JP3381040B2 - ヘリウム液化装置及びその運転方法 - Google Patents
ヘリウム液化装置及びその運転方法Info
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Description
その運転方法に関し、詳しくは、液体ヘリウムコンテナ
に充填されて搬送されてきた液体ヘリウムを効率よく利
用するためのヘリウム液化装置及びその運転方法に関す
る。
おけるヘリウムの需要は、年率10%以上の伸びを見せ
ており、現在では5年前の2倍の消費量となっている。
これは、液体ヘリウム温度に冷却されて機能する超電導
磁石が、核融合,高エネルギー物理,磁気浮上列車,エ
ネルギー蓄積,医療用機器等への応用が進められている
ためと考えられる。また、ヘリウム需要に占める液体ヘ
リウムの比率が年々高まっており、最近では50%を超
えている。
らの輸入に依存しており、液体ヘリウムを液体ヘリウム
コンテナに充填した状態で輸入している。輸出元(販売
元)で大気圧付近でコンテナに充填された液体ヘリウム
は、約20日間の航海の後に日本に到着するが、コンテ
ナ輸送中にコンテナへのヒートロスによって、コンテナ
内の圧力が約3atmまで上昇する。日本では、コンテ
ナから小型極低温容器に液体ヘリウムを小分けして客先
に販売しているが、効率よくコンテナ内の液体ヘリウム
を小分けするためには、まず、コンテナ内の圧力を1.
3〜1.5atm程度に下げる必要がある。
出される極低温のヘリウムガスを加温器により常温付近
まで加温して高圧容器に充填し、ヘリウムガスとして販
売するとともに、降圧後のコンテナ内の液体ヘリウムを
小型極低温容器に移充填して販売するようにしていた。
このようにして液体ヘリウムを払い出したコンテナは、
海外の販売元に送り返すことになるが、コンテナを有効
に利用するためには、コンテナ内部温度を20K以下で
運用することが好ましい。一方、海外の販売元への輸送
中のコンテナ内部温度変化が5K以下であることが確認
されているから、コンテナ内部温度を15Kまで加温し
てヘリウムガスを回収することが可能である。この温度
上昇によるヘリウムの回収量は、11000ガロンコン
テナの場合、液体ヘリウム換算で約4000リットルで
ある。
極低温容器に移充填したコンテナ内には、約4.5Kの
飽和ヘリウムガスが残存しているため、従来は、液体ヘ
リウムの移充填が完了したコンテナ内に常温のヘリウム
ガスを導入して圧力を3atm程度に加圧し、コンテナ
内温度を15K程度とした後、コンテナ内のヘリウムガ
スを上記契約残量近くまで導出し、加温器により常温付
近まで加温して高圧容器に充填し、ヘリウムガスとして
販売していた。
たヘリウムの液体ヘリウムとしての販売比率は、液体ヘ
リウムをコンテナから小型極低温容器に直接充填する場
合、小型極低温容器への移充填の際の液体ヘリウムの移
送ロスを考慮すると、約40%程度になってしまう。し
たがって、前述のように液体ヘリウムの需要比率は約5
0%であるから、需給にアンバランスを生じることにな
る。また、常温のヘリウムガスを液化して販売すること
も可能ではあるが、液化のためには多大なコストを必要
とする。
温容器に移充填する前のコンテナの降圧時に放出されて
いた極低温ヘリウムガスや、液体ヘリウムの移充填を終
えた後のコンテナ内に残存している極低温ヘリウムガス
の冷熱を有効に利用し、液体ヘリウムの製造コストを低
減することができるヘリウム液化装置及びその運転方法
を提供することを目的としている。
ため、本発明のヘリウム液化装置は、液体ヘリウムを貯
留したコンテナ内の低温ヘリウムガスを導出し、ヘリウ
ム圧縮機,熱交換器,膨張タービン,JT弁,液体ヘリ
ウム貯槽を備えたヘリウム液化機に導入して液化する装
置であって、前記コンテナ内の低温ヘリウムガスを導出
する導管を複数の分岐管に分岐し、分岐管の一つを膨張
弁を介して前記液体ヘリウム貯槽の入口部に接続し、他
の複数の分岐管を液体ヘリウム貯槽から熱交換器を経て
前記ヘリウム圧縮機に吸入される系統の運転温度の異な
る部分にそれぞれ膨張弁を介して接続するとともに、前
記導管のヘリウムガスの温度に応じて前記各膨張弁を開
閉する制御手段を備えたことを特徴とし、さらに、前記
ヘリウム液化機の高圧側から前記コンテナ内に高圧ヘリ
ウムガスを導入する経路を設けたことを特徴としてい
る。
の運転方法は、前記低温ヘリウムガスのヘリウム液化機
導入温度に応じて、前記ヘリウム圧縮機に吸入される系
統に接続した前記複数の分岐管の膨脹弁のいずれかを開
いて、前記低温ヘリウムガスのヘリウム液化機への導入
位置を変更することを特徴とし、さらに、前記低温ヘリ
ウムガスを、前記複数の分岐管のうち、前記ヘリウム圧
縮機に吸入される系統の最も運転温度の低い部分に接続
されている分岐管から前記ヘリウム液化機へ導入した後
に、前記液体ヘリウム貯槽の入口部に接続した分岐管の
膨張弁を開いて前記液体ヘリウム貯槽内に直接膨張させ
ることを特徴とし、また、液体ヘリウムを導出した後の
コンテナ内に、前記高圧ヘリウムガスを導入してコンテ
ナ内を加温し、該コンテナ内に残存する低温ヘリウムガ
スを導出して前記ヘリウム液化機の低圧側に戻して回収
することを特徴としている。
成によれば、コンテナ内の低温ヘリウムガスをヘリウム
液化機に導入する際に、配管の予冷等で昇温したヘリウ
ムガスを、その温度に応じた位置に導入することができ
るので、ヘリウム液化機の運転状態を乱すことなく、ヘ
リウムガスの冷熱を利用しながら安定した状態でヘリウ
ム液化機を運転することができる。また、本発明の運転
方法の第2の構成によれば、低温ヘリウムガスは、膨張
弁を介して液体ヘリウム貯槽内に直接膨張して一部が液
化するので、動力を要することなく液体ヘリウムが得ら
れる。さらに、本発明装置の第2の構成及び本発明方法
の第3の構成によれば、コンテナ内に残っている極低温
のヘリウムガスの冷熱を利用しながら所定量まで無駄な
く回収することができる。
いてさらに詳細に説明する。このヘリウム液化装置は、
ヘリウム圧縮機11と、6基の熱交換器21,22,2
3,24,25,26と、2基の膨張タービン31,3
2及び該膨張タービン31,32での発生寒冷量を調節
するための弁33と、JT弁41と、液体ヘリウム貯槽
51とにより構成されたヘリウム液化機1に、液体ヘリ
ウムが充填されているコンテナ2を接続したものであ
る。
には、該コンテナ内の低温ヘリウムガスを導出する導管
61と、該導管61から分岐する4本の分岐管62,6
3,64,65と、各分岐管に設けられた膨張弁71,
72,73,74と、該各膨張弁を切換え開閉するため
の制御手段としての温度指示調節計81及びコンテナ2
内の降圧完了を検出するための圧力計82とが設けられ
ており、さらに、コンテナ2内を加温するための系統と
して、ヘリウム液化機1の高圧側ライン12から分岐す
る加温用分岐管66が設けられるとともに、該加温用分
岐管66への分岐ガス量を制御するための弁75が設け
られている。
11で数十kg/cm2 Gに昇圧して高圧側ライン12
に導出した高圧ヘリウムガスを、各熱交換器21〜26
で低温戻りガスと熱交換させて冷却し、JT弁41で、
例えば1.2atmまでJT膨張させて液体ヘリウム貯
槽51内に直接膨張させ、液体ヘリウムを製造するもの
で、液体ヘリウム貯槽51内のガス相は、戻り管13に
低温戻りガスとして導出され、各熱交換器26〜21で
前記高圧ヘリウムガスと熱交換して昇温した後、ヘリウ
ム圧縮機11に再び吸入される。また、高圧ヘリウムガ
スの一部は、前記膨張タービン31,32に分岐し、該
膨張タービン31,32で断熱膨張して寒冷を発生し、
低温戻りガスに合流して高圧ヘリウムガスの冷却源とな
る。なお、このヘリウム圧縮機11には、図示しない圧
力調整用バッファータンクが設けられており、該タンク
に常温のヘリウムガスを受入れて連続的に液体ヘリウム
を製造する運転を行う。
を充填したコンテナ2が入荷したときに、上記ヘリウム
液化機1にコンテナ2を接続してコンテナ内の圧力を下
げる降圧運転モードとなる。
ナ2と運転中のヘリウム液化機1とをヘリウムガス導入
用の導管61を介して接続し、図示しないヘリウムガス
導入弁を開いてコンテナ2内の低温ヘリウムガスの導入
を開始すると、該導管61を流れるヘリウムガスの温度
を温度指示調節計81が検出し、導入開始の常温域から
導管61が十分に冷却されるまでの温度、例えば80K
の温度までは、低温戻りガスの系統の最も高温域に接続
されている分岐管65の膨張弁74を開き、前記温度範
囲のヘリウムガスを導入部の圧力に応じて膨張降圧さ
せ、第2の熱交換器22と第1の熱交換器21との間に
導入する。
80K以下になり、例えば30Kになるまでの範囲は、
膨張弁74を閉じるとともに、第5の熱交換器25と第
4の熱交換器24との間に接続された分岐管64の膨張
弁73を開き、この間の経路にヘリウムガスを導入す
る。さらに、ヘリウムガスの温度が30K以下になり、
例えば6Kまでの間は、膨張弁73を閉じるとともに、
最も低温域にある第6の熱交換器26の入口部に接続さ
れた分岐管63の膨張弁72を開き、この部分に低温ヘ
リウムガスを導入する。そして、コンテナ2から導管6
1を介して導入される低温ヘリウムガスの温度が6K以
下になったら、膨張弁72を閉じ、JT弁41の二次側
に接続されている分岐管62の膨張弁71を開き、該膨
張弁71で膨張した低温ヘリウムガスを、液体ヘリウム
貯槽51内に直接膨張させる。これにより、コンテナ2
から導出した低温ヘリウムガスの一部を直接液化して液
体ヘリウム貯槽51内に貯留することができる。
ウムガスは、液体ヘリウム貯槽51内のヘリウムガスと
ともに戻り管13に導出され、各熱交換器26〜21を
経てヘリウム圧縮機11に吸入される。この低温ヘリウ
ムガスの液体ヘリウム貯槽51内への直接膨張操作は、
前記圧力計82が低温ヘリウムガスの圧力、即ちコンテ
ナ2内の圧力が所定圧力、例えば1.3atmまで降圧
したことを検出するまで行われる。
ガスを液体ヘリウム貯槽51内に直接膨張させて導入す
ることにより、コンテナ2内の低温ヘリウムガスが有す
る寒冷を有効に利用することができ、常温のヘリウムガ
スを液化した場合に比べて約3.4倍の液化量が得ら
れ、降圧運転開始から終了までの平均値では約2.2倍
の液化量が得られる。
テナ2とヘリウム液化機1とを接続する配管(導管6
1)等が常温であるため、この状態のままコンテナ2内
の低温ヘリウムガスを液体ヘリウム貯槽51内に導入す
ると、配管部分で常温に昇温したヘリウムガスが液体ヘ
リウム貯槽51内に導入されることになるので、導入さ
れた常温に近いヘリウムガスにより貯槽51内の液体ヘ
リウムが急激に蒸発し、この液体ヘリウムの急激な蒸発
により、ヘリウム液化機1の系内に急激な圧力変化が生
じてヘリウム液化機1を正常に運転できなくなる。
ムを液体ヘリウム貯槽51内に導入する前に、コンテナ
2とヘリウム液化機1とを接続する配管の予冷を行う必
要があるが、前述のように、降圧運転モードの初期に、
導入されるヘリウムガスの温度に応じてヘリウム液化機
1への導入位置を変更することにより、ヘリウム液化機
1内の温度バランスを乱すことなく安定した状態で運転
を継続することができ、しかも、コンテナ2内の低温ヘ
リウムガスの冷熱を有効に利用することができる。
2内の液体ヘリウム及び液体ヘリウム貯槽51内の液体
ヘリウムは、従来と同様にして小型極低温容器に移充填
され、需要者に販売される。
ヘリウムガスの導入位置は、ヘリウム液化機の構成、各
熱交換器ブロックにおいて許容される温度範囲、流量範
囲等を考慮して適当に設定することが可能であり、分岐
管の本数も任意に設定することができる。また、上記実
施例では、コンテナ内の低温ヘリウムガスをヘリウム液
化機に備えられた液体ヘリウム貯槽に導入したが、ヘリ
ウム液化機を使用せずに、例えば、予冷時のガスは、従
来と同様にヘリウムガスとして高圧容器に充填し、予冷
終了後の低温ヘリウムガスを液体ヘリウム貯槽に直接導
入するようにしてもよい。さらに、第1の熱交換器に液
体窒素気化流路を設けて液体窒素を供給し、液体ヘリウ
ムを増産してもよい。
ンテナ2内の液体ヘリウムを小型極低温容器に移充填し
た後、コンテナ2内には、前述のように約4.5Kの飽
和ヘリウムガスが残存しているので、これを契約で許容
されている範囲まで回収して輸入された液体ヘリウムを
最大限利用してコストの低減を図ることが望ましい。そ
こで、本発明では、コンテナ2内に残存するヘリウムガ
スを回収するとともに、該ヘリウムガスの寒冷を利用し
て液体ヘリウムを製造することも行う。
ンテナ2内に適度な温度のヘリウムガスを導入してコン
テナ2内を加温し、該ヘリウムガスの導入と温度上昇に
よる膨張とによりコンテナ2から低温ヘリウムガスを導
出して、上述のヘリウム液化機1内に導入する加温運転
モードにより行われる。
分岐管66の弁75が開き、高圧側ライン12から、例
えば、温度25Kのヘリウムガス(以下、加温ガスとい
う)が加温用分岐管66を通ってコンテナ2の下部に導
入される。この加温ガスは、コンテナ2内の低温ヘリウ
ムガスと混合して、最初は約4.5K程度のガスとなっ
て前記導管61から導出され、該ガスの温度に見合う位
置の膨張弁、すなわち、最も低温域にある第6の熱交換
器26の入口部に接続された分岐管63の膨張弁72か
ら液化機低圧側の戻り管13に導入される。これによ
り、該ガスの寒冷が各熱交換器26〜21で有効に回収
される。
とともに、導管61から回収されるヘリウムガスの温度
が徐々に上昇するので、該ヘリウムガスの温度が約11
Kとなったところで戻り管13への導入位置を分岐管6
4の膨張弁73からに変更する。そして、回収されるヘ
リウムガスの温度、すなわちコンテナ2内の温度が15
Kになった時点で回収操作を終了する。
スをヘリウム液化機1の低圧側に回収することにより、
加温運転モード開始時には、約3.4倍の液化量が得ら
れ、平均値では約2倍の液化量が得られる。
階における操作は、前述の降圧運転モードと同じ手順で
膨張弁72が開となるまで行われ、その後上記した加温
運転モードが開始される。
コンテナ内の液体ヘリウムを小型極低温容器に移充填す
る前のコンテナの降圧時に放出される極低温ヘリウムガ
スや、液体ヘリウムの移充填を終えた後のコンテナ内に
残存している極低温ヘリウムガスの冷熱を有効に無駄な
く利用することができ、需要が多く、付加価値の高い液
体ヘリウムを効率よく生産することができる。
縮機、21,22,23,24,25,26…熱交換
器、31,32…膨張タービン、41…JT弁、51…
液体ヘリウム貯槽、61…導管、62,63,64,6
5…分岐管、66…加温用分岐管、71,72,73,
74…膨張弁、81…温度指示調節計、82…圧力計
Claims (5)
- 【請求項1】 液体ヘリウムを貯留したコンテナ内の低
温ヘリウムガスを導出し、ヘリウム圧縮機,熱交換器,
膨張タービン,JT弁,液体ヘリウム貯槽を備えたヘリ
ウム液化機に導入して液化する装置であって、前記コン
テナ内の低温ヘリウムガスを導出する導管を複数の分岐
管に分岐し、分岐管の一つを膨張弁を介して前記液体ヘ
リウム貯槽の入口部に接続し、他の複数の分岐管を液体
ヘリウム貯槽から熱交換器を経て前記ヘリウム圧縮機に
吸入される系統の運転温度の異なる部分にそれぞれ膨張
弁を介して接続するとともに、前記導管のヘリウムガス
の温度に応じて前記各膨張弁を開閉する制御手段を備え
たことを特徴とするヘリウム液化装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のヘリウム液化装置におい
て、前記ヘリウム液化機の高圧側から前記コンテナ内に
高圧ヘリウムガスを導入する経路を設けたことを特徴と
するヘリウム液化装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のヘリウム液化装置の運
転方法において、前記低温ヘリウムガスのヘリウム液化
機導入温度に応じて、前記ヘリウム圧縮機に吸入される
系統に接続した前記複数の分岐管の膨脹弁のいずれかを
開いて、前記低温ヘリウムガスのヘリウム液化機への導
入位置を変更することを特徴とするヘリウム液化装置の
運転方法。 - 【請求項4】 前記低温ヘリウムガスを、前記複数の分
岐管のうち、前記ヘリウム圧縮機に吸入される系統の最
も運転温度の低い部分に接続されている分岐管から前記
ヘリウム液化機へ導入した後に、前記液体ヘリウム貯槽
の入口部に接続した分岐管の膨張弁を開いて前記液体ヘ
リウム貯槽内に直接膨張させることを特徴とする請求項
3に記載のヘリウム液化装置の運転方法。 - 【請求項5】 請求項2記載のヘリウム液化装置におい
て、液体ヘリウムを導出した後のコンテナ内に、前記高
圧ヘリウムガスを導入してコンテナ内を加温し、該コン
テナ内に残存する低温ヘリウムガスを導出して前記ヘリ
ウム液化機の低圧側に戻して回収することを特徴とする
ヘリウム液化装置の運転方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7237993 | 1993-03-30 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06337191A JPH06337191A (ja) | 1994-12-06 |
JP3381040B2 true JP3381040B2 (ja) | 2003-02-24 |
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ID=26413515
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-
1993
- 1993-07-12 JP JP17148493A patent/JP3381040B2/ja not_active Expired - Fee Related
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