JP3389790B2 - 斜め投影光学装置 - Google Patents

斜め投影光学装置

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JP3389790B2
JP3389790B2 JP26293996A JP26293996A JP3389790B2 JP 3389790 B2 JP3389790 B2 JP 3389790B2 JP 26293996 A JP26293996 A JP 26293996A JP 26293996 A JP26293996 A JP 26293996A JP 3389790 B2 JP3389790 B2 JP 3389790B2
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彰 佐藤
勝裕 高本
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバーヘッドプ
ロジェクタや液晶プロジェクタ等のような拡大投影装置
に関するものであり、また、イメージスキャナのような
縮小投影装置にも適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、会議や講演会等において、図
表等を示しながら説明を行う場合に、透明フィルムや液
晶パネル等による透明原稿をスクリーン上に拡大投影す
る、オーバーヘッドプロジェクタ(以下、OHPと呼
ぶ)がよく使用されている。OHPは、通常、透明原稿
の画像をスクリーンに投影する投影レンズや、光源から
の光路の方向をスクリーン方向に変える反射鏡が、OH
P装置本体の上方に支持部材により取り付けられる構成
であるので、スクリーン上の画像を見る際に、それらの
部材が視野の妨げになる事が多かった。
【0003】また、液晶プロジェクタをも含む従来の投
影装置においては、スクリーンに対して正面から垂直に
投影する方式であったため、上記と同様の視野の妨げに
なる問題に加えて、背面投射型のプロジェクタにおい
て、反射ミラーの折り曲げ角度が制限されるために、装
置が大型になる等の問題を抱えていた。
【0004】上記の不都合を解消するために、例えばO
HPにおいては、図15に示すように、OHP11から
スクリーン3へ斜め投影する事ができれば、観察者13
の視野を妨げるのを防ぐ事ができる。尚、同図におい
て、12はOHP11を扱う使用者である。そして図1
6に示すように、例えばスクリーン3の幅が1.2mで
スクリーン3からOHP11までの距離が1.5mの場
合は、投影角度α=20゜とすればOHP11の後部か
らでもほぼ視野を妨げられる事なくスクリーン3を観察
する事ができる。
【0005】また、同様の光学系を用いて、図17に示
すように、斜め上方に投影角度θで投影する事もでき
る。さらに、図18に示すように、斜め投影可能な光学
系を応用し、薄型の背面投射型プロジェクタを実現する
事もできる。尚、同図において、1は液晶パネル等の原
稿部材、7は投影レンズ群である。
【0006】上記のように、歪のない像をスクリーン面
上に斜め投影可能とするために、従来よりいくつかの発
明がなされている。例えば、特公平4−56297号公
報に記載されている如く、レンズ可動支持手段と載置台
可動支持手段とを備え、原稿載置台と光学レンズの傾斜
姿勢を所望のものに設定可能とし、歪のない投影像を得
られるようにしている。また、特開平5−241096
号公報に記載されている如く、投影レンズに対してスク
リーン面を斜めに配置する構成とし、それにより生じる
台形歪を補正するために、投影レンズの一部を傾斜させ
た光学系を用いている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平4−56297号のような構成では、20゜以上の
投影角度を得るためには、レンズの口径が大きな広画角
投影レンズを用いる必要があり、コスト高となる。ま
た、上記特開平5−241096号のような構成では、
投影レンズの一部を傾斜させる事で著しい性能劣化が起
こるので、大きな斜め投影角度に対応する事は困難であ
る。本発明は、大きな斜め投影角度でも良好な像が得ら
れる斜め投影光学装置を提供し、また、比較的小型で低
コストの投影レンズを用いてそれを実現する事を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、1次像を2次像に拡大或いは縮小して
投影する投影レンズ系を有し、前記投影レンズ系の絞り
中心と拡大側像面の中心とを結ぶ直線が、拡大側像面の
法線に対して所定の角度をなして配置されている斜め投
影光学装置において、拡大側像面と縮小側像面とは互い
に略平行に配置されており、前記投影レンズ系は、拡大
側に投影レンズ系に向かって凸状に湾曲した像面湾曲特
性を有する事により、前記拡大側像面に投影される像の
台形歪を低減する構成とする。
【0009】そして、前記投影レンズ系は、絞りを除く
全ての光学素子が共軸系で構成されている事により、低
コストの鏡胴を使用する事ができる。或いは、前記投影
レンズ系は、少なくとも2つの共軸レンズ群より構成さ
れており、前記共軸レンズ群は、互いに偏心して配置さ
れている事により、結像性能を改善する構成としても良
い。
【0010】また、1次像を2次像に拡大或いは縮小し
て投影する投影レンズ系を有し、前記投影レンズ系の絞
り中心と拡大側像面の中心とを結ぶ直線が、拡大側像面
の法線に対して所定の角度をなして配置されている斜め
投影光学装置において、拡大側像面と縮小側像面とは互
いに略平行に配置されており、以下の条件式(1),
(2)を満足する構成とする。 20≦θ<90 (1)
【数2】 但し、 θ:投影レンズ系の絞り中心と拡大側像面の中心とを結
ぶ直線と、拡大側像面の法線とのなす角(単位゜)、 ri :投影レンズ系に含まれるi番目の屈折面の曲率半
径、 ni :投影レンズ系に含まれるi番目の屈折面より物体
側の媒質の屈折率、 n′i :投影レンズ系に含まれるi番目の屈折面より像
側の媒質の屈折率、 L:拡大側像面の中心と投影レンズ系の絞り中心との距
離、 である。
【0011】そして、拡大側像面と縮小側像面とのなす
角が5゜以下である構成とする事ができる。また、前記
投影レンズ系の絞り中心と縮小側像面の中心とを結ぶ直
線が、縮小側像面の法線に対して略垂直に配置されてい
る構成とする事もできる。
【0012】また、前記投影レンズ系は、絞りを除く全
ての光学素子を共軸系で構成する事ができる。或いは、
前記投影レンズ系は、少なくとも2つの共軸レンズ群よ
り構成されており、前記共軸レンズ群は、互いに偏心し
て配置されている構成としても良い。
【0013】また、前記投影レンズ系の絞りを含む平面
の垂直方向は、縮小側像面の法線に対して、絞り中心と
縮小側像面の中心を結ぶ直線に近づく方向に傾けられて
いる構成とする事もできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、
原稿部材1の画像を共軸系の光学系2を用いてその光軸
に対して斜めに傾いたスクリーン3へ投影する場合、結
像条件を満足してスクリーン3の面全面に渡ってピント
の合ったシャープな映像を得るためには、スクリーン3
の傾きと反対方向に原稿部材1を傾けて配置しなければ
ならない。このとき、原稿部材1の上端から下端にかけ
て、光学系2による投影倍率が異なるので、同図に示す
ように、原稿部材1の画像4がスクリーン3に投影され
ると、5のような台形歪をもった投影像となる。
【0015】一方、光学系2を構成する各投影レンズ面
の前後の屈折率をそれぞれn,n′、各投影レンズ面の
曲率半径をrとしたときに、いわゆるペッツバール和Σ
{(1/r)(1/n−1/n′)}が正の光学系を用
いると、図2に示すように、像面6は光学系2に向かっ
て凸状に湾曲する。このような光学系において、図3に
示すように、原稿部材1の中心を光学系2の光軸からず
らすと、像面6の内、原稿部材1の画像の投影像となる
部分は、光軸に垂直な面に対して傾く事になる。
【0016】以上のままでは、原稿部材1とスクリーン
3とが互いに傾いて配置される状態となる事によって台
形歪が発生する。そこで、図4に示すように、原稿部材
1を像面6の傾きと同じ方向に傾ける事により、像面6
ひいてはスクリーン3は逆の方向に傾いてくるので、原
稿部材1とスクリーン3が互いに平行になる位置を見い
だす事ができる。これにより、上記台形歪を解消する事
ができる。
【0017】即ち、図19に示すように、ペッツバール
和が正の値を持つ光学系2で表す投影レンズ群におい
て、軸外光束を用いて画像を投影すると、スクリーン3
の中心14における像面6の接平面は、光学系2の対称
軸に対して垂直な方向にφだけ傾く。この性質を利用す
れば、斜め投影角度を大きくする事が可能である。従っ
て、光学系2の像面湾曲を、接平面の傾き角φが大きく
なるように設定する必要がある。
【0018】図19において、光学系2とスクリーン3
までの距離をL、像面6の曲率半径をL′、光学系2の
投影角度をθとすると、以下の関係が成り立っている。 Ltanθ=L′tanφ θが20゜のとき、φが5゜程度となる場合を最大とす
ると、 L′/L=tanθ/tanφ<tan(20)/ta
n(5)=4.2
【0019】従って、L′<4Lを満足する範囲であれ
ば、斜め投影角度を大きくする事ができる。ペッツバー
ル和は像面の曲率半径の逆数となるから、以下の条件式
(2)が導出される。
【数3】
【0020】尚、光学系2で表す投影レンズ群が上記式
を満足しない場合、斜め投影したときのスクリーン3の
中心14における像面6の接平面と、光学系2の対称軸
の垂直面とのなす角φを大きくする事ができないため、
光学系2の構成が極めて複雑なものになってしまう。と
ころで、上記のような構成に加えて、さらに、投影レン
ズを互いに偏心した2つ以上の群から構成する事で、結
像性能を向上させる事ができる。これらを含んだ更に具
体的な構成を以下に示す。
【0021】図5は、本発明の斜め投影光学装置の第1
の実施形態の光学系を示す模式図である。同図において
示すように、原稿部材1の画像光は、斜め方向より投影
レンズ群7によって、スクリーン3に斜め投影される。
投影レンズ群7は、図6に示すように、6枚のレンズで
構成される共軸系のレンズ群である。座標軸は、紙面内
にX,Y軸、紙面に垂直にZ軸をとっている。X軸はス
クリーン3の面に垂直であり、スクリーン3の面から投
影レンズ群7に向かう方向を正とする。また、座標の原
点を絞り8の中心にとっている。原点とスクリーン3の
面の中心を結ぶ直線と、スクリーン3の面の垂線とのな
す角度(以下、斜め投影角度と呼ぶ)は34゜である。
以下に、本実施形態のコンストラクションデータを示
す。
【0022】
【0023】 〈投影レンズ群7〉 回転角…θ=11.0 〔曲面の記号〕 〔曲率半径〕 〔面間隔〕 〔屈折率〕 〔アッベ数〕 r1 70.048 1.62280 56.88 20.75 r2 -251.997 1.54072 47.22 5.75 r3 56.220 5.00 r4 116.200 1.55753 67.17 8.75 r5 208.912 7.13 絞り8 ∞(絞り径=28,回転角=30゜) 7.13 r6 -69.701 1.55753 67.17 10.00 r7 -50.978 5.00 r8 -44.340 1.54072 47.22 4.75 r9 6547.73 1.62280 56.88 20.00 r10 -66.5362
【0024】ここで、絞り8が傾いて配置されている理
由を述べる。図7に示すように、絞り8が原稿部材1に
平行な場合には、原稿部材1の両端の点P,Qから絞り
8に入射してゆく光線の張る角度AとBが異なり、スク
リーン3に投影される像は、P点からのものが明るく、
Q点からのものが暗くなってしまう。そこで、図8に示
すように、上記角度AとBを同じにするために、絞り8
の中心と原稿部材1の中心とを結ぶ線が絞り8の面と直
角に近い角度で交わるように、絞り8を傾けて配置し
て、スクリーン3の面上の明るさ分布の補正を行ってい
る。
【0025】また、投影レンズ群7が傾いて配置されて
いる事により、レンズの口径の小型化が達成されてい
る。そして、絞り8を除くエレメントを全て共軸系に構
成する事で、低コストの鏡胴の使用を可能としている。
さらに、上記コンストラクションデータに示すように、
スクリーン面と原稿部材面とのなす角度が5度以下であ
れば、歪曲収差を効果的に補正する事ができる。以下
に、本実施形態の光学系のペッツバール和を求めるため
のデータを示す。
【0026】 〈第1の実施形態におけるペッツバール和〉 〔曲面の記号〕 〔曲率半径〕 〔屈折率〕 〔(1/r)(1/n-1/n')〕 1.00000 r1 70.048 5.480e-3 1.62300 r2 -251.997 1.301e-4 1.54100 r3 56.220 -6.245e-3 1.00000 r4 116.200 3.082e-3 1.55800 r5 208.912 -1.714e-3 1.00000 r6 -69.701 -5.138e-3 1.55800 r7 -50.978 7.026e-3 1.00000 r8 -44.340 -7.918e-3 1.54100 r9 6547.730 5.007e-6 1.62300 r10 -66.536 5.769e-3 1.00000 (合計) 4.768e-4
【0027】ここで、上述したように、スクリーン3の
面の中心と絞り8との距離をLとすると、0.25/L
=1.3e−4であり、ペッツバール和は上記のように
4.768e−4であるから、ペッツバール和の値の方
が大きいので、上述した像面湾曲の条件を満たしている
事が分かる。
【0028】図9は、本実施形態の光学系により得られ
るスポットダイアグラムであり、図10は、同じく歪曲
図である。これらの図によると、点像の分布のばらつき
も少なく、また、おおむね理想に近い形状で投影される
事が示されており、実用性は充分である事が分かる。
【0029】図11は、本発明の斜め投影光学装置の第
2の実施形態の光学系を示す模式図である。同図におい
て示すように、原稿部材1の画像光は、斜め方向より投
影レンズ群7′に集光され、スクリーン3に斜め投影さ
れる。投影レンズ群7′は、図12に示すように、6枚
のレンズで構成され、絞り8′を挟んで前後のレンズ群
が互いに偏心して収差補正を行う構成となっている。座
標軸は、紙面内にX,Y軸、紙面に垂直にZ軸をとって
いる。X軸はスクリーン3の面に垂直であり、スクリー
ン3の面から投影レンズ群7′に向かう方向を正とす
る。また、座標の原点を絞り8′の中心にとっている。
そして、斜め投影角度は32゜である。以下に、本実施
形態のコンストラクションデータを示す。
【0030】
【0031】 〈投影レンズ群7′のGrp.1〉 第1面面頂点…X1=-59.32 Y1=13.8 回転角…θ1=6.5 〔曲面の記号〕 〔曲率半径〕 〔面間隔〕 〔屈折率〕 〔アッベ数〕 r1 98.984 1.69680 56.47 22.0 r2 465.224 1.58144 40.83 8.0 r3 95.452 12.0 r4 493.822 1.61800 63.39 10.0 r5 ∞ 〈絞り8′〉 絞り中心…X=0.0 Y=0.0 回転角…θ=30.0 絞り径=35.0
【0032】 〈投影レンズ群7′のGrp.2〉 第1面面頂点…X2=9.68 Y2=9.79 回転角…θ2=4.4 〔曲面の記号〕 〔曲率半径〕 〔面間隔〕 〔屈折率〕 〔アッベ数〕 r6 -106.144 1.61800 63.39 12.5 r7 -71.927 8.5 r8 -56.675 1.58144 40.83 8.0 r9 -136.513 1.69680 56.47 20.0 r10 -84.930
【0033】絞り8′が傾いて配置されている理由は、
上記絞り8の場合と同様である。また、投影レンズ群
7′が傾いて配置されている事により、上記投影レンズ
群7の場合と同様に、レンズの口径の小型化が達成され
る。さらに、上記コンストラクションデータに示すよう
に、スクリーン面と原稿部材面とのなす角度が5度以下
であれば、歪曲収差を効果的に補正する事ができる。以
下に、本実施形態の光学系のペッツバール和を求めるた
めのデータを示す。
【0034】 〈第2の実施形態におけるペッツバール和〉 〔曲面の記号〕 〔曲率半径〕 〔屈折率〕 〔(1/r)(1/n-1/n')〕 1.00000 r1 98.984 4.149e-3 1.69700 r2 465.224 -9.294e-5 1.58100 r3 95.452 -3.850e-3 1.00000 r4 493.822 7.735e-4 1.61800 r5 ∞ 0.000e+0 1.00000 r6 -106.144 -3.598e-3 1.61800 r7 -71.927 5.310e-3 1.00000 r8 -56.675 -6.484e-3 1.58100 r9 -136.513 -3.167e-4 1.69700 r10 -84.929 4.836e-3 1.00000 (合計)
7.270e−4
【0035】ここで、上述したように、スクリーン3の
面の中心と絞り8′との距離をLとすると、0.25/
L=1.1e−4であり、ペッツバール和は上記のよう
に7.270e−4であるから、ペッツバール和の値の
方が大きいので、上述した像面湾曲の条件を満たしてい
る事が分かる。
【0036】図13は、本実施形態の光学系により得ら
れるスポットダイアグラムであり、図14は、同じく歪
曲図である。これらの図によると、点像の分布のばらつ
きは第1の実施形態におけるものよりも更に少なく、ま
た、おおむね理想に近い形状で投影される事が示されて
おり、実用性は充分である事が分かる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大きな斜め投影角度でも良好な像が得られる斜め投影光
学装置を、比較的小型で低コストの投影レンズを用いて
提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜め投影における基本的な問題点を示す図。
【図2】像面が湾曲する光学系の構成を示す図。
【図3】図2の光学系において、斜め投影を行った様子
を示す図。
【図4】原稿部材とスクリーン面を平行に配置した様子
を示す図。
【図5】本発明の第1の実施形態の光学系を示す模式
図。
【図6】第1の実施形態の投影レンズ群の構成を示す
図。
【図7】絞りが原稿部材に平行な光学系を示す図。
【図8】絞りを原稿部材に対して傾けて配置した光学系
を示す図。
【図9】第1の実施形態の光学系のスポットダイアグラ
ム。
【図10】第1の実施形態の光学系の歪曲図。
【図11】本発明の第2の実施形態の光学系を示す模式
図。
【図12】第2の実施形態の投影レンズ群の構成を示す
図。
【図13】第2の実施形態の光学系のスポットダイアグ
ラム。
【図14】第2の実施形態の光学系の歪曲図。
【図15】OHPによる斜め投影の様子を示す模式図。
【図16】斜め投影の角度条件を示す図。
【図17】斜め上方に投影する様子を示す模式図。
【図18】薄型の背面投射型プロジェクタの構成を示す
模式図。
【図19】斜め投影の条件式導出のための説明図。
【符号の説明】
1 原稿部材 2 光学系 3 スクリーン 4 画像 5 投影像 6 像面 7,7′ 投影レンズ群 8,8′ 絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/18 G02B 9/00 - 15/28

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次像を2次像に拡大或いは縮小して投
    影する投影レンズ系を有し、前記投影レンズ系の絞り中
    心と拡大側像面の中心とを結ぶ直線が、拡大側像面の法
    線に対して所定の角度をなして配置されている斜め投影
    光学装置において、 拡大側像面と縮小側像面とは互いに略平行に配置されて
    おり、 前記投影レンズ系は、拡大側に投影レンズ系に向かって
    凸状に湾曲した像面湾曲特性を有する事を特徴とする斜
    め投影光学装置。
  2. 【請求項2】 前記投影レンズ系は、絞りを除く全ての
    光学素子が共軸系で構成されている事を特徴とする請求
    項1に記載の斜め投影光学装置。
  3. 【請求項3】 前記投影レンズ系は、少なくとも2つの
    共軸レンズ群より構成されており、前記共軸レンズ群
    は、互いに偏心して配置されている事を特徴とする請求
    項1に記載の斜め投影光学装置。
  4. 【請求項4】 1次像を2次像に拡大或いは縮小して投
    影する投影レンズ系を有し、前記投影レンズ系の絞り中
    心と拡大側像面の中心とを結ぶ直線が、拡大側像面の法
    線に対して所定の角度をなして配置されている斜め投影
    光学装置において、 拡大側像面と縮小側像面とは互いに略平行に配置されて
    おり、 以下の条件式範囲を満足する事を特徴とする斜め投影光
    学装置。 20≦θ<90 【数1】 但し、 θ:投影レンズ系の絞り中心と拡大側像面の中心とを結
    ぶ直線と、拡大側像面の法線とのなす角(単位゜)、 ri :投影レンズ系に含まれるi番目の屈折面の曲率半
    径、 ni :投影レンズ系に含まれるi番目の屈折面より物体
    側の媒質の屈折率、 n′i :投影レンズ系に含まれるi番目の屈折面より像
    側の媒質の屈折率、 L:拡大側像面の中心と投影レンズ系の絞り中心との距
    離、 である。
  5. 【請求項5】 拡大側像面と縮小側像面とのなす角が5
    ゜以下である事を特徴とする請求項4に記載の斜め投影
    光学装置。
  6. 【請求項6】 前記投影レンズ系の絞り中心と縮小側像
    面の中心とを結ぶ直線が、縮小側像面の法線に対して略
    垂直に配置されている事を特徴とする請求項4に記載の
    斜め投影光学装置。
  7. 【請求項7】 前記投影レンズ系は、絞りを除く全ての
    光学素子が共軸系で構成されている事を特徴とする請求
    項4に記載の斜め投影光学装置。
  8. 【請求項8】 前記投影レンズ系は、少なくとも2つの
    共軸レンズ群より構成されており、前記共軸レンズ群
    は、互いに偏心して配置されている事を特徴とする請求
    項4に記載の斜め投影光学装置。
  9. 【請求項9】 前記投影レンズ系の絞りを含む平面の垂
    直方向は、縮小側像面の法線に対して、絞り中心と縮小
    側像面の中心を結ぶ直線に近づく方向に傾けられている
    事を特徴とする請求項4に記載の斜め投影光学装置。
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