JP3396565B2 - ウェハのハンドリング及び処理システム - Google Patents

ウェハのハンドリング及び処理システム

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JP3396565B2
JP3396565B2 JP18204195A JP18204195A JP3396565B2 JP 3396565 B2 JP3396565 B2 JP 3396565B2 JP 18204195 A JP18204195 A JP 18204195A JP 18204195 A JP18204195 A JP 18204195A JP 3396565 B2 JP3396565 B2 JP 3396565B2
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シー.アベ ロバート
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ケー.グッドール ランダル
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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は全体的にはウェハのハ
ンドリング及び測定装置に係り、特にウェハの取扱い、
処理、測定の改良されたシステムにかかる。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハを取扱い、測定する装置が
知られている。そのような装置を利用した典型的な施設
はウェハ製造設備や、半導体集積回路製造業を包含す
る。この装置は全般的にウェハを受けとめ、異なったウ
ェハのパラメータを測定する一若しくはそれ以上の測定
ステーションを含み、測定ステーション間並びに、測定
ステーションと施設の人員による包装、出荷部所との間
の移送中におけるウェハを保管する搬送コンテナを含ん
でいる。処理中の人員の過剰な取扱いや移送はウェハを
汚染したり、不注意による破損の機会が多いため不利益
を来たしがちである。
【0003】代表的なウェハの取扱い装置はバキュウム
チャックのような測定用のウェハを受けとめるある種の
取付台を含んでいる。このような取付台はウェハの比較
的大きな表面領域と接触しているので、潜在的な汚れと
なり測定に利用できるウェハの表面領域を縮少させるこ
とになる。測定ステーションの有用な出力データを得る
ために、所定方向にあるウェハ上に何らかの平面または
基準となるものを芯合わせする必要があり、それにより
出力データをウェハの座標と関連づけられるようにす
る。
【0004】
【発明の概要】本発明によると、垂直型のウェハ処理装
置が設けられ、ウェハのエッジのみが接触される。ウェ
ハを垂直に扱うと、空気がウェハを垂直に横断して流れ
るので、微粒子の汚染が部分的に減少することになる。
半導体ウェハの歪は、ウェハを水平に扱ったときの重力
の影響によることがあるが、これもウェハを垂直に扱う
ことで減少される。ウェハのエッジ部のみに接触を限定
すれば、汚染や破損のような、接触による潜在的に有害
な影響を減少させるので、都合がよい。更に、ウェハエ
ッジ部でハンドリングすればウェハの全両面を測定の有
効範囲とすることができる。ウェハの処理装置はウェハ
処理または測定ステーションを包含し、一実施例ではロ
ータ部が取り付けられるサポートブリッジを有してい
る。ロータ部はハウジングとロータを含み、ロータは中
央部の孔と複数の可動グリッパ(把持)のような保持機
構を有し、これにより測定位置にウェハを保持する。ロ
ータの中央部の孔は測定のために受けとめたウェハの両
サイドへの接近を可能としている。一実施態様におい
て、一対の旋回自由なプローブアームにウェハの一方側
に位置する一プローブアームが設けられる。各々のプロ
ーブアームはウェハに隣接する側に取り付けられた一対
のウェハ測定プローブと、ウェハ測定用プローブに対向
する側に取り付けられた一対の基準プローブを持ってい
る。
【0005】容量型センサをもったプローブのようない
ろいろのタイプのプローブやウェハセンサの装置並びに
他のタイプの光学装置のようなウェハ感知機構は、上記
した装置と共に使用するのに適している。そのようなウ
ェハ感知機構は上記したプローブアームのような回転可
能なアームで支持されているか、またはステーションに
あって他の方法で支持される。また、ステーションはレ
ーザのマーキングや、汚染の除去、人工物の除去のよう
な種々のウェハ処理工程を行うために利用される。上記
の装置には融通性があって、いろいろなウェハが走査パ
ターンを達成することができる。ステーションは夫々前
方と後方のプローブアームに隣接した一対の基準バーを
含んでいる。各基準プローブには隣接する基準バーへの
距離を指示する信号がある。信号処理器は基準プローブ
距離信号並びに隣接するウェハ側への距離を表示するウ
ェハ測定プローブからの信号をうけ、基準バー間の所定
距離を知ってウェハの厚さを計算する。その他、いろい
ろなタイプのウェハ測定がなされる。移送機構はウェハ
を垂直にステーションの測定位置に移送する。一態様で
は、移送機構はウェハの低部エッジと係合する抽出器
と、ウェハの頂部エッジと係合するガイドを包含してい
る。この配設により、ウェハはそのエッジに触れられた
まま、ステーションの下方のカセットから測定位置へ垂
直移動のために強固に且つ確実に支持される。
【0006】本発明によれば、ロータグリッパが把持す
る前にウェハを走査するためにセンサを設ける。センサ
が測定したデータを用いれば、ウェハ上の平面又は基準
となるものの位置を確認することができ、従ってグリッ
パがそのような平面又は基準の回避を確実とするために
ウェハの保持前にロータを回転させることができる。追
加のセンサを設け、ウェハの測定結果が出るとすぐ、ロ
ータの動揺や振動効果を除去するようにする。より具体
的には、3個のセンサで、ロータ部のハウジングの如き
固定した基準からロータそれ自体までの距離を測り、ロ
ータの平面を決める。この情報でロータ平面の、固定基
準面からのズレを確かめることができ、従ってプローブ
の測定データを訂正するために固定基準面を使用するこ
とができる。
【0007】バッチ式ウェハ処理並びに単一のウェハの
輸送と測定の装置について述べる。これら両者の処理シ
ステムは複数のステーションを包含し、その各々は一若
しくはそれ以上の測定センサ又はそれと協働する処理装
置をもっている。測定センサは測定されたウェハの特性
又はパラメータを示す出力データをもっている。人工物
除去処理器は測定されたウェハデータのエラーを除去
し、データベースはエラーがなく充分に訂正されたウェ
ハデータを記憶している。この配設は恒久的な記録とし
て特有の価値をもつデータベースを提供する。それはこ
れが事実上の又はデータ領域における実際のウェハの特
性を示すからである。
【0008】コンピュータコントロールは、一又はそれ
以上の測定センサによって測定され、データベースに入
っているウェハデータを利用する複数の情報抽出器の一
又はそれ以上を活用している。この配設の都合のよさは
確定可能なウェハ情報の質を向上させるために抽出器の
ルールに従って種々異なったタイプのセンサからの出力
データが結合されていることである。複数のデータベー
スは情報ハブを介し又はウェハの情報源と使用者を座標
とするリンクを介して結合している。更に、複数の情報
ハブは情報ネットワークを通して相互に連絡している。
このようにしてリンクされたデータベースは、ウェハ構
成施設や半導体装置製作施設のような工場、施設全体を
通して広がっているし、事実一以上のそのような施設を
介して分配している。情報ネットワークとカップルにな
った端末やウェハデータソースは別の作業場や操作シス
テムに設立してもよい。多段のデータベースにおいて、
情報ネットワークを介して多数の実質的なデータベース
において入手可能な適切なデータを迅速に且つ分かりや
すく利用する能力を全体的な半導体処理システムに設け
るならば、端末のオペレータが早期に正しい行動をとる
べく、分配した測定システムに基いた工場処理上のズレ
を観察し診断することができるようになる。この目的
で、計画案と相関関係があったりなかったりするデータ
に対応する所望の調査パラメータに従ったウェハ情報を
利用するためのディスプレイを記載する。このディスプ
レイは他のアイコンのコード化や色の変化によって所望
のウェハサーチパラメータの正常度を示すアイコンを含
んでいる。一つのディスプレイの案ではウェハ処理をす
る異なる日に対して異なるアイコンを提供する。正常態
からの離反を示すような日のアイコンを選択することに
より、追加的なディスプレイレベルを稼働させるように
することが可能である。アイコンを選択したことにより
特定の処理の日を拡張することとなって、その特定の日
に測定したウェハパラメータを代表する更に複数のアイ
コンを示す。各アイコンはコード化されたある特定した
値又は領域からの測定パラメータのズレを示すものであ
る。このディスプレイは、操業システムやファイルの管
理システム乃至データベースのプログラム言語を理解す
る必要なしに、個々のウェハや他の有用な調査基準を代
表するアイコンを得るために更に拡張することができ
る。
【0009】半導体ウェハ処理制御システムは実際のウ
ェハ処理順と同時に作動するリアルタイムのウェハ処理
コンピュータシミュレーションを包含している。処理器
はウェハ測定装置からの実際のウェハ出力データとシミ
ュレートされたデータを比較し、この比較に従い相違を
得る。処理器が設けられるのは相違信号に応答して実際
のウェハの処理順次のために訂正行動を識別するためで
ある。そのような訂正行動は、実際のウェハデータを測
定した段階の前又は後ろ又はそれと同じ処理レベルで実
際のウェハ処理順次において実行されてもよい。この配
設により、収量を上げ、処理装置を利用し、早期のリア
ルタイムの探知とウェハ処理の訂正を行なっている。
【0010】
【実施例】図1によると、ウェハ取扱い及び測定装置1
0は半導体ウェハのような実質的に円形をしたウェハ又
はディスクの特性を受け、これを測定する測定ステーシ
ョン12のごときウェハ処理ステーションを包含して示
している。ここでこの装置は半導体ウェハの取扱いと測
定について述べられるが、この装置は回転式の磁気記憶
ディスクのような実質的に円形をした物の特性の測定に
同様適している。ウェハ22a−nはウェハ測定ステー
ション12への又それからの移動中搬送用カセット24
a−cに保管され、次いで24d−gで保管される。カ
セット24a−gの一つ一つは、ひとつのウェハを受
け、受けたウェハを実質的に垂直方向に維持する形状と
寸法をした複数の溝を有している。このようなカセット
24a−gは維持されているウェハの垂直移送を容易に
するために底部が解放されているか、後記するように測
定ステーション12内に測定位置をもっている。
【0011】測定ステーション12は基板14に支えら
れ、この基板は測定テーブル16に支えられている。こ
の測定テーブル16はこれに沿ってカセット24a−c
を隣接する移送テーブル18に移動させるコンベヤベル
トを含む。測定テーブル12に沿ったカセット24a−
cの移動は断続的である。例えば、ひと度カセット24
bが測定ステーション12と実質的に垂直に一直線状に
なると、カセット24bは固定するが、それに内蔵され
ている半導体ウェハは測定ステーション12内の測定位
置に垂直方向に移送され、測定される如くに処理され、
カセット24bに戻される。より具体的に言うとカセッ
ト24bはテーブル16に沿って漸進的に移動するかス
テップして、後で述べるように内蔵されている各ウェハ
を基板14のスロット60(図3)と正確に垂直に一線
とする。
【0012】ウェハ移動装置23は、移送テーブル18
から、測定されたウェハを選択的に摘まみ上げ、ウェハ
の測定された種々の特質に従って隣接する保管テーブル
20上の保管カセット24d−gの一つに入れる。即
ち、ウェハをより分けして同じ特性を持ったウェハを同
じ保管カセット24d−gに保管し、更に処理したり又
は出荷したりするのが望ましい。移送テーブル18や、
保管テーブル20、移送及び保管用カセット24a−g
などの数と配置は、特定の測定、取扱いやこれらの作業
が行われている設備によって変わってくる。
【0013】移送機構40はウェハ22a−nを一度に
一枚カセット24a−cから測定ステーション12に垂
直に運ぶ。より具体的に言えば移送機構40は基板14
(図3)のスロット60と正確に縦に一直線になって位
置しているウェハ22fをカセット24bから測定位置
に移送する。これについては後記する。ここでは、カセ
ットから測定位置へのウェハの移送中ウェハは実質的に
縦に維持される、と言えば十分である。ウェハ22a−
nもまたテーブル16、18、20に沿ってこれらの間
をカセット24a−gによって移送中には垂直に保持さ
れるのであるから、ウェハ22a−nは取扱い及び測定
の全工程中垂直に維持される。ウェハ22a−nの縦方
向の位置付けは有利である。それはウェハ上を空気が薄
く縦に流れるため粒状の汚染が部分的に減少するからで
ある。半導体ウェハの歪はウェハを水平に扱う際の重力
によることがあるが、これも減少する。
【0014】図2は測定ステーション12を示し、頂部
のウェハサポート44と底部のウェハ移送サポート46
が延出するサポートブリッジ42を包含している。図2
の簡略図には示していないが、底部のウェハ移送サポー
ト46は測定テーブル16と強固に結合している。実施
例のウェハ22fのようなウェハを測定している間にこ
れを維持している測定位置はロータ部分52(図4、5
参照)により規定され、特にロータ86の中央の孔88
で規定される。
【0015】前面の基準バー48はサポートブリッジ4
2の前面に沿って延長し、同様に後面の基準バー50は
サポートブリッジ42の裏面に沿って延長している。前
後のプローブアーム54、56(図3参照)はそれぞれ
前と後の基準バー48、50、サポートブリッジ42の
間に設けられ、後述するように測定位置のウェハのさま
ざまな特質を測定するように操作可能なセンサを持った
プローブを支持している。前面と後面の基準バー48、
50は図3bを用いて下記するように、プローブアーム
54、56を正確に一直線とするために固定の基準を設
けている。このような配設により、プローブ位置情報が
固定基準面48、50と確かに常時関連を持つことにな
る、と言うだけで今は充分である。
【0016】図3に示す処理ステーション12の拡大図
を参照し、ウェハ移送機構40は底部ウェハ移送サポー
ト46と対をなす抽出器58と、頂部ウェハサポート4
4の下端と対をなすウェハガイド70とを包含し、ウェ
ハをカセットから測定ステーション12に垂直に移送す
る。この抽出器58で、ウェハガイド70は垂直移送の
間ウェハをサポートする。ウェハ移送機構40は、ウェ
ハの垂直移送と共に抽出器58を案内する図2の態様で
示すように一対の摺動レール61、62のような抽出器
案内手段を含んでいる。
【0017】以上、注目してきたように、基板14にス
ロット60があり、これを介して移送機構40でウェハ
を移動する。即ち、ウェハ22fは,これの収まってい
るカセット24bが測定ステーション12の下でスロッ
ト60と正確に一線をなしたウェハ22fと実質的に縦
に一線をなした場合に、測定ステーションへ移送する位
置にある。ウェハ抽出器58が作動すると、図2に示す
ようにウェハ22fの下端が抽出器58と係合し、スロ
ット60を介してカセット24bから測定ステーション
12へ押し上げられる。より特定して言うと、ウェハ2
2fが抽出器58により押し上げられると共に、ウェハ
22fの上方エッジ部と係合するべく下降していたウェ
ハガイド70がウェハ22fを上方に案内する。抽出器
58とウェハに接触したガイド70の双方により、ウェ
ハ22fは正確に支持され垂直に移動する。
【0018】図3A は抽出器58部分の拡大図であり、
抽出器58はV字形のエッジ接触部59を包含し、ウェ
ハ22fの外方エッジのみを係合乃至接触するようにな
っている。全般的に半導体ウェハ22a−nは周囲が円
形のエッジをしている。接触部59はウェハの外方円形
エッジとのみ接触する。同様に、実質的に同じウェハガ
イド70もウェハの外方円形エッジのみと接触する。
【0019】図4はロータ部52を示し、円形をしたハ
ウジング80は、これよりわずかに大きな直径の同心状
の取付フランジ82を有している。取付フランジ82に
は複数の孔83があり、螺子などのような固定具を受け
るようになっていて、ロータ部52を測定ステーション
12のサポートブリッジ42にある取付面に固定する。
ハウジング80の中央孔84にはロータ86が回転自由
に位置している。
【0020】ロータ86の中央孔88は、オリエンテー
ションフラット25(図4)のある実施例ウェハ22f
のような半導体ウェハ22a−nを受け止める形状とサ
イズをしている。ロータ86は複数のグリッパ(把持
部)90、92、94を含み、これらはロータ86に対
しウェハ22a−nを適所に保持するためのものであ
る。ロータ86の回転は保持されたウェハ22fを付随
して回転させる。ロータ86は、これから述べるように
ロータ86にウェハを載置する前に回っていて、測定中
にも回っている。
【0021】ハウジング80は製造促進のために2つの
分離した部分80a,b(図5)から成っているように
示されている。このために、上下のハウジング部80
a,80bは複数の孔81を有し、これにファスナを受
け入れてハウジング80を集合させる。又ハウジング8
0にはゲージブロック73が設けられていて測定プロー
ブに目盛りをつけるために用いられる。これについては
後記する。
【0022】ロータ86とハウジング80はコスト面や
製造を考慮して、汚れを都合よく落す被覆された硬質ア
ルミニュームのような適切な物質で構成してよい。グリ
ッパ90−94は適した物質でよく、好ましくは保持さ
れたウェハの汚染を最少にする炭化珪素で作るとよい。
【0023】図5のロータ部52の断面図を参照し、ロ
ータ86はステータコイル100と磁気リング104を
含むDCモータにより回転する。ハウジングの孔84の
側壁には溝98があり、ここにステータコイル100が
配設されている。ステータコイル100には図示のよう
な溝102がある。磁気リング104はロータ側壁の外
方面に設けられ、ステータのコイル溝102を捕捉する
形状をしていて、磁気リング104がステータコイル溝
102の内部に嵌合し、それにより回転可能に作動す
る。磁気リング104にはこれと協働する複数のポール
があり、セラミックを含む適当な材料で構成できる。光
学エンコーダ93はモータのスピードを制御し、光源及
び固定ハウジング80と対をなす検知器99を含んでい
る。目盛りや隣接する可動ロータ86上の指針(inde
x)により反射した光の直交検出(quadrature detectio
n)によりロータの移動方向の検知が可能となる。
【0024】図5Aはロータ部を拡大した図であり、空
気ベアリング85がロータ86とハウジング80間に設
けられ、ロータ86の回転摩擦を低くしている。この目
的で、プレッシャソース111は多岐管113と対をな
し、多岐管は図示のように空気ベアリング85と連通す
る複数の孔と対をなしている。バルブ115は多岐管1
13とプレッシャソース111の継手に設けられ空気ベ
アリング85を加圧したり、減圧したり、又は後記のよ
うにバキュウムソース103と連結している。それぞれ
のプレッシャソース、バキュウムソース111、103
並びにバルブ115はロータ部52に対し遠くに位置し
ているのが好ましく、バルブ115は電子的な制御が可
能である。
【0025】ロータ86が回転すると、バルブ115は
プレッシャソース111を多岐官113に連結し、ベア
リング85を加圧する。真空機構103は一対の孔又は
図示のように空気ベアリング85に連通している入口1
17と、連結しロータの回転中ベアリングから空気を抜
く。このようにすれば、ベアリング内の空気がそこから
逃げるのを防ぎ、ハウジング80とロータ86間の空気
ベアリング85内の微粒子の汚染を除掃又は除去する働
きをする。このようにして、受け止められているウェハ
を汚染しているかも知れない微粒子を取り除いている。
【0026】ロータ86のそれぞれ3個のグリッパは可
動であり、半導体ウェハを測定部に位置させたり除去し
たりするのを容易にしている。グリッパ90−94は、
図5に示すように空隙89に真空を形成して作動させる
スプリング87又は図5Aに示すような真空作動ダイア
フラム119などのような適切なアクチュエータで動か
される。尚、異った型のグリッパが図5、5Aに示され
ている。図5Aの真空作動ダイアフラム119を特に考
察してみると、このダイアフラム119は図示のように
ロータ86を通して溝を介し空気ベアリングと連結する
チャンバ121内に位置している。ベアリング85が加
圧されると、チャンバ121も溝123を介して加圧さ
れる。チャンバ121を加圧すれば、ダイアフラム11
9は図5Aに実線で示す凹位置に向かって屈曲する。こ
の位置でダイアフラム119はグリッパ90上に作用し
てこれを下方に押し下げウェハと係合させる。
【0027】ロータの回転が停止し、ウェハをグリッパ
90との係合から解放しようとすれば、バルブ115は
多岐管113をバキュウムソース103に結合する。こ
のようにすれば、溝123を介してチャンバ121内を
真空にし、代って、溝123はダイアフラムを図5Aに
点線で示す凸位置に向かって屈曲させる。ダイアフラム
119がそのように動くと、グリッパ90は実線で示す
位置から上方へ点線で示す位置へ移動しそれにより保持
ウェハを解放する(即ち、抽出器58とガイド70はウ
ェハを支持する適所にあるということである)。
【0028】図5Aの説明から明らかなように、ダイア
フラムアクチュエータ119はグリッパ90を垂直に移
動させる。グリッパ90−94を図5に101で示して
いるウェハのオリエンテーションフラット面に向け及び
そのオリエンテーションフラットから付加的に水平に動
かしてみることは好ましいといえよう。この目的でグリ
ッパ90−94を動かす、代りのアクチュエータ129
を実施例のグリッパ90について図5Bに少し概略的に
示す。グリッパ90は適当なリンケージ127によって
ロータ86と結合する。リンケージ127は、グリッパ
90が図5Bに実線で示した引っ込んだ位置Aから点線
の位置Bを通りウェハがグリッパ90と係合する点線の
位置Cに移動できるように選択的な可曲性がなければな
らない(なお、リンケージ127は図示を省略)。
【0029】溝123は適当な機構によりアクチュエー
タ129と連通し、チャンバ121への圧力はアクチュ
エータを下降させ、チャンバへの真空はアクチュエータ
を上昇させる。具体的には、プレッシャソース111に
より溝123に導入された圧力に応答して、アクチュエ
ータ129は実線で示す位置A’から垂直に移動して点
線で示す位置B’へ行き、最終的に点線の位置C’に行
く(ロータ86へのカップリングは図示を省略)。位置
A’から位置B’へのアクチュエータ129の移動に応
答して、グリッパ90は図示のようにアクチュエータ1
29の斜面に接して矢印89で示すように水平に位置B
へ移動する。その後、アクチュエータ129は更に位置
C’に下降し、隣接するグリッパ90は矢印97で示す
ように付随的に垂直移行してウェハのエッジ部が係合す
る位置Cに行く。アクチュエータ129を後退させ、保
持されているウェハを解放するにはバキュームソース1
03を溝123と対に、アクチュエータ129を上昇さ
せグリッパ90(常態では後退位置Aに片寄っている)
を後退位置に帰すようにバルブ115を位置づけしなけ
ればならない。
【0030】ウェハ22fがロータの中央の孔88と垂
直に一直線をなすようにする位置にウェハを上げたら
(即ち、ウェハ22fが図5の位置にある測定位置)、
グリッパ90−94は上記したように作動する。その
後、ウェハ22fを図5の測定位置でグリッパ90−9
4に保持させて、ウェハガイド70と抽出器58をそれ
ぞれ上下に後退させる。グリッパ90−94とウェハエ
ッジの係合はこれらのグリッパ90−94を旋回するこ
とによりなされ、それにより軸97、89に沿うグリッ
パ90−94の水平、垂直の動きを無くする。
【0031】図5Cにグリッパ90の拡大図を示す。グ
リッパ90は、図3Aのウェハ抽出器59に似たV字形
の端部を有し、保持ウェハの円形エッジ部に接触するよ
うになっている。実施例に示すウェハ22fの厚さはT
wで、グリッパ端部91の厚さはTgである。好ましく
は、グリッパの端の厚さTgがウェハの厚さTwより小で
あることであり、それによりプローブアーム54、56
はグリッパ90−94に干渉されることなく確実にロー
タの孔88の周囲を回転することができる。
【0032】2つのグリッパにロータ86の頂部近くの
固定位置を設け、可動な一方をロータ底部に位置させる
とかグリッパ90ー94の他の配設はいろいろ考えられ
る。そのような配設であると、ウェハ22fは垂直に上
昇し、固定した上方のグリッパと直接係合する。その
後、下方の可動グリッパはウェハの下方エッジ部と接触
しウェハを保持する。
【0033】ウェハ22fをそのエッジに沿って保持す
るのであるから、それの基準即ちオリエンテーションフ
ラット25(図4)がグリッパ90−94と接触しない
ということを確実にすることは好ましいことである。こ
の目的のために、センサ95が設けられ、これによりグ
リッパ90−94による保持の前にウェハ22fを走査
する。センサ95によりウェハのオリエンテーションフ
ラット25の位置を識別するために分析されるウェハ2
2fの像が提供される。いろいろのタイプのセンサが適
する。例えば、センサ95は、ウェハを測定位置に上げ
つつウェハ22fを走査するために光学センサでよい。
これにかえて、ビデオセンサやカメラによって、ウェハ
をグリッパ90−94による保持前に一度測定位置に上
げて、ウェハ22fの像を得るようにしても良い。この
情報にて、何れのグリッパ90−94もウェハのオリエ
ンテーションフラットに触っていないことを確かめるた
めにグリッパ90ー94によるウェハの保持の前にロー
タ86を回転させる。ロータ86を回転させてグリッパ
90−94がウェハのオリエンテーションフラット25
を避けるようにしたこの配設は測定ステーションにウェ
ハを装填する前にこれを既知のオリエンテーションフラ
ット方向に移動したり、回転したりする必要がなくな
る。多くの応用例では、後続のウェハ測定によりウェハ
中央とオリエンテーションフラット25の位置関係につ
いての情報を与えている。オリエンテーションフラット
位置を決める正確さを向上させるために、センサ95が
決めたオリエンテーションフラット位置に加え、この
「プローブで測定した」オリエンテーションフラットを
用いてもよい。
【0034】ウェハの測定が完了すると、移送機構40
の操作は「反対」になって、ウェハ22fをカセット2
4bに戻す。即ち、抽出器58とガイド70はそれぞれ
上下しウェハ22fのエッジに触れる。その時、グリッ
パ90−94は、抽出器58とガイド70で今支持され
ているウェハのエッジ部を解放し、グリッパがウェハを
下げてカセットに収るときの干渉がないように作動され
る。別のウェハを測定する必要があるときには、カセッ
ト24bはテーブル16に沿って移動しこのウェハとス
ロット60が垂直に一線をなすようにする。
【0035】ウェハ22a−nを測定ステーション12
に移送したりそこから移動したり、測定ステーション内
のウェハの取扱いについての上記の記載から、移送と測
定の操作を通じてウェハ22a−nはそのエッジ部に沿
ってのみ接触されていることが分かるはずである。特
に、ウェハ22a−nが測定ステーションに位置してい
る間は、これらはグリッパ90、92、94が位置する
エッジ部の丸い個所にのみ接触する。更にカセット24
a−nと測定ステーションの間をウェハ22a−nが移
送しているときには、抽出器58とガイド70はウェハ
のエッジの円形部とのみ接している。ウェハ22a−n
の接触はエッジ部に沿ってのみであるから、半導体回路
が形成される領域にはダメジを受けることがないのは確
かである。このようにすれば蓄積した汚染や、破損など
のようなウェハへの接触による潜在的に有害な影響を減
少させる。更に、測定中のウェハ22a−nの接触をそ
のエッジ部に限定すると測定の有効範囲はウェハの使用
可能部全体に及ぶことになる。
【0036】再び図3を参照して、前面、及び後面の回
転プローブ54、56は夫々ロータ86の中央孔88の
反対側に位置する。このように配置すると、保持されて
いるウェハの前面、後面両サイドを同時に測定すること
ができる。ウェハの後面側はロータの孔88を通して測
定できる。回転するプローブアーム54、56は測定ス
テーション12に旋回自由に取り付けられているので、
ウェハを載置したり、取り外したりするのに必要なロー
タ86の路から外すことができるし、下記するように測
定中又は他種の処理中にウェハを横断することができ
る。測定ステーション12はアーム54、56回転用の
モータ55(図3)を含んでいる。アーム54、56は
共に又は何れか一方で回転するように対をなしてもいい
し、独立して回転できるようにしても良い。
【0037】装置10(即ち、プローブ54、56及び
ロータ部52を含む)の測定構成要素は測定テーブル1
6や抽出器58のようなウェハ移送装置と強固に連結さ
せても良い。或いは測定構成要素は、ウェハ測定装置と
移送装置の間で相対的な動作が可能となるように「固定
させず」「遊ばせて」おいてもよい。後者の配設では、
例えば測定テーブル16による振動は、遊ばせてあるプ
ローブアーム54、56及びロータ部分から途切れる。
【0038】回転プローブアーム54、56は後記する
ように、それぞれ一対のウェハ測定プローブ110、1
12と一対の基準プローブ114、116を含んでい
る。ウェハ測定プローブ110、112は個々のウェハ
測定プローブ110a,b、112a,bを包含し、こ
れらのプローブはそれぞれのプローブアーム54、56
から両者間に介在するロータ86に向け延長している。
したがって前面のプローブアーム54と関連するウェハ
測定プローブ110a,bの夫々は後面のプローブアー
ム56と関連する対応ウェハ測定プローブ112a,b
を有する。基準プローブ114、116はウェハ測定プ
ローブ110、112に対向する側に取り付けられ、隣
接する前面、後面の基準バー48、50(図2)に向っ
ている。ここに図示した実施態様では、ウェハ測定プロ
ーブ110、112と基準プローブ114、116は容
量型プローブであるが、下記するように、容量型センサ
以外のものを持った他のタイプのプローブを代わりに使
ってもよい。
【0039】ひとつの利用において、各々のウェハ測定
プローブ110a,b、112a,bは、プローブと隣
接のウェハ22f間の静電容量を指示し、プローブとウ
ェハ22f間の距離を指示する信号を提供する。ウェハ
測定プローブ110a、112a、110b、112b
に対応するプローブは実質的に一直線であるので、それ
により得られた距離指示信号は測定されたウェハの厚さ
を指示するように処理されることができる。
【0040】特に、図3Bの模式図を参照すると、信号
処理器118はプローブ110、112、114、11
6から距離d1、d2、d3、d4を指示する距離指示信号
を得る。基準プローブ114a,bは距離d1を指示す
る信号を備え、基準プローブ116a,bは距離d4を
指示する信号を出力する。同様にウェハ測定プローブ1
10a,bは距離d2を指示する信号を出力し、ウェハ
測定プローブ112a,bは距離d3を指示する信号を
出力する。基準バー48、50の位置は固定であるか
ら、バー48、50間のトータルの距離は既知である。
信号処理器118は図3Bの式に示されているようにウ
ェハ22fの厚さ"t"を求めるために、距離Dから測定
距離d1−d4と既知の対向する容量型基準プローブ間の
幅w1、w2を引く。
【0041】ウェハの厚さに加え、種々のタイプのウェ
ハ測定が上記した装置または、ミクロ的な粗さ、微粒子
の汚染、重金属の汚れ、被膜厚さの測定などのバリエー
ションにより行うことができる。ウェハの平面度は本発
明の譲受人の米国特許第4,860,229号に記載するように
して測定できる。又、ウェハの凹凸の測定は同譲受人の
米国特許第4,750,141号に記載されているように測定で
きる。
【0042】更にここに記載した装置はウェハパラメー
タの測定以外にはウェハ処理工程に適していると言えよ
う。例えば、レーザビームを所定のウェハ位置に当て、
ウェハをマーキングしても良い。あるいは、ウェハの特
別の位置で粒状の汚染を識別したら、ウェハを紫外線に
あてて電荷分離をし、ウェハにエアーを吹付けて、汚染
粒子を除去することも可能である。
【0043】上記した装置の融通性を向上させるために
は、渦電流プローブや表面光電圧プローブのような異な
ったセンサタイプの種々のプローブを回転プローブアー
ム54、56にとりつけてもよい。又は回転プローブア
ーム54、56を共に測定ステーションから除去し、他
のタイプのウェハ感知及び処理装置(ここでは全体的に
ウェハセンサということにする)と置換してもよい。例
えば、レーザビーム発生用レーザソースと散乱光を検知
する検知器を用いて光学的測定ができる。そのようなウ
ェハ探知装置を適当な手段で測定ステーションと連結す
る。例えばその装置をサポートブリッジ42で支持する
か、又は図7に示す測定ステーション708を覆ってい
るハウジング709の内部に取り付けることも可能であ
る。ウェハの好ましい走査を達成するために、レーザを
サポートブリッジ42とロータ86により回転する保持
ウェハに対し固定しても良い。若しくは、好ましい走査
パターンを達成するためにライトビームを複数の可動ミ
ラーにより固定ウェハに対し効果的に移動させても良い
(即ちそれによりウェハの回転の必要をなくする)。
【0044】望ましいウェハ走査パターンを得るために
上記した装置で様々のウェハ走査計画が達成できる。測
定ステーションに図3の回転プローブアーム54、56
を設ける場合、ロータ86と保持ウェハは比較的速く回
転し、一方プローブアーム54、56が比較的遅くウェ
ハを横断するようにすることができる。このタイプの走
査は、ロータの回転が断続的であるとき、図4Aに示す
同心円のパターンとなる。それと違ってロータの回転が
連続的であると図4Bの渦巻状になる。また、図4Cの
走査パターンを得るには、ウェハをゆっくり回し、プロ
ーブアーム54、56を迅速にウェハを横断させても良
い。
【0045】更に別のウェハ走査パターンは上記した代
替のウェハ探知処理装置を用いて得ることができる。こ
の装置はプローブアーム54、56以外の方法で支持さ
れる。例えば、図4Dのパターンはレーザビームを反射
させる旋回ミラーを用い、ロータでウェハを回転させつ
つ保持ウェハにビームをあてることにより得られる。2
つの可動ミラーを用いてウェハのレーザビーム走査をす
る場合のように、ウェハがまったく回転しない場合に
は、図4E、Fのパターンが得られる。図4E、Fのパ
ターンは、上記した移送機構40などにより、ウェハ
を、不連続に又は連続的にカセットから測定ステーショ
ンへ又は後退位置へ移動させつつ、ライトビームを水平
に移行させてウェハを走行させることにより得られる。
【0046】再び図5を参照し、追加のセンサ120を
設けロータ86による動揺や振動を補償し、ウェハ面の
位置測定の正確さを向上させる。動揺はロータ86を傾
斜させるから、保持されているウェハの面101が固定
の基準面からズレることになる。ロータ86の動揺はウ
ェハの厚さの測定において消されている(即ち、前面と
後面の容量型プローブ110、112はウェハに対し反
対方向に同一距離移動するからである)。しかし、ウェ
ハの一方の面または双方の面の位置を測定する場合、ウ
ェハに対する前後プローブ110、112の夫々の絶対
距離は非常に重要である。
【0047】ウェハの形状測定についてロータ動揺の影
響を除去するために、3個の訂正センサ120を設け、
ロータ86の平面を決めるために用いられる。動揺セン
サ120はロータ86周縁の3個所で固定のハウジング
80に結合し、ロータ86への絶対距離を測定する。こ
れにより、固定基準位置からのロータ面のズレを信号処
理器118に与え、ウェハ表面位置の測定を補償するた
めに用いる。
【0048】より具体的に言えば、この目的は測定位置
面101のような1つの固定xy面に対する複数点x,
yでウェハ表面の(z軸に沿った)位置を測定すること
であるある。図5では、x,y,z軸をx軸が図面から
直立しているように示している。もし、ウェハサポート
と表面位置センサの双方が、複数の測定を行うときに、
zにおいて固定しているとすれば、センサの出力zo
(x,y)はウェハ表面位置zw(x,y)を正確に表
すことになる。しかし、複数点を走査し、対応する複数
の測定を行いつつ、ロータ86のようなウェハサポート
はz方向に強固なボデイモーション(rigid body motio
n)を示すかも知れない。従って(誤った)センサ出力
は次式となる。 Zo(X,Y)= Zw(X,Y)+ Zs(X,Y) −−−(1) ここで、zs(x,y)は、固定基準位置とx,yのウ
ェハ表面位置においてプローブに係るサポートの動きに
よる変化に相当している。もし、サポートの位置をロー
タ周辺の3点(x1y1,x2y2,x3y3)で(動揺測定
センサにより)測定するならば、何れかの点x,yの位
置の変化が計算できる。これらの測定は位置x,yにお
ける表面位置の測定zo(x,y)と同時にしなければ
ならない。面は次式のように規定される。 Z(X,Y)= aX + bY + C −−−(2) 変数a,b,cは、i番目の測定と同時にされた凹凸訂
正センサの測定に相当する次式を解くことにより計算で
きる。 Zs,i(X1,Y1)= aiX1 + biY1 + ci −−−(3) Zs,i(X2,Y2)= aiX2 + biY2 + ci −−−(4) Zs,i(X3,Y3)= aiX3 + biY3 + ci −−−(5) i番目の測定位置のプローブに係るウェハサポートの動
きは次式のように書くことができる。 Zs(X,Y)= aiX + biY + Ci −−−(6) サポートの動きから独立したウェハ表面の位置は次式で
計算できる。 Zw(X,Y)= Zo(X,Y)− Zs(X,Y) −−−(7) この式は所望のウェハ表面位置の測定をもっている。
【0049】図1−5に示す装置は色々の技術で較正す
ることができる。一つの較正技術は「測定システムの較
正装置及び方法」と題する本譲受人の共合する米国特許
出願第08/052,384号に記載されていて、容量型プローブ
110、112や基準プローブ114、116のような
種々の測定要素に関する1又はそれ以上のパラメータを
決めることと、このパラメータを測定されたウェハ特性
の計算に用いるために信号処理器118に供給すること
を含んでいる。
【0050】上記したように、ハウジング80のゲージ
ブロック73も測定装置に較正のために用いられる。ゲ
ージブロック73はプローブを統御する(mastering)
ための基準厚を提供し、これによりプローブ110、1
12によるゲージブロック73の厚さの測定を所定の且
つ既知のゲージブロックの厚さと比較しプローブの較正
を行う。
【0051】上記した処理ステーションにあるウェハ測
定又は処理装置の形式に拘らず、処理ステーションと別
の工場地所間にあった従来技術の中間的取扱いや人的移
送に頼ることなく、更には各ステーションからの測定さ
れたウェハ特性の恒久的データベースを記録構成すると
の見地から、単一の工程において多数の異なったウェハ
処理ステーションを通って順次に複数のウェハの処理を
することは特別の利点である。
【0052】図6は模式図であり、例えば結合試験アッ
センブリ602には入力ステーション606において縦
状に束ねられたカセットコンベヤ608から送られたウ
ェハのカセット604が供給される。カセット604は
平坦度(flatness)ステーション610、抵抗率又は導
電率タイプステーション612のような複数の試験ステ
ーションを経て、出力ステーション614に移行する。
出力ステーションでは縦状に束ねられたウェハが移送シ
ステム616によってカセットシャトル618に送られ
る。カセットシャトルは、ウェハ移送アーム622を用
い、ウェハをアッセンブリ620内の複数の出力カセッ
トに類別する。移送アーム622はコントローラ624
で識別されたように測定ステーション610、612か
らの測定標準に従いシャトル618内のカセットからウ
ェハを類別された出力カセットに位置づける。ウェハが
アッセンブリ620でカセットに位置すると、充填した
カセットは測定データに基きコンベヤシステム626で
他の場所に移送される。あるウェハ処理では或るパラメ
ータについて、より厳格な許容誤差を求めることがで
き、一方他のプロセスでは厳格さを低く制御したパラメ
ータを受容することができる。類分けはウェハをより能
率的に用いるために、所望の制約に従いウェハの分類を
する。
【0053】代わりに、図6に示すウェハ及びカセット
のバッチ式処理を図7に示す単一ウェハ処理技術を用い
て行ってもよい。図7では、時間的処理(time process
ing)で単一のウェハを用いたクリーンルーム適合形の
マルチ測定ステーションの配列を示している。図示のよ
うに、ウェハ716は、最初の工程を完了した後、通常
は清浄ステーション702で終了するが、移送ステーシ
ョン703に運ばれる。ここでは、ウェハが個々のウェ
ハホルダ又は図7Aに示されるタイプのキャリアに運ば
れる。
【0054】図7Aにおいて、ウェハキャリア705は
ウェハと実質的に同一形状をし、ウェハ22fを受け止
める中央の孔709を有した外方円形のエッジ部707
をもって示されている。キャリア705は図示のように
中央の孔709に進入していく複数のウェハ保持部71
1を包含している。ウェハ保持部711は弾性があり、
若干動くから、キャリア705内でウェハを確実に保持
するためにウェハエッジに充分な圧力を加えることがで
き、保持部711は保持ウェハ22fをを解放するする
ために移動又は偏向する。このためウェハ保持部711
はバイメタルスプリングから成っているとよく、これは
移動ステーション713、718の適当な加熱及び冷却
に応じて中央孔709内のウェハと係合したり、解放し
たりする。又は保持部711はバイメタルのニッケル−
鉄部材のような磁気歪性材でもよい。これは移動ステー
ション703、718の適切な磁場に応じて可動であ
る。
【0055】キャリア保持部711の端部713は、上
記した抽出器58、ガイド70、グリッパ90−94と
同様に保持ウェハ22fの円形エッジとのみ接触する。
即ち、端部713は図5Cに示すグリッパ90の部分9
1のようにV−字部が形成されている。
【0056】ウェハキャリア705はコスト面や汚染を
考えて、適切な材料で構成する。例えば、保持部711
が延出するキャリア705の端部はプラスチックがよ
い。図1−5により説明した上記した機構がコンベヤか
ら測定ステーションの測定位置まで上記のようにキャリ
ア705を垂直移動するのに適しているため、図7Aに
示すキャリア705のウェハ状をした外方エッジは都合
がよい。しかし種々の形状やウェハ保持装置は夫々のウ
ェハキャリアに適していることを知る必要がある。
【0057】ウェハ716はキャリア705内のコンベ
ヤ704に沿い移送ステーション703から移送され
る。コンベヤ704は移送用にウェハキャリア705を
縦に支持する機構を包含している。移送ステーション7
03から、ウェハは測定領域706に運ばれ、この領域
では複数の垂直ウェハ測定ステーション708、71
0、712、714...が先に述べたようにコンベヤ
チェーンの各ウェハに働きかける。試験順が完了した
ら、コンベヤ704上のウェハ716は第2の移送ステ
ーション718に入っていく。ここでウェハは個々のウ
ェハキャリア705から外されて、分類済、未分類状態
でカセット移送ステーション722内の複数のカセット
720に収められ、そこから半導体集積回路製造所のよ
うな更に処理するために又は顧客への出荷のために搬送
される。ウェハキャリア705や図7の付随的な個々の
ウェハ輸送の利点は取扱いや汚染を減少させるために繰
り返し係合、解放したりしないことである。
【0058】図8は本発明によるデータ集合体と分析技
術を示し、複数のセンサ試験を通過したウェハデータの
恒久的記録を集合し、ウェハパラメータのより総合的特
性付けを行うために1以上の試験のデータを呼び出す。
図示のようにウェハ802を例えば複数のセンサ80
4、808、810...及び信号処理システム81
2、814、816、818で処理されたセンサの出力
によって図6か7の多段測定ステーションシステムに従
って処理し、下記のように測定による人工物やエラーを
除去する一つ一つのウェハに対する複数の試験からのデ
ータは恒久的データベース820に集められる。各ウェ
ハに対しこのレベルでデータを保存しておくことは本発
明の一つの特質である。それは利用できるデータを最も
広範なレベルで表示しており、そこからより優れたウェ
ハ特性と他の情報を何時でも要求に応じ以下のように引
き出すことができるからである。
【0059】恒久的データベース820に入っているデ
ータはコンピュータコントローラ822の制御の下に更
に処理される。このコントーラは、ウェハ面上のディン
プル(dimple)を検出する可能性のあるウェハの全ての
位置からのデータを呼び出す等のために複数の情報抽出
器824、826、828...の1又はそれ以上を作
動させる。このように抽出されたデータは更に1又はそ
れ以上の処理アルゴリズム830、832、834、8
36...により実行された1またはそれ以上のルール
(rule)でさらに処理させる。例えば厚さと光学反射能
の測定の双方から得られたウェハのディンプルを表すデ
ータを引き出す場合、そのような特性の検知に用いられ
るルールは、抽出器824、826、828...から
の生データを処理すべく働き、可能性のあるウェハの各
位置におけるディンプルの存在を決定する。
【0060】図9は図8のデータ分析システムをより広
範な工場環境で示す。ここでは、データベース820に
取り入れられたようにセンサ804...810から得
られ、特性抽出器とルール824...836...で
分析されたデータは、結果として測定ステーションを
出、後続の顧客の使用のために、出荷ステーション90
4で出荷されるウェハと同時に情報ハブ(INFOHUB)
(商標)902を介して情報ネットワーク906に取り
入れられるウェハの欠陥または他の特性の出力情報とな
る。特に、図8及び9に示すデータベース820は工場
全体、または一以上の工場、若しくは他の処理施設を通
じて分配された複数のデータベースの一つであるかも知
れないということを認識することは重要であり、下記す
るように分配されたユーザ端末のためにネットワークを
通してそのような情報を共に引き出すことはこの発明の
一特徴である。
【0061】図8において、センサ804...810
からのセンサデータはデータベース840内の訂正情報
に従い信号処理器812...818で処理される。デ
ータベース840のデータは単一の信号センサ1002
の出力に基き、図10で充分に述べたように較正や他の
技術により得られる。センサ804、806...の1
つに対応するセンサ1002の出力は、測定されたウェ
ハデータの多くの疵の原因についてモデル−ベースとな
った除去の信号処理器812、814...に対応した
人工物除去処理器1004に用いられる。特に、人工物
除去システム1004は公知の技術を利用し多くの訂正
をするが、これは例えば本出願の譲受人の米国特許第4,
931,962; 4,849,916; 4,750,141; 4,217,542; 3,990,00
5; 3,986,109;及び3,775,679号に開示されている。
【0062】測定されたウェハのデータを測定されたウ
ェハのパラメータの「完全」という指示からズラすデー
タの疵の原因は、全体的に可変のタイプのものと不変の
タイプのものに分類される。更に詳述すれば、一定の人
工物は疵が生じたデータの「ルール」をモデリングした
り、詳細を得たり、較正のような公知の技術によりルー
ルと結合するパラメータを得ることで大抵は決められ
る。即ち、エラーの生じたルールを知れば人工物除去処
理器1004により測定されたデータ上にルールの操作
を「逆転」させることができる。較正で訂正可能なエラ
ーが定常的な人工物の典型であり、較正の方法論の知識
があればデータを疵つけるルールを知ることになり、較
正過程が較正のルールと結合する変数を生む。例えば、
測定されたウェハのパラメータのデータを実際のウェハ
のパラメータを正確に指示するものとするために寸法因
子が必要であると決めるために公知の較正技術を用いる
場合、そのような寸法因子情報を、一定の人工物モデル
1008が寸法因子を測定されたデータに用いるために
人工物除去処理器1004に伝えることとなる。更に別
の例として、プローブの配置のようにプローブの制限が
測定データと実際のウェハのパラメータがもつれあいに
なったときは、一定の人工物モデル1008は測定デー
タのもつれをほどくためにもつれの情報を人工物除去処
理器1004に流す。
【0063】一方、一定しない人工物は一定した人工物
と同じ方法では決められないが、それでも不定人工物モ
デル1006でモデル化できる。更に詳述すれば、この
不変人工物とは全般的にデータ疵の原因のことを言って
いるが、この原因は訂正センサ1003により得られた
測定に応答してモデル化することができる。ローラ86
の動揺は動揺センサ120が訂正センサ1003を含む
場合の不定人工物の例である。
【0064】人工物除去処理器1004は不定人工物モ
デル1006から不定人工物に関するデータと一定人工
物モデル1008から一定人工物に関するデータ(この
データは図8のデータベース840に記憶されている)
を受け、その受けたデータに従い、測定されたウェハデ
ータ処理をする。人工物除去システム1004の出力は
実質的に疵のないウェハデータ(即ち、「完全な」ウェ
ハデータの近似値)である。人工物除去処理器1004
からの出力は、本システムに正確さを期することができ
る範囲内で全てのエラーと疵に対して訂正されたウェハ
データを示すデータベース820に与えられる。これは
実質上の、又はデータが共通する場所にある実際のウェ
ハを示しているので、恒久的な記録としての特別な値の
データベース820をつくることになる。
【0065】実質上のデータベース820の恒久的な記
録におけるデータの分析について本発明の操作を図示す
れば図11の如くである。そこに示されているように、
例えば、端末1102のユーザは実質的なデータベース
820にデータが記憶されている全ての、又は選択され
たウェハのディンプル(へこみ疵)があることを、コン
トローラ822を介して要求することができる。この目
的でコントローラ822は適切な特性抽出器824、8
26...(図8)を作動させ、ディンプルを反射でき
る出力データを出す別の測定に基きウェハのディンプル
があるかも知れないことを示すデータを探し、それを抽
出する。例えば、厚さの測定と光学的反射率の測定の双
方は、潜在的にウェハのディンプルを反射する異常物の
ある出力データを出すことができる。特性抽出器824
は、こうしてディンプル特徴を示す厚さの測定と光学的
反射能の測定の双方からデータベース820にデータを
記憶させ、これからデータを取り出す。
【0066】図12Aは、ウェハ疵を検知する特性抽出
器によって用いられる厚さの検知器、光学的反射能の検
知器等の多様な検知器からのデータを示している。更に
詳述すれば、曲線1203は、スペクトル波長などの特
定のパラメータに対する厚さ測定データの感度を示し、
曲線1205は同じパラメータに対する光学的反射能測
定の感度を示している。これらの曲線1203と120
5から明らかなように、各センサ(厚さセンサと光学セ
ンサ)は特別のパラメータの特異な領域に対するデータ
を出す。この領域はセンサ毎に重なってもよいし、重な
らなくてもよい。別の言い方をすれば、何れか一方のセ
ンサのみでは所望の正確さに対する、又は関心のある所
望領域に対するウェハの特性情報を出すことができな
い。コントローラ822は所望のウェハ情報を伝えるた
めに、曲線1203、1205で示されたデータが出る
と所定のソフトウェアのルールを実行する。ソフトウェ
アのこの種のルールに従えば、コントローラ822は両
方のセンサからのデータを結合し、特定ウェハのディン
プルの数を数える。これと異なるセンサ出力又は他の更
に洗練された技術を持ち込んでもよい。
【0067】図12Bは多様な測定センサから与えられ
た代替の出力データを示している。ここで再び、曲線1
202は特定のパラメータに対する厚さセンサの感度を
示し、曲線1204は同パラメータに対する光学センサ
の感度を示している。コントローラが行使するソフトウ
ェアルールの洗練の度合いは、正確さの所望レベルを達
成したり、必要に応じてデータが抽出されたセンサの感
度又は応答に順応させるために変化をつけてもよいこと
を知るべきである。
【0068】多様なセンサからのデータを使用する他の
実施例では、図12Aまたは12Bの曲線がセンサ出力
データの領域の変換を示している。例えば、図12Bの
曲線1202と1204は異なったセンサからの出力デ
ータのラプラス変換を示している。この場合、コントロ
ーラ822はフィルタリングのソフトウェアルールを作
動させ、厚さと光学データを境界し、ディンプルに似た
物の出現とディンプルの特徴を高い精度で識別する、計
量済みの同一物と他のルールに基く相関関係を求める振
動領域において、特性変換曲線1208を得る。
【0069】他の分析ではデータベース820に記憶さ
れた複数のセンサ出力の異なったものの結合を利用する
こともできるが、更にはこれについて、下記する分配さ
れたデータベース820の場合、これらいろいろの分配
データベースからのデータを利用し、多様のセンサデー
タ分析をし、それにより探している情報は複数のセンサ
出力の函数と成り、このようにして情報処理の価値と正
確さを向上させることができるといえよう。
【0070】図13において、データベース820’8
20”820”’...のような複数のデータベース8
20は工場から分配されるのが例であり、工場の作業又
は測定システムそれぞれ804’804”804"'のよ
うに複数に分配されたデータソースから来るデータであ
ることもある。例えば、テーブル820...はいろい
ろの製造段階で、回路試験データのようなウェハ試験デ
ータに沿い半導体処理装置操作状況データを積み上げ
る。このように、一つのウェハにつき多くのテーブル8
20に亘って製作工程が分配している。情報ハブ150
2(INFOHUB)(商標)は供給源と需要者をつないで関
連づけるためにソフトウェア及/又ハードウェア本体の
作用に取り込まれ、分配したデータベース82
0’...のみならず、端末1504、1506...
も、並びにいろいろの工場の工程制御1508、151
0...及びウェハ情報の他の工場情報源、インタープ
リタやユーティライザ1512、1514...を包含
している。
【0071】この代表的な場合、網状組織にすべき制御
と試験装置並びに網状組織を利用しょうとする端末が別
の作業場及び操作システム上に設けられた場合、図14
に示すように、INFOHUB(商標)のようなネットワーク
をネットワーク変換器や出入口1404を介し色々な処
理制御測定のステーション1408、1410...な
どに向けて走らせる。似たようなコンバータが情報ハブ
1402と接続している端末1412、1414を置く
必要がある場合、これらがネットワーク1402上に直
接配置するように迅速に置き換えるか又は設計するよう
にしてもよい。
【0072】全体的な半導体処理設備を設けることの利
点の一つは、それがウェハ製造設備であろうが、半導体
装置の製作設備であろうが、又は図15に示すような二
者の結合であろうが、情報ハブ1502を介して全情報
を利用できる状況の許に、又はもし情報が充分によく広
まった場合にその中の幾つかを以って、ユーザの端末1
504の操作者が早期に訂正作業を行うために、工場で
の処理によるズレを観察し、診断することである。例え
ば、アクセス処理のハードウェア及/又ソフトウェア1
506は、所望の探査パラメータに従って本測定システ
ムを介し、すべてのデータベースの記録820を利用す
るために、計画案1508と相関及び非相関のデータに
従って構成されている。そのような調査はディスプレイ
フォーマット1510にアイコン1512の色彩や他の
コード化により示された正常の程度を、日毎等のように
by-timeベースで示す。例えば1つのアイコンは処理の
一日に相当し、それにより、図8の測定システム又は他
のプロセス制御パラメータから感知された測定パラメー
タが正常態からはずれた日を表示する。更にアイコン1
512は感知された特定の測定のパラメータ又は他の処
理制御のパラメータが注意、危険、乃至警報の領域に入
るなどして正常態から離れた程度を示す。
【0073】追加のディスプレイ(表出映像)1514
は、例えば1又はそれ以上のアイコン1512が正常態
からの分離を示しているなど日毎に起きる状態に関わっ
ているアイコン1512を選択するために情報処理ソフ
トウェアの制御下に端末1504で処理して駆動され
る。アイコン1512の選択を行なった場合、陰影、色
彩又はその他アイコン1516を信号にしたものが許容
限度を越えたデータを示しているディスプレイアイコン
1516に各アイコンが別々にパラメータを与えている
のを示している当日の情報表示量を増加させることとな
る。同様に、ディスプレイ1518は本測定システムを
介して分配されたデータに基づいたウェハの製造又は集
積回路の製造プロセスの処理工程を解析するために利用
することができる。即ち、一連の分離したアイコン15
20はウェハ処理の分離状態の主工程を示している。ア
イコン群1520は、逆にウェハ処理の各小部分の工程
や陰影、色彩を示す別のアイコン1524で、又は許容
限度を越えた測定結果の存在と程度を示す他のコード
で、ディスプレイ1522において拡張でき、それによ
って工場の誤差を局部的なその場の点にとどめている。
【0074】同様に、本測定システムのアクセス処理の
ソフトウェアは、ディスプレイ1510のような、例え
ば別の感知されたパラメータによる全ウェハのディスプ
レイを、他の感知されたパラメータを表示する各アイコ
ン1512、並びに全ウェハを通して各パラメータに生
じた許容限度を越えた程度、頻度を示す色彩及/又陰影
をもって表示するディスプレイを供するために利用され
る。同様に、ディスプレイは陰影化や色彩化によって表
わされる全ての特性を通じてウェハを分離表示している
各アイコンに生じているエラーの程度を示すためにアク
セス処理ソフトウェア1506を介して以上に示したよ
うに拡大させることができる。ディスプレイは、各アイ
コンがアイコン上の色彩化や陰影化した個所によって局
部化した欠陥や許容限度を越えた個所があることを単一
のウェハについて、また単一の検知特性について表示す
るように、更に拡大することができる。後者の表示の場
合、欠陥がある場所を容易に示し、数ウェハを通じて同
じ位置の欠陥の現出がエラー処理の糸口となるように、
アイコンはファィル形状であるよりも実際のウェハ形状
であることが好ましい。
【0075】図16は半導体処理設備の企画において個
々の又は少数の処理工程を表わすために代表的に用いら
れるタイプのリアルタイムシミュレーションの利用を示
している。そこに示されているように、技術のシミュレ
ーション状態を結合して、単一の大きなシミュレーショ
ン1602とし、このシミュレーションは代表的な集積
回路を製造するそれぞれの配置において何度も用いられ
た写真製版、層の成長又は酸化、拡散、イオンの注入、
エッチングなどのそれぞれ実際の工程を示している一連
のミニ工程1604から成る全体的な工場操作を表わし
ている。ステップ1604は、集積回路や他の半導体ウ
ェハ処理の開発のために工場を通じて行われるリアルタ
イム工場処理1608の実際工程1606を、コンピュ
ータシミュレーションと同じほど正確に模倣する。比較
ステーション1610の一連の測定は実際の処理工程1
606の結果を理想化シミュレーション工程1604と
データベース1612に蓄積されたズレのデータと比較
するために用いられる。データベース1612は情報ハ
ブ1614上に網状組織化され、ここにおいてデータ処
理でシミュレーション工程1604 対 実際工程160
6の識別化されたズレに基づいた訂正工程を決定するた
めに、適切な処理を含む1若しくはそれ以上の端末16
16により利用される。訂正は、人工頭脳の使用を介す
などして指示されたズレの知的処理から、例えば各測定
されたズレを克服するために知られている訂正工程の共
同データベース1618に記憶されている形の公知の情
報の公知前、又は公知後(即ち、正方向送り又は帰還の
ように)若しくはそれと同程度で、実際の処理工程16
06の処理を変えるのに適用される。
【0076】
【発明の効果】本発明の好ましい実施態様を記載して、
他の構想を取り入れた態様を利用できることは技術当業
者には明かである。従って、請求の範囲に示される精神
や領域によってのみ本発明を限定すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるウェハ取扱い及び測定装置の
斜視図である。
【図2】 図1のウェハ取扱い及び処理装置の処理ス
テーションの斜視図である。
【図3】 図2の処理ステーションの説明図である。
【図3A】 図3に示す抽出器の拡大図である。
【図3B】 図3に示す装置の模式図である。
【図4】 図2に示す処理器のロータの組立斜視図で
ある。
【図4A】 本発明装置により達成可能な代表的なウェ
ハ走査パターンである。
【図4B】 本発明装置により達成可能な代替的なウェ
ハ走査パターンである。
【図4C】 本発明装置により達成可能な更に代替的な
ウェハ走査パターンである。
【図4D】 本発明装置により達成可能な他のウェハ走
査パターンである。
【図4E】 本発明装置により達成可能な他のウェハ走
査パターンである。
【図4F】 本発明装置により達成可能な他のウェハ走
査パターンである。
【図5】 図4の5−5線に沿ったロータ部分の断面
図である。
【図5A】 図5のロータ部分の空気ベアリングとグッ
リパの拡大図である。
【図5B】 図5の空気ベアリングの拡大図とグッリパ
の代替図である。
【図5C】 図5のロータ部分のグリッパの拡大図で代
表的なウェハとの係合を示す。
【図6】 複数のウェハと複数のカセットを処理する
多段測定ステーションを模式的に示す。
【図7】 単一のウェハ処理ベースでの多段測定ステ
ーション型処理の模式図である。
【図7A】 図7の多段測定ステーション型処理を用い
た代表的な個々のキャリアの平面図である。
【図8】 多段の測定ステーションの出力並びに相関
関係のあるウェハデータ分析を利用したデータ処理のブ
ロック図である。
【図9】 半導体ウェハ処理工場の一部としての総合
試験ステーションの組織を示す処理図である。
【図10】 図8に従ってセンサ出力を処理するブロッ
ク図である。
【図11】 図8に従って得られたウェハデータの処理
を示すブロック図である。
【図12A】多重センサデータに基づいたウェハを特徴
づけるために図8及び11の処理の使用を示すグラフで
ある。
【図12B】多重センサデータに基づいたウェハを特徴
づけるために図8及び11の処理の使用の代替を示すグ
ラフである。
【図13】 図8に従って収集した情報に基づくウェハ
情報システムのデータネットワークのブロック図であ
る。
【図14】 図13を拡張して異なったデータベースの
環境としたブロック図である。
【図15】 半導体ウェハ工場が処理の欠陥や異常など
の性質を見つけて識別する分析的工程を示す処理図であ
る。
【図16】 リアルタイムシミュレイションのズレの検
知と訂正技術を利用した半導体ウェハ処理工場の制御シ
ステムの図である。
【符合の説明】
10・・・・・・ウェハ取扱い及び測定装置 12・・・・・・測定ステーション、測定テーブル 14・・・・・・基板 16・・・・・・測定テーブル 18・・・・・・移送テーブル 20・・・・・・保管テーブル 22a−n・・・ウェハ 23・・・・・・ウェハ移送テーブル 24a−c・・・カセット 24d−g・・・保管カセット 25・・・・・・ウェハのオリエンテーションフラット 40・・・・・・ウェハ移送機構 42・・・・・・サポートブリッジ 44・・・・・・頂部のウェハサポート 46・・・・・・底部のウェハ移送サポートビーム 48・・・・・・前面の基準バー 50・・・・・・後面の基準バー 52・・・・・・ロータ部分 54、56・・・プローブアーム 55・・・・・・モータ 58・・・・・・ウェハ抽出器 59・・・・・・抽出器の接触部 60・・・・・・スロット 61、62・・・レール 70・・・・・・ウェハガイド 73・・・・・・ゲージブロック 80・・・・・・円形ハウジング 80a,b・・・上、下のハウジング部 81、83・・・孔 82・・・・・・同心取付フランジ 84・・・・・・ハウジングの孔 85・・・・・・空気ベアリング 86・・・・・・ロータ 87・・・・・・スプリング 88・・・・・・ウェハ中央の孔 89・・・・・・空隙 90、92、94・・グリッパ(把持部) 93・・・・・・光学エンコーダ 95・・・・・・センサ 79・・・・・・軸 98、121・・溝 99・・・・・・検知器 100・・・・・ステータコイル部 101・・・・・ウェハの平面 102・・・・・ステータコイルの溝 103・・・・・バキュームソース 104・・・・・磁気リング 110・・・・・ウェハ測定プローブ 110a,b・・ウェハ測定プローブ 111・・・・・プレッシャソース 112・・・・・ウェハ測定プローブ、容量型プローブ 112a・・・・ウェハ測定プローブ、容量型プローブ 113・・・・・多岐管 114、116・・・基準プローブ 115・・・・・弁 117・・・・・入口 118・・・・・信号処理器 119・・・・・ダイアフラム 120・・・・・追加センサ、動揺訂正センサ 121・・・・・チャンバ 123・・・・・溝 127・・・・・リンケージ 129・・・・・アクチュエータ 189・・・・・軸 604・・・・・カセット 606・・・・・入力ステーション 608・・・・・カセットコンベヤ 610・・・・・平坦度ステーション 612・・・・・抵抗率または導電率ステーション 614・・・・・出力ステーション 618・・・・・カセットシャトル 620・・・・・集合体 622・・・・・移送アーム 626・・・・・コンベヤシステム 702・・・・・清浄ステーション 703・・・・・移送ステーション 704・・・・・コンベヤ 705・・・・・ウェハキャリア 706・・・・・測定領域 708、710・・・ウェハ測定ステーション 709・・・・・ウェハ受けとめ孔 711・・・・・ウェハ保持部 712、714・・・ウェハ測定ステーション 713・・・・・キャリア保持部の端部 716・・・・・ウェハ 718・・・・・移送ステーション 720・・・・・カセット 804’− 804”’・・測定システム 804・・・・・センサ 808・・・・・センサ 810・・・・・センサ 812・・・・・信号処理システム 814・・・・・信号処理システム 816・・・・・信号処理システム 818・・・・・信号処理システム 820・・・・・データベース 822・・・・・コントローラ 824・・・・・情報抽出器 826・・・・・情報抽出器 828・・・・・情報抽出器 820”、820”’・・データベース 830・・・・・処理演算法 832・・・・・処理演算法 834・・・・・処理演算法 836・・・・・処理演算法 840・・・・・コレクションパス 904・・・・・出荷ステーション 906・・・・・ネットワーク 1002・・・・信号センサ 1003・・・・訂正センサ 1004・・・・人工物除去処理器 1006・・・・可変人工物モデル 1008・・・・人工物モデル 1202・・・・曲線 1203・・・・曲線 1204・・・・曲線 1205・・・・曲線 1404・・・・ゲートウェイ 1408、1410・・処理制御測定ステーション 1412・・・・端末 1414、1506・・アクセス処理ソフトウェア 1502・・・・情報ハブ(INFOHUB) 1504・・・・ユーザの端末 1508・・・・工場の工程制御 1510・・・・ディスプレイフォーマット 1512・・・・アイコン 1516・・・・アイコン 1520・・・・アイコン 1512、1514・・ユーティライザ 1518・・・・デスプレイ 1602・・・・シミュレーション 1604・・・・ミニ工程、理想化シミュレーション工
程 1606・・・・実際の工程 1608・・・・リアルタイム工場処理 1610・・・・比較ステーション 1612・・・・データベース 1614・・・・情報ハブ 1616・・・・端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランダル ケー.グッドール アメリカ合衆国,01863 マサチューセ ッツ州,ノース ケルムスフォード,ウ ェルマン アベニュー 237 (72)発明者 ピーター ドメニカリ アメリカ合衆国,05602 バーモント州, モントピーリア,ロワー バーネット ヒル ロード ルーラル ルート 3, ボックス 186 (56)参考文献 特開 平4−13532(JP,A) 特開 平2−164048(JP,A) 特開 平2−266250(JP,A) 特開 昭63−4641(JP,A) 特開 平2−18947(JP,A) 特開 平6−140478(JP,A) 特開 平5−266849(JP,A) 特開 昭56−100440(JP,A) 特開 平1−161104(JP,A) 特開 平6−216002(JP,A) 特開 平5−102288(JP,A) 特開 平5−190645(JP,A) 特開 平7−122618(JP,A) 特開 平2−253140(JP,A) 特開 昭63−73104(JP,A) 特開 昭62−98634(JP,A) 実開 平2−24534(JP,U) 実開 平1−165647(JP,U) 実開 平5−63037(JP,U) 実開 平4−123541(JP,U) 実開 平5−1238(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 49/07 H01L 21/66

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、 このハウジング内にもうけられ、ディスクを受けとめる
    ために中央に孔を有しているロータと、 上記ディスク上に基準となる場所を決定するセンサと、 上記のハウジングに関連してロータを回転させるモータ
    とを含み、 上記のロータは測定位置に上記の受けとめられたディス
    クを保持する少なくとも1つの把持機構をもち、上記の
    モータは把持機構がディスクを保持する前に上記のロー
    タを回転させる操作が可能であり、それにより把持機構
    はディスクが保持されたとき上記した基準となる場所を
    回避する、 ディスクの取扱い装置。
  2. 【請求項2】 上記のロータは実質的に垂直方向にディ
    スクを保持する、 請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 更に上記ディスクの特質を測定する一対
    のプローブを2セット含み、第一の前記一対のプローブ
    は上記受けとめられたディスクの前面に隣接し、第二の
    前記一対のプローブは上記ディスクの後面に隣接してい
    る、 請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 更に一対のプローブアームを含み、この
    各一は上記2セットのプローブの一対を支持し、プロー
    ブアームは上記ロータの中央の孔の周囲にプローブを転
    入させたり、これから転出させるべく回転自由である、 請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 更に上記のハウジング、ロータ、プロー
    ブアームを支持するサポートブリッジを含む、 請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 更にディスクをカセットからロータに垂
    直に移送するディスク移送機構を含み、この移送機構は
    ディスクの底のエッジ部に係合し、このディスクを上方
    に押し上げて上記ロータの中央孔と実質的に一直線とす
    る抽出器を含む、 請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記の移送機構はディスクの頂部エッジ
    部に係合し、ディスクが上記抽出器により上方に押し上
    げられるとともにディスクを上方に案内するガイドを更
    に含む、 請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記把持機構は、ディスクが抽出器によ
    り係合している間にこのディスクと係合するために上記
    測定位置の平面から移動自由である、 請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 ハウジングと、 このハウジング内に設けられ、ディスクを受けとめるた
    めに中央に孔を有しているロータと、 上記のハウジングに関連してロータを回転させるモータ
    と、 上記ディスクの特性を測定し、特性指示信号を得るため
    の一対のプローブを2セットと、 上記のハウジングと
    連結され、上記ハウジングに関し所定平面からのロータ
    の平面のズレを決定するためにロータへの距離を測定す
    る、動揺を補償する複数のプローブと、 上記の特性指示信号と上記のロータ平面のズレを受ける
    信号処理器とを含み、 上記のロータは上記の受けとめられたディスクを実質的
    に垂直方向に保持するための少なくとも1つの把持機構
    を有し、 上記2セットのプローブのうち第1の一対は上記受けと
    められたディスクの前面に隣接し、その第2の一対は上
    記受けとめられたディスクの後面に隣接し、上記の特性
    指示信号は、この信号上の所定平面からのロータ平面の
    ズレの影響を除去するために、このロータ平面のズレに
    従って修正される、 ディスクの取扱い及びディスクの特性測定装置。
  10. 【請求項10】 ディスクのパラメータを測定するセン
    サを含む測定ステーションと、 ディスクを受けとめ、これを回転させるための測定ステ
    ーションと連結するロータアッセンブリとを包含し、 前記ロータアッセンブリは、 (a)上記測定ステーションに固定的に結合され、中央孔
    を有するハウジングと、 (b)上記のハウジング中央孔に回転可能に位置し、ベア
    リングによりハウジングから間隔をとったロータであっ
    て、該回転可能なロータは上記の受けとめられたディス
    クを前記中央孔内に保持するようになっている保持機構
    を有し、 (c)ロータを回転させるモータであって、該モータは前
    記ロータと連結されたマグネットと、ハウジングに連結
    されたステータコイルを含んでいる、とを有する、 ディスク取扱い及び測定装置。
  11. 【請求項11】 中央の孔を有するハウジングと、 このハウジングの中央孔に回転自由に位置し、中央に孔
    を有するロータと、 ディスクを保持するようになっている保持機構と、 一対のプローブアームとを含み、 上記のディスクは上記ロータの中央孔と実質的に一直線
    となる前面と後面を有し、それによりディスクの前面と
    後面はアクセス可能になり、 上記プローブアームの第一のものは上記ディスクの前面
    に隣接して設けられ、第二のものはディスクの後面に隣
    接して設けられ、上記した対のプローブアームは枢動自
    由で、測定中ロータによりディスクが回転している時、
    上記第一、第二プローブアームを、上記受けとめられた
    ディスクの直径を横断して移動する、 ディスクの取扱い及び測定装置。
  12. 【請求項12】 測定のためにウェハを測定位置に受け
    る測定ステーションと、 この測定ステーションと連結するロータ部と、を含み、 該ロータ部は; 上記測定ステーションに設けられ、中央に孔をもつハウ
    ジングと、 ハウジングの中央孔に回転自由に位置し、中央に孔を有
    するロータと、 このロータを回転させるモータと、を備え、 上記のロータは前面と後面をもったウェハを受け止める
    ためのロータ中央孔を有し、それによりこのウェハの前
    面と後面はアクセス可能となり、更にこのロータは上記
    ロータ中央孔と実質的に一直線をなすようにウェハを保
    持する保持機構をもち、 上記のモータはハウジングと連結するステータコイル
    と、回転作動を得るためにこのステータに隣接する上記
    ロータと連結するマグネットを包含し; 上記測定ステーションと枢動可能に連結する一対のプロ
    ーブアームと、 第一位置から測定位置にウェハを垂直に移送する移送機
    構と、 前記ウェハ上のフラットの位置を決めるためにウェハの
    イメージ を得るためのセンサとを包含し、 上記一対のプローブアームの第一のものは前記ウェハ前
    面に隣接して位置するようになっていて、その第二のも
    のは前記ウェハの後面に隣接して位置するようになって
    いて、 上記移送機構はウェハの第一エッジ部と係合する抽出器
    と、ウェハが垂直方向に移動する時にウェハの第二エッ
    ジ部と係合するガイドとを包含し、 上記ロータは保持機構によるウェハの保持の前に上記の
    モータによって回転され、それにより上記の保持機構は
    上記フラットを回避する、 ウェハ取扱い及び測定装置。
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