JP3413698B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
製造分野において、シリコン系材料層の表面に成長する
自然酸化膜を、該シリコン系材料層へのダメージ発生を
回避しながら除去する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン半導体デバイスの製造過程で
は、大気中の酸素、あるいは洗浄用の純水中に存在する
微量の溶存酸素に起因して、シリコン系材料膜の表面が
酸化した状態で安定化される機会がしばしばある。この
時に形成される酸化膜は、自然酸化膜と呼ばれ、不純物
濃度の低いシリコン基板上で0.2〜0.6nm程度、
n型不純物を1020/cm3 のオーダー以上に含む高濃
度シリコン基板ではその約2倍もの厚さに成長する。こ
の自然酸化膜は熱酸化膜とは異なり、厚さ,膜質,組成
が不均一であるため、デバイス特性に様々な影響を与え
ることが知られている。
【0003】たとえば、絶縁膜の性能に及ぼされる影響
としては、MOSトランジスタのゲート絶縁膜(典型的
にはSiOx膜)やメモリ・セルのスタック型キャパシ
タの容量絶縁膜(典型的にはSiN膜)に対するものが
知られている。サブハーフミクロン・デバイスでは、こ
れらの絶縁膜は数nmにまで薄膜化されるので、自然酸
化膜が残存しているとこれが絶縁膜のかなりの部分を占
めることになり、デバイス特性の不安定化、ひいては絶
縁膜の薄膜化が妨げられる原因となる。
【0004】また、低抵抗化に及ぼされる影響として
は、コンタクトホール・プロセス、サリサイド・プロセ
ス、ポリサイド電極形成プロセスで生ずるものが知られ
ている。
【0005】コンタクトホール・プロセスでは、ホール
底に残存するサブオキサイド・リッチな自然酸化膜によ
るコンタクト抵抗の上昇が深刻化している。サリサイド
・プロセスでは、不均一な厚さに残る自然酸化膜に起因
してシリサイド化反応が不均一に進行すると、拡散層の
表面荒れやリーク電流の増大につながる他、自然酸化膜
がある厚さ以上に残る場合には、シリサイド化反応その
ものが進行しなくなってしまう問題がある。また、ポリ
サイド電極形成プロセスでは、完成したポリサイド電極
の表面を熱酸化により絶縁膜に変化させる場合がある
が、ポリサイド膜の成膜過程においてポリシリコン膜の
表面に自然酸化膜を残したままWSix膜が積層されて
いると、熱処理時にこの自然酸化膜がポリシリコン膜か
らのSi供給を阻止するために、Wを含んだ異常酸化膜
が形成されることがある。
【0006】この自然酸化膜を除去するための前処理方
法としては、希フッ酸溶液を用いたウェット洗浄が一般
的である。ウェット洗浄によれば、シリコン系材料層の
表面には、最終的にSi−H結合が生成される。Si−
H結合は、Si−O結合やSi−F結合よりも分極が少
なく安定であるため、シリコン系材料層の表面はパッシ
ベートされた状態となる。しかし、この方法では最後に
純水洗浄を行う必要があり、純水中の溶存酸素による自
然酸化膜の再成長を免れることができない。
【0007】そこで、自然酸化膜の再成長を抑制する観
点から、水素プラズマを用いて自然酸化膜を分解除去す
る、いわゆるドライ前処理が有力となりつつある。この
方法は、シリコン系材料層の表面のSi原子がH原子で
終端化される過程にO原子が介在する余地が、ウェット
洗浄に比べて遥かに少ない。プラズマ微細加工の分野で
は近年、ECRプラズマ,ヘリコン波プラズマ,誘導結
合プラズマといった、おおよそ1011/cm3 のオーダ
ー以上のプラズマ密度を達成可能ないわゆる高密度プラ
ズマ・ソースが広く用いられるようになっているが、ド
ライ前処理に関してもその傾向は同様である。
【0008】なお、水素を用いたドライ前処理として
は、上述の他にも高温水素アニールが知られており、エ
ピタキシャル成長前のシリコン基板の洗浄に適用されて
いる。しかし、この方法は1000℃以上の高温加熱を
要し、ULSIプロセスで要求される800℃以下の基
板加熱ではほとんど効果が無くなる問題を抱えている。
この点においても、プロセスを低温化できる上述の水素
プラズマによるドライ前処理は、極めて有望である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水素プ
ラズマを用いるドライ前処理にも欠点がある。それは、
シリコン系材料層、特に単結晶シリコン基板にダメージ
が発生し易いことである。原因としては、H原子の原子
半径が小さいために、H系化学種がシリコン系材料層の
結晶格子中に容易に侵入してしまうこと、あるいは上述
のような高密度プラズマ・ソースを用いた場合に、水素
プラズマ中に大量に発生したプロトンが基板へ入射して
エネルギー遷移を起こすこと、等が考えられている。し
たがって、自然酸化膜の効率的な除去と基板ダメージの
低減との両立が強く求められている。
【0010】そこで本発明は、この両立を実現するよう
なドライ前処理を行う半導体装置の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリコン系材
料層の表面に形成された自然酸化膜を、1011/cm
のオーダー以上のプラズマ密度を発生しうる高密度プ
ラズマソースを用いるとともに、水素系ガスのパルス時
間変調プラズマを用いて除去する工程を有する半導体装
置の製造方法であって、パルス時間変調プラズマのパル
ス幅を、アフターグロー・プラズマの寿命とプラズマ電
子温度の緩和時間の中間に位置するパルス幅とすること
により、シリコン系材料層の表面近傍におけるパルス時
間変調プラズマの実効的な電子温度を、Si−Si結合
の結合エネルギーより低い値に選択し、シリコン系材料
層の表面のダメージを低減することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】パルス時間変調プラズマとは、プ
ラズマ励起に必要なソース・パワーの印加が10μs程
度のパルス幅で行われることにより、プラズマ密度を維
持したまま電子温度や浮遊電位のみが時間と共に大きく
変化するプラズマであり、その総説はたとえば日経マイ
クロデバイス1994年7月号p.99(日経BP社
刊)に掲載されている。このような変化が可能となるの
は、10μs程度のパルス幅がアフターグロー・プラズ
マの寿命(数十μs程度)と電子温度の緩和時間(ns
のオーダー)の中間に位置するからであり、たとえば電
子温度はパワー・オフと同時に急激に低下しても、プラ
ズマ密度はパワー・オフ時間中もほぼ維持される。電子
温度は、ガス解離反応、基板表面のシース電圧、基板へ
の電荷蓄積に関与するパラメータである。近年の低圧・
高密度プラズマ・ソースにより励起された水素プラズマ
中では、発光スペクトル・モニタにおいてγ線やδ線が
検出されることからもわかるように電子温度が極めて高
くなっており、通常の連続放電では6〜8[eV]にも
達すると言われている。したがって、高エネルギーの水
素系活性種も大量に生成する。しかし、この水素プラズ
マがパルス時間変調プラズマであれば、高エネルギーの
水素系活性種の生成が抑制され、かつシース電圧も低下
して荷電粒子の衝突エネルギーが減少する。したがっ
て、シリコン系材料層へのダメージや電荷蓄積を大幅に
抑制することができる。
【0013】ところで、プラズマ中の電子温度分布は、
プラズマ放電部分からの距離によっても変化する。本発
明では、前記シリコン系材料層の表面近傍における前記
パルス時間変調プラズマの実効的な電子温度を、Si−
Si結合の結合エネルギーより低い値に選択する。この
実効的な電子温度は、時間軸に沿って変動する電子温度
の時間平均値として算出する。
【0014】ここで、二原子分子におけるSi−Si結
合の原子間結合エネルギー(=317[kJ/mo
l])を1[eV]=1.602×10-16 [kJ]か
ら計算すると、Si−Si結合の1個当たりの結合エネ
ルギーは約3.29[eV]である。したがって、実効
的な電子温度が3.29[eV]よりも十分に低い領域
にあれば、シリコン系材料層を構成するSi−Si結合
が破壊される虞れがほとんど無く、したがってダメージ
がほとんど発生しないことになる。実効的な電子温度
は、ソース・パワーのパルスのデューティ比を変化させ
ることにより制御できる。
【0015】本発明による自然酸化膜の除去を、サリサ
イド化反応の正常な進行を目的として行う場合には、除
去後に露出した前記シリコン系材料層を大気から遮断し
たままの状態にてシリサイド形成用金属膜で被覆すれば
良く、これにより自然酸化膜の再成長を防止することが
できる。ここで用いられるシリサイド形成用金属として
は、Ti,Co,W,Ni,Pt,Zr,V,Nb,T
a,Cr,Mo,Fe,Pbを例示することができる。
これらの金属膜は、典型的にはスパッタリング法あるい
はプラズマCVD法により成膜される。また、上述のよ
うな大気から遮断したままの連続プロセスは、たとえば
自然酸化膜の除去とシリサイド形成用金属膜の成膜を同
一プラズマ装置内で行ったり、あるいは自然酸化膜の除
去を行うプラズマ・チャンバとシリサイド形成用金属膜
の成膜を行う成膜チャンバとが高真空下に接続されたマ
ルチチャンバ型の装置を用いることで可能となる。
【0016】なお、本発明において自然酸化膜除去の対
象となるシリコン系材料層は、単結晶シリコン基板,ア
モルファス・シリコン膜,ポリシリコン膜,ポリサイド
膜のいずれであっても、またいかなる構造部を構成する
ものであっても良い。これに応じて自然酸化膜の除去の
効果も、コンタクト抵抗の低減,エピタキシャル層の正
常成長,キャパシタ絶縁膜の容量安定化等、様々な形で
現れることになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0018】実施例1 ここでは、コンタクトホール・プロセスにおける自然酸
化膜除去の例について、図1および図2を参照しながら
説明する。
【0019】図1は、本プロセスで用いるサンプル・ウ
ェハを示す模式的断面図であり、直径8インチのシリコ
ン基板1(Si)に予め形成された不純物拡散領域2に
臨んで、厚さ約800nmのSiOx層間絶縁膜3(S
iOx)に直径0.35μmのコンタクトホール4(C
/H)が開口された状態を示している。このコンタクト
ホール4の底面には、不均一な厚さの自然酸化膜5(S
iOx)が成長している。
【0020】そこで、このウェハをヘリコン波プラズマ
・ソースを搭載した真空チャンバに搬入し、上記自然酸
化膜5を除去するためのH2 プラズマ処理を行った。H
2 プラズマ処理の条件は、たとえば H2 流量 500 SCCM Ar流量 100 SCCM 圧力 1 Pa ソース・パワー 3000 W(13.56 MHz) RFパルス幅 10 μs デューティ比 10 % RFバイアス・パワー 0 W とした。これにより、図2に示されるように、自然酸化
膜5が除去された。
【0021】上記の条件によると、プラズマ密度が10
12/cm3 のオーダーに維持されながらも、電子温度を
2〜3[eV]に抑えることができる。自然酸化膜5を
除去した後のシリコン基板1を透過型電子顕微鏡で観察
したところ、ダメージは見られず、良好なドライ前処理
が行われたことが確認された。
【0022】実施例2 本実施例では、サリサイド・プロセスにおける自然酸化
膜除去の例について、図3ないし図6を参照しながら説
明する。
【0023】図3は、本プロセスで用いるサンプル・ウ
ェハを示す模式的断面図である。すなわち、直径8イン
チのシリコン基板11(Si)上において、フィールド
酸化膜12により規定される素子形成領域にゲート酸化
膜13を介してポリサイド・ゲート電極14(poly
Si/WSix)が形成され、このポリサイド・ゲート
電極14とその両側のSiOxサイドウォール15(S
/W)をそれぞれマスクとする2回の自己整合的な不純
物イオン注入により、LDD型のソース/ドレイン領域
16が形成された状態を示している。上記ポリサイド・
ゲート電極14の線幅は0.35μm、厚さは約0.2
μmである。また、上記ソース/ドレイン領域16の高
濃度領域には1021/cm3 のオーダーでホウ素(B)
が含まれている。
【0024】そこで、このウェハをECRプラズマ・ソ
ースを搭載した発散磁場型の真空チャンバに搬入し、上
記自然酸化膜17を除去するためのH2 プラズマ処理を
行った。H2 プラズマ処理の条件は、たとえば H2 流量 500 SCCM Ar流量 100 SCCM 圧力 1 Pa マイクロ波パワー 3000 W(2.45 GHz) マイクロ波パルス幅 10 μs デューティ比 10 % RFバイアス・パワー 0 W とした。これにより、図4に示されるように、自然酸化
膜17が除去された。
【0025】続いて、ウェハを同一チャンバ内に置いた
まま、Ti膜の成膜を行った。成膜条件はたとえば、 TiCl4 流量 5 SCCM H2 流量 100 SCCM Ar流量 100 SCCM 圧力 1 Pa マイクロ波パワー 3000 W(2.45 GHz) とした。これにより、図5に示されるように、ウェハの
全面に厚さ約10nmのTi膜18が成膜された。
【0026】この後、窒素雰囲気下にて600℃,60
秒間のRTAを行い、ゲート電極14とソース/ドレイ
ン領域16の表層部をC49構造のチタンシリサイド膜
19(TiSix)に変化させた。フィールド酸化12
やサイドウォール15の上に残存する未反応のTi膜1
8をアンモニア−過酸化水素水混合液(アンモニア過
水)または塩酸−過酸化水素水混合液(塩酸過水)で溶
解除去した後、Ar雰囲気中、800℃,60秒間のア
ニールを行い、チタンシリサイド膜19をより安定なC
54構造に相転移させて、サリサイド・プロセスを終了
した。
【0027】本実施例では、自然酸化膜18の除去時
に、プラズマ密度が1011/cm3 のオーダーに維持さ
れながらも電子温度が2〜3[eV]に抑えられてお
り、低ダメージのプロセスが実現されている。また、こ
れに続いて同一チャンバ内でTi膜18を成膜している
ため、このTi膜18とソース/ドレイン領域16との
間にはシリサイド化を妨害する自然酸化膜が再成長する
ことが無い。このため、シリサイド層19を薄く均一に
形成することができ、低抵抗化が図られると共に、完成
されたMOSトランジスタにおける接合リーク電流を抑
えることができた。以上、本発明の具体的な実施例を2
例挙げたが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。たとえば、タングステン・ポリサイドの
成膜過程におけるポリシリコン膜表面の自然酸化膜の除
去、あるいはスタック型キャパシタ型のポリシリコン下
部電極表面の自然酸化膜の除去に本発明を適用すること
もできる。この他、サンプル・ウェハの構成、プラズマ
処理条件、使用するプラズマ装置の細部は、適宜変更ま
たは選択が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば基板にダメージを与えることなく自然酸化膜
を十分に除去することができる。したがって本発明は、
今後も微細化、高集積化へと向かう半導体装置の信頼性
や歩留まりの向上に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコンタクトホール・プロセス
で用いるサンプル・ウェハの模式的断面図である。
【図2】図1のコンタクトホール底の自然酸化膜をH2
プラズマを用いて除去した状態を示す模式的断面図であ
る。
【図3】本発明を適用したサリサイド・プロセスで用い
るサンプル・ウェハの模式的断面図である。
【図4】図3の自然酸化膜をH2 プラズマを用いて除去
した状態を示す模式的断面図である。
【図5】図4の基体の全面にTi膜を成膜した状態を示
す模式的断面図である。
【図6】アニールを行ってチタンシリサイド層を形成す
ると共に、未反応Ti膜を除去した状態を示す模式的断
面図である。
【符号の説明】
1,11 シリコン基板 2 不純物拡散領域 4 コンタクトホール 5,17 自然酸化膜 14 ゲート電極 16 ソース/ドレイン領域 18 Ti膜 19 チタンシリサイド層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−196819(JP,A) 特開 平5−275392(JP,A) 特開 平7−169713(JP,A) 特開 昭60−86831(JP,A) 特開 昭64−73620(JP,A) 特開 平7−283206(JP,A) 特開 平7−142453(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 H01L 21/28 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン系材料層の表面に形成された自
    然酸化膜を、1011/cmのオーダー以上のプラズ
    マ密度を発生しうる高密度プラズマソースを用いるとと
    もに、水素系ガスのパルス時間変調プラズマを用いて除
    去する工程を有する半導体装置の製造方法であって、 前記パルス時間変調プラズマのパルス幅を、アフターグ
    ロー・プラズマの寿命とプラズマ電子温度の緩和時間の
    中間に位置するパルス幅とすることにより、前記シリコ
    ン系材料層の表面近傍における前記パルス時間変調プラ
    ズマの実効的な電子温度を、Si−Si結合の結合エネ
    ルギーより低い値に選択し、 前記シリコン系材料層の表面のダメージを低減すること
    を特徴とする 半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記自然酸化膜を除去した後、露出した
    前記シリコン系材料層を大気から遮断したままの状態に
    てシリサイド形成用金属膜で被覆する請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
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