源を整流
し、その制御側整流回路の直流出力がDC/DCコンバ
ータの入力端子に与えられる。従って、交流電源を共通
化する場合に無用となる部品を内蔵しないので低コスト
で構成でき、また、交流電源を分離する場合は、整流装
置を制御電源用コネクタに接続すれば、駆動用電源とは
全く独立した制御用電源を制御回路に供給することがで
きる。
【0074】請求項2記載のインバータ装置によれば、
整流装置を制御電源用コネクタから切り離した場合に、
平滑コンデンサに残留している電荷は放電用抵抗を介し
て放電されるので、作業者などが不用意に接続用コネク
タに触れた場合でも安全性を確保することができる。
【0075】請求項3記載のインバータ装置によれば、
整流装置が制御電源用コネクタに接続されることによ
り、もう1つの交流電源が制御側整流回路の交流入力端
子間に印加され、その電圧が所定電圧以上になると、直
流出力制御手段によって制御側整流回路の直流出力が接
続用コネクタの端子に出力されるので、整流装置を制御
電源用コネクタから切り離した場合に、平滑コンデンサ
に残留している電荷が放電し切っていない状態でも、そ
の状態では、制御側整流回路の直流出力は接続用コネク
タの端子に出力されないので、安全性をより高めること
ができる。
【0076】請求項4記載のインバータ装置によれば、
例えば、もう1つの交流電源の電圧が高い場合には、複
数の平滑コンデンサの接続を直列にしておき、前記交流
電源の電圧が低い場合には、複数の平滑コンデンサの接
続を並列にすることによって、前記交流電源電圧が低い
場合に対応して平滑容量を増加させ、電流リップルの増
加を抑制することができる。
【0077】請求項5記載のインバータ装置によれば、
制御電源用コネクタを、インバータ主回路の定格入力が
所定電圧以上の場合は、複数の平滑コンデンサの接続を
直列にするように構成し、インバータ主回路の定格入力
が所定電圧未満の場合は、複数の平滑コンデンサの接続
を並列にするように構成したので、インバータ主回路の
定格入力、即ち、交流電源電圧に応じて異なる仕様に応
じて制御電源用コネクタも上記のように構成されるの
で、整流装置を接続するだけで、複数の平滑コンデンサ
の接続が交流電源電圧に応じて自動的に直列,並列に切
替わる。従って、整流装置の構成を異なる定格入力に対
して共通化することができる。
【0078】請求項6記載のインバータ装置によれば、
時定数設定切替え手段は、整流装置の接続用コネクタが
制御電源用コネクタに接続されていない場合は、平滑コ
ンデンサの放電時定数を小さく設定するように切替える
ので、整流装置が制御電源用コネクタから切り離される
と放電時定数が小さくなり、平滑コンデンサの残留電荷
は急速に放電される。従って、作業者などが不用意に接
続用コネクタに触れた場合における安全性を一層高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるインバータ装置の
電気的構成を示す図
【図2】接続装置の電気的構成を示す図
【図3】整流装置の電気的構成を示す図
【図4】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図5】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第4実施例における整流装置の電気的
構成及びインバータ装置本体の要部の構成を示すもので
あり、(a)は定格入力仕様が400Vの場合、(b)
は定格入力仕様が200Vの場合を示す
【図7】本発明の第5実施例における整流装置の電気的
構成及びインバータ装置本体の要部の構成を示す図
【図8】絶縁棒による常閉接点の開閉状態を具体的に示
す図であり、(a)は接続前、(b)は接続後の状態を
示す
【図9】接続用コネクタと制御電源用コネクタとの各端
子の接続状態を具体的に示す図であり、(a)は接続
前、(b)は接続後の状態を示す
【図10】従来技術を示す図1相当図
【符号の説明】
2は交流電源、3は駆動側整流回路、6はインバータ主
回路、9は交流電源、12はDC/DCコンバータ、1
4は制御回路、21はインバータ装置、22,22′,
22A及び22Bは制御電源用コネクタ、23は接続装
置、24は整流装置、25,25′は接続用コネクタ、
27は制御側整流回路、29は平滑コンデンサ、30は
放電用抵抗、31は整流装置、32はリレー(直流出力
制御手段)、33は整流装置、35はリレー(直並列接
続切替え手段)、38は平滑コンデンサ、39は放電用
抵抗、40は平滑コンデンサ、41は放電用抵抗、42
は整流装置、43は平滑コンデンサ、44は放電用抵
抗、45は平滑コンデンサ、46は放電用抵抗、47及
び48はインバータ装置、49は整流装置、50は接続
用コネクタ、51は放電用抵抗(時定数設定切替え手
段)、52は常閉接点(時定数設定切替え手段)、53
は絶縁棒(時定数設定切替え手段)を示す。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流する駆動側整流回路と、 この駆動側整流回路の出力端子間に接続されるインバー
    タ主回路と、 このインバータ主回路に制御信号を出力する制御回路
    と、 この制御回路に制御用電源を供給するDC/DCコンバ
    ータと、 このDC/DCコンバータの入力端子及び前記駆動側整
    流回路の出力端子が夫々接続された端子を有する制御電
    源用コネクタとを備え、 前記交流電源を共通化して使用する場合には、前記駆動
    側整流回路の直流出力を前記DC/DCコンバータの入
    力端子に与えるように構成された接続装置が前記制御電
    源用コネクタに接続され、 もう1つの交流電源を使用する場合には、そのもう1つ
    の交流電源を整流する制御側整流回路を備え、その制御
    側整流回路の直流出力を前記DC/DCコンバータの入
    力端子に与えるように構成された整流装置が前記制御電
    源用コネクタに接続されることを特徴とするインバータ
    装置。
  2. 【請求項2】 整流装置は、制御電源用コネクタに接続
    するための接続用コネクタと、 制御側整流回路の直流出力端子間に接続される平滑コン
    デンサと、 この平滑コンデンサの両端に接続される放電用抵抗とを
    備えていることを特徴とする請求項1記載のインバータ
    装置。
  3. 【請求項3】 整流装置は、制御側整流回路の交流入力
    端子間の電圧が所定電圧以上の場合に、制御側整流回路
    の直流出力を前記接続用コネクタの端子に出力するよう
    に構成された直流出力制御手段を備えていることを特徴
    とする請求項2記載のインバータ装置。
  4. 【請求項4】 整流装置は、平滑コンデンサを複数備え
    ると共に、 制御側整流回路の交流入力端子間の電圧に応じて、前記
    複数の平滑コンデンサの接続を直列,並列に切替える直
    並列接続切替え手段を備えていることを特徴とする請求
    項2または3記載のインバータ装置。
  5. 【請求項5】 整流装置は、平滑コンデンサを複数備
    え、 制御電源用コネクタは、インバータ主回路の定格入力が
    所定電圧以上の場合は、前記複数の平滑コンデンサの接
    続を直列にするように構成され、インバータ主回路の定
    格入力が所定電圧未満の場合は、前記複数の平滑コンデ
    ンサの接続を並列にするように構成されることを特徴と
    する請求項2または3記載のインバータ装置。
  6. 【請求項6】 整流装置は、接続用コネクタが制御電源
    用コネクタに接続されている場合は、平滑コンデンサの
    放電時定数を大きく設定し、接続用コネクタが制御電源
    用コネクタに接続されていない場合は、平滑コンデンサ
    の放電時定数を小さく設定するように切替える時定数設
    定切替え手段を備えている請求項2乃至5の何れかに記
    載のインバータ装置。
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