JP3383265B2 - 自在チェーン - Google Patents

自在チェーン

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JP3383265B2
JP3383265B2 JP2000132815A JP2000132815A JP3383265B2 JP 3383265 B2 JP3383265 B2 JP 3383265B2 JP 2000132815 A JP2000132815 A JP 2000132815A JP 2000132815 A JP2000132815 A JP 2000132815A JP 3383265 B2 JP3383265 B2 JP 3383265B2
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勝秀 並田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、搬送手段として利
用される自在チェーンの連結リンクに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】連結リンクを連結した自在チェーンは、
輪転印刷設備のグリッパ装置等の搬送手段として使用さ
れている。 【0003】図5は従来の自在チェーンの連結リンクを
示す平面図、図6は同正面図で、特許第2527724
号公報に開示されている自在チェーンである。 【0004】自在チェーンは同一構造からなる連結リン
ク本体1をローラーシャフト5で連結して構成され、連
結リンク本体1は水平及び垂直方向に整列した水平ロー
ラー4及び垂直ローラー7を備えている。 【0005】連結リンク本体1の単一アーム3には、ピ
ボットボール8が揺動自在に埋設され、両側に垂直整列
した垂直ローラー7を回転自在に支持するローラーシャ
フト5が単一アーム3と反対側の二股アーム2に支持さ
れ、ローラーシャフト5が隣接する連結リンクのピボッ
トボール8の貫通孔10を通して隣接する他方の連結リ
ンクに連結される。連結リンク本体1にはグリッパ(図
示せず)等のアタッチメントを取り付けるアタッチメン
ト固定用ネジ孔11が形成されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ピボットボールは、連
結リンク内に揺動自在に埋設するという形態を取り、本
来ならチェーンの動きに対してローラーシャフトを擁し
たピボットボールは、両側にローラーシャフトの搬送軌
道に応じた動きに呼応して内部のピボットボールが揺動
して動き、搬送軌道に応じたスムーズな動きを実現する
ことができるものである。 【0007】しかしながら、この連結リンクには次のよ
うな問題点が生じる。 【0008】連結リンク内に埋設されるピボットボール
は、その品質上の問題にもより、連結リンク内での動き
が一様ではない。つまり連結リンク内でスムーズに回動
するものもあれば、固く連結リンク内に埋設された状態
であるために回動しにくいものもある。 【0009】特に回動しにくいピボットボールの場合、
ローラーシャフトの形状が断面円形であり、またピボッ
トボールの貫通孔もそれに対応して丸い断面形状である
ために、搬送軌道が一定ではない場合に捻りなどの負荷
がかかり、また貫通孔でローラーシャフトの左右のロー
ラーにも別々の負荷がかかって、ローラーシャフト自体
が貫通孔を押し拡げようとする作用が働くことになる。
この作用によりローラーシャフトとピボットボールの貫
通孔との間に隙間が生じ、ローラーシャフトは貫通孔内
で回転し易くなり、更には摩耗の原因ともなりやすい。 【0010】加えて過酷な条件下での長時間の使用、あ
るいは一定ではなく蛇行している搬送軌道を往復動する
ことなどにもより、またモーターなどの駆動装置による
強い引き等によっても、貫通孔とこれに収容されたロー
ラーシャフトとの間が摩擦による磨耗を更に進めること
になる。 【0011】このようにして隙間が生じることにより、
例えズレが0.2mm程度の軽微なものであっても、多
数の連結リンクのズレが重なって、自在チェーン全長で
は大きなズレとなり、正常な自在チェーン本体の間ピッ
チが保たれなくなり、駆動装置との正常な噛み合わせが
できず逸脱する、あわせて不規則な噛み合わせにより駆
動側の爪の部分の磨耗も顕著になる、という問題が生じ
る。 【0012】そこで、本発明は、自在チェーンの連結リ
ンクのピボットボールの貫通孔とローラーシャフトとの
間で隙間が生じないようにし、搬送軌道に応じたスムー
ズな動きを実現することができる自在チェーンの連結リ
ンクを提供するものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明の自在チェーンの
連結リンクは、一対の水平ローラーを備えた連結リンク
本体の一方のアームにピボットボールが揺動自在に埋設
され、両側に垂直整列したローラを回転自在に支持する
ローラーシャフトがアームと反対側の二股アームに支持
され、ローラーシャフトは隣接する連結リンクのピボッ
トボールの貫通孔に通して隣接する他方の連結リンクを
連結する連結リンクにおいて、ピボットボールにローラ
ーシャフトを挿入する断面形状が多角形の貫通孔を形成
し、貫通孔に収容されるローラーシャフト部分の断面形
状を貫通孔の断面形状に合致する多角形とすることを特
徴とする。 【0014】 【発明の実施の形態】図1は本発明の連結リンクの連結
状態を示す平面図、図2は本発明の連結リンク本体の連
結状態を一部断面図で示す正面図、図3は連結リンクの
断面図、図4は本発明の連結リンクのローラーシャフト
と貫通孔の結合状態を示すローラーシャフト方向の断面
図である。 【0015】連結リンク本体1は、搬送方向の一方に二
股アーム2が形成され、他方に単一アーム3が形成され
ている。二股アーム2の間隙は、隣り合う他方の連結リ
ンク本体1aの単一アーム3がはまり込む寸法になって
いる。連結リンク本体1には両側にはそれぞれ水平ロー
ラー4が設けられている。 【0016】二股アーム2にはローラーシャフト5を通
し両側を支持する一対の支持孔6が形成され、ローラー
シャフト5の両端にはそれぞれ垂直ローラー7が設けら
れている。水平ローラー4及び垂直ローラー7はレール
12に沿って走行する。 【0017】一方、連結リンク本体1の単一アーム3内
には、搬送方向に直交する両側に開口を有する球面座9
が形成され、球面座9には球状のピボットボール8が揺
動自在に埋設されている。球状のピボットボール8には
断面が六角形の貫通孔10が設けられている。なお、本
実施例では、断面が六角形であるが、三角形、四角形、
あるいはそれ以上の多角形に形成することができる。 【0018】ピボットボール8の貫通孔10に通すロー
ラーシャフト5は、少なくとも貫通孔10に収容される
部分を貫通孔10の断面形状と合致させる。ピボットボ
ール8の貫通孔10とローラーシャフト5とのそれぞれ
の断面形状を多角形とすることにより、ローラーシャフ
トとピボットボールとがより強固に固定されることにな
る。連結リンク本体1のアタッチメント固定用ネジ孔1
1には搬送物を把持、あるいは支持するアタッチメント
(図示せず)が固定される。 【0019】 【発明の効果】本発明は、ローラーシャフトのピボット
ボールに収容される部分の断面形状を多角形とするとと
もに、前記多角形に合致させてピボットボールの貫通孔
の断面形状を前記多角形に合致させた多角形とすること
により、ローラーシャフトとピボットボールとがより強
固に固定される形となり、埋設されたピボットボールは
搬送軌道に応じた本来の役割であるローラーシャフトの
動きに対する確実な連結リンク内での回動を行い、搬送
軌道に応じた連結リンク本体の動きを実現することがで
きる。そして、このことによりローラーシャフト自身は
回転しなくなり、磨耗の恐れは軽減されることになる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の連結リンクの連結状態を示す平面図で
ある。 【図2】本発明の連結リンク本体の連結状態を一部断面
図で示す正面図である。 【図3】本発明の連結リンクの断面図である。 【図4】本発明の連結リンクのローラーシャフトと貫通
孔の結合状態を示すローラーシャフト方向の断面図であ
る。 【図5】従来の自在チェーンの連結リンクを示す平面図
である。 【図6】図5に示す連結リンクの正面図である。 【符号の説明】 1:連結リンク本体 1a:隣り合う連結リンク本体 2:二股アーム 3:単一アーム 4:水平ローラー 5:ローラーシャフト 6:支持孔 7:垂直ローラー 8:ピボットボール 9:球面座 10:貫通孔 11:アタッチメント固定用ネジ孔 12:レール

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対の水平ローラーを備えた連結リンク
    本体の一方のアームにピボットボールが揺動自在に埋設
    され、両側に垂直整列したローラを回転自在に支持する
    ローラーシャフトがアームと反対側の二股アームに支持
    され、ローラーシャフトは隣接する連結リンクのピボッ
    トボールの貫通孔に通して隣接する他方の連結リンクを
    連結する連結リンクにおいて、 ピボットボールにローラーシャフトを挿入する断面形状
    が多角形の貫通孔を形成し、貫通孔に収容されるローラ
    ーシャフト部分の断面形状を貫通孔の断面形状に合致す
    る多角形とすることを特徴とする自在チェーンの連結リ
    ンク。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102057730B1 (ko) * 2018-03-16 2019-12-19 김성옥 의류 이송컨베이어용 이송체인

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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