JP3398334B2 - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JP3398334B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/08Parts formed wholly or mainly of plastics materials
    • F25D23/082Strips
    • F25D23/085Breaking strips

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は断熱箱体に関し、特
に断熱箱体に形成された出入口の隅部の構造の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、出入口部分の構造に特徴を持つ断
熱箱体として、特公平7−96990号公報に記載のも
のが知られている。このものは、一面を開口した外箱内
に、同じく一面を開口した内箱が間隔を開けて収容さ
れ、両箱の開口縁によって方形状の出入口が形成され
る。この出入口では、外箱の開口縁に形成された内方折
曲部と、内箱の開口縁に形成された外方折曲部とが対向
状に配設され、出入口の四辺では両折曲部の表面を覆う
ように化粧枠が嵌め込まれる。一方、出入口の四隅で
は、補強用としてL形のコーナ板が両折曲部にわたって
固着され、その表面にコーナカバーが装着される。ここ
で、コーナ板の裏面側には、両折曲部の間の隙間を塞ぐ
ようにして通気性を有するシートが敷かれている。そし
て、外箱と内箱との間に発泡断熱材が充填されることで
断熱箱体が完成されるが、コーナ板の裏面に配された通
気性のシートは、発泡断熱材の洩れを防止する一方で、
適当にガス抜きをして両箱内の全域に良好に発泡断熱材
を回り込ませることに機能している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように通気性のシートが敷かれたものでは、発泡圧が高
いとシートを通して発泡断熱材が洩れ出るおそれがあ
り、また例えば両面に出入口を備えた断熱箱体のよう
に、出入口を下に向けた姿勢で発泡断熱材の充填作業を
行わねばならないときには、発泡断熱材の注入時等にシ
ートから液洩れが起きるおそれがあった。本発明は上記
のような事情に基づいて完成されたものであって、発泡
断熱材の洩れをより確実に防止し得る断熱箱体を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、少なくとも一面の
開口された外箱内に同じく少なくとも一面の開口された
内箱が間隔を開けて収容されて、前記両箱の開口縁によ
って方形の出入口が形成され、この出入口の各辺では前
記両箱の開口縁の間に化粧枠が装着される一方、前記出
入口の隅部では、前記両箱の開口縁の間にL形断面のコ
ーナ板が固着されてその上面にコーナカバーが被着さ
れ、かつ前記両箱の間に発泡断熱材が充填された断熱箱
体において、前記コーナ板の裏面側に、前記出入口の隅
部に形成される隙間を塞ぐ非通気性のシートを敷設する
とともに、前記外箱にガス抜き孔を形成した構成とした
ところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の記載におい
て、前記コーナカバーの一方の裏面には弾性変形可能な
係止片が突設されるとともに、前記コーナ板における前
記係止片の突設された面と対向する面には、前記係止片
が進入してその口縁に係止可能な係止孔が開口されてい
るところに特徴を有する。請求項3の発明は、請求項1
または請求項2の記載において、前記シートが、独立気
泡構造の発泡合成樹脂材または発泡合成ゴム材により形
成されているところに特徴を有する。
【0006】請求項4の発明は、請求項2の記載におい
て、前記シートが、伸縮性に優れたゴム材により形成さ
れているところに特徴を有する。請求項5の発明は、請
求項1ないし請求項4のいずれかの記載において、前記
シートは、その端部が前記化粧枠の端部の表面に被さる
ように敷設されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>出入口の隅
部に形成される隙間が非通気性のシートで塞がれている
から、出入口の隅部から発泡断熱材が洩れ出ることが確
実に防止される。 <請求項2の発明>コーナカバーのコーナ板に対する取
り付けがワンタッチで行える反面、コーナ板に大きな係
止孔が開口されるが、この係止孔も非通気性のシートで
塞がれているから、発泡断熱材の洩れが防がれる。 <請求項3の発明>シートが非通気性を保持しつつ弾力
性に富んだものとなり、シートが細かい隙間にまで良く
入り込んでこれを塞ぐことで、発泡断熱材の洩れ止めが
さらに確実になされる。
【0008】<請求項4の発明>シートが伸縮性に富ん
でいるから、コーナカバーの係止片が差し込まれ場合に
も破れることなく、その外面に倣うように伸びて張り付
き、係る状態で係止片が係止孔の口縁に係止される。係
止片の差し込みによっても係止孔が完全に塞がれた状態
が維持され、もって発泡断熱材の洩れ止めが確実になさ
れる。 <請求項5の発明>コーナ板と化粧枠との間の隙間も確
実に塞ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
8によって説明する。図1において、符号1は、貯蔵庫
本体を構成する断熱箱体であって、大まかには、一面に
開口を有する外箱2内に、同じく一面に開口を有する内
箱3が間隔を開けて収容され、両箱2,3の間に発泡ウ
レタン等の発泡断熱材4(図8参照)が充填されるとと
もに、両箱2,3の開口縁の間に化粧枠6が張られて方
形の出入口7が形成されている。この出入口7には、図
示しない断熱扉が揺動開閉可能に装着されるようになっ
ている。
【0010】続いて出入口7の構造、特にその隅部の構
造を、正面から見た左下の隅部を例に挙げて説明する。
この隅部では、図2に示すように、外箱2の開口縁に内
側に向けて直角曲げされた内方折曲部11が形成される
とともに、内箱3の開口縁に外側に向けて直角曲げされ
た外方折曲部12が形成されて、内方折曲部11との間
に所定の隙間を開けて対向している。両折曲部11,1
2の間には、両箱2,3の間に発泡断熱材4を充填した
場合に発泡圧を受けて両箱2,3の間隔が狂うことを防
止する等の理由から、コーナ板14が取り付けられてい
る。このコーナ板14は金属板材を断面L字形に曲げて
形成されており、四隅にリベット孔15が形成されてい
る。一方、両折曲部11,12にも、4個のリベット孔
16が整合して形成されている。
【0011】このコーナ板14の裏面側には、ゴムスポ
ンジ製のシート18が配されるようになっている。具体
的な素材としては、EPDM(発泡合成ゴム)が好適で
ある。このEPDMは独立気泡構造であって非通気性で
あり、かつ伸縮性に優れた特性を有している。また、断
熱性、耐候性にも優れることが知られている。このシー
ト18は、コーナ板14の裏面に折り曲げつつ予め貼り
付けられるようになっており、その幅はコーナ板14と
ほぼ同じである一方、コーナ板14の水平面と垂直面の
端縁から少しはみ出る長さ寸法を有している。
【0012】コーナ板14が取り付けられていない部分
では、両折曲部11,12の表面を覆うようにして化粧
枠6が嵌め込まれている。化粧枠6の端縁とコーナ板1
4との間には若干の隙間が開く設定である。上記のコー
ナ板14を隠すようにしてコーナカバー20が取り付け
られる。このコーナカバー20は合成樹脂材によって形
成されており、図3に示すように、2枚の閉鎖板21を
直角に配した断面L字形に形成されている。このコーナ
カバー20の両側縁には、裏側に突出したフランジ22
が形成され、両フランジ22がコーナ板14の両側縁の
外側に嵌まるようになっている。
【0013】上記したコーナ板14の両面には、長方形
の係止孔17が開口されている。なお、垂直面側の係止
孔17は除去してもよい。一方、コーナカバー20の水
平側の閉鎖板21の裏面には、一対の係止片24が突設
されている。この係止片24は、図4に示すように、閉
鎖板21から垂下して形成された差込本体25の先端の
外側の位置から、斜め姿勢で折り返された撓み片26が
形成され、この撓み片26を内方に撓み変形させつつ、
両係止片24が上記した係止孔17内に差し込み可能と
されている。両撓み片26の外面側には、その高さ方向
のほぼ中央部分から延出端にわたって複数の鋸歯状の係
止歯27が列設され、この両側の係止歯27が、係止孔
17の短辺側の口縁に係止可能となっている。なお図1
に示すように、外箱2における天井面の奥縁側の一端寄
りには、発泡断熱材4の注入口8が開口されているとと
もに、外箱2の天井面と底面における前縁寄りの位置の
両端には、小径のガス抜き孔9が合計4個開口されてい
る。
【0014】続いて、断熱箱体1の製造手順を説明す
る。外箱2内に内箱3が収容され、出入口7の四辺の両
端を除いた部分に化粧枠6が嵌め込まれる。一方、出入
口7の四隅にはコーナ板14が取り付けられる。コーナ
板14の裏面には予めシート18が貼り付けられ、この
シート18を貼り付けたコーナ板14が隅部に当てら
れ、コーナ板14と両折曲部11,12に対応して形成
されたリベット孔15,16を利用して、シート18を
貫通しつつリベット29が打ち込まれることによって、
図3に示すように、両折曲部11,12の間にシート1
8を挟んでコーナ板14が固定される。このシート18
によって、両折曲部11,12の端縁の間の隙間が表面
側から、またコーナ板14の係止孔17が裏面側からそ
れぞれ塞がれる。また、コーナ板14の両端からはみ出
したシート18が折れ曲がって、コーナ板14と化粧枠
6の間の隙間を塞ぐ。これにより、出入口7の隅部にで
きる可能性のある隙間がすべてシート18により塞がれ
た状態となる。
【0015】次にコーナカバー20の取り付けが行われ
る。その場合は、図3及び図4の状態から、垂直な側の
閉鎖板21のフランジ22を縦側の化粧枠6の外側に嵌
めてそれに沿わせるように下げることで、一対の係止片
24をコーナ板14の係止孔17内に差し込む。両係止
片24は、図5に示すように、シート18をその外側に
沿わせるように引き伸ばし、また両係止片24自体は内
方に撓み変形しつつ差し込まれ、横向きの化粧枠6に当
たるまで差し込まれると、両係止片24に設けられた係
止歯27の一つが、それぞれ係止孔17の下側の口縁に
弾性的に係止され、コーナカバー20が抜け止め状態に
取り付けられる。これにより、図6及び図7に示すよう
に、コーナカバー20が化粧枠6の端縁からコーナ板1
4をすっぽりと覆った状態となる。
【0016】上記のように出入口7の四隅においてコー
ナカバー20の取り付けが完了したら、図1に示すよう
な断熱箱体1の外殻体が形成される。発泡断熱材4の充
填現場では、断熱箱体1の外殻体が出入口7を上向きに
した姿勢に設置され、外箱2に設けられた注入口8から
両箱2,3の間に発泡断熱材4の原液がノズル等から注
入される。原液は化学変化により次第に発泡して膨ら
み、このときガス抜き孔9から適宜に空気等のガスが外
部に排出されて、図8に示すように、両箱2,3の間に
は万遍なく発泡断熱材4が充填される。
【0017】この間、出入口7の四隅において、非通気
性のシート18によって両折曲部11,12の間が塞が
れるとともに、係止孔17に係止片24が差し込まれて
いるにも拘わらず、シート18が伸びて破れることなく
係止孔17を確実に塞いでおり、またコーナ板14と化
粧枠6の端縁の隙間も塞がれていることから、仮に発泡
圧が高かった場合でも、出入口7の隅部から発泡断熱材
4が洩れ出る余地はない。なお、発泡圧が高かった場
合、ガス抜き孔9から発泡断熱材4が洩れ出るおそれが
あるが、ガス抜き孔9の設けられた部分は図1に示され
るように平面状であって、入り組んだ構造となっている
出入口7の隅部とは違い、洩れ出た発泡断熱材4を簡単
に除去することができるから、問題はない。最後に、注
入口8が栓体で塞がれるとともに、ガス抜き孔9が化粧
栓で塞がれることによって、断熱箱体1の製造が完了す
る。
【0018】このように本実施形態によれば、係止片2
4が差し込まれるコーナ板14の係止孔17も含めて、
出入口7の隅部において隙間ができる可能性のある部分
がすべて非通気性のシート18で塞がれるから、発泡断
熱材4が洩れ出ることを確実に防ぐことができる。ま
た、出入口7が前面と背面の2箇所に設けられるタイプ
の断熱箱体1では、一方の出入口7を下に向けた姿勢で
発泡断熱材4の充填作業を行う必要が生じる場合があ
る。この場合、出入口7の隅部に隙間があると、発泡断
熱材4の原液を注入した場合に、下側に位置する出入口
7の隅部の隙間から原液が洩れ出るおそれがある。その
点この実施形態では、出入口7の隅部の隙間が非通気性
のシート18で完全に塞がれているから、液洩れが生ず
ることも防がれる。
【0019】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図9及び図10によって説明する。この第2実施
形態では、コーナ板14の裏面側に配されるシートとし
て、ガムテープ31が使用されている。第2実施形態で
は、コーナ板14を取り付ける前に、図9に示すよう
に、出入口7の隅部にガムテープ31が貼り付けられ
る。この場合は、ガムテープ31の両端が化粧枠6の端
部の表面を覆うようにして貼り付けられる。続いて、図
10に示すように、コーナ板14がガムテープ31を挟
んで隅部の両折曲部11,12の上にリベット29によ
り固定される。次に、コーナカバー20の係止片24が
ガムテープ31を突き破りつつコーナ板14の係止孔1
7に差し込まれ、係止歯27が係止孔17の口縁に弾性
的に係止することでコーナカバー20が取り付けられ
る。
【0020】係る状態で同様に両箱2,3の間に発泡断
熱材4が充填される。この際、両折曲部11,12の端
縁の間の隙間と係止孔17、並びにコーナ板14と化粧
枠6の間の隙間は、非通気性のガムテープ31で塞がれ
た状態にある。ただ、係止片24がガムテープ31を突
き破るから係止片24の回りに若干の隙間ができるが、
仮にこの隙間から発泡断熱材4が洩れ出したとしても、
上記のようにコーナ板14と化粧枠6の間の隙間はガム
テープ31で確実に塞がれているから、コーナカバー2
0の外部まで発泡断熱材4が洩れ出るおそれはほとんど
ない。なお、ガムテープ31に代えて、紙製の粘着テー
プを用いても、同様の作用効果を得ることができる。
【0021】<第3実施形態>図11及び図12は本発
明の第3実施形態を示す。この第3実施形態では、コー
ナ板14の裏面側に配されるシート33が、EPDM
(発泡合成ゴム)を素材として形成されている。このE
PDMは、既述のように独立気泡構造であって非通気性
であり、かつ発泡体であることから弾力性に富んでい
る。第3実施形態の組み付け構造は、以下のようであ
る。シート33の一面は粘着面となっており、まず図1
1に示すように、シート33がコーナカバー20の裏面
に、両端を突出させて貼り付けられる。次に、シート3
3の貼られたコーナ板14が、出入口7の隅部に当てら
れて両折曲部11,12の上に同様にリベット29によ
り固定される。続いて、図12に示すように、シート3
3のはみ出た両端をコーナ板14の表面側に折り返して
貼り付ける。これにより、コーナ板14の表裏両面にシ
ート33が巻き付けられた状態となる。併せて、シート
33の粘着面がすべて隠された状態となる。次に、コー
ナカバー20の係止片24がシート33を突き破りつつ
コーナ板14の係止孔17に差し込まれ、係止歯27が
係止孔17の口縁に弾性的に係止することでコーナカバ
ー20が取り付けられる。
【0022】この第3実施形態では、両折曲部11,1
2の端縁の間の隙間と係止孔17がシート33で塞がれ
るとともに、コーナ板14と化粧枠6の間の隙間には、
シート33におけるコーナ板14の端縁を回曲した部分
で埋められる。その際、シート33は弾力性に富んでい
るから、隙間の細かい部分にまで良く入り込んで良好に
閉鎖する。また、係止片24がシート33を突き破るこ
とになるが、上記のようにシート33が弾力性に富んで
いるから、コーナ板14の表裏両面において係止片24
の回りをほぼ密閉状に囲んだ状態にできる。すなわち、
出入口7の隅部での隙間がほぼ完全に塞がれ、発泡断熱
材4の洩れが防止される。
【0023】なお、EPDM製のシート33に代えて、
独立気泡構造のポリ塩化ビニール発泡体、あるいは同じ
く独立気泡構造のポリエンチレン発泡体を素材としたシ
ートによっても、上記の同様の取付構造を採用でき、同
様の作用効果を得ることができる。
【0024】<第4実施形態>図13に示す第4実施形
態は、コーナ板14にモルトプレーン35を巻き付ける
一方、出入口7の隅部側には、非通気性である紙テープ
36を配したものである。紙テープ36の両端は、化粧
枠6の端部の表面を覆えるようになっている。同様にリ
ベット29によりコーナ板14を固定すると、両折曲部
11,12の端縁の間と係止孔17とが紙テープ36で
塞がれるとともに、コーナ板14と化粧枠6の間の隙間
は、モルトプレーン35の弾力で紙テープ36が化粧枠
6の端縁に押し付けられることで閉鎖される。なお、モ
ルトプレーン35と紙テープ36とは係止片24で突き
破られることになるが、係止片24の回りは圧縮された
モルトプレーン35で囲われた状態となって隙間は小さ
なもの留められるし、仮にこの隙間から発泡断熱材4が
洩れ出したとしても、上記のようにコーナ板14と化粧
枠6の間の隙間は紙テープ36で塞がれているから、コ
ーナカバー20の外部まで発泡断熱材4が洩れ出るおそ
れはほとんどない。
【0025】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)コーナ板の取付具として、上記実施形態のリベッ
トに代えてネジを用いてもよい。 (2)コーナカバーは、係止片を差し込む構造に代えて
ネジ等の締結具で取り付けるようにしてもよく、そのよ
うな形式のものにも本発明は同様に適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る断熱箱体の斜視
【図2】 出入口の隅部の分解斜視図
【図3】 コーナカバーを取り付ける前の斜視図
【図4】 その断面図
【図5】 コーナカバーを取り付けた後の断面図
【図6】 その裏側から見た斜視図
【図7】 その表側から見た斜視図
【図8】 発泡断熱材が充填された後の縦断面図
【図9】 第2実施形態に係るコーナ板を取り付ける前
の状態の断面図
【図10】 コーナ板の取付後の断面図
【図11】 第3実施形態に係るコーナ板を取り付ける
前の状態の断面図
【図12】 コーナ板の取付後の断面図
【図13】 第4実施形態に係るコーナ板を取り付ける
前の状態の断面図
【符号の説明】
1…断熱箱体 2…外箱 3…内箱 6…化粧枠 7…
出入口 11…内方折曲部 12…外方折曲部 14…
コーナ板 17…係止孔 18…シート 20…コーナ
カバー 24…係止片 27…係止歯 29…リベット
31…ガムテープ 33…シート 36…紙テープ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一面の開口された外箱内に同
    じく少なくとも一面の開口された内箱が間隔を開けて収
    容されて、前記両箱の開口縁によって方形の出入口が形
    成され、この出入口の各辺では前記両箱の開口縁の間に
    化粧枠が装着される一方、前記出入口の隅部では、前記
    両箱の開口縁の間にL形断面のコーナ板が固着されてそ
    の上面にコーナカバーが被着され、かつ前記両箱の間に
    発泡断熱材が充填された断熱箱体において、 前記コーナ板の裏面側に、前記出入口の隅部に形成され
    る隙間を塞ぐ非通気性のシートを敷設するとともに、前
    記外箱にガス抜き孔を形成したことを特徴とする断熱箱
    体。
  2. 【請求項2】 前記コーナカバーの一方の裏面には弾性
    変形可能な係止片が突設されるとともに、前記コーナ板
    における前記係止片の突設された面と対向する面には、
    前記係止片が進入してその口縁に係止可能な係止孔が開
    口されていることを特徴とする請求項1記載の断熱箱
    体。
  3. 【請求項3】 前記シートが、独立気泡構造の発泡合成
    樹脂材または発泡合成ゴム材により形成されていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の断熱箱体。
  4. 【請求項4】 前記シートが、伸縮性に優れたゴム材に
    より形成されていることを特徴とする請求項2記載の断
    熱箱体。
  5. 【請求項5】 前記シートは、その端部が前記化粧枠の
    端部の表面に被さるように敷設されていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の断熱箱
    体。
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