JP3404809B2 - 陰極線管製造装置におけるフリットシール架台搬送装置 - Google Patents

陰極線管製造装置におけるフリットシール架台搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管の製造時に、
半製品状態の陰極線管を位置決め保持してフリットシー
ル炉に移送する陰極線管製造装置におけるフリットシー
ル架台搬送装置に関し、詳しくは、前記陰極線管のファ
ンネル部のネック部に取付けて陰極線管の内部空気を外
部に還流させる空気環流ノズルの着脱機構を備えたフリ
ットシール架台搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像器等に用いられる陰極
線管は一般に、ファンネル部とパネル部とで構成され
る。カラー用陰極線管の場合における前記ファンネル部
は、R,G,Bの三原色信号に対応した電子銃を収容す
るネック部が形成されている。また、前記パネル部は、
蛍光塗料が塗布されたパネル面や、該パネル面に対面し
てその前記電子銃側に配設された色選別装置を備え、前
記ファンネル部のシール端面と接合されるシール端面等
で構成されている。
【0003】前記色選別装置は、前記電子銃から発せら
れるR,G,Bの各電子ビームを、前記パネル面の各色
の蛍光ストライプに正しく入射されるように位置決めす
るもので、具体的には、トリニトロン方式においてはア
パーチャグリル、シャドーマスク方式においてはシャド
ーマスクがこれに相当する。
【0004】ところで、上述したような構成の陰極線管
を製造する際には、前記ファンネル部とパネル部とにそ
れぞれ前処理を施し、その後、ファンネル部及びパネル
部の開口したシール端面をフリットシール材を介在させ
て重ね合わせ、陰極線管を仮組みし、仮組みした陰極線
管を搬送コンベア上のフリットシール架台に位置決め保
持して、該搬送コンベアによりフリットシール炉に移送
し、該フリットシール炉内で前記両カバーをガラス融着
により接合して組立てることが行われる。また、前記仮
組みしたファンネル部とパネル部のフリットシール炉で
の接合中、前記パネル面の蛍光塗料から発せられるガス
を陰極線管内部から排出させるために、図9に示すよう
に、ファンネル部のネック部4に空気還流用のノズルで
あるジェットノズル16を装着する。
【0005】このジェットノズル16は図9に示すよう
に、中心部の空気吸入用管16Aとその外周を同心円的
に取り巻いた排気管16Bとからなり、前者の空気吸入
用管16Aは、前記ネック部4に挿入できるよう後者の
排気管16Bよりも充分に長く形成されており、また、
前記排気管16Bの排気通路16CはU字型に形成され
ており、そして、その排気通路16Cの開口幅は、前記
空気吸入用管16Aの外壁との間に前記ネック部4が挿
入できるに充分な幅を形成して構成されている。このよ
うな構成のジェットノズル16を用い、前記の陰極線管
内の不要なガスを排出する方法が採られている。即ち、
このジェットノズル16を陰極線管の前記ネック部4に
装着し、仮組みした陰極線管をフリットシール炉で加熱
し、ジェットノズル16の下部から外気を前記空気吸入
用管16Aを通じて前記仮組みした陰極線管内に吸入
し、加熱されたその空気と、加熱により蛍光塗料から放
出されたガスとの混合ガスを、前記排気管16Bの排気
通路16Cを通じて外部に排出するようにしている。
【0006】前記ジェットノズル16はフリットシール
架台に付設されており、専用の着脱装置により、ジェッ
トノズル16を、フリットシール架台にセットされた陰
極線管のネック部4に装着し、上記ガラス融着処理中の
間、ジェットノズル16を所定の位置で保持し、さら
に、ガラス融着後の陰極線管をフリットシール架台から
外すに当たってジェットノズル16をネック部4から離
脱させ、その後、陰極線管をフリットシール架台から取
り外す方法が採られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の陰極線管製造装置におけるフリットシール架台搬送
装置によれば、作業員が手作業によりその都度前記ジェ
ットノズル16を陰極線管のネック部4に装着し、また
離脱していたので、手間がかかると共に、専用の作業員
が必要となるため製造コストが嵩む問題があった。そこ
で、本発明は、上述したジェットノズル16のような空
気還流用ノズルの陰極線管に対する装着、離脱を人手に
よらず自動的に行い、陰極線管の製造コストの低減を図
ることができる陰極線管製造装置におけるフリットシー
ル架台搬送装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、パネル部と、ネック部に空気還流用ノズルが
着脱自在に取り付けられたファンネル部とを位置決め保
持したフリットシール架台を搬送装置によりフリットシ
ール炉内に搬送し、前記パネル部とファンネル部とを融
着し、これら両者の融着後、融着した半製品の陰極線管
をそのフリットシール炉から搬出するように構成された
フリットシール架台搬送装置であって、前記フリットシ
ール架台に配設され、前記空気還流用ノズルを着脱する
上下方向に沿って延在するガイドロッドと、前記ガイド
ロッドの軸方向に移動可能に配設され、前記空気還流用
ノズルが取付けられたガイド体と、前記搬送コンベアの
前記フリットシール炉の入口側に配設され、前記空気還
流用ノズルを前記ガイドロッドに沿って押上げることに
より前記陰極線管のネック部に装着する押上げ手段と、
上端部が前記フリットシール架台側に支持され、前記上
端部から前記ガイドロッドに略平行な直線部と、前記ガ
イドロッドから離れ下端部が前記搬送コンベアの側方に
位置する傾斜部とを有する保持レバーと、前記ガイド体
に設けられ、前記保持レバーに向けて突設されたピンと
を備え、前記保持レバーには、前記空気還流用ノズルを
前記陰極線管のネック部に装着させるガイド体の所定の
位置で前記ピンに係止する係止部が形成され、更に、前
記係止部とピンとの係止状態を解除する解除手段が、前
記搬送コンベアの前記フリットシール炉の出口側に設け
られていることを特徴とする。 また、本発明は、前記解
除手段が、搬送コンベアのフレーム側で支持され、搬送
コンベアの移送に伴うフリットシール架台の移動により
前記保持レバーに係合し、保持レバーを揺動させる係合
部材により構成されていることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】空気還流用ノズルのネック部への装着は、ファ
ンネル部およびパネル部がセットされたフリットシール
架台が搬送装置によりフリットシール炉の入口側で行な
われ、空気還流用ノズルの離脱は、フリットシール炉の
出口側で、前記フリットシール架台の移動を利用するこ
とで自動的に行なわれる。また、空気還流用ノズルのネ
ック部への装着は、ファンネル部およびパネル部がセッ
トされたフリットシール架台が搬送コンベアによりフリ
ットシール炉の入口側に達すると、押上げ手段により空
気還流用ノズルの底部が押上げられ、空気還流用ノズル
がガイドロッドに沿ってガイド体とともに上昇すること
で行なわれ、この装着状態は、ピンが保持レバーの係止
部に係止して維持される。空気還流用ノズルの離脱は、
フリットシール炉の出口側で解除手段により行なわれ
る。
【0011】
【実施例】以下に、トリニトロン方式の陰極線管製造装
置に本発明を適用した場合の一実施例を図面に基づき説
明する。図1は本実施例のフリットシール架台の正面
図、図2はフリットシール架台の平面図、図3はフリッ
トシール架台の側面図、図4は搬送コンベアを示す概略
平面図、図5は着脱機構の正面図、図6は着脱機構の右
側面図である。本実施例における、陰極線管1(以下、
CRT:cathode-ray tubeと称する)のファンネル部2
や、蛍光パネル及びアパーチャグリルフレーム等からな
るPAG5(パネル部に相当)をセットするフリットシ
ール架台6(以下、架台と称する)は、図1〜図3に示
すように、搬送コンベア7のローラ8上に載置される架
台ベース9と、この架台ベース9上に立設された複数の
脚部10と、この脚部10上に支持された上部プレート
11とを備え、上部プレート11にはCRT1のファン
ネル部2を上にしネック部4を下にしてファンネル部2
を複数箇所で支持する支持部材12が立設されている。
これらの支持部材12には、ファンネル部2を支持する
ファンネル部用アライメント13およびPAG用アライ
メント14が取付けられ、各アライメント13、14の
先端部には位置決め用の突当てカーボンがそれぞれ設け
られている。尚、前記ファンネル部2は、コーン部3と
ネック部4からなり、このファンネル部2の上部には、
図3の二点鎖線で示すように、PAG5がセットされ、
フリットシール炉15内でガラス融着により接合してC
RT1が組立てられる。図3中、2aはガラス融着する
シールエッジ面を示す。
【0012】また、上記搬送コンベア7は、例えば、図
4に示すように、フリットシール炉15を通り一周する
ように構成された搬送ローラ8により構成されている。
さらに、上記架台6には、先に図9で説明した、CRT
1のファンネル部2にPAG5をガラス溶着により接合
する際にCRT1内部の空気を還流させた後外部に排出
するジェットノズル16(空気還流用ノズルに相当)の
着脱機構17が、図5、図6、図10、図11に示すよ
うに設けられている。すなわち、ジェットノズル16の
着脱機構17は、ガイドロッド18、ガイド体19、押
上げ用のエアーシリンダ20(押上げ手段に相当)、保
持レバー21および係合部材22(解除装置、解除手段
に相当)等により構成されている。上記ガイドロッド1
8は、架台6にセットされるファンネル部2のネック部
4の近傍に設けられており、ネック部4と平行となるよ
うに配設され、ガイドロッド18の下部が上記架台ベー
ス9に取付けられ、ガイドロッド18の上部が取付け部
材23を介して上記上部プレート11に取付けられてい
る。ガイドロッド18には筒状のガイド体19が遊嵌さ
れ、ガイド体19がガイドロッド18に沿って上下移動
可能に設けられている。このガイド体19には支持金具
24を介してジェットノズル16が取付けられている。
このジェットノズル16は上記ネック部4の下方でネッ
ク部4の軸心上を上下移動できるように設けられてい
る。
【0013】上記エアーシリンダ20は、上記図4のC
の位置における搬送コンベア7箇所に、搬送コンベア7
の欠部(不図示)等を貫通して設けられ、移送されるフ
ァンネル部2のネック部4にジェットノズル16を装着
させる位置に配置されている。そして、ジェットノズル
16の装着時には、図8に示すように、ロッド20aを
伸長させてジェットノズル16の下部を上方に押上げる
ことにより、ジェットノズル16をガイドロッド18に
沿って上方へ移動させ、ジェットノズル16の先端部を
ネック部4内に挿入させる。さらに、ガイドロッド18
には、ジェットノズル16の先端部が適切な深さで挿入
されるように、ガイド体19の上端に係止するストッパ
25が突設されている。
【0014】上記保持レバー21は、ガイドロッド18
の架台6の移送後方に設けられている。この保持レバー
21は、図7(a)、(b)に示すように、直線部26
と傾斜部27とから構成されている。そして、保持レバ
ー21の直線部26が上記ガイドロッド18に僅かな間
隔を有し且つ平行に配設され、傾斜部27の下端部が架
台ベース9の周縁部上に位置するように屈曲され、保持
レバー21の上部がピン28を介して支持部材23に揺
動可能に支持され、保持レバー21にはガイドロッド1
8方向に該保持レバー21を付勢する押えウェイト29
が取付けられている。さらに、上記ガイド体19には、
上記保持レバー21に向けてロックピン31が突設さ
れ、このロックピン31が係止するロック穴32(係止
部に相当)が上記保持レバー21に設けられている。こ
のロック穴32は、上記ガイド体19の上端が上記スト
ッパ25に当接される位置、すなわち、ジェットノズル
16が適切にネック部4内に挿入される位置で、上記ロ
ックピン31に係止できる保持レバー21の箇所に設け
られている。したがって、ファンネル部2のネック部4
にジェットノズル16が装着されると、ガイド体19の
ロックピン31がロック穴32に係止し、該係止状態が
維持されることになる。
【0015】上記係合部材22は、丸棒により構成さ
れ、上記図4のEの位置に配設され、図11に示すよう
に、搬送コンベア7のフレーム33に取付けプレート3
4を介して固設されており、移送されてくる架台6の上
記保持レバー21の下端側に引っ掛かるように、搬送コ
ンベア7上に突き出して設けられている。したがって、
架台6の移送に伴って、係合部材22に保持レバー21
の下端側が引っ掛かると、保持レバー21が上端部を支
点として移送後方へ揺動し、これにより、保持レバー2
1のロック穴32に係止されているロックピン31が外
れて、ロックピン31とロック穴32との係止状態が解
除され、ガイド体19が自重によりガイドロッド18に
沿って下方にジェットノズル16とともに移動し、ジェ
ットノズル16がネック部4から離脱される。
【0016】次に、上記構成による陰極線管製造装置に
おけるフリットシール架台搬送装置の動作について説明
する。フリットシール炉15によりCRT1のファンネ
ル部2とPAG5とをガラス融着するには、図4に示す
ように、フリットシール炉15の入口側のAの位置を通
過する架台6にファンネル部2がセットされ、Bの位置
でPAG5がセットされる。さらに、Cの位置でジェッ
トノズル16がネック部4に装着され、Dの位置からフ
リットシール炉15内に移送されてガラス融着が行なわ
れる。ガラス融着が終了すると、フリットシール炉15
の出口側のEの位置でジェットノズル16の離脱が行な
われ、Fの位置でCRT1が取出される。
【0017】上記ジェットノズル16がネック部4に装
着される際には、図5のようにファンネル部2およびP
AG5がセットされた架台6が搬送コンベア7の図4の
Cの位置に達すると、このCの位置の搬送コンベア7の
側部に設けられたエアシリンダ20が搬送コンベア7側
に移動し、図8に示すように、ロッド20aを伸長して
ジェットノズル16の底部が押上げられる。そして、ロ
ッド20aにより押上げられるジェットノズル16は、
ガイドロッド18に沿ってガイド体19とともに上昇
し、ファンネル部2のネック部4内に装着される。この
場合、ガイド体19のロックピン31が、図8の二点鎖
線で示すように、保持レバー21の途中から保持レバー
21を側方へ押圧しながらガイドロッド18に沿って上
昇し、ガイド体19の上端がガイドロッド18に突設さ
れたストッパ25に当接し、ロックピン31が保持レバ
ー21のロック穴32に挿入されてロックされ、これに
よりジェットノズル16がネック部4内に装着された状
態が維持される。また、ジェットノズル16はストッパ
25により、図9の矢印で示すように、ファンネル部2
内の空気がジェットノズル16から放出できるように最
適な装着状態、すなわち、ジェットノズル16下面から
10mm程度の位置で保持されるよう挿入される。このよ
うにジェットノズル16がネック部4に装着された状態
でフリットシール炉15内でガラス融着が行なわれる。
【0018】フリットシール炉15の出口側のEの位置
に架台6が達すると、図10および図11に示すよう
に、搬送コンベア7の側部に固設され搬送コンベア7上
に延在された係合部材22に保持レバー21の下端側が
引っ掛かり、これにより、保持レバー21が上部を支点
としてガイドロッド18から遠ざかる方向へ移動される
ので、保持レバー21のロック穴32からロックピン3
1が外れて、ロック穴32とロックピン31との係止状
態が解除される。そして、この解除により、図12に示
すように、ガイド体19およびジェットノズル16が自
重によりガイドロッド18に沿って下方へ移動し元の位
置に戻り、ファンネル部2のネック部4からジェットノ
ズル16が離脱される。その後、図4のFの位置で融着
されたCRT1が架台6から取り出される。したがっ
て、本実施例においては、ファンネル部のネック部に対
するジェットノズルの着脱を、人手によらず自動的に行
なうことができ、コストの低減を図ることが可能とな
る。
【0019】尚、本実施例では、係止部をロック穴32
で構成したが、その他凹部等で係止部を構成する等任意
である。また、本実施例では、トリニトロン方式のCR
T製造装置に本発明を適用した場合について説明した
が、本発明は、トリニトロン方式以外のクロマトロン方
式やシャドーマスク方式等、種々の方式によるCRTの
製造装置に広く適用できることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パネル部
と、ネック部に空気還流用ノズルが着脱自在に取り付け
られたファンネル部とを位置決め保持したフリットシー
ル架台を搬送コンベアによりフリットシール炉内に搬送
し、前記パネル部とファンネル部とを融着し、これら両
者の融着後、融着した半製品の陰極線管をそのフリット
シール炉から搬出するように構成されたフリットシール
架台搬送装置であって、前記フリットシール架台に配設
され、前記空気還流用ノズルを着脱する上下方向に沿っ
て延在するガイドロッドと、前記ガイドロッドの軸方向
に移動可能に配設され、前記空気還流用ノズルが取付け
られたガイド体と、前記搬送コンベアの前記フリットシ
ール炉の入口側に配設され、前記空気還流用ノズルを前
記ガイドロッドに沿って押上げることにより前記陰極線
管のネック部に装着する押上げ手段と、上端部が前記フ
リットシール架台側に支持され、前記上端部から前記ガ
イドロッドに略平行な直線部と、前記ガイドロッドから
離れ下端部が前記搬送コンベアの側方に位置する傾斜部
とを有する保持レバーと、前記ガイド体に設けられ、前
記保持レバーに向けて突設されたピンとを備え、前記保
持レバーには、前記空気還流用ノズルを前記陰極線管の
ネック部に装着させるガイド体の所定の位置で前記ピン
に係止する係止部が形成され、更に、前記係止部とピン
との係止状態を解除する解除手段が、前記搬送コンベア
の前記フリットシール炉の出口側に設けられているもの
とした。このため、ネック部と空気還流用ノズルとの着
脱を人手によることなく自動的に、しかも確実に行な
え、コストの低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り、フリットシール架台
の正面図である。
【図2】フリットシール架台の平面図である。
【図3】フリットシール架台の側面図である。
【図4】搬送コンベアを示す概略平面図である。
【図5】着脱機構の正面図である。
【図6】着脱機構の右側面図である。
【図7】(a)は保持レバーの正面図、(b)は保持レ
バーの側面図である。
【図8】ジェットノズルの装着動作を説明する着脱機構
の正面図である。
【図9】ジェットノズルの概略図である。
【図10】ジェットノズルの離脱動作を説明する着脱機
構の正面図である。
【図11】ジェットノズルの離脱動作を説明する着脱機
構の右側面図である。
【図12】ジェットノズルの離脱動作を説明する着脱機
構の正面図である。
【符号の説明】
1 CRT 2 ファンネル部 4 ネック部 5 PAG(パネル部) 6 フリットシール架台 7 搬送コンベア 15 フリットシール炉 16 ジェットノズル(空気還流用ノズル) 17 着脱機構 18 ガイドロッド 19 ガイド体 20 エアーシリンダ(押上げ手段) 21 保持レバー 22 係合部材(解除装置、解除手段) 26 直線部 27 傾斜部 29 押付けウェイト 31 ピン 32 ロック穴(係止部)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 9/26 H01J 9/38 - 9/395

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル部と、ネック部に空気還流用ノズ
    ルが着脱自在に取り付けられたファンネル部とを位置決
    め保持したフリットシール架台を搬送コンベアによりフ
    リットシール炉内に搬送し、前記パネル部とファンネル
    部とを融着し、これら両者の融着後、融着した半製品の
    陰極線管をそのフリットシール炉から搬出するように構
    成されたフリットシール架台搬送装置であって、 前記フリットシール架台に配設され、前記空気還流用ノ
    ズルを着脱する上下方向に沿って延在するガイドロッド
    と、 前記ガイドロッドの軸方向に移動可能に配設され、前記
    空気還流用ノズルが取付けられたガイド体と、 前記搬送コンベアの前記フリットシール炉の入口側に配
    設され、前記空気還流用ノズルを前記ガイドロッドに沿
    って押上げることにより前記陰極線管のネック部に装着
    する押上げ手段と、 上端部が前記フリットシール架台側に支持され、前記上
    端部から前記ガイドロッドに略平行な直線部と、前記ガ
    イドロッドから離れ下端部が前記搬送コンベアの側方に
    位置する傾斜部とを有する保持レバーと、 前記ガイド体に設けられ、前記保持レバーに向けて突設
    されたピンとを備え、 前記保持レバーには、前記空気還流用ノズルを前記陰極
    線管のネック部に装着させるガイド体の所定の位置で前
    記ピンに係止する係止部が形成され、 更に、前記係止部とピンとの係止状態を解除する解除手
    段が、前記搬送コンベアの前記フリットシール炉の出口
    側に設けられている ことを特徴とする陰極線管製造装置におけるフリットシ
    ール架台搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記解除手段は、搬送コンベアのフレー
    ム側で支持され、搬送コンベアの移送に伴うフリットシ
    ール架台の移動により前記保持レバーに係合し、該保持
    レバーを揺動させる係合部材により構成されている請求
    項1に記載の陰極線管製造装置におけるフリットシール
    架台搬送装置。
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