JP3417105B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP3417105B2
JP3417105B2 JP33144894A JP33144894A JP3417105B2 JP 3417105 B2 JP3417105 B2 JP 3417105B2 JP 33144894 A JP33144894 A JP 33144894A JP 33144894 A JP33144894 A JP 33144894A JP 3417105 B2 JP3417105 B2 JP 3417105B2
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/06Details
    • H01Q9/14Length of element or elements adjustable
    • H01Q9/145Length of element or elements adjustable by varying the electrical length
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ストラップアンテナの
受信感度を調整することができる電子機器に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】最近では、例えばテレビジョン受像機の
小型化が進み、携帯用として屋外で用いることが一般的
になってきている。このような携帯用のテレビジョン受
像機、ラジオ等は筐体の任意の位置に持ち運び用のスト
ラップを設け、このストラップを例えば首や手首等にか
けて携帯するようになされている。ところで、上記した
テレビジョン受像機は放送電波を受信するためのアンテ
ナが必要であり、例えば筐体にロッドアンテナ等を設け
てテレビジョン受像機を使用する状況に応じその方向や
長さを調整して受信感度を調整していた。ところが、上
記ロッドアンテナ等はテレビジョン受像機の筐体に対し
て別部品として設けられているので外観が良いものでは
なかった。そこで、上記ストラップ内に導線を配置する
ことによって、ストラップとアンテナを兼用することが
考えられている。 【0003】図13(a)は上記ストラップアンテナを
有する携帯用テレビジョン受像機の外観を示す斜視図で
ある。この図で1は携帯用テレビジョン受像機、2はテ
レビジョン受像機1の筐体、3は筐体2のコーナ部分か
ら延長しているストラップアンテナを示し、ストラップ
内に導体を配しストラップとアンテナを兼用しているも
のである。このストラップアンテナ3は、同図(b)の
斜視図に示されているように、外周は例えば組みひもな
どの外皮4に覆われ、その下層に防水手段として例えば
塩化ビニールなどで形成された被覆5が形成されてい
る。そしてその中心部にアンテナとなる導体6が設けら
れている。 【0004】同図(a)にもどり説明する。7は画像が
映し出される表示部を示し、例えば4インチ程度の小型
の液晶パネル等で構成されている。8は電源スイッチ、
9は音量調整キー、10はチャンネル選択キー、11は
内蔵されているスピーカの音声が出力される音声出力部
を示す。このように、放送電波を受信するアンテナをス
トラップに内蔵して兼用することにより、従来の使い勝
手を維持したまま外観をシンプルに構成することができ
るようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、ストラップ
アンテナ3は予めその長さが決められているので、例え
ばロッドアンテナ等のように受信状態に応じて、その長
さを調整することが不可能であり好適な受信感度に調整
するのが非常に困難である。また、ストラップアンテナ
3はストラップの機能も兼用しているので、必ずループ
形状となってしまう。さらに、ストラップとしてフレキ
シブルに構成されるため使用中に様々な形状になり、例
えば平行に逆電流が流れることでアンテナに誘起される
信号を打ち消し合ってしまうという、電波受信上不適当
な形状になる可能性が高いという問題点があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、携帯用のテレビジ
ョン受像機等の電子機器に用いられているストラップア
ンテナの受信感度調整装置を備えるようにするものであ
る。本発明は、復調手段を備えるとともに、本体に付属
されたストラップの内部に導体を挿通することによって
ストラップアンテナを構成し、該ストラップアンテナに
よって受信した電波を上記復調手段で復調するように構
成されている電子機器において、上記ストラップアンテ
ナを全体としてループ形状に形成するとともに、上記ス
トラップアンテナの所定の位置に、それぞれストラップ
アンテナが挿通される一対の挿通孔を有する磁性体が内
蔵された眼鏡型部材を配置した。 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【作用】ストラップアンテナに受信感度調整部材、絶縁
部材を設けることによりシンプルなデザインを保ったま
まで、例えばロッドアンテナ等と同様の調整ができる。
また、ストラップアンテナを脱着可能とすることによっ
て、用途に応じて最も好適なアンテナを取付けて受信す
ることが可能となる。 【0015】 【実施例】以下、図1乃至図12にしたがい本発明の電
子機器の実施例を説明する。まず図1乃至図4にしたが
い第一の実施例、図5乃至図7にしたがい第二の実施
例、さらに図8乃至図12にしたがい第三の実施例を説
明する。 【0016】図1(a)は本発明の第一の実施例の携帯
用テレビジョン受像機の外観斜視図を示す図である。こ
の図で、1は携帯用テレビジョン受像機の本体、2は筐
体、3はストラップアンテナ、7は表示部、8は電源ス
イッチ、9は音量調整キー、10はチャンネル選択キ
ー、11は音声出力部を示し、図13に示した各部と同
一の構成とされている。そして本発明では、ストラップ
アンテナ3上に矢印方向に摺動可能となるように受信感
度調整部12が設けられている。この受信感度調整部1
2は内部には同図(b)に示されている筒状に形成さ
れ、挿通孔13aが形成されている磁性体13(フェラ
イトコア等)が内蔵され、ストラップアンテナ3上を矢
印方向に移動させることによりストラップアンテナ3で
受信されている定在波の状態を変化させ画面を見ながら
最適の受信感度となるように調整を行うことができるよ
うになされている。 【0017】図2は受信感度調整部12の断面を示す図
である。この図で、12a、12bは受信感度調整部1
2の両端部に形成される締めつけ部を示し、ストラップ
アンテナ3に押止されるように構成されている。すなわ
ち、この締めつけ部12a、12bの押圧による摩擦力
によって受信感度調整部12はストラップアンテナ3に
固定されることとなる。そして、締めつけ部12a、1
2bの摩擦力以上の力を加えることによって矢印方向に
摺動することができるようになされている。 【0018】13は受信感度調整部12の内部に配置さ
れ、円筒状に形成されている例えばフェライトコア等の
磁性体13である。そしてこの磁性体13の中心にはス
トラップアンテナ3の外周とほぼ同等の内周とされる挿
通孔13aが形成され、この挿通孔13aにストラップ
アンテナ3が挿通されている。 【0019】このように受信感度調整部12内を磁性体
13で構成することにより、ストラップアンテナ3上に
おける受信感度調整部12に対応した位置で、受信時に
導体6に発生する磁界が吸収されるので受信感度が変化
するようになる。そして、受信感度調整部12を矢印方
向に摺動することにより、磁性体13によってストラッ
プアンテナ3に受信された電波の定在波の状態が変わる
ので、ロッドアンテナの長さを調整して最適受信画像を
受信するときとほぼ同様な効果を得ることができる。 【0020】図3、図4は第一の実施例の変形例を示す
図である。図3(a)は携帯用テレビジョン受像機1の
斜視図である。この図で14は受信感度調整部を示し、
同図(b)に示されてるように先程図2に示した磁性体
13が2個連結された眼鏡型に形成された磁性体13’
が内蔵されており、挿通孔13a’、13a’にそれぞ
れストラップアンテナ3が挿通されている。そして、矢
印方向に摺動させることにより受信感度を調整すること
が可能である。 【0021】図4は受信感度調整部14の断面図であ
る。この図で13’は受信感度調整部14に内蔵されて
いる磁性体を示す。14a、14b、14c、14dは
図2(a)(b)に示した締めつけ部12a、12bと
同様に受信感度調整部14をストラップアンテナ3上に
固定する締めつけ部である。この変形例の場合は、受信
感度調整部14は図2に示したものと同様の磁性体13
a’が内蔵されており、この磁性体13’の挿通孔13
a’、13a’にストラップアンテナ3を挿通して摺動
することによって受信感度を調整するものである。この
変形例も図1、図2で説明した場合と同様に、受信感度
調整部14をストラップアンテナ3上で矢印方向に摺動
させることにより受信感度を調整することができるが、
この場合受信感度調整部14を例えばユーザの手などに
よって保持して、挿通孔13a’、13a’のいずれか
一方側を挿通しているストラップアンテナ3を矢印方向
に引っ張ることによって摺動させることも可能となる。 【0022】次に図5乃至図7にしたがい第二の実施例
を説明する。図5は本発明の第二の実施例の携帯用テレ
ビジョン受像機の外観斜視図を示す図である。この図
で、図1と同一部分は同一符号を付して説明を省略す
る。本実施例では、ストラップアンテナ3の任意の箇所
を電気的に絶縁する絶縁部材15が形成されている。つ
まり本実施例はストラップアンテナ3のループ形状を保
持したままで、絶縁部材15によってアンテナ部3a及
びアンテナ部3bに分割してモノポールアンテナとして
使用するものである。なお、アンテナ部3a側は本体1
のアンテナ端子とは接続されていない。 【0023】図6は図5に示した絶縁部材15の断面を
示す図である。この図で16、16はアンテナ部3a、
3bを絶縁部材15に固定するストッパを示し、それぞ
れアンテナ部3a、3bの端部が挿通されるとともに、
絶縁部材15の係止部15a、15aに係止されて固定
されている。つまり、ストッパ16、16、及び係止部
15a、15bによってストラップアンテナ3のループ
形状が保たれているのでストラップとしての機能も兼ね
備えることができる。 【0024】このように絶縁部材15を形成し電気的に
絶縁することにより、アンテナ部3bをモノポールアン
テナ又はダイポールアンテナとして使用することがで
き、さらに、このアンテナ部3bにおいて感度調整部材
12を矢印方向に移動させることにより受信感度調整を
行うことが可能である。なお、絶縁部材15を構成する
場合、本体1のアンテナ端子に接続されていないアンテ
ナ部3aには、導体6等のアンテナを形成する各部材を
形成せずに単なる紐状のストラップとして形成するよう
にしても良い。 【0025】また、絶縁部材15に切替え手段を設ける
ことによって、ストラップアンテナ3をモノポールアン
テナとループアンテナに切替えて使用することも可能で
ある。図7(a)(b)は第二の実施例の変形例とし
て、ストラップアンテナ3上に切替え機能を有する絶縁
部材の一例を示す図である。なおこの変形例ではアンテ
ナ部3a、3bとも本体1のアンテナ端子に接続されて
いる。 【0026】これらの図で、17は絶縁部材、17a、
17bは絶縁部材17を構成するアンテナ保持部、17
cはアンテナ保持部17aの端部に形成されているフラ
ンジ部、17dはアンテナ保持部17bに形成されてい
る嵌入溝を示す。すなわちフランジ部17cを嵌入溝1
7dに嵌入することによりアンテナ保持部17aと17
bが矢印方向に回動可能に連結されている。18aはア
ンテナ保持部17aに形成されている接点を示し、アン
テナ部3aから延長されている導体6aと接続されてい
る。また18bはアンテナ保持部17bに形成されてい
る接点を示し、アンテナ部3bから延長されている導体
6bと接続されている。そしてアンテナ部3a、3bは
図6で説明した場合と同様にストッパ16、16によっ
てアンテナ保持部17a、17bに固定されている。 【0027】例えば同図(a)に示されているように、
接点18aと18bが接続されていない状態では図6で
説明した場合と同様にアンテナ部3a、3bをモノポー
ルアンテナとして使用することが可能となる。また、同
図(a)に示した状態から、例えばアンテナ保持部17
bを回動することによって、同図(b)に示されている
ように接点18aと18bが接続するとアンテナ部3
a、3bの導体6a、6bが接続されて導通することに
より、アンテナ部3a、3bによってループアンテナが
形成されることとなる。なお、この絶縁部材17を用い
た場合においてもアンテナ部3a、又は/及びアンテナ
部3bに感度調整部材12を設けることにより第一の実
施例と同じように受信感度調整を行うことができるよう
になる。 【0028】次に、図8乃至図10にしたがい本発明の
第三の実施例を説明する。以下、説明する第三の実施例
は、ストラップアンテナ3と筐体2を別体とし脱着可能
に構成する例である。図8は第三の実施例の携帯用テレ
ビジョン受像機の外観斜視図である。この図で19はア
ンテナベースを示し、ループアンテナとして構成されて
いるストラップアンテナ3が延長されている。そして、
図示されているように筐体2に取り付けられているとき
は筐体2のコーナ部分を形成するようになされている。
そして後で図9で説明するように、筐体2に対向する面
にはアンテナ端子が形成され筐体2に内蔵されているチ
ューナと接続することができるようになっている。ま
た、第一、第二の実施例と同様に感度調整部12を設け
てストラップアンテナ3上を摺動することにより感度調
整を行うことができる。さらに、図示していないが第二
の実施例絶縁部材15を設けることによりモノポールア
ンテナとして、また絶縁部材17を設けることによりル
ープアンテナとモノポールアンテナを切替えて使用する
こともできるようになる。 【0029】図9は図8に示した携帯用テレビジョン受
像機1の一部を示す図であり、筐体2とアンテナベース
19が取り外されている状態が示されている。この図
で、20は例えばミニジャックで構成されているアンテ
ナ端子ジャックを示しアンテナベース19における筐体
2に対向する面の中心部分に凸設されている。21a、
21bは、先端部分に係止部22a、22bが形成され
ている一対の係止片を示し、アンテナ端子ジャック20
を中心として同心円上に弧を描いて凸設され、後述する
筐体2側の嵌入孔に嵌入される。そしてこの係止片21
a、21bによってアンテナベース19が筐体2に固定
される。 【0030】23は携帯用テレビジョン受像機本体1を
形成する筐体2のコーナ部分に形成されているアンテナ
取り付け部を示す。24はアンテナ取り付け部23の中
心部分に設けられアンテナ端子ジャック20が挿入され
るアンテナプラグ、25a、25bはアンテナ端子ジャ
ック20がアンテナプラグ24に挿入されたときに、そ
れぞれ係止片21a、21bを嵌入する嵌入孔を示し、
係止片21a、21bに対向する位置に形成されてい
る。26a、26bは嵌入孔25a、25bから延長さ
れている嵌入溝を示す。この嵌入溝26a、26bは係
止部22a、22bよりも狭い幅で形成されており、係
止部22a、22bが係止されるようになされている。
なお、嵌入孔25a、25b、嵌入溝26a、26bも
係止片21a、21bに対応するようにアンテナプラグ
24を中心として同心円上に弧を描いて形成されてい
る。 【0031】アンテナ接続部19をアンテナ取り付け部
23に取り付ける場合は、まずアンテナ端子ジャック2
0の先端をアンテナプラグ24に挿入して位置決めし、
その状態で係止部22a、22bを嵌入孔25a、25
bに嵌入する。そして、アンテナ端子ジャック20を全
て挿入して、係止片21a、21bの端部と嵌入溝25
a、25bの端部が当接するようにアンテナ接続部19
を回動すると、係止部22a、22bが嵌入溝26a、
26bに係止されるようになり、図8に示したようにア
ンテナ接続部19が筐体2に固定されるようになる。こ
のようにアンテナベース19は筐体2の一部を形成する
ように構成されているので、テレビジョン受像機本体1
の外観もシンプルに構成することができる。 【0032】また、ストラップアンテナ3を脱着可能に
構成することにより図10(a)(b)に示されている
ように、使用状況に応じて別のアンテナを接続して使用
することができるようになる。例えば室内でテレビ番組
を視聴する場合は同図(a)に示されているように、筐
体2のアンテナプラグ24に屋外アンテナ27のアンテ
ナ端子ジャック28を接続することにより、屋外アンテ
ナ27で受信した放送番組を視聴することができるよう
になる。また、屋外で使用する場合でも、例えば同図
(b)に示されているように、ストラップアンテナ3の
代りに外付けのロッドアンテナ29のアンテナ端子ジャ
ック30を接続することにより、ロッドアンテナ29で
受信した放送番組を視聴することができるようになる。 【0033】このように、ストラップアンテナ3を取り
外し可能に構成することにより、用途に応じて最も適し
たアンテナを用いて、放送電波を受信することができる
ようになるので、より良い状況で番組を視聴することが
可能となる。 【0034】また、アンテナベース19の取り付け構造
を変形してアンテナベースを回動可能に筐体2に固定
し、さらに図5で説明した絶縁部材15によってストラ
ップアンテナ3を両端の長さが異なる位置で絶縁して、
長短2種類のモノポールアンテナを選択的に切替えて使
用することも可能である。図11は、第四の実施例とし
て回動可能のアンテナベースが固定されている筐体2の
一部分を拡大して示す断面図である。この図で、30は
筐体2のコーナ部に形成されているアンテナベース固定
部、31はアンテナベースの中央部分に凸設されている
支柱を示しその先端部分は嵌合部31aが形成されてい
る。32はアンテナベース固定部30上に形成されてい
る接点を示し、導線33によって筐体2に内蔵されてい
るチューナ部34に接続されている。 【0035】35は絶縁部材15によって長さが異なる
ように絶縁されたアンテナ部3a、3bが延長されてい
るアンテナベース、36はアンテナベース固定部35に
凸設されている支柱31の嵌合部31aが嵌入される被
嵌合部、37a、37bはアンテナベース35に形成さ
れている接点を示し、アンテナベース固定部30の接点
32に対応するように形成され、アンテナ部3a、3b
から延長されている導体6、6がそれぞれ接続されてい
る。この図では接点32と接点37aが接続されている
ところが示されているが、アンテナベース35を支柱3
1を中心として180゜回動させることにより接点32
と接点37bが接続されることとなる。 【0036】図12(a)(b)は図11に示した筐体
2及びアンテナベース35によって構成されている携帯
用テレビジョン受像機の全体を示す図である。この図に
示されているストラップアンテナ3は、絶縁部材15に
よって長いアンテナ部3aと短いアンテナ部3bに分割
され、それぞれモノポールアンテナとして用いられてい
る。同図(a)は図11に示した場合と同様の状態を示
し、接点32と接点37aが接続されているのでアンテ
ナ部3aで放送電波を受信している。この状態でアンテ
ナベース35を回動させると同図(b)に示されている
ようになり、接点32と接点37bが接続されるように
なる。したがって、放送電波もアンテナ部3bによって
受信されることとなる。 【0037】つまり本実施例の受信感度調整は、必要に
応じてアンテナベース35を180゜回動させることに
より、長さの異なる2種類のアンテナ部3a、3bのう
ち感度の良いアンテナを選択して行うこととなる。ま
た、図示していないがアンテナ部3a、3bに感度調整
部材12を設けることにより、アンテナベース35で感
度の良いアンテナ部(3a又は3b)を選択し、さらに
選択したアンテナ部(3a又は3b)上で、受信感度調
整部材12を摺動することにより感度調整を行うことが
できるようになる。 【0038】なお第一乃至第四の実施例では、携帯用の
テレビジョン受像機を例に挙げて説明したが、本発明は
この他にもアンテナによって受信した電波を復調するこ
とによって映像及び/又は音声を視聴する機器に適応す
ることが可能である。 【0039】 【発明の効果】以上、説明したように本発明の電子機器
は、筐体から延長されているループ型のストラップアン
テナを対して磁性体が内蔵された感度調整部材に挿通さ
せることにより、上記磁性体が磁界を吸収することで受
信感度を調整することができる。これにより例えばロッ
ドアンテナ等と比較して外観上シンプルなストラップア
ンテナの利点を生かすとともに、ロッドアンテナの長さ
を調整するかのように感度調整を行うことができるよう
になる。また、上記ストラップアンテナの所定の位置で
電気的に絶縁する絶縁部材を配することによりモノポー
ルアンテナとしても用いることができるようになる。そ
して絶縁部材に接続切替え手段を構成することによっ
て、ループアンテナとモノポールアンテナを選択するこ
とが可能である。さらにストラップアンテナが延長され
るアンテナベースを脱着可能に構成することにより、使
用状況に対応して例えば屋外アンテナや、外付けのロッ
ドアンテナ等を接続して使用することもできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第一の実施例の携帯用テレビジョン受
像機を示す図である。 【図2】第一の実施例の受信感度調整部の断面図であ
る。 【図3】第一の実施例の変形例の携帯用テレビジョン受
像機を示す図である。 【図4】第一の実施例の変形例の受信感度調整部の断面
図である。 【図5】本発明の第二の実施例の携帯用テレビジョン受
像機を示す図である。 【図6】第二の実施例の受信感度調整部の断面図であ
る。 【図7】第二の実施例の変形例の受信感度調整部の断面
図である。 【図8】本発明の第三の実施例の携帯用テレビジョン受
像機を示す図である。 【図9】第三の実施例のアンテナベース及びアンテナベ
ース取り付け部を示す図である。 【図10】第三の実施例の携帯用テレビジョン受像機に
他のアンテナを取り付けた例を示す図である。 【図11】本発明の第四の実施例の携帯用テレビジョン
受像機の一部拡大図である。 【図12】第四の実施例の受信感度の調整方法を説明す
る図である。 【図13】従来の携帯用テレビジョン受像機を示す図で
ある。 【図14】ストラップアンテナの構成を示す図である。 【符号の説明】 1 携帯用テレビジョン受像機本体 2 筐体 3 ストラップアンテナ 6 導体 12、14 受信感度調整部 12a、12b、14a、14b、14c、14d 締
めつけ部 13、13’ 磁性体 13a、13a’ 挿通孔 15、17 絶縁部材 15a、係止部 17a、17b アンテナ保持部 18a、18b、32、37a、37b 接点 19、35 アンテナベース 20 アンテナ端子ジャック 21a、21b 係止片 22a、22b 係止部 23 アンテナ取り付け部 24 アンテナプラグ 25a、25b 嵌入孔 26a、26b 嵌入溝 30 アンテナベース固定部 31 支柱
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−85730(JP,A) 特開 平6−6124(JP,A) 実開 昭61−2648(JP,U) 実開 平6−7305(JP,U) 実開 平1−135867(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/64 551 H01Q 1/40 H04B 1/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 復調手段を備えるとともに、本体に付属
    されたストラップの内部に導体を挿通することによって
    ストラップアンテナを構成し、該ストラップアンテナに
    よって受信した電波を上記復調手段で復調するように構
    成されている電子機器において、 上記ストラップアンテナを全体としてループ形状に形成
    するとともに、上記ストラップアンテナの所定の位置
    に、それぞれストラップアンテナが挿通される一対の挿
    通孔を有する磁性体が内蔵された眼鏡型部材を配置した
    ことを特徴とする電子機器。
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