JP3383567B2 - 丸編生地のかがり目検出方法および装置 - Google Patents

丸編生地のかがり目検出方法および装置

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JP3383567B2
JP3383567B2 JP02262598A JP2262598A JP3383567B2 JP 3383567 B2 JP3383567 B2 JP 3383567B2 JP 02262598 A JP02262598 A JP 02262598A JP 2262598 A JP2262598 A JP 2262598A JP 3383567 B2 JP3383567 B2 JP 3383567B2
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村 貞 夫 川
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内 雄 志 竹
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は丸編生地のかがり目
検出方法および装置に関し、特にたとえば、丸編生地に
形成されたかがり目一目一目の位置を正確に検出するこ
とができる、丸編生地のかがり目検出方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ニット製品の素材となる編み
地には、編み目をリンキングする際に製品が既定したサ
イズ,形状に正しくリンキングされるように、リンキン
グされるべき編み目として、他の編み目より若干大きく
編成することにより編み目の目の部分を大きく形成し
た、かがり目が形成されている。そして、リンキング装
置に編み地をセットする際には、作業者が編み地を手で
引っ張り広げた後、編み地を透かし見ることにより、か
がり目を発見しリンキング装置のポイント針を刺し通し
てセットしていた。この作業は丸編生地の場合にも同様
に行われ、まず、作業者が丸編生地の開放部分に両手を
入れて丸編生地を引っ張り広げ、作業者から見て奥側の
編み地を透かし見ることにより、かがり目を発見しリン
キング装置のポイント針をかがり目に刺し通してセット
した後、手前側の編み地についても同様に作業を行い、
リンキングされるかがり目同士の位置を一致させてリン
キング装置にセットしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かがり
目全体を列として発見するのは比較的容易であるが、か
がり目一目一目を正確に発見するのは、かがり目が普通
の編み目より若干大きく形成されただけであるため、経
験と技能が必要とされた。従って、作業に熟練していな
い者が、目視によりかがり目を発見する作業を行うに
は、非常に多くの時間を要し、作業効率が非常に悪かっ
た。特に、丸編生地については、奥側の編み地をリンキ
ング装置にセットした後に、手前側の編み地を引っ張り
広げることが困難となるため、この問題が顕著であっ
た。従って、リンキング作業を行った場合には、かがり
目を何カ所か抜かしてリンキングするなどの不具合が発
生し、製品の歩留りが悪くなる結果となっていた。
【0004】よって、本発明の目的は、丸編生地に形成
されたかがり目一目一目を自動的に検出することができ
る丸編生地のかがり目検出方法およびその方法を使用す
るための装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる丸編生地
のかがり目検出方法は、かがり目を有する丸編生地の内
部に挿通体を挿通して丸編生地を伸張させる工程と、挿
通体により伸張された丸編生地のかがり目の像を含む多
階調画像を撮像する工程と、多階調画像を画像処理する
ことによりかがり目の位置を検出する工程とを含む、丸
編生地のかがり目検出方法である。本発明では、かがり
目を含む編み目を拡大させた状態で、手前側の編み地の
状態と、他方側の編み地の状態とをそれぞれ単独に撮像
する。これにより、手前側の編み地の状況と他方側の状
況を混同して認識することがないので、正確にかがり目
の位置を検出することができる。
【0006】また、本発明では、丸編生地を挿通体の挿
通方向に伸張させる工程を含んでもよい。この場合に
は、かがり目を含む編み目をさらに拡大させた状態で撮
像することができる。これにより、より確実にかがり目
の位置を検出することができる。
【0007】さらに、本発明では、多階調画像を撮像す
る工程が、平面上において行われてもよい。この場合に
は、丸編生地のかがり目近傍の状況を2次元的に撮像す
る。これにより、複数のかがり目を一括して同時に撮像
することができるので,丸編生地の各かがり目につい
て、個別に撮像する必要がなくなり、検出時間が短縮さ
れ検出効率が向上する。
【0008】本発明は、多階調画像を撮像する工程が、
丸編生地の内部から外部へ透過した光を用いて行われて
もよい。スリット内の挿通体の端面に複数のLEDなど
の発光体を配列して、スリット上に配列されたある編み
地に対して内部から照明してもよい。この場合には、丸
編生地を透過した光が撮像手段により受光される。これ
により、丸編生地の繊維部分と編み目部分との境界部分
が明確に判別できる多階調画像が撮像されるので、より
正確にかがり目の位置を検出することができる。
【0009】また、本発明では、挿通体として、スリッ
トを有する挿通体を用い、多階調画像を撮像する工程
が、スリットに光を照射する工程と、スリットにおいて
丸編生地の外部の一方から他方に透過する光を用いて行
われる工程を含んでもよい。この場合、スリット上に配
置した編み地についても、丸編生地を透過した光が撮像
手段により受光される。これにより、スリット上に配置
された丸編生地の繊維部分と編み目部分との境界部分が
明確に判別できる多階調画像が撮像されるので、スリッ
ト上のかがり目の位置をより正確に検出することができ
る。
【0010】さらに、本発明では、かがり目の位置を検
出する工程は、多階調画像を2値画像に変換する工程
と、2値画像をラベル画像に変換する工程と、ラベル画
像に含まれるラベル付けされた各領域の構成画素数を計
数して、かがり目がラベル画像において形成する領域の
最小構成画素数を基準として設定した値より大きい構成
画素数を有する領域のみを抽出した抽出ラベル画像を生
成する工程と、抽出ラベル画像に含まれる各領域の位置
を算出することにより各かがり目の位置を求める工程と
を含んでもよい。この場合には、領域の面積に基づい
て、かがり目が抽出されて、かがり目の位置が求められ
る。これにより、様々な大きさのかがり目の位置を検出
することができる。
【0011】本発明では、2値画像に変換する工程が、
多階調画像を複数の小領域に分割して、小領域の画像特
性に基づいて小領域毎の2値化閾値を決定する工程を含
んでもよい。この場合には、丸編生地の各部分の照明状
況に応じて、各部分の画像が2値化される。これによ
り、丸編生地の各部分の照明状況に影響されることがな
く、丸編生地の繊維部分と編み目部分の境界を検出する
ので、さらに正確にかがり目を検出することができる。
【0012】本発明の丸編生地のかがり目検出装置は、
かがり目を有する丸編生地の内部に挿通して丸編生地を
伸張させる伸張体と、挿通体により伸張された前記丸編
生地のかがり目の像を含む多階調画像を撮像する撮像手
段と、多階調画像を画像処理することによりかがり目の
位置を検出するかがり目検出手段を有することを特徴と
する丸編生地のかがり目検出装置である。本発明では、
かがり目を含む編み目を拡大させた状態で、手前側の編
み地の状態と、他方側の編み地の状態とをそれぞれ単独
に撮像する。これにより、手前側の編み地の状況と他方
側の状況を混同して認識することがないので、正確にか
がり目の位置を検出することができる。
【0013】また、本発明では、丸編生地のかがり目の
上部を挟持し挿通方向に移動する上部挟持手段と、丸編
生地のかがり目の下部を挟持し挿通方向に移動する下部
挟持手段とを有してもよい。この場合には、かがり目を
含む編み目をさらに拡大させた状態で撮像することがで
きる。これにより、より確実にかがり目の位置を検出す
ることができる。
【0014】さらに、本発明では、挿通体が、少なくと
もかがり目が配置される表面が平面状に形成され、撮像
手段の撮像方向が、挿通体の平面状表面の幅方向に垂直
となるように配置されてもよい。この場合には、丸編生
地のかがり目近傍の状況を2次元的に撮像する。これに
より、複数のかがり目を一括して同時に撮像することが
できるので、特に、かがり目の1つ1つについて位置調
整をする必要がない配置状態にあるときには、丸編生地
の各かがり目について、個別に撮像する必要がなくな
り、かがり目全体の検出時間が短縮され検出効率が向上
する。
【0015】本発明では、挿通体が、発光手段を有して
もよい。この場合には、丸編生地を透過した光が撮像手
段により検出される。これにより、丸編生地の繊維部分
とかがり目部分との境界部分が明確に判別できる多階調
画像が撮像されるので、より正確にかがり目の位置を検
出することができる。
【0016】また、本発明では、挿通体がスリットを有
し、スリットに光を照射する照明手段を有してもよい。
この場合、スリット上に配置した編み地についても、丸
編生地を透過した光が撮像手段により受光される。これ
により、スリット上に配置された丸編生地の繊維部分と
編み目部分との境界部分が明確に判別できる多階調画像
が撮像されるので、スリット上のかがり目の位置をより
正確に検出することができる。スリット内の挿通体の端
面に複数のLEDなどの発光体を配列して、スリット上
に配列されたある編み地に対して内部から照明する装置
を有してもよい。
【0017】さらに、本発明では、かがり目検出手段
が、多階調画像を2値画像に変換する手段と、2値画像
をラベル画像に変換する手段と、ラベル画像に含まれる
ラベル付けされた各領域の構成画素数を計数して、かが
り目がラベル画像において形成する領域の最小構成画素
数を基準として設定した値より大きい構成画素数を有す
る領域のみを抽出した抽出ラベル画像を生成する領域抽
出手段と、抽出ラベル画像に含まれる各領域の位置を算
出することにより各かがり目の位置を求める手段とを有
してもよい。この場合には、領域の面積に基づいて、か
がり目が抽出されて、かがり目の位置が求められる。こ
れにより、かがり目となる編み目とそれ以外の編み目を
識別し、かがり目の位置を正しく求めることができる。
【0018】本発明では、2値画像に変換する手段が、
多階調画像を複数の小領域に分割して、小領域毎の2値
化閾値を小領域内の画像特性に基づいて決定する手段を
含んでもよい。この場合には、丸編生地の各部分の照明
状況に応じて、各部分の画像が2値化される。これによ
り、丸編生地の各部分の照明状況に影響されることがな
く、丸編生地の繊維部分とかがり目部分の境界を検出す
るので、さらに正確にかがり目の位置を検出することが
できる。
【0019】本発明の上述の目的、その他の目的、特徴
および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の
形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる丸編生地
のかがり目検出装置の一実施形態を示す概略図であり、
図2は、挿通板に爪先近傍部分が閉じ合わされていない
靴下を挿通した状態を示す要部図解図である。まず図1
および図2を参照しながら丸編生地のかがり目検出装置
の構造について説明する。
【0021】丸編生地のかがり目検出装置10は、長尺
平板状の挿通板12を含む。挿通板12の構成について
説明すると、挿通板12は、容易に変形しない、例えば
ステンレス板からなる中板14を有する。そして、中板
14の正面および背面を覆うようにして、EL(Electr
o Luminescence )パネル16a,16bを発光部分を
外向させた状態で積層する。さらに、ELパネル16
a,16bの外向表面上には、ELパネル16a,16
bを保護するため、表面全体を覆うように、例えば透明
アクリル板からなる透明板18a,18bを積層して挿
通板12を構成する。
【0022】そして、ELパネル16a,16bには、
適切な電圧が印加され任意に発光できるように動作電源
(図示せず)に電気的に接続されている。なお、この実
施形態においては、発光手段としてELパネルを用いた
が、これに限らず発光機能を有するものであればよい。
しかしながら、後述する画像処理装置26での処理を考
慮すると、挿通板12の表面上での輝度が場所によって
異なることがないように、この実施形態の例で用いたE
Lパネルや、プラズマディスプレイパネル等の面発光を
行うものを用いることが望ましい。
【0023】この挿通板12は、図2に示すように、丸
編生地である爪先近傍部分が閉じ合わされていない靴下
W(以下単に未完成靴下Wと称す)等を挿通して配置す
るものである。挿通板12は、丸編生地を挿通したとき
に、少なくとも未完成靴下Wのかがり目Kが形成されて
いる部分の編み地を伸張し拡大するような大きさに形成
される。すなわち、少なくともかがり目Kを配置する部
分の挿通板12の幅は、未完成靴下Wの手前側の編み地
と他方側の編み地の間に隙間が生じないように密着させ
た状態における未完成靴下Wの幅より大きく形成する。
また、挿通板12は、未完成靴下Wを滑らかに挿通させ
ることができ、挿通板12上で移動させることができる
ように、突起等の外形状が急激に変化する部分を有さな
いことが望ましい。
【0024】そして、挿通板12下部の正面および背面
には、下部挟持手段である、ローラ20a,20bを挿
通板12に対して対称に配置する。ローラ20a,20
bは、図2に示すように、かがり目Kが形成された部分
の下方において、未完成靴下Wを挿通板12に押圧しつ
つ回転して、挿通方向に移動させるためのものであり、
任意量だけ回転できるようにエンコーダを備えたモータ
等の駆動手段により駆動する。なお、ローラ20a,2
0bは、挿通板12に未完成靴下Wを挿通する作業が容
易に行えるように、ローラ軸の両端を移動可能なアーム
等により支持して、挿通板12の表面から離せるように
構成することが望ましい。
【0025】また、挿通板12の上方には、開閉自在に
構成された挟持アーム部22a,22bが閉ざされたと
きに、挿通板12の正面および背面の上部を幅方向にわ
たって挟み込むように、上部挟持部22を配置する。上
部挟持部22は、図2に示すように、かがり目Kが形成
された部分の上方において未完成靴下Wを挟持し、挿通
方向に移動させるためのものであり、任意に支持位置を
変化できるよう偏心カム等により支持する。また、挟持
アーム部22a,22bは、モータ等により回転軸に回
転力が与えられ任意に開閉できるように構成する。
【0026】そして、挿通板12の正面および背面の近
傍には、CCDカメラ24a,24bが撮像方向を挿通
板12の表面に対して垂直となるように配置する。CC
Dカメラ24a,24bは、挿通板12上に配置した未
完成靴下Wの全てのかがり目Kの像を含む多階調画像を
近距離から撮像するものである。CCDカメラ24a,
24bにより撮像された多階調画像は、かがり目を検出
する箇所に応じて、適宜切替えられ画像処理装置26に
入力される。なお、この実施形態においては、CCDカ
メラ24a,24bが撮像方向を挿通板12の表面に対
して垂直となるように配置したが、未完成靴下Wのかが
り目Kを含む編み目の状況を明確に撮像できる範囲内で
あれば、適宜配置が変更されてもよい。また、CCDカ
メラの解像度が編み目の細かさに対して不足するとき
は、たとえば正面と背後に2台ずつ配置して、2台1組
で片面全体のかがり目を撮像するようにしてもよい。
【0027】CCDカメラ24a,24bには、画像処
理装置26が電気的に接続されている。画像処理装置2
6は、CCDカメラ24a,24bにより撮像された多
階調画像を基にして未完成靴下Wに設けられたかがり目
Kを検出するものである。画像処理装置26は、多階調
画像を平滑化処理する平滑化処理部28と、多階調画像
を2値化処理する2値化処理手段30と、2値化の際に
用いる2値化閾値を求める閾値決定手段32と、2値化
された画像をラベル画像に変換するラベリング処理手段
34と、ラベル画像に含まれる各ラベル付領域の構成画
素数に基づいてかがり目領域を抽出し抽出ラベル画像を
生成するかがり目領域抽出手段36と、抽出ラベル画像
に含まれる各かがり目領域の位置を算出するかがり目位
置算出手段38とを含む。なお、各部の機能について
は、次に行う未完成靴下Wに対する丸編生地のかがり目
検出装置10の作動状況に関する説明の時に詳述する。
【0028】次に、主に図3を参照しながら、未完成靴
下Wに対するかがり目検出装置の作動状況について説明
する。なお、図3は、丸編生地のかがり目検出装置の作
動状況の一例を示すフロー図である。
【0029】まず、ステップS1において、未完成靴下
Wを丸編生地のかがり目検出装置10にセットする。セ
ット作業について説明すると、まず、未完成靴下Wを挿
通板12に挿通する。そして、未完成靴下Wをかがり目
Kの上方で上部挟持部22の挟持アーム部22a,22
bをにより挟持し、また、かがり目Kの下方をローラ2
0a,20bを挿通板12に押圧することにより挟持し
て、図2に示すように配置する。なお、未完成靴下Wを
挿通板12に挿通するには、手作業により行われてもよ
いし、挿通板12の正面および背面に搬送ローラ等を設
けて行われてもよい。
【0030】次に、ステップS2において、上部挟持部
22およびローラ20a,20bにより、未完成靴下W
を挿通方向に伸張する。伸張は、図2に示すように、上
部挟持部22の支持位置を上方に移動するか、ローラ2
0a,20bを回転させて未完成靴下Wを下方に引き下
げるか、若しくは、上記動作の双方を行うことにより行
われる。なお、伸張時には、かがり目KがCCDカメラ
24a,24bの撮像可能範囲内に配置されるように配
慮しなければならない。
【0031】これまでの行ったステップS1およびステ
ップS2による結果について説明すると、未完成靴下W
の編み目は、挿通板12の幅方向と、挿通方向との双方
向に拡大されており、画像処理装置26において、かが
り目Kが検出されやすい状態とされている。なお、この
実施形態においては、ステップS2において、ローラ2
0a,20bおよび上部挟持部22により未完成靴下W
の挿通方向への伸張を行ったが、ステップS1のとき
に、未完成靴下Wと挿通板12との摩擦により、未完成
靴下Wが挿通方向に適当に伸張されている場合には、ス
テップS2は省略されてもよい。
【0032】次に、ステップS3において、図4に示す
ように、未完成靴下Wに形成されたかがり目Kを含む編
み目の状況をCCDカメラ22a,22bにより撮像す
る。撮像時には、挿通板12のELパネル16a,16
bが点灯され、未完成靴下Wの繊維部分と編み目部分と
の境界部分が明確に判別可能とするために、透過光が用
いられてCCDカメラ24a,24bで撮像される。な
お、図4は、CCDカメラにより撮像された多階調画像
の一部を示す図解図である。
【0033】そして、ステップS4において、撮像され
た多階調画像を画像処理装置26に含まれる平滑化処理
部28に入力して、平滑化処理を施した多階調画像に変
換する。平滑化処理部28は、CCDカメラ24a,2
4bにより撮像された多階調画像に含まれるノイズを除
去し、画素毎の濃度階調の細かい変動をなくした画像へ
変換するものである。平滑化処理を施すことにより、多
階調画像は、未完成靴下Wの繊維部分と編み目部分との
境界部分がより明確に判別できる画像となる。なお、平
滑化フィルタとしては、着目した画素およびその周囲の
画素の階調の平均値を求め、その平均値を着目した画素
の値と置き換える単純平均化フィルタや移動平均法を用
いたフィルタ等が用いることができる。
【0034】ステップS5において、図5に示すよう
に、平滑化された多階調画像を2値化処理部30に入力
して、2値化処理を施して2値画像に変換する。なお、
図5は、図4に示す多階調画像が2値化された状態を示
す図解図である。
【0035】2値化処理について図6を用いて詳しく説
明すると、まずステップS51において、閾値決定部3
2により、多階調画像がそれぞれが等しい面積を有する
小領域に分割される。小領域に分割する際には、小領域
がある一定の割合をもって重複するように分割されても
よい。なお、図6は、2値化処理の作動状況の一例を示
すフロー図である。
【0036】次に、ステップS52において、小領域毎
の濃度ヒストグラムに基づいて、各小領域毎の2値化閾
値を決定する。さらに、小領域間で閾値の補間を行うこ
とにより平滑化された、より適切な2値化閾値を得るこ
とが出来る。なお、この実施形態では、閾値決定法とし
てP−タイル法を用いたが、その他、モード法や判別分
析法などの閾値決定法が用いられてもよい。また、未完
成靴下Wの照明状況の変動が小さく、2値化閾値を頻繁
に変更する必要がない場合には、最初に本ステップを実
行して得られた2値化閾値を保存し、これを次回以降の
入力画像の2値化処理に適用してもよい。
【0037】ステップS53においては、2値化処理の
最終ステップである多階調画像の2値画像への変換を行
う。2値化処理のときには、閾値決定部32により決定
された各小領域毎の2値化閾値を用いて変換する。な
お、この実施形態においては、図5に示すように、繊維
部分に当たる箇所、すなわち濃度階調が高い画素に画像
信号“1”を、そして、編み目部分に当たる箇所、すな
わち濃度階調が低い画素に画像信号“0”を割り当てる
ようにして2値画像を形成している。
【0038】そして、ステップS6においては、、ラベ
リング処理部34により2値画像をラベル画像に変換す
る。この実施形態では、2値画像をラベル画像に変換し
た結果、図7に示すように、繊維部分に当たる箇所の画
素は“0”のままで、ラベルが付与しないで維持してい
る。そして、かがり目Kを含む編み目部分には、“0”
以外の文字や記号等のラベルを付与して領域を形成す
る。その結果、図4と図7を比較して判るように、かが
り目Kを示す領域にはそれぞれ“c”,“d”,
“e”,“f”,“g”のラベルが割り当てられてい
る。なお、図7は、図5に示す2値画像がラベリング処
理された状態を示す図解図である。
【0039】ステップS7においては、図8に示すよう
に、ラベル付けされたかがり目Kを示す領域(以下単に
かがり目領域と称す)を、かがり目領域抽出部36によ
り抽出する。なお、図8は、図7に示すラベル画像より
かがり目領域が抽出された状態を示す図解図である。
【0040】かがり目抽出処理について図9を用いて詳
しく説明すると、まず、ステップS71において、ラベ
ル付けされた領域の面積を示す、ラベル画像に含まれる
ラベル付領域の構成画素数(以下単に面積と称す)を領
域毎に計数する。なお、図9は、かがり目抽出処理の作
動状況の一例を示すフロー図である。
【0041】次に、ステップS72において、予め設定
していた面積閾値と各ラベル付領域との面積が比較さ
れ、面積閾値より着目したラベル付領域の面積が小さい
場合には、ステップS731に示すように、着目した領
域のラベル値が削除され、その領域の画素には“0”が
入力される。また面積閾値より着目したラベル付領域の
面積が大きい場合には、ステップS732に示すよう
に、現状の形のままで着目した領域のラベル値を保存す
る。なお、面積閾値は、かがり目Kの画像が2値化さ
れ、ラベリング処理されたときに、かがり目のラベル付
領域の構成画素数の最小値を基準として、これよりやや
小さめに設定されており、この実施形態においては、面
積閾値を12とした。
【0042】そして、ステップS74において、未処理
のラベル付領域が存在するか否かが判断され、全てのラ
ベル付領域について、ステップS72からの作業が施さ
れるように処理されている。
【0043】ステップS8においては、かがり目位置算
出部38により、かがり目領域の位置を算出することに
よりかがり目の位置を検出する。この実施形態では、か
がり目領域の重心位置をかがり目の位置とみなして算出
している。なお、このかがり目領域の位置情報は、適
宜、画像処理装置26の内部若しくは外部に設けた記録
装置(図示せず)に備蓄するか、若しくは、ポイント針
と丸編生地の位置を相対的に変化させる機能を有するリ
ンキング装置に入力されて、かがり目へのポイント針の
自動刺し通し処理を行う場合に用いられる。
【0044】なお、この実施形態においては、かがり目
以外の編み目が、かがり目領域抽出部36に抽出されな
い場合について説明したが、かがり目以外の編み目が、
面積閾値を越えて抽出される場合を考慮して、予め挿通
体12に未完成靴下Wを配置したときのかがり目位置情
報を基にして設定されたかがり目の予測位置を参照し
て、その位置にもっとも近く位置する編み目のラベル付
領域をかがり目領域として抽出処理する事もできる。ま
た、予測位置の近傍にかがり目Kの領域が抽出されない
場合は、最初の面積閾値を下げて、予測位置近傍にかが
り目領域が抽出されるまで、上記処理を繰り返すように
してもよい。
【0045】引き続き、図10を用いて、本発明の他の
実施形態である丸編生地のかがり目検出装置50につい
て説明する。なお、図10は、本発明にかかる丸編生地
のかがり目検出装置の他の実施形態を示す要部正面図解
図である。
【0046】丸編生地のかがり目検出装置50におい
て、挿通板52は、挿通板52の一部を幅方向に直線状
に切欠いたようなスリットNを設けるために、上方に上
部挿通板52aを、そして、下方に下部挿通板52bを
配置して、上部挿通板52aの上端部と下部挿通板52
bの下端部を適宜固定物に固定して構成する。上部挿通
板52aと下部挿通板52bの構成については、容易に
変形しないように、前述した挿通板12と同様の構成と
する。なお、この実施形態では、上部挿通板52a,下
部挿通板52bを固定物に固定しているが、未完成靴下
Wを挿通する作業を容易に行えるように、どちらか一方
若しくは両方を適宜取り外しができるようにするか、若
しくは任意に移動可能な固定物に固定してもよい。
【0047】そして、上部挟持部22は、前述した例と
同様にして上部挿通板12aを挟持するように配置す
る。また、ローラ20a,20bについても、前述した
例と同様にして下部挿通板12bを押圧するように配置
する。
【0048】さらに、挿通板52の正面および背面の近
傍には、照明手段である、図示しないライト54a,5
4bを配置する。ライト54a,54bは、スリットN
に向けて光を照射してスリットN上に位置した未完成靴
下Wを照明するためのものである。ライト54a,54
bにより照射される光量は、未完成靴下Wの編み地を一
方側から他方側へ透過したときの編み地表面の輝度が、
ELパネル16a,16bにより照明したときの編み地
表面の輝度と等しくなるように調整する。なお、ライト
54a,54bは、かがり目Kを検出する箇所に応じ
て、適宜選択的に点灯され、検出するかがり目Kが形成
されている側とは反対側のライトが点灯されるように制
御する。
【0049】なお、その他各部の構成については、前述
した実施形態と同様に構成し、またかがり目Kを検出す
るフローも図3に示すフローにより行われるようにす
る。
【0050】丸編生地のかがり目検出装置50は、上述
した構成をとることにより、挿通板52上に配置された
かがり目のみならず、スリットN上に配置されたかがり
目Kに対しても正確に位置を検出することができる。そ
の結果、一方側の編み地に形成されたかがり目Kにポイ
ント針をスリットN内まで刺し通した後に、同一のポイ
ント針を用いて他方側に形成されたかがり目へポイント
針を刺し通すことが可能となる。これは、本発明が適用
されるであろうリンキング装置において、かがり目にポ
イント針を刺し通す作業を容易に行うために有効な手法
といえる。
【0051】この実施形態においては、上部挿通板52
aの上端部と下部挿通板52bの下端部を固定するよう
に構成したが、上部挿通板52a,下部挿通板52bの
いずれかか、またはその両方を挿通方向に移動可能に構
成して任意にスリットNを形成するように構成してもよ
い。この場合、一方側(CCDカメラ24a)の編み地
について、ELパネルによる照明のみを使用してかがり
目Kを検出した後、同じ側のライト54aを点灯してス
リットを照明し、他方側のかがり目Kを検出するように
することができる。その結果、一方側の編み地に形成さ
れたかがり目Kにポイント針をスリットN内まで刺し通
した後に、同一のポイント針を用いて他方側に形成され
たかがり目へポイント針の刺し通すことが可能となる。
この手法は、本発明が適用されるであろうリンキング装
置において、かがり目にポイント針を刺し通す作業を容
易に行うために有効な手法といえる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる丸
編生地のかがり目検出の手法およびそれを実現する装置
により、リンキングの自動化に必要不可欠である、かが
り目の検出が可能となった。また、挿通体を丸編生地に
挿通することにより、丸編生地の手前側の編み地の状況
と他方側の状況を混同して認識することがないので、安
定して、正確なかがり目の位置を検出することができ
る。
【0053】なお、上述した例は本発明の数例に過ぎ
ず、特許請求の範囲内において種々の変更を加えて実施
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる丸編生地のかがり目検出装置の
一実施形態を示す概略図である。
【図2】挿通板に爪先近傍部分が閉じ合わされていない
靴下を挿通した状態を示す要部図解図である。
【図3】丸編生地のかがり目検出装置の作動状況の一例
を示すフロー図である。
【図4】CCDカメラにより撮像された多階調画像の一
部を示す図解図である。
【図5】図4に示す多階調画像が2値化された状態を示
す図解図である。
【図6】2値化処理の作動状況の一例を示すフロー図で
ある。
【図7】図5に示す2値画像がラベリング処理された状
態を示す図解図である。
【図8】図7に示すラベル画像よりかがり目領域が抽出
された状態を示す図解図である。
【図9】かがり目抽出処理の作動状況の一例を示すフロ
ー図である。
【図10】本発明にかかる丸編生地のかがり目検出装置
の他の実施形態を示す要部正面図解図である。
【符号の説明】
10,50 丸編生地のかがり目検出装置 12 挿通板 20a,20b ローラ 22 上部挟持部 24a,24b CCDカメラ 26 画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吹 附 拓 也 愛知県東海市名和町池西35−1 (72)発明者 竹 内 雄 志 滋賀県草津市矢橋町105−1−502 (56)参考文献 特開 平5−305189(JP,A) 特開 昭60−119201(JP,A) 特開 平6−296782(JP,A) 特開 平9−103589(JP,A) 特開 平10−118364(JP,A) 特公 平3−49478(JP,B2) 特許2901644(JP,B2) 特許3170238(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 7/00 D06C D06H

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かがり目を有する丸編生地の内部に挿通
    体を挿通して丸編生地を伸張させる工程と、 前記挿通体により伸張された前記丸編生地のかがり目の
    像を含む多階調画像を撮像する工程と、 前記多階調画像を画像処理することによりかがり目の位
    置を検出する工程とを含む、丸編生地のかがり目検出方
    法。
  2. 【請求項2】 前記丸編生地を前記挿通体の挿通方向に
    伸張させる工程を含む、請求項1に記載の丸編生地のか
    がり目検出方法。
  3. 【請求項3】 前記多階調画像を撮像する工程は、平面
    上において行われる、請求項1または請求項2に記載の
    丸編生地のかがり目検出方法。
  4. 【請求項4】 前記多階調画像を撮像する工程は、前記
    丸編生地の内部から外部へ透過する光を用いて行われ
    る、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の丸編生
    地のかがり目検出方法。
  5. 【請求項5】 前記挿通体として、スリットを有する挿
    通体を用い、 前記多階調画像を撮像する工程は、前記スリットに光を
    照射する工程と、前記スリットにおいて前記丸編生地の
    外部の一方から他方に透過する光を用いる工程を含む、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の丸編生地の
    かがり目検出方法。
  6. 【請求項6】 前記かがり目の位置を検出する工程は、 前記多階調画像を2値画像に変換する工程と、 前記2値画像をラベル画像に変換する工程と、 前記ラベル画像に含まれるラベル付けされた各領域の構
    成画素数を計数して、前記かがり目が前記ラベル画像に
    おいて形成する領域の最小構成画素数を基準として設定
    した値より大きい構成画素数を有する領域のみを抽出し
    た抽出ラベル画像を生成する工程と、 前記抽出ラベル画像に含まれる各領域の位置を算出する
    ことにより各かがり目の位置を求める工程とを含む、請
    求項1ないし請求項5のいずれかに記載の丸編生地のか
    がり目検出方法。
  7. 【請求項7】 前記2値画像に変換する工程は、前記多
    階調画像を複数の小領域に分割して、前記小領域の画像
    特性に基づいて前記小領域毎の2値化閾値を決定する工
    程を含む、請求項6に記載のかがり目検出方法。
  8. 【請求項8】 かがり目を有する丸編生地の内部に挿通
    して丸編生地を伸張させる挿通体と、 前記挿通体により伸張された前記丸編生地のかがり目の
    像を含む多階調画像を撮像する撮像手段と、 前記多階調画像を画像処理することによりかがり目の位
    置を検出するかがり目検出手段とを有する、丸編生地の
    かがり目検出装置。
  9. 【請求項9】 前記丸編生地のかがり目の上部を挟持し
    挿通方向に移動する上部挟持手段と、 前記丸編生地のかがり目の下部を挟持し挿通方向に移動
    する下部挟持手段とを有する、請求項8に記載の丸編生
    地のかがり目検出装置。
  10. 【請求項10】 前記挿通体は、少なくともかがり目が
    配置される表面が平面状に形成され、 前記撮像手段は、撮像方向が前記挿通体の平面状表面の
    幅方向に垂直となるように配置されている、請求項8ま
    たは請求項9に記載の丸編生地のかがり目検出装置。
  11. 【請求項11】 前記挿通体は、発光手段を有する、請
    求項8または請求項10に記載の丸編生地のかがり目検
    出装置。
  12. 【請求項12】 前記挿通体は、スリットを有し、 前記スリットに光を照射する照明手段とを有する、請求
    項8ないし請求項11のいずれかに記載の丸編生地のか
    がり目検出装置。
  13. 【請求項13】 前記かがり目検出手段は、 前記多階調画像を2値画像に変換する手段と、 前記2値画像をラベル画像に変換する手段と、 前記ラベル画像に含まれるラベル付けされた各領域の構
    成画素数を計数して、前記かがり目が前記ラベル画像に
    おいて形成する領域の最小構成画素数を基準として設定
    した値より大きい構成画素数を有する領域のみを抽出し
    た抽出ラベル画像を生成する領域抽出手段と、 前記抽出ラベル画像に含まれる各領域の位置を算出する
    ことにより各かがり目の位置を求める手段とを有する、
    請求項8ないし請求項12のいずれかに記載の丸編生地
    のかがり目検出装置。
  14. 【請求項14】 前記2値画像に変換する手段は、前記
    多階調画像を複数の小領域に分割して、前記小領域の画
    像特性に基づいて前記小領域毎の2値化閾値を決定する
    手段を含む、請求項13に記載のかがり目検出装置。
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