JP3382123B2 - 放送波受信機 - Google Patents

放送波受信機

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JP3382123B2
JP3382123B2 JP12228097A JP12228097A JP3382123B2 JP 3382123 B2 JP3382123 B2 JP 3382123B2 JP 12228097 A JP12228097 A JP 12228097A JP 12228097 A JP12228097 A JP 12228097A JP 3382123 B2 JP3382123 B2 JP 3382123B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報と文字情
報が多重して放送される放送波を受信・処理する放送波
受信機に関するもので、特に外部ヘッドフォンを接続す
ることによる音声情報の聴取及び外部機器を接続するこ
とによる外部機器との通信が可能な放送波受信機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の一般的な放送波受信機
60の回路図である。尚、12は放送波受信機60が受
信した音声情報を音声として聴取するヘッドフォン、1
7は放送波受信機60とデータ通信を行うパソコン、1
5は放送波受信機60とパソコン17のデータ通信の媒
介を行うシリアルインターフェースである。
【0003】アンテナ1より音声信号とデジタル信号が
変調された電波が入力される。この電波は、チューナ部
2で復調され音声信号とデジタル信号に分離される。音
声信号は、チューナ部2から音量ボリューム部5、音声
増幅器6a、6bを介してヘッドフォン端子10a、1
0bに与えられる。そして、ヘッドフォン12のプラグ
11を放送波受信機60のソケット10に差し込むこと
により、ヘッドフォン12において音声を聴取できる。
【0004】一方、チューナー部2で復調された文字情
報等のデジタル信号は、文字情報抽出部3でデコードさ
れてからマイクロコントローラ4に与えられる。マイク
ロコントローラ4は、文字情報を表示部40に与える。
表示部40では転送された文字情報を表示器に表示す
る。
【0005】通信キー13が押されると、通信モードと
なり放送波受信機60と外部機器(パソコン)17間で
データ通信が行われる。通信においては、マイクロコン
トローラ4の送信端子4dから文字情報等のデータが送
信され、通信端子50を介してシリアルインターフェー
ス15の端子16aに与えられる。逆に、シリアルイン
ターフェース15の端子16bから送信されるデータ
は、通信端子50を介して、マイクロコントローラ4の
端子4cに与えられる。
【0006】シリアルインターフェース15とパソコン
17はRS232Cケーブルで接続されており、通信モ
ードにおいて上記のように放送波受信機60と外部機器
17の通信が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、さまざまな機器
において小型化が進んでいる。放送波受信機において
も、小型化が望まれている。放送波受信機の小型化は、
特にポータブル機器として使用される場合に重要とな
る。しかしながら、上記従来技術の放送波受信機におい
ては、外部接続端子として外部機器との通信を行うため
の通信端子とヘッドフォン端子の両方が設けられてお
り、たとえ通信端子に超小型のものを採用しても小型化
には限界があった。
【0008】本発明は、できるだけ小型で外部機器との
通信とヘッドフォンでの聴取ができる放送波受信機を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、音声情報と文字情報が多重して
放送される放送波を受信・処理し、前記音声情報を外部
ヘッドフォンに与える第1のモードと、前記文字情報を
外部機器に伝送する第2のモードとを有する放送波受信
機において、音声情報を導出する音声情報導出手段と、
文字情報を導出する文字情報導出手段と、前記外部ヘッ
ドフォン又は外部機器が接続される外部接続端子と、前
記音声情報導出手段と文字情報導出手段の一方を外部接
続端子に択一選択的に接続するスイッチ回路とを設けた
構成とする。
【0010】このような構成によると、第1モードにお
いてスイッチ回路は音声情報導出手段を外部接続端子に
接続する。つまり、外部接続端子からは音声情報が出力
されるので、外部接続端子に外部ヘッドフォンを接続す
ることで音声情報を聴取できることになる。第2モード
においてスイッチ回路は文字情報導出手段を外部接続端
子に接続する。つまり、外部接続端子からは文字情報が
出力されるので、外部接続端子に外部機器を接続するこ
とで外部機器に文字情報が伝送されることになる。この
ように、外部接続端子をヘッドフォン及び外部機器との
接続端子として兼用できるように構成されている。
【0011】請求項2の発明においては、さらに前記外
部機器からのデータを受信したか否かを検出する検出手
段を有する請求項1の発明の放送波受信機において、前
記スイッチ回路は前記第2モードにおいて前記文字情報
導出手段とともに前記検出手段を前記外部接続端子に接
続する構成とする。このような構成により、外部機器と
の通信が可能となる。
【0012】請求項3の発明においては、前記検出手段
は前記外部接続端子に前記外部機器が接続されているか
否かを電気的に検出する検出手段を有する構成とする。
【0013】つまり、検出手段と外部機器が接続された
ことを検出してからデータの伝送を開始することがで
き、通信エラーを防止できる。
【0014】請求項4の発明においては、請求項2の発
明の放送波受信機の前記文字情報導出手段はローパスフ
ィルターを介して前記スイッチ回路に接続され、一方前
記検出手段とスイッチ回路との間には外部機器から与え
られたアナログ信号をデジタル信号に変換する回路が設
けられている構成とする。
【0015】このような構成によると、文字情報出力手
段から出力されるデジタルデータの高周波成分をローパ
スフィルターにより取り除くことができるので、外部接
続端子の接地端子をアンテナに兼用して利用するポータ
ブル放送波受信機においても、電波を受信しながら雑音
の少ない文字情報を外部に転送することが可能となる。
【0016】請求項6の発明は、請求項2の発明の放送
波受信機において、前記外部接続端子は第1端子と第2
端子を有し、前記スイッチ回路は前記第2モードにおい
て前記文字情報導出手段と前記検出手段をともに前記外
部接続端子の第1端子に接続する構成とする。
【0017】このような構成によると、文字情報出力手
段と検出手段ともに一つの端子に接続されているので、
第1モードと第2モードの切り替えを行うスイッチ回路
の構成が簡単になる。また、モノラルのヘッドフォンで
も通信が可能となる。
【0018】請求項7の発明は、請求項6の発明の放送
波受信機において外部にさらに電源を供給する電源供給
手段を設け、前記スイッチ回路は前記第2モードにおい
て該電源供給手段を前記外部接続端子の第2端子に接続
する構成とする。
【0019】このような構成によると、通信を行う際に
本機器より外部機器に電源を供給することができること
になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施形態により本発明を更
に詳細に説明する。
【0021】〈第1の実施形態〉図1は、本実施形態の
放送波受信機60を含むラジオデータ通信装置の回路図
である。12は放送波受信機60から出力される音声信
号を聴取するためのヘッドフォン、17は放送波受信機
60と通信可能なパソコンである。15は、RS232
Cケーブルによりパソコン17に接続され、放送波受信
機60とパソコン17の通信を媒介する外部シリアルイ
ンターフェースである。放送波受信機60と外部シリア
ルインターフェース15は回線61により接続される。
【0022】放送受信機60には、通常モードと通信モ
ードがある。通常モードにおいては外部接続端子10
a、10bより音声信号が出力されるので、ソケット1
0にヘッドフォンプラグ11を差し込むとヘッドフォン
12で音声を聴取できる。通信モードにおいては、外部
接続第1端子10aではデータ受信が、外部接続第2端
子10bからはデータ出力ができる状態となっているの
で、ソケット10に外部機器と接続されているヘッドフ
ォンプラグ14を差し込むことにより通信を行うことが
できる。
【0023】通常モードと通信モードは、連動して動く
スイッチ9A、9Bにより切り替えられる。通常モード
においては、スイッチ9Aは端子9A-bと端子9A-c
を接続し、スイッチ9Bは端子9B-bと端子9B-cを
接続する。通信キー13が押されるとマイクロコントロ
ーラ4は端子4bよりスイッチ9A、9Bを制御して、
スイッチ9Aは端子9A-aと端子9A-cを接続し、ス
イッチ9Bは端子9B-aと端子9B-cを接続する(図
1の状態)ことになり、通信モードとなる。
【0024】まず、通常モードにおける放送波受信機6
0の回路動作について説明する。アンテナ1より音声信
号とデジタル信号が変調された電波が入力される。この
電波は、チューナー部2で復調され、音声信号とデジタ
ル信号に分離される。そして、音声信号は音量ボリュー
ム部5へ、デジタル信号は文字情報抽出部3へ与えられ
る。文字情報抽出部3は、デジタル信号を文字情報等の
デジタルデータに復調するデコーダである。
【0025】文字情報抽出部3でデコードされたデジタ
ルデータは、文字情報抽出部3からマイクロコントロー
ラ4に与えられる。マイクロコントローラ4は、文字情
報を表示部40に転送する。表示部40は、転送された
文字情報を表示器(不図示)に表示する。音量ボリュー
ム部5に与えられ音量の調節が行われた音声信号は、音
声増幅器6a、6bに与えられる。
【0026】スイッチ9Bは端子9B-bと端子9B-c
を接続しているので、音声増幅器6aからの出力は、端
子9B-b、端子9B-cを介してヘッドフォン端子10
bに与えられる。スイッチ9Aは端子9A-bと端子9
A-cを接続しているので、音声増幅器6bからの出力
は、端子9A-b、端子9A-cを介してヘッドフォン端
子10bに与えられる。ヘッドフォンプラグ11がソケ
ット10に差し込まれている状態では、音声信号はヘッ
ドフォン12に与えられる。ヘッドフォン12では音声
信号が音声に変換されこれを聴取できることになる。
【0027】次に通信モードについて説明する。通信キ
ー13が押されると、マイクロコントローラ4によりス
イッチ9A、9Bは通信モードに切り替えられる。ま
た、マイクロコントローラ4は、通信制御出力端子4e
よりミュート信号を出力し、トランジスタ7、8に与え
らる。ここで音声信号左右チャンネルにミュートが掛け
られる。
【0028】通信モードにおいて、ヘッドフォンプラグ
14がソケット10に差し込まれている状態では、放送
波受信機60とパソコン17が通信可能となる。尚、こ
こではヘッドフォンプラグ14を有する回線61の他端
は、外部シリアルインターフェース15のRS232C
ドライバー16の端子16a、16bに接続され、外部
シリアルインターフェース15とパソコン17はRS2
32Cケーブルで接続されていることとする。
【0029】本実施形態の放送波受信機60では、通信
可能状態すなわち通信モードにおいて、ヘッドフォンプ
ラグ14がソケット10に差し込まれているか否かを電
気的に検出する手段を有する。この検出手段について説
明する前に、ヘッドフォンプラグ11、14がソケット
10に差し込まれている状態について、その接続構成図
を図2に示して説明する。
【0030】ヘッドフォンプラグ11、14の構成は、
図2に示すように先端から第1端子62、第2端子63
そして第3端子64となっている。ヘッドフォンプラグ
11、14が放送波受信機60のソケット10に差し込
まれた状態(図2に示す状態)では、第1端子62がヘ
ッドフォン端子10aと、第2端子63がヘッドフォン
端子10bと、第3端子64が接地端子10cと接続さ
れることになる。
【0031】ヘッドフォンプラグ14を有する回線61
が外部シリアルインターフェース15に接続されると、
RS232Cドライバー16の端子16aは、回線61
を介してヘッドフォンプラグ14の第1端子62と接続
され、端子16bは同様に第2端子63と接続されてい
る。よって、データ通信中にマイクロコントローラ4の
送信端子4cから出力されたデータはRS232Cドラ
イバー16の端子16bに入力し、RS232Cドライ
バー16の端子16aから出力されたデータはマイクロ
コントローラ4の受信端子4dに入力することになる。
【0032】次に、前記通信可能状態の検出手段につい
て説明する。この手段は、放送波受信機60において通
信キー13が押され通信モードとなっている状態で、外
部との接続が確実に行われているか否かを確認するため
の手段である。尚、ここでいう外部との接続とは、放送
波受信機60のマイクロコントローラ4とパソコン17
との接続のことである。
【0033】RS232Cドライバー16の端子16a
においては、パソコン17からデータが送信されてくる
まではRS232CフォーマットによりHiレベル出力
するようにコントロールされている(図3(b))。よ
って、回線61を介してヘッドフォンプラグ14の第1
端子62もHiレベルとなっている。
【0034】ヘッドフォンプラグ14がソケット10に
確実に差し込まれている状態では、第1端子62のHi
レベル出力が端子10a、端子9A-c、端子9A-aを
介して端子4dに伝わることになる。外部との接続がな
されていない状態では、端子4dはプルダウン抵抗4d
RによりLowレベルとなる。
【0035】マイクロコントローラ4は通信モードとな
ったら、通信を開始する前に端子4dの出力を検出する
動作を行う。Hiレベルとなっていれば通信を開始し、
LowレベルであればHiレベルとなるまで待機する。
以上の動作が、放送波受信機60における通信開始可能
状態を検出する動作である。
【0036】尚、データ通信開始時は、図3に示すよう
に放送波受信機60側から最初にデータを送信すること
でパソコン17との通信を円滑に行うことができるよう
になる。図3(a)には、通信前のマイクロコントロー
ラ4の送信端子4bからの出力がLowレベルである場
合について示したが、これはHiレベルであってもかま
わない。
【0037】〈第2の実施形態〉図4は、本実施形態の
放送波受信機60を含むラジオデータ通信装置の回路図
である。本実施形態の放送波受信機60は、第1の実施
形態と比較すると通信モードの際にかかわる回路の構成
とその動作が異なるだけなので、以下その部分のみ説明
する。放送波受信機60と外部シリアルインターフェー
ス15を結び、データを双方向に伝送する回線65は1
本の信号線から構成されている。よって、1本の信号線
でデータ通信ができるような回路構成となっている。
【0038】放送波受信機60では、通信キー13が押
されるとマイクロコントローラ4は、端子4bよりスイ
ッチ9Aが端子9A-aと端子9A-cを接続するように
制御し通信モードとする。つまり、通信モードにおいて
は、マイクロコントローラ4の送信端子4cは抵抗31
を介して外部接続第1端子10aに、通信受信端子4d
は抵抗30を介して外部接続第1端子10aに接続され
る。
【0039】プラグ14がソケット10に差し込まれて
いる場合は、外部接続第1端子10aはヘッドフォンプ
ラグ14の第1端子と接続される。この第1端子は、回
線65の片側端子であるため、回線65により放送波受
信機60に送信されるデータは端子10aを介して端子
4dに入力し、端子4cから出力されるデータは端子1
0aを介して回線65により外部シリアルインターフェ
ース15に送信される。
【0040】シリアルインターフェース15において
も、放送波受信機60とのデータ通信を1本の信号線で
行えるような回路構成となっている。RS232Cドラ
イバー16の16aは、データを出力する端子である。
16bは、データを受信する端子である。16cは、デ
ータ送信リクエスト信号(SRQ信号)を出力する端子
である。
【0041】パソコン17から放送波受信機60にデー
タが送信される場合のシリアルインターフェース15の
回路動作とともに回路構成について説明する。始めに、
パソコン17はSRQ信号を出力する。この信号はアク
ティブLowであり、SRQ信号出力端子16cに出力
される。このLowレベルの信号は、インバータ21を
介してHiレベルとなりトランジスタ19へバイアス電
圧として供給される。
【0042】そして、パソコン17からのデータが端子
16aから出力されると、トランジスタ18がドライブ
され、トランジスタ18からの出力によりトランジスタ
19がドライブされる。トランジスタ19を通過したデ
ータは、回線65によりヘッドフォン第1端子10aに
送信される。その後、マイクロコントローラ4の受信端
子4dにデータが入力する。
【0043】尚、SRQ信号出力端子16cから出力さ
れるLowレベルの信号は、トランジスタ24をハイイ
ンピーダンスにするため、端子16aから出力したデー
タが端子16bに入力することはない。
【0044】次に、放送波受信機60からパソコン17
にデータが送信される場合について説明する。パソコン
17がデータ受信状態になると、SRQ信号はHiレベ
ルになる。この信号は、SRQ端子16cから出力さ
れ、インバータ21でLowレベルとなり、トランジス
タ19をハイインピーダンスにする。一方、SRQ信号
出力端子16cからの出力は、トランジスタ24のバイ
アス電圧となる。
【0045】放送波受信機60から回線65を介してシ
リアルインターフェース15に送信されてくるデータ
は、トランジスタ25をドライブし、トランジスタ25
からの出力がトランジスタ24をドライブし、端子16
bに与えられる。このデータをパソコン17が受信する
ことになる。
【0046】本実施形態の放送波受信機60は、通信モ
ードにおいても外部で音声を聴取できるように構成され
ている。通信キー13により通信モードになると、マイ
クロコントローラ4はモノラル制御出力端子4fからチ
ューナー部2に信号を送出して、音声信号の左右チャン
ネルをモノラルにする制御を行う。モノラルに制御され
た右チャンネルの音声信号は、チューナー部2から音声
ボリューム部5、音声増幅器6aを介してヘッドフォン
端子10bに与えられる。
【0047】そして、ソケット10に差し込まれたヘッ
ドフォンプラグ14の第2端子より回線66を通ってシ
リアルインターフェース15内の音声増幅器27で増幅
されスピーカー26から出力される。このような構成に
より、音声を聴取できることになる。尚、シリアルイン
ターフェース15においては、音声増幅器27からの出
力をヘッドフォンで聴取できるような回路構成にしても
よい。上記のように、本実施形態においては、データ通
信中でも外部のスピーカー26により音声を聴取するこ
とができる。
【0048】〈第3の実施形態〉図5は、本実施形態の
放送波受信機60を含むラジオデータ通信装置の回路図
である。本実施形態の放送波通信機60は、第1の実施
形態と比較すると、放送波受信機60にスピーカー32
が内蔵されている点が異なる。よって、通信中は音声信
号を内蔵のスピーカー32から聴取できる構成となって
いる。以下、第1の実施形態とは異なる部分の回路構成
とその動作について説明する。
【0049】放送波受信機60において、9Aは、音声
増幅器6bの出力端子9A-cを端子9A-aまたは端子
9A-bのうちいずれかに接続するスイッチ9Aであ
る。9Bは、音声増幅器6の出力端子9B-aと端子9
B-cを接続するまたは切り離すスイッチである。9C
は、マイクロコントローラ4がスイッチ9A、9Bの切
り替えの様子を確認するためのスイッチである。
【0050】3つのスイッチ9A、9B、9Cは連動し
て動くように構成されている。マイクロコントローラ4
は、スイッチ9A、9Bがともに音声増幅器6b、6a
と外部接続端子10a、10bを接続している(通常モ
ード)ときは、スイッチ9Cは端子9C-cを接地(端
子9C-cと端子9C-aを接続する)するように制御す
る。このとき、マイクロコントローラ4は端子4gにお
いてLowレベルを検出することになる。
【0051】端子4gにおけるHiレベル検出は、スイ
ッチ9Cが端子9C-cと端子9C-bを接続する状態で
あることを示す。つまり、スイッチ9Cと連動して動く
スイッチ9Bとスイッチ9Cは、通常モードから通信モ
ードの状態に切り替わった状態であることを示してい
る。尚、ここでいう通信モードとは端子9B-aと端子
9B-cとの接続が切り離され、さらに片方の増幅器6
bからの出力がスピーカー32に与えられるように接続
されている状態のことをいう。
【0052】通信キー13が押されると、マイクロコン
トローラ4はスイッチ9A、9B、9Cを制御して通信
モードの状態に切り替える。通信モードの状態では、マ
イクロコントローラ4の受信端子4dは抵抗30を介し
て外部接続第1端子10aに接続され、送信端子4cは
抵抗31を介して外部接続第2端子10bに接続され
る。
【0053】ヘッドフォンプラグ14がソケット10に
差し込まれている場合は、送信データは端子10bを介
して回線61に送信され、回線61を伝わって放送波受
信機60に送信されてきたデータは端子10aを介して
端子4dで受信することになる。尚、マイクロコントロ
ーラ4はデータ通信を開始する前に端子4gがハイレベ
ルとなっているかどうかを確認する。
【0054】抵抗30、31は、スイッチ9A、9Bが
音声増幅器6a、6bからの出力が外部接続端子10
a、10bに与えられるように切り替わっている状態
(通常モード)において、音声信号がヘッドフォン12
に与えられているときに、ヘッドフォン12のインピー
ダンスに対し十分大きな抵抗とする。よって、マイクロ
コントローラ4の送受信端子4c、4dがLowレベル
またはHiレベルであっても出力音声信号に悪影響を及
ぼすことはない。
【0055】尚、音声増幅器6a、6bからの音声信号
がヘッドフォン12に与えられている状態では、マイク
ロコントローラ4は送受信端子4c、4dをともに出力
ポートとしてLowレベルにしておく。通信モードの場
合は、送信端子4cをシリアル通信データ送信端子に、
受信端子4dをシリアル通信データ受信端子にそれぞれ
設定する。
【0056】また、通信モードの場合は、音声信号をモ
ノラルにする必要があるため、通信キー13が押される
とマイクロコントローラ4のモノラル制御出力端子4f
からチューナー部2に対し音声信号をモノラルにする信
号を出力する。よって、音声ボリューム部5にはモノラ
ル化された音声信号が与えられることになる。その他の
構成は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略す
る。
【0057】〈第4の実施形態〉図6は、本実施形態の
放送波受信機60を含むラジオデータ通信装置の回路図
である。本実施形態のラジオデータ通信装置は、放送波
受信機60において第3の実施形態のスイッチ9B、9
Cの部分の回路構成を簡素化して、スイッチ9Bのみを
設けるように構成したものである。以下、この部分のみ
説明をする。
【0058】本実施形態において、スイッチ9Bは、音
声増幅器6aの出力端子9B-aと端子9B-cの接続を
切り離す状態つまり通信モードの場合は、端子9B-c
をマイクロコントローラ4の端子4gにつながる端子9
B-bに接続するように動く。端子4gでは、プルダウ
ン抵抗4gRが接続されているので、通常モード(スイ
ッチ9Bが端子9B-aと端子9B-cを接続)の場合は
Lowレベルが検出される。
【0059】一方、マイクロコントローラ4の送信端子
4cは、通信しない場合は常にHiレベルを出力するよ
うにするので、通信モードの場合は端子4gでHiレベ
ルが検出される。マイクロコントローラ4は、通信を開
始する前に端子4gでHiレベルが検出されるかを確認
する。検出されなかった場合は、通信を行わない。
【0060】上記のような構成により、マイクロコント
ローラ4は端子4gからHiレベルが検出された場合
は、スイッチ9A、9Bが通信モードにあることが判別
できる。その他の構成は第3の実施形態と同様であるの
で説明を省略する。
【0061】〈第5の実施形態〉図7は、本実施形態の
放送波受信機60を含むラジオデータ通信装置の回路図
である。本実施形態は、データを双方向に送信する回線
61が1本の信号線で構成されている。本実施形態は、
図5に示す第3の実施形態のラジオ通信装置を1本の信
号線でデータ通信を行える構成にしたものである。以
下、第3の実施形態と異なる点のみ説明しその他の部分
の説明は省略する。
【0062】受信端子4dと送信端子4cはともに外部
接続第1端子10aに接続されている。よって、通信モ
ードにおいては放送波受信機60における送信データ、
受信データはともにこの外部接続第1端子10aを通過
し、シリアルインターフェース15とのデータの送受信
は、端子10aに接続する1本の信号線よりなる回線6
1を介する構成となっている。
【0063】音声増幅機6aからの出力はスイッチを介
さず、通常モード、通信モードどちらにおいても外部接
続第2端子10bに与えられるようになっている。スイ
ッチ9A、9Cは第3の実施形態と同様に構成されてい
る。
【0064】シリアルインターフェース15も、1本の
信号線でデータの送受信を行えるように図4に示す第2
の実施形態と同様の構成となっている。よって、通信モ
ードにおいては外部接続第2端子10bから出力される
音声信号をシリアルインターフェース15に送信し、こ
れをスピーカー26で聴取できるように構成されてい
る。
【0065】〈第6の実施形態〉図8は、本実施形態の
放送波受信機60を含むラジオデータ通信装置の回路図
である。本実施形態の放送波受信機60は、第3の実施
形態と比較すると、受信するデータは外部接続第1端子
10aを介して端子4dに入力され、送信データは外部
接続第2端子4cから端子10bを介して送出される点
は同様であるが、その回路構成が少し異なる。以下、第
3の実施形態と異なる回路構成について説明する。
【0066】放送波受信機60において、通信モードの
際に端子4cから出力されるデータは音声増幅機6aに
与えられる様に構成されている。尚、通常モードにおい
て音声増幅機6aに与えられる右チャンネルの音声信号
は、ミュートされている。
【0067】マイクロコントローラー4は、通信キー1
3が押されるとスイッチ9Aをスピーカー32側に切り
替えるとともに端子4fからチューナー部2に音声信号
をモノラルにする信号を出力する。また、端子4eRか
らHiレベルを出力する。よって、トランジスタ7のベ
ースにバイアス電圧が加えられることになり、トランジ
スタ7はオン状態になり右チャンネルの音声信号がミュ
ートされる。
【0068】放送波受信機60からデータが送信される
場合、端子4cから出力されるデータは抵抗31により
減衰されて音声信号増幅器6aに与えられる。送信デー
タは、音声増幅器6aから矩形波となって出力される。
そして、この出力は外部接続第2端子10bに与えられ
るため、その前に直流カットするコンデンサー(図8で
は省略)を通過させる。外部接続第2端子10bに与え
られる波形は、図9に示すようになる。
【0069】シリアルインターフェース15は、前記放
送波受信機60における音声信号増幅器6aが、反転増
幅器でも非反転増幅器でも対応できるように図10に示
すように構成されている。データ通信中に、放送波受信
機60の外部接続第2端子10bから出力されたデータ
は回線61を介してシリアルインターフェース15に送
信される。この送信データは、トランジスタ25のベー
ス抵抗26に印加されトランジスタ25をスイッチング
する。
【0070】音声信号増幅器6aが反転増幅器である場
合は、送信データはトランジスタ25のコレクターから
プルアップ抵抗23を介して直接RS232Cドライバ
ー16の端子16bに直接与えられる。音声信号増幅器
6aが非反転増幅器である場合は、送信データはトラン
ジスタ25のコレクターからトランジスタ24に与えら
れ、ここで反転されて端子16bに与えられる。
【0071】パソコン17から放送波受信機60にデー
タが送信される場合は、データは、RS232Cドライ
バー16の端子16aより出力され回線61を介して放
送波受信機60の外部接続第1端子10aに与えられ
る。その他の構成は、第3の実施形態と同様であるので
説明を省略する。
【0072】〈第7の実施形態〉図11は、本実施形態
の放送波受信機60を含むラジオデータ通信装置の回路
図である。本実施形態の放送波受信機60では、ソケッ
ト10の接地端子10cをアンテナに兼用している。よ
って、データ通信中は、データのクロックの高周波によ
り電波が妨害されてしまう。この影響を取り除くため
に、本実施形態ではデータのクロック成分の高周波を取
り除いてからデータ転送する構成となっている。
【0073】放送波受信機60において、接地端子10
cはコイル67を介して接地されている。また、接地端
子10cはコンデンサー68を介してチューナー部2に
接続され、アンテナに兼用されている。送信端子4cか
ら出力されたデータは、データの高周波成分を取り除き
正弦波にほぼ近いアナログデータにするためにローパス
フィルター41を通過するように構成されている。外部
シリアルインターフェース15から与えられたアナログ
データは、コンパレータ42で元のデジタル信号に変換
される。受信端子4dには、このデジタルデータが与え
られるように構成されている。
【0074】シリアルインターフェース15において
も、放送波受信機60と同様に端子16aから出力され
るデータはローパスフィルタ44を通過するように、入
力データはコンパレータ43を通過してから端子16b
に与えられるように構成されている。
【0075】その他の構成及び回路動作は図7に示す第
5の実施形態と同様であるので説明を省略する。尚、本
実施形態は1本の信号線より成る回線61を用いてデー
タ通信が行われるように構成されているが、異なる信号
線により双方向にデータ送信がされるように構成して
も、本実施形態のように接地端子をアンテナに兼用させ
る本発明の放送波受信機を実施できる。
【0076】〈第8の実施形態〉図12は、本実施形態
の放送波受信機60を含むラジオデータ通信装置の回路
図である。本実施形態は、第4の実施形態と比較すると
通信モードにおいて、放送波受信機60の外部接続第2
端子10bに音声信号が与えられるのではなく、スイッ
チ9Bを設け電源出力が与えられるように構成されてい
る。シリアルインターフェース15においては、外部接
続第2端子14を有する回線66を通じて電源が供給さ
れ、これを蓄えるコンデンサー45が構成されている。
その他の構成は図7に示す第4の実施形態と同様である
ので説明を省略する。
【0077】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によると、外部接
続端子を音声を聴取する際のヘッドフォンとの接続及び
外部機器とデータ通信を行う際の外部機器との接続両方
に使用できるので、デジタルデータ通信用のコネクター
が不要となり機器の小型化が促進できるとともにコスト
削減にもつながる。
【0078】また、複数の外部接続端子を有する場合と
比較して使用方法が単純化し、使用者が使用し易くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の放送波受信機を含
むラジオデータ通信装置の回路図。
【図2】 本発明の放送波受信機の実施形態におけるプ
ラグと外部接続端子の接続の様子を示した模式図。
【図3】 本発明の第1の実施形態の放送波受信機にお
ける通信データのタイムチャート。
【図4】 本発明の第2の実施形態の放送波受信機を含
むラジオデータ通信装置の回路図。
【図5】 本発明の第3の実施形態の放送波受信機を含
むラジオデータ通信装置の回路図。
【図6】 本発明の第4の実施形態の放送波受信機を含
むラジオデータ通信装置の回路図。
【図7】 本発明の第5の実施形態の放送波受信機を含
むラジオデータ通信装置の回路図。
【図8】 本発明の第6の実施形態の放送波受信機を含
むラジオデータ通信装置の回路図。
【図9】 本発明の第6の実施形態の放送波受信機にお
ける出力データの波形を示した図。
【図10】 図8のシリアルインターフェースの詳細な
回路図。
【図11】 本発明の第7の実施形態の放送波受信機を
含むラジオデータ通信装置の回路図。
【図12】 本発明の第8の実施形態の放送波受信機を
含むラジオデータ通信装置の回路図。
【図13】 従来の放送波受信機を含むラジオデータ通
信装置の回路図。
【符号の説明】
1 アンテナ 4 マイクロコントローラ 4d 受信端子 4c 送信端子 5 音声ボリューム部 6a、6b 音声増幅器 9A、9B、9C スイッチ 10a 外部接続第1端子 10b 外部接続第2端子 11、14 プラグ 12 ヘッドフォン 13 通信キー 15 外部シリアルインターフェース 16 RS232Cドライバー 17 パソコン 32 スピーカー 41 ローパスフィルター 42 コンパレータ 60 放送波受信機
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/06 H04B 1/08 H04B 1/16 H04H 1/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報と文字情報が多重して放送され
    る放送波を受信・処理し、前記音声情報を外部ヘッドフ
    ォンに与える第1のモードと、前記文字情報を外部機器
    に伝送する第2のモードとを有する放送波受信機におい
    て、 音声情報を導出する音声情報導出手段と、 文字情報を導出する文字情報導出手段と、 前記外部ヘッドフォン又は外部機器が接続される外部接
    続端子と、 前記音声情報導出手段と文字情報導出手段の一方を前記
    外部接続端子に択一選択的に接続するスイッチ回路とを
    設けたことを特徴とする放送波受信機。
  2. 【請求項2】 前記外部機器からのデータを受信したか
    否かを検出する検出手段を有し、前記スイッチ回路は前
    記第2モードにおいて前記文字情報導出手段とともに前
    記検出手段を前記外部接続端子に接続することを特徴と
    する請求項1に記載の放送波受信機。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は前記外部接続端子に前記
    外部機器が接続されているか否かを電気的に検出する機
    能も有していることを特徴とする請求項2に記載の放送
    波受信機。
  4. 【請求項4】 前記文字情報導出手段はローパスフィル
    ターを介して前記スイッチ回路に接続され、一方前記検
    出手段と前記スイッチ回路との間には外部機器から与え
    られるアナログ信号をデジタル信号に変換する回路が接
    続されていることを特徴とする請求項2に記載の放送波
    受信機。
  5. 【請求項5】 前記外部接続端子は第1端子と第2端子
    を有し、前記スイッチ回路は前記第2モードにおいて前
    記検出手段を前記第1端子に接続し、前記文字情報導出
    手段を前記第2端子に接続することを特徴とする請求項
    2に記載の放送波受信機。
  6. 【請求項6】 前記外部接続端子は第1端子と第2端子
    を有し、前記スイッチ回路は前記第2モードにおいて前
    記文字情報導出手段と前記検出手段をともに前記外部接
    続端子の第1端子に接続することを特徴とする請求項2
    に記載の放送波受信機。
  7. 【請求項7】 外部に電源を供給する電源供給手段を有
    し、前記スイッチ回路は前記第2モードにおいて該電源
    供給手段を前記外部接続端子の第2端子に接続すること
    を特徴とする請求項6に記載の放送波受信機。
  8. 【請求項8】 音声情報と文字情報が多重して放送され
    る放送波を受信・処理し、前記音声情報を外部ヘッドフ
    ォンに与える第1のモードと、前記文字情報を外部機器
    に伝送する第2のモードとを有する放送波受信機におい
    て、 音声情報を導出する音声情報導出手段と、 文字情報を導出する文字情報導出手段と、 前記外部ヘッドフォン又は外部機器が接続される外部接
    続端子と、 音声情報を出力するスピーカーと、 前記第1モードにおいては前記音声情報導出手段を外部
    接続端子に接続し、前記第2モードにおいては前記文字
    情報導出手段を外部接続端子に前記音声情報導出手段を
    前記スピーカーに接続するスイッチ回路とを設けたこと
    を特徴とする放送波受信機。
  9. 【請求項9】 前記第2モードにおいて前記音声情報導
    出手段が前記スピーカーに接続されたことを電気的に検
    出する手段を有することを特徴とする請求項8に記載の
    放送波受信機。
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