JP3409205B2 - クーラーやエアコン、除湿機、空気清浄機のカバー - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔発明の属する技術分野〕 本発明は、空気吸入に伴うよごれの付着を防止する事を
目的として、カバー本体は布又は薄紙又は不織布で構成
され、クーラーおよびエアコンおよび除湿機および空気
清浄機の空気吸入面の前面外側を覆い、上部空気吸入口
は覆わず、更にカバー本体にはひも又はひもの先端にマ
ジックテープを設けた物又はゴムをほどこして、手作業
で上記室内機に装着させる、脱着自在且つ取り換え容易
なよごれ防止カバーであり、そこには、上記室内機の各
機種ごとの大きさに合せて装着させる為、必要に応じて
折り込んだままを保つ事が可能且つ、引き伸ばす事も容
易にできるという部分を設ける事もできるというカバー
に関する物である。

【０００２】〔従来の技術〕これまでは、クーラーやエ
アコンの室外機のカバーや、クーラーやエアコンをシー
ズンオフで使用していない時に、室内機全体を覆う物は
あったが、作動中に室内機の外部をよごれから守るカバ
ーはなかった．

【０００３】〔発明が解決しようとする課題〕本発明
は、クーラーやエアコンの室内機、空気清浄機、除湿機
等、空気吸入面を有する機械の外部をよごれから守る為
のよごれ防止カバーである。空気吸入面を有する、室内
に設置、使用する機械はタバコのヤニやほこり等で非常
によごれやすく、特に空気吸入面は全く平らな平面では
なく、よごれも大へんたまりやすく、そうじをするにも
手間と時間と労力を要し、非常に大へんな作業であっ
た．

【０００４】〔課題が解決しようとする手段〕本発明
は、前記問題点を解決する為に、空気吸入面を有する機
械の空気噴出部は、空気の噴出を防げないようそこと、
建物の壁面に密着する裏面を除く全体を覆い、よごれの
付着を防止する．さらにカバー本体の一部に、空気吸入
面を有する機械の各機種ごとの大きさに合わせて本発明
品を装着させる為に、折り込んだまま、又は引き伸ばせ
るという部分を設ける．カバー全体の外周にはゴムを備
えつける。ゴムを備えた事により空気吸入面を有する機
械から本発明のカバーを脱着自在とする事ができ、よご
れたカバーをきれいなカバーに取り変える事も容易とな
る。

【０００５】〔発明の実施の形態〕以下図面に従って一
実施例を説明する．図１において、カバー面上端１ａ、
カバー面右端ｂ、カバー面左端１ｃにゴムを設ける．１
ｄはゴム．ゴムはほぼ楕円状を形成する．これにより空
気吸入面を有する機械から脱着自在となる。様々な機種
のサイズに合せる為、カバー本体を縦方向の長さの調節
に折り込み部分２ａを、横方向の長さ調節には折り込み
部分２ｂ、２ｃを設ける．この折り込み部分２ａ、２
ｂ、２ｃは空気吸入面を有する機械に装着する際、必要
に応じて折り込んだままを保つ事が可能且つ、伸ばす事
も容易にできるよう、適宜な処理を施す．いろいろなメ
ーカーの、様々なサイズの機種に適応できるという事
は、販売分野が広がり有益である．なお折り込み部分に
ついてこの図にある数に限らない．

【０００６】図２は図１のよごれ防止カバーを除湿機や
エアコン等の空気吸入面を有する機械に装着した図であ
る．カバー本体３ａのカバー面下端４は空気噴出口８よ
り上に設ける．これは機械の空気噴出を防げない為であ
る．

【０００７】図３は本発明のカバーを空気吸入面を有す
る機械に装着した場合の要部断面図である。空気吸入面
を有する機械の建物の壁面に密着する面と上部の面とで
構成される角は、丸くなっている為そこは壁面５との間
でくぼみ状になり、そこに本考案のカバー面上部１ａの
ゴムは入り込み、係止する．同様にカバーのゴムは、空
気吸入面を有する機械の外周に係止し、脱着も容易に可
能となる。

【０００８】なおこの考案は前記実施例に限定される物
ではなく、次のように実施する事もできる。以下図４か
ら図１５について説明する．

【０００９】図４は折り込み部分２ａ、２ｂ、２ｃをな
くし、更に空気吸入面を有する機械で、機械上部に空気
吸入口があるタイプの物に装着する為、上部の空気吸入
口は覆わないよごれ防止カバーである．カバー本体３ｂ
を空気吸入面を有する機械より縦方向、横方向共にやや
大きく作り、各メーカーの様々なサイズに対応できるよ
うにする．空気吸入面を有する機械の上面と前面より構
成される角の近くに密着するカバー面上端１ｆとその上
方にゴム１ｅを、カバー面下端４とその下方にゴム１ｄ
をそれぞれ設ける．つまりカバー面上端１ｆとゴム１ｅ
を楕円状に、カバー面下端４とゴム１ｄも楕円状にそれ
ぞれゴムを構成する．空気吸入面を有する機械にはゴム
１ｆ、１ｄとカバー面左端１ｃ、カバー面右端１ｂを以
って外周とし装着する．カバー面上端１ｆとカバー面下
端４はゴムによって空気吸入面を有する機械の適当な位
置に密着させる事ができ、カバー本体もやや大きく作ら
れていても機械作動時には空気の流れによって機械に吸
い付いた形となる。したがって装着時の見た目が悪いと
いう事はなく、よごれ防止という目的も違える事はな
い．

【００１０】なおこのよごれ防止カバーは応用例とし
て、カバー面左端１ｃ、カバー面右端１ｂはゴムを設け
なくてもよい。

【００１１】図５は本考案のカバーを、空気吸入面を有
する機械に装着する事を目的として、ひも６ａ、６ｂ、
７ａ、７ｂを設けた、装着にはこのひもを縛るが、人が
手で縛る事により、空気吸入面を有する機械の外周の長
さの違いに対応する事ができる。なおひも６ａ、６ｂ、
７ａ、７ｂの材質は、ゴムでもそれ以外でも良い．カバ
ー面４の形状は図４と同様である．

【００１２】図６は、図５のよごれ防止カバーを空気吸
入面を有する機械に装着した図である。

【００１３】図７は、装着する為のひもの先端部分にマ
ジックテープ９ａ、９ｂ、９ｄ、９ｃを設けた物であ
る．したがって空気吸入面を有する機械に装着する場
合、マジックテープ９ａ、９ｂを合せ、マジックテープ
９ｄ、９ｃをそれぞれ止め合せる。空気吸入面を有する
機械で、上部に空気吸入口があるタイプは空気吸入の約
７５％を機械前面で行っている．これはその為、最もよ
ごれる機械の前面部を覆いよごれを防止し、機械上部の
空気吸入口は覆わない構造とした．なお、これは機械前
面から連続して側面も覆う形状とした．カバー面上端１
１ａ、カバー面下端１１ｂには、ゴムを設けない．折り
込み部分２ａ、２ｂ、２ｃは設け、それにより空気吸入
面を有する機械の大きさの違いには対応する．

【００１４】図８は、図７のよごれ防止カバーのひも８
ａ、８ｂ、８ｃ、８ｂをカバー本体３ｃの上と下にそれ
ぞれ連続したゴムにした物である。

【００１５】更にその応用例として、カバー面左端１１
ｃ、カバー面右端１１ｂにゴムを設け、ゴム１０ａ、１
０ｂと連続したゴムの形状としても良い．

【００１６】図９は、図７、図８のよごれ防止カバー
を、折り込み部分を伸ばした状態で空気吸入面を有する
機械に装着した図である。

【００１７】図７、図８のよごれ防止カバーは空気吸入
面を有する機械の空気吸入口が機械上部にない機種や、
空気噴出口が上部にある機種にも使用できる。

【００１８】図１０のよごれ防止カバーは、図１のよご
れ防止カバーに、空気吸入面を有する機械の下面も覆え
る部分を付設した物である．したがって空気噴出口８は
覆わず、カバー全体に対して、穴のように空けた部分１
２を設ける．空気吸入面を有する機械の下面を覆う部分
の後方に、ゴム１ｄは設けても設けなくても良い．図１
０は上記よごれ防止カバーを折り込み部分を伸ばした状
態で、空気吸入面を有する機械に装着した図である．

【００１９】図１から図１０までで、空気吸入面を有す
る機械を覆う部位としては、前面と側面を覆うタイプ、
下面と空気噴出口と建物の壁面に密着する面を除いて覆
うタイプ。そして装着法としては、ゴムによる物、ひも
による物、マジックテープによる物、そして様々な機種
への大きさの対応として、折り込み部分を設ける物、そ
うではない物を列記した．それぞれの組み合せを変えれ
ば、前記、記した以外のよごれ防止カバーができるが、
それは図面、記述共省略する．

【００２０】図１から図１０まで横長型の空気吸入面を
有する機械に対してのよごれ防止カバーであるが、これ
をこのまま左方向へ９０度回転させ縦長型にすれば、そ
のまま窓などに取り付ける様式のクーラー等の機械に応
用できる。

【００２１】図１１から図１３は床置式の空気吸入面を
有する機械の、本考案のよごれ防止カバーを実施した例
である。具体的機種として、除湿機、空気清浄機等が上
げられる。図１１と図１２は、図１のよごれ防止カバー
を装着した物。装着法は、上下逆にすれば同形のままで
使用できる．図１１は斜視図。図１２は後方から見た図
である。図１３は、図８のよごれ防止カバーを装着し
た、実施例を示す図である．

【００２２】図１４は、床置式の空気吸入面を有する機
械に装着するよごれ防止カバーの１応用例である．カバ
ー本体３ｄは筒状に設ける．上端、下端共、円形状にゴ
ム１３を設ける．このよごれ防止カバーは、前面がよご
れた場合、左右にずらしきれいな面を出して使用できる
ので、便利である．メーカーや機種の違いによる大きさ
の異なる空気吸入面を有する機械に対応する為に、折り
込み部分２ａを設けたが、その数は１本とは限らない
し、方向も横方向とは限らない。また、この図では折り
込み部分を設けたが、ゴム１３により多少小さいサイズ
の機械であっても、カバーはずり落ちる事はなく装着で
きる．

【００２３】図１５は、図１４のよごれ防止カバーを空
気吸入面を有する機械に、装着した図である。

【００２４】床置式の空気吸入面を有する機械で、側面
に空気噴出口がある様式の物があるが、図１１、図１
３、図１５の物を、そのまま９０度向きを変えれば使用
可能である。

【００２５】空気吸入面を有する機械として、様々なメ
ーカーの様々なサイズに対応できるよう、考案した物で
あるが、次のように分類した方が製作者も、使用者も便
利と思われる．横長型のクーラー、エアコン、除湿
機、空気清浄機。縦長型のクーラー用．床置式の除
湿機、空気清浄機。なお、サイズや形の近い物について
は、上記のように分ける必要はないと思われる．

【００２６】カバー本体に、きれいな色や柄、模様など
をつければ、ファッション感覚で楽しく使用できる．材
質は、布、薄紙、不織布等、適宜な物とする。

【００２７】〔発明の効果〕本発明は、上記のとおり構
成されているので、家庭用のクーラーやエアコン、除湿
機、空気清浄機の室内用機械のよごれを防止する事がで
き、更によごれたよごれ防止カバーを清浄なよごれ防止
カバーにつけ変える事も容易に行う事ができる．また様
々のメーカーや大きさにも対応ができ、販売上も使用上
も大へん有益且つ、便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】よごれ防止カバーの正面図である．

【図２】よごれ防止カバーを空気吸入面を有する機械に
装着してなる状態を示す斜視図である．

【図３】よごれ防止カバーを空気吸入面を有する機械に
装着してなる状態を示す要部断面図である．

【図４】

【図５】

【図７】

【図８】

【図１４】よごれ防止カバーの一実施例を示す正面図で
ある．

【図６】図５のよごれ防止カバーを空気吸入面を有する
機械に装着した状態を示す正面図である．

【図９】図７、図８のよごれ防止カバーを、空気吸入面
を有する機械に装着した状態を示す斜視図である．

【図１０】よごれ防止カバーの一実施例を、空気吸入面
を有する機械に装着した状態を示す斜視図である．

【図１１】図１のよごれ防止カバーを、床置式の空気吸
入面を有する機械に装着した、一実施例を示す斜視図で
ある．

【図１２】図１１の状態を示す背面図である．

【図１３】図８のよごれ防止カバーを、床置式の空気吸
入面を有する機械に装着した、一実施例を示す斜視図で
ある．

【図１５】図１４のよごれ防止カバーを、床置式の空気
吸入面を有する機械に装着した、一実施例を示す斜視図
である．

【符号の説明】

１ａ、１ｆ、１１ａ、カバー面上端。 １ｃ、１１ｃ、
カバー面左端．１ｂ、１１ｄ、カバー面右端。４、１１
ｂ、カバー面下端。２ａ、２ｃ、２ｂ折り込み部分。１
ｄ、１ｅ、１０ａ、１０ｂ、１３、ゴム。３ａ、３ｂ、
３ｃ、３ｄ、カバー本体．５、壁面、８、空気噴出口．
６ａ、６ｂ、７ａ、７ｂ、８ａ８ｂ、８ｃ、８ｄ、ひ
も．９ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄ、マジックテープ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) F24F 1/00 F24F 1/02 F24F 5/00 F24F 6/00 F24F 7/00

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】空気吸入に伴うよごれの付着を防止する事
   を目的としてカバー本体は布又は薄紙又は不織布で構成
   され、クーラーおよびエアコンおよび除湿機および空気
   清浄機の空気吸入面の前面外側を覆い、上部空気吸入口
   は覆わず、更にカバー本体にはひも又はひもの先端にマ
   ジックテープを設けた物又はゴムをほどこして、手作業
   で上記室内機に装着させる、脱着自在且つ取り変え容易
   なよごれ防止カバー。
2. 【請求項２】上記室内機の各機種ごとの大きさに合せて
   装着させる為、必要に応じて折り込んだままを保つ事が
   可能且つ、引き伸ばす事も容易にできるという部分を設
   けた請求項１記載のよごれ防止カバー。