JP3386154B2 - 集合住宅におけるメータボックス内の配管方法及びそれに用いる配管ユニット - Google Patents
集合住宅におけるメータボックス内の配管方法及びそれに用いる配管ユニットInfo
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- JP3386154B2 JP3386154B2 JP26563992A JP26563992A JP3386154B2 JP 3386154 B2 JP3386154 B2 JP 3386154B2 JP 26563992 A JP26563992 A JP 26563992A JP 26563992 A JP26563992 A JP 26563992A JP 3386154 B2 JP3386154 B2 JP 3386154B2
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
タボックス内の配管方法及びそれに用いる配管ユニット
に関する。
いは隣接した2住戸を兼用させてメータボックスが設け
られ、このメータボックス内に各住戸ごとの電気、ガ
ス、水道等のメータがまとめて設けられるようになって
いる。
一例を図3及び図4に示す。メータボックスの内部には
各住戸に共通する電気配線用の共用管1、ガスの共用管
2及び水道の共用管3がそれぞれ縦方向で貫通してい
る。そして、各共用管1、2、3から分岐されたメータ
廻り配管2p、3p(電気配線用については図示せず)
がそれぞれのメータ1m、2m、3mを介してそれぞれ
の住戸内用配管端末3t(図4に水道についてのみ図
示)に接続されている。また、この他に各住戸に共通す
る種々の信号用ケーブルやテレビ用ケーブルのための各
種配管4、5、6、7等も貫通させられている。
廻り配管の配管作業は、水道用のメータ廻り配管を例に
とると、現場でサイズを図りながら必要な寸法に管材を
整え、この管材をネジ切りを施した後にゲートバルブ、
チャッキバルブ、メータ等と共に接続して配管するよう
にしてなされていた。
に錯綜しており他の配管との関係で規制されるために必
然的に曲折部が多くなる。そして、従来では曲折部にエ
ルボを用いているので、曲折部の増大は部品点数及びネ
ジ切りや接続作業の大幅な増大につながることになり、
この結果メータボックス内配管作業は極めて能率の悪い
ものとなり、しかも特にネジ切りについて相当の技能が
必要とされるので作業者の熟練性も要求されるものとな
っていた。
になされたのが本発明で、メータボックス内のメータ廻
り配管の配管作業を能率的に、しかも未熟練者でも容易
に行なえるようにすることを目的としている。
本発明では、メータ廻り配管について、所定の位置に蛇
腹部が位置するようにそれぞれの長さを整えた複数の蛇
腹付き管材によりジョイント部品やその他の必要な各種
部品を所定の順序で接続してなる配管ユニットを予め形
成し、この配管ユニットを蛇腹部に必要な曲げを与えつ
つ共用管と住戸内用配管端末との間に接続するようにし
ている。
は、配管ユニットの一端を共用管に、他端を住戸内用配
管端末にそれぞれ接続するだけで済む。従って、例えば
ゲートバルブ、チャッキバルブ及びメータ用ダミー部品
を含み、曲折部が3箇所ある水道用の場合であると、従
来では14箇所程度の接続作業を必要とするのに対し、
本方法では従来の1/7ので済むことになる。しかも、
現場でのネジ切りが全く不要なので特別の技能を必要と
することもない。
において配管ユニットを直線状態で加工できるのでその
加工が容易となり、また配管ユニットを直線状態のまま
で現場に搬入することができるので、搬送コストの低減
やストック場所の節約も図ることもできる。
施例では上述したような配管構造を有するメータボック
スについて、その水道用のメータ廻り配管を図1に示す
配管ユニット10により図2に示すように行なうように
している。尚、図2のメータボックスは図3及び図4に
ついて上述したと同様の配管構造を有するものである
が、水道用の共用管3及び水道用のメータ廻り配管3p
を除いて図示を省略している。
折可能な蛇腹部11が一体的に形成された蛇腹付き管材
12が用いられており、この蛇腹付き管材12を所定の
位置に蛇腹部11が位置するように所定の長さに整え、
ユニオンジョイント13、ゲートバルブ14、チャッキ
バルブ15及びメータ用ダミー部品16を所定の順序で
介在させてつなぎ合わせることにより形成されている。
め加工し、これを現場に搬入してストックして置いて必
要に応じてメータボックスに組み込むことになるが、そ
のメータボックスへの組込みは、蛇腹部11を必要な方
向に曲げて所定の曲折状態に整えつつ両端のユニオンジ
ョイント13、13を共用管3の分岐部3dと住戸内用
配管端末3tにそれぞれ芯合わせして接続し、それから
適宜の箇所について支持脚17によりメータボックスの
側壁W及び床Fに固定し、さらに後にメータ用ダミー部
品16と交換される正式の給水メータ3m(図3)の支
持のための支持棚18をメータ用ダミー部品16の下側
に設ける。
業者しか扱えないので予め組み込んでおくことのできな
い給水メータの替わりに組み込まれているもので、最終
的には後に正式の給水メータ3mと取り替えられるもの
である。
ように、メータ廻り配管について、蛇腹付き管材を用い
て配管ユニットを予め形成し、この配管ユニットを蛇腹
部に必要な曲げを与えつつメータボックスに組み込むよ
うにしているので、現場での接続作業を配管ユニットの
両端を接続するだけという極めて少量の簡単な作業とす
ることができる。また、配管ユニットを工場で製作する
について、搬送コストの低減やストック場所の節約も図
ることもできる。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 集合住宅の各住戸に共通する電気、ガ
ス、水道等の共用管や、各共用管と住戸内用のそれぞれ
の配管端末との間をそれぞれのメータを介して接続する
メータ廻り配管が配設されているメータボックス内の配
管方法において、 メータ廻り配管について、所定の位置に蛇腹部が位置す
るようにそれぞれの長さを整えた複数の蛇腹付き管材に
よりメータ用ダミー部品及びジョイント部品やその他の
必要な各種部品を所定の順序で接続してなる配管ユニッ
トを予め形成し、この配管ユニットを蛇腹部に必要な曲
げを与えつつ共用管と住戸内用配管端末との間に接続す
るようにしたことを特徴とするメータボックス内の配管
方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の配管方法に用いる配管
ユニットであって、メータ用ダミー部品及びジョイント
部品やその他の必要な各種部品を、所定の位置に蛇腹部
が位置するようにそれぞれの長さを整えた複数の蛇腹付
き管材を介して所定の順序で接続してなる配管ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26563992A JP3386154B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 集合住宅におけるメータボックス内の配管方法及びそれに用いる配管ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26563992A JP3386154B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 集合住宅におけるメータボックス内の配管方法及びそれに用いる配管ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688361A JPH0688361A (ja) | 1994-03-29 |
JP3386154B2 true JP3386154B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=17419934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26563992A Expired - Lifetime JP3386154B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 集合住宅におけるメータボックス内の配管方法及びそれに用いる配管ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3386154B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP26563992A patent/JP3386154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688361A (ja) | 1994-03-29 |
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