JP3397507B2 - ブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置 - Google Patents
ブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置Info
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- JP3397507B2 JP3397507B2 JP11093295A JP11093295A JP3397507B2 JP 3397507 B2 JP3397507 B2 JP 3397507B2 JP 11093295 A JP11093295 A JP 11093295A JP 11093295 A JP11093295 A JP 11093295A JP 3397507 B2 JP3397507 B2 JP 3397507B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ドライブシャ
フトに用いられる等速ジョイントにブーツを組付けるに
際して、コイルされたブーツ固定バンドを所定の長さに
切出してブーツに巻付けるのに利用されるブーツ固定バ
ンドの切出し・巻付け装置に関するものである。
フトに用いられる等速ジョイントにブーツを組付けるに
際して、コイルされたブーツ固定バンドを所定の長さに
切出してブーツに巻付けるのに利用されるブーツ固定バ
ンドの切出し・巻付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したようなブーツ固定バンド
をブーツに巻付ける装置としては、例えば、図11に示
すように、一対のクランプ爪102,102を備えたバ
ンド巻付けアクチュエータ101があり、このバンド巻
付けアクチュエータ101では、図示しないブーツに嵌
装した事前に略リング状に形成されたブーツ固定バンド
Xの突出部分Xaを一対のクランプ爪102,102で
挟み込んで締め付けることにより、ブーツにブーツ固定
バンドXを巻付けるようになっている。
をブーツに巻付ける装置としては、例えば、図11に示
すように、一対のクランプ爪102,102を備えたバ
ンド巻付けアクチュエータ101があり、このバンド巻
付けアクチュエータ101では、図示しないブーツに嵌
装した事前に略リング状に形成されたブーツ固定バンド
Xの突出部分Xaを一対のクランプ爪102,102で
挟み込んで締め付けることにより、ブーツにブーツ固定
バンドXを巻付けるようになっている。
【0003】また、他のブーツ固定バンドの巻付け装置
としては、例えば、図12に示すものがあった。
としては、例えば、図12に示すものがあった。
【0004】図12に示すように、このブーツ固定バン
ドの巻付け装置111は、ブーツYの周囲に配設した3
個のクランパ112,113,114と、クランパ11
2,113の間に配設したバンドカッター115を備え
ており、このブーツ固定バンドの巻付け装置111で
は、バンド送りローラ116を介してコイルされたブー
ツ固定バンドZをブーツYの周囲でかつ3個のクランパ
112,113,114との間に直接供給し、ブーツ固
定バンドZを所定長さ送り込んだ段階でバンドカッター
115によりブーツ固定バンドZを切断すると共に、3
個のクランパ112,113,114によってブーツY
にブーツ固定バンドZを巻付けるようになっている。
ドの巻付け装置111は、ブーツYの周囲に配設した3
個のクランパ112,113,114と、クランパ11
2,113の間に配設したバンドカッター115を備え
ており、このブーツ固定バンドの巻付け装置111で
は、バンド送りローラ116を介してコイルされたブー
ツ固定バンドZをブーツYの周囲でかつ3個のクランパ
112,113,114との間に直接供給し、ブーツ固
定バンドZを所定長さ送り込んだ段階でバンドカッター
115によりブーツ固定バンドZを切断すると共に、3
個のクランパ112,113,114によってブーツY
にブーツ固定バンドZを巻付けるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来にあっ
ては、バンド巻付けアクチュエータ101の場合、ブー
ツ固定バンドXを事前に略リング状に形成する必要があ
るため、バンド巻付けコストが高くなってしまうという
問題があった。
ては、バンド巻付けアクチュエータ101の場合、ブー
ツ固定バンドXを事前に略リング状に形成する必要があ
るため、バンド巻付けコストが高くなってしまうという
問題があった。
【0006】また、ブーツ固定バンドの巻付け装置11
1の場合、上記したように、バンド送りローラ116を
介してコイルされたブーツ固定バンドZが直接供給され
るため、バンド巻付けコストの低減化は図られるもの
の、ブーツYの周囲でかつ3個のクランパ112,11
3,114との間にブーツ固定バンドZを供給する際に
は、ブーツ固定バンドZの端部が3個のクランパ11
2,113,114の内のいずれかに引っ掛かって供給
が滞る恐れがあると共に、これに伴ってバンドカッター
115による切断も円滑になされない可能性があり、加
えて、バンドカッター115による切断時に生じるばり
がブーツY側を向いてしまうことから、ブーツYを傷付
けてしまう恐れがあるという問題を有しており、これら
の問題を解決することが従来の課題となっていた。
1の場合、上記したように、バンド送りローラ116を
介してコイルされたブーツ固定バンドZが直接供給され
るため、バンド巻付けコストの低減化は図られるもの
の、ブーツYの周囲でかつ3個のクランパ112,11
3,114との間にブーツ固定バンドZを供給する際に
は、ブーツ固定バンドZの端部が3個のクランパ11
2,113,114の内のいずれかに引っ掛かって供給
が滞る恐れがあると共に、これに伴ってバンドカッター
115による切断も円滑になされない可能性があり、加
えて、バンドカッター115による切断時に生じるばり
がブーツY側を向いてしまうことから、ブーツYを傷付
けてしまう恐れがあるという問題を有しており、これら
の問題を解決することが従来の課題となっていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたものであって、コイルされたブーツ固定バン
ドを所定の長さに切出してブーツに巻付けるまでの工程
を自動化することができ、加えて、ブーツ固定バンドを
円滑に切断することが可能であると共に、ブーツ固定バ
ンドをブーツに傷を付けることなく巻付けることがで
き、バンド巻付けコストの低減化をも実現することがで
きるブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置を提供する
ことを目的としている。
てなされたものであって、コイルされたブーツ固定バン
ドを所定の長さに切出してブーツに巻付けるまでの工程
を自動化することができ、加えて、ブーツ固定バンドを
円滑に切断することが可能であると共に、ブーツ固定バ
ンドをブーツに傷を付けることなく巻付けることがで
き、バンド巻付けコストの低減化をも実現することがで
きるブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置は、コイルさ
れたブーツ固定バンドを順次先送りするバンド送り部
と、前記バンド送り部をブーツ固定バンドから離間させ
るバンド逃がし部と、ブーツ固定バンドの曲り矯正部
と、前記曲り矯正部を通過したブーツ固定バンドを所定
長さ分だけ先送りする所定長さ送り部と、所定長さ分だ
け送られたブーツ固定バンドを把持・解放するバンド押
え部と、所定長さ分だけ送られたブーツ固定バンドをガ
イド上において切断するバンド切断部と、後続のブーツ
固定バンドに押されて前記ガイド上を移動する切出され
たブーツ固定バンドを受取って所定位置に移動させるバ
ンド移動部と、所定位置に移動した切出されたブーツ固
定バンドをブーツに切断ばりを当該ブーツとは反対側に
位置させて巻付けるバンド巻付け部を備え、所定長さ送
り部に、ブーツ固定バンドの先送り量を変える切替え機
構を設けた構成としたことを特徴としており、このブー
ツ固定バンドの切出し・巻付け装置の構成を前述した従
来の課題を解決するための手段としている。
るブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置は、コイルさ
れたブーツ固定バンドを順次先送りするバンド送り部
と、前記バンド送り部をブーツ固定バンドから離間させ
るバンド逃がし部と、ブーツ固定バンドの曲り矯正部
と、前記曲り矯正部を通過したブーツ固定バンドを所定
長さ分だけ先送りする所定長さ送り部と、所定長さ分だ
け送られたブーツ固定バンドを把持・解放するバンド押
え部と、所定長さ分だけ送られたブーツ固定バンドをガ
イド上において切断するバンド切断部と、後続のブーツ
固定バンドに押されて前記ガイド上を移動する切出され
たブーツ固定バンドを受取って所定位置に移動させるバ
ンド移動部と、所定位置に移動した切出されたブーツ固
定バンドをブーツに切断ばりを当該ブーツとは反対側に
位置させて巻付けるバンド巻付け部を備え、所定長さ送
り部に、ブーツ固定バンドの先送り量を変える切替え機
構を設けた構成としたことを特徴としており、このブー
ツ固定バンドの切出し・巻付け装置の構成を前述した従
来の課題を解決するための手段としている。
【0009】
【0010】
【0011】本発明の請求項2に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置において、所定長さ送り部はブ
ーツ固定バンドの幅方向片側を摺動可能に保持する溝付
きガイドを備えている構成としている。
ドの切出し・巻付け装置において、所定長さ送り部はブ
ーツ固定バンドの幅方向片側を摺動可能に保持する溝付
きガイドを備えている構成としている。
【0012】本発明の請求項3に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置において、バンド移動部はそれ
ぞれ長さの異なるバンドを把持・解放する複数のバンド
グリッパを備えている構成としている。
ドの切出し・巻付け装置において、バンド移動部はそれ
ぞれ長さの異なるバンドを把持・解放する複数のバンド
グリッパを備えている構成としている。
【0013】本発明の請求項4に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置において、バンド移動部はガイ
ドカバーを備えている構成としている。
ドの切出し・巻付け装置において、バンド移動部はガイ
ドカバーを備えている構成としている。
【0014】本発明の請求項5に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置において、バンド巻付け部は、
バンド移動部から送給される切出されたブーツ固定バン
ドの略中央部分を把持・解放する巻付け側バンドグリッ
パと、前記ブーツ固定バンドの略中央部分をブーツにお
けるバンド巻付け部分に押付ける押圧体と、ブーツにお
けるバンド巻付け部分の略四分の一円周長さを有する円
弧状バンド押圧面を具備しかつ基端同士が枢着連結され
て前記押圧体の両側で互いに回動して前記ブーツにおけ
るバンド巻付け部分の略二分の一円周長さの円弧状バン
ド押圧面を形成する一対の第1アームと、ブーツにおけ
るバンド巻付け部分の略四分の一円周長さを有する円弧
状バンド押圧面を具備しかつ各々の基端が前記一対の第
1アームの各先端に枢着連結されて互いに回動して前記
一対の第1アームとともにブーツにおけるバンド巻付け
部分の略円周長さの円弧状バンド押圧面を形成する一対
の第2アームを備えている構成としている。
ドの切出し・巻付け装置において、バンド巻付け部は、
バンド移動部から送給される切出されたブーツ固定バン
ドの略中央部分を把持・解放する巻付け側バンドグリッ
パと、前記ブーツ固定バンドの略中央部分をブーツにお
けるバンド巻付け部分に押付ける押圧体と、ブーツにお
けるバンド巻付け部分の略四分の一円周長さを有する円
弧状バンド押圧面を具備しかつ基端同士が枢着連結され
て前記押圧体の両側で互いに回動して前記ブーツにおけ
るバンド巻付け部分の略二分の一円周長さの円弧状バン
ド押圧面を形成する一対の第1アームと、ブーツにおけ
るバンド巻付け部分の略四分の一円周長さを有する円弧
状バンド押圧面を具備しかつ各々の基端が前記一対の第
1アームの各先端に枢着連結されて互いに回動して前記
一対の第1アームとともにブーツにおけるバンド巻付け
部分の略円周長さの円弧状バンド押圧面を形成する一対
の第2アームを備えている構成としている。
【0015】本発明の請求項6に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置において、一対の第1アームお
よび一対の第2アームの各円弧状バンド押圧面はバンド
嵌合溝を備えている構成としている。
ドの切出し・巻付け装置において、一対の第1アームお
よび一対の第2アームの各円弧状バンド押圧面はバンド
嵌合溝を備えている構成としている。
【0016】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるブーツ固定バ
ンドの切出し・巻付け装置では、まず、コイルされたブ
ーツ固定バンドの先端をバンド送り部により引き出し、
曲り矯正部および所定長さ送り部を通過させてバンド切
断部まで先送りし、この後、バンド切断部を作動させて
ブーツ固定バンドの先端部分を切断してはざいを排出す
ると、原点出しが完了する。
ンドの切出し・巻付け装置では、まず、コイルされたブ
ーツ固定バンドの先端をバンド送り部により引き出し、
曲り矯正部および所定長さ送り部を通過させてバンド切
断部まで先送りし、この後、バンド切断部を作動させて
ブーツ固定バンドの先端部分を切断してはざいを排出す
ると、原点出しが完了する。
【0017】そして、バンド逃がし部の作動によりバン
ド送り部をブーツ固定バンドから離間させて連続運転可
能な状態とした後、運転を開始すると、所定長さ送り部
が作動して曲りが矯正されたブーツ固定バンドを所定の
長さだけブーツ側へ前進させる。
ド送り部をブーツ固定バンドから離間させて連続運転可
能な状態とした後、運転を開始すると、所定長さ送り部
が作動して曲りが矯正されたブーツ固定バンドを所定の
長さだけブーツ側へ前進させる。
【0018】次いで、バンド切断部の作動によりブーツ
固定バンドが切断されると、所定の長さに切出されたブ
ーツ固定バンドは、後続のバンドに押されてバンド移動
部に送られ、このバンド移動部により所定位置に送給さ
れる。
固定バンドが切断されると、所定の長さに切出されたブ
ーツ固定バンドは、後続のバンドに押されてバンド移動
部に送られ、このバンド移動部により所定位置に送給さ
れる。
【0019】次に、バンド巻付け部が作動して切出され
たブーツ固定バンドを所定位置において受け取り、切断
ばりがブーツとは反対側に位置するようにしてブーツに
巻付ける。
たブーツ固定バンドを所定位置において受け取り、切断
ばりがブーツとは反対側に位置するようにしてブーツに
巻付ける。
【0020】したがって、コイルされたブーツ固定バン
ドは、所定の長さに円滑に切出されて、ブーツに傷を付
けることなくしかも自動的かつ連続的に巻付けられるこ
ととなる。
ドは、所定の長さに円滑に切出されて、ブーツに傷を付
けることなくしかも自動的かつ連続的に巻付けられるこ
ととなる。
【0021】また、本発明の請求項1に係わるブーツ固
定バンドの切出し・巻付け装置では、所定長さ送り部に
よる送りが行われていない場合、すなわち、所定長さ送
り部がブーツ固定バンドを解放している場合、バンド押
え部が作動して先送りされたブーツ固定バンドの先端側
を押さえるので、ブーツ固定バンドの後方へのずれが阻
止されることとなる。
定バンドの切出し・巻付け装置では、所定長さ送り部に
よる送りが行われていない場合、すなわち、所定長さ送
り部がブーツ固定バンドを解放している場合、バンド押
え部が作動して先送りされたブーツ固定バンドの先端側
を押さえるので、ブーツ固定バンドの後方へのずれが阻
止されることとなる。
【0022】さらに、本発明の請求項1に係わるブーツ
固定バンドの切出し・巻付け装置では、所定長さ送り部
における切替え機構の作動により、ブーツ固定バンドの
先送り量の変更がなされることから、長さの異なるブー
ツ固定バンドの切出しがなされることとなる。
固定バンドの切出し・巻付け装置では、所定長さ送り部
における切替え機構の作動により、ブーツ固定バンドの
先送り量の変更がなされることから、長さの異なるブー
ツ固定バンドの切出しがなされることとなる。
【0023】本発明の請求項2に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置では、原点出しを行う際に、上
記のように、コイルされたブーツ固定バンドの先端をバ
ンド送り部により引き出し、このバンド送り部の作動に
より曲り矯正部および所定長さ送り部を通過させてバン
ド切断部まで先送りするが、この間、ブーツ固定バンド
は、所定長さ送り部の溝付きガイドにその幅方向片側を
保持されつつ摺動することから、作業者がブーツ固定バ
ンドに手を触れる必要がなく、この原点出し作業におい
て、コイルされたブーツ固定バンドの先端をバンド送り
部に挿入する以外の作業が自動的に行われることとな
る。
ドの切出し・巻付け装置では、原点出しを行う際に、上
記のように、コイルされたブーツ固定バンドの先端をバ
ンド送り部により引き出し、このバンド送り部の作動に
より曲り矯正部および所定長さ送り部を通過させてバン
ド切断部まで先送りするが、この間、ブーツ固定バンド
は、所定長さ送り部の溝付きガイドにその幅方向片側を
保持されつつ摺動することから、作業者がブーツ固定バ
ンドに手を触れる必要がなく、この原点出し作業におい
て、コイルされたブーツ固定バンドの先端をバンド送り
部に挿入する以外の作業が自動的に行われることとな
る。
【0024】本発明の請求項3に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置では、所定位置への長さの異な
るブーツ固定バンドの送給がなされることとなり、本発
明の請求項4に係わるブーツ固定バンドの切出し・巻付
け装置では、所定の長さに切出されたブーツ固定バンド
が後続のバンドに押されてバンド移動部に送られる間の
ガイドに対する浮き上がりが阻止されることとなる。
ドの切出し・巻付け装置では、所定位置への長さの異な
るブーツ固定バンドの送給がなされることとなり、本発
明の請求項4に係わるブーツ固定バンドの切出し・巻付
け装置では、所定の長さに切出されたブーツ固定バンド
が後続のバンドに押されてバンド移動部に送られる間の
ガイドに対する浮き上がりが阻止されることとなる。
【0025】本発明の請求項5に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置では、バンド巻付け部の巻付け
側バンドグリッパが、切出されたブーツ固定バンドを所
定位置において把持すると、押圧体がブーツ固定バンド
の略中央部分をブーツにおけるバンド巻付け部分に押付
けるのに続いて、一対の第1アームが押圧体の両側で互
いに回動してブーツにおけるバンド巻付け部分の略二分
の一円周長さの円弧状バンド押圧面を形成するので、ブ
ーツにおけるバンド巻付け部分の略半周だけ、ブーツ固
定バンドが巻付けられることとなる。
ドの切出し・巻付け装置では、バンド巻付け部の巻付け
側バンドグリッパが、切出されたブーツ固定バンドを所
定位置において把持すると、押圧体がブーツ固定バンド
の略中央部分をブーツにおけるバンド巻付け部分に押付
けるのに続いて、一対の第1アームが押圧体の両側で互
いに回動してブーツにおけるバンド巻付け部分の略二分
の一円周長さの円弧状バンド押圧面を形成するので、ブ
ーツにおけるバンド巻付け部分の略半周だけ、ブーツ固
定バンドが巻付けられることとなる。
【0026】次いで、一対の第2アームが互いに回動し
て一対の第1アームとともにブーツにおけるバンド巻付
け部分の略円周長さの円弧状バンド押圧面を形成するの
で、ブーツにおけるバンド巻付け部分の全周に、ブーツ
固定バンドが巻付けられることとなり、この際、押圧
体,一対の第1アームおよび一対の第2アームの各押圧
力はいずれもブーツの中心を向くことから、ブーツ固定
バンドはブーツにおけるバンド巻付け部分に対して浮き
上がることなく巻付けられて、ブーツ固定バンドのブー
ツ締付け径が確保されることとなる。
て一対の第1アームとともにブーツにおけるバンド巻付
け部分の略円周長さの円弧状バンド押圧面を形成するの
で、ブーツにおけるバンド巻付け部分の全周に、ブーツ
固定バンドが巻付けられることとなり、この際、押圧
体,一対の第1アームおよび一対の第2アームの各押圧
力はいずれもブーツの中心を向くことから、ブーツ固定
バンドはブーツにおけるバンド巻付け部分に対して浮き
上がることなく巻付けられて、ブーツ固定バンドのブー
ツ締付け径が確保されることとなる。
【0027】本発明の請求項6に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置では、一対の第1アームおよび
一対の第2アームの各回動時において、ブーツ固定バン
ドは各円弧状バンド押圧面のバンド嵌合溝に嵌合するの
で、ブーツ固定バンドの円弧状バンド押圧面に対するず
り落ちが阻止されることとなる。
ドの切出し・巻付け装置では、一対の第1アームおよび
一対の第2アームの各回動時において、ブーツ固定バン
ドは各円弧状バンド押圧面のバンド嵌合溝に嵌合するの
で、ブーツ固定バンドの円弧状バンド押圧面に対するず
り落ちが阻止されることとなる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0029】図1ないし図10は本発明に係わるブーツ
固定バンドの切出し・巻付け装置の一実施例を示すもの
であり、この実施例では、ブーツが等速ジョイント用ブ
ーツである場合を示す。
固定バンドの切出し・巻付け装置の一実施例を示すもの
であり、この実施例では、ブーツが等速ジョイント用ブ
ーツである場合を示す。
【0030】図1および図2に示すように、ブーツ固定
バンドの切出し・巻付け装置1は、コイルされたブーツ
固定バンドAを順次先送りするバンド送り部10と、こ
のバンド送り部10をブーツ固定バンドAから離間させ
るバンド逃がし部20と、ブーツ固定バンドAの曲り矯
正部30と、この曲り矯正部30を通過したブーツ固定
バンドAを所定長さ分だけ先送りする所定長さ送り部4
0と、所定長さ分だけ送られたブーツ固定バンドAをガ
イド50上において切断する切断プレス(バンド切断
部)60と、後続のブーツ固定バンドAに押されてガイ
ド50上を移動する切出されたブーツ固定バンドAを受
取って所定位置に移動させるバンド移動部70と、所定
位置に移動したブーツ固定バンドAを等速ジョイント用
ブーツBに切断ばりを等速ジョイント用ブーツBとは反
対側に位置させて巻付けるバンド巻付け部80を備えて
おり、バンド送り部10,バンド逃がし部20,曲り矯
正部30,所定長さ送り部40,ガイド50およびバン
ド切断部60は、いずれもベース2に沿って配置してあ
ると共に、バンド移動部70およびバンド巻付け部80
は、ベース2の後端(図2左端)に隣接して配置してあ
る。
バンドの切出し・巻付け装置1は、コイルされたブーツ
固定バンドAを順次先送りするバンド送り部10と、こ
のバンド送り部10をブーツ固定バンドAから離間させ
るバンド逃がし部20と、ブーツ固定バンドAの曲り矯
正部30と、この曲り矯正部30を通過したブーツ固定
バンドAを所定長さ分だけ先送りする所定長さ送り部4
0と、所定長さ分だけ送られたブーツ固定バンドAをガ
イド50上において切断する切断プレス(バンド切断
部)60と、後続のブーツ固定バンドAに押されてガイ
ド50上を移動する切出されたブーツ固定バンドAを受
取って所定位置に移動させるバンド移動部70と、所定
位置に移動したブーツ固定バンドAを等速ジョイント用
ブーツBに切断ばりを等速ジョイント用ブーツBとは反
対側に位置させて巻付けるバンド巻付け部80を備えて
おり、バンド送り部10,バンド逃がし部20,曲り矯
正部30,所定長さ送り部40,ガイド50およびバン
ド切断部60は、いずれもベース2に沿って配置してあ
ると共に、バンド移動部70およびバンド巻付け部80
は、ベース2の後端(図2左端)に隣接して配置してあ
る。
【0031】バンド送り部10は、ベース2の前端(図
2右端)に設けてあり、図3にも示すように、ベース2
に下端部を枢着連結した回動フレーム11の上端部側に
支持されるフィードモータ12と、このフィードモータ
12の出力軸12aに固定した出力ギア13と、回動フ
レーム11に軸受17を介して支持される中間軸18の
端部に固定されて出力ギア13と噛合う伝達ギア14
と、中間軸18の中央部分に固定した駆動ローラ15
と、ガイド50の前端よりに設けた切欠部分51に駆動
ローラ15と対向して収納されかつベース2に設けた固
定軸19に回転自在に支持されるフリーローラ16を具
備しており、フリーローラ16の外周面には、ブーツ固
定バンドAのずれを防ぐバンド嵌合溝16aが設けてあ
って、このバンド嵌合溝16aは、ガイド50のバンド
ガイド面と同一レベルに位置するようにしてある。
2右端)に設けてあり、図3にも示すように、ベース2
に下端部を枢着連結した回動フレーム11の上端部側に
支持されるフィードモータ12と、このフィードモータ
12の出力軸12aに固定した出力ギア13と、回動フ
レーム11に軸受17を介して支持される中間軸18の
端部に固定されて出力ギア13と噛合う伝達ギア14
と、中間軸18の中央部分に固定した駆動ローラ15
と、ガイド50の前端よりに設けた切欠部分51に駆動
ローラ15と対向して収納されかつベース2に設けた固
定軸19に回転自在に支持されるフリーローラ16を具
備しており、フリーローラ16の外周面には、ブーツ固
定バンドAのずれを防ぐバンド嵌合溝16aが設けてあ
って、このバンド嵌合溝16aは、ガイド50のバンド
ガイド面と同一レベルに位置するようにしてある。
【0032】バンド逃がし部20は、図4にも示すよう
に、ベース2に固定したスタンド21と、このスタンド
21の上端部に基端部を枢着連結した逃がしシリンダ2
2を具備しており、このバンド逃がし部20では、逃が
しシリンダ22におけるシリンダロッド22aの先端部
とバンド送り部10における回動フレーム11の上端部
とを枢着連結することにより、逃がしシリンダ22のロ
ッド押し引き作動によって、バンド送り部10の駆動ロ
ーラ15をフリーローラ16に対して接近・離間させる
ようにしている。
に、ベース2に固定したスタンド21と、このスタンド
21の上端部に基端部を枢着連結した逃がしシリンダ2
2を具備しており、このバンド逃がし部20では、逃が
しシリンダ22におけるシリンダロッド22aの先端部
とバンド送り部10における回動フレーム11の上端部
とを枢着連結することにより、逃がしシリンダ22のロ
ッド押し引き作動によって、バンド送り部10の駆動ロ
ーラ15をフリーローラ16に対して接近・離間させる
ようにしている。
【0033】曲り矯正部30は、回動フレーム11とス
タンド21との間に設けてあり、ベース2に固定したブ
ロック31と、このブロック31の側面でかつガイド5
0のバンドガイド面と同一レベルをなすブーツ固定バン
ドAの移動路の上下側に交互に配設した複数の矯正ロー
ラ32と、ブロック31の前後端部でかつブーツ固定バ
ンドAの移動路の両側に各々対向配置したガイドローラ
33を備えている。
タンド21との間に設けてあり、ベース2に固定したブ
ロック31と、このブロック31の側面でかつガイド5
0のバンドガイド面と同一レベルをなすブーツ固定バン
ドAの移動路の上下側に交互に配設した複数の矯正ロー
ラ32と、ブロック31の前後端部でかつブーツ固定バ
ンドAの移動路の両側に各々対向配置したガイドローラ
33を備えている。
【0034】所定長さ送り部40は、図5にも示すよう
に、ベース2に沿って設けたレール41と、このレール
41に沿ってガイド50の代わりに設けられかつブーツ
固定バンドAの幅方向片側(図5右側)と摺動可能に嵌
合する溝付きガイド42と、レール41上でかつ溝付き
ガイド42を囲んで設けられて当該溝付きガイド42か
らはみ出たブーツ固定バンドAの幅方向片側(図5左
側)と摺動可能に嵌合するバンド通過溝43aを有する
スライドブロック43と、このスライドブロック43に
設けたクランプシリンダ44と、ベース2にブラケット
3を介して取付けた送りシリンダ45を備えている。ク
ランプシリンダ44は、そのロッド44aをバンド通過
溝43aに向けて取付けてあって、そのロッド押し引き
作動によりバンド通過溝43aに嵌合されるブーツ固定
バンドAを把持・解放するものとなっている。一方、送
りシリンダ45は、そのロッド45aの先端部をスライ
ドブロック43に設けた下向きプレート43bに連結さ
せており、そのロッド押し引き作動により、スライドブ
ロック43を図1に仮想線で示す位置と実線で示す位置
との間で、すなわち、レール41の両端に設けたリミッ
トスイッチ48,48の間で移動させるものとなってい
る。
に、ベース2に沿って設けたレール41と、このレール
41に沿ってガイド50の代わりに設けられかつブーツ
固定バンドAの幅方向片側(図5右側)と摺動可能に嵌
合する溝付きガイド42と、レール41上でかつ溝付き
ガイド42を囲んで設けられて当該溝付きガイド42か
らはみ出たブーツ固定バンドAの幅方向片側(図5左
側)と摺動可能に嵌合するバンド通過溝43aを有する
スライドブロック43と、このスライドブロック43に
設けたクランプシリンダ44と、ベース2にブラケット
3を介して取付けた送りシリンダ45を備えている。ク
ランプシリンダ44は、そのロッド44aをバンド通過
溝43aに向けて取付けてあって、そのロッド押し引き
作動によりバンド通過溝43aに嵌合されるブーツ固定
バンドAを把持・解放するものとなっている。一方、送
りシリンダ45は、そのロッド45aの先端部をスライ
ドブロック43に設けた下向きプレート43bに連結さ
せており、そのロッド押し引き作動により、スライドブ
ロック43を図1に仮想線で示す位置と実線で示す位置
との間で、すなわち、レール41の両端に設けたリミッ
トスイッチ48,48の間で移動させるものとなってい
る。
【0035】この場合、所定長さ送り部40は、ブーツ
固定バンドAの先送り量を変える切替え機構を備えてい
る。この切替え機構は、ブラケット3に送りシリンダ4
5と平行に取付けた切替えシリンダ46と、この切替え
シリンダ46におけるロッド46aの先端に設けたスト
ッパ47と、下向きプレート43bの下端に設けられて
ストッパ47と対向するリミットスイッチ49を具備し
ており、この切替え機構では、送りシリンダ45をロッ
ド押し出し作動させた状態において、切替えシリンダ4
6をロッド押し出し作動させてストッパ47を前進さ
せ、送りシリンダ45のロッド引き込み作動時にリミッ
トスイッチ49とストッパ47とを当接させることによ
り、送りシリンダ45のストロークを短くするようにし
ている。
固定バンドAの先送り量を変える切替え機構を備えてい
る。この切替え機構は、ブラケット3に送りシリンダ4
5と平行に取付けた切替えシリンダ46と、この切替え
シリンダ46におけるロッド46aの先端に設けたスト
ッパ47と、下向きプレート43bの下端に設けられて
ストッパ47と対向するリミットスイッチ49を具備し
ており、この切替え機構では、送りシリンダ45をロッ
ド押し出し作動させた状態において、切替えシリンダ4
6をロッド押し出し作動させてストッパ47を前進さ
せ、送りシリンダ45のロッド引き込み作動時にリミッ
トスイッチ49とストッパ47とを当接させることによ
り、送りシリンダ45のストロークを短くするようにし
ている。
【0036】つまり、この実施例におけるブーツ固定バ
ンドの切出し・巻付け装置1では、送りシリンダ45の
みを作動させてブーツ固定バンドAを先送りする長バン
ド用送りと、切替えシリンダ46の作動によりストッパ
47を前進させた状態(図1に実線で示す状態)で送り
シリンダ45を作動させてブーツ固定バンドAを先送り
する短バンド用送りとの二通りの所定長さ送りができる
ものとなっている。
ンドの切出し・巻付け装置1では、送りシリンダ45の
みを作動させてブーツ固定バンドAを先送りする長バン
ド用送りと、切替えシリンダ46の作動によりストッパ
47を前進させた状態(図1に実線で示す状態)で送り
シリンダ45を作動させてブーツ固定バンドAを先送り
する短バンド用送りとの二通りの所定長さ送りができる
ものとなっている。
【0037】また、この実施例では、所定長さ送り部4
0に隣接してバンド押え部55が設けてあり、このバン
ド押え部55は、ブーツ固定バンドAと摺動可能に嵌合
するバンド通過溝56aを有するブロック56と、この
ブロック56に設けたクランプシリンダ57を備えてい
る。クランプシリンダ57は、そのロッド57aをバン
ド通過溝56aに向けて取付けてあって、そのロッド押
し引き作動によりバンド通過溝56aに嵌合されるブー
ツ固定バンドAを把持・解放するようになっており、こ
のバンド押え部55では、所定長さ送り部40における
スライドブロック43が後退する際に、すなわち、スラ
イドブロック43からブーツ固定バンドAが解放された
際に、クランプシリンダ57をロッド押し出し作動させ
て所定長さ分だけ送られたブーツ固定バンドAを把持す
ることにより、このブーツ固定バンドAが後方へずれる
のを阻止するようにしている。
0に隣接してバンド押え部55が設けてあり、このバン
ド押え部55は、ブーツ固定バンドAと摺動可能に嵌合
するバンド通過溝56aを有するブロック56と、この
ブロック56に設けたクランプシリンダ57を備えてい
る。クランプシリンダ57は、そのロッド57aをバン
ド通過溝56aに向けて取付けてあって、そのロッド押
し引き作動によりバンド通過溝56aに嵌合されるブー
ツ固定バンドAを把持・解放するようになっており、こ
のバンド押え部55では、所定長さ送り部40における
スライドブロック43が後退する際に、すなわち、スラ
イドブロック43からブーツ固定バンドAが解放された
際に、クランプシリンダ57をロッド押し出し作動させ
て所定長さ分だけ送られたブーツ固定バンドAを把持す
ることにより、このブーツ固定バンドAが後方へずれる
のを阻止するようにしている。
【0038】切断プレス60は、ベース2に固定した下
ホルダ61と、この下ホルダ61に設けたガイドポスト
62に上下動可能に支持される上ホルダ63と、この上
ホルダ63にリテーナ64を介して取付けたカッター6
5と、下ホルダ61にリテーナ66を介して取付けられ
てガイド50の切欠52に位置するダイ67を具備して
いる。
ホルダ61と、この下ホルダ61に設けたガイドポスト
62に上下動可能に支持される上ホルダ63と、この上
ホルダ63にリテーナ64を介して取付けたカッター6
5と、下ホルダ61にリテーナ66を介して取付けられ
てガイド50の切欠52に位置するダイ67を具備して
いる。
【0039】バンド移動部70は、ベース2の下方に位
置するフレーム4に固定したブーツ固定バンドAの送り
方向に作動するセンター出シリンダ71と、このセンタ
ー出シリンダ71のロッド71aに取付けたブロック7
1b上に固定したクランプシリンダ73と、図6に示す
ように、クランプシリンダ73の作動により昇降するプ
レート73aにロッド74aをブーツ固定バンドAの送
り方向と直交する方向(図6左右方向)に支持させた移
動シリンダ74と、この移動シリンダ74の上面に固定
したブラケット75にロッド76aを平行に支持させた
切替えシリンダ76と、切替えシリンダ76の下面に固
定した2個のバンドグリッパ77,77を備えており、
これらのバンドグリッパ77,77は切替えシリンダ7
6の作動方向に間隔をおいて並べて配置してある。
置するフレーム4に固定したブーツ固定バンドAの送り
方向に作動するセンター出シリンダ71と、このセンタ
ー出シリンダ71のロッド71aに取付けたブロック7
1b上に固定したクランプシリンダ73と、図6に示す
ように、クランプシリンダ73の作動により昇降するプ
レート73aにロッド74aをブーツ固定バンドAの送
り方向と直交する方向(図6左右方向)に支持させた移
動シリンダ74と、この移動シリンダ74の上面に固定
したブラケット75にロッド76aを平行に支持させた
切替えシリンダ76と、切替えシリンダ76の下面に固
定した2個のバンドグリッパ77,77を備えており、
これらのバンドグリッパ77,77は切替えシリンダ7
6の作動方向に間隔をおいて並べて配置してある。
【0040】バンドグリッパ77は、図6の拡大部分に
示すように、切替えシリンダ76側に取付けられる固定
部材77aと、この固定部材77aと対をなし各々の中
間部同士を枢着連結したレバー77bと、固定部材77
aおよびレバー77bの各基端部間に設けた圧縮スプリ
ング77cを具備しており、固定部材77aおよびレバ
ー77bの各先端部間に切出されたブーツ固定バンドA
を把持するものとなっている。
示すように、切替えシリンダ76側に取付けられる固定
部材77aと、この固定部材77aと対をなし各々の中
間部同士を枢着連結したレバー77bと、固定部材77
aおよびレバー77bの各基端部間に設けた圧縮スプリ
ング77cを具備しており、固定部材77aおよびレバ
ー77bの各先端部間に切出されたブーツ固定バンドA
を把持するものとなっている。
【0041】これらのバンドグリッパ77,77は、切
替えシリンダ76の作動によりいずれか一方がガイド5
0に設けたバンド渡し部53の上方に位置するようにな
っており、バンド渡し部53においては、このバンド渡
し部53に設けた突起53aにレバー77bの基端部が
押圧されて、ガイド50のガイド面と同一レベル上で固
定部材77aおよびレバー77bの各先端部間が開くよ
うになっている。
替えシリンダ76の作動によりいずれか一方がガイド5
0に設けたバンド渡し部53の上方に位置するようにな
っており、バンド渡し部53においては、このバンド渡
し部53に設けた突起53aにレバー77bの基端部が
押圧されて、ガイド50のガイド面と同一レベル上で固
定部材77aおよびレバー77bの各先端部間が開くよ
うになっている。
【0042】この場合、図6右側のバンドグリッパ77
を所定長さ送り部40の長バンド用送り時に用い、図6
左側のバンドグリッパ77を所定長さ送り部40の短バ
ンド用送り時に用いるようにしている。
を所定長さ送り部40の長バンド用送り時に用い、図6
左側のバンドグリッパ77を所定長さ送り部40の短バ
ンド用送り時に用いるようにしている。
【0043】また、バンド移動部70は、ガイド50上
に延出するガイドカバー78,78をバンドグリッパ7
7,77にそれぞれ設けており、後続のブーツ固定バン
ドAに押されてガイド50上を移動する切出されたブー
ツ固定長バンドA1(あるいは、ブーツ固定短バンドA
2)が、このバンド移動部70においてガイド50から
浮き上がるのを防ぐようにしている。
に延出するガイドカバー78,78をバンドグリッパ7
7,77にそれぞれ設けており、後続のブーツ固定バン
ドAに押されてガイド50上を移動する切出されたブー
ツ固定長バンドA1(あるいは、ブーツ固定短バンドA
2)が、このバンド移動部70においてガイド50から
浮き上がるのを防ぐようにしている。
【0044】バンド巻付け部80は、図7〜図10に示
すように、ベース81に設けた上下方向のレール82に
沿って移動可能としたスライダ83と、ベース81に設
けられてスライダ83にシリンダロッド84aの先端を
連結した昇降シリンダ84を備えている。
すように、ベース81に設けた上下方向のレール82に
沿って移動可能としたスライダ83と、ベース81に設
けられてスライダ83にシリンダロッド84aの先端を
連結した昇降シリンダ84を備えている。
【0045】スライダ83の下側スタンド部分83aに
は、スライダ83の移動方向に作動する第1シリンダ8
5の基端が固定してあると共に、第1シリンダ85の両
側に対称配置した一対の第2シリンダ86,86の各基
端部がそれぞれ枢着連結してあり、上側スタンド部分8
3bには、バンド移動部70から送給される切出された
ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)の
略中央部分を把持・解放する巻付け側バンドグリッパ8
7が上方に向けて固定した突出プレート83cを介して
装着してあると共に、第1シリンダ85の略軸心上に位
置してブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA
2)の略中央部分を等速ジョイント用ブーツBにおける
バンド巻付け部分に押付ける押圧体88が同じく突出プ
レート83cを介して装着してある。
は、スライダ83の移動方向に作動する第1シリンダ8
5の基端が固定してあると共に、第1シリンダ85の両
側に対称配置した一対の第2シリンダ86,86の各基
端部がそれぞれ枢着連結してあり、上側スタンド部分8
3bには、バンド移動部70から送給される切出された
ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)の
略中央部分を把持・解放する巻付け側バンドグリッパ8
7が上方に向けて固定した突出プレート83cを介して
装着してあると共に、第1シリンダ85の略軸心上に位
置してブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA
2)の略中央部分を等速ジョイント用ブーツBにおける
バンド巻付け部分に押付ける押圧体88が同じく突出プ
レート83cを介して装着してある。
【0046】この巻付け側バンドグリッパ87は、突出
プレート83cにブラケット87aを介して取付けたグ
リッパシリンダ87bと、このグリッパシリンダ87b
のロッド87cに取付けた挾持体87dを備えており、
グリッパシリンダ87bのロッド押し引き作動により、
挾持体87dを突出プレート83cに設けたバンド受け
83dに接近・離間させることによって、ブーツ固定長
バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)の略中央部分を
把持・解放するようにしている。
プレート83cにブラケット87aを介して取付けたグ
リッパシリンダ87bと、このグリッパシリンダ87b
のロッド87cに取付けた挾持体87dを備えており、
グリッパシリンダ87bのロッド押し引き作動により、
挾持体87dを突出プレート83cに設けたバンド受け
83dに接近・離間させることによって、ブーツ固定長
バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)の略中央部分を
把持・解放するようにしている。
【0047】また、バンド巻付け部80は、等速ジョイ
ント用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略四分の一
円周長さを有する円弧状バンド押圧面89aを具備しか
つ基端同士が突出プレート83cの先端側において枢着
連結される一対の第1アーム89,89と、等速ジョイ
ント用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略四分の一
円周長さを有する円弧状バンド押圧面90aを具備しか
つ各々の基端が一対の第1アーム89,89の各先端に
それぞれ枢着連結される一対の第2アーム90,90を
備えている。
ント用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略四分の一
円周長さを有する円弧状バンド押圧面89aを具備しか
つ基端同士が突出プレート83cの先端側において枢着
連結される一対の第1アーム89,89と、等速ジョイ
ント用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略四分の一
円周長さを有する円弧状バンド押圧面90aを具備しか
つ各々の基端が一対の第1アーム89,89の各先端に
それぞれ枢着連結される一対の第2アーム90,90を
備えている。
【0048】一対の第1アーム89,89は、各々の中
間部分を第1シリンダ85におけるロッド85aの先端
に固定した移動体85bの両端部(図10(b)左右端
部)に平行リンク91,91を介してそれぞれ連結させ
ており、第1シリンダ85のロッド押し出し作動によ
り、押圧体88の両側で互いに回動して等速ジョイント
用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略二分の一円周
長さの円弧状バンド押圧面を形成するようになってい
る。
間部分を第1シリンダ85におけるロッド85aの先端
に固定した移動体85bの両端部(図10(b)左右端
部)に平行リンク91,91を介してそれぞれ連結させ
ており、第1シリンダ85のロッド押し出し作動によ
り、押圧体88の両側で互いに回動して等速ジョイント
用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略二分の一円周
長さの円弧状バンド押圧面を形成するようになってい
る。
【0049】一対の第2アーム90,90は、各々に設
けた外向きフランジ90b,90bを一対の第2シリン
ダ86,86におけるロッド86a,86aの各先端部
にそれぞれ枢着連結させており、一対の第2シリンダ8
6,86の各ロッド押し出し作動により、互いに回動し
て一対の第1アーム89,89とともに等速ジョイント
用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略円周長さの円
弧状バンド押圧面を形成するものとなっている。
けた外向きフランジ90b,90bを一対の第2シリン
ダ86,86におけるロッド86a,86aの各先端部
にそれぞれ枢着連結させており、一対の第2シリンダ8
6,86の各ロッド押し出し作動により、互いに回動し
て一対の第1アーム89,89とともに等速ジョイント
用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略円周長さの円
弧状バンド押圧面を形成するものとなっている。
【0050】この場合、一対の第1アーム89,89お
よび一対の第2アーム90,90の各円弧状バンド押圧
面89a,90aには、バンド嵌合溝89c,90cが
設けてある。
よび一対の第2アーム90,90の各円弧状バンド押圧
面89a,90aには、バンド嵌合溝89c,90cが
設けてある。
【0051】なお、図2における符号7はセンサであ
る。
る。
【0052】このブーツ固定バンドの切出し・巻付け装
置1では、ロールされたブーツ固定バンドAの先端をバ
ンド送り部10の駆動ローラ15とフリーローラ16と
の間に挿入し、フィードモータ12を作動させると、ブ
ーツ固定バンドAは、曲り矯正部30,所定長さ送り部
40およびバンド押え部55を通過して切断プレス60
に到達し、センサ7がこれを検知した時点でフィードモ
ータ12が停止する。
置1では、ロールされたブーツ固定バンドAの先端をバ
ンド送り部10の駆動ローラ15とフリーローラ16と
の間に挿入し、フィードモータ12を作動させると、ブ
ーツ固定バンドAは、曲り矯正部30,所定長さ送り部
40およびバンド押え部55を通過して切断プレス60
に到達し、センサ7がこれを検知した時点でフィードモ
ータ12が停止する。
【0053】このとき、所定長さ送り部40には、レー
ル41に沿ってガイド50の代わりに溝付きガイド42
が設けてあるため、ブーツ固定バンドAの幅方向片側
(図5右側)がこの溝付きガイド42に保持されること
から、ブーツ固定バンドAは、作業者がブーツ固定バン
ドAに手を触れなくても、円滑に切断プレス60まで到
達することとなる。
ル41に沿ってガイド50の代わりに溝付きガイド42
が設けてあるため、ブーツ固定バンドAの幅方向片側
(図5右側)がこの溝付きガイド42に保持されること
から、ブーツ固定バンドAは、作業者がブーツ固定バン
ドAに手を触れなくても、円滑に切断プレス60まで到
達することとなる。
【0054】次いで、切断プレス60を作動させてブー
ツ固定バンドAを切断し、はざいを除去して原点出しが
完了する。
ツ固定バンドAを切断し、はざいを除去して原点出しが
完了する。
【0055】そして、バンド逃がし部20の逃がしシリ
ンダ22をロッド引き込み作動させ、バンド送り部10
の駆動ローラ15をフリーローラ16から離間させて連
続運転可能な状態とし、以後、自動運転を開始する。
ンダ22をロッド引き込み作動させ、バンド送り部10
の駆動ローラ15をフリーローラ16から離間させて連
続運転可能な状態とし、以後、自動運転を開始する。
【0056】ここで、ブーツ固定長バンドA1を組付け
側に送給する場合、まず、所定長さ送り部40のクラン
プシリンダ44がロッド押し出し作動し、曲り矯正部3
0を通過してバンド通過溝43aに嵌合したブーツ固定
バンドAをスライドブロック43に把持し、続いて、送
りシリンダ45のロッド押し出し作動により、スライド
ブロック43が図1に仮想線で示す位置から実線で示す
位置まで移動し、これによりブーツ固定長バンドA1分
だけブーツ固定バンドAが先送りされる。
側に送給する場合、まず、所定長さ送り部40のクラン
プシリンダ44がロッド押し出し作動し、曲り矯正部3
0を通過してバンド通過溝43aに嵌合したブーツ固定
バンドAをスライドブロック43に把持し、続いて、送
りシリンダ45のロッド押し出し作動により、スライド
ブロック43が図1に仮想線で示す位置から実線で示す
位置まで移動し、これによりブーツ固定長バンドA1分
だけブーツ固定バンドAが先送りされる。
【0057】次いで、所定長さ送り部40のクランプシ
リンダ44がロッド引き込み作動してブーツ固定バンド
Aを解放し、送りシリンダ45のロッド引き込み作動に
より、スライドブロック43が復帰側に移動する。
リンダ44がロッド引き込み作動してブーツ固定バンド
Aを解放し、送りシリンダ45のロッド引き込み作動に
より、スライドブロック43が復帰側に移動する。
【0058】このとき、バンド押え部55におけるクラ
ンプシリンダ57のロッド押し出し作動により、先送り
されてバンド通過溝56aに嵌合したブーツ固定バンド
Aがブロック56に把持されるので、ブーツ固定バンド
Aの後方へのずれが阻止される。
ンプシリンダ57のロッド押し出し作動により、先送り
されてバンド通過溝56aに嵌合したブーツ固定バンド
Aがブロック56に把持されるので、ブーツ固定バンド
Aの後方へのずれが阻止される。
【0059】次に、切断プレス60の作動によりブーツ
固定バンドAが切断されると、ブーツ固定長バンドA1
は、所定長さ送り部40によって同様にして先送りされ
る後続のブーツ固定バンドAに押されてバンド移動部7
0に送られ、ガイド50におけるバンド渡し部53の突
起53aにレバー77bの基端部が押圧されて固定部材
77aおよびレバー77bの各先端部間が開いている図
6右側のバンドグリッパ77にブーツ固定長バンドA1
が進入すると、クランプシリンダ73の作動によりプレ
ート73aが上昇し、レバー77bが突起53aから解
放されて、圧縮スプリング77cの弾性力によりブーツ
固定長バンドA1がバンドグリッパ77にクランプされ
る。
固定バンドAが切断されると、ブーツ固定長バンドA1
は、所定長さ送り部40によって同様にして先送りされ
る後続のブーツ固定バンドAに押されてバンド移動部7
0に送られ、ガイド50におけるバンド渡し部53の突
起53aにレバー77bの基端部が押圧されて固定部材
77aおよびレバー77bの各先端部間が開いている図
6右側のバンドグリッパ77にブーツ固定長バンドA1
が進入すると、クランプシリンダ73の作動によりプレ
ート73aが上昇し、レバー77bが突起53aから解
放されて、圧縮スプリング77cの弾性力によりブーツ
固定長バンドA1がバンドグリッパ77にクランプされ
る。
【0060】この場合、バンド移動部70のバンドグリ
ッパ77には、ガイド50上に延出するガイドカバー7
8が設けてあるので、後続のブーツ固定バンドAに押さ
れてガイド50上を移動するブーツ固定長バンドA1
は、ガイド50から浮き上がることなくバンドグリッパ
77に進入する。
ッパ77には、ガイド50上に延出するガイドカバー7
8が設けてあるので、後続のブーツ固定バンドAに押さ
れてガイド50上を移動するブーツ固定長バンドA1
は、ガイド50から浮き上がることなくバンドグリッパ
77に進入する。
【0061】この後、移動シリンダ74の作動によりバ
ンドグリッパ77とともにブーツ固定長バンドA1が図
6左側の所定位置に移動し、ブーツ固定長バンドA1は
バンド巻付け部80に引き渡される。
ンドグリッパ77とともにブーツ固定長バンドA1が図
6左側の所定位置に移動し、ブーツ固定長バンドA1は
バンド巻付け部80に引き渡される。
【0062】また、ブーツ固定短バンドA2を組付け側
に送給する場合には、所定長さ送り部40の送りシリン
ダ45がロッド押し出し作動した時点において、切替え
シリンダ46をロッド押し出し作動させてストッパ47
を前進させ、送りシリンダ45のロッド引き込み作動時
にリミットスイッチ49とストッパ47とを当接させる
ことにより、送りシリンダ45のストロークを短くす
る。
に送給する場合には、所定長さ送り部40の送りシリン
ダ45がロッド押し出し作動した時点において、切替え
シリンダ46をロッド押し出し作動させてストッパ47
を前進させ、送りシリンダ45のロッド引き込み作動時
にリミットスイッチ49とストッパ47とを当接させる
ことにより、送りシリンダ45のストロークを短くす
る。
【0063】そして、バンド移動部70では、プレート
73aを上昇させた状態で切替えシリンダ76を作動さ
せて、ガイド50のバンド渡し部53に図6左側のバン
ドグリッパ77を移動させ、続いて、センター出シリン
ダ71を作動させて図6左側のバンドグリッパ77を長
バンドセンターL1から短バンドセンターL2に移動さ
せた後、クランプシリンダ73の作動によりプレート7
3aを下降させると、バンド渡し部53の突起53aに
レバー77bの基端部が押圧されて固定部材77aおよ
びレバー77bの各先端部間が開き、ブーツ固定短バン
ドA2が進入可能となる。
73aを上昇させた状態で切替えシリンダ76を作動さ
せて、ガイド50のバンド渡し部53に図6左側のバン
ドグリッパ77を移動させ、続いて、センター出シリン
ダ71を作動させて図6左側のバンドグリッパ77を長
バンドセンターL1から短バンドセンターL2に移動さ
せた後、クランプシリンダ73の作動によりプレート7
3aを下降させると、バンド渡し部53の突起53aに
レバー77bの基端部が押圧されて固定部材77aおよ
びレバー77bの各先端部間が開き、ブーツ固定短バン
ドA2が進入可能となる。
【0064】次いで、図6左側のバンドグリッパ77に
ブーツ固定短バンドA2が進入すると、上記と同様にし
て、クランプシリンダ73の作動によりプレート73a
が上昇し、レバー77bが突起53aから解放されて、
圧縮スプリング77cの弾性力によりブーツ固定短バン
ドA2がバンドグリッパ77にクランプされ、この後、
移動シリンダ74の作動によりバンドグリッパ77とと
もにブーツ固定短バンドA2が図6左側の所定位置に移
動し、ブーツ固定短バンドA2はバンド巻付け部80に
引き渡されることとなる。
ブーツ固定短バンドA2が進入すると、上記と同様にし
て、クランプシリンダ73の作動によりプレート73a
が上昇し、レバー77bが突起53aから解放されて、
圧縮スプリング77cの弾性力によりブーツ固定短バン
ドA2がバンドグリッパ77にクランプされ、この後、
移動シリンダ74の作動によりバンドグリッパ77とと
もにブーツ固定短バンドA2が図6左側の所定位置に移
動し、ブーツ固定短バンドA2はバンド巻付け部80に
引き渡されることとなる。
【0065】バンド巻付け部80では、巻付け側バンド
グリッパ87におけるグリッパシリンダ87bのロッド
押し出し作動により、挾持体87dがバンド受け83d
に接近して、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バ
ンドA2)の略中央部分を把持するのに続いて、昇降シ
リンダ84のロッド押し出し作動により、スライダ83
が上昇して、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バ
ンドA2)の略中央部分を等速ジョイント用ブーツBに
おけるバンド巻付け部分に押付ける。
グリッパ87におけるグリッパシリンダ87bのロッド
押し出し作動により、挾持体87dがバンド受け83d
に接近して、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バ
ンドA2)の略中央部分を把持するのに続いて、昇降シ
リンダ84のロッド押し出し作動により、スライダ83
が上昇して、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バ
ンドA2)の略中央部分を等速ジョイント用ブーツBに
おけるバンド巻付け部分に押付ける。
【0066】次いで、第1シリンダ85のロッド押し出
し作動により、一対の第1アーム89,89が押圧体8
8の両側で互いに回動して図7(b)に示す状態から図
10に実線で示す状態となり、各々の円弧状バンド押圧
面89a,89aによって等速ジョイント用ブーツBに
おけるバンド巻付け部分の略二分の一円周長さの円弧状
バンド押圧面を形成し、これにより、ブーツ固定長バン
ドA1(ブーツ固定短バンドA2)を等速ジョイント用
ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略半周だけ巻付け
る。
し作動により、一対の第1アーム89,89が押圧体8
8の両側で互いに回動して図7(b)に示す状態から図
10に実線で示す状態となり、各々の円弧状バンド押圧
面89a,89aによって等速ジョイント用ブーツBに
おけるバンド巻付け部分の略二分の一円周長さの円弧状
バンド押圧面を形成し、これにより、ブーツ固定長バン
ドA1(ブーツ固定短バンドA2)を等速ジョイント用
ブーツBにおけるバンド巻付け部分の略半周だけ巻付け
る。
【0067】続いて、図10右側に位置する第2シリン
ダ86のロッド押し出し作動により、図10右側に位置
する第2アーム90が回動して図10に一点鎖線で示す
状態を経て図10に実線で示す状態となり、等速ジョイ
ント用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の右側にブー
ツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)を巻付
け、この後、図10左側に位置する第2シリンダ86の
ロッド押し出し作動により、図10左側に位置する第2
アーム90が回動して図10に一点鎖線で示す状態およ
び二点鎖線で示す状態を経て図10に実線で示す状態と
なり、等速ジョイント用ブーツ111Bにおけるバンド
巻付け部分の左側にブーツ固定長バンドA1(ブーツ固
定短バンドA2)を巻付けて、ブーツ固定長バンドA1
(ブーツ固定短バンドA2)の端部同士を重ね合わせ、
この重ね合わせた部分に図示しない溶接装置により溶接
を施すと、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バン
ドA2)の巻付けが完了する。
ダ86のロッド押し出し作動により、図10右側に位置
する第2アーム90が回動して図10に一点鎖線で示す
状態を経て図10に実線で示す状態となり、等速ジョイ
ント用ブーツBにおけるバンド巻付け部分の右側にブー
ツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)を巻付
け、この後、図10左側に位置する第2シリンダ86の
ロッド押し出し作動により、図10左側に位置する第2
アーム90が回動して図10に一点鎖線で示す状態およ
び二点鎖線で示す状態を経て図10に実線で示す状態と
なり、等速ジョイント用ブーツ111Bにおけるバンド
巻付け部分の左側にブーツ固定長バンドA1(ブーツ固
定短バンドA2)を巻付けて、ブーツ固定長バンドA1
(ブーツ固定短バンドA2)の端部同士を重ね合わせ、
この重ね合わせた部分に図示しない溶接装置により溶接
を施すと、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バン
ドA2)の巻付けが完了する。
【0068】この間、押圧体88が、ブーツ固定長バン
ドA1(ブーツ固定短バンドA2)の略中央部分を等速
ジョイント用ブーツBにおけるバンド巻付け部分に押付
けているため、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短
バンドA2)の中央部分が等速ジョイント用ブーツBか
ら離間することが阻止されるうえ、一対の第1アーム8
9,89および一対の第2アーム90,90の各押圧力
がいずれも等速ジョイント用ブーツBの中心を向くこと
から、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA
2)は、等速ジョイント用ブーツBにおけるバンド巻付
け部分に対して浮き上がることなく巻付けられて、ブー
ツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)のブー
ツ締付け径が確保されることとなる。
ドA1(ブーツ固定短バンドA2)の略中央部分を等速
ジョイント用ブーツBにおけるバンド巻付け部分に押付
けているため、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短
バンドA2)の中央部分が等速ジョイント用ブーツBか
ら離間することが阻止されるうえ、一対の第1アーム8
9,89および一対の第2アーム90,90の各押圧力
がいずれも等速ジョイント用ブーツBの中心を向くこと
から、ブーツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA
2)は、等速ジョイント用ブーツBにおけるバンド巻付
け部分に対して浮き上がることなく巻付けられて、ブー
ツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)のブー
ツ締付け径が確保されることとなる。
【0069】また、一対の第1アーム89,89および
一対の第2アーム90,90の各回動時において、ブー
ツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)は各円
弧状バンド押圧面89a,90aのバンド嵌合溝89
c,90cに嵌合するので、ブーツ固定長バンドA1
(ブーツ固定短バンドA2)の円弧状バンド押圧面89
a,90aからのずり落ちが阻止されることとなる。
一対の第2アーム90,90の各回動時において、ブー
ツ固定長バンドA1(ブーツ固定短バンドA2)は各円
弧状バンド押圧面89a,90aのバンド嵌合溝89
c,90cに嵌合するので、ブーツ固定長バンドA1
(ブーツ固定短バンドA2)の円弧状バンド押圧面89
a,90aからのずり落ちが阻止されることとなる。
【0070】したがって、このブーツ固定バンドの切出
し・巻付け装置1では、コイルされたブーツ固定バンド
Aは、所定の長さに円滑に切出されて、等速ジョイント
用ブーツBに傷を付けることなくしかもほとんど自動的
に巻付けられることとなる。
し・巻付け装置1では、コイルされたブーツ固定バンド
Aは、所定の長さに円滑に切出されて、等速ジョイント
用ブーツBに傷を付けることなくしかもほとんど自動的
に巻付けられることとなる。
【0071】なお、本発明に係わるブーツ固定バンドの
切出し・巻付け装置の詳細な構成は、上記した実施例に
限定されるものではなく、例えば、切断プレス60の作
動時(バンド切断時)に所定長さ送り部40のスライド
ブロック43を復帰移動させ、次にスライドブロック4
3がブーツ固定バンドAをクランプした時点で切断プレ
ス60を待機状態に戻すようになすことにより、バンド
押え部55を省略することも可能である。
切出し・巻付け装置の詳細な構成は、上記した実施例に
限定されるものではなく、例えば、切断プレス60の作
動時(バンド切断時)に所定長さ送り部40のスライド
ブロック43を復帰移動させ、次にスライドブロック4
3がブーツ固定バンドAをクランプした時点で切断プレ
ス60を待機状態に戻すようになすことにより、バンド
押え部55を省略することも可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置では、
上記した構成としたため、コイルされたブーツ固定バン
ドを所定の長さに円滑に切出すことができると共に、ブ
ーツに傷を付けることなく巻付けることが可能であり、
しかも切出しから巻付けまでの工程を自動的かつ連続的
に行うことができるという極めて優れた効果がもたらさ
れる。
に係わるブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置では、
上記した構成としたため、コイルされたブーツ固定バン
ドを所定の長さに円滑に切出すことができると共に、ブ
ーツに傷を付けることなく巻付けることが可能であり、
しかも切出しから巻付けまでの工程を自動的かつ連続的
に行うことができるという極めて優れた効果がもたらさ
れる。
【0073】また、本発明の請求項1に係わるブーツ固
定バンドの切出し・巻付け装置では、所定長さ送り部が
ブーツ固定バンドを解放している際に、ブーツ固定バン
ドが後方へずれてしまうのを防ぐことが可能であると共
に、長さの異なるブーツ固定バンドの切出しを行うこと
ができるという極めて優れた効果がもたらされる。
定バンドの切出し・巻付け装置では、所定長さ送り部が
ブーツ固定バンドを解放している際に、ブーツ固定バン
ドが後方へずれてしまうのを防ぐことが可能であると共
に、長さの異なるブーツ固定バンドの切出しを行うこと
ができるという極めて優れた効果がもたらされる。
【0074】本発明の請求項2に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置では、原点出しを行う際に、作
業者がブーツ固定バンドに手を触れる必要がなく、その
結果、この原点出し作業において、コイルされたブーツ
固定バンドの先端をバンド送り部に挿入する以外の作業
の自動化を実現できるという極めて優れた効果がもたら
される。
ドの切出し・巻付け装置では、原点出しを行う際に、作
業者がブーツ固定バンドに手を触れる必要がなく、その
結果、この原点出し作業において、コイルされたブーツ
固定バンドの先端をバンド送り部に挿入する以外の作業
の自動化を実現できるという極めて優れた効果がもたら
される。
【0075】本発明の請求項3に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置では、所定位置への長さの異な
る複数種のブーツ固定バンドを引き渡すことができ、本
発明の請求項4に係わるブーツ固定バンドの切出し・巻
付け装置では、所定の長さに切出されたブーツ固定バン
ドが後続のブーツ固定バンドに押されてバンド移動部に
送られる間のガイドに対する浮き上がりを防止すること
が可能であるという極めて優れた効果がもたらされる。
ドの切出し・巻付け装置では、所定位置への長さの異な
る複数種のブーツ固定バンドを引き渡すことができ、本
発明の請求項4に係わるブーツ固定バンドの切出し・巻
付け装置では、所定の長さに切出されたブーツ固定バン
ドが後続のブーツ固定バンドに押されてバンド移動部に
送られる間のガイドに対する浮き上がりを防止すること
が可能であるという極めて優れた効果がもたらされる。
【0076】本発明の請求項5に係わるブーツ固定バン
ドの切出し・巻付け装置では、バンド巻付け部におい
て、切出されたブーツ固定バンドをブーツにおけるバン
ド巻付け部分に巻付ける際には、押圧体,一対の第1ア
ームおよび一対の第2アームの各押圧力がいずれもブー
ツの中心を向くことから、ブーツ固定バンドをブーツに
おけるバンド巻付け部分に対して浮き上がることなく巻
付けることができ、したがって、ブーツ固定バンドのブ
ーツ締付け径を確保することが可能であるという極めて
優れた効果がもたらされ、本発明の請求項6に係わるブ
ーツ固定バンドの切出し・巻付け装置では、一対の第1
アームおよび一対の第2アームの各回動時において、ブ
ーツ固定バンドが円弧状バンド押圧面からずり落ちるの
を防ぐことができるという極めて優れた効果がもたらさ
れる。
ドの切出し・巻付け装置では、バンド巻付け部におい
て、切出されたブーツ固定バンドをブーツにおけるバン
ド巻付け部分に巻付ける際には、押圧体,一対の第1ア
ームおよび一対の第2アームの各押圧力がいずれもブー
ツの中心を向くことから、ブーツ固定バンドをブーツに
おけるバンド巻付け部分に対して浮き上がることなく巻
付けることができ、したがって、ブーツ固定バンドのブ
ーツ締付け径を確保することが可能であるという極めて
優れた効果がもたらされ、本発明の請求項6に係わるブ
ーツ固定バンドの切出し・巻付け装置では、一対の第1
アームおよび一対の第2アームの各回動時において、ブ
ーツ固定バンドが円弧状バンド押圧面からずり落ちるの
を防ぐことができるという極めて優れた効果がもたらさ
れる。
【図1】本発明に係わるブーツ固定バンドの切出し・巻
付け装置の一実施例を示す平面説明図である。
付け装置の一実施例を示す平面説明図である。
【図2】図1に示したブーツ固定バンドの切出し・巻付
け装置の側面説明図である。
け装置の側面説明図である。
【図3】図2におけるI−I線位置での断面説明図であ
る。
る。
【図4】図2におけるII−II線位置での断面説明図
である。
である。
【図5】図2におけるIII−III線位置での断面説
明図である。
明図である。
【図6】図1に示したブーツ固定バンドの切出し・巻付
け装置におけるバンド移動部の拡大正面説明図である。
け装置におけるバンド移動部の拡大正面説明図である。
【図7】図1に示したブーツ固定バンドの切出し・巻付
け装置におけるバンド巻付け部の拡大正面説明図(a)
および図1に示したブーツ固定バンドの切出し・巻付け
装置におけるバンド巻付け部の拡大側面説明図(b)で
ある。
け装置におけるバンド巻付け部の拡大正面説明図(a)
および図1に示したブーツ固定バンドの切出し・巻付け
装置におけるバンド巻付け部の拡大側面説明図(b)で
ある。
【図8】図7に示したバンド巻付け部の巻付け側バンド
グリッパ部分における水平断面説明図である。
グリッパ部分における水平断面説明図である。
【図9】図7に示したバンド巻付け部の巻付け側バンド
グリッパ部分における垂直断面説明図である。
グリッパ部分における垂直断面説明図である。
【図10】図7に示したバンド巻付け部の動作説明図で
ある。
ある。
【図11】従来におけるブーツ固定バンドの巻付け装置
を示す斜視説明図である。
を示す斜視説明図である。
【図12】従来におけるブーツ固定バンドの切出し・巻
付け装置を示す正面説明図である。
付け装置を示す正面説明図である。
1 ブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置
10 バンド送り部
20 バンド逃がし部
30 曲り矯正部
40 所定長さ送り部
42 溝付きガイド
46 切替えシリンダ(切替え機構)
47 ストッパ(切替え機構)
49 リミットスイッチ(切替え機構)
50 ガイド
55 バンド押え部
60 切断プレス(バンド切断部)
70 バンド移動部
77 バンドグリッパ
78 ガイドカバー
80 バンド巻付け部
87 巻付け側バンドグリッパ
88 押圧体
89 第1アーム
89a,90a 円弧状バンド押圧面
89c,90c バンド嵌合溝
90 第2アーム
A ブーツ固定バンド
A1 ブーツ固定長バンド
B 等速ジョイント用ブーツ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平4−190980(JP,A)
特開 平4−347073(JP,A)
特開 平6−74249(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16D 3/84
F16J 3/04
Claims (6)
- 【請求項1】 コイルされたブーツ固定バンドを順次先
送りするバンド送り部と、前記バンド送り部をブーツ固
定バンドから離間させるバンド逃がし部と、ブーツ固定
バンドの曲り矯正部と、前記曲り矯正部を通過したブー
ツ固定バンドを所定長さ分だけ先送りする所定長さ送り
部と、所定長さ分だけ送られたブーツ固定バンドを把持
・解放するバンド押え部と、所定長さ分だけ送られたブ
ーツ固定バンドをガイド上において切断するバンド切断
部と、後続のブーツ固定バンドに押されて前記ガイド上
を移動する切出されたブーツ固定バンドを受取って所定
位置に移動させるバンド移動部と、所定位置に移動した
切出されたブーツ固定バンドをブーツに切断ばりを当該
ブーツとは反対側に位置させて巻付けるバンド巻付け部
を備え、所定長さ送り部に、ブーツ固定バンドの先送り
量を変える切替え機構を設けたことを特徴とするブーツ
固定バンドの切出し・巻付け装置。 - 【請求項2】 所定長さ送り部はブーツ固定バンドの幅
方向片側を摺動可能に保持する溝付きガイドを備えてい
る請求項1に記載のブーツ固定バンドの切出し・巻付け
装置。 - 【請求項3】 バンド移動部はそれぞれ長さの異なるバ
ンドを把持・解放する複数のバンドグリッパを備えてい
る請求項1または2に記載のブーツ固定バンドの切出し
・巻付け装置。 - 【請求項4】 バンド移動部はガイドカバーを備えてい
る請求項1〜3のいずれかに記載のブーツ固定バンドの
切出し・巻付け装置。 - 【請求項5】 バンド巻付け部は、バンド移動部から送
給される切出されたブーツ固定バンドの略中央部分を把
持・解放する巻付け側バンドグリッパと、前記ブーツ固
定バンドの略中央部分をブーツにおけるバンド巻付け部
分に押付ける押圧体と、ブーツにおけるバンド巻付け部
分の略四分の一円周長さを有する円弧状バンド押圧面を
具備しかつ基端同士が枢着連結されて前記押圧体の両側
で互いに回動して前記ブーツにおけるバンド巻付け部分
の略二分の一円周長さの円弧状バンド押圧面を形成する
一対の第1アームと、ブーツにおけるバンド巻付け部分
の略四分の一円周長さを有する円弧状バンド押圧面を具
備しかつ各々の基端が前記一対の第1アームの各先端に
枢着連結されて互いに回動して前記一対の第1アームと
ともにブーツにおけるバンド巻付け部分の略円周長さの
円弧状バンド押圧面を形成する一対の第2アームを備え
ている請求項1ないし4のいずれかに記載のブーツ固定
バンドの切出し・巻付け装置。 - 【請求項6】 一対の第1アームおよび一対の第2アー
ムの各円弧状バンド押圧面はバンド嵌合溝を備えている
請求項5に記載のブーツ固定バンドの切出し・巻付け装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11093295A JP3397507B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | ブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11093295A JP3397507B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | ブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08303480A JPH08303480A (ja) | 1996-11-19 |
JP3397507B2 true JP3397507B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=14548262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11093295A Expired - Fee Related JP3397507B2 (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | ブーツ固定バンドの切出し・巻付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3397507B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP11093295A patent/JP3397507B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08303480A (ja) | 1996-11-19 |
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