JP3409635B2 - テープ状ワークのプラズマクリーニング装置 - Google Patents

テープ状ワークのプラズマクリーニング装置

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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状のワーク
の表面をクリーニングするテープ状ワークのプラズマク
リーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の製造方法として、TAB(T
ape Automated Bonding)法が知
られている。TAB法は、ポリイミドやガラス繊維を含
んだ樹脂フィルムで製造されたテープ状ワークの表面に
チップを搭載し、チップの電極とテープ状ワークの表面
に形成された電極をワイヤやバンプなどで接続し、また
必要に応じチップやワイヤを樹脂封止するものである。
【0003】この場合、ワイヤやバンプと電極の接着性
を向上させることが望ましく、また封止樹脂と樹脂フィ
ルムから成るテープ状ワークとの接着性を向上させるこ
とが望ましい。
【0004】ところで、プリント基板に電子部品を実装
する前やワイヤボンディングを行う前に、プラズマクリ
ーニング装置によりプリント基板の表面をクリーニング
することが知られている(例えば、特開平4−3110
47号公報)。プラズマクリーニングは、プリント基板
を真空チャンバ内に収納し、プラズマを発生させてイオ
ンをプリント基板の表面に衝突させることにより、表面
をクリーニングするものである。プリント基板をプラズ
マクリーニングすれば、回路パターンの電極の汚れが除
去され、ワイヤやバンプと電極の接着性は大幅に向上す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記テープ状
ワークも、プリント基板と同様にプラズマクリーニング
を施すことが考えられる。ところが、テープ状ワークは
連続した長尺物であり、従来のプラズマクリーニング装
置では、プリント基板のように真空チャンバ内に収納し
てプラズマクリーニングを行うことができない。
【0006】そこで本発明は、連続したテープ状のワー
クの表面を作業性よくプラズマクリーニングすることが
できるプラズマクリーニング装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のプラズマ
クリーニング装置は、ベース部材と、ベース部材上に配
置されて真空チャンバを形成する蓋部と、蓋部を上下動
させて真空チャンバを開閉する開閉手段と、下部電極
と、下部電極に高周波電圧を印加する高周波電源装置
、真空チャンバ内を真空吸引する真空吸引装置と、真
空チャンバ内にプラズマ発生用ガスを供給するプラズマ
ガス供給装置と、真空チャンバの外部に設けられた供給
リールと、この供給リールに卷回されたテープ状のワー
クを導出してテープ状のワークを前記ベース部材と前記
蓋部の間を走行させる走行手段とを備えた。請求項2記
載のプラズマクリーニング装置は、請求項1記載のプラ
ズマクリーニング装置であって、前記蓋部が接地電極を
兼ねる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明によれば、連続したテープ
状のワークを真空チャンバ内で走行させ、テープ状のワ
ークが真空チャンバの内部と外部で連通した状態で真空
チャンバ内を所定の真空度に維持することにより、テー
プ状のワークの表面のプラズマクリーニングを行うこと
ができる。
【0009】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1のプラズマクリーニング装置の正面図、図2は同プ
ラズマクリーニング装置の真空チャンバの斜視図、図3
は同プラズマクリーニング装置の真空チャンバの断面
図、図4(a)、(b)は同プラズマクリーニング装置
のテープ状のワークの平面図、図5は同プラズマクリー
ニング装置のテープ状のワークの断面図である。
【0010】まず、図1を参照してプラズマクリーニン
グ装置の全体構造を説明する。図1において、1は基台
であり、基台1上に以下説明する各要素が配設されてい
る。2は供給リールであり、テープ状のワーク3が卷回
されている。ここで、テープ状のワーク3について図4
および図5を参照して説明する。ワーク3はポリイミド
やガラス繊維を含んだ樹脂などの樹脂フィルムで製作さ
れている。図4(a)に示すように、ワーク3の両縁部
には多数の搬送用のスプロケットホール30が設けられ
ている。ワーク3には、ピッチをおいてアイランド32
が形成されており、アイランド32の周囲には多数の電
極31が設けられている。また、アイランド32と電極
31は連結電極39および38によって共通電極33と
連結されている。共通電極33はメッキ工程にてメッキ
電源に接続され、ワーク3の各電極に電解メッキのため
の電位を与えるものであり、ワーク3の長手方向に沿っ
て形成されている。図4(b)に示す44は、共通電極
33の一部がパンチによって打ち抜かれた切除部を示し
ており、これについては後述する。
【0011】次に、図5を参照してワーク3の断面につ
いて説明する。図5において、ワーク3の上面には電極
31、アイランド32が形成されている。電極31は3
つの層より形成されており、下側からCu層31a、N
i層31bおよびAu層31cより成る。アイランド3
2も同様に下側からCu層32a、Ni層32bおよび
Au層32cより成る。電極31の下側には、スルーホ
ール37がワーク3の下面に貫通して設けられている。
ワーク3の下面のスルーホール37の位置には、後工程
でバンプ40が形成される。
【0012】34はチップであり、後工程でアイランド
32上にボンディングされる。その後、ワイヤボンディ
ング工程にてチップ34の電極と電極31とをワイヤ3
5で接続する。電極31とワイヤ35との密着性を高め
るためには、電極31の表面Aをクリーニングすること
が望ましい。また、ワーク3上のチップ34はワイヤボ
ンディング後に樹脂36によって封止されるが、ワーク
3の上面と樹脂36との密着性を高めるためには、樹脂
封止に先立ってワーク3の上面Bの表面を活性化するこ
とが望ましい。そこでこのプラズマクリーニング装置
は、電極31の表面Aおよびワーク3の上面Bをクリー
ニングし、またワーク3の上面Bを活性化するものであ
る。
【0013】図1において、供給リール2の下流側に
は、送りローラ11が設けられている。送りローラ11
は供給リール2からワーク3を引き出し、下流側へ送
る。送りローラ11の下流側には、パンチ部4が配設さ
れている。パンチ部4は、受け部材5およびパンチ6を
備え、パンチ6はシリンダ8のロッド7に結合されてい
る。
【0014】パンチ部4の下流側には、テンション付与
手段9が設けられている。テンション付与手段9は2つ
のガイドローラ19と、テンションローラ10とを備
え、テンションローラ10に張力を作用させることによ
りワーク3に張力を付与し、ワーク3の走行時の長さの
変動を吸収する。
【0015】テンション付与手段9の下流側には、真空
チャンバ12が設けられている。図1および図3におい
て、真空チャンバ12は、ベース部材13および蓋部1
4より構成される。蓋部14はシリンダ15のロッド1
6に結合されている。シリンダ15のロッド16が突没
することにより、蓋部14は上下動し、真空チャンバ1
2は開閉する。シリンダ15は真空チャンバ12を開閉
する開閉手段となっている。
【0016】ワーク3はベース部材13上を走行して真
空チャンバ12の下流側へと送られる。真空チャンバ1
2の下流側にはワーク3の巻き取りリール17が備えら
れている。巻き取りリール17は、モータ18を駆動す
ることによって、ワーク3を巻き取る。すなわちモータ
18及び巻き取りリール17はテープ状のワークである
ワーク3を走行させるテープ状のワークの走行手段とな
っている。
【0017】次に、図2および図3を参照して真空チャ
ンバ12の構造を説明する。図3において、ベース部材
13の中央部には開口20が設けられ、開口20には下
部電極21が絶縁材22を介してベース部材13の下面
側から装着されている。下部電極21は高周波電源装置
50と電気的に接続されており、高周波電圧が印加され
る。また、ベース部材13の上面の、ワーク3が走行す
る範囲には絶縁材24が装着されている(図2も参
照)。絶縁材24は、ワーク3の下面の電極38がベー
ス部材13と電気的に導通するのを防止するためのもの
である。したがって、絶縁材24はワーク3の下面に電
極や配線パターンが形成されていない場合には必要のな
いものである。
【0018】蓋部14の側壁の下端部にはシール25が
装着されている。ワーク3が下部電極21上に置かれた
状態で蓋部14を下降させてシール25をベース部材1
3の上面に当接させることにより、シール25はワーク
3が真空チャンバ12の内外に連通した状態でベース部
材13の上面およびワーク3の上面との等接面を密封す
る(図2を参照)。この場合、ワーク3の下面と絶縁材
24(絶縁材24を用いる場合)またはベース部材13
(絶縁材24を用いない場合)の上面との微少な隙間か
らエアがリークするが、このリーク量はわずかであり、
真空吸引装置52の容量を適切に設定することにより、
真空チャンバ12内を所定の真空度に維持することがで
き、プラズマ発生に支障を来すには至らない。
【0019】蓋部14の上面には、パイプ26、27が
設けられている。パイプ26はプラズマガス供給装置5
3に接続されている。したがって、プラズマガス供給装
置53を駆動すると、アルゴンガスなどのプラズマ発生
用ガスが真空チャンバ12内に導入される。また、パイ
プ27は、大気開放装置51および真空吸引装置52に
接続されている。したがって、真空チャンバ12が閉じ
た状態で真空吸引装置52を駆動すると、真空チャンバ
12内は減圧される。また、大気開放装置51を駆動す
ると真空チャンバ内に大気が導入される。蓋部14は接
地部28に接地され、下部電極21に相対する接地電極
として機能する。
【0020】次に、図4(b)を参照してパンチ部4に
ついて説明する。前述のように、ワーク3の電極31や
アイランド32の表面に電解メッキによりメッキ層であ
るAu層31c,32cを形成する場合には、共通電極
33に電解メッキ電源を接続することにより、各電極が
電解メッキ電源と導通する。このプラズマクリーニング
装置にてワーク3のプラズマクリーニングを行う時点で
は、ワーク3にはすでに電解メッキは施されており、共
通電極33は不要のものである。また、プラズマクリー
ニング時に共通電極33がワーク3に沿って連通してい
ると、真空チャンバ12内でプラズマ雰囲気内にあるワ
ーク3と、真空チャンバ12の外部にあるワーク3が共
通電極33を介して電気的に導通していることになる。
【0021】ワーク3はプラズマクリーニング装置の金
属部分と各所において接触しているため、このような電
気的な導通状態は不都合であり、したがってプラズマク
リーニングを行う前にこの共通電極33の連通を遮断す
る必要がある。このプラズマクリーニング装置では、プ
ラズマクリーニングを行う前に図4(b)の切除部44
に示すように、シリンダ8によって駆動されるパンチ6
(図1)により、共通電極33を部分的に打ち抜き、共
通電極33の連通を遮断する。なお、Cu層31a上に
Ni層31b、Au層31cを無電解メッキで形成する
場合は、図4に示す連結電極38、39と共通電極33
は不要であり形成されていないので、パンチ6によって
切除部44を設ける必要がない。
【0022】このプラズマクリーニング装置は上記のよ
うな構成より成り、以下その動作を各図を参照して説明
する。図1において、まず、送りローラ11により、ワ
ーク3が供給リール2から引き出されてピッチ送りさ
れ、パンチ部4に送られる。パンチ部4では、シリンダ
8を駆動することにより、切除部44が形成される。打
ち抜きされたワーク3はテンション付与手段9に送ら
れ、同一テンションに保たれるとともに、ワーク3の長
さの変動が吸収される。
【0023】次に、真空チャンバ12が開の状態でモー
タ18が駆動され、真空チャンバ12内のワーク3が所
定長さだけ送られる。次いで、シリンダ8を駆動して蓋
部14を下降させ、真空チャンバ12を閉じる。この状
態で真空吸引装置52を駆動し、真空チャンバ12内を
真空吸引する。真空チャンバ12内が所定の真空度に到
達したならば、プラズマガス供給装置53を駆動して真
空チャンバ12内にアルゴンガスなどのプラズマ発生用
ガスを導入する。
【0024】次いで高周波電源装置50を駆動して下部
電極21に高周波電圧を印加する。これにより、真空チ
ャンバ12内にはプラズマが発生し、プラズマによる電
子やイオンがプラズマクリーニングの対象であるワーク
3の表面に衝突し、電極31やワーク3の樹脂の表面を
クリーニングし、また活性化する。このようにしてプラ
ズマクリーニングが終了したならば、大気開放装置51
を駆動して真空チャンバ12内に大気を導入して真空チ
ャンバ12を開にする。これにより、プラズマクリーニ
ングの1サイクルが終了し、この後に新たなワーク3が
送られ、プラズマクリーニングが繰り返して行われる。
【0025】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2のプラズマクリーニング装置の真空チャンバの断面
図である。なお、実施の形態1と同一の要素については
図3と同一の符号を付して説明を省略する。図6におい
て、蓋部14にはワーク3の流れ方向の上流側と下流側
の2カ所に箱形の付加部14a,14bが設けられてい
る。付加部14a、14bのベース部材13との当接部
にはシール25a,25bが設けられている。付加部1
4a、14bとベース部材13とで囲まれる空間は付加
真空チャンバ12a、12bを形成する。また付加部1
4a、14bにはそれぞれパイプ27a、27bが設け
られており、大気開放装置51及び真空吸引装置52に
接続されている。
【0026】次に、付加真空チャンバ12a、12bの
作用について説明する。図6において、p、pa、pb
はそれぞれ真空チャンバ12、付加真空チャンバ12
a、12b内の圧力値(atm)を示す。ワーク3がベ
ース部材13及び下部電極21上に置かれた状態で真空
チャンバ12が閉じられ、真空吸引装置52を駆動す
る。これにより、真空チャンバ12及び付加真空チャン
バ12a、12bが真空吸引される。このとき、ワーク
3とベース部材13との接触面からはわずかにエアがリ
ークしている。
【0027】このエアのリーク量は、一般にシールで隔
てられている2つの空間の圧力差に比例する。本実施の
形態2では、付加真空チャンバ12a、12b内は真空
吸引されているため、付加真空チャンバ12a、12b
内の圧力pa,pbは大気圧である1atmよりも低く
なっている(pa、pb<1)。したがって付加真空チ
ャンバ12a、12bと真空チャンバ12との圧力差
(pa−p)は、付加真空チャンバ12a、12bがな
い場合の真空チャンバ12と大気圧との圧力差(1−
p)よりも小さく、付加真空チャンバ12a、12bか
ら真空チャンバ12へとリークするエアの量は付加真空
チャンバ12a、12bがない場合と比較して少なくな
る。したがって、付加真空チャンバ12a、12bを設
けることにより、真空チャンバ12内の真空度を高める
ことができる。
【0028】また、上記実施の形態2では、真空チャン
バ12及び付加真空チャンバ12a、12bを真空吸引
するために同一の真空吸引装置52を用いるようにして
いるが、付加真空チャンバ12a、12bを別個の真空
吸引装置により真空吸引するようにしてもよい。付加真
空チャンバ12a、12bの真空吸引に際しては、高い
真空度は必要とされずいわば粗引きでよいため、真空吸
引装置として大容量低真空度型のもの、例えば排気ブロ
アなどの簡易的なものを使用することができる。このよ
うに真空チャンバ12と、付加真空チャンバ12a、1
2bとにそれぞれ設定真空度の異なる別個の真空吸引装
置を用いることにより、効率のよい真空吸引を行うこと
ができる。
【0029】(実施の形態3)図7は本発明の実施の形
態3のプラズマクリーニング装置の真空チャンバの部分
断面図である。上記実施の形態2においては、シール2
5をワーク3の上面に当接させて真空チャンバ12を密
封するようにしているが、本実施の形態3はシール25
及びシール25a、25bとワーク3との間にわずかな
隙間Gを持たせるものであり、これ以外については実施
の形態2と同様である。図7は、蓋部14が下降してシ
ール25,25a、25bがベース部材13に当接した
状態を示している。このとき、シール25および25
a、25bの下端部と、ワーク3の上面との間にわずか
な隙間Gを持たせるようにする。このようにワーク3と
シール25,25a,25bとの間に隙間Gを設けるこ
とにより、ワーク3はシール25、25a、25bと接
触しないため、ワーク3を連続的に走行させながらプラ
ズマクリーニングを行うことができる。この場合、隙間
Gからエアのリークが発生するが、付加真空チャンバ1
2および12a、12bを真空吸引する真空吸引装置5
2の能力を適切に設定することにより、真空チャンバ1
2内を所定の真空度に維持することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、テープ状のワークを真
空チャンバ内で走行させ、テープ状のワークが真空チャ
ンバ内部と外部で連通した状態で真空チャンバ内を所定
の真空度に維持するようにしたので、従来は不可能であ
ったテープ状のワークを対象としてプラズマクリーニン
グを行うことができる。また、供給リールや巻き取りリ
ールなどの機構部分を真空チャンバの外部に設置するこ
とにより真空チャンバの容積を小さくすることができる
ので、真空吸引装置の容量を小さくすることができ装置
コストを低減できるとともに、真空吸引時間を短縮する
ことによるプラズマクリーニングの効率化が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のプラズマクリーニング
装置の正面図
【図2】本発明の実施の形態1のプラズマクリーニング
装置の真空チャンバの斜視図
【図3】本発明の実施の形態1のプラズマクリーニング
装置の真空チャンバの断面図
【図4】(a)本発明の実施の形態1のプラズマクリー
ニング装置のテープ状のワークの平面図 (b)本発明の実施の形態1のプラズマクリーニング装
置のテープ状のワークの平面図
【図5】本発明の実施の形態1のプラズマクリーニング
装置のテープ状のワークの断面図
【図6】本発明の実施の形態2のプラズマクリーニング
装置の真空チャンバの断面図
【図7】本発明の実施の形態3のプラズマクリーニング
装置の真空チャンバの部分断面図
【符号の説明】 1 基台 2 供給リール 3 ワーク 4 パンチ部 9 テンション付与部 12 真空チャンバ 13 ベース部材 14 蓋部 17 巻き取りリール 18 モータ 21 下部電極 25 シール 50 高周波電源装置 51 大気開放装置 52 真空吸引装置 53 プラズマガス供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/302 N (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 7/00 H01L 21/304 H01L 21/3065 H01L 21/60 H01L 23/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部材と、ベース部材上に配置されて
    真空チャンバを形成する蓋部と、下部電極と、下部電極
    に高周波電圧を印加する高周波電源装置と、真空チャン
    バ内を真空吸引する真空吸引装置と、真空チャンバ内に
    プラズマ発生用ガスを供給するプラズマガス供給装置
    と、真空チャンバの外部に設けられた供給リールと、こ
    の供給リールに卷回されたテープ状のワークを導出して
    テープ状のワークを前記ベース部材と前記蓋部の間を走
    行させる走行手段とを備えたことを特徴とするプラズマ
    クリーニング装置。
  2. 【請求項2】前記蓋部が接地電極を兼ねることを特徴と
    する請求項1記載のプラズマクリーニング装置。
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