JP3406458B2 - トルクコンバータのフロントカバ−とポンプシェルの再溶接結合方法 - Google Patents

トルクコンバータのフロントカバ−とポンプシェルの再溶接結合方法

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    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49316Impeller making
    • Y10T29/49318Repairing or disassembling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体室内部の部品
を交換又は修理する必要からフロントカバ−及びポンプ
シェルを溶接結合部において分離し、交換又は修理した
後再び該溶接結合部を溶接結合するときの、トルクコン
バータのフロントカバ−とポンプシェルの再溶接結合方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トルクコンバ−タのフロントカバ
−とポンプシェルとは、特開平7−259952号公報
に示されるようにボルトにより結合され或いは溶接によ
り結合されている。ボルトによる結合では、シ−ル部材
を使うため部品数が多いと共に結合強度が弱いという欠
点があるので、溶接による結合が一般に採用されてい
る。 この溶接により結合された図1に示すような溶接
結合部を内部の部品を交換又は修理するためにポンプシ
ェルの端部のみをカットしてフロントカバ−とポンプシ
ェルを分離し、再びカットされたポンプシェルを、図5
に示すようにその端部の内周面をフロントカバ−aの端
部の外周面に形成した段差部bの下段面cに嵌合し、且
つフロントカバ−aとカット前のポンプシェルdとの関
係を維持するように、フロントカバ−aの段差面eとポ
ンプシェルdの端面との間に切削バイト幅(カット幅)
に相当する隙間がある状態に位置させ、フロントカバ−
a及びポンプシェルdをそれぞれ図示しない治具で固定
した後、フロントカバ−aとポンプシェルbを溶接して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の再溶接
結合方法によれば、フロントカバ−aとカットされたポ
ンプシェルdを、カット前のフロントカバ−aとポンプ
シェルdとの関係を維持して再溶接結合するために、図
5に示すようにフロントカバ−aの段差面eとカットさ
れたポンプシェルdの端面との間に切削バイト幅(カッ
ト幅)に相当する隙間を設けた状態で溶接しなければな
らないので、高い組付け精度を得ることが困難であると
いう不具合があり、組付け精度を上げるには、フロント
カバ−aとポンプシェルdの新品を用いる必要があるい
う不具合があった。
【0004】本発明は、このような不具合を解消し、フ
ロントカバ−とポンプシェルを高い組付け精度で再溶接
結合することができると共に再溶接結合時にその少なく
とも一方を再使用することができるトルクコンバータの
フロントカバ−とポンプシェルの再溶接結合方法を提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、請求項1に記載のように、フロントカ
バ−及びポンプシェルの一方の端部の外周面に形成され
た段差部の下段面に他方の端部の内周面を嵌合し、該端
部の端面を前記一方の端部の段差部の段差面に突合わせ
て熔接したフロントカバ−とポンプシェルの溶接結合部
において、該溶接結合部をフロントカバ−側とポンプシ
ェル側が均等にカットされるように所定のカット幅で前
記一方の下段面のレベルまでカットしてフロントカバ−
とポンプシェルを分離し、カットされた前記一方の端部
の段差部の下段面に、カットされた前記他方の端部より
所定のカット幅の寸法だけ端部が長い前記他方の新品を
嵌合し、該端部の端面をカットされた前記一方の端部の
段差面に突合わせてフロントカバ−とポンプシェルを再
溶接して結合することを特徴とする。また、請求項2に
記載のように、フロントカバ−及びポンプシェルの一方
の端部の外周面に形成された段差部の下段面に他方の端
部の内周面を嵌合し、該端部の端面を前記一方の端部の
段差部の段差面に突合わせて熔接したフロントカバ−と
ポンプシェルの溶接結合部において、該溶接結合部をフ
ロントカバ−側とポンプシェル側が均等にカットされる
ように所定のカット幅で前記一方の内周面のレベルまで
カットしてフロントカバ−とポンプシェルを分離し、段
差面が、カットされた前記一方の端面より所定のカット
幅の寸法だけ端面側に位置する前記一方の新品を用意
し、これの段差部の下段面に、カットされた前記他方の
端部の内周面を嵌合し、該端部の端面を前記一方の端部
の段差部の段差面に突合わせてフロントカバ−とポンプ
シェルを再溶接して結合することを特徴とする。また、
請求項3に記載のように、フロントカバ−及びポンプシ
ェルの一方の端部の外周面に形成された段差部の下段面
に他方の端部の内周面を嵌合し、該端部の端面を前記一
方の端部の段差部の段差面に突合わせて熔接したフロン
トカバ−とポンプシェルの溶接結合部において、該溶接
結合部をフロントカバ−側とポンプシェル側が均等にカ
ットされるように所定のカット幅で前記一方の下段面の
レベルまでカットしてフロントカバ−とポンプシェルを
分離し、カットされた前記一方の段差部の下段面に、前
記カット幅に等しい寸法幅のスペ−サ用リングを嵌合し
て段差面に当接させると共にカットされた前記他方の端
部の内周面を嵌合して該スペーサ用リングに当接させ、
該スペ−サ用リング、フロントカバ−及びポンプシェル
の三者を溶接して結合することを特徴とする。
【0006】請求項1に記載の構成によれば、溶接結合
部を切断してフロントカバ−とポンプシェルを分離した
後再溶接結合する場合、フロントカバ−及びポンプシェ
ルの一方を再使用することができ、請求項2に記載の構
成によれば、他方を再使用することができ、請求項3に
記載の構成によれば、一方及び他方の両方を再使用する
ことができ、しかもいずれの構成も、一方の段差面に他
方の端面を直接或いはスペ−サ用リングを介して突合わ
せて位置決めされるから、切断分離したフロントカバ−
とポンプシェルは高い組付け精度で再溶接結合される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0008】図1は本発明方法を実施するトルクコンバ
−タの断面図を示す。
【0009】同図において、1はフロントカバ−、2は
ポンプシェルであり、フロントカバ−1とポンプシェル
2はその各端部において溶接されてトルクコンバ−タの
ケ−スを構成している。
【0010】フロントカバ−1とポンプシェル2との溶
接結合部3は、図2(A)に明示するように、フロント
カバ−1の端部の外周面に形成された段差部4の下段面
4aにポンプシェル2の端部の内周面2bが嵌合し、該
端部の端面2aがフロントカバ−1の段差面4bに当接
して溶接結合されている。ポンプシェル2には、これと
一体にポンプインペラ−5が形成され、ポンプインペラ
−5に対面するようにタ−ビン6が設けられ、またポン
プインペラ−5とタ−ビン6との間にステ−タ7が設け
られ、フロントカバ−1とタービン6との間にロックア
ップクラッチ8が設けられている。
【0011】この構成によれば、入力側回転体からフロ
ントカバ−1にトルクが入力すると、フロントカバ−1
に結合されたポンプシェル2を介してポンプインペラ5
が回転する。このポンプインペラ5からタ−ビン6へと
流れる作動油がタ−ビン6を回転させ、そのトルクが出
力側回転体に出力される。出力側回転体が一定の回転速
度になると、ロックアップクラッチ8が作動油圧でフロ
ントカバ−1側に押し付けられ、ロックアップクラッチ
8に設けられた摩擦部材9がフロントカバ−1の摩擦面
に圧接されるので、フロントカバ−1のトルクは、ロッ
クアップクラッチ8からタ−ビン6のシェル部分を介し
て機械的に出力側回転体に伝わる。したがってエネルギ
−ロスが少なくなり燃費のよい状態が得られる。
【0012】以上のトルクコンバ−タの構成、作用は、
周知のものである。次に、上記トルクコンバ−タにおい
て、例えば摩擦部材9が損耗したためにこれを取り替え
る必要が生じた場合のフロントカバ−1とポンプシェル
2の再溶接結合方法の実施形態を説明する。
【0013】1) フロントカバ−1はカットされたも
のを再使用し、ポンプシェル2は新品を使用して再溶接
結合する場合。
【0014】フロントカバ−1とポンプシェル2の溶接
結合部3を、図2(A)に破線で示すようにフロントカ
バ−1側とポンプシェル2側が均等に即ち例えば1.5
mmづつカットされるように所定のカット幅W,例えば
3mmで前記一方の下段面4aのレベルLまでカット
し、フロントカバ−1とポンプシェル2を分離する。
【0015】図2(B)に示す、新品のポンプシェル2
Nは、前記カットされたポンプシェル2C(図示せず)
の端部より前記カット幅W,例えば3mm長い寸法のも
のである。図2(B)に示すように、カットされた前記
トルコンカバ−1Cの段差部4の下段面4aに新品のポ
ンプシェル2Nの内周面2bを嵌合し、該ポンプシェル
2Nの端部の端面2aを前記フロントカバ−1Cの段差
面4bに当接し溶接する。
【0016】この再溶接結合方法によれば、カットされ
たフロントカバ−1Cは端部から段差面4bまでの長さ
がカット前のフロントカバ−1の端部から段差面までの
長さよりカット幅の半分の寸法だけ大きくなるのに対し
て、新品のポンプシェル2Nは端部がカットされたポン
プシェル2C(図示せず)の端部よりカット幅Wだけ長
いので、フロントカバ−1とポンプシェル2を再溶接し
て結合したとき、ポンプインペラ−5、タ−ビン6、ス
テ−タ7及びロックアップクラッチ8とケースとの相対
関係はカット前のケースと同じになる。
【0017】2) フロントカバ−1は新品を使用し、
ポンプシェル2はカットされたものを再使用して再溶接
結合する場合。
【0018】フロントカバ−1とポンプシェル2の溶接
結合部3を、図2(A)に破線で示すようにフロントカ
バ−1側とポンプシェル2側が均等に即ち例えば1.5
mmづつカットされるように所定のカット幅W、例えば
3mmでフロントカバ−1の内周面のレベルまでカット
してフロントカバ−1とポンプシェル2を分離する。図
3に示す新品のフロントカバ−1Nは、段差面4bが前
記カットされたフロントカバ−1C(図示せず)の前端
面より前記カット幅W、例えば3mmの寸法だけ前端面
側に位置するものである。
【0019】図3に示すように、新品のフロントカバ−
1Nの段差部4の下段面4aにカットされたポンプシェ
ル2Cの内周面2bを嵌合し、該ポンプシェル2Cの端
部の端面2aを前記フロントカバ−1Nの段差面4bに
当接して溶接する。
【0020】この再溶接結合方法によれば、カットされ
たポンプシェル2Cは端部がカット前のポンプシェル2
の端部よりカット幅の半分の寸法だけ短くなるのに対し
て、新品のフロントカバ−1Nは、段差面4bが前記カ
ットされたフロントカバ−1Cの前端面より前記カット
幅Wの寸法だけ前端面側に位置するので、カットされた
ポンプシェル2Cと新品のフロントカバ−1Nを再溶接
して結合したとき、ポンプインペラ−5、タ−ビン6、
ステ−タ7及びロックアップクラッチ8とケースとの相
対関係はカット前のケースと同じになる。
【0021】3) フロントカバ−1及びポンプシェル
2はいずれもカットされたものを再使用して再溶接結合
する場合。
【0022】フロントカバ−1とポンプシェル2の溶接
結合部3を、図2(A)に破線で示すようにフロントカ
バ−1側とポンプシェル2側が均等に即ち例えば1.5
mmづつカットされるように所定のカット幅W,例えば
3mmで前記一方の下段面4aのレベルLまでカット
し、フロントカバ−1とポンプシェル2を分離する。
【0023】この場合には、図4に示すように、前記カ
ット幅Wに等しい幅のスペ−サ用リング10を使用す
る。このスペ−サ用リング10は、高さがカットしたポ
ンプシェル2の端部の端面2aの厚みと同等か或いはや
や薄いぐらいが好ましい。
【0024】図4に示すように、カットされたフロント
カバ−1Cの段差部4の下段面4aに前記スペ−サ用リ
ング10を嵌合して段差面4bに当接し、次いでカット
されたポンプシェル2Cの端部の内周面2bをフロント
カバ−1Cの下段面4aに嵌合してスペ−サ用リング1
0に当接し、フロントカバ−1、スペ−サ用リング10
及びポンプシェル2の3部材を溶接する。
【0025】この再溶接結合方法によれば、カットされ
たフロントカバ−1Cの端面から段差部4までの長さは
カット前のフロントカバ−1の端面から段差部までの長
さよりカット幅の半分だけ短くなり、また、カットされ
たポンプシェル2Cの端部もカット前のポンプシェル2
の端部よりカット幅の半分だけ短くなるが、フロントカ
バ−1Cの段差面4bとカットされたポンプシェル2C
の端部の端面2aとの間にカット幅に等しい幅のスペ−
サ用リング10が介在するので、再溶接して結合したと
き、ポンプインペラ−5、タ−ビン6、ステ−タ7及び
ロックアップクラッチ8とケースとの相対関係はカット
前のケースと同じになる。
【0026】上記3つの再溶接結合方法では、フロント
カバ−の端部の外周面に段差部を設け、ポンプシェルの
端部の内周面を前記外周面に嵌合し、その端面を前記段
差部の段差面に当接したが、この逆に、ポンプシェルの
端部の外周面に段差部を設け、フロントカバ−の端部の
内周面を前記外周面に嵌合し、その端面を前記段差部の
段差面に当接することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、フロントカバ−とポンプシェ
ルを切断分離した後突合わせにより位置決めして溶接す
るため、高い組付け精度で再溶接して結合することがで
きると共に再溶接結合時にその少なくとも一方を再使用
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を実施するトルクコンバ−タの断
面図を示す。
【図2】(A)及び(B)は本発明方法を実施するフロ
ントカバ−とポンプシェルの溶接結合部の断面図及び本
発明方法の第1の例により再溶接結合されたフロントカ
バ−とポンプシェルの溶接結合部の断面図。
【図3】 本発明方法の第2の例により再溶接結合され
たフロントカバ−とポンプシェルの溶接結合部の断面
図。
【図4】 本発明方法の第3の例により再溶接結合され
たフロントカバ−とポンプシェルの溶接結合部の断面
図。
【図5】 従来の方法により溶接結合されたフロントカ
バ−とポンプシェルの溶接結合部の断面図。
【符号の説明】
1・・・フロントカバ− 1C及び1N・・・カット及び用意されたフロントカバ
− 2・・・ポンプシェル 2a・・・端面 2b・・・内周面 2C及び2N・・・カット及び用意されたポンプシェル 3・・・溶接結合部 4・・・段差部 4a・・・下段面 4b・・・段差面 10・・・スペ−サ用リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−34016(JP,A) 特開 平7−259952(JP,A) 実開 平7−28257(JP,U) 実開 平2−127387(JP,U) 実開 昭63−51958(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 41/24 F16H 41/28 F16D 33/18 - 33/20 B23K 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントカバ−及びポンプシェルの一方
    の端部の外周面に形成された段差部の下段面に他方の端
    部の内周面を嵌合し、該端部の端面を前記一方の端部の
    段差部の段差面に突合わせて熔接したフロントカバ−と
    ポンプシェルの溶接結合部において、該溶接結合部をフ
    ロントカバ−側とポンプシェル側が均等にカットされる
    ように所定のカット幅で前記一方の下段面のレベルまで
    カットしてフロントカバ−とポンプシェルを分離し、カ
    ットされた前記一方の端部の段差部の下段面に、カット
    された前記他方の端部より所定のカット幅の寸法だけ端
    部が長い前記他方の新品を嵌合し、該端部の端面をカッ
    トされた前記一方の端部の段差面に突合わせてフロント
    カバ−とポンプシェルを再溶接して結合することを特徴
    とするトルクコンバータのフロントカバ−とポンプシェ
    ルの再溶接結合方法。
  2. 【請求項2】 フロントカバ−及びポンプシェルの一方
    の端部の外周面に形成された段差部の下段面に他方の端
    部の内周面を嵌合し、該端部の端面を前記一方の端部の
    段差部の段差面に突合わせて熔接したフロントカバ−と
    ポンプシェルの溶接結合部において、該溶接結合部をフ
    ロントカバ−側とポンプシェル側が均等にカットされる
    ように所定のカット幅で前記一方の内周面のレベルまで
    カットしてフロントカバ−とポンプシェルを分離し、段
    差面が、カットされた前記一方の端面より所定のカット
    幅の寸法だけ端面側に位置する前記一方の新品を用意
    し、これの段差部の下段面に、カットされた前記他方の
    端部の内周面を嵌合し、該端部の端面を前記一方の端部
    の段差部の段差面に突合わせてフロントカバ−とポンプ
    シェルを再溶接して結合することを特徴とするトルクコ
    ンバータのフロントカバ−とポンプシェルの再溶接結合
    方法。
  3. 【請求項3】 フロントカバ−及びポンプシェルの一方
    の端部の外周面に形成された段差部の下段面に他方の端
    部の内周面を嵌合し、該端部の端面を前記一方の端部の
    段差部の段差面に突合わせて熔接したフロントカバ−と
    ポンプシェルの溶接結合部において、該溶接結合部をフ
    ロントカバ−側とポンプシェル側が均等にカットされる
    ように所定のカット幅で前記一方の下段面のレベルまで
    カットしてフロントカバ−とポンプシェルを分離し、カ
    ットされた前記一方の段差部の下段面に、前記カット幅
    に等しい寸法幅のスペ−サ用リングを嵌合して段差面に
    当接させると共にカットされた前記他方の端部の内周面
    を嵌合して該スペーサ用リングに当接させ、該スペ−サ
    用リング、フロントカバ−及びポンプシェルの三者を溶
    接して結合することを特徴とするトルクコンバータのフ
    ロントカバ−とポンプシェルの再溶接結合方法。
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