JP3392527B2 - ヒートシンクの取付構造及び固定具 - Google Patents

ヒートシンクの取付構造及び固定具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路パッケージへ
のヒートシンクの取付け構造に関する。近年、小型化及
び高信頼性化が要求される電子装置として、例えばノー
トパソコン等のポータブル型電子装置が広く市場に出回
っている。この種の電子装置の高性能化を図る為には、
発熱量の大きい集積回路パッケージを一つまたはそれ以
上用いることが必要になる。
【0002】このため、発熱量の大きい集積回路パッケ
ージの放熱性を確保する為に、集積回路パッケージをプ
リント配線板に実装するに際してヒートシンクが使用さ
れる。
【0003】ヒートシンクは、接触による熱抵抗の増大
を防止する為に、集積回路パッケージの放熱面に対して
確実に密着させて取り付けることが要求され、ヒートシ
ンクの集積回路パッケージへの取付構造の最適化が模索
されている。
【0004】
【従来の技術】図16は、集積回路パッケージへのヒー
トシンクの従来の取付構造の一例を説明するための図で
ある。同図において、(A)及び(B)はそれぞれ平面
図及び側面図を示している。
【0005】この従来例は例えば米国特許5,099,550 号
に開示されており、集積回路パッケージ1のピン2をプ
リント配線板3の図示しない導体パターンに半田付けす
ることによって、集積回路パッケージ1をわずかに浮か
せてプリント配線板3に実装する。
【0006】一方、放熱フィン4を有するヒートシンク
5の上面エッジ部には窪み6が形成されており、概略C
形状断面を有するクリップ7によりヒートシンク5の窪
み6及び集積回路パッケージ1の下面エッジ部にてこれ
らを挟持する。
【0007】図17は他の従来例の正面図を示してい
る。図16に示した従来例と同様に、集積回路パッケー
ジ11のピン12をプリント配線板13の図示しない導
体パターンに半田付けすることによって、集積回路パッ
ケージ11をプリント配線板13に実装する。
【0008】次いで、板バネ16をヒートシンク15に
被せてネジ17で板バネ16をプリント配線板13に締
結することにより、ヒートシンク15を集積回路パッケ
ージ11に固定する。
【0009】板バネ16の概略中央部には凹部16aが
形成されており、この凹部16aがヒートシンク15を
押圧することにより、ヒートシンク15が集積回路パッ
ケージ11に密着する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図16に示した従来例
にあっては、C型断面を有するクリップ7で放熱フィン
5の上面エッジ部を挟持する必要上、当該エッジ部に比
較的大きな窪み6を設ける必要があり、ヒートシンク5
における放熱面積が減少して冷却効率が低下するという
問題がある。
【0011】一方、図17に示した従来例においては、
スクリュードライバーを用いて板バネ16をプリント配
線板13に締結する必要があるため、ユーザーサイドで
の集積回路パッケージの交換が困難であった。
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とする所は冷却効率が高く且つ取り
付けが容易なヒートシンクの取り付け構造を提供するこ
とである。
【0013】本発明の他の目的は、ヒートシンクを集積
回路パッケージに容易に固定するために使用する固定具
を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のある側面による
と、集積回路パッケージにヒートシンクを取り付ける構
造であって、集積回路パッケージと;前記集積回路パッ
ケージ上に載置されたヒートシンクと;前記ヒートシン
クの下面が前記集積回路パッケージの上面に密着するよ
うに、前記ヒートシンクを前記集積回路パッケージに固
定する固定手段とを具備し;前記固定手段は帯状部材と
該帯状部材の両端に一体的に連結された一対の二股部材
と、該二股部材の各々に一体的に連結された一対の係合
部材とから構成され;前記各係合部材は前記集積回路パ
ッケージの対角線の角部に係合し、前記各二股部材は前
記ヒートシンクの側面に押圧接触するように適合してい
ることを特徴とするヒートシンクの取付構造が提供され
る。
【0015】好ましくは、帯状部材はヒートシンクの上
面に圧接する凹部を有しており、二股部材は第1脚と、
該第1脚と概略直角の第2脚とを含んでいる。そして、
第1及び第2脚はヒートシンクの側面に押圧接触するバ
ネ性押圧部を有している。
【0016】本発明の他の側面によると、ヒートシンク
を集積回路パッケージに固定する固定具であって、帯状
部材と;該帯状部材の両端に一体的に連結された一対の
二股部材と;該二股部材の各々に一体的に連結された一
対の係合部材とを具備し;前記各二股部材は第1脚と該
第1脚と概略直角の第2脚とを有しており、前記各係合
部材は前記ヒートシンクが前記集積回路パッケージに固
定されたとき、前記集積回路パッケージの対角線の角部
の底面に係合する爪部を有していることを特徴とする固
定具が提供される。
【0017】本発明の更に他の側面によると、集積回路
パッケージにヒートシンクを取り付ける構造であって、
集積回路パッケージと;前記集積回路パッケージ上に載
置されたヒートシンクと;前記ヒートシンクの下面が前
記集積回路パッケージの上面に密着するように、前記ヒ
ートシンクを前記集積回路パッケージに固定する固定手
段とを具備し;前記固定手段は、前記ヒートシンクの上
面に当接する押さえ部と横方向外側に突出する複数の第
1係止突起とを有する前記ヒートシンクの上縁部をカバ
ーする第1枠体と、前記集積回路パッケージの底縁部に
当接する爪部と横方向外側に突出する複数の第2係止突
起とを有する前記集積回路パッケージの外周を包囲する
第2枠体と、前記第1及び第2係止突起に係合して前記
ヒートシンクを取り外し可能に前記集積回路パッケージ
に固定する少なくとも一対の固定部材とから構成される
ことを特徴とするヒートシンクの取付構造が提供され
る。
【0018】
【作用】本発明のある側面においては、固定手段の係合
部材を集積回路パッケージの対角線の角部に係合させる
ことにより、ヒートシンクは集積回路パッケージに対し
て固定される。よって、ヒートシンクの集積回路パッケ
ージに対しての取付けが容易になる。
【0019】本発明の更に他の側面におけるヒートシン
クの取付構造においても、第1枠体、第2枠体及び一対
の固定部材を使用するのみで、工具を使用せずにヒート
シンクを集積回路パッケージに容易に取り付けることが
できる。
【0020】
【実施例】まず図1及び図2を参照して、ヒートシンク
の一実施例について説明する。図2に示されるように、
ヒートシンク20はその上面に複数の放熱フィン21を
有するベース部材22と、ベース部材22の上面に設け
られて放熱フィン21に対する送風を行うファンアセン
ブリ23と、ベース部材22の上部を覆うカバー24を
含んでいる。
【0021】ベース部材22及びカバー24はアルミニ
ウム等の熱伝導率の高い材質から形成され、ベース部材
22の下面は集積回路パッケージとの接触熱抵抗を減少
させるために平坦に形成される。
【0022】ベース部材22の上面の四隅には支柱25
A、25B、25C及び25Dが設けられており、各放
熱フィン21は支柱が形成されている部分を除きファン
アセンブリ23を包囲するように設けられている。
【0023】支柱25A、25B、25C及び25D並
びに放熱フィン21はベース部材22の板上部分と一体
的に形成される。ベース部材22に固定されたファンア
センブリ23と放熱フィン21との間には通風路26が
画成される。
【0024】ファンアセンブリ23は、ベース部材22
の上面とほぼ直交するシャフト27を有する図示しない
モーターと、シャフト27により回転させられる複数の
ファンブレード28と、モーターの駆動回路を有するプ
リント配線板29とを有している。
【0025】カバー24はネジ32によりベース部材2
2の支柱25A、25B、25C及び25Dに固定され
る。カバー24はファンアセンブリ23のファンブレー
ド28を介して通風路26と連通する開口30を有して
いる。
【0026】ファンアセンブリ23は更に、ファンブレ
ード28の回転軌跡のわずか外側に位置する円筒状突起
31を有している。この円筒状突起31が通風路26を
制限することにより、カバー24の開口30と通風路2
6との間の静圧差が大きくなり、効率的な送風を行うこ
とができる。
【0027】ファンアセンブリ23に電力を供給してフ
ァンブレード28を予め定められた方向に回転させる
と、円筒状突起31の作用により生じる外部と通風路2
6との間の比較的大きな静圧差によって、例えば、カバ
ー24の開口30からベース部材22の放熱フィン21
に向かう方向に空気が流れる。そして、この空気の流れ
により、放熱フィン21において良好な放熱が成され
る。
【0028】ファンブレード28の傾斜角度を逆にする
か、あるいはファンアセンブリ23の回転方向を逆にす
ることにより、ベース部材22の放熱フィン21からカ
バー24の開口30に向かう方向に空気流が生じるよう
にしてもよい。
【0029】この実施例では、ファンアセンブリ23の
ベース部材22に対する固定位置を4つの支柱25A、
25B、25C及び25Dのうちの25Aの方向にオフ
セットすると共に、支柱25Aの壁面を25B及び25
Dの方向に延設している。
【0030】このようにファンアセンブリ23の回転中
心をベース部材22の中心に対して偏心させているの
は、ファンアセンブリ23の送風能力はその中心部より
も周辺部において高く、この送風能力の高い場所と集積
回路パッケージにおける発熱中心(通常はパッケージ中
央部)とを概略一致させて効率的な放熱を行うためであ
る。
【0031】尚、ファンアセンブリ23を上述のように
オフセットする場合、オフセットする側の支柱25Aの
壁面を延設しているのは、各放熱フィン21に対する空
気の流通が均等に成されるようにするためである。
【0032】この実施例では、ファンアセンブリ23を
ベース部材22に固定しているが、ファンアセンブリ2
3をカバー24に固定して、集積回路パッケージからフ
ァンアセンブリに伝熱しにくくしてもよい。これによ
り、ファンアセンブリ23の信頼性が向上する。
【0033】図示したようなファンを内蔵したヒートシ
ンクを用いることによって、集積回路パッケージの放熱
を極めて良好に行うことができる。この種の高性能なヒ
ートシンクを使用する場合、ヒートシンクにおける放熱
面積を確保することは、高い放熱特性を維持する上で極
めて重要である。
【0034】次に、図3乃至図6を参照して、本発明の
ヒートシンクの取付構造の第1実施例について詳細に説
明する。34は複数のピン35を有するピングリッドア
レータイプの集積回路パッケージである。ヒートシンク
20を集積回路パッケージ34上に搭載し、固定具36
を使用してヒートシンク20を集積回路パッケージ34
に固定する。
【0035】固定具36は帯状部材38と、帯状部材3
8の両端に一体的に連結された一対の二股部材40と、
二股部材40の各々に一体的に連結された一対の係合部
材42とから構成される。帯状部材38及び二股部材4
0は、例えばステンレス鋼から一体的に形成される。係
合部材42は樹脂から形成され、二股部材40に連結さ
れる。
【0036】帯状部材38は押圧部として作用する一対
の凹部39を有している。各二股部材40は第1脚40
aと、第1脚40aと概略直角の第2脚を含んでおり、
第1及び第2脚40a,40b共その概略中間部にバネ
性押圧部41を有している。
【0037】各係合部材42はヒートシンク20が集積
回路パッケージ34に固定されたとき、集積回路パッケ
ージ34の対角線の角部34aの底面に係合する爪44
を有している。
【0038】固定具36は、ヒートシンク20を集積回
路パッケージ34に固定するとき、各係合部材42が集
積回路パッケージ34の対角線の角部34aに丁度係合
するような寸法を有している。
【0039】しかして、ヒートシンク20を集積回路パ
ッケージ34上に搭載し、爪44を集積回路パッケージ
34の対角線の角部の底面に係合させて、固定具36で
ヒートシンク20を集積回路パッケージ34に固定す
る。
【0040】帯状部材38の凹部39がヒートシンク2
0の上面に圧接し、二股部材40のバネ性押圧部41が
ヒートシンク20の側面に圧接することにより、ヒート
シンク20が集積回路パッケージ34に対して強固に固
定される。
【0041】ヒートシンク20を集積回路パッケージ3
4から取り外したい場合には、係合部材42の爪44の
係合を解除して固定具36を取り外すだけでよく、何ら
工具を使用せずにヒートシンク20を集積回路パッケー
ジ34から容易に取り外すことができる。
【0042】図7を参照すると、固定具の変形例が示さ
れており、図7(A)の固定具36Aは帯状部材38’
の概略中央部分に上方に湾曲した湾曲部38aを有して
いる。このように帯状部材38’に湾曲部38aを設け
たことにより、図3に示すように固定具36Aを使用し
てヒートシンク20を集積回路パッケージ34に固定し
たとき、固定具36Aがファン23の送風を邪魔するこ
と無く、固定具36を使用したときに比較して風の抵抗
を低下することができる。
【0043】図7(B)に示す固定具36Bは、帯状部
材38''を自由状態において下方に湾曲させたものであ
る。帯状部材38''はステンレス鋼から形成されている
ためバネ性を有しており、取付け時にヒートシンク20
の上面20aをより強固に押圧することができる。
【0044】次に図8乃至図11を参照して、本発明の
第2実施例のヒートシンクの取付構造について説明す
る。46はヒートシンク20に被せられて、ヒートシン
ク20の上縁部をカバーする第1枠体であり、例えば樹
脂から形成される。
【0045】第1枠体46は横方向内側に突出してヒー
トシンク20の上面の縁部に当接する押さえ部48と、
横方向外側に突出する複数の第1係止突起50とを有し
ている。
【0046】52は集積回路パッケージ34の外周を包
囲する第2枠体であり、例えば樹脂から形成される。第
2枠体52は図11に示されるように横方向内側に突出
して集積回路パッケージ34の底縁部に当接する爪部5
4と、横方向外側に突出する複数の第2係止突起56と
を有している。
【0047】図9及び図10に最も良く示されているよ
うに、概略クランク形状の金属製固定部材58を第1及
び第2枠体46,52の第1及び第2係止突起50,5
6に係合させることにより、ヒートシンク20を挟持し
て第1枠体46を第2枠体52に固定する。
【0048】固定部材58の抜け落ちを防止するため、
第1係止突起50の端部にはストップ50aが設けられ
ており、第2係止突起56は図9に示すように折り曲げ
られている。
【0049】本実施例においても、特別な工具を使用す
ること無く、ヒートシンク20を取り外し可能に集積回
路パッケージ34に取り付けることができる。図12は
本発明の第3実施例を示しており、図12(A)はヒー
トシンクを集積回路パッケージに取り付けた状態の正面
図、図12(B)はヒートシンクの背面図をそれぞれ示
している。
【0050】本実施例は、例えばシリコーンゴムから形
成された熱伝導性の良い吸盤60をヒートシンク20の
背面にエポキシ系接着剤を用いて接着し、図12(A)
に示すようにヒートシンク20を吸盤60により集積回
路パッケージ34に吸着させる。
【0051】図13は第3実施例の変形例であり、図1
3(A)はヒートシンク20を集積回路パッケージ34
に搭載した状態の正面図、図12(B)はヒートシンク
の背面図をそれぞれ示している。本変形例は、吸盤6
0’の熱伝導性を改善するため直径の大きな吸盤60’
を利用する。
【0052】図14を参照すると、本発明第4実施例の
正面図が示されている。この実施例はマジックテープ
(ベルクロファスナー)62を用いてヒートシンク20
を集積回路パッケージ34に取り付けたものである。
【0053】即ち、図15(A)に示すようにヒートシ
ンク20の背面にフックテープ64を接着し、図15
(B)に示すように集積回路パッケージ34の上面にル
ープテープ66を接着する。
【0054】フックテープ64がループテープ66に係
合することにより、ヒートシンク20が集積回路パッケ
ージ34に取り付けられる。フックテープ64及びルー
プテープ66は、例えば熱伝導性の良いシリコーン樹脂
から形成される。ヒートシンク20の背面にループテー
プ66を接着し、集積回路パッケージ34の上面にフッ
クテープ64を接着するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は冷却効率
が高く且つ取り付けが容易なヒートシンクの取付構造を
提供できるという効果を奏する。
【0056】また、本発明によると、ヒートシンクを集
積回路パッケージに取り付けるのに適した固定具の提供
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒートシンクの一実施例の斜視図である。
【図2】図1に示したヒートシンクの分解斜視図であ
る。
【図3】本発明第1実施例平面図である。
【図4】第1実施例右側面図である。
【図5】第1実施例に使用する固定具平面図である。
【図6】固定具正面図である。
【図7】固定具の変形例を示す図である。
【図8】本発明第2実施例平面図である。
【図9】第2実施例正面図である。
【図10】第2実施例側面図である。
【図11】第2枠体の破断平面図である。
【図12】第3実施例を示す図である。
【図13】第3実施例の変形例を示す図である。
【図14】第4実施例を示す図である。
【図15】マジックテープの接着状態を示す図である。
【図16】従来例を示す図である。
【図17】他の従来例を示す図である。
【符号の説明】
20 ヒートシンク 34 集積回路パッケージ 36 固定具 38 帯状部材 40 二股部材 42 係合部材 46 第1枠体 52 第2枠体 58 固定部材 60 吸盤 62 マジックテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−95061(JP,A) 特開 平7−288301(JP,A) 特開 昭63−133557(JP,A) 特開 平7−297331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/40

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路パッケージにヒートシンクを取
    り付ける構造であって、 集積回路パッケージと; 前記集積回路パッケージ上に載置されたヒートシンク
    と; 前記ヒートシンクの下面が前記集積回路パッケージの上
    面に密着するように、前記ヒートシンクを前記集積回路
    パッケージに固定する固定手段とを具備し; 前記固定手段は帯状部材と、該帯状部材の両端に一体的
    に連結された一対の二股部材と、該二股部材の各々に一
    体的に連結された一対の係合部材とから構成され; 前記各係合部材は前記集積回路パッケージの対角線の角
    部に係合し、前記各二股部材は前記ヒートシンクの側面
    に押圧接触するように適合していることを特徴とするヒ
    ートシンクの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記帯状部材は前記ヒートシンクの上面
    に圧接する凹部を有しており、前記二股部材の各々は第
    1脚と該第1脚と概略直角の第2脚とを含んでおり、前
    記第1脚及び第2脚はそれぞれ前記ヒートシンクの側面
    に押圧接触するバネ性押圧部を有していることを特徴と
    する請求項1記載のヒートシンクの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記係合部材の各々は前記集積回路パッ
    ケージの対角線の角部の底面に係合する爪部を有してい
    ることを特徴とする請求項2記載のヒートシンクの取付
    構造。
  4. 【請求項4】 前記ヒートシンクは内蔵されたファンを
    有しており、前記帯状部材は前記ファンの通風を妨げな
    いように上方に湾曲された湾曲部を有していることを特
    徴とする請求項1記載のヒートシンクの取付構造。
  5. 【請求項5】 ヒートシンクを集積回路パッケージに固
    定する固定具であって、 帯状部材と; 該帯状部材の両端に一体的に連結された一対の二股部材
    と; 該二股部材の各々に一体的に連結された一対の係合部材
    とを具備し; 前記各二股部材は第1脚と該第1脚と概略直角の第2脚
    とを有しており、前記各係合部材は前記ヒートシンクが
    前記集積回路パッケージに固定されたとき、前記集積回
    路パッケージの対角線の角部の底面に係合する爪部を有
    していることを特徴とする固定具。
  6. 【請求項6】 前記帯状部材は、前記ヒートシンクが前
    記集積回路パッケージに固定されたとき、前記ヒートシ
    ンクの上面に圧接する凹部を有していることを特徴とす
    る請求項5記載の固定具。
  7. 【請求項7】 前記二股部材の各々は、前記ヒートシン
    クが前記集積回路パッケージに固定されたとき、前記ヒ
    ートシンクの側面に押圧接触するバネ性押圧部を有して
    いることを特徴とする請求項5記載の固定具。
  8. 【請求項8】 集積回路パッケージにヒートシンクを取
    り付ける構造であって、 集積回路パッケージと; 前記集積回路パッケージ上に載置されたヒートシンク
    と; 前記ヒートシンクの下面が前記集積回路パッケージの上
    面に密着するように、前記ヒートシンクを前記集積回路
    パッケージに固定する固定手段とを具備し; 前記固定手段は、前記ヒートシンクの上面に当接する押
    さえ部と横方向外側に突出する複数の第1係止突起とを
    有する前記ヒートシンクの上縁部をカバーする第1枠体
    と、前記集積回路パッケージの底縁部に当接する爪部と
    横方向外側に突出する複数の第2係止突起とを有する前
    記集積回路パッケージの外周を包囲する第2枠体と、前
    記第1及び第2係止突起に係合して前記ヒートシンクを
    取り外し可能に前記集積回路パッケージに固定する少な
    くとも一対の固定部材とから構成されることを特徴とす
    るヒートシンクの取付構造。
  9. 【請求項9】 集積回路パッケージにヒートシンクを取
    り付ける構造であって、 集積回路パッケージと; 前記集積回路パッケージ上に搭載されたヒートシンク
    と; 前記ヒートシンクの底面に接着され、前記集積回路パッ
    ケージの上面に吸着された熱伝導性の良い材料から形成
    された複数の吸盤とを具備したことを特徴とするヒート
    シンクの取付構造。
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