JP3406194B2 - 車両用距離測定装置 - Google Patents

車両用距離測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,光学系と,該光学
系からの画像を結像せしめるイメージセンサとを有して
車両に取付けられる撮像手段を備え,該撮像手段で得ら
れた画像に基づいて対象物までの距離を測定する車両用
距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,かかる距離測定装置は,たとえば
特開平6−249653号公報および特開平6−266
828号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,自車および
対象物間の距離を測定する上で,撮像手段におけるイメ
ージセンサの画面中心軸と直進走行時の車両運動方向と
の幾何学的相対配置は所定の設計値に精度よく一致させ
る必要があるのであるが,撮像手段を精度よく車体に取
付けるのは構造上難しく,かつコスト高になるものであ
る。また車体の中心軸と直進走行時の運動方向軸とは,
サスペンションの組付精度に起因して厳密には一致しな
いものである。そこで,従来では,撮像手段をその姿勢
および位置の調整を可能として車両に取付けた後に,イ
メージセンサの画面中心軸と直進走行時の車両運動方向
との幾何学的相対配置を設計値に一致させるための調整
作業を行なう必要があり,多大な調整時間が必要となっ
ている。
【0004】本発明は,かかる事情に鑑みてなされたも
のであり,イメージセンサの画面中心軸と直進走行時の
車両運動方向との幾何学的相対配置を調整する作業を不
要とし,撮像手段の位置および姿勢を変化せしめるため
の構造も不要としてコスト低減を図った車両用距離測定
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1の発明は,光学系と,該光学系からの画像
を結像せしめるイメージセンサとを有して車両に取付け
られる撮像手段を備え,該撮像手段で得られた画像に基
づいて対象物までの距離を測定する車両用距離測定装置
において,前記撮像手段が取付けられた車両を載せる可
動台と,この可動台の前方位置に固定的に配置されて基
準マーカが付けられたスクリーンと,該可動台上の車両
とスクリーンとの相対配置を一定に定めるべく該可動台
上の車両の前部および後部の定められた位置を検出する
位置センサを備える位置測定装置と,撮像手段が正規の
姿勢および位置で車両に取付けられた状態での前記イメ
ージセンサの画面上の基準位置を予め記憶する第1記憶
手段と,撮像手段が正規の姿勢および位置で車両に取付
けられているときに前記基準位置に基準マーカが位置付
けられるべき配置で該基準マーカに対する車両の位置が
可動台及び位置センサにより定められた状態で基準マ
ーカの前記画面上での測定位置を記憶する第2記憶手段
と,第1記憶手段に記憶された前記基準位置ならびに第
2記憶手段に記憶された前記測定位置を比較して補正量
を算出するとともに対象物の測定画像データを該補正量
で補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
【0006】また請求項2の発明は,請求項1の発明の
上記特徴に加えて,前記位置測定装置から延びるステイ
により,前記基準マーカを有するスクリーンが固定的に
支持されることを特徴とする。
【0007】さらに請求項3の発明は,光学系と,該光
学系からの画像を結像せしめるイメージセンサとを有し
て車両に取付けられる撮像手段を備え,該撮像手段で得
られた画像に基づいて対象物までの距離を測定する車両
用距離測定装置において,車両の前方の所定位置に配置
されるよう治具により車両に着脱可能に取り付けられて
基準マーカを有するスクリーンと,撮像手段が正規の姿
勢および位置で車両に取付けられた状態での前記イメー
ジセンサの画面上の基準位置を予め記憶する第1記憶手
段と,撮像手段が正規の姿勢および位置で車両に取付け
られているときに前記基準位置に基準マーカが位置付け
られるべき配置で該基準マーカに対する車両の位置が定
められた状態で基準マーカの前記画面上での測定位置を
記憶する第2記憶手段と,第1記憶手段に記憶された前
記基準位置ならびに第2記憶手段に記憶された前記測定
位置を比較して補正量を算出するとともに対象物の測定
画像データを該補正量で補正する補正手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0008】このような構成によれば,第1記憶手段に
記憶されている基準位置と,第2記憶手段に記憶されて
いる測定位置との比較によって得られる補正量は,撮像
手段が車両に取付けられるべき正規の姿勢および位置
と,実際に取付けられた撮像手段の姿勢および位置との
差に対応した値であり,実際に測定した画像データを補
正量で補正することにより,撮像手段の車両への取付け
位置および姿勢を調整しなくても,イメージセンサの画
面中心軸と直進走行時の車両運動方向との幾何学的相対
配置を一致させたのと同一の状態での対象物の距離測定
が可能となり,調整作業が不要となって車両の生産性向
上を図ることができるだけでなく,撮像手段の位置およ
び姿勢を変化せしめるための構造も不要となり,コスト
低減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を,添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図7は本発明の一実施例を示す
ものであり,図1は車両の制御装置の構成を示すブロッ
ク図,図2は走行制御を行なうための各構成要素の車両
への配置を示す側面図,図3は距離測定原理を説明する
ための図,図4は基準マーカに対して車両の位置決めを
行なうための構成を示す平面図,図5は図4の側面図,
図6は画面上の基準位置を示す図,図7は画面上の基準
位置および測定位置の相対位置を示す図である。
【0011】先ず図1において,対象物4を撮像するた
めの上下一対の撮像手段1A,1Bで得られた先行車等
の対象物4の画像信号は,A/D変換器5A,5Bでデ
ジタル信号にそれぞれ変換され,デジタル信号化された
画像情報は画像記憶手段6A,6Bにそれぞれ記憶され
る。画像記憶手段6A,6Bにストアされた画像信号に
基づいて対象物4までの距離の演算,レーンマーカー検
知および障害物認識等の画像処理が画像処理装置7で実
行され,画像処理装置7での画像処理結果に基づいて車
両の走行制御が走行制御装置8により実行される。
【0012】走行制御装置8には,画像処理装置7から
の信号に加えて,車速センサ9および舵角センサ10と
の各センサの信号が入力されており,走行制御装置8
は,画像処理装置7での画像処理結果ならびに各センサ
9,10からの入力信号に基づいて,加速手段11,減
速手段12および操舵手段13等の作動を制御する。
【0013】図2において,車速センサ9は各車輪に関
連して車両Vに搭載され,舵角センサ10はステアリン
グハンドルHに連なるステアリング軸14の角変位量を
検出するようにして車両Vに搭載される。また加速手段
11は,車両Vの前部に搭載されているエンジンEのス
ロットルに連結され,減速手段12は各車輪のブレーキ
圧を調節可能として車両Vに搭載され,操舵手段13は
前記ステアリング軸14に連結される。さらに画像処理
装置7および走行制御装置8はユニット化されており,
たとえば乗車シートの下方で車両Vに搭載される。
【0014】図3を併せて参照して,両撮像手段1A,
1Bは,レンズを含む光学系2A,2Bと,それらの光
学系2A,2Bの焦点距離fだけ後方に配置されるイメ
ージセンサ3A,3Bとでそれぞれ構成されるものであ
り,両光学系2A,2Bは基線長BLだけ上下に間隔を
あけて配置される。
【0015】このような撮像手段1A,1Bは,図2で
示すように,車両Vの車室内における前方上部で固定の
支持部材15に取付けられており,両撮像手段1A,1
Bによれば,自車の前方に存在する先行車等の対象物4
が光学系2A,2Bによりイメージセンサ3A,3B上
に結像される。
【0016】画像処理装置7は,マイクロプロセッサ1
6と,該マイクロプロセッサ16での演算処理に必要な
プログラムおよび情報を記憶するとともに,演算過程の
情報を一時的に記憶する第1記憶手段17と,撮像手段
1A,1Bの取付けが完了した時点での車両Vの検査時
に必要な情報を記憶する第2記憶手段18と,第2記憶
手段18に記憶を促す信号を車両Vの外部から送信する
ための書き込み端末19とを備える。
【0017】第1記憶手段17はRAMおよびROMで
構成されるものであり,また第2記憶手段18はEPR
OMやフラッシュメモリで構成されるものであるが,両
記憶手段17,18は,実質的にそれぞれの機能分担を
果すように構成されるものであれば,上述の構成に限定
されるものではない。
【0018】マイクロプロセッサ16は,画像記憶手段
6A,6Bからの画像情報に基づいて画像処理演算を行
なうものであり,その画像処理にあたっては,先ず画像
記憶手段6A,6Bから相互に対応した領域で切り出さ
れた画像信号の相関演算が実行される。たとえばイメー
ジセンサ3B側の輝度データを固定しておき,イメージ
センサ3A側の輝度データを上下に1つずつシフトしな
がらイメージセンサ3B側の輝度データから引き算する
ことにより,相関値が最も小さいときのシフト量nが画
像信号の光軸からのずれ量に対応した値として求められ
る。この相関演算によるシフト量nは,下方のイメージ
センサ3Aから得られた画像信号の光学系2Aの光軸か
らのずれ量nAと,上方のイメージセンサ3Bから得ら
れた画像信号の光学系2Bの光軸からのずれ量nBとの
和として得られることになる。
【0019】前記相関演算の次には距離演算がマイクロ
プロセッサ16で実行されるものであり,前記シフト量
nに基づいて,対象物4までの距離Dが, D=(BL×f)/n としてマイクロプロセッサ16で得られることになる。
【0020】図4および図5において,撮像手段1A,
1Bが取付けられた車両Vは,その完成検査ラインにお
いて,可動台20上に載せられるものであり,この可動
台20の前方位置には,基準マーカMが付けられたスク
リーン23が固定的に配置される。一方,可動台20の
両側には,可動台20上の車両Vとスクリーン23との
相対配置を一定に定めるべく,可動台20上の車両Vの
前部および後部の定められた位置を検出する位置センサ
21,21をそれぞれ備える位置測定装置22,22が
配置されており,両位置測定装置22,22は,スクリ
ーン23に対して一定の位置に固定されている。
【0021】ところで,マイクロプロセッサ16では,
撮像手段1A,1Bのイメージセンサ3A,3Bにおい
てマトリックス状に配置された各画素に対応してxy座
標が付された画面が,図6で示すように設定されてお
り,撮像手段1A,1Bで得られた画像の位置は該画面
のxy座標で特定されることになる。而して第1記憶手
段17には,撮像手段1A,1Bが正規の姿勢および位
置で車両Vに取付けられた状態での前記画面上の基準位
置の座標(XS ,YS )が予め記憶されている。
【0022】一方,基準マーカMは,正規の姿勢および
位置で撮像手段1A,1Bが取付けられている車両Vが
スクリーン23に対して所定の一定位置に定められたと
きに,撮像手段1A,1Bで撮像された基準マーカMの
座標が前記基準位置の座標(XS ,YS )に一致するよ
うにしてスクリーン23に付けられている。
【0023】車両Vがスクリーン23に対して所定の一
定位置に在る状態で,撮像手段1A,1Bにより基準マ
ーカMが撮像されるが,撮像手段1A,1Bの支持部材
15への取付け位置および取付け姿勢は,正規の取付け
位置および取付け姿勢からずれるのが一般的であり,図
7で示すように,基準マーカMの測定位置の座標
(X1 ,Y1 )は,基準位置の座標(XS ,YS )から
ずれることになる。而して該基準マーカMの測定位置の
座標(X1 ,Y1 )は,書き込み端末19から入力され
る信号により,第2記憶手段18に記憶されることにな
る。
【0024】マイクロプロセッサ16は,補正手段とし
ての機能を有するものであり,第1記憶手段17に記憶
された前記基準位置の座標(XS ,YS )ならびに第2
記憶手段18に記憶された前記基準マーカMの測定位置
の座標(X1 ,Y1 )を比較して補正量を算出するとと
もに対象物4の測定画像データを該補正量で補正する。
すなわちxy座標におけるx軸方向の補正量dxは(X
1 −XS )として算出され,xy座標におけるy軸方向
の補正量dyは(Y1 −YS )として算出されるもので
あり,対象物4の測定画像の座標が(X,Y)であった
ときに,測定画像の補正座標は(X−dx,Y−dy)
と定められることになる。
【0025】次にこの実施例の作用について説明する
と,正規の姿勢および位置で撮像手段1A,1Bが取付
けられている車両Vがスクリーン23に対して所定の一
定位置に定められたときに,撮像手段1A,1Bで撮像
された基準マーカMの座標は基準位置の座標(XS ,Y
S )に一致するものであり,第1記憶手段17に記憶さ
れている基準位置の座標(XS ,YS )と,第2記憶手
段18に記憶されている測定位置の座標(X1 ,Y1
とを比較することによって得られる補正量dx,dy
は,撮像手段1A,1Bが車両Vに取付けられるべき正
規の姿勢および位置と,実際に取付けられた撮像手段1
A,1Bの姿勢および位置との差に対応した値である。
【0026】したがって実際に測定した画像データを補
正量dx,dyで補正することにより,撮像手段1A,
1Bの車両Vへの取付け位置および姿勢を調整しなくて
も,イメージセンサ3A,3Bの画面中心軸と直進走行
時の車両運動方向との幾何学的相対配置を一致させたの
と同一の状態での対象物4の距離測定を行なうことが可
能となる。これにより,撮像手段1A,1Bの車両Vへ
の取付け位置および姿勢を調整する作業が不要となって
車両Vの生産性向上を図ることができるだけでなく,撮
像手段1A,1Bを支持部材15に直接取付けるように
して,撮像手段1A,1Bの位置および姿勢を変化せし
めるための構造も不要となり,コスト低減を図ることが
できる。
【0027】図8は基準マーカおよび車両の相対位置を
一定に定めるための構成の変形例を示すものであり,車
両Vを載せる可動台20の前方位置に,可動台20の両
側にそれぞれ配置される位置測定装置22,22から延
びるステイ24,24により,基準マーカMを有するス
クリーン23′が固定的に支持されるようにしてもよ
く,この場合の実施例が請求項2の発明に対応する
【0028】また図示はしないが,可動台20および位
置測定装置22,22を省略し,車両Vに,該車両Vの
前方の所定位置に配置されるようにして治具によりスク
リーン23が着脱可能に取り付けられるようにすること
も可能であり,この場合の実施例が請求項3の発明に対
応する
【0029】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は上記実施例に限定されるものではなく,特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0030】たとえば上記実施例では,一対の撮像手段
1A,1Bを用いて対象物4までの距離を測定する装置
について説明したが,本発明は単一の撮像手段を用いて
距離測定を行なうようにしたものにも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,撮像手段
が車両に取付けられるべき正規の姿勢および位置と,実
際に取付けられた撮像手段の姿勢および位置との差に対
応した値で,実際に測定した画像データを補正すること
により,イメージセンサの画面中心軸と直進走行時の車
両運動方向との幾何学的相対配置を一致させたのと同一
の状態での対象物の距離測定が可能となり,撮像手段の
車両への取付け位置および姿勢を調整する作業が不要と
なって車両の生産性向上を図ることができるだけでな
く,撮像手段の位置および姿勢を変化せしめるための構
造も不要となり,コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】走行制御を行なうための各構成要素の車両への
配置を示す側面図である。
【図3】距離測定原理を説明するための図である。
【図4】基準マーカに対して車両の位置決めを行なうた
めの構成を示す平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】画面上の基準位置を示す図である。
【図7】画面上の基準位置および測定位置の相対位置を
示す図である。
【図8】基準マーカに対して車両の位置決めを行なうた
めの構成の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1A,1B・・・撮像手段 2A,2B・・・光学系 3A,3B・・・イメージセンサ 4・・・・対象物 16・・・補正手段としてのマイクロプロセッサ 17・・・第1記憶手段 18・・・第2記憶手段20・・・可動台 21・・・位置センサ 22・・・位置測定装置 23,23′・・・スクリーン 24・・・ステイ V・・・・車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千坂 和人 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平6−273172(JP,A) 特開 平5−332723(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 3/06 G01B 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系(2A,2B)と,該光学系(2
    A,2B)からの画像を結像せしめるイメージセンサ
    (3A,3B)とを有して車両(V)に取付けられる撮
    像手段(1A,1B)を備え,該撮像手段(1A,1
    B)で得られた画像に基づいて対象物(4)までの距離
    を測定する車両用距離測定装置において,前記撮像手段(1A,1B)が取付けられた車両(V)
    を載せる可動台(20)と, この可動台(20)の前方位置に固定的に配置されて基
    準マーカ(M)が付けられたスクリーン(23,2
    3′)と, 該可動台(20)上の車両(V)とスクリーン(23,
    23′)との相対配置を一定に定めるべく該可動台(2
    0)上の車両(V)の前部および後部の定められた位置
    を検出する位置センサ(21)を備える位置測定装置
    (22)と, 撮像手段(1A,1B)が正規の姿勢および位置で車両
    (V)に取付けられた状態での前記イメージセンサ(3
    A,3B)の画面上の基準位置を予め記憶する第1記憶
    手段(17)と, 撮像手段(1A,1B)が正規の姿勢および位置で車両
    に取付けられているときに前記基準位置に基準マーカ
    (M)が位置付けられるべき配置で該基準マーカ(M)
    に対する車両(V)の位置が可動台(20)及び位置セ
    ンサ(21)により定められた状態で基準マーカ
    (M)の前記画面上での測定位置を記憶する第2記憶手
    段(18)と, 第1記憶手段(17)に記憶された前記基準位置ならび
    に第2記憶手段(18)に記憶された前記測定位置を比
    較して補正量を算出するとともに対象物(4)の測定画
    像データを該補正量で補正する補正手段(16)とを備
    えることを特徴とする車両用距離測定装置。
  2. 【請求項2】 前記位置測定装置(22)から延びるス
    テイ(24)により,前記基準マーカ(M)を有するス
    クリーン(23′)が固定的に支持されることを特徴と
    する,請求項1に記載の車両用距離測定装置。
  3. 【請求項3】 光学系(2A,2B)と,該光学系(2
    A,2B)からの画像を結像せしめるイメージセンサ
    (3A,3B)とを有して車両(V)に取付けられる撮
    像手段(1A,1B)を備え,該撮像手段(1A,1
    B)で得られた画像に基づいて対象物(4)までの距離
    を測定する車両用距離測定装置において,車両(V)の前方の所定位置に配置されるよう治具によ
    り車両(V)に着脱可能に取り付けられて基準マーカ
    (M)を有するスクリーン(23)と, 撮像手段(1A,1B)が正規の姿勢および位置で車両
    (V)に取付けられた状態での前記イメージセンサ(3
    A,3B)の画面上の基準位置を予め記憶する第1記憶
    手段(17)と, 撮像手段(1A,1B)が正規の姿勢および位置で車両
    に取付けられているときに前記基準位置に基準マーカ
    (M)が位置付けられるべき配置で該基準マーカ(M)
    に対する車両(V)の位置が定められた状態で基準マー
    カ(M)の前記画面上での測定位置を記憶する第2記憶
    手段(18)と, 第1記憶手段(17)に記憶された前記基準位置ならび
    に第2記憶手段(18)に記憶された前記測定位置を比
    較して補正量を算出するとともに対象物(4)の測定画
    像データを該補正量で補正する補正手段(16)とを備
    えることを特徴とする車両用距離測定装置。
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