JP3137917U - 自在チェーンの連結リンク - Google Patents

自在チェーンの連結リンク Download PDF

Info

Publication number
JP3137917U
JP3137917U JP2007007527U JP2007007527U JP3137917U JP 3137917 U JP3137917 U JP 3137917U JP 2007007527 U JP2007007527 U JP 2007007527U JP 2007007527 U JP2007007527 U JP 2007007527U JP 3137917 U JP3137917 U JP 3137917U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting link
arm
link
hole
free chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007007527U
Other languages
English (en)
Inventor
勝秀 並田
Original Assignee
西研グラフィックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西研グラフィックス株式会社 filed Critical 西研グラフィックス株式会社
Priority to JP2007007527U priority Critical patent/JP3137917U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137917U publication Critical patent/JP3137917U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

【課題】自在チェーンの連結リンクのアームに設けられているピボットボールや球面座に不具合が生じて取り替える必要が生じた際に、連結リンク全体を取り替える必要のない自在チェーンの連結リンクを提供する。
【解決手段】両側にレールを走行する垂直ローラー7を少なくとも備えるとともに走行方向に連結用アーム3とこの連結用アーム3と反対側に連結用二股アーム2が形成された連結リンク1どうしが、両側に垂直ローラー3を支持するローラーシャフト5が連結用アーム3に設けられたピボットボール8の貫通孔10および連結用二股アーム2の孔に通され、連結された自在チェーンの連結リンク1において、ピボットボール8を球面座に揺動自在に収納した球面ベアリング10が連結用アーム3の嵌合孔20に着脱自在に嵌合
【選択図】図2

Description

本考案は、輪転印刷設備のグリッパ装置等に使用される自在チェーンの連結リンクに関する。
連結リンクを順次連結してなる自在チェーンは、輪転印刷設備のグリッパ装置等の搬送手段として使用されている。例えば、特許文献1には、一対の水平ローラーを備えた連結リンク本体の一方の連結用アームにピボットボールが揺動自在に埋設され、両側に垂直整列したローラーを回転自在に支持するローラーシャフトが連結用アームと反対側の連結用二股アームに支持され、ローラーシャフトは隣接する連結リンクのピボットボールの貫通孔に通して隣接する他方の連結リンクを連結する連結リンクが開示されている(特許文献1参照)。
図3は従来の連結リンクの連結状態を示す平面図、図4は従来の連結リンクの連結状態を一部断面図で示す正面図、図5は従来の連結リンクの断面図、図6は連結リンクの連結状態を示す断面図である。
連結リンク本体1は、搬送方向の一方に連結用二股アーム2が形成され、他方に単一の連結用アーム3が形成されている。連結用二股アーム2の間隙は、隣り合う他方の連結リンク本体1の単一の連結用アーム3が嵌り込む寸法になっている。連結リンク本体1の両側にはそれぞれ水平ローラー4が設けられている。
連結用二股アーム2にはローラーシャフト5を通し両側を支持する一対の支持孔6が形成され、ローラーシャフト5の両端にはそれぞれ垂直ローラー7が設けられている。水平ローラー4及び垂直ローラー7はレール12に沿って走行する。
連結リンク本体1の単一の連結用アーム3内には、搬送方向に直交する両側に開口を有する球面座9が形成され、球面座9には球状のピボットボール8が揺動自在に埋設されている。球状のピボットボール8には断面六角形の貫通孔10が設けられている。
ピボットボール8の貫通孔10に通すローラーシャフト5は、少なくとも貫通孔10に収容される部分を貫通孔10の断面形状と合致させている。
連結リンク本体1のアタッチメント固定用ネジ孔11には搬送物を把持、あるいは支持するアタッチメントが固定される。
特開20001−315937号公報
前記特許文献1に記載された連結リンクは、連結用アーム内の球面座にピボットボールを揺動自在に固く埋設するという形態となっている。ピボットボールの埋設は、樹脂製の連結リンク本体を成形する際に金属製のピボットボールを埋設して一体成形している。
埋設されたピボットボールは、搬送軌道が一定ではない場合に捻りなどの負荷がかかり、加えて過酷な条件下での長時間の使用、あるいは一定ではなく蛇行している搬送軌道を走行することなどにより、ピボットボールや球面座に摩耗などの不具合が発生し、回動しにくくなってピボットボールや球面座の取り替えの必要が生じる。
取り替えは、ピボットボールが連結用アーム内の球面座に固く埋設されているため、ピボットボールを取り替えることができず、別途用意しておいたピボットボールが埋設された連結リンクを取り替えなければなかった。その結果、連結リンクの取り替えに費用がかかっていた。
そこで、本考案は、自在チェーンの連結リンクのアームに設けられているピボットボールや球面座に不具合が生じて取り替える必要が生じた際に、連結リンクを取り替える必要のない自在チェーンの連結リンクを提供するものである。
本考案は、両側にレールを走行する垂直ローラーを少なくとも備えるとともに走行方向に連結用アームとこの連結用アームと反対側に連結用二股アームが形成された連結リンクどうしが、両側に前記垂直ローラーを支持するローラーシャフトが前記連結用アームに設けられたピボットボールの貫通孔および連結用二股アームの孔に通され、連結された自在チェーンの連結リンクにおいて、前記ピボットボールを球面座に揺動自在に収納した球面ベアリングが前記連結用アームの嵌合孔に着脱自在に嵌合されていることを特徴とする。
前記構成において、前記嵌合孔の一方の開口に球面ベアリングより小径の抜け留め用のカラーが形成され、他方の開口の内周面に抜け留め用のストッパーが着脱可能に嵌め込まれる溝が形成される構成としてもよい。あるいは、前記嵌合孔の一方の開口および他方の開口の内周面にはそれぞれ環状の溝が形成され、それぞれの溝に抜け留め用のストッパーが着脱可能に嵌め込まれている構成としてもよい。
本考案の球面ベアリングが連結リンクの嵌合孔の中に着脱自在に設けられているので、球面ベアリングに不具合が生じても、球面ベアリングを外して新品と取り替えるだけでよいので、従来のように連結リンクを取り替える必要がなくなる。そのため、連結リンクの取り替えに要する費用を従来に比べて大幅に低減することが可能となる。
本考案の実施例について図面により説明する。
図1は本考案の連結リンクの連結部分を示す断面図、図2は本考案の連結リンクの分解斜視図である。
本考案の連結リンクAは図3〜図6に示す従来の連結リンクの連結用アーム3内の球面座9と球状のピボットボール8の部分を除いて同一の構造となっている。
すなわち、本考案の連結リンクAも従来の連結リンクと同様に、一対の水平ローラー4を備えた連結リンク本体1の連結用アーム3にピボットボール8が揺動自在に埋設され、両側に垂直整列した垂直ローラー7を回転自在に支持するローラーシャフト5が隣り合う連結リンクAの連結用二股アーム2に支持されるとともに、隣接する連結リンクAのピボットボール8の貫通孔10に通されている。そして、ピボットボール8にはローラーシャフト5を挿入する断面形状が円形の貫通孔10を形成し、貫通孔10に収容されるローラーシャフト部分の断面形状は貫通孔10の断面形状に合致させている。貫通孔の断面形状は、図1では、円形であるが、三角形、四角形、六角形あるいはそれ以上の多角形としてもよい。
図1において、本考案の連結リンクAは、連結用アーム3に球面ベアリング21の外形とほぼ同一の嵌合孔20が形成されており、この嵌合孔20に球面ベアリング21が着脱自在に嵌合されている。球面ベアリング21は内周にピボットボール8が回転および揺動する球面座9が形成された円筒状のリング22で形成されている。
球面ベアリング21が嵌合する嵌合孔20には、嵌合した球面ベアリング21が抜けるのを防止するために、一方の開口に球面ベアリング21のリング22の外径より小さく且つローラーシャフト5の径より大きい寸法の抜け留め用のカラー23が形成されている。さらに、他方の開口の内周面には、一部を切り欠いた弾力性のある抜け留め用のストッパー24を着脱可能に嵌め込む溝25が形成されている。なお、抜け留め用のカラー23に代えて前述した溝25と同様の溝25を形成し、この溝25に抜け留め用のストッパー24を着脱可能に嵌め込んでもよい。
次に、連結リンクの連結の手順について説明する。
図2において、連結リンク本体1に一対の水平ローラー4が軸4aにより回転自在に取り付けられる。次いで、球面ベアリング21を連結用アーム3に形成された連結用の嵌合孔20に押し込んで嵌合させる。次いで、弾力性のあるストッパー24の径を小さくし、連結用の嵌合孔20の内面に形成された溝25(図1)に入れた後、ストッパー24を拡げて着座させる。
連結リンクAと隣接する連結リンクAを連結する際は、隣接する連結リンクAの連結用アーム3を連結する連結リンクAの連結用二股アーム2の間に入れた後、ローラーシャフト5を支持孔6、球面ベアリング21のピボットボール8の貫通孔10に通す。その後、垂直ローラー7は、軸受7aを介してローラーシャフト5の両端に取り付け、ストッパー26で軸受7aの抜け留めをした後、ボルト27と座金28でローラーシャフト5の端部に固定される。
球面ベアリング21に不具合が生じたときに取り替える場合には、前記組立の手順と逆の手順でボルト27、座金28、垂直ローラー7をローラーシャフト5から取り外し、ローラーシャフト5を支持孔6および球面ベアリング21の貫通孔10から引き抜き、連結用アーム3と連結用二股アーム2の連結を外す。次いで、連結用アーム3の嵌合孔20の溝25からストッパー24を取り外した後、連結用アーム3の嵌合孔20に嵌合している球面ベアリング21をカラー23と反対方向に押し出して取り出す。
その後、前記組立の手順にしたがって新品の球面ベアリング21を連結用アーム3の嵌合孔20に嵌合させてセットした後、連結用アーム3と連結用二股アーム2をローラーシャフト5で連結し、垂直ローラー7をローラーシャフト5に取り付ける。
以上の手順により、連結リンクAを取り替えることなく、新品の球面ベアリング21を交換することが可能となる。
本考案の連結リンクの連結部分を示す断面図である。 本考案の連結リンクの分解斜視図である。 従来の連結リンクの連結状態を示す平面図である。 従来の連結リンクの連結状態を一部断面図で示す正面図である。 従来の連結リンクの断面図である。 従来の連結リンクの連結状態を示す断面図である。
符号の説明
A:連結リンク
1:連結リンク本体
2:連結用二股アーム
3:連結用アーム
4:水平ローラー
4a:軸
5:ローラーシャフト
6:支持孔
7:垂直ローラー
7a:軸受
8:ピボットボール
9:球面座
10:貫通孔
11:アタッチメント固定用ネジ孔
12:レール
20:嵌合孔
21:球面ベアリング
22:リング
23:カラー
24:ストッパー
25:溝
26:ストッパー
27:ボルト
28:座金

Claims (3)

  1. 両側にレールを走行する垂直ローラーを少なくとも備えるとともに走行方向に連結用アームとこの連結用アームと反対側に連結用二股アームが形成された連結リンクどうしが、両側に前記垂直ローラーを支持するローラーシャフトが前記連結用アームに設けられたピボットボールの貫通孔および連結用二股アームの孔に通され、連結された自在チェーンの連結リンクにおいて、
    前記ピボットボールを球面座に揺動自在に収納した球面ベアリングが前記連結用アームの嵌合孔に着脱自在に嵌合されていることを特徴とする自在チェーンの連結リンク。
  2. 前記嵌合孔の一方の開口に球面ベアリングより小径の抜け留め用のカラーが形成され、他方の開口の内周面には環状の溝が形成され、この溝には抜け留め用のストッパーが着脱可能に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1記載の自在チェーンの連結リンク。
  3. 前記嵌合孔の一方の開口および他方の開口の内周面にはそれぞれ環状の溝が形成され、それぞれの溝に抜け留め用のストッパーが着脱可能に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1記載の自在チェーンの連結リンク。
JP2007007527U 2007-10-01 2007-10-01 自在チェーンの連結リンク Expired - Lifetime JP3137917U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007007527U JP3137917U (ja) 2007-10-01 2007-10-01 自在チェーンの連結リンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007007527U JP3137917U (ja) 2007-10-01 2007-10-01 自在チェーンの連結リンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3137917U true JP3137917U (ja) 2007-12-13

Family

ID=43288249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007007527U Expired - Lifetime JP3137917U (ja) 2007-10-01 2007-10-01 自在チェーンの連結リンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137917U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013531594A (ja) * 2010-06-08 2013-08-08 ベーラー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 可動トラックを備えた運搬装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013531594A (ja) * 2010-06-08 2013-08-08 ベーラー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 可動トラックを備えた運搬装置
US9027740B2 (en) 2010-06-08 2015-05-12 Boehrer Gmbh Transport apparatus with moving trucks

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4311644B2 (ja) 吊下げ又は結束手段の取付け用装置
US7287642B1 (en) Trippable idler roller assembly for belt conveyors
JP3137917U (ja) 自在チェーンの連結リンク
WO2004076902A3 (en) Crane radial support bearing
CN205534019U (zh) 一种摩托车链条
JP3637562B2 (ja) 搬送用チェーンの連結構造
US7237853B2 (en) Support roller of crawler type traveling apparatus
CN115023272A (zh) 滑板的轨道结构
US20100006724A1 (en) Tire swing swivel
CN210593765U (zh) 转盘式下托辊支架
CN206735173U (zh) 分体式双锥托辊
EP1210186B1 (en) Auxiliary chain for drawing assembly in drawing machines
JP4221407B2 (ja) チェーン構造
CN102529782A (zh) 销安装组件、相关机器和方法
JP5670385B2 (ja) 吊下げ搬送用具
JP3383265B2 (ja) 自在チェーン
JP5545613B2 (ja) 搬送用チェーン装置
KR200227825Y1 (ko) 벨트 컨베이어의 귀환벨트용 로울러 지지장치
JP5911078B2 (ja) キャタピラー型チェーンコンベヤ
CN210642642U (zh) 一种用于乳胶手套生产线的输送链条
US864409A (en) Roller-bearing.
RU2280603C2 (ru) Тяговый элемент с грузоносителями для двухцепного вертикально-замкнутого конвейера
CN216403128U (zh) 一种混匀取料机通轴摇臂式可拆卸双托轮组装置
JP2005199029A (ja) ローラコンベヤ装置のローラ
AU2003216990A1 (en) Escalator chain drive mechanism

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term