JP3387157B2 - 複合機器操作システム - Google Patents

複合機器操作システム

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JP3387157B2 JP17019793A JP17019793A JP3387157B2 JP 3387157 B2 JP3387157 B2 JP 3387157B2 JP 17019793 A JP17019793 A JP 17019793A JP 17019793 A JP17019793 A JP 17019793A JP 3387157 B2 JP3387157 B2 JP 3387157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の機能を有する複
合機器或いは複数の機能を有する複数の機器からなる複
合機器と、これら複合機器をコントロールする例えばリ
モートコントローラとからなる複合機器操作システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16には、従来のリモートコントロー
ラ(すなわちいわゆるリモコン、以下単にリモコンと呼
ぶ)の操作パネル上のキーを概略的に示す。なお、この
図16の例では、当該リモコンによっていわゆるCD
(コンパクトディスク)プレーヤを操作する場合につい
て説明する。また、このCDプレーヤは、複数のディス
クが装填され、この中の一枚のディスクを選択して再生
可能ないわゆるチェンジャとしての機能と共に、ラジオ
放送を受信できるチューナとしての機能をも有するもの
である。
【0003】このような、CDプレーヤを遠隔操作する
当該リモコンの操作パネルには、大別して機能選択キー
とテンキーと機能キーとが配される。上記機能選択キー
には、例えば、当該CDプレーヤ(チェンジャも含む)
の機能への切り換え選択を行うための機能選択キーとし
て「CD」のキースイッチと、上記ラジオ放送を受信す
るチューナとしての機能における周波数帯域のFM,A
Mの何れかを選ぶための選択機能キーとして「FM」と
「AM」のキースイッチが設けられている。また、上記
テンキーは、上記チェンジャ機能において例えば上記複
数のディスクの何れかを選び、この選んだディスクの何
曲目を再生するかを数字によって指示したり、上記チュ
ーナ機能において何れの周波数を受信すべきか、或いは
予め受信周波数と対応付けられて設定されたチャンネル
を数字によって指示するためのキースイッチであり、例
えば「1」から「10」までの各キースイッチが設けら
れる。さらに、上記機能キーとは、上記CDプレーヤ機
能における再生を指示する「PLAY」キースイッチ
や、停止を指示する「STOP」キースイッチ、ラジオ
放送受信時の上記チャンネルを指示するための「CH」
キースイッチ等からなるものである。
【0004】この図16のようなリモコンを用いて、上
記チューナ及びチェンジャ機能を有するCDプレーヤを
遠隔操作する場合には、次のような操作手順で操作を行
うことになる。
【0005】例えば、当該CDプレーヤでチューナ機能
を動作させる場合において、例えばFM放送を受信し
て、上記予め設定したチャンネルの中の1CHを選択す
るような場合には、先ず、上記機能選択キーの「FM」
のキースイッチを押してチューナ機能のFM放送を選
び、次に上記テンキーの「1」のキースイッチを押し、
最後に上記機能キーの「CH」キースイッチを押すこと
で、1CHを選択するようにする。
【0006】これに対し、上記CDプレーヤのチェンジ
ャ機能によって任意のディスクの再生を行う場合におい
て、例えば、複数のディスクのうちの第3番目のディス
クを選択して再生するような場合には、先ず、上記機能
選択キーの「CD」のキースイッチを押してCDプレー
ヤ機能を選び、次に上記テンキーの「3」のキースイッ
チを押し、最後に上記機能キーの「PLAY」のキース
イッチを押すことで第3番目のディスクの再生を行わせ
るようにする。なお、当該チェンジャにおいては、上記
複数のディスクはそれぞれ予め番号付けられており、上
記テンキーの数字入力によってその何れかの数字に対応
する番号のディスクが選択される。
【0007】このように、上記図16の例におけるリモ
コンの操作手順は、先ず、機能選択キーで選択を行い、
次にテンキーで指示を行い、最後に機能キーで動作等の
指示を行うというものになる。
【0008】上述の例では、CDプレーヤがチェンジャ
とチューナの機能を有している例を挙げたが、このよう
な場合の例の他に、リモコンとしては、複数の機器を遠
隔操作するものも存在する。例えば、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)と、ビデオディスクプレーヤ(VDP)
と、テレビジョン受像機(TV)等の複数の機器を一つ
のリモコンによって遠隔操作する場合もある。例えば、
2台のビデオテープレコーダ(VTR1及びVTR2)
と、ビデオでディスクプレーヤと、テレビジョン受像機
を遠隔操作するリモコンの操作パネルには、例えば図1
7に示すような各種キーが設けられることになる。
【0009】すなわち、この図17の場合のリモコンに
は、機器選択キーとして、VTR1(機器A)を指示す
るための「VTR1」キースイッチ401と、VTR2
(機器B)を指示するための「VTR2」キースイッチ
402と、ビデオでディスクプレーヤ(機器C)を指示
するための「VDP」キースイッチ403と、テレビジ
ョン受像機(機器D)を指示するための「TV」キース
イッチ404とが設けられる。また、各機器に対応する
操作キー(機能キー)として、上記VTR1に対応する
操作キーとしては、再生を指示するための「PLAY」
キースイッチ405と、停止を指示するための「STO
P」キースイッチ400が設けられる。さらに上記VT
R2に対応する操作キーとしては、上記VTR1と同じ
く「PLAY」キースイッチ406と「STOP」キー
スイッチ410が、また、上記VDPに対応する操作キ
ーとしても「PLAY」キースイッチ407と「STO
P」キースイッチ411が、テレビジョン受像機に対応
する操作キー(ファンクションキー)としては例えばチ
ャンネルを指定するための数字キースイッチ408(例
えばテンキー)とそのチャンネルの確定を指示するため
の「CH」キースイッチ412が設けられることにな
る。
【0010】この図17の例において、例えば、上記V
TR1を指定してそのVTR1に既に装填されているビ
デオテープを再生したいような場合には、先ず、上記機
器選択キーの「VTR1」のキースイッチ401を押
し、次に上記操作キーの「PLAY」のキースイッチ4
05を押すようにする。
【0011】また、例えば、上記ビデオディスクプレー
ヤを指定して当該プレーヤ内に既に装填されているディ
スクを再生したいような場合には、先ず、上記機器選択
キーの「VDP」のキースイッチ403を押し、次に上
記操作キーの「PLAY」のキースイッチ407を押す
ようにする。
【0012】このように、上記図17の例におけるリモ
コンの操作手順は、先ず、機器選択キーで何れかの機器
を選択し、次にそれぞれの機器に対応して各々設けられ
た複数の操作キー(機能キー)で機能の指示を行うとい
うものになる。
【0013】すなわち、上述したように、従来のリモコ
ンでは、上記機能選択キー若しくは機器選択キーによっ
てそれぞれの機能或いは機器を選択してから、上記テン
キーや機能キー若しくはそれぞれの機器の各機能毎に設
けられている複数の操作キーによって指示するという順
序で入力する必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
上記従来のリモコンでは、キー数が多くなって操作パネ
ルが複雑なったり、入力に要する手順が多くなる。ま
た、各機器単品毎に対して複数のキーが設けられること
になるため操作が複雑化してしまうようにもなる。な
お、上述の図17の例では、1つのリモコンで複数の機
器を操作するようにしているが、さらに機器数が多くな
ると例えば操作パネル上に各機器に対応して非常に多く
のキーが必要になるため、リモコン自体を複数設けなけ
ればならなくなることもある。
【0015】したがって、従来より、リモコンの操作性
の悪化及び複雑化が常に問題となっている。
【0016】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みてなされたものであり、操作が簡単でかつ操作パネ
ルも複雑化せず、多くの機能若しくは機器を遠隔操作す
ることのできるリモートコントローラと、このリモート
コントローラによって操作される複合機器とからなる複
合機器操作システムを提供することを目的とするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために提案されたものであり、本発明の複合
機器操作システムは、複数の機能を有する複合機器又は
複数の機能を有する複数の機器からなる複合機器と、上
記複合機器の操作情報を入力する操作情報入力手段とか
らなる複合機器操作システムであり、上記操作情報入力
手段は、少なくとも、上記複合機器の複数の機能の選択
を行う機能選択手段と、数値を入力する数値入力手段と
を有し、上記複合機器は、少なくとも、上記操作情報入
力手段の上記数値入力手段からの数値情報を一時的に記
憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶した上記数値情
報と上記操作情報入力手段の上記機能選択手段からの選
択情報との組み合わせに基づいて上記数値情報の数値の
意味を確定する制御手段とを有してなるものである。
【0018】ここで、上記操作情報入力手段は、上記数
値入力手段としてテンキーを有し、上記複数の機器から
なる複合機器に対しては当該テンキーによる数値情報に
よって、予め番号付けられている上記複数の機器の何れ
かを選択する。また、上記複合機器は、複数の情報記録
媒体を有し、これら複数の情報記録媒体の何れかに対し
て選択的に記録及び/又は再生を行う情報機器とするこ
とができる。このとき、上記操作情報入力手段は、上記
数値入力手段としてテンキーを有し、当該テンキーによ
る数値情報によって、上記情報機器内の予め番号付けら
れている上記複数の情報記録媒体の何れかを選択する。
なお、上記情報機器は、上記複数の情報記録媒体とし
て、磁気テープを収納するカセットを複数巻装填するも
のとすることができる。さらに、上記操作情報入力手段
は、情報信号を送信する送信手段を有するリモートコン
トローラとすることができ、このときの上記複合機器
は、上記リモートコントローラの送信手段から送信され
た情報信号を受信する受信手段を有するものとする。
【0019】
【作用】本発明によれば、複合機器側で、操作情報入力
手段により入力された数値情報を記憶しておき、この記
憶した数値情報と操作情報入力手段により入力された選
択情報との組み合わせから、ユーザの指示を判断するよ
うにしている。
【0020】
【実施例】以下、本発明実施例について図面を参照しな
がら説明する。
【0021】本発明実施例の複合機器操作システムは、
複数の機能を有する複合機器又は複数の機能を有する複
数の機器からなる複合機器と、上記複合機器を遠隔操作
する操作情報入力手段としてのリモートコントローラと
からなる複合機器操作システムである。
【0022】上記リモートコントローラ(以下リモコン
とする)は、図1に示すように、少なくとも、上記複数
の機能の選択を行う機能選択手段としてのファンクショ
ンキー(後述の図3及び図5参照)と、数値を入力する
数値入力手段としてのテンキーTK(図3及び図5参
照)と、機能選択情報や数値情報などの情報信号を送信
する送信手段として信号を生成するCPU43及び信号
を例えば赤外光に変換して発光するLED(発光ダイオ
ード)48及び信号に応じて当該LED48を駆動する
LEDドライバを構成する抵抗46,トランジスタ(T
r)47とを有してなるものである。
【0023】すなわち、この図1において、テンキーT
Kは、I/Oインタフェース42を介してCPU43と
接続され、このCPU43によってテンキーTKの何れ
が押されたかが判断される。また、このCPU43に
は、実行プログラムが記憶されているROM44と、処
理途中のデータやテンキーTKの入力数値情報を一時記
憶するRAM45と、電源49と、基準クロックを生成
する水晶発振器41とが接続されている。このCPU4
3からの信号が、上記LEDドライバのトランジスタ4
7のベースに送られるようになっている。さらに、当該
CPU43には、後述するリモコンの情報表示手段とし
ての液晶ディスプレイ(LCD)11が、当該液晶ディ
スプレイ11を駆動するLCDドライバ40を介して接
続されている。なお、上記LEDドライバのトランジス
タ47は、エミッタが接地され、コレクタが上記抵抗4
6を介して上記LED48のカソードに接続され、当該
LED48のアノードは上記電源49に接続されてい
る。
【0024】次に、上記複合機器は、図2に示すよう
に、少なくとも、上記リモコンからの情報信号を受信す
る受信手段としての受信器18と、上記受信器18によ
り受信された上記リモコンのテンキーTKによる数値情
報を一時的に記憶する記憶手段としてのCPU63に接
続されたRAM65とを有し、上記複合機器の制御手段
であるCPU63は、上記RAM65に記憶した上記数
値情報と、上記受信器18により受信された上記リモコ
ンのファンクションキーでの選択に応じた選択情報との
組み合わせに基づいて、上記数値情報の数値の意味を確
定するようにしている。
【0025】すなわち、この複合機器の上記受信器18
は、受光素子であるフォトディテクタ52と、抵抗51
と、受光信号を増幅するアンプ53と、増幅した信号の
波形整形を行う波形整形回路54とからなるものであ
る。また、この受信器18からの受信信号は、I/Oイ
ンタフェース62を介して上記CPU63に送られる。
当該CPU63には、実行プログラムを記憶しているR
OM64と、上記数値情報を一時記憶すると共にCPU
63での処理途中のデータをも記憶するRAM65と、
基準クロックを発生する水晶発振器61と、電源66も
接続されている。当該CPU63によって処理されて得
られた信号は、端子70を介して当該複合機器の後述す
る各機能(チェンジャやテレビジョン受信等)に対応す
る構成に送られるようになっている。
【0026】以下、本発明実施例の複合機器操作システ
ムにおけるリモコンの動作及び当該リモコンにより遠隔
操作される複合機器の動作及び例について説明する。
【0027】先ず、本発明実施例の複合機器として、例
えば、複数の情報記録媒体としていわゆる8mmビデオ
カセットが複数装填され、これら8mmビデオカセット
の何れかに対して選択的に記録及び/又は再生を行うチ
ェンジャ機能を有する情報機器すなわちビデオテープレ
コーダ(VTR)を用いる例について説明する。なお、
このビデオテープレコーダは、通常のVTR同様に、例
えばテレビジョン放送信号を受信するチューナ機能(ラ
ジオ放送受信用チューナを含むことも可能である)をも
有している。
【0028】ここで、当該VTRに対応する本実施例の
リモコンの操作パネルとしては、例えば、図3に示すよ
うなものとなる。
【0029】この図3において、当該リモコンの操作パ
ネルは、大別してテンキー部とファンクション部とから
なっている。もちろん、他に電源ON/OFF等の各種
キーも当然配されるが、図3では省略している。
【0030】テンキー部には、「1」〜「10」(或い
は「0」でも良い)の10個のキースイッチが配されて
いる。また、ファンクション部には、上記VTRのリモ
コンとしての基本機能である例えば「REW」、「PL
AY」、「FF」、「STOP」の4つのキースイッチ
と、テレビジョン受信用のチャンネル設定機能のための
「CH」のキースイッチが配されている。
【0031】本実施例では、このようなリモコンの操作
手順として、先ず、上記テンキー部からの数値入力によ
って、上記VTR内に装填され後述するように予め番号
付けられている上記8mmビデオカセットの何れかを選
択(何れか選択された1本のカセット内の磁気テープに
記録された複数の情報の内の何れかの情報の選択も含
む)し、その後ファンクション部での入力を行うこと
で、機能選択を行うようにしている。
【0032】具体的に説明すると、例えば、テレビジョ
ン放送の5CHを選択する場合には、先ず、上記テンキ
ー部の「5」のキースイッチを押し、その後一定時間内
(例えば5秒以内で、前記複合機器(VTR)内のRA
M65に一時的に記憶される時間)にファンクション部
の「CH」のキースイッチを押すようにする。これによ
り、本実施例のVTRに接続されたテレビジョン受像機
によって、上記5CHのテレビジョン放送を見ることか
できるようになる。なお、上記一定時間は、ユーザが何
れのキースイッチを押すかについて考える時間を考慮し
て決定するものであり、上記5秒に限らず、ユーザに取
って最適なものであれば何れの時間であっても良く、例
えば2秒とすることもできる。
【0033】また、例えば、上記VTRのチェンジャ内
に装填されている複数の8mmビデオカセットのうち、
No.5として番号付けられているカセットを再生した
いような場合には、先ず、上記テンキー部の「5」のキ
ースイッチを押し、その後上記一定時間内にファンクシ
ョン部の「PLAY」のキースイッチを押すようにす
る。これにより、本実施例のVTRに装填されたNo.
5の8mmビデオカセットが再生され、当該VTRに接
続されたテレビジョン受像機によって当該8mmビデオ
カセットのテープからの再生映像を見ることかできるよ
うになる。その後は、例えば上記ファンクション部の
「STOP」や「FF」,「REW」のキースイッチを
押すと、これらの機能が実行される。従って、テンキー
は、その後再生したいビデオカセットを変更したい場合
や、テレビジョン放送を見たい場合のみ押すことにな
る。
【0034】上述したようなリモコン及びVTRでの基
本的な操作手順をフローチャートに示すと図4に示すよ
うになる。
【0035】この図4において、ステップS1では、リ
モコンの入力待機状態となっており、次のステップS2
でテンキー部によって数字を入力すると、次のステップ
S3ではファンクション部からの機能選択の入力が5秒
以内にあるか否かの判断を行う。ここで、5秒以内にフ
ァンクション部での入力がなければ(No)、ステップ
S1に戻り、上記テンキー部の数字入力をキャンセルす
る。上記ステップS3で5秒以内に入力があった場合
(Yes)には、ステップS4に進む。なお、キー入力
の状態は表示しておくことで、ユーザは何れのキーを押
したのかを知ることができる。
【0036】ステップS4では、テンキー部から他の数
字入力があったか否かの判断を行い、再び数字入力があ
った場合(Yes)にはステップS3に戻り、無い場合
(No)にはステップS5に進む。
【0037】ステップS5では、ファンクション部の何
れかのキースイッチが押されたか否かの判断を行う。こ
こで、例えばファンクション部のキースイッチがFKa
とFKbであったとした場合において、キースイッチF
Kaが押された場合には、ステップS6に進み、当該ス
テップS6において当該キースイッチFKaに対応する
機能aが複合機器側で実行されるようになり、逆にキー
スイッチFKbが押された場合には、ステップS7に進
み、当該ステップS7において当該キースイッチFKb
に対応する機能bが複合機器側で実行されるようにな
る。すなわち、上記図3の例において、例えば、キース
イッチFKaが「CH」のキースイッチであれば、先に
テンキーで指定した数字のチャンネルが確定する。ま
た、例えば上記図3の例において、例えば、キースイッ
チFKbが「PLAY」のキースイッチであれば、先に
テンキーで指定した数字に対応する8mmビデオカセッ
トに対する再生が確定して実行される。
【0038】前記図3の例では、複合機器がチェンジャ
機能付きのVTRである場合のリモコンの操作パネルを
示しているが、複合機器が複数の機器からなる場合も考
えられる。
【0039】例えば、複合機器が、2台のVTR1及び
VTR2と、1台のビデオディスプレイプレーヤ(VD
P)と、1台のテレビジョン受像機(テレビジョン放送
を受信するチューナも含む)と、ラジオ放送を受信する
チューナとからなるような場合には、本実施例のリモコ
ンの操作パネルは、例えば図5に示すようなものを考え
ることができる。
【0040】この図5において、当該リモコンの操作パ
ネルは、大別してテンキー部とファンクション部と、選
択された機器或いはラジオ放送におけるAM,FMの周
波数帯域の選択状態を表示するための表示部とからなっ
ている。もちろん、他に電源ON/OFF等の各種キー
も当然配されるが、図5では省略している。
【0041】テンキー部には、「1」〜「10」(或い
は「0」でも良い)の10個のキースイッチが配されて
いる。また、ファンクション部には、上記VTRのリモ
コンとしての基本機能である例えば「REW」、「PL
AY」、「FF」、「STOP」の4つのキースイッチ
と、ラジオ放送受信用の周波数選択用の「kHz」及び
「MHz」の2つのキースイッチと、テレビジョン受信
用或いはラジオ受信用に予め設定した周波数チャンネル
の設定機能のための「CH」のキースイッチとが配され
ている。さらに、上記表示部には、[VTR1],[V
TR2],[VDP],[TV],[AM/FM]の各
機器や周波数帯域に対応する表示領域が設けられてい
る。ここで、上記VTR1はテンキー部の「1」のキー
スイッチと対応付けられ、VTR2はテンキー部の
「2」のキースイッチと、ビデオディスプレイプレーヤ
はテンキー部の「3」のキースイッチと対応付けられて
いる。
【0042】本実施例でのリモコンの操作手順として
は、先ず、上記テンキー部からの数値入力を行い、次
に、一定時間内に上記ファンクション部での入力を行
う。このとき、受信側(複合機器側)では、上記テンキ
ー部からの数値情報と、ファンクション部で選択情報と
の組み合わせから、何れの機器の何れの機能がユーザに
よって指示されているかを判断して、その判断結果に対
応した動作を行うようになっている。
【0043】具体的に説明すると、例えば、VTR1を
再生して見たい場合には、先ず、上記テンキー部の
「1」のキースイッチを押し、その後一定時間内にファ
ンクション部の「PLAY」のキースイッチを押すよう
にする。これにより、受信側の複合機器では、ユーザに
よって指示されている機器はVTR1であり、かつその
再生を指示していると判断して、当該VTR1の再生を
行い、その再生信号を接続されたテレビジョン受像機に
送るようにする。その後は、例えば上記ファンクション
部の「STOP」や「FF」,「REW」のキースイッ
チを押すと、これらの機能が実行される。
【0044】また、例えば、上記テレビジョン放送の5
CHを見たいような場合には、先ず、上記テンキー部の
「5」のキースイッチを押し、その後上記一定時間内に
ファンクション部の「CH」のキースイッチを押すよう
にする。これにより、受信側の複合機器では、ユーザに
よって指示されている機器はテレビジョン受像機であ
り、かつテレビジョン放送の5CHを指示していると判
断して、テレビジョン受像機に5CHのテレビジョン放
送の受信信号を送るようにする。このように、本実施例
では、チューナ系におけるチャンネル選択は常にダイレ
クトに行われる。
【0045】さらに例えば、ビデオディスプレイプレー
ヤを再生して見たい場合には、先ず、上記テンキー部の
「3」のキースイッチを押し、その後一定時間内にファ
ンクション部の「PLAY」のキースイッチを押すよう
にする。これにより、受信側の複合機器では、ユーザに
よって指示されている機器はビデオディスプレイプレー
ヤであり、かつその再生を指示していると判断して、当
該ビデオディスプレイプレーヤの再生を行い、その再生
信号を接続されたテレビジョン受像機に送るようにす
る。その後は、例えば上記ファンクション部の「STO
P」や「FF」,「REW」のキースイッチを押すと、
これらの機能が実行される。
【0046】また、例えば、AMの800kHzのラジ
オ放送を5CHを聞きたいような場合には、先ず、上記
テンキー部の「8」のキースイッチを押し、次いで、テ
ンキー部の「10」のキースイッチを押し(テンキー部
の「10」が「0」の場合には、「0」のキースイッチ
を2回押す。すなわち、一定期間内に「0」を押しさら
に一定期間内に「0」を押す。)、その後さらに一定時
間内にファンクション部の「kHz」のキースイッチを
押すようにする。これにより、受信側の複合機器では、
ユーザによって指示されている機能はラジオ受信用のチ
ューナであり、かつAMの800kHzの周波数帯域を
指示していると判断して、スピーカ(例えばチューナに
接続されたスピーカ)にその受信信号を送るようにす
る。
【0047】次に、前述したチェンジャ機能を有する8
mmVTRを操作する上記リモコンは、正面から見た場
合、具体的には例えば図6に示すような外観を有するも
のとすることができる。
【0048】この図6に示す本実施例のリモコンは、上
記テンキーTKの他に、上記ファンクションキーとし
て、複合機器の例えばVTRに対して、再生を指示する
「PLAY」キースイッチ23、巻戻しを指示する「R
EW」キースイッチ22、早送りを指示する「FF」キ
ースイッチ25、停止を指示する「STOP」キースイ
ッチ24、順方向のサーチを指示する「サーチ」キース
イッチ26、逆方向のサーチを指示する「サーチ」キー
スイッチ21、録画を指示する「REC」キースイッチ
30、一時停止を指示する「PAUSE」キースイッチ
29、スロー再生の速度を指示するための「スロー」キ
ースイッチ28、倍速再生を指示する「×2」キースイ
ッチ27等を有する。また、テレビジョンに対しては、
音量の増減を指示する「ボリューム」キースイッチ3
4、チャンネルを指定する「CH」キースイッチ33、
電源のON/OFFのための「POEWR」キースイッ
チ31、テレビジョンとVTRとの切り換えの為の「テ
レビ/ビデオ」キースイッチ32を有している。さら
に、当該リモコンは、タイマ予約のためのキースイッチ
として、入力切り換えのための「入力切換」キースイッ
チ36、録画時間を指定するための「録画時間」キース
イッチ37、録画チャンネルを指定するための「CH」
キースイッチ35、予約確認の指示を行うための「予約
確認」キースイッチ17、予約取消を指示する「取消
し」キースイッチ16、予約録画をON/OFFするた
めの「予約録画」キースイッチ15、予約録画時の入力
ラインを指示する「アンテナ テレビ/ビデオ」キース
イッチ14などを有している。また、当該リモコンに
は、当該リモコンの電源のON/OFFを指示する「P
OEWR」キースイッチ13、「データスクリーン」キ
ースイッチ38、「音声モニタ」キースイッチ39の
他、チャンネル情報や、録画予約情報、ビデオ/テレビ
を示す情報等の各種情報が表示されるLCD11と、複
合機器側に信号を送信する送信部18とをも有し、これ
らが、ケース10に配置されている。
【0049】次に、本実施例の複合機器として上記チェ
ンジャ機能を有する8mmVTRについて説明する。
【0050】本実施例の8mmVTRは、例えば図7に
示すように、各種制御を行うマイクロコンピュータ(C
PU)111(前記図1のCPU43と対応する)と、
該CPU111が実行するプログラムを記憶しているR
OM112と、前記リモートコントローラからの情報を
一時記憶したり録画予約等のデータやビデオテープの管
理データ等を記憶するメモリ113(前記図1のRAM
45と対応する)、静止画データを記憶する114と、
該メモリ114に記憶するデジタル静止画データ等を作
成するディジタル信号処理回路115と、ユーザとのイ
ンターフェイスを司るインターフェイス回路116と、
磁気テープに映像信号等を記録し、また再生するメカデ
ッキ121と、磁気テープが収納された複数のビデオカ
セットを格納すると共にビデオカセットを上記メカデッ
キ121に装填するチェンジャー部122と、映像信
号,音声信号の処理を行うアナログ信号処理回路123
と、外部の各種アンテナが接続されるRFIN131
と、外部機器からのベースバンドの映像信号等が入力さ
れる入力端子132と、外部機器にベースバンドの映像
信号等を出力する出力端子133と、例えば所謂コント
ロール−S(control-S)やランク(LANC)等の外部機器
を制御のための通信を行う通信端子134と、電話回線
を介してこのVTRを制御するための電話線接続端子1
35とを備える。
【0051】すなわち、このVTRにおいては、外部ア
ンテナからRFIN131を介して供給される高周波の
映像信号と音声信号は、アナログ信号処理回路123に
供給され、このアナログ信号処理回路123によりベー
スバンドの映像信号と音声信号に(以下単に映像信号と
いう)変換される。また、例えば他のVTRから入力端
子132を介して供給されるベースバンドの映像信号
は、アナログ信号処理回路123に供給される。そして
アナログ信号処理回路123は、映像信号に記録に適し
た所定の変調を施してメカデッキ121に供給する。
【0052】チェンジャー部122は、例えばロボット
を備え、例えば10本のビデオカセットを格納すると共
に、後述するようにCPU111の制御のもとに1本の
ビデオカセットを選択してメカデッキ121に運ぶ。メ
カデッキ121は、所謂回転磁気ヘッドやテープガイド
機構等を備え、アナログ信号処理回路123から供給さ
れる変調された映像信号をビデオカセットに記録する。
【0053】かくして、録画が行われるのであるが、こ
のVTRは、例えば8mmVTRとしているため、録画
の際に、CPU111は、複数のビデオカセットを識別
するための識別情報として、例えば録画開始の年月日、
時刻、録画終了時刻からなる録画日時データと、番組が
録画されたテープ上の位置を示す録画開始絶対時間と録
画終了絶対時間からなるテープ絶対時間データとを、メ
カデッキ121を介して8mmビデオテープフォーマッ
トで規格されている所謂RCサブコードの所定位置に記
録する。
【0054】また、この録画を行う際に、CPU111
は、録画再生された個々のビデオカセットを識別するた
めの番号であるテープ管理番号#1〜#Nと、そのビデ
オカセットが現時点でチェンジャー部122に格納され
ているかを示すテープイジェクト情報データと、テープ
絶対時間データと、録画日時データと、録画した番組が
放送されたチャネルを示す録画チャンネルデータと、静
止画データが記憶されたメモリ114のアドレスを示す
静止画アドレスと、ユーザがインターフェイス回路11
6により、その番組に対して書き込んだジャンルデー
タ、タイトルデータ、出演者データ等からなるテキスト
(文字)データと、テープキャラクタ情報データなどか
らなる録画履歴情報を、番組を録画する毎にメモリ11
3に供給する。
【0055】メモリ113は、例えば所謂DRAMやS
RAM等からなり、例えば図8に示すように、テープ管
理番号#1〜#N等のデータを記憶する。ところで、テ
ープ管理番号#1〜#Nは、ビデオカセットに対して1
対1の関係で割与えられ、テープ絶対時間データ、録画
日時データ等のデータは、番組を録画する毎に記憶され
る。
【0056】インターフェイス回路116は、例えばL
CDパネルからなる表示部、リモコンからの赤外線を受
光する赤外線受光部、操作用のボタン群、キーボード、
マウス等のポインティングデバイス等を備える。
【0057】ここで、予約録画の具体例について説明す
る。このVTRでは、上述した録画履歴情報の他に、例
えば図9に示すように、メモリ113に、予約録画年月
日データ、予約録画開始時刻データ、予約録画終了時刻
データ、予約録画チャンネルデータからなる録画予約情
報を記憶するようになっている。
【0058】CPU111は、メモリ113に記憶され
ている録画予約情報に基づいて、録画開始時刻になる
と、指定されたビデオカセットに指定されたチャネルの
番組が録画されるように各部を制御する。
【0059】具体的には、メモリ113には、上述した
図8に示すようにテープ管理番号#1〜#N、ビデオカ
セットがチェンジャー部122に格納されているかを示
すテープイジェクト情報データ等からなる録画履歴情報
が記憶されており、CPU111は、テープ管理番号#
1〜#Nとテープイジェクト情報データに基づいて、例
えば図10に示すように、テープマガジン番地#1〜#
8のテープマガジン部にテープ管理番号#1、#2、#
4、#5、#7、#10、#6、#8のビデオカセット
が順に格納されていることを認識する。
【0060】次に、本実施例のリモコンと、上述したチ
ェンジャ機能を有する8mmVTRとの間での基本操作
について、以下に、より具体的に説明する。
【0061】先ず、再生/早送り/巻き戻し/停止につ
いて説明する。VTR或いはリモコンのテンキーでビデ
オカセットのアドレスNo.(すなわち上記テープマガ
ジン番地とテープ管理番号をまとめて以下の説明ではア
ドレスNo.とする。例えば10本のテープ及びそれに
対応するマガジンに対してそれぞれアドレスNo.1〜
No.10が割当られている)を押し、続いて「PLA
Y/FF/REW/STOP」の何れかのキーを押す
と、指定されたカセットがローディングされ動作を開始
する。
【0062】なお、メカデッキに既にローディングされ
ているカセットに対して動作を指示する場合は、テンキ
ーを押さないで直接「PLAY」,「FF」,「RE
W」,「STOP」の何れかのキースイッチを押しても
良い。メカデッキにカセットがローディングされていな
い状態で「PLAY/FF/REW/STOP」の何れ
かのキーが直接押されると、直後に動作(PLAYな
ど)していたカセットがローディングされ動作する。
【0063】例えば、テンキーの「1」のキースイッチ
を押した後、「PLAY」キースイッチを押すと、アド
レスNo.1のカセットがローディングされて再生され
る。また、このNo.1のカセットが再生されている時
に、テンキーの「2」のキースイッチを押し、さらに
「PLAY」キースイッチを押すと、アドレスNo.1
のマガジンに当該アドレスNo.1のカセットを収納
し、その後アドレスNo.2のカセットを再生する。
【0064】次に、録画の場合について説明する。カセ
ットがメカデッキにローディングされていない場合、V
TR或いはリモコンで直接「REC」キースイッチを押
すと、[ブランクテープエリア](録画専用)にある最
も若いアドレスNo.(この[ブランクテープエリア]
のアドレスNo.はNo.A〜No.Eとする)のカセ
ットに録画が行われる。また、録画を終了するために
「STOP」キースイッチを押すと、カセットは[ライ
ブラリテープエリア](新たに録画されたカセットが収
納されるエリアであり、これが上記アドレスNo.1〜
No.10となる)の中で空いている最も若いナンバの
アドレスに収納される。
【0065】例えば、「REC」キースイッチを押す
と、アドレスNo.Aのカセットに録画がなされる。こ
のアドレスNo.Aのカセットに録画している時に、
「STOP」キースイッチを押すと、アドレスNo.1
にアドレスNo.Aのカセットが収納される。
【0066】また、カセットがメカデッキにローディン
グされている場合、同様に直接「REC」キースイッチ
を押すとローディングされているカセットに対して録画
が行われる。カセット交換時にのみ、カセットは同じア
ドレスに収納される。
【0067】例えば、アドレスNo.1のカセットの再
生中に、「REC」キースイッチが押されると、アドレ
スNo.1のカセットに録画される。また、このアドレ
スNo.1のカセットに録画中に、「STOP」のキー
スイッチが押され、さらに「2」のキースイッチが押さ
れ、次に「PLAY」のキースイッチが押されると、ア
ドレスNo.1のマガジンにアドレスNo.1のカセッ
トが収納され、次いでアドレスNo.2のカセットが再
生されるようになる。
【0068】さらに、テンキーでカセットのアドレスN
o.1〜No.10を選択し、「REC」キースイッチ
を押すことで直接目的のカセットに録画することも可能
である。この場合もカセット交換時には、カセットは同
じアドレスに収納される。
【0069】例えば、テンキーの「1」キースイッチが
押され、次に「REC」キースイッチが押されるとアド
レスNo.1のカセットに録画がなされる。また、例え
ば、このアドレスNo.1のカセットの録画中に、「S
TOP」キースイッチが押され、次に「2」のキースイ
ッチが押され、次に「PLAY」のキースイッチが押さ
れると、アドレスNo.1のマガジンにアドレスNo.
1のカセットが収納され、次いでアドレスNo.2のカ
セットが再生されるようになる。
【0070】次に、タイマ録画について説明する。カセ
ットを特に指定する必要がない場合は、通常の[タイマ
プログラム一括転送方式]のビデオデッキの操作と基本
的には同じである。すなわち、日時,チャンネル録画時
間を設定し、「TRANSMIT」キースイッチ(前記
図6の例では、例えば「予約録画」キースイッチ15で
「入」としたときなどに一括してプログラムデータの送
信を開始するものとすることができる)を押すと、録画
予約のタイマプログラムがVTR側(チェンジャ側)で
取り込まれる。このプログラムが取り込まれた時点で、
当該プログラムの内容の確認済みを指示するための「C
HECK」キー(前記図6の例では「予約確認」キース
イッチ17など)が押されるまで、例えば前記LCD1
1上にユーザが未確認であることを認識できるように
(例えば表示の点滅等による)して表示がなされる。プ
ログラムの内容の表示及び確認表示を上記「CHEC
K」キーを押すことで消した後、上記「予約録画」キー
スイッチのON/OFFでタイマ録画待機状態になる。
ここで、カセットがメカデッキ内にあると、そのカセッ
トの状態が停止状態以外「予約録画」キースイッチのO
N/OFFを受け付けない。また、カセットがメカデッ
キ内で停止状態にあると、カセットをローディングする
前のアドレス(マガジン)に返した後、タイマ録画待機
状態になる。
【0071】上記タイマ予約について、図11のフロー
チャートを用いてさらに説明する。
【0072】この図11において、先ず、ステップS7
1で日時,チャンネル,録画時間を設定し、ステップS
72で上記「TRANSMIT」キースイッチを押す
と、次のステップS73ではその録画のプログラムの内
容が未確認である旨を示している状態で表示される。次
のステップS74で、上記「CHECK」キーを押す
と、予約録画のプログラムの内容の表示が消去される。
【0073】次に、ステップS75では、「予約録画」
キースイッチのON/OFFが押されて、ONとなされ
たか否かの判断を行う。このステップS75でNoの判
断された場合は例えば当該ステップS75の判断を繰り
返し、Yesと判断された場合にはステップS76に進
む。
【0074】当該ステップS76では、カセットがメカ
デッキに有るか否かの判断を行い。Yesと判断した場
合にはステップS78に、Noと判断した場合にはステ
ップS80に進む。
【0075】ステップS78では、カセットの状態が停
止状態か否かの判断を行い、Noと判断した場合にはス
テップS75に戻り、Yesと判断した場合には、ステ
ップS79に進む。ステップS79では、カセットを同
じアドレスに返す。すなわち、上記ステップS76及び
ステップS78から、カセットがメカデッキにあり、か
つカセットが停止状態であれば、ステップS79でカセ
ットを対応するアドレスのマガジンに返すようにする。
その後、ステップS80に進む。
【0076】ステップS80では、タイマ録画待機状態
となる。このタイマ待機状態のときには、録画開始時間
直前に[ブランクテープエリア]からアドレスNo.A
のカセットをローディングする。
【0077】次のステップS81では、前記録画予約の
プログラムにしたがって録画が開始されるようになり、
ステップS82では同じく当該プログラムにしたがって
録画が終了される。その後、ステップS83で、カセッ
トを例えばアドレスNo.1のマガジンに収納する。
【0078】上記録画の予約を行った後、録画開始時間
直前になると[ブランクテープエリア](録画専用)に
ある最も若いアドレス(No.A〜No.Eの中で)の
カセットがローディングされ録画が始まる。録画終了
後、カセットは[ライブラリテープエリア](アドレス
No.1〜No.10)の中で空いている最も若いナン
バのアドレス(マガジン)に収納される。
【0079】上述のタイマ録画の説明では、カセットを
指定せずに、[ブランクテープエリア]のカセットに録
画を行う場合について述べているが、カセットを指定し
てタイマ録画を行う場合は、日時,チャンネル,録画時
間を設定後、テンキーでカセットのアドレスNo.11
〜No.10の何れかを選択し、「TRANSMIT」
キースイッチを押すことにより行う。その後の操作は、
上述したカセットを指定しない場合と同様である。録画
開始時間直前になると、指定されたカセットがローディ
ングされ、録画が始まり、録画終了後はカセットは同じ
アドレスに収納される。
【0080】この場合の、フローチャートは、前記図1
1のフローチャートにおいて、ステップS71で、日
時,チャンネル,録画時間を設定した後、カセットを指
定するためテンキーの何れか(例えばアドレスNo.2
のカセットを指定する場合には「2」のキースイッチ)
を押すようにする。また、この場合、ステップS83で
は、カセットをアドレスNo.2のマガジンに収納する
ことになる。
【0081】その他、録画履歴の確認を行う場合につい
て説明する。
【0082】VTR或いはリモコンでカセット毎の(ア
ドレスナンバ毎の)録画履歴を確認することができる。
この場合、本実施例のリモコンのようにテンキーで直接
カセットを選択する方法の他、例えば「UP/DOW
N」キースイッチを設け、このキースイッチで目的のカ
セットに到達する方法がある。直接カセットを選択し、
録画履歴を確認するには、テンキーでアドレスナンバを
選択し、リモコンでは例えば「データスクリーン」のキ
ースイッチ38を(或いは新たに[REC DATA]
の「UP/DOWN」キースイッチを設けて、このキー
スイッチを)、またVTR側では図示しない例えば[D
ATA DISPLAY]の「UP/DOWN」キーを
押すことで行う。既に履歴を表示している状態で、上記
録画履歴の表示のためのキーを押すと、当該履歴が表示
されているカセットの次のアドレスナンバのカセットの
履歴表示に変わる。したがって、この方法で目的のカセ
ットを選択することも可能になる。また、テンキーを押
さずに、直接録画履歴表示のキーを押すと直前に動作
(PLAY等)していたカセットの録画履歴が表示され
る。
【0083】ここで、例えば、リモコンに上記新たに
[REC DATA]の「UP/DOWN」キースイッ
チを設けた場合を例に挙げて説明すると、当該リモコン
では、テンキーの「2」のキースイッチを押し、[RE
C DATA]の「UP」のキースイッチを押すこと
で、アドレスNo.2のカセットの録画履歴(日時,チ
ャンネル等)が表示される。また、例えば、テンキーの
「2」のキースイッチを押し、[REC DATA]の
「DOWN」のキースイッチを押すことで、アドレスN
o.2のカセットの録画履歴(日時,チャンネル等)が
表示される。
【0084】また、アドレスNo.2のカセットの録画
履歴の表示中に[REC DATA]の「UP」のキー
スイッチを押すことで、アドレスNo.3のカセットの
録画履歴(日時,チャンネル等)が表示される。或い
は、アドレスNo.2のカセットの録画履歴の表示中に
[REC DATA]の「DOWN」のキースイッチを
押すことで、アドレスNo.1のカセットの録画履歴
(日時,チャンネル等)が表示される。
【0085】一方、VTR側では、例えばテンキーの
「3」のキースイッチを押し、上記[DATA DIS
PLY]の「UP」のキーを押すことで、アドレスN
o.3のカセットの録画履歴(日時,チャンネル等)が
表示される。また、例えば、テンキーの「3」のキース
イッチを押し、[DATA DISPLY]の「DOW
N」のキースイッチを押すことでも、アドレスNo.3
のカセットの録画履歴(日時,チャンネル等)が表示さ
れる。
【0086】また、このVTRにおいても、アドレスN
o.3のカセットの録画履歴の表示中に[DATA D
ISPLY]の「UP」のキースイッチを押すことで、
アドレスNo.4のカセットの録画履歴(日時,チャン
ネル等)が表示される。或いは、アドレスNo.3のカ
セットの録画履歴の表示中に[DATA DISPL
Y]の「DOWN」のキーを押すことで、アドレスN
o.2のカセットの録画履歴(日時,チャンネル等)が
表示される。
【0087】ただし、本実施例では、カセットをマガジ
ンから取り出すと、そのカセットの録画履歴は消去され
る。
【0088】次に、図12のフローチャートを用いて、
前述した本発明実施例におけるリモコンでのテンキーに
よる数字の入力と、VTR側での当該数値情報の記憶及
び当該数値情報の前記一定時間のみの記憶(すなわち置
数キーのタイムアウト)について説明する。
【0089】この図12において、ステップS10で
は、上記VTR側での数値情報の記憶の前記一定時間が
タイムアウトとなっているか否か(置数キーがタイムア
ウトか否か)の判断を行い、Noと判断した場合には処
理を終了し、Yesと判断した場合にはステップS11
に進む。
【0090】ステップS11では、置数キーデータ(数
値情報)が0か否かの判断を行う。当該ステップS11
で0であると判断した場合(Yes)は処理を終了し、
0でないと判断した場合(No)はステップS12に進
む。
【0091】ステップS12では、置数キーデータ=0
とし、次のステップS13では、POWER ONか否
かの判断を行う。当該ステップS12でPOWER O
Nでないと判断した場合(No)にはステップS15に
進み、POWER ONであると判断した場合(Ye
s)はステップS14に進む。
【0092】ステップS14では、リモコンのLCD1
1の数字表示位置に現在位置(現在の数値情報)を再表
示し、ステップS15では、数字表示位置にブランク表
示を行い、その後処理を終了する。
【0093】また、本実施例のVTRでは、前述のよう
に、録画予約プログラムの転送(一括転送)が行われた
場合、プログラム情報の一括転送後、2秒でタイマスタ
ンバイにするようになされている。すなわち、一括転送
受信後、2秒経過したならば、VTRは自動的にタイマ
スタンバイになる。ただし、その2秒間に条件が変わる
可能性があるので、タイマスタンバイになる条件を確認
するようにもしている。
【0094】このタイマスタンバイの手順についてのフ
ローチャートを図13に示す。この図13において、V
TR側のCPU63では、ステップS21でタイマスタ
ンバイタイマが0か否かの判断を行う。当該ステップS
21でNoと判断した場合には処理を終了し、Yesと
判断した場合にはステップS22に進む。
【0095】ステップS22では、タイマスタンバイタ
イマをデクリメントし、次のステップS23に進む。当
該ステップS23では、デクリメントしてタイマが0と
なったか否かの判断を行う。当該ステップS23でNo
と判断した場合には処理を終了し、Yesと判断した場
合にはステップS24に進む。
【0096】ステップS24では、プログラムが最低1
個は有るか否かの判断を行い、Noと判断した場合には
処理を終了し、Yesと判断した場合にはステップS2
5に進む。
【0097】ステップS25では、STOP,POWE
R,OFF又はEJECTであるかか否かの判断を行
う。当該ステップS25でNoと判断した場合には処理
を終了し、Yesと判断した場合にはステップS26に
進む。
【0098】ステップS26では、タイマスタンバイと
し、タイマスタンバイ動作シーケンスを開始し、全プロ
グラムの録画開始記憶をリセットし、その後処理を終了
する。
【0099】次に、本実施例のリモコン及びVTRのキ
ーコードと、当該キーコードに対応する本実施例のVT
R側での動作について説明する。表1には、押されたキ
ースイッチとキーコードの対応を示す。ただし、表1に
おいて判定しないキーコードは省略している。なお、本
実施例では、予約録画の待機中及び予約録画中は、録画
予約のプログラムの消去、プログラム確認、「予約録
画」キースイッチ以外は動作禁止となされている。
【0100】
【表1】
【0101】以下の説明で、XXX[YYY]:とある
場合、XXXはキーコード、YYYは対応するキースイ
ッチの意味を表している。
【0102】 00[1]: 01[2]: 02[3]: 03[4]: 04[5]: 05[6]: 06[7]: 07[8]: 08[9]: ここで、POWER OFFならば無処理とし、既に1
の位に数字が入力済みならば無処理とし、先に0が押さ
れてなら10の位は0とし、1の位は今度の数字とし、
先に0が押されていないなら1の位は今度の数字とし、
置数キー点滅時間は3秒にセットする。
【0103】09[0]:ここで、既に、1の位に数字
が入力済みならば無処理とし、10の位を1(先に0が
押されたことを記憶)とし、置数キー点滅時間を3秒に
セット。
【0104】0BH[チャンネル]:ここで、POWE
R OFFならば無処理とし、RECなら無処理とし、
置数キーの内容獲得し、置数キーの内容がチャンネルの
範囲外なら無処理とし、目標チャンネル=置数キーの内
容とし、チューナ選択を行う。
【0105】10H[CH+]:ここで、POWER
OFFなら無処理とし、RECなら無処理とし、目標チ
ャンネル=目標チャンネル+1(範囲越えたら1CH)
とする。
【0106】11H[CH−]:ここで、RECなら無
処理とし、目標チャンネル=目標チャンネル−1(範囲
越えたら16CH)とする。
【0107】15H[POWER]:ここで、RECま
たはREC PAUSEなら無処理とし、POWER
OFF→VISCA指令=POWER ONとし、PO
WER ON→VISCA指令=POWER OFFと
する。なお、VISCA指令とは、リモートコントロー
ラからVTRに対して送られる指令情報である。
【0108】17H、31H[イニシャル点移動]:
(キーの本来の意味は、それぞれは”audio monitor
”、”frame”) この場合、チェンジャイニシャル点移動指令で、直前の
状態がRECならREC DATAメモリに現在の時間
を登録する。
【0109】18H[STOP]:ここで、POWER
OFFなら無処理とし、チェンジャエラーなら無処理
とし、他のVISCA指令要求があれば無処理とし、他
のチェンジャ動作中なら無処理とし、RECまたはRE
C PAUSEなら、数字+STOPは受け付けない。
また、ブランクマガジンのREC中なら、ブランクマガ
ジンをライブラリマガジンに返却する動作要求とし、置
数キーの内容獲得を行い、動作要求をSTOPとしてチ
ャートAの処理する。
【0110】19H[PAUSE]:(数字+PAUS
Eは、数字部分を無視する。) ここで、POWER OFFなら無処理とし、チェンジ
ャエラーなら無処理とし、他のVISCA指令要求が有
れば無処理とし、PLAY中→VISCA指令=PAU
SEとし、REC中→VISCA指令=REC PAU
SEとし、PAUSE中→VISCA指令=PLAY、
REC PAUSE中→VISCA指令=RECとす
る。
【0111】1AH[PLAY]:この場合、表2の判
定を行い、判定がNGならば無処理とする。また、置数
キーの内容獲得し、動作要求をPLAYとして後述する
図14、図15のフローチャートの処理を行う。
【0112】
【表2】
【0113】1BH[REW]:この場合、表2の判定
を行い、判定がNGならば無処理とする。また、置数キ
ーの内容獲得し、置数キーが押されていないなら、次の
処理を行う。PLAY又はFAST中ならば、VISC
A指令=R FASTとし、キー離された時の戻り動作
=PLAYとする。さらに、REC中ならば、VISC
A指令=R FASTとし、キー離された時の戻り動作
=REWとする。さらに、PLAY、FAST、REW
以外ならば、VISCA指令=REWとする。一方、置
数キーが押されていたら、動作要求をREWとして図1
4、図15のフローチャートの処理を行う。
【0114】1CH[FF]:この場合、表2の判定を
行い判定がNGなら無処理とする。また、置数キーの内
容獲得し、置数キーが押されていないなら、次の処理を
行う。PLAY又はRFAST中ならば、VISCA指
令=FASTとし、キー離された時の戻り動作=PLA
Yとする。REC中ならば、ISCA指令=FASTと
し、キー離された時の戻り動作=FFとする。PLA
Y、R FAST、FF以外ならば、VISCA指令=
FFとする。一方、置数キーが押されていたなら、動作
要求をFFとして図14、図15のフローチャートの処
理を行う。
【0115】1DH[REC]:ここで、POWER
OFFなら無処理とし、チェンジャエラーなら無処理と
し、他のVISCA指令要求があれば無処理とし、他の
チェンジャ動作中なら無処理とする。また、置数キーの
内容獲得し、この時の条件として、テープがメカデッキ
内に内状態でかつ番号の指定が無いならば、次の処理を
行う。ブランクエリアのカセットで録画可能なものが有
れば、動作要求をRECとして図14、図15のフロー
チャートの処理を行い、録画不可のカセットの警告を表
示する。また、上記条件以外ならば、下記の処理を行
う。ブランクマガジン指定でそのマガジンが録画不可な
らエラーとし、テープがメカデッキ内に有って録画不可
ならばエラーとし、動作要求をRECとして図14、図
15のフローチャートの処理を行う。
【0116】28H[R FAST]:この場合、表2
の判定を行いその判定がNGなら無処理とし、置数キー
の内容獲得し、動作要求をR FASTとして図14、
図15のフローチャートの処理を行う。
【0117】29H[FAST]:この場合、表2の判
定を行いその判定がNGなら無処理とし、置数キーの内
容獲得し、動作要求をFASTとして図14、図15の
フローチャートの処理を行う。
【0118】 4AH[Rec Date memory display +]: 4BH[Rec Date memory display -]:*/ この場合、置数キーの内容獲得し、番号指定有りならば
以下の処理を行う。指定のカセットが0なら無処理と
し、REC DATA メモリ表示No=置数キーと
し、REC DATA メモリ表示とし、REC DA
TA メモリ表示のタイムアウト時間5秒にセットす
る。また、番号指定無しなら、以下の処理を行う。ここ
で、既にREC DATA メモリ表示ならば、下記の
処理を行う。キーコード=4AHならREC DATA
メモリ表示No.インクリメントし、キーコード=4
BHならREC DATA メモリ表示No.デクリメ
ントし、REC DATA メモリ表示のタイムアウト
時間を5秒にセットする。また、既にREC DATA
メモリ表示でないなら、下記の処理を行う。REC
DATA メモリ表示No.=現在位置とし、REC
DATA メモリ表示とし、REC DATA メモリ
表示のタイムアウト時間5秒にセットする。
【0119】4FH[INPUT SELECT]:こ
のとき、POWER OFFなら無処理とし、INPU
T SELECT状態変更する。ここで、チューナ→L
INE1→LINE2→チューナの場合、チューナな
ら、TUCONTポート=Hとし、VISCA指令=L
INE1とする。また、LINE1なら、TUCONT
ポート=Lとし、VISCA指令=LINE1とする。
また、LINE2なら、TUCONTポート=Lとし、
VISCA指令=LINE2とする。
【0120】16H、059H[テープ返却]:この場
合、POWER OFFなら無処理とし、チェンジャエ
ラーなら無処理とし、他のVISCA指令要求が有れば
無処理とし、他のチェンジャ動作中なら無処理とし、R
ECなら無処理、メカデッキ内にカセット無しなら無処
理、返却マガジンにカセットが有ればエラーとする。ま
た、EJECT指令し、チェンジャ返却指令を行う。
【0121】2AH、5AH[OSD ON/OF
F]:ここで、OSD(点滅表示)モード=1ならば、
OSDモード=0とし、さらに、タイマRECプログラ
ム表示・REC DATA メモリ表示でないならOS
D表示OFFとする。また、OSDモード=0ならば、
OSDモード=1とし、OSD表示ONとする。
【0122】5BH[ドア開/閉]ここで、チェンジャ
動作中でななく、ドア開ならば、カセットがメカデッキ
内にあり、かつ現在位置のマガジンにカセットが有る場
合は、干渉するので無処理とし、ドア閉指令を行う。ま
た、チェンジャ動作中で、ドア開動作中ならば、カセッ
トがメカデッキ内に有り、かつ現在位置のマガジンにカ
セットが有る場合は干渉するので無処理とし、ドア開指
令を行う。
【0123】63H[プログラムCLEAR]:ここ
で、タイマREC中は無処理とし、タイマRECプログ
ラムでないなら無処理とし、ブリンキング位置以後のプ
ログラムを一つ上にソートし、最下段位置のプログラム
消去し、消去の結果プログラムが一つも無ければ表示を
止める。また、タイマスタンバイ中に消去視して、プロ
グラムが一つも無ければタイマスタンバイを解除し、ブ
リンク位置のプログラム消したらブリンク位置を上げ
る。
【0124】64H[プログラム確認]:ここで、既に
プログラム確認表示ならば、プログラムNo.6確認中
又は次のプログラム無ければプログラム確認表示を止め
る。そうでなければ次のプログラム表示を行う。また、
プログラム確認表示でないならば、プログラム確認表示
を行い、OSD表示ONとし、プログラムNo.1表示
準備を行い、プログラム無いならば、プログラム無し表
示タイマを2000msecセットする。
【0125】65H[T−REC]:ここで、タイマス
タンバイ又はタイマREC中で、タイマREC中なら、
タイマREC STOPシーケンスを起動し、タイマR
ECモードをタイマNOPにする。また、タイマNOP
ならば、タイマRECプログラム表示を中止する。プロ
グラムが1つでも存在し、STOP、POWER OF
F、EJECTのどれかならば、タイマRECモードを
タイマスタンバイにし、タイマスタンバイ動作シーケン
スを起動し、全プログラム録画開始記憶をリセットす
る。
【0126】0FFH[キー離された時]:ここで、キ
ー離された時の戻り動作有りなら、VISCA指令=キ
ー離された時の戻り動作とし、キー離された時の戻り動
作=0とする。
【0127】0FEH[一括転送]:ここで、置数キー
の内容獲得を行い、カセットの最大数より大きければ無
処理とする。プログラム満杯の場合は、タイマRECプ
ログラム表示を行い、プログラム満杯表示タイマを4秒
にセットし、また、プログラム満杯でない場合は、空で
あるプログラムの内で最も若い番号にプログラムを格納
し、タイマスタンバイのタイマを2秒にセットする。
【0128】図14及び図15のフローチャートについ
て説明する。
【0129】図14において、ステップS31ではカセ
ットはメカデッキ(MD)内でかつ、VISCAの情報
がEJECT以外か否かの判断を行う。このステップS
31でNoと判断した時にはステップS32に進む。ま
た、当該ステップS31で、Yesと判断した時は、処
理を終了する。このステップS31でYesと判断され
るのは、例えば、チェンジャの内部状態とVISCAの
情報に矛盾があるとき、又は前回メカデッキ内にカセッ
トを入れたままプログラムを抜けた時である。
【0130】ステップS32では、カセット数(カセッ
トのアドレスNo.)を指定したか否かの判断を行う。
当該ステップS32でYesと判断した場合にはステッ
プS33に進み、Noと判断した場合には後述する図1
5のステップS50に進む。
【0131】ステップS33では、カセットの数(カセ
ットのアドレスNo.)が範囲外であるか否かの判断を
行う。当該ステップS33で、Yesと判断した場合に
は、処理を終了し、Noと判断した場合にはステップS
34に進む。
【0132】ステップS34では、ドアが閉まっている
か否かの判断を行う。当該ステップS34でドアが閉ま
っていると判断した場合(Yes)はステップS35に
進み、ドアが閉まっていないと判断した場合(No)
は、ステップS41に進む。
【0133】上記ステップS41では、ドアを閉じる指
令を発し、ドアの閉じ動作の後のチェンジャ移動先を目
標マガジンに設定し、ドア閉じ動作の後のVTR動作の
動作要求を行う。その後、ステップS31に戻る。
【0134】また、上記ステップS34でドアが閉じて
いると判断した場合のステップS35では、カセットは
メカデッキ内に有るか否かの判断を行う。当該ステップ
S35で、Noと判断した場合にはステップS36に進
み、Yesと判断した場合にはステップS38に進む。
【0135】ステップS36では目標マガジンにカセッ
トが有るか否かの判断を行い、Noと判断した場合には
処理を終了し、Yesと判断した場合にはステップS3
7に進む。
【0136】ステップS37では、目標マガジンにチェ
ンジャを横に移動させる横移動要求を発し、当該横移動
を行った後に、動作要求に応じたVTRの動作を開始さ
せる。その後、ステップS31に戻る。
【0137】また、上記ステップS35でYesと判断
された場合のステップS38では、返却先のカセットが
有るか否かの判断を行う。当該ステップS38で返却先
のカセットが有る場合(Yes)は処理を終了し、No
と判断した場合にはステップS39に進む。
【0138】ステップS39では、目標マガジンにカセ
ットが有るか否かの判断を行い、Noと判断した場合に
は処理を終了し、Yesと判断した場合にはステップS
40に進む。
【0139】ステップS40では、EJECT指令を発
し、EJECT後に目標マガジンにチェンジャを横移動
する要求を発し、横移動後に、動作要求のなされたVT
Rを動作させる。その後、ステップS31に戻る。
【0140】次に、図15において、上記図14のステ
ップS50を介したステップS51では、現在位置はイ
ニシャル点か否かの判断を行い、Yesと判断した場合
には処理を終了し、Noと判断した場合にはステップS
52に進む。
【0141】ステップS52では、ドアが閉まっている
か否かの判断を行い、閉まっていないと判断した場合
(No)にはステップS57へ、閉まっていると判断し
た場合(Yes)はステップS53に進む。
【0142】ステップS53では、カセットはメカデッ
キ内か否かの判断を行い。Yesと判断した場合にはス
テップS56へ、Noと判断した場合はステップS54
に進む。
【0143】ステップS54では、目標マガジンにカセ
ットが有るか否かの判断を行い、Noと判断した場合に
は処理を終了し、Yesと判断した場合にはステップS
55に進む。
【0144】ステップS55では、カセット挿入指令を
発し、その挿入後には、動作要求のあったVTRを動作
させ、その後図14のステップS31に戻る。
【0145】また、ステップS53でYesと判断した
場合のステップS56では、動作要求のVTRを動作さ
せ、その後図14のステップS31に戻る。
【0146】さらに、上記ステップS52でNoと判断
された場合のステップS57では、カセットはメカデッ
キ内か否かの判断を行う。当該ステップS57でYes
と判断した場合にはステップS59に進み、Noと判断
した場合にはステップS58に進む。
【0147】ステップS58では、ドア閉じ指令を発
し、ドア閉じ後の横移動指令は発せず、ドア閉じ動作の
後に動作要求のVTR動作を行う。その後図14のステ
ップS31に戻る。
【0148】また、上記ステップS57でYesと判断
した場合のステップS59では、動作要求のVTRを動
作させ、次のステップS60に進む。
【0149】ステップS60では、REC中にREC以
外の指令が有ったか否かの判断を行い、Noと判断した
場合にはステップS63に、Yesと判断した場合には
ステップS61に進む。
【0150】ステップS61では、タイマREC ST
OPシーケンスが動作中か否かの判断を行い、Yesと
判断した場合にはステップS63に、Noと判断した場
合にはステップS62に進む。
【0151】ステップS62では、REC DATA
メモリに終了時間を登録し、次のステップS63に進
む。
【0152】ステップS63では、REC以外にREC
の指令がなされたか否かの判断を行い、Noと判断した
場合には処理を終了し、Yesと判断した場合にはステ
ップS64に進む。
【0153】ステップS64では、REC DATE
メモリに開始時間を登録し、処理を終了する。
【0154】上述したように、本発明実施例によれば、
リモコン等により入力されたテンキー(数字)の数字
を、受信側(VTR)のマイクロコンピュータが置数と
して一時的に記憶することによって、記憶期間内に次の
ファンクションキーが入力された時、その機能を特定し
それぞれの数字の機能として実行するようしている。す
なわち、本実施例では、テンキーを利用することによ
り、その他のキーを増やすことなく複数の命令を実行で
きるようになっている。。
【0155】したがって、ユーザは、リモコンにおい
て、複数の機能を有する複合機器の機能をいちいち指示
することなく、数字キーの次に目的のファンクションキ
ーを入力するだけで、複数機能の操作をキー入力におけ
る2アクション以内で実行できる。また、複数の機器か
らなる複合機器では、各機器の選択をテンキーで入力で
きるため機器選択のキーを増やすこと無く、さらに同じ
テンキーで例えばチャンネルやその他インデックス等の
選択もできるようになる。
【0156】また、キースイッチを重複して設ける必要
がないためリモコンの操作パネル部を簡単化かつコンパ
クト化することができる。さらに、複数の機器からなる
複合機器であっても、複数のリモコンを操作することな
くテンキーを有する1つのリモコンで、各機器単品に対
するのと同等の操作性を実現できる。
【0157】なお、本実施例では、リモートコントロー
ラとして、主として赤外光を用いたワイヤレスリモコン
について説明を行ったが、機器本体の操作パネル上に本
実施例のリモコンの操作パネル同様のものを設けること
で、当該機器側でもリモコンの場合と全く同様のことが
実現できる。さらに、リモコンは、ワイヤレスに限ら
ず、送信手段の一部としてのコード(信号線)によって
接続されているものでも同様である。また、情報の記録
媒体は、VTRテープに限らず、情報を記録するための
ディスク状の記録媒体媒体(例えば光ディスクや光磁気
ディスク,磁気ディスク等)であってもよい。
【0158】
【発明の効果】本発明の複合機器操作システムにおいて
は、複合機器側で、操作情報入力手段(例えばリモート
コントローラ)により入力された数値情報を記憶してお
き、この記憶した数値情報とリモートコントローラによ
り入力された選択情報との組み合わせから、ユーザの指
示を判断するようにすることで、リモートコントローラ
を、操作が簡単でかつ操作パネルも複雑化しないものと
することができ、このリモートコントローラによって多
くの機能若しくは機器を遠隔操作することが可能となっ
た。
【0159】すわなち、本発明によれば、複数の機能を
リモートコントローラの2アクション以内で実行でき、
ユーザにとってはキーの入力回数を減らすことができる
と共に、キー数も減少するため、リモートコントローラ
の操作性を向上させ、さらに構成の大型化を防ぎコンパ
クト化することができる。また、複数の機器でも、各機
器毎に単品の場合と全く同等の操作感覚で全ての操作が
できるため、操作性が飛躍的に向上する。さらに、操作
パネルのキー数を大幅に減らすことができるため、必要
な送信コードも同様に減らすことができ、コストダウン
も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のリモートコントローラの要部の
構成を示すブロック回路図である。
【図2】実施例の複合機器(VTR)側の要部の構成を
示すブロック回路図である。
【図3】複数機能を有する複合機器を遠隔操作する実施
例のリモートコントローラの操作パネルの一例を示す図
である。
【図4】実施例におけるリモートコントローラ及びVT
Rでの基本的な操作手順を示すフローチャートである。
【図5】複数の機器からなる複合機器を遠隔操作する実
施例のリモートコントローラの操作パネルの他の例を示
す図である。
【図6】実施例の具体的なリモートコントローラを正面
から見た図である。
【図7】実施例のチェンジャ機能付きのVTRの概略構
成を示すブロック回路図である。
【図8】テープ管理データの具体的な内容を示す図であ
る。
【図9】予約録画管理データの具体的な内容を示す図で
ある。
【図10】テープマガジン番地とテープ管理番号の具体
的な関係を示す図である。
【図11】タイマ予約時の手順とVTRの動作を説明す
るフローチャートである。
【図12】置数キーのタイムアウトの手順を示すフロー
チャートである。
【図13】録画予約プログラムの一括転送後のタイマス
タンバイまでの手順を示すフローチャートである。
【図14】キーコードにおける動作要求に対する処理の
一部を示すフローチャートである。
【図15】図14のフローチャートの残りを示すフロー
チャートである。
【図16】複数機能の機器を遠隔操作する従来のリモコ
ンの操作パネルの一部を示す図である。
【図17】複数機器を遠隔操作する従来のリモコンの操
作パネルの一部を示す図である。
【符号の説明】
11・・・・・LCD 40・・・・・LCDドライバ 43・・・・・CPU 44・・・・・ROM 45・・・・・RAM 48・・・・・LED TK・・・・・テンキー

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を有する複合機器又は複数の
    機能を有する複数の機器からなる複合機器と、上記複合
    機器の操作情報を入力する操作情報入力手段とからなる
    複合機器操作システムにおいて、 上記操作情報入力手段は、少なくとも、上記複合機器の
    複数の機能の選択を行う機能選択手段と、数値を入力す
    る数値入力手段とを有し、 上記複合機器は、少なくとも、上記操作情報入力手段の
    上記数値入力手段からの数値情報を一時的に記憶する記
    憶手段と、上記記憶手段に記憶した上記数値情報と上記
    操作情報入力手段の上記機能選択手段からの選択情報と
    の組み合わせに基づいて上記数値情報の数値の意味を確
    定する制御手段とを有してなることを特徴とする複合機
    器操作システム。
  2. 【請求項2】 上記複合機器は、複数の情報記録媒体を
    有し、これら複数の情報記録媒体の何れかに対して選択
    的に記録及び/又は再生を行う情報機器であることを特
    徴とする請求項1記載の複合機器操作システム。
  3. 【請求項3】 上記操作情報入力手段は、上記数値入力
    手段としてテンキーを有し、上記複数の機器からなる複
    合機器に対しては当該テンキーによる数値情報によっ
    て、予め番号付けられている上記複数の機器の何れかを
    選択することを特徴とする請求項1記載の複合機器操作
    システム。
  4. 【請求項4】 上記操作情報入力手段は、上記数値入力
    手段としてテンキーを有し、当該テンキーによる数値情
    報によって、上記情報機器内の予め番号付けられている
    上記複数の情報記録媒体の何れかを選択することを特徴
    とする請求項2記載の複合機器操作システム。
  5. 【請求項5】 上記情報機器は、上記複数の情報記録媒
    体として、磁気テープを収納するカセットを複数巻装填
    することを特徴とする請求項2又は4記載の複合機器操
    作システム。
  6. 【請求項6】 上記操作情報入力手段は、情報信号を送
    信する送信手段を有するリモートコントローラであり、 上記複合機器は、上記リモートコントローラの送信手段
    から送信された情報信号を受信する受信手段を有するこ
    とことを特徴とする請求項1記載の複合機器操作システ
    ム。
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