JP3407884B2 - 絶縁ガラスユニットに絶縁ガスを充填する装置と方法 - Google Patents

絶縁ガラスユニットに絶縁ガスを充填する装置と方法

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JP3407884B2
JP3407884B2 JP2000518180A JP2000518180A JP3407884B2 JP 3407884 B2 JP3407884 B2 JP 3407884B2 JP 2000518180 A JP2000518180 A JP 2000518180A JP 2000518180 A JP2000518180 A JP 2000518180A JP 3407884 B2 JP3407884 B2 JP 3407884B2
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    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/677Evacuating or filling the gap between the panes ; Equilibration of inside and outside pressure; Preventing condensation in the gap between the panes; Cleaning the gap between the panes
    • E06B3/6775Evacuating or filling the gap during assembly

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  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は均一の大きさや形状を有しない絶縁ガラス組立
体を組立てる装置と該ガラス組立体にアルゴンのような
絶縁ガスを充填することに関する。
【0002】発明の背景 窓、ドアその他の製造に用いる絶縁ガラス組立体は通常
周縁のスペーサによって間隔があけられた2つの実質的
に平行の離間されたガラス板を有している。スペーサは
普通、ガラス板の向き合う表面に対面する2つの平坦な
実質的に平行な側面を有するように形成されまたガラス
板の周縁と一致するように曲げられた、金属の通常は管
形状のものである。ポリイソブチレンのようなシール材
料がスペーサの平坦な側面と対面するガラス表面との間
に用いられガラス表面をスペーサに対してシールする。
ガラス組立体を横切る熱抵抗を増強するため、ガラス板
間の空間は空気よりは低い熱伝導性を有するアルゴンの
ような絶縁性ガスで充たされる。
【0003】絶縁ガラスユニットの製造において、均一
生産ライン方式は単一寸法のガラス組立体を大量に生産
することができる。注文品の絶縁ガラスユニットは一方
において、一般に単一ユニットのような小量で製造さ
れ、単一の注文は大きさや形状が変わるユニットの製造
を必要としている。
【0004】様々の方法と装置が提案されガラス板の間
の空間内部の空気をアルゴンのような絶縁ガスに入替え
ることができるようにしている。1つの方法において
は、ガラス板がスペーサに接着されて実質的にシールさ
れたガラス板間の空間を形成しそしてこの空間内の空気
が徐々に出入口を通ってアルゴンと入替えられるように
する。他の方法では、多重ガラス組立体のガラス板間の
空間が最初真空吸引による絶縁ガスで充たされ空気を2
つのガラス板がシールされる前にガラス板空間から取除
くようにし、次にこの排除されたガラス板空間に絶縁ガ
スを充填する。ガラス板空間が絶縁ガスで充たされた
後、ガラス板はスペーサに対してシールされる。
【0005】絶縁ガラスユニットにおいて空気を絶縁ガ
スに入替える種々の方法と装置は米国特許第5,01
7,252号、同第4,780,164号、同第5,5
73,618号(Ruekheim)及び同第5,476,12
4号(Lisec )に示されている。この最後の特許には、
周縁のスペーサにより分離された一対のガラス板を有す
る絶縁ガラスユニットが平行のガラス板の間のコンベア
ベルトにより搬送され、外側ガラス板の底縁がスペーサ
から僅かに離れるよう間隔があけられほぼ垂直の開口が
ユニットの側縁に沿って得られるようにした装置が記載
されている。ガラス板の前縁は垂直のシール装置に接触
するように搬送される。もう1つの垂直のシール装置が
次にガラス板の後縁に接触するように動かされガス密コ
ンベアベルトによりガラス板の間の空間をシールする。
絶縁ガスが次に一方の垂直のシール装置から他方のシー
ル装置へと乱流が生じない条件のもとに横方向に流され
る。ガラスユニットが絶縁ガスで適当に充たされた時、
一方のプレートが他方のプレートに向って前進されこれ
らプレートの間のガラスユニットを圧縮しそれによりガ
ラス板を周縁のスペーサに完全に接着する。この装置は
1度に1つのガラスユニットの空気を絶縁ガスで入替
え、また乱流のないガスの流れを用いることにより、空
気を絶縁ガスで入替えるのに多くの時間を要する。1つ
の又は複数の同一の又は異なった大きさの絶縁ガラスユ
ニットを1度に絶縁ガスで充たし迅速で実質的に完全な
空気の入替えを行うようにする方法と装置を提供するこ
とが有利である。
【0006】発明の概要 本発明は、2つの平行なガラス板とこれらガラス板の間
の空間を区画形成するガラス板の間の周縁スペーサとを
有する絶縁されたガラスユニットの製造中に空気を絶縁
ガスと入替える装置を提供する。この装置は直立する第
1のプラテンと第1のプラテンから離間され第1のプラ
テンと向き合う第2のプラテンとを具備している。プラ
テンの少なくとも一方を他方に近づきまた離れるよう動
かす手段が設けられる。少なくとも一方のプラテン、好
ましくは可動プラテンが他方のプラテンに向って延びか
つ他方のプラテンに対し周縁をシールすることができる
周縁の弾性シールを担持し、プラテンの間にシールされ
た囲壁を区画形成する。コンベアがこの囲壁の内部に設
けられ部分的に組立てられた絶縁ガラス製品をプラテン
の間のガス入替え位置に動かすようにする。排出手段が
設けられ空気と絶縁ガスを囲壁から吸引し、また吸い込
み手段が設けられ絶縁ガスの乱流をコンベアを通って上
方に導入しコンベア上に支持されているガラスユニット
の中に導入する。
【0007】好ましい実施態様では、離間されたプラテ
ンと周縁の弾性シールとによって区画形成された囲壁の
内部に収容されているコンベアは、穴があけられ絶縁ガ
スをコンベアの下側に導入し乱流でガラス板間の空間の
中へと上方に導入するコンベアベルトを具備している。
【0008】本発明はまた絶縁ガラスユニットにおいて
空気を絶縁ガスで入替える方法からなる。一対の平行な
ガラス板とガラス板間の空間を区画形成するためのガラ
ス板の間の周縁スペーサとを有する部分的に組立てられ
たガラスユニットが設けられる。一方のガラス板の下縁
がスペーサから間隔をおいて配置されガラス板間の空間
と連通できる底部間隙が得られるようにする。上記の部
分的に組立てられた絶縁ガラスユニットは囲壁の内部に
搬送され、また絶縁ガスが乱流状態のもとに間隙を通っ
て上方に導入され空気と乱流状態で混合される。絶縁ガ
スと空気との混合気体は囲壁内の絶縁ガスの濃度が所望
のレベルに達するまで囲壁から排出される。ガラス板の
下縁は次にスペーサに対して閉じられガラス板間の空間
をシールする。
【0009】本発明の方法の好ましい実施態様は周縁シ
ールを有する間隔をおいて配置されたプラテンの間を、
一対の間隔をおいて配置されたガラス板と周縁スペーサ
とを有し一方のガラス板の下縁がスペーサから離間され
底部間隙を得るようにした部分的に組立てられた絶縁ガ
ラスユニットを搬送することを含んでいる。この方法
は、プラテンを相互に近づくように動かし周縁シールと
共に、部分的に組立てられたガラスユニットがその内部
に支持された囲壁を形成する段階を含んでいる。絶縁ガ
スが乱流状態で間隙を通って上方に導入され空気と乱流
で混合され、そして絶縁ガスと空気との混合物は囲壁内
の絶縁ガスの濃縮が所定のレベルに達するまで囲壁から
排出される。プラテンは次に相互により接近するよう動
かされ一方のガラス板の下縁をスペーサに接触させ底部
間隙を閉鎖しガラス板をスペーサにシールし、続いてプ
ラテンが分離され、完成されたガラスユニットがプラテ
ンの間から外に搬送される。
【0010】好ましくは、本発明の方法は、ガラス板の
下縁をスペーサに対して閉じる前に囲壁内の絶縁ガスの
圧力を大気の圧力より僅かに低い最終圧力に調節しそれ
によりガラス板をスペーサに押しつけることを含む次の
工程で得られたガラス板間の空間の容積の僅かの減少に
よりこの空間内の圧力が大気圧力にほぼ等しい圧力に上
昇されるようにする段階を含んでいる。
【0011】好適な実施態様の詳細な記載 本発明の好ましい実施態様は枠組みの中に取付けられた
一対のほぼ平行なプラテンを使用しそれによりプラテン
の一方が他方に近づきまた離れるように動きプラテンの
間の平行状態を維持するようにしている。平行状態は望
ましくは可動プラテンの隅部に位置し単一モーターによ
り駆動される共働ねじ駆動装置の使用を介して可動プラ
テンを駆動することにより達成される。両方のプラテン
は動くことができるが、便宜上第1のプラテンと称され
る一方のプラテンが静止し他方の第2のプラテンが第1
のプラテンに近づきまた離れるように動くのが望まし
い。
【0012】第2のプラテンには該プラテンの縁に近接
したその周縁の周りに延びかつ第1のプラテンの周縁に
対面する弾性で圧縮性のシールが設けられそれにより第
2のプラテンが第1のプラテンに向って動かされた時シ
ールが第1のプラテンと係合し向き合うプラテン表面と
で、空気のアルゴン又は他の絶縁ガスへの入替えが内部
で生じる囲壁を形成するようにしている。
【0013】その底部の近くのしかも囲壁の内部で、第
1のプラテンには水平のコンベアが設けられ部分的に組
立てられた絶縁ガラスユニットを装置の中と外に搬送す
る。このコンベアは好ましくは、第1のプラテンに軸支
された車軸を有するローラによって駆動されまた囲壁か
ら第1のプラテンの他側の動力源によって適当に駆動さ
れるコンベアベルトを具備している。この好ましい実施
態様では、コンベアベルトはローラの周りに巻かれた無
端ループを具備し、また穴があけられ絶縁ガスがこの穴
を容易に通過するようにしている。コンベアベルトの上
側水平走行部の直下に、上方に向く開口を有し絶縁ガス
をコンベアの穴を通って上方に押し絶縁ガスユニットの
ガラス板空間に押入れる絶縁ガスマニホルドがある。
【0014】コンベアはまた例えば一連の水平に離間さ
れたローラの形式とすることができ、これらローラのあ
るものは駆動されローラの上を部分的に組立てられた絶
縁ガラスユニットが走行し、ローラ間の間隔により絶縁
ガスは上方に向って流れるようにする。しかし、コンベ
アベルトは、その使用により一方のローラから他方のロ
ーラへと通過するガラス板のように他のガラス板に対す
る運動が生じることがなくなるため、好ましい。
【0015】ここで用いられるように、“部分的に組立
てられた絶縁ガラスユニット”は、ガラス板の間に延び
る連続した周縁スペーサにより相互に離間された一対の
ガラス板からなる絶縁ガラスユニットを言うものであ
り、スペーサはほぼ平坦な、各ガラス板の向き合う表面
に対面する向き合った表面を有し、シリコン又はポリイ
ソブチレンゴムのような適当なシール材を用いてガラス
板に対しシールできるようになっている。スペーサは第
1のガラス板の表面に対しシールされ、そして2つのガ
ラス板のうちの第2のガラス板に対面するスペーサの表
面は第2のガラス板がスペーサに押しつけられた時第2
のガラス板の対面する表面が接着するシール材が設けら
れる。第2のガラス板の上縁はスペーサに接着される
が、第2のガラス板の底縁はスペーサから僅かに離間さ
れ、下縁と周縁スペーサとに第2のガラス板の対向表面
によって区画形成された底部間隙が得られるようにす
る。部分的に組立てられたガラスユニットはしたがって
逆V字形状を有している。
【0016】上記した部分的に組立てられた絶縁ガラス
ユニットは組立て部署でほぼ直立位置で手により組立て
られ、第1のガラス板はローラが設けられた表面に対し
て僅かに後側に置かれガラス板の各々の底縁は本発明の
装置のコンベアベルトと整列されたコンベア上に支持さ
れるようにする。離間されたプラテンと共に、部分的に
組立てられた絶縁ガラスユニットはそれ自体がガラスユ
ニットをプラテンの間の適当な位置に動かす装置のコン
ベア上に動かされる。ガラス板の底縁はコンベアベルト
の上側表面に接して支持される。以下にさらに詳述され
るように残りの製造工程と調和するためには、第1のガ
ラス板の後面が第1のプラテンの対向する表面によって
支持されるのが望ましいが、ユニットは所望ならば逆に
することもできる。第1のプラテンの表面は複数の穴を
包含し、この穴に圧力下の空気が供給され、ガラスユニ
ットが装置の中と外に搬送されるとき第1のガラス板が
摺動する空気のクッションを生み出すようにする。
【0017】第2のプラテンが第1のプラテンに向って
動かされた第2のプラテンによって担持された周縁の弾
性シールが第1のプラテンに接してシールするようにし
プラテンの間に囲壁が形成されるようにする。ガラス板
の底縁を支持するコンベアベルトはそれ自体この囲壁の
内部に包含され、また第2のプラテンは囲壁の底の近く
で適当に凹みがつけられ第2のプラテンが第1のプラテ
ンに接近するときコンベアベルトに適合するようにして
いる。望ましくは、第2のプラテンは工程のこの段階で
第2のガラス板とその縁又は縁の近くで接触しまた第2
のガラス板の底縁をスペーサに向って僅かに動かしスペ
ーサと第2のガラス板の底部の対面する表面との間に所
定幅の間隙が得られるようにする。
【0018】部分的な真空が囲壁内部で急速に形成され
望ましくはマイナス数ポンド/平方インチ、例えばマイ
ナス約2ポンド/平方インチ(13.78kPa )のゲー
ジ圧力に〔すなわち約12.7ポンド/平方インチ(8
7.56kPa )の囲壁内部の実際の圧力に〕するが、形
成される真空は必要ならばこれより実質的に大きくする
こともできる。より大きな真空が望ましかったならば、
この装置は、真空が形成されかつ囲壁の内部に開口し囲
壁内の圧力を迅速に下げる。大きな容量の別の真空タン
クを利用することができる。しかし、単に数ポンド/平
方インチ〔13.78kPa 〜20.68kPa )の真空が
望ましければ、装置は単に空気送風機を用い空気を囲壁
から排出ダクトを通って排出し、空気はまた第1のプラ
テンに形成された穴を通って吸引空気によって囲壁から
吸引される。
【0019】囲壁内の圧力が所望量だけ、例えば例示と
して約2ポンド/平方インチ(13.78kPa )だけ排
出送風機をダンパーと共に用いて、迅速に減少される
と、ダイパーは閉じられアルゴンガスがコンベアベルト
の穴を通って上方に噴射され部分的に組立てられたガラ
スユニットの底部間隙の中に入り、アルゴンは乱流でガ
ラス板空間の内部で上方に向って流れガラス板空間の中
で空気と混合する。囲壁内の圧力はしたがって上昇す
る。囲壁圧力が大気圧より僅かに高く、例えば約2ポン
ド/平方インチ(13.78kPa )ゲージ圧力に上昇し
た時、ダンパーが再び開かれ囲壁内のアルゴンと空気の
混合気体を排出する。流入するアルゴンの流量と空気ア
ルゴンの排出流量とは僅かに正の圧力が囲壁内に保持さ
れるように調節される。より簡単な装置は上記のように
アルゴンを囲壁の中に連続して流しまた排出ダンバーを
間けつ的に囲壁内の圧力が狹い範囲で、例えば0.5ポ
ンド/平方インチ(3.45kPa )と2.0ポンド/平
方インチ(13.78kPa )との間で循環することを含
んでいる。このサイクルが続くにつれて、囲壁内のアル
ゴンの濃度は増す。適当なアルゴン濃度に達した時、例
えば容積で約97%のアルゴンに達した時、囲壁の中と
外へのガスの流れは調整され囲壁内部に所望の僅かに低
い大気圧力が得られるようにする。この時点で第2のプ
ラテンがさらに第1のプラテンに向って動かされ、スペ
ーサと対向するガラス表面との間の底部間隙が閉じられ
第2のガラス板とスペーサとの間のシールを完成するよ
うにする。空気が、適当なダクトの作用を介してもしく
は上記の穴を介して又はその両方により囲壁に導入さ
れ、第2のプラテンが第1のプラテンから十分な距離離
れるよう動かされコンベアベルトがシールされた絶縁ガ
ラスユニットをプラテンの間を上方に向って搬送し製造
工程の他の段階へと運ぶようにする。
【0020】上記の記載から、ガラス板の下縁を載るコ
ンベアの表面は一方において底面を十分に強く掴みそれ
によりガラス板の間の底部間隙が偶然かつ早期に閉じる
ことがないようにし、しかもガラス板の一方の底縁が必
要な時にスペーサと容易に接触して摺動できるようにし
なければならないことが理解されるであろう。これを達
成するため、コンベアベルト又はローラは滑らかな表面
を有しているが、また適当な下方に向って延びる浅い溝
を有しガラス板の偶然の動きを阻止することもできる。
【0021】上記した装置から、実質的に直立した位置
にあるシールされた絶縁ガラスユニットは水平位置に配
置し直し次の製造部署のプレスのプラテンの間に運ば
れ、ガラス板は相互に向って十分な量だけ押圧されそれ
によりスペーサの周縁周りのシール材の厚さを均一にし
また全体のガラスユニットとその周縁の厚さを所望の公
差の範囲内とする。この段階で達成される厚さの非常に
僅かの減少は、ガラス板間の容積を僅かに減少させまた
それによりガラス板空間の内部の絶縁ガスの圧力を増大
させ、この圧力が大気圧力となるようにする。
【0022】上記の押圧部署から、絶縁ガラスユニット
は、ガラスユニットが測定装置を通って動くときガラス
ユニットの走行方向の幅を横切るガラスユニットの厚さ
を測定する厚さ測定装置の下側を走行する。許容限界を
超える厚さの変化は例えば可聴音によって信号が発せら
れる。ガラスユニットにその中央部に僅かに膨らみがあ
りガラス板空間の圧力が大気より僅かに高いことを示し
又は凹んだ形状がありガラス板空間の圧力が大気より僅
かに低いことを示したならば、ガス充填ユニットに調節
が行われガス充填サイクルの終期にガラス板空間内部の
アルゴンの最終圧力を減少又は増加させるようにする。
所望ならば、測定された厚さの相違を表わす信号はガス
充填装置の最終圧力を自動的に調節するように用いられ
る。しかし、ガス充填囲壁内の必要な大気圧以下の最終
圧力はガラスユニットの異なった大きさに対して極めて
接近するよう経験的に決定される。この結果ガラスユニ
ットの膨らみの発生は殆んど問題とならない。ガラスユ
ニットの凹みの発生もまた殆んど問題とはならず、普通
はガラス板がスペーサ壁に完全にシールされていないこ
とを信号で表示する。
【0023】厚さの測定の段階に続いて、ガラスユニッ
トは例えば追加のシール材が付与される他の製造部署に
搬送される。
【0024】ガラスユニットはガス交換装置の直ぐ“上
流側”のガラスユニットの部分組立ての地点から厚さ測
定の地点まで、製造ラインに沿って間けつ的に搬送され
ることが理解されるであろう。部分組立ては1つ又は複
数の通常は2つ又は3つ以上の部分的に組立てられたガ
ラスユニットがコンベアベルト上にその間に適当な間隔
をおいて供給される手作業である。コンベアベルトの作
動はガラスユニットをガス充填装置のコンベアベルト上
に一群として搬送しそれによりプラテンの間の装置の中
に送り、その結果製造ラインに沿う運動がガス交換作用
の間再び停止する。プラテンを開くと、コンベアベルト
は再び作動され、ガラスユニットを他の製造部署に運ぶ
一連の整列されたコンベア上にガラスユニットを一群と
して移動させる。その組立ての過程において、ガラスユ
ニットは1つの製造部署から他の製造部署へと搬送さ
れ、そしてこれら部署の多くでガラスユニットは製造作
用が行われている間一時的に停止される。ガス交換装置
と押圧装置においては、一群となった数個のガラスユニ
ットは同時に同じ製造条件にされる。厚さ測定部署で
は、厚さは1度に1ユニットが測定され、これはガラス
ユニットが動いている間に行われる。
【0025】ここで図2を参照すると、ガス充填装置が
全体を10として示され、それぞれが堅固な基礎に取付
けられた枠組16によって支持された、離間され平行の
ほぼ直立したプラテン12,14を含んでいる。本発明
の装置10は製造ラインの一部であり、製造ラインは装
置10の直ぐ上流側の手動組立て部署18を含みここで
部分的に組立てられた絶縁ガラスユニットが手作業で組
立てられ、また装置10の直ぐ下流側の取出し部署20
が装置10からシールされたガラスユニットを受取る。
【0026】第1のプラテン12は望ましくはほぼ直立
した位置で枠組に動かないように取付けられるが好まし
くは図1に最も良く示されるように垂直面に対し約7゜
の角度で僅かに後退して置かれている。プラテン12,
14は重いアルミニウムの板材から組立てられ、また補
強のため外側に面する側面上に箱状の支柱(図示しな
い)を含みその対向する表面22が平坦となるようにし
ている。一連の小穴24がプラテン12に形成され圧力
下の空気をその表面22を通って導入し小穴24を通っ
て空気と絶縁ガスの混合気が吸出されるようになってい
る。望ましくは、各穴は図4に示されるようにそれ自身
の供給チューブ26を含み、これらチューブ26は二方
向制御弁を介してマニホルドと連通し空気を小穴24を
通って囲壁に流入させガラスユニットを表面22を横切
って動くとき“浮かせる”ようにし又は空気と絶縁ガス
の混合気を囲壁から排出するようにする。
【0027】第2のプラテン14は形状がほぼ矩形でプ
ラテン12の形状と合致するようにし、またその隅部に
内側にねじが切られた開口を有する軸受ブロック28を
含み、細長いねじ駆動部材30を受け入れるようにし、
ねじ部材30の端部はフレームに取付けられたブロック
32に支持され電気モーター34によって駆動される。
細長いねじ駆動部材は“H”形に配置された歯車箱35
を介して共に駆動されそれにより精密に同じ速度で回転
し、プラテン14がプラテン12に近づきまた離れるよ
う動くときプラテン14と12との間の平行状態を維持
するようにしている。歯車箱は受ける負荷に耐える大き
さとされまた同時にプラテン14を迅速に動かすように
する。
【0028】プラテン14はプラテン12の前面22に
対面する表面36を有する。符号38で示される圧縮性
の弾性シールがプラテン14の縁に近接してプラテン表
面36に取付けられ、シール38は図3に示されるよう
にプラテンの全周縁にわたって延びている。この周縁シ
ールは表面36に接着又は取付けられ、また好ましくは
ポリウレタン又はゴムのような弾性の管状材料で形成さ
れる。このように配置されると、シールはプラテン14
がプラテン12に向って動かされるにつれてプラテン1
2の前面22に接触しこれをシールするようになり、こ
のシールとプラテンの向き合う表面とで囲壁40を区画
する(図6)。シールは図面に示されるように中空とす
ることができ、シールが図7に示されるように圧縮され
た時シール内部の空気又は他のガスを出し入れする外側
開口(図示しない)を有している。中空シールは十分に
大きくそれにより使用時50%以上には圧縮されずその
ためシールの変形により大きな永久歪みや圧縮状態とは
ならないようにする。
【0029】プラテンの前面22に形成された小穴24
に加えて、このプラテンはさらにその垂直の縁と近接す
るその上縁との間のほぼ中間に形成された排出ポート4
2を有するのが望ましく、排出ポート42はシール38
によって区画形成された囲壁40と連通するように位置
している。この排出ポートは電気的に駆動される排出送
風機44に接続され、送風機44はバタフライダンパー
を用い開放又は閉鎖することにより、又は高速度ポペッ
ト制御弁の使用を介して制御される。その下縁の近く
に、プラテン12は該プラテンの側縁に近接ししかも間
隔をおいて配置された端部ローラ48の周りをその両端
部が走行する無端コンベアベルト46からなるコンベア
を含んでおり、ローラ48とコンベアベルト46はシー
ル38がプラテン12をシールした時シールされた囲壁
40の内部に位置するように位置決めされている。ロー
ラ48は図1に示されるようにプラテン12を通って軸
支されプラテン12の後側で枠組に取付けられた電気モ
ーター50によって駆動される。プラテン14は図3に
最も良く示されるようにその下縁に近接して細長い凹所
52を有し、プラテンが図7に示されるように共に動か
された時コンベアベルトとローラとを収容するようにな
っている。
【0030】図4に最も良く示されるように水平方向に
長いガスマニホルド54がコンベアベルト46の上側及
び下側の走行部56,58の間に設けられ、このマニホ
ルドはほぼ矩形状の横断面を有しまたその上面に一連の
溝60を含んでいる。コンベアベルト46もまた溝60
とほぼ垂直方向に整列するように位置する一連の小穴6
2を含んでいる。マニホルド54の内部は1つ又は複数
のチューブ64により圧力下のアルゴン又はその他の絶
縁ガスの源(図示しない)と連通しそれによりマニホル
ド54に導入されたアルゴンが溝60と小穴62とを通
って上方に向って噴射されガラス板の間の空間に入るよ
うにする。コンベアベルトの表面66は所望ならば弛く
丸くされた細長いリブ68を含み2枚のガラス板のユニ
ットの第2のガラス板の外方に離間された底縁を支持す
るのを助けるようにする。
【0031】図2は装置10の上流側の手動組立て部署
18で組立てられた部分的に組立てられたガラスユニッ
ト70を示し、この図はガラスユニットがガラスユニッ
トをコンベアベルト46上に運ぶ上流側コンベアベルト
12上に支持されているのを示している。図4に最も良
く示されるように、ガラスユニットは第1のガラス板7
4と第2のガラス板76と内部スペーサ78とを含んで
いる。薄いシール材層80がスペーサの平坦な側面82
の各々に付与されスペーサを第1のガラス板74周縁部
分に接着する。図4においてスペーサ78はガラス板7
4,76の周縁の全部にまでは延びておらず、スペーサ
とガラス板の底縁との間には小さな空間84が設けられ
ている。ガラス板の底縁はコンベアベルトの上面66に
よって支持される。
【0032】部分的に組立てられたガラスユニット又は
一連のユニットがプラテン12,14の間のコンベアベ
ルト46により運ばれると、長いねじ部材30を用いる
ねじ駆動装置が作動されプラテン14は、弾性の圧縮性
シール38がプラテン12に接触し押しつけ囲壁40を
シールしまたガラス板76の下縁がプラテン14の表面
36と接触するようになり他方のガラス板78に向って
僅かに動かされ所定の幅の底部間隙86が得られるよう
になるまで、プラテン12に向って動かされる。コンベ
アベルト46によるガラスユニットの搬送中、圧力下の
空気がチューブ26と小穴24を通って導入されプラテ
ン12の表面22と近接するガラス板表面との間に空気
のクッションを形成し、ガラス板74の表面が表面22
を横切って容易に摺動できるようにする。
【0033】この時点で、真空がチューブ26の内部に
(それによりガラス板74をプラテン表面22に固定す
る)ダクト42を通って形成される。図10に示される
ように囲壁内部の圧力は約2ポンド/平方インチ(1
3.78kPa )だけ迅速に減少される。排出ポート42
はダンパーにより又は弁により閉じられ、アルゴンが圧
力のもとにマニホルド54に導入され、アルゴンは溝と
小穴60,62を通って上方に噴射しガラス板76とス
ペーサ80との間の底部間隙86の中に流入する。アル
ゴンの流れは攪乱されこのガラス板空間の中で空気と迅
速に混合する。囲壁内の圧力が約0.7ポンド/平方イ
ンチ〔(4.83kPa )大気圧より高い〕に達した時、
排出ポートは再びダンパーにより開かれる。上記の実施
態様ではアルゴンの流れは中断しないで連続するが、排
出ポートはダンパーにより開かれまた閉じられ囲壁内の
圧力を約0.7ポンド/平方インチと0.5ポンド/平
方インチ(4.83kPa と3.45kPa )の間で循環さ
せるようにする。
【0034】囲壁内のアルゴンの濃度が所望レベル−通
常は約97%−に達した時、排出ポートは閉じられさら
に囲壁の排気がプラテン12の小穴24を通って行わ
れ、アルゴンと排気の流れが囲壁内の圧力が大気より僅
かに低い所定レベルで安定したとき終わる。ねじ駆動部
材30が再び作動されプラテン14をプラテン12に向
ってさらに動かす、すなわち図6に示される位置から図
7に示される位置へと動かす。圧縮性のシール38はさ
らに図示のように圧縮され、第2のガラス板76がスペ
ーサ78の向き合う表面上のシール材80と接触するよ
う動かされる。この作動の間ガラス板76の底縁76は
コンベアベルトの上側支持面を横切って摺動する。ガラ
ス板空間が図7に示されるようにシールされると、空気
が再び小穴24に導入され、長いねじ駆動部材30が再
び作動され、この時はプラテン14をプラテン12から
離れるよう反対方向に引く。プラテン14が、シールさ
れたガラスユニットがシール38から離されるよう十分
に動かされた時、コンベアベルトは再び作動されシール
された絶縁ガラスユニットを図2で左側に引き寄せ取出
し部署20のコンベアベルト88上に持って来る。同時
に、コンベアベルト72が作動され部分的に組立てられ
た絶縁ガラスユニットのもう1つの組をプラテン12と
14の間に動かし、この手順が繰返される。
【0035】図2に示されるように、手動組立て部署1
8と取出し部署20とはガス交換装置10のコンベアベ
ルト46と整列されたコンベアベルトを含み、これら部
署18,20の各々は各ユニットの第1のガラス板の向
き合う板が部署から部署へと運ばれるとき容易に転動す
ることができる一連のローラを有する背板を含んでい
る。
【0036】上記のように、本発明の方法は次のような
時間の段階を含んでいる。 a.完成されたガラスユニットが外に向って搬送され新
しい部分的に組立てられたユニットがプラテンの間に搬
送される第1の開放位置からプラテン14が図6に示さ
れる第2の位置に接近するまでの時間…7秒 b.排出装置を通って十分な空気を除去し囲壁内の圧力
を約2ポンド/平方インチ(13.78kPa )の真空に
する時間…2秒 c.アルゴンガスを連続して囲壁に導入し、所望のアル
ゴン濃度に達するまで排出装置を循環させ大気より僅か
に低い圧力に減少させる時間…8秒 d.プラテン14を図7に示される第3の位置に動かし
それによりガラス板76をスペーサに対しシールする時
間…5秒 e.空気を小穴24を通って導入しプラテン14を十分
な距離だけ引き寄せ新しい完成されたユニットが外に向
って搬送されるようにする時間…4秒、 合計して 26秒
【0037】前記の例において、小さな真空が最初囲壁
の内部に形成され、またアルゴンが連続して囲壁に乱流
で充填され、得られたアルゴンガス混合気が一連の間け
つ段階で囲壁から排出された。所望ならば囲壁内からの
アルゴンと空気の混合気の流量は変えられそれにより図
10に示される鋸歯状のパターンを用いるのに代えて囲
壁内の圧力はガス交換作用の間一定に保持するようにす
ることができる。また、アルゴンの導入と得られたアル
ゴンと空気の混合気の排出とは所望のように変えること
ができる。例えば、囲壁が非常に低い真空と非常に大き
な圧力との間で循環を受けることができる。所望なら
ば、全部のガス交換は大気圧以上で又は大気圧以下で行
われる。囲壁内の圧力の変動を狹い範囲に、例えば大気
から約5ポンド/平方インチ(34.5kPa )の範囲、
好ましくは大気から約2ポンド/平方インチ(13.7
8kPa )の範囲に抑制することにより、空気圧の負荷に
よるプラテン上の実質的な応力は回避され、そしてこれ
は好ましい実施態様である。さらにまた図10の鋸歯ラ
インに関して上記したように区画室内の圧力の循環によ
り装置は排出装置が単に弁又はダンパーの開閉により作
動される安価なガス調整装置を用いることができる。
【0038】図2を再び参照すると、シールされたガラ
スユニットが取出し部署20により装置から運び出され
ると、この部署のコンベアベルト88は停止され取出し
部署の背板90が矢印92で示されるように水平位置へ
と下方に回動され、それにより製造工程の残りのための
ガラスユニットの組が水平の平面上を走行する。ガス交
換装置10から、一連のガラスユニットはプラテンとプ
ラテン運動機構が図2に示されるものと実質的に同一の
プレスの水平方向に延び垂直方に離間されたプラテンの
間を通過する。プラテンは通常は歯車駆動の長いねじ駆
動部材を用いて相互に近づくよう動かされガラス板を一
緒に押圧しそれによりシール材層80がある程度薄くな
るようにし、ガラス板空間内の圧力はガラスユニットが
その所望の厚さに押圧されるにつれて大気圧に僅かに上
昇する。
【0039】押圧部署から、ガラス板は図8に92で示
されるような公知の超音波厚さ測定装置の下側を走行
し、この測定装置はユニットの前縁から後縁までの中間
点における全体の厚さを表わす信号を発生する。図9の
グラフにおいて横座標は各ガラスユニットの前縁から後
縁までの長さを表わし縦座標は厚さを表わす。線94は
所望の厚さを表わす。線96はガラス板空間がアルゴン
で僅かに過剰充填されそのためガラス板が僅かに膨れて
いる状態を表わす。線98はガラス板の僅かの凹みを表
わし、僅かに少なすぎるアルゴンがガラス板空間に供給
されたこと又は同様にスペーサをガラス板にシールする
シール80に不備がありガスがガラス板空間の外に漏れ
ることを示している。公差の限界は設定点94の各側に
設定されそれにより測定されているガラスユニットが公
差限界を超えて曲がったり凹んだりしたならば、信号−
普通は可聴音の−が与えられ欠陥のあるガスユニットが
ラインから取除かれるようにする。ガラスユニットが連
続してまた繰返して膨れることが発見されたならばガス
交換ユニットの囲壁内の最終アルゴン圧力の調整が行わ
れる。連続する同一寸法の多数のガラスユニットが製造
されている場合は、測定装置からの信号はガス充填装置
に直接フィードバックされ最終アルゴン圧力を調節す
る。しかし異なる寸法のガラスユニットはガラス交換装
置を出るときガラスユニット内に異なった所定の大気以
下の圧力のアルゴンが必要であることが分かっている。
【0040】したがって、本発明は、異なった形状及び
大きさの一連のガラスユニットに適合しまた迅速かつ繰
返し行うことができる、部分的に組立てられたガラスユ
ニット内部の空気をアルゴンその他の絶縁ガスに交換す
るガス交換装置を提供する。
【0041】本発明の好ましい実施態様が記載されてき
たが、種々の変更、適用、及び変形が本発明の精神と添
付の請求の範囲から逸脱することなく行われることが理
解されるべきである。 [図面の簡単な説明]
【図1】開いた位置で示される本発明の装置の側面図で
ある。
【図2】本発明の方法の一段階を示す図1の装置の斜面
図である。
【図3】図1と2の装置に使用されるプラテンの向き合
う面を示す、分解した拡大概略斜面図である。
【図4】図3の装置の一部を示す破截断面図である。
【図5】空気を絶縁ガスに入替えるのに用いられる異な
る段階を示す本発明の装置の概略図である。
【図6】空気を絶縁ガスに入替えるのに用いられる異な
る段階を示す本発明の装置の概略図である。
【図7】空気を絶縁ガスに入替えるのに用いられる異な
る段階を示す本発明の装置の概略図である。
【図8】完成された絶縁ガラスユニットのガラス板空間
の厚さの変化が検出される本発明の測定の部署の拡大破
截概略側面図である。
【図9】図8の測定装置からの出力を示すグラフであ
る。
【図10】本発明の装置の内部の圧力を単一のガス充填
サイクルの時間の関数として示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 27/00 - 29/00 E06B 3/54 - 3/88

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの平行のガラス板とガラス板の間の
    周縁スペーサとを有しガラス板間に空間を区画形成して
    いる絶縁ガラス製品の製造中に空気を絶縁ガスに入替え
    る装置であって、直立する第1のプラテンと、第1のプ
    ラテンと向き合う第2のプラテンと、少なくとも一方の
    プラテンを他方のプラテンに近づきまた離れるよう動か
    す手段と、少なくとも一方のプラテンによって担持され
    他方のプラテンに向って延びかつ他方のプラテンに対し
    周縁をシールすることができ、第2のプラテンが第1の
    プラテンに向って動かされた時プラテンの間にシールさ
    れた囲壁を区画形成する周縁の弾性シールと、囲壁内部
    に担持され部分的に組立てられた絶縁ガラス製品をプラ
    テンの間に搬送するコンベアと、囲壁からガスを吸出す
    排出手段と、絶縁ガスの乱流を一連の穴を通って囲壁に
    その底部の近くで導入する吸入手段、とを具備している
    絶縁ガラス製品の空気と絶縁ガスの入替え装置。
  2. 【請求項2】 前記コンベアが囲壁の内部に底部に近接
    して担持され相互に離間された前記ガラス板の底縁を支
    持するよう形成された水平コンベアを具備し、一連の穴
    がコンベアベルトに配置され、前記吸入手段がコンベア
    の下側に延びかつ絶縁ガスを穴あきコンベアベルトを通
    って上方に供給し前記ガラス板間の空間に供給するマニ
    ホルドを具備している請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 第2のプラテンを第1のプラテンに近づ
    き離れるように動かす前記手段がその運動中に前記プラ
    テンの向き合う表面を平行に保持する手段を含んでいる
    請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のプラテンが静止しかつ垂直面
    から上方に傾斜するガラス接触表面を有し、前記第1の
    プラテンがそのガラス接触表面の穴と、大気圧以上のガ
    スを前記穴を通って分配する手段とを含み、絶縁ガラス
    製品を前記囲壁に入り又は出る間前記表面を横切り容易
    に摺動できるようにしている請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記周縁の弾性シールが前記第2のプラ
    テンによって担持されている請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第2のプラテンを第1のプラテンに近づ
    き離れるよう動かす前記手段が、前記第2のプラテン
    を、部分的に組立てられた絶縁ガラス製品をプラテンの
    間に搬送する第1の開放位置から、前記周縁シールが前
    記囲壁を完成し囲壁内部の空気を絶縁ガスに入替える第
    2の位置に、さらにガラス板がそれぞれ前記スペーサに
    シールされガラス板間の空間をシールする第3の位置
    に、動かす手段を含んでいる請求項3に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のプラテンが前記コンベアを受
    け入れる大きさで第1のプラテンに対して位置決めされ
    た凹所を含んでいる請求項3に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ガスを前記囲壁から前記穴を通って吸出
    し前記囲壁を排気し前記ガラスユニットを前記第1のプ
    ラテンに固定する手段を含んでいる請求項4に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 前記プラテンの一側に組立て部署を区画
    形成する手段を含み、前記部署が前記第1のプラテンと
    整列されたほぼ直立する背板と、前記装置のコンベアベ
    ルトと整列された第2のコンベアベルトとを具備し、部
    分的に組立てられたガラスユニットを前記装置の前記コ
    ンベアベルト上に搬送するようにしている請求項1に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 2つの平行なガラス板とガラス板の間
    の空間を区画形成するガラス板の間の周縁スペーサとを
    有する絶縁ガラス製品を製造する間に空気を絶縁ガスに
    入替える方法であって、一方のガラス板の下縁を前記ス
    ペーサから離間させガラス板の間の空間と連通する底部
    間隙を形成し、絶縁ガラス製品を囲壁の内部に位置決め
    し囲壁を絶縁ガラス製品の周りでシールし、絶縁ガスを
    上方に向って前記間隙の中に乱流状態で流入させ前記空
    気と攪乱して混合し、絶縁ガスと空気との混合気を囲壁
    から囲壁内部の絶縁ガスの濃度が所定値に達するまで囲
    壁から排出し、ガラス板の下縁をスペーサに当接するよ
    う接近させガラス板間の空間をシールする、ことからな
    る絶縁ガラス製品の空気を絶縁ガスに入替える方法。
  11. 【請求項11】 絶縁ガスをガラス板間の空間の内部に
    流す前に囲壁内に部分真空を形成する段階を含む請求項
    10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記絶縁ガスが大気圧より高い圧力の
    もとに囲壁の内部に発射される請求項10又は11に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 ガラス板間の空間の内部の最終圧力
    を、ガラス板の下縁をスペーサに対して閉鎖しガラス板
    間の空間をシールする前に大気圧より僅かに低い圧力に
    調節する段階を含む請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 得られた絶縁ガラスユニットの前縁か
    ら後縁までの厚さを測定しガラスユニットの膨らみ又は
    凹みを検出し、前記最終圧力を前記膨らみ又は凹みを減
    少させるよう調節する段階を含んでいる請求項13に記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 前記囲壁内の前記部分的に組立てられ
    たガラスユニットを前記囲壁の中に収容された穴あきコ
    ンベアの上に支持する段階を含み、前記絶縁ガスが前記
    穴を通って上方に噴射され前記ガラスユニットの前記底
    部間隙に流入するようにしている請求項10に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 囲壁内部の絶縁ガラス製品を搬送する
    段階が、絶縁ガラス製品を離間されたプラテンの間で搬
    送し、プラテンを相互に対しシールして囲壁を形成し、
    該囲壁内部で絶縁ガラス製品が支持されることを含んで
    いる請求項11から15のうちの1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 2つの平行なガラス板とガラス板の間
    の周縁スペーサとを有しガラス板間に空間を区画形成し
    ている絶縁ガラス製品を製造する方法であって、一方の
    ガラス板の下縁を前記スペーサから離間させガラス板間
    の空間と連通できる底部間隙が得られるようにし、最初
    空気で充たされている囲壁内部で絶縁ガラス製品をシー
    ルし、絶縁ガスを上方に乱流で前記間隙に流入させ囲壁
    内の絶縁ガスの濃度が所定の値に達するまで前記空気と
    攪乱して混合させ、ガラス板の下縁をスペーサに密接さ
    せガラス板間の空間をシールすることからなる絶縁ガラ
    ス製品の製造方法。
  18. 【請求項18】 2つの平行なガラス板とガラス板の間
    の空間を区画形成するガラス板の間の周縁スペーサとを
    有する絶縁ガラス製品を製造する間に空気を絶縁ガスに
    入替える方法であって、一方のガラス板の下縁を前記ス
    ペーサから離間させガラス板の間の空間と連通する底部
    間隙を形成し、絶縁ガラス製品を囲壁の内部に搬送し、
    絶縁ガスを上方に向って前記間隙の中に乱流状態で流入
    させ前記空気と攪乱して混合し、同時に絶縁ガスと空気
    との混合気を囲壁内部の絶縁ガスの濃度が所定値に達す
    るまで囲壁から排出し、ガラス板の下縁をスペーサに当
    接するよう接近させガラス板の間の空間をシールし、得
    られた絶縁ガラスユニットの厚さを絶縁ガラスユニット
    の前縁から後縁まで測定し絶縁ガラスユニットのふくら
    み又はへこみを検知し、絶縁ガスの最終圧力を調節して
    後続する絶縁ガラスユニットにふくらみやへこみが生じ
    るのを減少させるようにする、ことからなる絶縁ガラス
    製品の空気を絶縁ガスに入替える方法。
  19. 【請求項19】 2つの平行なガラス板とガラス板の間
    の空間を区画形成するガラス板の間の周縁スペーサとを
    有する絶縁ガラス製品を製造する間に空気を絶縁ガスと
    入替える方法であって、一方のガラス板の下縁を前記ス
    ペーサから離間させガラス板の間の空間と連通する底部
    間隙を形成し、絶縁ガラス製品を周縁シールを担持する
    第1のプラテンと第2のプラテンとの間に位置決めし、
    周縁の弾性シールを第2のプラテンに当接してシールし
    シールされた囲壁を形成し、絶縁ガスを上方に向って前
    記間隙に乱流状態で流入させ前記空気と攪乱して混合し
    絶縁ガスと空気との混合気を囲壁から断続して排出しそ
    れにより囲壁内部の圧力が囲壁内部の絶縁ガスの濃度が
    所定値に達するまで所定範囲で繰返し作用するように
    し、ガラス板の下縁をスペーサに当接するよう接近させ
    ガラス板の間の空間をシールする、ことからなる絶縁ガ
    ラス製品の空気を絶縁ガスと入替える方法。
  20. 【請求項20】 2つの平行なガラス板とガラス板の間
    の空間を区画形成するガラス板の間の周縁スペーサとを
    有する絶縁ガラス製品を製造する間に空気を絶縁ガスと
    入替える方法であって、一方のガラス板の下縁を前記ス
    ペーサから離間させガラス板の間の空間と連通する底部
    間隙を形成し、絶縁ガラス製品を囲壁の内部に搬送し、
    絶縁ガスを上方に向って前記間隙に乱流状態で流入させ
    前記空気と攪乱して混合し、絶縁ガスと空気との混合気
    を囲壁から断続して排出しそれにより囲壁内部の圧力が
    囲壁内部の絶縁ガスの濃度が所定値に達するまで所定の
    範囲で繰返し作用するようにし、ガラス板の下縁をスペ
    ーサに当接するよう接近させガラス板の間の空間をシー
    ルする、ことからなる絶縁ガラス製品の空気を絶縁ガス
    と入替える方法。
  21. 【請求項21】 2つの平行なガラス板とガラス板の間
    の空間を区画形成するガラス板の間の周縁スペーサとを
    有する絶縁ガラス製品を製造する間に空気を絶縁ガスと
    入替える方法であって、一方のガラス板の下縁を前記ス
    ペーサから離間させガラス板の間の空間と連通する底部
    間隙を形成し、絶縁ガラス製品を2つのプラテンの間に
    位置決めしプラテンを相互にシールし絶縁ガラス製品が
    受け入れられるシールされた囲壁を区画形成し、絶縁ガ
    スを上方に向って前記間隙に乱流状態で流入させ前記空
    気と攪乱して混合し絶縁ガスと空気との混合気を囲壁か
    ら囲壁内部の絶縁ガスの濃度が所定値に達するまで排出
    し、ガラス板の下縁をスペーサに当接するよう接近させ
    ガラス板の間の空間をシールすることからなる絶縁ガラ
    ス製品の空気を絶縁ガスと入替える方法。
  22. 【請求項22】 前記プラテンの少なくとも一方が複数
    の離間した穴を有する面を有し、囲壁から排出された絶
    縁ガスと空気との混合気の少なくとも一部が前記穴を通
    って排出される請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 空気を離間した穴を通って分配し前記
    穴を有するプラテンと前記ガラス板の一方の近接表面と
    の間に空気のクッションを形成することをさらに含んで
    いる請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記囲壁が第1及び第2のプラテンの
    間に区画形成され、第1のプラテンが周縁シールを担持
    し、さらにガラス板とスペーサを第1及び第2のプラテ
    ンの間に搬送し周縁シールを第2のプラテンに押しつけ
    絶縁ガラス製品を囲壁の内部でシールすることを含んで
    いる請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 囲壁内部の圧力を、囲壁から絶縁ガス
    と空気との混合気を断続的に排出するとともに絶縁ガス
    を上方に向って流すことにより、繰返し作用させること
    をさらに含んでいる請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記プラテンの少なくとも一方が複数
    の離間した穴を有する面を有し、囲壁から排出された絶
    縁ガスと空気との混合気の少なくとも一部が前記穴を通
    って排出される請求項23に記載の方法。
  27. 【請求項27】 空気を離間した穴を通って分配し前記
    穴を有するプラテンと前記ガラス板の一方の近接表面と
    の間に空気のクッションを形成することをさらに含んで
    いる請求項26に記載の方法。
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