JP3402457B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3402457B2
JP3402457B2 JP09925599A JP9925599A JP3402457B2 JP 3402457 B2 JP3402457 B2 JP 3402457B2 JP 09925599 A JP09925599 A JP 09925599A JP 9925599 A JP9925599 A JP 9925599A JP 3402457 B2 JP3402457 B2 JP 3402457B2
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悟 西出
修 伊東
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショート端子を備
えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタの一例として、
エアバッグ用の回路に用いられるコネクタがあり、特開
平10−64642号公報記載のものが知られている。
このものは、図9(A)に示すように、雌ハウジング1
に雌側端子金具2が幅方向に複数並んで収容されるとと
もに、これらの雌側端子金具2に接触して短絡するショ
ート端子3が収容室7内に設けられる一方、相手側の雄
ハウジング4には、雌側端子金具2に嵌合可能なタブ状
の雄側端子金具5と、雌側端子金具2とショート端子3
との間に進入可能な解除リブ6とが設けられた構造であ
る。そして両ハウジング1,4が嵌合される前の状態で
は、雌側端子金具2がショート端子3によって短絡され
た状態となり、両ハウジング1,4を嵌合して雌雄の端
子金具2,5を接続させると、図9(B)に示すよう
に、解除リブ6がショート端子3を撓み変形させつつ雌
側端子金具2との間に進入し、もって雌側端子金具2側
の短絡状態が解除されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる解除リブ6は、
雄ハウジング4の嵌合面から突出した形態で設けられて
いるため、異物が突き当たったりすると破損するおそれ
がある。その上、この解除リブ6の板厚は比較的薄いた
め、解除リブ6を成形する時に成形不良が起き易くなっ
て、例えば解除リブ6の長さが不十分となり、両ハウジ
ング1,4が完全嵌合に至ったときにもショート端子3
に届かなくなることがあった。これらの事態が生じると
両ハウジング1,4が正規嵌合されたにも拘わらず、シ
ョート端子3による雌側端子金具2の短絡を解除できな
くなるおそれがあった。
【0004】一方、このような事態を避けるには、解除
リブ6の板厚を大きく形成することで、解除リブ6の強
度アップを図り、かつその成形不良を防ぐことが考えら
れる。しかしながら、そうすると今度は、増大した解除
リブ6の肉厚分だけショート端子3の撓み代が大きくな
り、そのストロークを確保するためには収容室7の高さ
を大きくしなければならず、結果としてコネクタの大型
化を招くこととなり、対応に苦慮していた。本発明は上
記のような事情に基づいて完成されたものであって、解
除リブを用いることなくショート端子の短絡を解除し得
るコネクタを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な
雌雄のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウ
ジング内には、複数本の端子金具とこれらを短絡可能な
ショート端子とが設けられ、前記両コネクタハウジング
が嵌合された場合に前記端子金具間の短絡状態が解除さ
れるようにしたコネクタにおいて、前記一方のコネクタ
ハウジングには、前記ショート端子を一体的に備えた可
動体が、前記ショート端子が前記端子金具と接触する短
絡位置と、前記端子金具と非接触状態となる解除位置と
の間で移動可能に設けられるとともに、前記可動体を常
には前記短絡位置に保持しかつ前記両コネクタハウジン
グの嵌合に伴いその保持が解除される規制手段が備えら
ており、前記一方のコネクタハウジングには、前記両
コネクタハウジングが嵌合された場合に他方のコネクタ
ハウジングのロック部に係止して両コネクタハウジング
を嵌合状態にロックする撓み変形可能なロックアームが
設けられており、このロックアームは、前記ロック部を
乗り越える過程で撓み変形しているときには前記可動体
と係合してこれを前記短絡位置に保持し、前記両コネク
タハウジングが正規嵌合することに伴い前記ロックアー
ムが元姿勢に復帰して前記ロック部に係止したときに
は、前記可動体に対する係合を解除する構成となってい
ところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、互いに嵌合可能な雌雄
のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジン
グ内には、複数本の端子金具とこれらを短絡可能なショ
ート端子とが設けられ、前記両コネクタハウジングが嵌
合された場合に前記端子金具間の短絡状態が解除される
ようにしたコネクタにおいて、前記一方のコネクタハウ
ジングには、前記ショート端子を一体的に備えた可動体
が、前記ショート端子が前記端子金具と接触する短絡位
置と、前記端子金具と非接触状態となる解除位置との間
で移動可能に設けられるとともに、前記可動体を常には
前記短絡位置に保持しかつ前記両コネクタハウジングの
嵌合に伴いその保持が解除される規制手段が備えられて
おり、前記可動体には撓み変形可能な保持アームが設け
られ、この保持アームは、可動体が前記短絡位置にある
場合には前記一方のコネクタハウジングに設けられた係
止部の一側に係止してこの可動体が前記解除位置側に移
動するのを規制し、前記両コネクタハウジングが正規嵌
合した場合に前記他方のコネクタハウジングと当接する
ことにより撓み変形して前記係止部の一側に対する係止
が解除されるようになっているところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、互いに嵌合可能な雌雄
のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジン
グ内には、複数本の端子金具とこれらを短絡可能なショ
ート端子とが設けられ、前記両コネクタハウジングが嵌
合された場合に前記端子金具間の短絡状態が解除される
ようにしたコネクタにおいて、前記一方のコネクタハウ
ジングには、前記ショート端子を一体的に備えた可動体
が、前記ショート端子が前記端子金具と接触する短絡位
置と、前記端子金具と非接触状態となる解除位置との間
で移動可能に設けられるとともに、前記可動体を常には
前記短絡位置に保持しかつ前記両コネクタハウジングの
嵌合に伴いその保持が解除される規制手段が備えられて
おり、前記一方のコネクタハウジングには、前記両コネ
クタハウジングが嵌合された場合に他方のコネクタハウ
ジングのロック部に係止して両コネクタハウジングを嵌
合状態にロックする撓み変形可能なロックアームが設け
られており、このロックアームは、前記ロック部を乗り
越える過程で撓み変形しているときには前記可動体と係
合してこれを前記短絡位置に保持し、前記両コネクタハ
ウジングが正規嵌合することに伴い前記ロックアームが
元姿勢に復帰して前記ロック部に係止したときには、前
記可動体に対する係合を解除する構成となっており、且
つ、前記可動体には撓み変形可能な保持アームが設けら
れ、この保持アームは、可動体が前記短絡位置にある場
合には前記一方のコネクタハウジングに設けられた係止
部の一側に係止してこの可動体が前記解除位置側に移動
するのを規制し、前記両コネクタハウジングが正規嵌合
した場合に前記他方のコネクタハウジングと当接するこ
とにより撓み変形して前記係止部の一側に対する係止が
解除されるようになっているところに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記可動体には、この可動体が前記解除位置
に移動した場合に、前記ロックアームの撓み空間へ進入
してこのロックアームが解離方向へ撓むことを規制する
押さえ部が設けられているところに特徴を有する。請求
項5の発明は、請求項に記載のものにおいて、前記可
動体には、この可動体が前記解除位置に移動した場合
に、前記ロックアームの撓み空間へ進入してこのロック
アームが解離方向へ撓むことを規制する押さえ部が設け
られているところに特徴を有する。請求項6の発明は、
請求項2、請求項3または請求項5に記載のものにおい
て、前記保持アームは、前記可動体が前記解除位置にあ
る場合には前記係止部の他側に係止してこの可動体が前
記短絡位置側に移動することを規制する機能を有し、か
つこの係止部の他側における係止機構は、前記可動体に
対して前記短絡位置側に移動させるべく所定以上の力を
加えた場合に、前記保持アームを解離方向へ撓ませつつ
可動体が前記短絡位置へ向かうことを許容するセミ係止
機構となっているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明> 両コネクタハウジングが嵌合される前は、可動体は、規
制手段によりショート端子が複数本の端子金具を短絡し
た短絡位置に保持されており、両コネクタハウジングが
嵌合されることに伴いその保持状態から解放される。そ
の後、可動体を解除位置に移動させることにより、ショ
ート端子が端子金具と非接触状態となって短絡が解除さ
れる。ショート端子を可動体に設けてこの可動体の移動
操作により端子金具間の短絡状態を解除できるようにし
たから、相手側のコネクタハウジングに短絡解除用のリ
ブを突設する必要がなくなり、リブを設けたことに起因
した種々の不具合を回避できる。しかも嵌合時には、ロ
ックアームが撓み変形した状態から復帰してロック部に
係合されることで、両コネクタハウジングの嵌合が完了
される。これと同時に撓み変形したロックアームにより
移動が規制されていた可動体が解放されて、短絡位置か
ら解除位置への移動が許容される。このように、両コネ
クタハウジングを嵌合保持する機能を有するロックアー
ムに、可動体の規制手段としての機能を併せ持たせるこ
とにより、ショート端子による端子金具間の短絡を解除
するタイミングを確実にコネクタの嵌合完了後にするこ
とができる。
【0010】<請求項2の発明>両コネクタハウジングが嵌合される前は、可動体は、規
制手段によりショート端子が複数本の端子金具を短絡し
た短絡位置に保持されており、両コネクタハウジングが
嵌合されることに伴いその保持状態から解放される。そ
の後、可動体を解除位置に移動させることにより、ショ
ート端子が端子金具と非接触状態となって短絡が解除さ
れる。ショート端子を可動体に設けてこの可動体の移動
操作により端子金具間の短絡状態を解除できるようにし
たから、相手側のコネクタハウジングに短絡解除用のリ
ブを突設する必要がなくなり、リブを設けたことに起因
した種々の不具合を回避できる。可動体は、保持アーム
が係止部の一側に係止することで短絡位置に保持され、
両コネクタハウジングが正規嵌合したところで解除位置
側への移動が許容される。
【0011】<請求項3の発明>両コネクタハウジングが嵌合される前は、可動体は、規
制手段によりショート端子が複数本の端子金具を短絡し
た短絡位置に保持されており、両コネクタハウジングが
嵌合されることに伴いその保持状態から解放される。そ
の後、可動体を解除位置に移動させることにより、ショ
ート端子が端子金具と非接触状態となって短絡が解除さ
れる。ショート端子を可動体に設けてこの可動体の移動
操作により端子金具間の短絡状態を解除できるようにし
たから、相手側のコネクタハウジングに短絡解除用のリ
ブを突設する必要がなくなり、リブを設けたことに起因
した種々の不具合を回避できる。しかも嵌合時には、ロ
ックアームが撓み変形した状態から復帰してロック部に
係合されることで、両コネクタハウジングの嵌合が完了
される。これと同時に撓み変形したロックアームにより
移動が規制されていた可動体が解放されて、短絡位置か
ら解除位置への移動が許容される。このように、両コネ
クタハウジングを嵌合保持する機能を有するロックアー
ムに、可動体の規制手段としての機能を併せ持たせるこ
とにより、ショート端子による端子金具間の短絡を解除
するタイミングを確実にコネクタの嵌合完了後にするこ
とができる。さらには、可動体は、保持アームが係止部
の一側に係止することで短絡位置に保持され、両コネク
タハウジングが正規嵌合したところで解除位置側への移
動が許容される。両コネクタハウジングの嵌合動作前等
のロックアームによる係止機能が発揮されない場合に
も、可動体を確実に短絡位置に保持することができる。
一方、両コネクタハウジングの嵌合途中では、撓み変形
したロックアームと併せて可動体を短絡位置に二重係止
することが可能となる。
【0012】<請求項4及び請求項5の発明>両コネクタハウジングが正規嵌合した後、可動体を解除
位置に移動すると、押さえ部がロックアームの解離方向
の撓みを規制するため、嵌合状態の保持がより確実にな
る。 <請求項の発明> 両コネクタハウジングが正規に嵌合されたのち、可動体
が解除位置へ移動されると、保持アームが係止部の他側
に係止することで同位置に保持される。その後、メンテ
ナンスなどの事情によりコネクタを一旦外し、それから
再び嵌合させる場合がある。ここで、両コネクタハウジ
ングを再嵌合させる前に、可動体を短絡位置へ向けて所
定以上の力で押し込むと、保持アームが撓んで係止部の
他側との係止が解除され、可動体は短絡位置へと移動さ
れ、係止部の一側に係止される。これにより、再び端子
金具間を短絡させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1から図
8を用いて説明する。図1及び図2において、符号1
0,20は、それぞれ互いに嵌合可能な雌コネクタハウ
ジングと雄コネクタハウジング(以下では、単に雌ハウ
ジング10、雄ハウジング20という)であり、両ハウ
ジング10,20は、合成樹脂材から形成されている。
なお、両ハウジング10,20において、嵌合面側をそ
れぞれ前方とする。雄ハウジング20の前方には雌ハウ
ジング10を収容可能なフード部22が開口して設けら
れており、後方からはスライダ40(本発明の構成要件
である可動体に相当)が組み付けられるようになってい
る。
【0014】先に雌ハウジング10について説明する。
図1ないし図3に示すように、略ブロック状に形成され
た本体部11の両側面には、所定幅のガイド部12が突
出して設けられている。本体部11内には、2室のキャ
ビティ13が横に並んで設けられており、これらのキャ
ビティ13内にはそれぞれ箱型の雌側端子金具14が収
容され、図示しない係止機構によって抜け止めがなされ
ている。また、雌ハウジング10の前端面の外縁は、全
周にわたって面取りがなされ、テーパ面15aが形成さ
れており、特に前端面の上縁部の中央部分には、上記し
た外縁のテーパ面15aの傾斜角よりも大きな勾配をも
ったテーパ面15bが形成されている。このテーパ面1
5bのやや後方には、矩形の凹部16が段付き状に窪ん
だ状態で設けられており、その前端縁部がロック部17
とされている。さらに、雌ハウジング10の後端面に
は、上方及び両側方へ張り出すようにして嵌合及び離脱
のための操作部18が設けられている。
【0015】続いて、上記のような雌ハウジング10を
嵌合可能な雄ハウジング20について説明する。この雄
ハウジング20は、本体部21とこれを取り囲む角筒状
のフード部22とから構成され、本体部21は、さらに
雄側端子金具26を収容する端子収容部23と、この端
子収容部23の前側に一体に形成され、前方へ開口する
内筒部24とから形成されている。
【0016】端子収容部23内には、図1,図2及び図
4に示すように、前後方向に開放して形成され、周壁2
5aに囲まれたキャビティ25が2室横に並んで設けら
れており、それぞれ雄側端子金具26を収容し、図示し
ない係止機構によって抜け止めがなされている。これら
各キャビティ25を取り囲む周壁25aのうち、上壁の
前端部分はそれぞれ所定幅ずつ切り欠いて形成されるこ
とで開放部37が設けられており、この開放部37を介
してキャビティ25内の雄側端子金具26は部分的に上
方の空間に露出されるようになっている。この開放部3
7の後方の口縁には、テーパ面37aが形成されてい
る。
【0017】また、雄側端子金具26のタブ26aは、
端子収容部23から前方に突出し、内筒部24内に臨ん
でおり、相手側の雌側端子金具14と接続可能とされて
いる。この内筒部24の両側壁には長手方向に沿って溝
部38が形成され、この溝部38に雌ハウジング10に
設けられたガイド部12が係合されて、雌ハウジング1
0の嵌合を案内するようになっている。
【0018】この端子収容部23の前端と内筒部24を
なす上壁との間には、段差27が設けられている。この
段差27が設けられる部分の左右両側部には、一対の引
掛け凹部28が形成され、ここには後述するスライダ4
0の保持アーム44の係止爪45が解離可能に係止する
ようになっている(図5参照)。また、内筒部24の上
壁の中央部には、開口縁から奥行き方向へ2条の切り込
み29を入れることによって、撓み変形可能なロックア
ーム30が形成されている。
【0019】このロックアーム30の前端縁にはロック
爪31が設けられており、このロック爪31は両ハウジ
ング10,20が正規に嵌合したときに雌ハウジング1
0のロック部17に係止可能とされている。ロック爪3
1の前端面には、テーパ面32が形成され、雌ハウジン
グ10の中央部分のテーパ面15bに対するロックアー
ム30の乗り上げ動作が円滑に行われるようになってい
る。また、このロックアーム30の上方には、ロックア
ーム30の撓み変形を許容する撓み空間Sが形成されて
いる。
【0020】ところで、雄ハウジング20の後側は、図
1及び図2に示すように、上面と後端面が開放して形成
され、この開放部分を介して本体部21とフード部22
との間にスライダ40が組み付けられるようになってい
る。また、雄ハウジング20の前側には、フード部22
の前縁が垂れ下がって前壁36が形成され、この前壁3
6がスライダ40の前止まりとして機能するようになっ
ている。この前壁36は内筒部24の開口縁と部分的に
接続されるとともに、ロックアーム30に対応した部分
が成形の都合上切り欠かれている(図3参照)。
【0021】このスライダ40は厚板状の本体部41か
らなり、後方からは後に詳しく説明するショート端子6
0が装着可能とされている。本体部41の両側面には図
示しないガイド突部が突出して設けられ、これがフード
部22の内面に長手方向に沿って設けられた溝部33に
係合されることで、スライダ40の前後方向への移動が
案内されるようになっている。また、本体部41の上面
の両側方における前端寄りには一対の突部43が設けら
れており、これら突部43は、スライダ40の前後方向
への移動に伴って、フード部22内の天井面において前
後方向に設けられた貫通溝34に沿って摺動可能とされ
ている。この貫通溝34の途中にはストッパ35が突設
され、突部43がこのストッパ35に係合可能とされる
ことで、スライダ40の後方への抜けが規制されてい
る。
【0022】本体部41の下面であって、上記した雄ハ
ウジング20の引掛け凹部28に対応した両側方には一
対の保持アーム44が撓み変形可能に設けられ、その前
端に形成された係止爪45が、両引掛け凹部28に引っ
掛けられることでスライダ40の後退動作が規制されて
いる。この保持アーム44の係止爪45の前端面にはテ
ーパ面46が形成され、雌ハウジング10のテーパ面1
5aに対する保持アーム44の乗り上げ動作が円滑に行
われるようになっている。但し、係止爪45と引掛け凹
部28との係合解除のタイミングは、両ハウジング1
0,20の正規嵌合のタイミングと同じか、あるいはや
や早めの時期に設定されている。
【0023】本体部41の下面中央部は、図1及び図2
に示すように、上記したロックアーム30の撓み空間S
に位置されており、ここにロックアーム30を上方へ逃
がしうる逃がし凹部47が段差状に設けられている。こ
の段差部分の前方に形成された前部50は、スライダ4
0の後退動作とともに後方の撓み空間S内へ進入可能と
されている。そして、この段差部分は、両ハウジング1
0,20の嵌合途中のロックアーム30が上方へ撓んだ
ときに、ロック爪31と当たり合って、スライダ40の
後退動作を規制する係止面48となっている(図5参
照)。但し両ハウジング10,20が完全嵌合に至り、
ロックアーム30が復帰したときにはロック爪31の係
止が解除されるようになっている。本体部41の後端面
中央には、スライダ40の移動操作を行うための起立操
作部49が設けられている。この起立操作部49の前端
面には、作業者が指や治具などを引っ掛け易いように面
取りがなされている。また、本体部41が後退したとき
においても、その後端が雄ハウジング20から突出しな
いようにそのストロークが設定されている。
【0024】さて、この本体部41の下面後部には、導
電性を有する板材から形成されたショート端子60を取
り付けるための取付部51が全幅にわたって形成されて
いる。取付部51には、中央部分に後方へ開放した溝5
2が備えられており、ここに平板状に形成されたショー
ト端子60の本体部61が挿入可能とされることで、シ
ョート端子60はスライダ40に一体的に取り付けられ
るようになっている。本体部61の後端面からは2本の
接触片62が延出して設けられ、各接触片62の間隔は
雄ハウジング20の各キャビティ25の間隔とほぼ同じ
とされている。これらの接触片62は、本体部61の下
面側へ折り返して形成され、その下端部63からやや斜
め上方へ持ち上がるように形成された後、先端部分が幅
狭に形成されるとともに下方へ突出した逆山形状に形成
されており、この突出部分が接触部64とされている。
これら接触片62は、それぞれ撓み変形可能とされてお
り、接触部64を備えた先端部分は、端子収容部23に
形成された開放部37の幅よりもやや小さく形成されて
いる。
【0025】スライダ40が図1及び図2に示す位置に
保持された状態では、ショート端子60の接触片62の
接触部64は端子収容部23の開放部37内に進入し
て、この開放部37に露出された雄側端子金具26に接
触するようになっている。各接触片62がそれぞれの雄
側端子金具26に接触されることで、雄側端子金具26
間はショート端子60によって短絡された状態とされ
る。このときのスライダ40の位置が短絡位置とされて
いる。そして、スライダ40が図7及び図8に示す位置
に移動した状態では、接触片62の接触部64はキャビ
ティ25を取り囲む周壁25aの上面25bに接触さ
れ、雄側端子金具26との接触が解除されるようになっ
ている。このときのスライダ40の位置が解除位置とさ
れている。
【0026】また、雄ハウジング20の端子収容部23
において、スライダ40が短絡位置に配されているとき
保持アーム44を係止する引掛け凹部28の後方には、
スライダ40が解除位置に配されたときに保持アーム4
4の係止爪45が係止可能な係止部70がそれぞれ設け
られている。この係止部70には、係止爪45のテーパ
面46の傾斜角度とほぼ同じ勾配のテーパ面71が形成
されている。
【0027】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。両ハウジング10,2
0を嵌合させる際は、雌ハウジング10の下面を雄ハウ
ジング20の内筒部24の底壁の内周面に沿わせつつ、
雌ハウジング10を挿入する。このときのスライダ40
は、ショート端子60により雄側端子金具26間が短絡
された短絡位置に配されている。
【0028】先に、雌ハウジング10の前端の中央に形
成されたテーパ面15bにロックアーム30側のテーパ
面32が当接される。嵌合の進行に伴ってロックアーム
30はテーパ面15bに誘導されて上方へ弾性的に撓み
変形され、図5に示すように、ロック爪31の下端が雌
ハウジング10の上面に乗り上げた状態とされる。この
とき、ロックアーム30は上方の本体部41に形成され
た逃がし凹部47内に逃がされており、ロック爪31の
前端が逃がし凹部47の係止面48に引っ掛かった状態
とされている。このように、両ハウジング10,20が
嵌合途中の状態では、スライダ40は上方に撓み変形し
たロックアーム30と保持アーム44の係止爪45とに
よって後退動作が規制されている。
【0029】嵌合が進むと、図6に示すように、雌ハウ
ジング10のテーパ面15aが保持アーム44側のテー
パ面46に当接されて、保持アーム44はテーパ面15
aに誘導されつつ上方へ撓み変形される。そして、両ハ
ウジング10,20が正規の嵌合状態に至ると、保持ア
ーム44の撓み変形に伴って所定高さまで持ち上げられ
た係止爪45は、図8に示すように、引掛け凹部28に
係止した状態から解除される。
【0030】この保持アーム44の係止状態の解除とほ
ぼ同時に、ロックアーム30は弾性復元して、図7に示
すように、本体部41の下面に沿った元の状態に戻さ
れ、ロックアーム30のロック爪31が雌ハウジング1
0の凹部16内に入り込んでロック部17に係止すると
ともに、ロックアーム30の前端が逃がし凹部47の係
止面48に係止した状態が解除される。このようにし
て、スライダ40は後退動作が二重に規制された状態か
ら共に解放され、作業者は指や治具などにより起立操作
部49を操作することで、スライダを後方へ移動させる
ことができる。スライダ40を移動させるのとともに本
体部41の上面に設けられた突部43は貫通溝34に沿
って摺動し、後方に設けられたストッパ35に突き当た
ったところでスライダ40の移動が停止され、その後方
への抜けが規制される。これと同時に、保持アーム44
の係止爪45は引掛け凹部28の後方に設けられた係止
部70に係止して、スライダ40の前方への移動が規制
される。
【0031】このスライダ40を後退させるのに伴っ
て、ショート端子60の各接触片62の接触部64は、
端子収容部23の開放部37内に進入した状態から、開
放部37の後方の口縁に形成されたテーパ面37aに乗
り上げ、これとともに接触片62は撓み変形させられ
る。そして、接触部64はテーパ面37aにより周壁2
5aの上面25bへと誘導され、この上面25bに沿っ
て後方へ摺動変位される。スライダ40の移動を停止し
たところで、ショート端子60は端子収容部23の後部
側に配され、各接触片62の接触部64は雄側端子金具
26から完全に絶縁された周壁25aの上面25bに配
される。このように、スライダ40はショート端子60
による雄側端子金具26間の短絡が可能な短絡位置か
ら、短絡状態が解除された解除位置へと移動される。
【0032】また、スライダ40が後退されるととも
に、本体部41の中央の前部50はロックアーム30の
上方の撓み空間Sに進入しており、この前部50の下面
がロックアーム30の先端側を押えつけた状態とされ
る。これにより、ロックアーム30の上方への撓みが規
制され、ロック部17に対する係止が二重になされ、保
持力が向上してより確実なロック状態が得られている。
【0033】このように、スライダ40が後方へ変位し
たことでもって、両ハウジング10,20が完全に嵌合
されて、両端子金具14,26が確実に導通接続された
ことが検知される。
【0034】その後、メンテナンスなどの事情によりコ
ネクタの嵌合を一旦外す場合には、メンテナンスなどが
終了してから再び両ハウジング10,20を嵌合させ
る。両ハウジング10,20の再嵌合を行う前に、スラ
イダ40の起立操作部49を前方の短絡位置へ向けて押
し込むと、保持アーム44の係止爪45のテーパ面46
が係止部70に形成されたテーパ面71に誘導されて、
保持アーム44は撓み変形しつつ係止部70に乗り上げ
て、係止部70との係止状態が解除される。これによ
り、スライダ40を短絡位置へと移動させることが許容
され、再び雄側端子金具26間を短絡させることができ
る。
【0035】以上説明したように本実施形態によれば、
ショート端子60をスライダ40に一体的に取り付け
て、このスライダ40の移動により雄側端子金具26間
の短絡状態を解除できるから、相手側の雌ハウジング1
0側にショート端子60と雄側端子金具26との間に入
り込んで短絡を解除するリブを設ける必要がなくなる。
仮に解除用のリブを雌ハウジング10の前端面に設ける
ようにすると、異物などが突き当たって破損し易いた
め、出荷時の梱包作業を注意して行う必要がある。ま
た、解除用のリブはその板厚を大きくするほどコネクタ
の高さが大きくなるため、板厚をできるだけ薄く形成し
ているものの、薄くすると今度は成形不良が起き易くな
って短絡解除ができなくなる事態が起こりうるため、成
形不良の有無を検査して確認する作業が必要となる。こ
のようなリブを設けることにより必要となる作業を簡単
に、または除去することができる。
【0036】また、両ハウジング10,20を嵌合保持
する機能を有するロックアーム30に、スライダ40の
規制手段としての機能を併せ持たせることにより、ショ
ート端子60による雄側端子金具26間の短絡を解除す
るタイミングを確実に両ハウジング10,20の嵌合完
了後にすることができる。
【0037】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、端子収容部23にショー
ト端子60を雄側端子金具26に接触させるための開放
部37を設けるようにした場合を示したが、例えばショ
ート端子を端子収容部から突出した雄側端子金具のタブ
に接触させるようにすれば、開放部は必ずしも設ける必
要はない。
【0038】(2)上記した実施形態では、スライダ4
0(可動体)の規制手段として、両ハウジング10,2
0の半嵌合時に撓み変形状態とされるロックアーム30
のロック爪31をスライダ40の係止面48に係止させ
ているが、スライダ40は保持アーム44が雄ハウジン
グ20の引掛け凹部28に係止することによっても保持
されており、これを規制手段とすれば、必ずしもスライ
ダにロックアームを係止させる構成としなくてもよい。
【0039】(3)上記した実施形態では、スライダ4
0が両ハウジング10,20の嵌合方向に沿って移動す
るものについて示したが、例えばスライダが同方向に直
交する幅方向へ移動するものについても本発明は適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタの嵌合前の
状態を示す図4のX−X線断面図
【図2】両ハウジングの嵌合前の状態を示す図4のY−
Y線断面図
【図3】雌ハウジングの正面図
【図4】雄ハウジングの正面図
【図5】両ハウジングの嵌合途中の状態を示す図4のX
−X線断面図
【図6】両ハウジングの嵌合途中の状態を示す図4のY
−Y線断面図
【図7】両ハウジングが完全嵌合に至った状態を示す図
4のX−X線断面図
【図8】両ハウジングが完全嵌合に至った状態を示す図
4のY−Y線断面図
【図9】従来例の部分断面図
【符号の説明】
10…雌コネクタハウジング(他方のコネクタハウジン
グ) 17…ロック部 20…雄コネクタハウジング(一方のコネクタハウジン
グ) 26…雄側端子金具(端子金具) 28…引掛け凹部 30…ロックアーム 40…スライダ(可動体) 50…前部(押さえ部) 60…ショート端子 70…係止部 S…撓み空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−64642(JP,A) 特開 平6−295771(JP,A) 実開 平6−50270(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/703 H01R 31/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な雌雄のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジング内には、複数本
    の端子金具とこれらを短絡可能なショート端子とが設け
    られ、前記両コネクタハウジングが嵌合された場合に前
    記端子金具間の短絡状態が解除されるようにしたコネク
    タにおいて、 前記一方のコネクタハウジングには、前記ショート端子
    を一体的に備えた可動体が、前記ショート端子が前記端
    子金具と接触する短絡位置と、前記端子金具と非接触状
    態となる解除位置との間で移動可能に設けられるととも
    に、前記可動体を常には前記短絡位置に保持しかつ前記
    両コネクタハウジングの嵌合に伴いその保持が解除され
    る規制手段が備えられており、 前記一方のコネクタハウジングには、前記両コネクタハ
    ウジングが嵌合された場合に他方のコネクタハウジング
    のロック部に係止して両コネクタハウジングを嵌合状態
    にロックする撓み変形可能なロックアームが設けられて
    おり、このロックアームは、前記ロック部を乗り越える
    過程で撓み変形しているときには前記可動体と係合して
    これを前記短絡位置に保持し、前記両コネクタハウジン
    グが正規嵌合することに伴い前記ロックアームが元姿勢
    に復帰して前記ロック部に係止したときには、前記可動
    体に対する係合を解除する構成となっている ことを特徴
    とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 互いに嵌合可能な雌雄のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジング内には、複数本
    の端子金具とこれらを短絡可能なショート端子とが設け
    られ、前記両コネクタハウジングが嵌合された場合に前
    記端子金具間の短絡状態が解除されるようにしたコネク
    タにおいて、 前記一方のコネクタハウジングには、前記ショート端子
    を一体的に備えた可動体が、前記ショート端子が前記端
    子金具と接触する短絡位置と、前記端子金具と非接触状
    態となる解除位置との間で移動可能に設けられるととも
    に、前記可動体を常には前記短絡位置に保持しかつ前記
    両コネクタハウジングの嵌合に伴いその保持が解除され
    る規制手段が備えられており、 前記可動体には撓み変形可能な保持アームが設けられ、
    この保持アームは、可動体が前記短絡位置にある場合に
    は前記一方のコネクタハウジングに設けられた 係止部の
    一側に係止してこの可動体が前記解除位置側に移動する
    のを規制し、前記両コネクタハウジングが正規嵌合した
    場合に前記他方のコネクタハウジングと当接することに
    より撓み変形して前記係止部の一側に対する係止が解除
    されるようになっている ことを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 互いに嵌合可能な雌雄のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジング内には、複数本
    の端子金具とこれらを短絡可能なショート端子とが設け
    られ、前記両コネクタハウジングが嵌合された場合に前
    記端子金具間の短絡状態が解除されるようにしたコネク
    タにおいて、 前記一方のコネクタハウジングには、前記ショート端子
    を一体的に備えた可動体が、前記ショート端子が前記端
    子金具と接触する短絡位置と、前記端子金具と非接触状
    態となる解除位置との間で移動可能に設けられるととも
    に、前記可動体を常には前記短絡位置に保持しかつ前記
    両コネクタハウジングの嵌合に伴いその保持が解除され
    る規制手段が備えられており、 前記一方のコネクタハウジングには、前記両コネクタハ
    ウジングが嵌合された場合に他方のコネクタハウジング
    のロック部に係止して両コネクタハウジングを嵌合状態
    にロックする撓み変形可能なロックアームが設けられて
    おり、このロックアームは、前記ロック部を乗り越える
    過程で撓み変形しているときには前記可動体と係合して
    これを前記短絡位置に保持し、前記両コネクタハウジン
    グが正規嵌合することに伴い前記ロックアームが元姿勢
    に復帰して前記ロック部に係止したときには、前記可動
    体に対する係合を解除する構成となっており、 且つ、前記可動体には撓み変形可能な保持アームが設け
    られ、この保持アームは、可動体が前記短絡位置にある
    場合には前記一方のコネクタハウジングに設けられた係
    止部の一側に係止してこの可動体が前記解除位置側に移
    動するのを規制し、前記両コネクタハウジングが正規嵌
    合した場合に前記他方のコネクタハウジングと当接する
    ことにより撓み変形して前記係止部の一側に対する係止
    が解除されるようになっている ことを特徴とするコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記可動体には、この可動体が前記解除
    位置に移動した場合に、前記ロックアームの撓み空間へ
    進入してこのロックアームが解離方向へ撓むことを規制
    する押さえ部が設けられていることを特徴とする請求項
    記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記可動体には、この可動体が前記解除
    位置に移動した場合に、前記ロックアームの撓み空間へ
    進入してこのロックアームが解離方向へ撓むことを規制
    する押さえ部が設けられていることを特徴とする請求項
    記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記保持アームは、前記可動体が前記解
    除位置にある場合には前記係止部の他側に係止してこの
    可動体が前記短絡位置側に移動することを規制する機能
    を有し、かつこの係止部の他側における係止機構は、前
    記可動体に対して前記短絡位置側に移動させるべく所定
    以上の力を加えた場合に、前記保持アームを解離方向へ
    撓ませつつ可動体が前記短絡位置へ向かうことを許容す
    るセミ係止機構となっていることを特徴とする請求項
    2、請求項3または請求項5記載のコネクタ。
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