JP3381603B2 - 分光器 - Google Patents

分光器

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JP3381603B2
JP3381603B2 JP01591098A JP1591098A JP3381603B2 JP 3381603 B2 JP3381603 B2 JP 3381603B2 JP 01591098 A JP01591098 A JP 01591098A JP 1591098 A JP1591098 A JP 1591098A JP 3381603 B2 JP3381603 B2 JP 3381603B2
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元治 丸下
靖 饗庭
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子、陽
子あるいはイオンなどの原子構成粒子が電気的に加速さ
れて放射される放射光ビームをブラッグ反射により特定
の波長領域の単色光ビームに分光する分光器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えばシンクロトロンのように、加速さ
れた電子ビームが磁場や電場で曲げられるときに、走行
する軌道の接線方向に紫外線からX線領域の波長に亘る
強い電磁放射光(以下、放射光ビームという)を放出す
る。
【0003】従来、この種の粒子加速器においては、図
3に示すように、例えば電子銃などの電子発生装置1に
て発生させた電子ビームeを、内部が超高真空状態に保
持された直管状の加速ダクト2内に射出し、この加速ダ
クト2内の電子ビームeに高周波RFを高周波加速装置
3にて付与することにより加速するとともに、この加速
された電子ビームeを加速ダクト2に接続された屈曲管
状の偏向チェンバ4内に導入し、この偏向チェンバ4の
屈曲部に設けた偏向電磁石5による磁場にてその走行方
向を曲げながら、内部が超高真空状態に保持された無端
状チェンバ7内に入射させている。
【0004】このように、無端状チェンバ7内に入射し
た電子ビームeは、円軌道上の適所に設けた偏向電磁石
8による磁場により軌道修正され、高周波加速装置9に
て付与される高周波RFにより加速されながら円軌道上
を周回させて、光速に近い速度に加速するとともに、無
端状チェンバ7の途上に接続された直管状のビームチャ
ンネル10から放射光ビームSを放射させて実験装置1
1内に投入し、所望の実験が行なわれるようになってい
るもので、このとき、実験装置11内に投入される放射
光ビームSは、通常、実験内容に応じて分光器20にて
特定の波長領域の光波、例えばエネルギが2kV、20
00eV以上、波長が0.1Å以下の硬X線などの単色
光ビームS1に選択的に分光させて投入するようになっ
ている。
【0005】従来の分光器20は、図4に示すように、
架台21と、この架台21上にハンドル22の回転操作
にて駆動する昇降機構23を介して昇降調整可能に載置
した支持テーブル24と、この支持テーブル24上のフ
ロント側端部24aにボルトまたは溶接等にて完全固定
状態で搭載されたチェンバ30と、このチェンバ30に
隣接配置される駆動装置50とを備えている。
【0006】そして、前記チェンバ30は、円筒体31
と、この円筒体31の両開口端をフランジ結合によりそ
れぞれ密閉状態で開閉可能に閉塞してなるフロント側カ
バー体32及びリヤ側カバー体33とからなり、これら
円筒体31、フロント側カバー体32及びリヤ側カバー
体33にて形成されるビーム室34を減圧することによ
り超高真空状態に維持されるようになっているととも
に、上述した粒子加速器の無端状チェンバ7にて加速さ
れてビームチャンネル10から放射された放射光ビーム
Sを入射口から入射させて、例えばSi単結晶を分光素
子とする第1及び第2の結晶体からなる後述する二結晶
型の分光機構40によるブラッグの条件でブラッグ反射
させることにより単色光ビームS1に分光し、この単色
光ビームS1を出射口から出射させるようになってい
る。
【0007】
【数1】nλ=2dsinθ θ:ブラッグ角 d:結晶の格子間隔 λ:光波の波長 n:波長の整数倍
【0008】この分光機構40は、第1のホルダー41
Aにて保持された第1の結晶体42と、第2のホルダー
41Bにて保持された第2の結晶体43とからなり、図
5に示すように、第1の結晶体42の反射面(結晶面)
42aと第2の結晶体43の反射面(結晶面)43aと
が互いに対峙するように配置し、かつ、第1の結晶体4
2は、垂直軸Y1を中心に正逆回動α1及び水平軸X1
を中心に正逆傾動β1し得るようにしてなる一方、第2
の結晶体43は、垂直軸Y2を中心に正逆回動α2及び
水平軸X2を中心に正逆傾動β2し得るようにして、こ
れら第1及び第2の結晶体42,43が保持された第1
及び第2のホルダー41A,41Bを偏心回転体44上
にそれぞれ垂直軸Y1,Y2に沿う方向y1,y2に変
位可能に支持させてなるとともに、第1の結晶体42が
保持された第1のホルダー41Aを更に水平軸X1に沿
う方向x1に変位可能に支持してなる構成を有する。
【0009】この偏心回転体44は、チェンバ30内に
垂直方向Zに偏心回転するように配置されていて、その
回転軸45は、チェンバ30のリヤ側カバー体33に対
接させて磁性流体シール(図示せず)を介して互いに分
離可能に締結固定された駆動装置50のハウジング51
内に内蔵した駆動機構(図示せず)に接続され、これに
よって、偏心回転体44が時計廻りまたは反時計廻り方
向に正逆偏心回転制御されるようになっている。
【0010】また、駆動装置50のハウジング51は、
可動テーブル52上に搭載されていて、この可動テーブ
ル52は、架台21上に載置した昇降調整可能な支持テ
ーブル24上に敷設されたガイドレール25を介して水
平方向Wに沿って案内移動可能にし、かつ、クランプ5
3にて仮固定状態で位置決めされるようになっているも
ので、例えばチェンバ30内に組み込まれた分光機構4
0のメンテナンス時、特に、駆動装置50のハウジング
51が締結固定されるチェンバ30のリヤ側カバー体3
3を円筒体31から分離して取り外す際、駆動装置50
をクランプ53の解除にてチェンバ30に対して支持テ
ーブル24のリヤ側端部24b側に向け離間する水平方
向Wに後退移動させることにより、チェンバ30と駆動
装置50との間に作業空間が形成されるようにし、これ
によって、保守・点検や修理等の作業の容易化を図って
いる。
【0011】さらに、分光機構40は、駆動装置50に
よる偏心回転体44の垂直方向Zに沿う時計廻りまたは
反時計廻り方向の正逆偏心回転制御によって、第1の結
晶体42を第2の結晶体43に対して相対的に近接また
は離反させてブラッグ角θの粗動調整が行なえるように
してなる一方、第1及び第2の結晶体42,43の垂直
軸Y1,Y2を中心とする正逆回動α1,α2及び垂直
軸Y1,Y2に沿う方向y1,y2の変位と、水平軸X
1,X2を中心とする正逆傾動β1,β2と、第1の結
晶体42の水平軸X1に沿う方向x1の変位とにより、
ブラッグ角θの細動調整が行なえるようにし、これによ
って、入射口から入射する放射光ビームSの入射光軸O
に対して、出射口から出射する単色光ビームS1の出射
光軸Pが互いに平行となるように調整可能にしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造の分光器20にあっては、チェンバ30が架
台21上に昇降調整可能に載置した支持テーブル24上
にボルトまたは溶接等にて完全固定状態で搭載されてい
ることから、チェンバ30内のビーム室34を減圧して
超真空状態にした際、チェンバ30が減圧に抗し切れず
に変形し易く、特に、リヤ側カバー体33に変形が生じ
ると、このリヤ側カバー体33に対接させて締結固定さ
れた駆動装置50のハウジング51内における駆動機構
に変形による負荷が伝達し、機械原点である回転軸系が
ずれ易い。
【0013】これによって、偏心回転体44の回転軸4
5の中心軸Qが位置ずれ、第1の結晶体42の反射面4
2aと第2の結晶体43の反射面43aとの間に軸ずれ
が発生して、放射光ビームSの入射光軸Oと単色光ビー
ムS1の出射光軸Pとの平行状態が妨げられ、単色光ビ
ームS1を安定して出射させることができないという不
具合を生じる。
【0014】しかも、チェンバ30が支持テーブル24
上のフロント側端部24aに完全固定状態で搭載され、
このチェンバ30に対接させて駆動装置50が締結固定
されて搭載されているために、分光器20全体の重心が
支持テーブル24の中心Hからチェンバ30側に片寄っ
てアンバランスになり、これによって、輸送時の搬送作
業を困難にしている。
【0015】この発明の目的は、放射光ビームから分光
されて出射される単色光ビームの安定性を高めるととも
に、輸送時における搬送作業の容易化を図ることができ
るようにした分光器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載した分光器では、放射光ビ
ームをブラッグ反射する第1の結晶体と、この第1の結
晶体でのブラッグ反射により分光される単色光ビームを
放射光ビームに対して平行に出射する第2の結晶体と
を、内部が真空に減圧されるチェンバ内に配置した回転
体に装着し、該回転体に固着されかつ放射光ビームに対
して略直交する方向にチェンバを貫通する回転軸に、チ
ェンバの外部に配置した駆動装置を連結した分光器にお
いて、支持テーブルにチェンバ及び駆動装置のそれぞれ
を、回転軸の軸線方向へ移動可能に装着し、駆動装置を
支持テーブルに完全固定状態に拘束維持し得る位置決め
ストッパを設けている。
【0017】また、本発明の請求項2に記載した分光器
では、第1の結晶体及び第2の結晶体を取り囲みかつ回
転軸の軸線方向両側が開口した中空体と、該中空体の反
駆動装置側の開口部を気密に閉止し得るフロント側カバ
ー体と、回転軸が貫通しかつ中空体の駆動装置側を気密
に閉塞し得るリア側カバー体とによって、チェンバを構
成している。
【0018】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
した分光器のいずれにおいても、支持テーブルに駆動装
置を位置決めストッパで完全固定状態に拘束維持し、チ
ェンバの内部を真空状態に減圧した際のチェンバの変形
に起因する駆動装置の回転軸系のずれの防止を図る。
【0019】本発明の請求項2に記載の分光器において
は、フロント側カバー体とリア側カバー体とを中空体か
ら取り外し、支持テーブルに装着したチェンバ及び駆動
装置を互いに離反させて、保守点検作業を行う。
【0020】また、支持テーブルに対するチェンバ及び
駆動装置の位置を適宜設定して、分光器全体の重心位置
を調整し、輸送が容易に行えるようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1及び図2に示す図面に基づいて詳細に説明すると、こ
の発明に係る分光器は、図3から図5に示す従来構造の
ものと基本的に一致するために、その構成が重複する部
分は同一符号を用いて説明する。
【0022】この発明に係る分光器20は、図1及び図
2に示すように、架台21上にハンドル22の回転操作
にて駆動する昇降機構23を介して昇降調整可能に載置
した支持テーブル24上に敷設したガイドレール25を
フロント側端部24aに延出し、このガイドレール25
上に駆動装置50と共にチェンバ30を可動支脚35を
介して水平方向Wに案内移動可能に搭載してなる構成を
有する。
【0023】そして、前記チェンバ30は、前記ガイド
レール25上にクランプ36にて仮固定状態で位置決め
されるようになっている一方、前記駆動装置50は、ハ
ウジング51及び支持テーブル24の双方にボルト締結
される位置決めストッパ26にて前記支持テーブル24
上に完全固定状態で拘束維持させて位置決めされるよう
になっているものである。
【0024】ところで、前記チェンバ30は、図4に示
す従来装置と同様に、円筒体31、フロント側カバー体
32及びリヤ側カバー体33にて形成されるビーム室3
4を減圧することにより超高真空状態に維持されるよう
になっているとともに、粒子加速器の無端状チェンバ7
にて加速されてビームチャンネル10から放射された放
射光ビームSを入射口30Aから入射させて、二結晶型
の分光機構40によるブラッグの条件の下でブラッグ反
射させることにより単色光ビームS1に分光し、この単
色光ビームS1を出射口30Bから出射させるようにな
っている。
【0025】また、前記分光機構40は、図5に示す従
来装置と同様に、第1のホルダー41Aにて保持された
第1の結晶体42の反射面(結晶面)42aと、第2の
ホルダー41Bにて保持された第2の結晶体43の反射
面(結晶面)43aとが互いに対峙するように配置され
た偏心回転体44の前記駆動装置50による垂直方向Z
に沿う時計廻りまたは反時計廻り方向の正逆偏心回転制
御により、前記第1の結晶体42を前記第2の結晶体4
3に対して相対的に近接または離反させてブラッグ角θ
の粗動調整が行なえるようになっているものである。
【0026】一方、前記第1及び第2の結晶体42,4
3は、垂直軸Y1,Y2を中心とする正逆回動α1,α
2及び垂直軸Y1,Y2に沿う方向y1,y2の変位
と、水平軸X1,X2を中心とする正逆傾動β1,β2
と、第1の結晶体42の水平軸X1に沿う方向x1の変
位とにより、ブラッグ角θの細動調整が行なえるように
なっているもので、これによって、前記チェンバ30の
入射口30Aから入射する放射光ビームSの入射光軸O
に対して、出射口30Bから出射する単色光ビームS1
の出射光軸Pが互いに平行となるように調整可能にして
いる。
【0027】すなわち、この発明は、上記した構成を採
用することにより、チェンバ30が可動支脚35を介し
て支持テーブル24上のガイドレール25上に水平方向
Wに案内移動可能に搭載されてクランプ36にて仮固定
状態で位置決めされるようになっている一方、支持テー
ブル24上のガイドレール25上を案内移動可能な駆動
装置50が位置決めストッパ26にて支持テーブル24
上に完全固定状態で拘束維持させて位置決めされるよう
になっているために、チェンバ30内のビーム室34を
減圧して超真空状態にした際、特に、リヤ側カバー体3
3に変形が生じても、このリヤ側カバー体33の変形動
作にチェンバ30自体が追従移動する。
【0028】これによって、従前のような駆動装置50
のハウジング51への負荷が吸収され、駆動機構の機械
原点である回転軸系がずれることがないために、偏心回
転体44の回転軸45の中心軸Qが位置ずれしたり、あ
るいは、第1の結晶体42の反射面42aと第2の結晶
体43の反射面43aとの間に軸ずれが発生することが
なく、放射光ビームSの入射光軸Oと単色光ビームS1
の出射光軸Pとの平行状態が維持され、単色光ビームS
1を安定して出射させることが可能になる。
【0029】また、例えばチェンバ30内に組み込まれ
た分光機構40のメンテナンス時、特に、駆動装置50
のハウジング51が締結固定されるチェンバ30のリヤ
側カバー体33を円筒体31から分離して取り外す際、
駆動装置50を位置決めストッパ26及びクランプ53
の解除にてチェンバ30に対して支持テーブル24のリ
ヤ側端部24b側に向け離間する水平方向Wに後退移動
させることにより、チェンバ30と駆動装置50との間
に作業空間が形成されるために、保守・点検や修理等の
作業性の容易化が図れる。
【0030】さらに、チェンバ30及び駆動装置50が
支持テーブル24上のフロント側端部24a及びリヤ側
端部24bの水平方向Wに案内移動可能に搭載されてい
るために、チェンバ30及び駆動装置50の移動位置調
整により、分光器全体の重心位置を支持テーブル24の
中心Hに合わせることが可能になり、このような重心位
置のセンター合わせによる輸送時のバランス調整によ
り、搬送作業の容易化が図れる。
【0031】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変更実施可能なことは云うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、チェンバを支持テーブル上に駆動装置と共に案内
移動可能に搭載してなることから、チェンバ内を減圧し
て超真空状態にした際の変形動作に、チェンバ自体を追
従移動させることができるために、駆動装置への負荷の
伝達を吸収することができ、これによって、従前のよう
な駆動機構の機械原点である回転軸系のずれを防止する
ことができ、単色光ビームを安定して出射させることが
できる。
【0033】また、チェンバ内に組み込まれた分光機構
のメンテナンス時、駆動装置をチェンバから離間する方
向に後退移動させることができるために、チェンバと駆
動装置との間に作業空間を形成することができ、保守・
点検や修理等の作業性の容易化を図ることができる。
【0034】また、支持テーブル上に搭載されたチェン
バ及び駆動装置の移動位置の調整が可能になるために、
輸送時に分光器全体の重心位置をバランス調整すること
により、搬送作業を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る粒子加速器における分光器の全
体構成を示す要部切欠断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視方向から見た断面図で
ある。
【図3】粒子加速器の全体構成を概略的に示す説明図で
ある。
【図4】従来の分光器の要部切欠断面図である。
【図5】従来の分光器の第1及び第2の結晶体による分
光機構を示す概略的説明図である。
【符号の説明】
24 支持テーブル 26 位置決めストッパ 30 チェンバ 31 円筒体(中空体) 32 フロント側カバー体 33 リヤ側カバー体 34 ビーム室 42 第1の結晶体 43 第2の結晶体 44 偏心回転体 45 回転軸 50 駆動装置 S 放射光ビーム S1 単色光ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−334600(JP,A) 特開 平1−245123(JP,A) 特開 平8−54497(JP,A) 特開 平11−202096(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21K 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射光ビームをブラッグ反射する第1の
    結晶体と、この第1の結晶体でのブラッグ反射により分
    光される単色光ビームを放射光ビームに対して平行に出
    射する第2の結晶体とを、内部が真空に減圧されるチェ
    ンバ内に配置した回転体に装着し、該回転体に固着され
    かつ放射光ビームに対して略直交する方向にチェンバを
    貫通する回転軸に、チェンバの外部に配置した駆動装置
    を連結した分光器において、支持テーブルにチェンバ及
    び駆動装置のそれぞれを、回転軸の軸線方向へ移動可能
    に装着し、駆動装置を支持テーブルに完全固定状態に拘
    束維持し得る位置決めストッパを設けたことを特徴とす
    る分光器。
  2. 【請求項2】 第1の結晶体及び第2の結晶体を取り囲
    みかつ回転軸の軸線方向両側が開口した中空体と、該中
    空体の反駆動装置側の開口部を気密に閉止し得るフロン
    ト側カバー体と、回転軸が貫通しかつ中空体の駆動装置
    側を気密に閉塞し得るリア側カバー体とによって、チェ
    ンバを構成した請求項1に記載の分光器。
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