JP3398862B2 - 燃料蒸発器の暖機方法 - Google Patents

燃料蒸発器の暖機方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタノールと水の
混合液などの液体原燃料を蒸発させて後段の装置へ原燃
料ガスとして供給するための燃料蒸発器の暖機方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料蒸発器100(または20
0)を暖機する場合の熱源としては、図6(a),図6
(b)に示すような電気ヒータ101や燃焼バーナ20
1によるものが知られている。電気ヒータ101または
燃焼バーナ201を使用した暖機方法としては、暖機を
必要とする部分を直接加熱して暖める方法や電気ヒータ
101を熱源として空気や水を加熱し、加熱した空気や
水を伝熱媒体として間接加熱することで暖める方法とが
ある。例えば特開平11−86893号公報では、燃料
をバーナで燃焼させ、その燃焼熱を利用して熱交換器に
より原料を昇温する方法が開示されている。さらに、本
願出願人が特願平11−315996号(未公開)で提
案した装置のように改質原燃料昇温用のガスを発生させ
る触媒燃焼器を備えた蒸発器を起動する場合には、これ
まで図6(a),図6(b)に示した電気ヒータ101
や燃焼バーナ201を使用して触媒燃焼器を昇温してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配管中
を流れるオフガス等のガス流量が多くなると、電気ヒー
タ101で加熱する場合は、消費電力が大きくなり、一
方、燃焼バーナ201で加熱する場合は、燃焼バーナ2
01の排気ガス量が多くなることやバーナ自体が大型に
なるという問題があった。しかも、どちらの暖機方法も
加熱効率が悪いため、始動(起動)してから燃料蒸発器
100(または200)の暖機が終了するまでに時間が
かかるという問題があった。
【0004】本発明は前記問題を解決するためになされ
たものであって、始動から暖機終了までを短時間で無駄
なく確実に行うことができる燃料蒸発器の暖機方法を提
供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明の請求項1に係る燃料蒸発器の暖機方
法は、液体原燃料を噴射する第1噴射手段を備え、その
熱源部に前記液体原燃料を噴射して蒸発させる蒸発室
と、燃焼触媒を備え、触媒燃焼による燃焼ガスを前記蒸
発室の前記熱源部に導入する触媒燃焼器と、該触媒燃焼
器に燃料を噴射供給する第2噴射手段と、燃料噴射部及
び燃焼触媒を備え、該燃焼触媒に前記燃料噴射部から燃
料を噴射して触媒燃焼したガスを前記触媒燃焼器に向け
送出する燃焼ガス送出手段と、前記触媒燃焼器の温度を
測定する第1温度測定手段と、前記蒸発室の温度を測定
する第2温度測定手段とを有する燃料蒸発器の暖機方法
であって、前記燃焼ガス送出手段による燃焼ガスの送出
を開始したのち、前記第1温度測定手段による前記触媒
燃焼器の温度に応じて前記燃焼ガス送出手段を停止する
とともに、前記第2噴射手段より前記触媒燃焼器に向け
燃料の送り込みを開始する第1の工程と、前記第2温度
測定手段による前記蒸発室の温度に応じて前記蒸発室で
前記第1噴射手段により前記液体原燃料を噴射させ蒸発
を開始させる第2の工程とをこの順番に実施することを
特徴とする燃料蒸発器の暖機方法である。
【0006】このような工程を経ることにより、適切な
タイミングで触媒燃焼器の暖機を終了させ、蒸発用熱源
となる燃焼ガスの発生を導き、さらに適切なタイミング
で蒸発させる液体原燃料を噴射することにより燃料蒸発
器の始動から暖機終了までを無駄なく確実に実施でき
る。従って暖機の迅速化・効率化が図れる。
【0007】前記課題を解決するためになされた本発明
の請求項2に係る燃料蒸発器の暖機方法は、液体原燃料
を噴射する第1噴射手段を備え、その熱源部に前記液体
原燃料を噴射して蒸発させる蒸発室と、燃焼触媒を備
え、触媒燃焼による燃焼ガスを前記蒸発室の前記熱源部
に導入する触媒燃焼器と、該触媒燃焼器に燃料を噴射供
給する第2噴射手段と、燃料噴射部及び燃焼触媒を備
え、該燃焼触媒に前記燃料噴射部から燃料を噴射して触
媒燃焼したガスを前記触媒燃焼器に向け送出する燃焼ガ
ス送出手段と、前記触媒燃焼器の温度を測定する第1温
度測定手段と、前記蒸発室の温度を測定する第2温度測
定手段とを有する燃料蒸発器の暖機方法であって、前記
燃焼ガス送出手段による燃焼ガスの送出を開始したの
ち、前記第1温度測定手段による前記触媒燃焼器の温度
に応じて前記燃焼ガス送出手段による燃焼ガスの送出を
維持しつつ、前記第2噴射手段より前記触媒燃焼器に向
け燃料の送り込みを開始する第1の工程と、前記第2温
度測定手段による前記蒸発室の温度に応じて前記蒸発室
で前記第1噴射手段により前記液体原燃料を噴射させ蒸
発を開始させる第2の工程とをこの順番に実施すること
を特徴とする燃料蒸発器の暖機方法。
【0008】こうした工程を経ることにより、触媒燃焼
器の暖機終了後も触媒燃焼器に熱を与えることとなり、
請求項1に係る作用に加え、燃焼ガス発生用の燃料の蒸
発を促進して液溜まりを防止でき、結果として効率的に
燃料蒸発器の暖機を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る燃料蒸発器の暖機方
法を燃料電池システムに適用した場合の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る燃
料蒸発器の暖機方法を適用した燃料電池システムの全体
ブロック図、図2は、本発明に係る燃料蒸発器の暖機方
法を実施するのに好適な装置の一実施の形態を示す側断
面図、図3(a)は、本発明に係る空気噴射ノズル及び
空気噴射通路の構成図、図3(b)は、本発明に係る空
気噴射ノズルの空気噴射傘の平面図、図4は、本発明に
係る燃料蒸発器の暖機方法の第一実施の形態を示す制御
フローチャート、図5は、本発明に係る燃料蒸発器の暖
機方法の第二実施の形態を示す制御フローチャートであ
る。
【0010】最初に、図1および図2を参照して、本発
明が用いられる燃料電池システムFCS全体について説
明する。車両に搭載される燃料電池システムFCSは、
オフガス通路1aと、オフガス通路1aの側部に形成し
て備えられる燃焼ガス送出手段10と、オフガス通路1
aの側部に形成して備えられ、燃料(例えばメタノー
ル)を噴射する第2噴射手段30と、触媒燃焼器20と
から主要部を形成され、燃料電池6から供給されるオフ
ガスや第2噴射手段30から供給される燃料を触媒燃焼
器20で触媒燃焼して始動時などで燃料蒸発器2の蒸発
用熱源となる燃焼ガスを発生させる燃料蒸発器2の暖機
装置1と、前記燃料蒸発器2の暖気装置1で発生した燃
焼ガスを、蒸発用熱源として熱源部である熱媒チューブ
2p(図2参照)内に通流し、液体原燃料(例えば水と
メタノールの混合液)を第1噴射手段2aから熱媒チュ
ーブ2pの外表面に噴射して蒸発室2b内で蒸発させる
燃料蒸発器2と、前記燃料蒸発器2内で前記液体原燃料
(例えば水とメタノールの混合液)を蒸発させた原燃料
ガスを固体触媒上で反応させて水素を含んだ燃料ガスに
する改質器3と、前記改質器3で生成される前記燃料ガ
ス中の一酸化炭素を除去するCO除去器4と、前記CO
除去器4から供給される燃料ガス中の水素と、酸化剤供
給手段である空気圧縮機5により圧縮された空気中の酸
素とを反応させて発電を行う燃料電池6と、燃料電池6
から排出されるオフガスから水分を分離・除去する気液
分離装置7とを含んで構成される。
【0011】次に、前記のように構成される燃料電池シ
ステムFCSの作用について説明する。液体原燃料(例
えばメタノールと水の混合燃料)が、ポンプにより、貯
蔵タンクTから燃料蒸発器2へ所定の量だけ供給され
る。前記燃料蒸発器2に供給された液体原燃料は、第1
噴射手段2aにより蒸発室2b内の管板2cに多数固設
されたU字形をした熱媒チューブ2p(図2参照)の外
表面に噴射されて原燃料ガスとして蒸発される。燃料蒸
発器2の蒸発用熱源としては、定常運転時は、燃料電池
6の水素極の残水素と酸素極の残酸素を含むオフガスを
燃料蒸発器2の蒸発室2b(図2参照)下部に設けられ
た触媒燃焼器20で触媒燃焼することにより発生する燃
焼ガスから必要熱量を確保する。一方、始動時等で蒸発
用熱源がない場合は、燃焼ガス送出手段10を使って燃
料(例えばメタノール)を通電加熱した燃焼触媒10c
(図2参照)に噴射し、触媒燃焼させることで燃焼ガス
を発生し、この燃焼ガスから触媒燃焼器20を暖機する
のに必要な熱量を確保する。さらに第2噴射手段30か
ら燃料(例えばメタノール)を噴射して触媒燃焼器20
で触媒燃焼させることで燃料蒸発器2を暖機するのに必
要な熱量を確保することができる。
【0012】前記燃料蒸発器2で蒸発させた原燃料ガス
は、改質器3に導入され、固体触媒上で反応させられて
水素リッチな燃料ガスに改質される。さらに、前記改質
器3で生成された水素リッチな燃料ガスは、ガス中の一
酸化炭素をCO除去器4で除去された後、前記CO除去
器4から供給される燃料ガス中の水素と、酸化剤供給手
段である空気圧縮機5により圧縮された空気中の酸素と
を反応させて発電を行う燃料電池6に供給される。この
燃料電池6で反応した後のオフガスは、気液分離装置7
で水分を分離・除去された後、再び触媒燃焼器20で触
媒燃焼され燃料蒸発器2の蒸発用熱源となる。
【0013】次に、本発明に係る燃料蒸発器の暖機方法
を実施するのに好適な装置の一実施の形態について図2
を参照して説明する。本発明に係る燃料蒸発器の暖機方
法が適用される装置は、図2に示すように、燃料電池6
から排出されるオフガスを触媒燃焼器20まで導くため
のオフガス通路1aと、燃料蒸発器2の前段に設けら
れ、前記燃料蒸発器2の蒸発用熱源となる燃焼ガスをオ
フガスまたは第2噴射手段30からの燃料をその燃焼触
媒22aにより触媒燃焼させて発生する触媒燃焼器20
と、前記オフガス通路1aの側部に形成して備えられ、
前記触媒燃焼器20の始動時の暖機に主として使用さ
れ、燃料噴射部であるインジェクタ10aと、スワラで
あって気体の空気の旋回流を発生させる空気噴射ノズル
10bと、燃料と空気との混合物を燃焼して燃焼ガスを
発生させる燃焼触媒10cと、燃焼ガス出口部10dと
から主要部が構成され、前記インジェクタ10aから前
記燃焼触媒10cに燃料を噴射したのち前記燃焼触媒1
0cで触媒燃焼して発生した燃焼ガスを燃焼ガス出口部
10dから直接前記触媒燃焼器20に向け送出する燃焼
ガス送出手段10と、前記オフガス通路1aの側部に形
成して備えられ、前記触媒燃焼器20の暖機終了後に主
として使用され、燃料を噴射するインジェクタ30a
と、スワラであって気体である空気の旋回流を発生させ
る空気噴射ノズル30bと、燃料出口部30dとから主
要部が構成され、前記触媒燃焼器20の燃焼触媒22a
が活性を示す温度以上に昇温されたときに、前記触媒燃
焼器20の燃焼触媒22aの表面全体に燃料を直接噴射
できる位置に設置される第2噴射手段30と、管板2c
に多数固設された熱源部であるU字形の熱媒チューブ2
p内に前記触媒燃焼器20で触媒燃焼して発生した燃焼
ガスを下から上に通流させ、第1噴射手段2aからU字
形の熱媒チューブ2pの外表面に噴射される液体原燃料
(例えば水とメタノールの混合液)を蒸発室2b内で蒸
発させる燃料蒸発器2と、から主要部が構成される。
【0014】以下、前記した構成について図2を参照し
てさらに詳しく説明する。オフガス通路1aは、燃料電
池6から排出されるオフガスを燃料蒸発器2の燃焼触媒
22aまで導くためのフランジ部F1,F2を両端に有
する配管である。オフガス通路1aには、燃焼ガス送出
手段10で発生させた燃焼ガスを触媒燃焼器20へ送り
出すための開口部である燃焼ガス出口部10dが設けら
れている。また、オフガス通路1aには、燃焼ガス送出
手段10からの燃焼ガスの一部を遮る遮蔽板10eがオ
フガス通路1aの壁からオフガスの流れに沿って伸長し
て設けられている。遮蔽板10eの下流側(図2の右端
側)には、燃焼ガス送出手段10の燃焼ガス出口部10
dである開口部を形成している。また、オフガス通路1
aには、第2噴射手段30のインジェクタ30aで噴射
した燃料を、スワラであって気体の空気の旋回流を発生
する空気噴射ノズル30bで微粒化・分散化して触媒燃
焼器20へ送り出すための開口部である燃料出口部30
dが設けられている。
【0015】触媒燃焼器20は、燃料蒸発器2の蒸発室
2bの直下に隣接して設けられ、被燃焼体である燃料電
池6のオフガス、すなわち、水素と空気の混合ガス、ま
たは燃料(例えばメタノール)を触媒燃焼して蒸発用熱
源である燃焼ガスを発生させる燃焼器である。触媒層2
2の断面形状は矩形であり、その中にはハニカム状の触
媒が充填されている。触媒としては白金属系の触媒が使
用される。このようにメタルハニカム触媒を使用するこ
とで熱伝導性が良くなる。担体としてはシリカ系やアル
ミナ系の担体が多く用いられている。触媒層22の前後
にはオフガスを触媒燃焼器20に導入するためのフラン
ジ部F3を有する入口部21と、触媒層22で発生した
高温の燃焼ガスが下流側に流れるときに燃焼ガスの流れ
方向を180度変えられるように燃焼ガス通路内を区画
した、半円状の隔壁板25からなる出口部23を備えて
いる。さらに触媒層22の入口には、燃焼ガス送出手段
10からの燃焼ガスを触媒層22に均一に供給するため
多孔板22bが設けられている。
【0016】燃焼ガス送出手段10の燃料噴射部である
インジェクタ10a、空気噴射ノズル10b、燃焼触媒
10cについてさらに詳しく説明する。燃料噴射部であ
るインジェクタ10aは、1流体ノズルの噴射装置であ
り、燃料(例えばメタノール)を噴射して液滴にするた
めのものである。燃料噴射量は、ノズル背圧(噴射量
は、背圧の平方根に比例)で制御しても、噴射時間で制
御してもよい。
【0017】スワラである空気噴射ノズル10bは、燃
焼用空気と液滴となった燃料との混合率を向上させるた
めに図3(a)に示すようなスワール流(旋回流れ)を
発生させるためのものである。尚、空気噴射ノズル10
bには、空気以外の気体例えば燃料ガスを流すこともあ
る。ここで、空気噴射ノズル10bの構成について図3
(a)及び図3(b)を参照して説明する。空気噴射ノ
ズル10bは、円錐台形をした空気噴射傘10b1と、
前記空気噴射傘10b1に穿設された空気噴射孔AHに
空気を導入する空気導入管42dとから主要部が構成さ
れる。
【0018】空気噴射孔AHは、空気噴射傘10b1の
周方向に間隔を有して4個形成される。各空気噴射孔A
Hの開口面積はどれも同一である。空気噴射孔AHの形
状は長円孔であり、平面視で空気噴射傘10b1の中心
に対して対称の位置に設けられる。空気噴射孔AHの向
きは空気噴射傘10b1の中心に対して対角線上に設け
られた1対の空気噴射孔AHが互に逆向きとなるように
設けられかつ対角線上の2対の空気噴射孔AH同士は互
いに90度方向がずれるように設けられている。このよ
うに構成されるスワラである空気噴射ノズル10bは、
空気導入管42dより空気噴射孔AHの外側から内側に
向かって空気を噴射すると、空気噴射傘10b1内で一
方向に旋回する気流を発生させる。図3(b)の場合
は、反時計回りのスワール流が発生する。スワール流に
インジェクタ10aから噴射された燃料(例えばメタノ
ール)が合流すると、燃料が空気とともに旋回しながら
噴射されるため燃焼触媒10cに到達する時間が長くな
り、その分、燃料が微粒化及び分散化される時間が長く
確保できる。その結果、燃焼触媒10cで触媒燃焼して
発生する燃焼ガスは組成が均一なものが得られる。ま
た、燃焼触媒10cがを備えていない燃焼バーナと比較
して、空燃比を小さくして燃焼できるので排ガス発生量
が少なくなる。
【0019】次に、燃焼ガス送出手段10に含まれ電気
を通電して加熱使用する燃焼触媒10cについて説明す
る。通電により加熱使用する燃焼触媒10cは、触媒基
材として鉄-クロム系のステンレス板にエキスパンドメ
タル加工を施すことによって電気抵抗を大きくしたもの
である。触媒基材の表面には、耐熱性硝子皮膜または特
殊雰囲気下での熱処理により形成された不動態皮膜を有
しているので耐食性が高い。尚、燃焼触媒10cの反応
活性成分は白金属系の金属である。この燃焼触媒10c
は、通電時には、燃焼触媒10cの上流側端面に点分散
させた微小領域が集中的に加熱される。従って、電気的
に加熱する部分が小さな領域であるため、低電力で印加
しても通電後数秒(例えば3〜5秒)で触媒活性温度に
達し、燃料の酸化反応(燃焼反応)が生じて大きな燃焼
熱を発生する。このようにして燃焼触媒10cの活性化
温度への立ちあがり時間を短縮でき、触媒デバイスの小
型化が可能となる。また、コールドスタート時であって
も、清浄な排ガスを外部に放出できる。
【0020】第2噴射手段30は、燃料(例えばメタノ
ール)を噴射するインジェクタ30aと、スワラであっ
て気体の空気の旋回流を発生させる空気噴射ノズル30
bと、燃料のオフガス通路1aへの燃料出口部30dと
から主要部が構成される。第2噴射手段30は、オフガ
スを送るオフガス通路1aの側部に備えられ、触媒燃焼
器20の燃焼触媒22aが低温活性温度以上に昇温され
たときに触媒燃焼器20の燃焼触媒22aに燃料(例え
ばメタノール)を直接噴射できる位置に設置されてい
る。第2噴射手段30は、図2では、1台を示している
が、触媒燃焼器20の燃焼層22の上流側端面全体に燃
料が行き渡るように必要台数設けられる。尚、インジェ
クタ30aと空気噴射ノズル30bの構造は、燃焼ガス
送出手段10のインジェクタ10aと空気噴射ノズル1
0bと同様な構造を有している。
【0021】次に、燃料蒸発器の暖機方法に使用される
温度センサについて説明する。第1温度測定手段である
温度センサT1は、触媒燃焼器20の温度を測定するセ
ンサであり、触媒燃焼器20の触媒層22の入口温度を
測定する。取り付け位置としては、触媒層22の入口部
に設けられた多孔板22bの表面に取りつけられる。温
度センサとしては例えば熱電対が用いられる。第2温度
測定手段である温度センサT2は、蒸発室2bの温度を
測定するセンサであり、熱媒チューブ2p内を通過した
のちの燃焼ガスの温度を測定する。取り付け位置として
は、蒸発室2bから出てすぐの位置に設けられた燃焼ガ
ス排出通路24の天井部に取りつけられる。温度センサ
としては例えば熱電対が用いられる。温度センサt1
は、燃焼ガス送出手段10の燃焼触媒10cの温度を測
定するためのものであり、燃焼触媒10cの表面に取り
つけられる。温度センサとしては例えば熱電対が用いら
れる。温度センサt2は、蒸発室2bから蒸発する液体
原燃料(例えばメタノールと水の混合液)が蒸発した原
燃料ガスの温度を測定するためのものであり、蒸発室2
bの原燃料ガス出口側に設けられる。温度センサとして
は例えば熱電対が用いられる。
【0022】次に、これらから構成される本発明に係る
燃料蒸発器の暖機方法について、図4および図5を参照
して説明する。図4は、本発明に係る燃料蒸発器の暖機
方法の第一実施の形態を示す制御フローチャートであ
る。また、図5は、本発明に係る燃料蒸発器の暖機方法
の第二実施の形態を示す制御フローチャートである。最
初に第一実施の形態の制御フローチャートについて説明
する。 <第一実施形態の制御フローチャート> (a)車両のイグニッションスイッチを入れる(S
1)。 (b)燃焼ガス送出手段10の燃焼触媒10cに通電す
るとともに、空気噴射ノズル10bに空気を供給する
(S2)。 (c)燃焼ガス送出手段10の燃焼触媒10cの触媒表
面温度を温度センサt1により検知しながら(S3)、
燃焼触媒10cが触媒活性を生じる所定の温度(例えば
120℃)になったら、燃焼ガス送出手段10の燃料噴
射部であるインジェクタ10aから燃焼触媒10cに向
けて燃料(例えばメタノール)を噴射し、気化・燃焼さ
せ燃焼ガスを発生させる。そして燃焼ガス送出手段の燃
焼触媒10cへの通電を停止する。
【0023】(d)前記燃焼ガスを燃焼ガス出口部10
dからオフガス通路1aを介して触媒燃焼器20の燃焼
触媒22aに送出する(S5)。 (e)第1温度測定手段である温度センサT1により触
媒燃焼器20の触媒層22の入口温度を検知しながら
(S6)、前記燃焼ガスでさらに触媒燃焼器20を暖機
し、触媒層22の入口温度が燃焼触媒22aの活性化す
る所定の温度(例えば120℃)になったら、燃焼ガス
送出手段10の燃焼触媒10cへの燃料の噴射を停止す
る。これにより全体として燃焼ガス送出手段10が停止
されることとなる。停止後、空気噴射ノズル10bの空
気は少量流しつづけて配管中の燃料をパージしコーキン
グや再燃焼を防止する(S7)。 (f)次に、オフガス通路1aより燃焼用空気を導入す
る。前記燃焼用空気は、車両のイグニッションスイッチ
を入れると同時に導入するようにしても良い。そして、
燃焼触媒22aの表面に直接噴射可能な位置に設置した
第2噴射手段30のインジェクタ30aから噴射され、
燃焼ガス送出手段10の場合と同様に空気噴射ノズル3
0bによって微粒化・分散化された燃料(例えばメタノ
ール)を、触媒燃焼器20の触媒層22の中央に向けて
全面に均一に噴き付ける。 (g)このとき、第1温度測定手段である温度センサT
1で検知される触媒層22の入口温度に応じて燃焼ガス
送出手段10側からも燃料(例えばメタノール)と空気
を低流量で流すこともできる。これにより第2噴射手段
30から噴射される燃料(例えばメタノール)の気化を
向上させることができる。 (h)第2噴射手段から噴射された燃料(例えばメタノ
ール)は、触媒燃焼器20の燃焼触媒22aにより触媒
燃焼され、燃料蒸発器2の蒸発用熱源となる燃焼ガスを
発生する(S8)。燃料蒸発器2の熱源部である熱媒チ
ューブ2pに前記燃焼ガスが供給されることで蒸発室2
bの暖機が開始される(S9)。
【0024】(i)燃料蒸発器2を通過した後の燃焼ガ
スの温度を、第2温度測定手段である温度センサT2で
検知し(S10)、蒸発室2bの加熱容量に見合った所
定の温度(例えば200℃)以上になったら、第1噴射
手段2aから液体原燃料(例えばメタノールと水の混合
液)を蒸発室2b内に設けられた熱媒チューブ2pの外
表面に噴射する(S11)。 (j)このとき、燃料蒸発器2の後段に設けられる改質
器3等を暖機するために蒸発室2bに空気を供給するこ
ともある。 (k)蒸発室2bから発生する液体原燃料(例えばメタ
ノールと水の混合液)が蒸発した原燃料ガスの温度を温
度センサt2で検知し(S12)、後段の改質器3の改
質反応に適した所定の温度(例えば180℃)になった
ら燃料蒸発器2の暖機を終了する。
【0025】以上説明した(a)〜(k)の工程はシー
ケンス制御される。制御方法としては電子制御でも良
い。このように、 (1)燃焼ガス送出手段10では、温度センサt1の温
度を検知しながら燃焼触媒10cで燃料(例えばメタノ
ール)を気化・燃焼させ、その燃焼ガスで触媒燃焼器2
0を暖機する。 (2)触媒燃焼器20では、第1温度測定手段である温
度センサT1の温度を検知しながら活性を示す温度以上
に昇温した燃焼触媒22aに第2噴射手段30から燃料
(例えばメタノール)を直接噴射して燃焼させ、その燃
焼ガスで燃料蒸発器2の蒸発室2bを暖機する。 (3)燃料蒸発器2では、第2温度測定手段である温度
センサT2の温度を検知しながら蒸発室2b内で第1噴
射手段2aから液体原燃料(例えばメタノールと水の混
合液)を噴射し、液体原燃料(例えばメタノールと水の
混合液)を蒸発させた原燃料ガスの温度が後段の改質反
応に適した温度になったら暖機を終了する。という3段
階の暖機方法をとることにより、適切なタイミングで触
媒燃焼器20の暖機を終了させて蒸発用熱源となる燃焼
ガスを発生させることができる。また、適切なタイミン
グで液体原燃料を噴射させることにより、始動から暖機
終了までを無駄なく確実に実施できる。
【0026】次に、第二実施の形態の制御フローチャー
トについて説明する。第二実施の形態の制御フローチャ
ートは、第一実施の形態の制御フローチャートとからS
7の工程を除去したものであり、他のステップは同様で
ある。S21〜S26はそれぞれS1〜S6に対応し、
S27〜S31は、それぞれS8〜S12に対応してい
る。すなわち、前述の(e)の段階で燃焼ガス送出手段
10の燃焼触媒10cへの燃料の噴射を停止しないで
(f)以下を実行している。このようにして、触媒燃焼
器20の暖機終了後も、燃焼ガス送出手段10から触媒
燃焼器20に熱を与えるようにすることにより、第2噴
射手段30からの燃焼ガス発生用の燃料の気化を促して
液溜まりを防止できるので、第一実施の形態の暖機方法
よりも効率的に燃料蒸発器20の暖機を行うことができ
る。
【0027】本発明は、以上述べた実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない範
囲で適宜変更しても実施可能である。例えば、燃料電池
システム用の燃料蒸発器だけでなく化学工業用の蒸発器
やボイラ等にも適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上の構成と作用からなる本発明によれ
ば、以下の効果を奏する。 1.本発明の請求項1に係る燃料蒸発器の暖機方法の発
明によれば、適切なタイミングで触媒燃焼器の暖機を終
了させ、蒸発用熱源となる燃焼ガスの発生を導き、さら
に適切なタイミングで蒸発させる液体原燃料を噴射する
ことにより始動から暖機終了までを無駄なく確実に実施
できる。従って暖機の迅速化・効率化が図れる。 2.本発明の請求項2に係る燃料蒸発器の暖機方法の発
明によれば、触媒燃焼器の暖機終了後も触媒燃焼器に熱
を与えることとなり、請求項1に係る作用に加え、燃焼
ガス発生用の燃料の蒸発を促進して液溜まりを防止で
き、結果として効率的に燃料蒸発器の暖機を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料蒸発器の暖機方法を適用した
燃料電池システムの全体ブロック図である。
【図2】本発明に係る燃料蒸発器の暖機方法を実施する
のに好適な装置の一実施の形態を示す側断面図である。
【図3】(a)本発明に係る空気噴射ノズル及び空気噴
射通路の構成図である。 (b)本発明に係る空気噴射ノズルの空気噴射傘の平面
図である。
【図4】本発明に係る燃料蒸発器の暖機方法の第一実施
の形態を示す制御フローチャートである。
【図5】本発明に係る燃料蒸発器の暖機方法の第二実施
の形態を示す制御フローチャートである。
【図6】従来の燃料蒸発器の暖機方法を説明するための
図である。 (a)電気ヒータによる暖機方法を示す図である。 (b)燃焼バーナによる暖機方法を示す図である。
【符号の説明】
1 暖機装置 2 燃料蒸発器 2a 第1噴射手段 2b 蒸発室 2p 熱媒チューブ(熱源部) 10 燃焼ガス送出手段 10a インジェクタ(燃料噴射部) 10b 空気噴射ノズル(スワラ) 10c 燃焼触媒 10d 燃焼ガス出口部 20 触媒燃焼器 22a 燃焼触媒 30 第2噴射手段 30a インジェクタ 30b 空気噴射ノズル(スワラ) 30d 燃料出口部 T1 第1温度測定手段 T2 第2温度測定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−86893(JP,A) 特開 平11−182814(JP,A) 特開2000−220805(JP,A) 特開2001−135331(JP,A) 実開 昭60−95458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/02 342 F23N 5/02 341 F23D 11/40 F23N 5/00 H01M 8/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体原燃料を噴射する第1噴射手段を備
    え、その熱源部に前記液体原燃料を噴射して蒸発させる
    蒸発室と、 燃焼触媒を備え、触媒燃焼による燃焼ガスを前記蒸発室
    の前記熱源部に導入する触媒燃焼器と、 該触媒燃焼器に燃料を噴射供給する第2噴射手段と、 燃料噴射部及び燃焼触媒を備え、該燃焼触媒に前記燃料
    噴射部から燃料を噴射して触媒燃焼したガスを前記触媒
    燃焼器に向け送出する燃焼ガス送出手段と、 前記触媒燃焼器の温度を測定する第1温度測定手段と、 前記蒸発室の温度を測定する第2温度測定手段とを有す
    る燃料蒸発器の暖機方法であって、 前記燃焼ガス送出手段による燃焼ガスの送出を開始した
    のち、前記第1温度測定手段による前記触媒燃焼器の温
    度に応じて前記燃焼ガス送出手段を停止するとともに、
    前記第2噴射手段より前記触媒燃焼器に向け燃料の送り
    込みを開始する第1の工程と、 前記第2温度測定手段による前記蒸発室の温度に応じて
    前記蒸発室で前記第1噴射手段により前記液体原燃料を
    噴射させ蒸発を開始させる第2の工程と、をこの順番に
    実施することを特徴とする燃料蒸発器の暖機方法。
  2. 【請求項2】 液体原燃料を噴射する第1噴射手段を備
    え、その熱源部に前記液体原燃料を噴射して蒸発させる
    蒸発室と、 燃焼触媒を備え、触媒燃焼による燃焼ガスを前記蒸発室
    の前記熱源部に導入する触媒燃焼器と、 該触媒燃焼器に燃料を噴射供給する第2噴射手段と、 燃料噴射部及び燃焼触媒を備え、該燃焼触媒に前記燃料
    噴射部から燃料を噴射して触媒燃焼したガスを前記触媒
    燃焼器に向け送出する燃焼ガス送出手段と、 前記触媒燃焼器の温度を測定する第1温度測定手段と、 前記蒸発室の温度を測定する第2温度測定手段とを有す
    る燃料蒸発器の暖機方法であって、 前記燃焼ガス送出手段による燃焼ガスの送出を開始した
    のち、前記第1温度測定手段による前記触媒燃焼器の温
    度に応じて前記燃焼ガス送出手段による燃焼ガスの送出
    を維持しつつ、前記第2噴射手段より前記触媒燃焼器に
    向け燃料の送り込みを開始する第1の工程と、 前記第2温度測定手段による前記蒸発室の温度に応じて
    前記蒸発室で前記第1噴射手段により前記液体原燃料を
    噴射させ蒸発を開始させる第2の工程と、をこの順番に
    実施することを特徴とする燃料蒸発器の暖機方法。
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