JP3393147B2 - テレビモニタ装置 - Google Patents

テレビモニタ装置

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JP3393147B2
JP3393147B2 JP03792293A JP3792293A JP3393147B2 JP 3393147 B2 JP3393147 B2 JP 3393147B2 JP 03792293 A JP03792293 A JP 03792293A JP 3792293 A JP3792293 A JP 3792293A JP 3393147 B2 JP3393147 B2 JP 3393147B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビドアホン等に
使用されるテレビモニタ装置に関し、特に、モニタに映
し出される画面を電子的に上下左右に移動することがで
きるテレビモニタ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、本出願人が平成3年4月10日
出願の特願平3−77732号(特開平4ー31117
4号)に提案されたテレビモニタ装置のブロック図であ
る。
【0003】このテレビモニタ装置は、撮像して得られ
た映像信号をモニタに映し出しながら、モニタ画面の所
望の部分を、ボタン操作によりモニタ画面の中央部に移
動させると共に、たとえば、面積比で4倍に拡大させて
映し出すことができるように構成されている。
【0004】このテレビモニタ装置は、まずテレビカメ
ラ1により来訪者2を撮像し、その映像信号AS1を出
力する。映像信号AS1は、画素ごとにデジタル信号に
変換しデジタル映像信号DS1を出力するA/Dコンバ
ータ3に入力され、および前記デジタル映像信号DS1
は、アドレス指定によりメモリ4に記憶される。
【0005】次に、メモリ4から読出されたデジタル映
像信号DS2は、D/Aコンバータ5に入力され、その
出力はアナログ信号に変換され映像信号AS2を出力す
る。映像信号AS2は、モニタ部6に入力され、入力に
応じて画面表示する。また、メモリ4は、それに画素ご
とにデータの書込またはデータの読出を行うための書込
/読出アドレス信号W/Rを与えるスイッチ7の端子a
に接続されている。
【0006】スイッチ7の一方の入力端子bに書込アド
レス信号WSを与えるライトアドレスカウンタ8、スイ
ッチ7の他方の入力端子cに読出しアドレス信号RSを
与えるリードアドレスカウンタ9が接続され、前記アド
レスカウンタ8および9はそのカウント動作を駆動制御
するアドレスコントローラ10に接続され、アドレスコ
ントローラ10はタイマー11、外部操作される設定ボ
タン12および同期分離回路13に接続されている。同
期分離回路13はテレビカメラ1に接続され、A/Dコ
ンバータ3はライトアドレスカウンタ8、リードアドレ
スカウンタ9およびスイッチ7の端子aに接続されてい
る。
【0007】A/Dコンバータ3は、与えられる映像信
号AS1を所定のサンプリングパルスSPに同期して各
画素ごとに標本化し、デジタル映像信号DS1を出力す
る。サンプリングパルスSPは、A/Dコンバータ3の
内部で発生され、次段に接続されたスイッチ7とライト
およびリードアドレスカウンタ8および9に同時に与え
られる。
【0008】メモリ4は、1フィールド分の映像信号を
各画素ごとに記憶できるデジタルメモリである。スイッ
チ7から与えられる書込/読出アドレス信号W/Rによ
って指定されたアドレスに、A/Dコンバータ3から与
えられるデジタル映像信号DS1を書込み、また書込/
読出アドレス信号W/Rによって指定されるアドレスに
ストアされている前記信号DS1を読出して、デジタル
映像信号DS2として出力するように動作する。
【0009】スイッチ7は、2つの入力端子bおよびc
と1つの出力端子aとを含む。入力端子の一方の端子b
にはライトアドレスカウンタ8から書込アドレス信号W
Sが与えられ、他方の端子cにはリードアドレスカウン
タ9から読出アドレス信号RSが与えられる。スイッチ
7はサンプリングパルスSPに応答して、その信号入力
側が切換えられて、切換えられた入力端子側に与えられ
る信号を出力側に導出するように動作する。したがっ
て、スイッチ7の出力端子aから導出される書込/読出
アドレス信号W/Rは、書込アドレス信号WSおよび読
出アドレス信号RSのいずれか一方である。
【0010】同期分離回路13は、テレビカメラ1が出
力する映像信号AS1を入力し、それから水平同期信号
HDおよび垂直同期信号VD等の同期信号成分のみを抽
出して、同期信号HVをアドレスコントローラ10に出
力する。
【0011】設定ボタン12には、画像を上下左右に移
動させるための指示ボタンを有し、外部操作により、モ
ニタ部6の画面に表示された画像の所望される部分の画
像を上下左右に操作し、それを画面中央に移動させ、か
つ拡大させて映し出させるような設定信号S1を出力す
る。
【0012】アドレスコントローラ10は、同期信号H
Vおよび設定信号S1を入力し、それらにより書込開始
信号W1、水平方向読出開始信号HS、垂直方向読出開
始信号VSおよび拡大モード指定信号ZSを出力する。
また、タイマ11はアドレスコントローラ10のタイミ
ングを制御する。アドレスコントローラ10は、設定信
号S1が継続して与えられる期間をタイマ11により計
時し、その計時データに応答して水平方向読出開始信号
HSまたは垂直方向読出開始信号VSの出力タイミング
を調整するように動作する。すなわち、アドレスコント
ローラ10は、同期信号HVが与えられると、書込開始
信号W1、水平方向読出開始信号HSおよび垂直方向読
出開始信号VSを出力する。また、アドレスコントロー
ラ10は、同期信号HVおよび設定信号S1が与えられ
ると、それらにより拡大モード指定信号ZSを出力する
とともに、水平方向読出開始信号HSならびに垂直方向
読出開始信号VSをタイミング調整しながら出力する。
この信号出力の詳細については後述する。
【0013】ライトアドレスカウンタ8は、書込開始信
号W1が与えられると、サンプリングパルスSPに同期
して書込アドレス信号WSを出力する。書込アドレス信
号WSは、次段に接続されたスイッチ7の入力端子bに
与えられる。リードアドレスカウンタ9は、垂直方向読
出開始信号VS、水平方向読出開始信号HSおよび拡大
モード指定信号ZSが与えられると、サンプリングパル
スSPに同期して読出アドレス信号RSを出力する。読
出アドレス信号RSは、次段に接続されたスイッチ7の
入力端子cに与えられる。
【0014】ライトアドレスカウンタ8およびリードア
ドレスカウンタ9は、メモリ4の記憶容量に関連してそ
のカウント値の最大値が予め設定されており、この設定
された最大カウント値を超えて、なおカウンタ動作する
ことはない。特に、リードアドレスカウンタ9は、拡大
モード指定信号ZSが与えられると、その時点でモニタ
画面の画像拡大モードが指定されているかどうかを判別
し、もしそれが指定されていれば通常時と同一のカウン
ト値出力周期を有するが、そのカウント値の更新速度は
半減するよう動作する。したがって、同一内容の読出ア
ドレス信号RSが連続して2回出力されることになる。
そして、この拡大モード時のカウント値の最大値も予め
ストアしている。
【0015】図4(a)および(b)は、前述の装置に
よる画像の移動と拡大とを説明するための図である。次
に、図3に示されたテレビモニタ装置にモニタ画面にお
ける画面の移動と拡大を、図4について説明する。
【0016】テレビカメラ1が来訪者2を撮像し、たと
えば図4(a)の左側のようにモニタ部6のモニタ画面
の左上に来訪者2が片寄って映っていたならば、撮影者
は、前記来訪者像をモニタ画面の中央部に映し出すよう
に、設定ボタン12の右ボタンおよび下ボタンを操作す
る。このとき、モニタ部6におけるモニタ画面は、図4
(a)の左側のように、設定された画面の左上から、右
下方向に移動し同図の右側のように、たとえば4倍に拡
大され、モニタ画面中央部に表示されることになる。こ
のとき、メモリ4における画像データの書込と読出は以
下のように行われる。
【0017】図4(b)に示されるように、メモリ4は
二次元の画素の配列を有し、前記画素配列はm行n列に
構成され、(0、0)〜(m−1,n−1)の画素用の
アドレスを備えていると想定する。
【0018】このテレビモニタ装置において設定ボタン
12が操作されず、画面の拡大が指定されていない場
合、アドレスコントローラ10は同期分離回路13を介
して与えられる同期信号HVの入力に応答して、書込開
始信号W1、垂直方向読出開始信号VSおよび水平方向
読出開始信号HSを出力する。書込開始信号W1は、ラ
イトアドレスカウンタ8に、サンプリングパルスSPに
同期して書込アドレス信号WSを出力させるように作用
する。また、垂直方向読出開始信号VSおよび水平方向
読出開始信号HSは、リードアドレスカウンタ9に、サ
ンプリングパルスSPに同期して読出アドレス信号RS
を出力させるように作用する。
【0019】スイッチ7は、サンプリングパルスSPに
応答して、その信号入力側が交互に切換えられるので、
出力側に導出される書込/読出アドレス信号W/Rに
は、書込アドレス信号WSおよび読出アドレス信号RS
が交互に含まれて、メモリ4に与えられる。
【0020】メモリ4は、前段のA/Dコンバータ3に
おいてサンプリングパルスSPに同期してサンプリング
されて得られた各画素ごとのデジタル映像信号DS1
を、書込/読出アドレス信号W/Rに含まれる書込アド
レス信号WSによって指定されるアドレスに書込み、書
込直後に与えられる前記信号W/Rに含まれる読出アド
レス信号RSによって、直前に書込まれた前記信号SD
1を読出してデジタル映像信号DS2として導出するよ
う動作する。
【0021】デジタル映像信号DS2は、D/Aコンバ
ータ5を介して映像信号AS2に変換された後、モニタ
部6においてモニタ画面に表示される。
【0022】以上のように、被写体の拡大が所望されて
いない場合は、メモリ4についての各画素ごとのデータ
の書込と読出が、スイッチ7の切換動作に応答して交互
に行われて、1フィールド画面ごとに更新されながらモ
ニタ部6に画面表示される。上述のようにして、画面が
映し出されながら、たとえば来訪者2が移動し、図4
(a)の左側のように画面の左上に来訪者2が片寄って
映し出されたら、撮影者は前記来訪者2の像をモニタ画
面の中央部に映し出すように、まず設定ボタン12を操
作する。このとき、左上の来訪者像を中央に移動させる
ためには、前記像を右下方向へ移動させればよいので、
撮影者は設定ボタン12の右ボタンおよび下ボタンを操
作する。このボタン操作に応答して、設定ボタン12は
画面の移動方向と拡大の旨の信号を含む設定信号S1を
出力する。
【0023】設定信号S1は、同一モニタ画面の左下、
左上、右上及び右下の4等分された部分画面のいずれか
を、図4(a)の左側から右側へのように移動と拡大
(面積比4倍)することにより、画面中央部に映し出さ
せるように作用すると想定する。つまり、図4(b)に
示されるメモリ4の2次元画像配列に書込まれた現画像
のデジタル映像信号DS1の(0、0)〜(m/2,n
/2)の画素データのみを抽出して、これを大きさ
(0、0)〜(m−1,n−1)に相当する拡大画像と
なるように処理すればよい。
【0024】これは、メモリ4におけるデータの読み書
き動作を制御することにより実現できる。詳細には、設
定信号S1はアドレスコントローラ10に与えられ、ア
ドレスコントローラ10は、同期信号HVがあたえられ
ることに応じて、テレビカメラにより映像信号が取込ま
れていることを判別し、さらに設定信号S1が与えられ
ることに応答して、上述した図4(a)に示されるよう
な左上画面の右下方向への移動と拡大が指定されている
ことを判別する。
【0025】図5(a)ないし(d)は、前述のテレビ
モニタ装置による画面拡大時における映像信号と、走査
信号および水平方向読出開始信号のタイミングを説明す
るための図である。
【0026】アドレスコントローラ10は、同期信号H
Vを与えられ、これに応じて映像信号AS1に含まれる
同図(a)のブランキング領域BLおよび有効領域MU
を区分している。すなわち、アドレスコントローラ10
は、ブランキング領域BLにおいては、ライトアドレス
カウンタ8およびリードアドレスカウンタ9の出力を不
能化させるように作用し、有効領域MUにおいては前記
カウンタ8および9の出力を能動化させるようにして、
書込開始信号W1、垂直方向読出開始信号VSおよび水
平方向読出開始信号HSを出力させるように作用する。
【0027】図5(a)の有効領域MUのモニタ画面の
左上部分を画面中央部分で拡大しようとする場合、同図
(b)に示されるように、水平走査線1本分の映像信号
AS1について、同図(c)に示されるような、水平同
期信号HDが同期分離回路13により抽出されて、アド
レスコントローラ10に与えられる。アドレスコントロ
ーラ10は、設定信号S1および前記信号HDを含む同
期信号HVの入力に応答して、同図(a)の拡大時メモ
リ領域MZに該当するデータが、有効領域MU全体に拡
大されるように、同図(d)に示されるように、水平方
向読出開始信号HSを前記ブランキング領域BLで除く
ようにして出力する。このとき、図示されないが垂直方
向読出開始信号VSも、同様にして拡大時メモリ領域M
Zを指定するように出力される。また、アドレスコント
ローラ10は、拡大モード指定信号ZSを出力して、リ
ードアドレスカウンタ9に、現画像の左上の画像を4倍
に拡大させるような信号を与えている。
【0028】上述したように、水平方向については水平
方向読出開始信号HSの水平同期信号HD期間における
立上がりタイミングが、設定ボタン12が出力する設定
信号S1に基づいて可変調整される。図示されないが、
同様にして垂直方向についても垂直方向読出開始信号V
Sの垂直同期信号VD期間における立上がりタイミング
が、前記設定信号S1に基づいて可変調整される。
【0029】さて、撮影者によって左上画像の拡大が所
望されて、上述のようにしてアドレスコントローラ10
が信号を出力すると、ライトアドレスカウンタ8は、与
えられる書込開始信号W1に応答して、前述した通常時
と同様にメモリ4に画素ごとのデジタル映像信号DS1
を書込むように作用する。また、平行してリードアドレ
スカウンタ9は、現画像の左上の画像を一辺が2倍に拡
大するために、前述の図4(b)に示された現画像の
(0、0)〜(m/2,n/2)に相当する領域にスト
アされている画素データを、水平方向および垂直方向と
もに二度読みして2倍に拡大させるように読出アドレス
信号RSを出力する。なお、リードアドレスカウンタ9
は、拡大モード指定信号ZSが与えられると、(0、
0、)〜(m/2,n/2)に相当するカウント値まで
カウント動作を継続すると想定する。図6(a)ないし
(c)は、前述の装置における画像拡大時における水平
方向読出開始信号HSと、書込/読出アドレス信号W/
Rの入出力タイミングならびにメモリに読み書きされる
データの内容を説明するための図である。水平方向につ
いて述べるならば、水平方向読出開始信号HSが立上が
ると、メモリ4はスイッチ7を介して与えられる書込/
読出アドレス信号W/Rにより、書込アドレス信号WS
および読出アドレス信号RSが交互に指定されるので、
各画素ごとのデジタル映像信号DS1の書込と読出とが
交互に行われる。このとき、読出される画素データは前
記信号W/Rに含まれる前記信号RSにより連続して二
度読みされるので、読出時において画素が水平方向に2
倍に拡大されることになる。
【0030】詳細には、図6(a)の水平方向読出開始
信号HSの信号の立上がりが検出されると、同図(b)
に示されるようにWアドレス(書込アドレス)は、通常
の場合と同様に、0、0 → 0、1 → 0、2 →
‥ とインクリメントされながら与えられる。一方、
Rアドレス(読出アドレス)は、同一画素のデータが二
度読みされるように、0、0 → 0、1 → 0、2
→ ‥ と、同一アドレスが連続して2回与えられ
る。したがって、このときメモリ4のデータW(書込デ
ータ)は、同図(c)に示されるように、書込/読出ア
ドレス信号W/Rに同期して、0、0 → 0、1 →
0、2 → ‥ と与えられ、データR(読出デー
タ)は同様に、書込/読出アドレス信号W/Rに同期し
て、0、0→ 0、0 → 0、1 → 0、1 →
‥ と同一データが2回連続して読出されることにな
る。
【0031】以上のように、画面拡大が所望されている
場合は、拡大が所望されている部分に該当する画素のデ
ータが、メモリ4に書込まれながら、読出は二度読みさ
れるように書込/読出アドレス信号W/Rが出力される
ので、メモリ4は1フィールドのメモリ容量でありなが
ら、画面の拡大が容易に実現できる。したがって、テレ
ビカメラ1で撮像して得られた映像信号は、リアルタイ
ムにメモリ4に書込まれて、さらに、設定ボタン12で
指定される部分の画像が画面中央に移動し、かつ拡大さ
れるようにして読出され、映し出されることになる。
【0032】また、このテレビモニタ装置は、設定ボタ
ン12が操作され続けている間、拡大された画面を指定
方向に移動させることもできる。これについて以下に説
明する。
【0033】図7は、前述の装置による拡大された画面
の継続移動を説明するための画面の表示例を示す図であ
る。
【0034】図8(a)ないし(f)は、図7に示され
る画面の継続移動時における映像信号、走査信号および
水平方向読出開始信号のタイミングを説明するための図
である。
【0035】設定ボタン12が操作され続けると、アド
レスコントローラ10は、設定ボタン12が出力する設
定信号S1の継続入力期間を、タイマ11により計時す
る。このとき、1フィールド期間(1/60秒)以上の
継続入力であれば、水平方向読出開始信号HSおよび垂
直方向読出開始信号VSを、その信号立上がりタイミン
グを1フィールドごとに、徐々に次のフィールド方向へ
ずらすようにして出力する。
【0036】したがって、前述のようにして図4(a)
の画面の拡大に続いて、さらに設定ボタン12の右ボタ
ンを操作し続ければ、図7に示されるように1フィール
ドごとに図4(a)の拡大後の画面の枠が右方向へとず
れていく。したがって、来訪者2の顔は、徐々にモニタ
画面の左寄りに移動する。
【0037】図8(a)〜(c)は、図5(a)〜
(c)に対応する。同図(c)ないし(f)に示される
ように、水平方向読出開始信号HSの信号立上がりが、
1水平同期信号HDの中で、1フィールドごとに徐々に
次のフィールド方向へずれて出現するように、アドレス
コントローラ10はその出力を制御する。したがって、
リードアドレスカウンタ9は、アドレスコントローラ1
0の出力制御によって与えられる水平方向読出開始信号
HSの入力に応答して、メモリ4における読出開始のア
ドレスを、フィールドごとに徐々にずらしていくように
カウント動作するので、拡大領域MZが右に移動し、モ
ニタ部6における表示画面は、図7のように拡大された
来訪者像がフィールドごとに徐々に左方向へずれていく
ことになる。なお、右方向へのフィールドごとの拡大画
面の移動についても、同様にしてできる。また、上方向
および下方向へのフィールドごとの拡大画面の移動につ
いても、垂直方向読出開始信号VSの立上がりタイミン
グを、1垂直同期信号VDの中で可変調整すれば、同様
にして実現できる。
【0038】以上のように、設定ボタン12を押し続け
ることに応じて、図7に示されるようにして、画面を前
記ボタン操作による指定方向に徐々に移動させることが
できるので、撮影者は所望する被写体像をモニタ画面の
所望する位置に、画面を見ながら移動させることができ
る。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】前述したこの発明の背
景となるテレビドアホンにおいては、夜間など屋外の照
明条件が悪い場合、一般的に赤外線を用いた照明が採用
されている。また、設置場所や設置位置に関係無く、来
訪者を常にモニタ画面に映し出すことができるように、
広角レンズを用いて画像入力し、入力画像をユーザの所
望する領域で拡大抽出することで、来訪者が小さくなり
見えにくくなるのを防いでいる。
【0040】しかし、広角レンズの視野角を標準レンズ
の例えば√2倍にした場合、撮像面積は2倍となり、赤
外線照明による照明効果は1/2となる。
【0041】その結果、標準レンズと同じ照明効果とす
るためには、照明光源の数を2倍に増やす必要がある。
つまり、広角レンズを使用するために、照明光源を増設
するという方法は、テレビドアホン自体のコストアップ
を招き、また、消費電力を増加させるという問題があ
る。
【0042】それゆえに、この発明の目的は、広角レン
ズの使用により低照度時に得られる画像が暗くて来訪者
の確認が困難になるのを防ぐ為に、照明光源を増やすこ
となく、撮像手段に、用いられる固体撮像素子の電荷蓄
積時間を長くして画像を明るくし、常に良好な画像を得
ることができるテレビモニタ装置を提供することであ
る。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるテレビモ
ニタ装置は、撮像手段により撮像して得られた映像信号
を入力し、応じて信号レベルが低照度レベルであること
を検出する為に、入力した映像信号の平均レベルとあら
かじめ設定してあるレベルとを比較する低照度検出手段
と、低照度検出手段の検出に応じて、撮像手段の電荷蓄
積時間を例えば2倍にして画像の明るさを2倍にするよ
うに制御すると共に、電荷蓄積時間を2倍にしたことに
より映像信号が出力されない期間の信号を埋めるよう
に、メモリの書込みと読出しを制御する感度アップ制御
手段とを備えて構成される。この結果、低照度に得られ
る画像は2倍に感度アップされてモニタに映し出され
る。また、この時、信号レベルは2倍に、ノイズは√2
倍となるので、SN比は3dB改善される効果もある。
【0044】また、指定手段による指定部分の信号レベ
ルが低照度レベルであることを検出する手段を備えて構
成される。この結果、拡大表示される部分で低照度レベ
ルを検出するので、適正な検出が、可能となる。
【0045】また、感度アップの倍率を可変する手段を
備えて構成される。
【0046】更に低照度レベルの検出により照明の点灯
を制御する手段を備えて構成される。
【0047】
【作用】本発明に係わるテレビモニタ装置は、以上のよ
うに構成されているから、テレビカメラで撮像した映像
により低照度時かどうかを判断し、低照度時には、撮像
素子の電荷蓄積時間を例えば2フィールドになるように
制御する。テレビカメラからの映像信号は、片フィール
ドしか出力されないが、2倍の信号レベルとなる。ま
た、テレビカメラからの映像信号を出力される片フィー
ルドだけ書込み、2フィールド連続して同じデータを読
出すように記憶手段を制御する。したがって、低照度時
には、拡大モードおよび非拡大モードのいかんにかかわ
らず、感度アップされた映像信号がモニタに映し出され
る。
【0048】
【実施例】図1は本発明のテレビモニタ装置に一実施例
の構成を示す概略図である。
【0049】上記図1に示す本発明のテレビモニタ装置
と、図3に示した従来のテレビモニタ装置との相違は、
本発明によるテレビモニタ装置が、テレビカメラ部1に
低照度検出回路1Gと感度アップ制御回路1Hを追加し
た点にある。したがって、従来の構成要素と同じものは
同一符号を使用する。
【0050】このテレビモニタ装置は、テレビカメラ部
1により、来訪者2を撮影し、その映像信号AS1を出
力する。前記映像信号AS1は、画素ごとにデジタル信
号に変換し、デジタル映像信号DS1を出力するA/D
コンバータ3に入力され、上記デジタル信号DS1は、
アドレス指定により、メモリ4に記憶される。
【0051】次に、上記メモリ4から読出されたデジタ
ル映像信号DS2は、D/Aコンバータ5に入力され、
前記D/Aコンバータ5は、アナログ信号に変換され映
像信号AS2を出力する。前記映像信号AS2は、モニ
タ部6に入力され、その入力信号に応じて画面に表示す
る。
【0052】また、テレビカメラ部1において、来訪者
2は撮像素子1A上に電荷を蓄積することによって結像
する。電荷を蓄積する時間は、駆動回路1Bから与えら
れる駆動パルスによって制御される。いわゆる電子シャ
ッタ制御され、低照度時は1フィールドの期間となる。
【0053】駆動回路1Bによって撮像素子1Aからフ
ィールド毎に取出された画素単位の電気信号は、信号処
理回路1Cに与えられる。信号処理回路1Cは与えられ
る画素単位の電気信号を連続した信号に変換し、アナロ
グスイッチ1Dを介してAGC回路1Eに与えられる。
アナログスイッチ1Dはモニタ6の画面の中心部分の領
域だけの信号を取出すように、信号処理回路1Cから与
えられるウインドパルスWPによって制御される。
【0054】AGC回路1Eに入力された信号は積分回
路1Fから与えられるAGC回路1Eの出力信号の平均
レベルをコントロール電圧として利得制御される。低照
度時は、AGC回路1Eの出力信号の平均レベルが非常
に低いので、AGC回路1Dの利得は最大となっている
が、それでもAGC回路1Dの出力信号レベルは低い。
それゆえ、このままではモニタ部6に映し出される来訪
者2の映像は見えにくい状態にある。
【0055】低照度検出回路1Gは、積分回路1Eの出
力である信号の平均レベルを入力し、あらかじめ設定し
たレベルと比較して、来訪者2の確認が困難な低照度状
態であることを検出する。低照度状態と検出した結果を
感度アップ制御回路1Hに入力する。
【0056】感度アップ制御回路1Hは、感度アップ信
号KUを駆動回路1Bとアドレスコントローラ10に出
力する。感度アップ信号KUを入力された駆動回路1B
は、撮像素子1−1の電荷蓄積時間を例えば2倍の2フ
ィールド期間になるように駆動パルスを出力する。その
結果、撮像素子1Aの信号電荷は2倍になり、テレビカ
メラ部1から2倍の信号レベルになった映像信号AS1
を出力する。
【0057】感度アップしない状態は、図2(a)に示
すように、フィールド毎に撮像素子1Aから転送されメ
モリ4に書込み・読出しをそのまま行う。一方、2倍に
感度アップする状態は、図2(b)に示すように、2フ
ィールド期間撮像素子1Aに蓄積した信号を次のフィー
ルドで出力するので、テレビカメラ部1の出力信号AS
1は片フィールド毎となり、メモリ4に書込まれる信号
も片フィールド毎となる。信号の無いフィールド期間を
埋めるために、メモリ4からデータを読出しするときに
2フィールド連続して読出す。読出されたデジタル映像
信号DS2は、D/Aコンバータ5に入力され、D/A
コンバータ5はアナログ信号に変換された映像信号AS
2を出力する。映像信号AS2は、モニタ部6に入力さ
れ、その入力信号に応じて画面に表示する。その結果、
映像信号AS2は、2フィールド同じ信号となるが、信
号レベルが2倍となりモニタ部6に明るく映しだされ
る。メモリ4は、メモリ4に画素ごとにデータの書込み
またはデータの読出しを行うための書込/読出アドレス
信号W/Rを与えるスイッチ7の端子aに接続されてい
る。上記スイッチ7の一方の入力端子bに書込アドレス
信号WSを与えるライトアドレスカウンタ8が、スイッ
チ7の他方の入力端子cには読出アドレス信号RSを与
えるリードアドレスカウンタ9が接続され、上記アドレ
スカウンタ8および9はそのカウント動作を駆動制御す
るアドレスコントローラ10に接続され、上記アドレス
コントローラ10はタイマ11、設定ボタン12、同期
分離回路13および感度アップ制御回路1Hに接続され
ている。
【0058】上記同期分離回路13はテレビカメラ1に
接続され、上記A/Dコンバータ3は上記ライトアドレ
スカウンタ8、リードアドレスカウンタ9およびスイッ
チ7の端子aに接続されている。
【0059】上記A/Dコンバータ3は、与えられた映
像信号AS1を所定のサンプリングパルスSPに同期し
て各画素ごとに標本化し、デジタル映像信号DS1を出
力する。上記サンプリングパルスSPは、A/Dコンバ
ータ3、次段に接続されたスイッチ7、ライトアドレス
カウンタ8及びリードアドレスカウンタ9にも同時に与
えられる。
【0060】上記メモリ4は、1フィールド分の映像信
号を各画素ごとに記憶できるデジタルメモリである。ス
イッチ7から与えられる書込/読出アドレス信号W/R
によって指定されたアドレスに、A/Dコンバータ3か
ら与えられるデジタル映像信号DS1を書込み、また、
書込/読出アドレス信号W/Rによって指定されるアド
レスにストアされている上記信号DS1を読出して、上
記デジタル映像信号DS2として出力するように動作す
る。
【0061】上記スイッチ7は、2つの入力端子bおよ
びcと1つの出力端子aとから構成され、一方の入力端
子bにはライトアドレスカウンタ8から書込アドレス信
号WSが与えられ、他方の入力端子cにはリードアドレ
スカウンタ9か読出アドレス信号RSが与えられる。ス
イッチ7は上記サンプリングパルスSPに応答して、そ
の信号入力側が切変えられて、切変えられた入力端子側
に与えられる信号を出力側に導出するように動作する。
したがって、スイッチ7の出力端子aから導出される書
込/読出アドレス信号W/Rは書込アドレス信号RSの
いずれか一方である。
【0062】上記同期分離回路13は、テレビカメラ1
が出力する映像信号AS1が入力され、その映像信号A
S1から水平同期信号HDおよび垂直同期信号VD等の
同期信号成分のみを抽出して、同期信号HVをアドレス
コントローラ10に出力する。
【0063】上記設定ボタン12は、モニタ画面の画像
を上下左右に移動させるための指示ボタンを有し、外部
操作により、モニタ部6の画面に表示された画像の所望
する部分を上下左右に操作して画像中央に移動し、かつ
拡大して映し出すための設定信号S1を出力する。
【0064】上記アドレスコントローラ10は、同期信
号HV,設定信号S1および感度アップ信号KUが入力
され、書込開始信号W1、水平方向読出開始信号HS、
垂直方向読出開始信号VSおよび拡大モード指定信号Z
Sを出力する。
【0065】また、上記タイマ11はアドレスコントロ
ーラ10のタイミングを制御する。上記アドレスコント
ローラ10は、設定信号S1が継続して与えられる期間
をタイマ11により計時し、その計時データに応答して
水平方向読出開始信号HSまたは垂直方向読出開始信号
VSを出力する。アドレスコントローラ10は、同期信
号HVおよび設定信号S1が与えられると、拡大モード
指定信号ZSを出力するとともに、水平方向読出開始信
号HS並びに垂直方向読出開始信号VSをタイミング調
整しながら出力する。また、アドレスコントローラ10
は、感度アップ信号KUが与えられると、書込開始信号
W1が2フィールド毎に出力されるようになり、メモリ
4は2フィールド毎にデータを更新して書込み、2フィ
ールド同じデータを読出すように動作する。
【0066】上記ライトアドレスカウンタ8は、書込開
始信号W1が与えられると、サンプリングパルスSPに
同期して書込アドレス信号WSを出力する。書込アドレ
ス信号WSは、次段に接続されたスイッチ7の入力端子
bに与えられる。リードアドレスカウンタ9は、垂直方
向読出開始信号VS、水平方向読出開始信号HSおよび
拡大モード指定信号ZSが与えられると、サンプリング
パルスSPに同期して読出アドレス信号RSを出力す
る。読出アドレス信号RSは、次段に接続されたスイッ
チ7の入力端子cに与えられる。
【0067】ライトアドレスカウンタ8およびリードア
ドレスカウンタ9は、メモリ4の記憶容量に関連してそ
のカウント値の最大値が予め設定されており、この設定
された最大カウント値を超えて、なおカウント動作する
ことはない。特に、リードアドレスカウンタ9は、拡大
モード指定信号ZSが与えられると、その時点でモニタ
画面の画像拡大モードが指定されているかどうかを判別
し、そのカウント値の更新速度は半減するように動作す
る。したがって、同一内容の読出アドレス信号RSが連
続して2回出力されることになる。そして、この拡大モ
ード時のカウント値の最大値も予めストアしている。
【0068】また、テレビカメラ部1のアナログスイッ
チ1Dを制御するウインドパルスWPを設定ボタン12
によって指定されたエリアを表す水平方向読出開始信号
HS,および垂直方向読出開始信号VSに置きかえ、所
望する部分で低照度レベルを検出することもできる。
【0069】また、低照度レベルの度合いを何段階かに
分け、そのレベルに応じて感度アップの倍率を変えるよ
うに制御することもできる。
【0070】また、テレビカメラ部1に赤外LED等の
照明手段を有する場合、低照度レベルを検出した場合に
点灯するように制御することもできる。
【0071】
【発明の効果】本発明のテレビモニタ装置は以上のよう
に構成されているので、指定手段による指定部分の信号
レベルが低照度レベルであれば、該指定部分が自動的に
感度アップされて、感度アップされた明るい指定部分の
映像をモニタに映し出すことができ、来訪者等を明確に
確認することができるテレビモニタ装置を得ることがで
るという効果がある。
【0072】また感度アップのための手段は、入力画像
を拡大抽出する回路の一部を兼用して構成されているの
で、従来の回路を大きく増やすことなく、そして、広角
レンズの使用に伴う照明装置の増設をすることなく明る
い映像が見られるので、コスト低下を図れるという効果
がある。
【0073】そしてまた、感度アップに伴い映像信号の
SN比が改善される。例えば、2倍に感度アップすると
SN比は3dB上がる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビモニタ装置の一実施例の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】(a)および(b)は、上記図1に示す、本発
明のテレビモニタ装置における感度アップに伴うメモリ
の書込/読出動作図である。
【図3】従来のテレビモニタ装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図4】(a)および(b)は、上記図3に示す、従来
のテレビモニタ装置における画像の動作と拡大を説明す
るための図である。
【図5】(a)ないし(d)は、上記図3に示す、従来
のテレビモニタ装置における画像拡大時における映像信
号と、走査信号及び水平方向読出開始信号タイミングの
説明図である。
【図6】(a)ないし(c)は、上記図3に示す、従来
のテレビモニタ装置における画像時における水平方向読
出開始信号と、書込/読出アドレス信号の入出力タイミ
ングおよびメモリに読み書きされるデータの説明図であ
る。
【図7】上記図3に示す、従来のテレビモニタ装置にお
ける拡大画面の継続移動を説明するための表示例の説明
図である。
【図8】(a)ないし(f)は、上記図7に示す、従来
のテレビモニタ装置の画面の継続移動時における映像信
号、走査信号および水平方向読出開始信号のタイミング
の説明図である。
【符号の説明】
1 テレビカメラ部 4 メモリ 6 スイッチ 8 ライトアドレスカウンタ 9 リードアドレスカウンタ 10 アドレスコントローラ 12 設定ボタン 13 同期分離回路 AS1,AS2 映像信号 DS1,DS2 デジタル映像信号 ZS 拡大モード指定信号 S1 設定信号 HS 水平方向読出開始信号 VS 垂直方向読出開始信号 WS 書込アドレス信号 RS 読出アドレス信号 W/R 書込/読出アドレス信号 W1 書込開始信号 T 計時データ信号 WP ウインドパルス KU 感度アップ信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 H04N 5/262

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し、第1の映像信号を出力
    する固体撮像素子を有する撮像手段と、 上記撮像手段からの映像信号を入力し、この映像信号を
    各画素ごとのデジタル信号に変換するA/D変換手段
    と、 上記デジタル信号を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段におけるデジタル信号の書込と読出とを各
    画素ごとに交互に行うアクセス手段と、 上記記憶手段に記憶されたデジタル信号の読出し部分を
    指定する指定手段と、 上記指定手段による指定に応答して能動化され、指定部
    分に該当する信号を各画素のデジタル信号ごとに複数回
    読出し、拡大画面を表示させるために上記アクセス手段
    を制御するアクセス制御手段と、 上記アクセス制御手段によって読出されたデジタル信号
    をアナログ信号に変換して第2の映像信号を出力するD
    /A変換手段と、 上記第2の映像信号をモニタ画面に表示するモニタ手段
    と、 上記指定手段による指定部分の信号レベルが低照度レベ
    ルであることを検出する検出手段と、 上記検出手段の低照度レベルであることの検出に応じ
    て、上記撮像手段の電荷蓄積時間、上記アクセス手段、
    アクセス制御手段を制御して所定の照度レベルに上昇さ
    せて感度アップを図る感度アップ制御手段とを、備えた
    テレビモニタ装置。
  2. 【請求項2】 上記感度アップ制御手段に感度アップ信
    号が与えられると、記憶手段が2フイールド毎にデータ
    を更新して書込み、2フイールド同じデータを読出すよ
    うに動作することを特徴とする請求項1記載のテレビモ
    ニタ装置。
  3. 【請求項3】 上記感度アップ制御手段の感度アップの
    倍率を可変する手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のテレビモニタ装置。
  4. 【請求項4】 上記低照度レベルであることを検出する
    手段での低照度レベルの検出により照明手段の点灯を制
    御する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のテ
    レビモニタ装置。
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