JP3381037B2 - 建設副産物再利用情報管理システム - Google Patents

建設副産物再利用情報管理システム

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JP3381037B2 JP25097392A JP25097392A JP3381037B2 JP 3381037 B2 JP3381037 B2 JP 3381037B2 JP 25097392 A JP25097392 A JP 25097392A JP 25097392 A JP25097392 A JP 25097392A JP 3381037 B2 JP3381037 B2 JP 3381037B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業所の資源排出情報
と資源再利用情報とを管理する建設副産物再利用情報管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】土地の有効な活用、地域の活性化を図る
ために国土開発が盛んに行われているが、一方では、廃
棄物の発生量が増大し、減量化、再生利用の停滞、処理
・処分施設の不足などが大きな社会問題となっている。
特に、建設工事の増加により、工事から副次的に発生す
る建設副産物の排出量が大幅に増加し、処分施設の不足
は深刻な状況にある。
【0003】かかる状況に対応し、また、地球環境保全
と資源の有効活用を図るため、平成3年10月には、
「再生資源利用促進法」(通称リサイクル法)が制定さ
れ、さらに、平成4年7月には、「廃棄物処理法」が改
正され、建設業では、残土、コンクリート塊、アスファ
ルト・コンクリート塊等の建設副産物の発生の抑制、再
生利用に努めることが強く求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近隣の地域内
で幾つもの建設工事が施工されていても、各作業所から
排出される土砂やコンクリート塊、アスファルト・コン
クリート塊等の建設副産物、又は各作業所に搬入される
土砂等のやりとりは、ほとんどといってよいほどなされ
ていない。このような相互利用が少ない理由は、作業所
間で全くつながりがなく、作業所間での情報の相互交換
もないからである。そのため、各作業所では、それぞれ
に独自に排土、入土の手配、処理を行っている。しか
も、建設工事では、それぞれに工程が組まれ排土や入土
の日程も独自に決められるため、現実には、日程が同じ
になる相手先を探すことは難しい。また、相手先があっ
たとしても、日程的に排土と入土との時期を合わせなけ
ればならないので、これらの調整を作業所同士で行うこ
とは、それぞれの作業所の都合が出てくると当事者同士
の調整そのものが難しくなる。このようなことから、結
局は特別に緊密な作業所同士で簡単に調整がとれれば、
たとえ遠隔地同士であって非効率的であっても相互利用
が実現するが、それ以外は、近くに相互利用が可能な作
業所があったとしても、安易に各作業所が独自の処理に
はしりやすいという問題がある。このように、従来は、
仮に相互利用がなされている場合であっても、無駄があ
ったり非効率的であることが多く、積極的な相互利用を
促進する手立てがなかった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、作業所間の排土、入土情報を一元管理し、相互利
用を促進することができる建設副産物再利用情報管理シ
ステムを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、作
業所の資源排出情報と資源再利用情報とを管理する建設
副産物再利用情報管理システムであって、各作業所等に
配設され少なくとも資源排出及び資源再利用の時期と質
と総量からなる資源入・排情報を入力すると共に資源の
入・排作業所リンク情報を出力する複数の端末と、該複
数の端末に通信回線を介して接続されてセンターに配設
され端末から入力された資源入・排の時期と質と総量と
作業所を含む資源入・排情報を蓄積し資源排出及び資源
再利用の時期と質が同じ作業所の検索とリンク処理を行
って資源の入・排作業所リンク情報を端末に送出する中
央管理装置とからなり、中央管理装置は、検索した作業
所間の距離を求め、距離の短い順に優先順位を付け、優
先順位にしたがって資源入・排作業所及び移動量を含む
リンク付けを行うと共に、リンクする作業所の未決量の
比を求め、該比が一定の範囲に入るか否かによりリンク
対象から外すか否かを判定することを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】本発明の建設副産物再利用情報管理システムで
は、各作業所等に配設された端末から少なくとも資源排
出及び資源再利用の時期と質と総量からなる資源入・排
情報を入力し、通信回線を介して接続されてセンターに
配設された中央管理装置で資源入・排情報を蓄積し資源
排出及び資源再利用の時期と質が同じ作業所の検索とリ
ンク処理を行って資源の入・排作業所リンク情報を端末
に送出するので、時期、質、量、地域等を総合的に管理
して作業所間での効率的な資源の再利用を促進すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の建設副産物再利用情報管理シス
テムの1実施例を示す図、図2は管理情報の概念を示す
図、図3は管理ファイルの構成例を示す図である。
【0009】図1において、端末1−1、1−2、……
1−nは、建設作業所や事務所、排土、入土の搬送業者
等の事務所に配置されセンターの中央管理装置2に専用
回線や共用回線等の通信回線4を介して接続され、CP
U(中央処理装置)、記憶装置、ディスプレイやプリン
タの出力装置、キーボードやマウス等の入力装置からな
る。そして、排土、入土の年月日、発生作業所、質、総
量等のような少なくとも資源排出及び資源再利用の時期
と質と総量からなる資源入・排情報を入力してセンター
に送ることによって、センターから排土、入土のマッチ
ングできる他の作業所の資源入・排作業所リンク情報を
受け取って出力する。したがって、端末1−1、1−
2、……1−nでは、排土の作業所であれば、その排土
に対応する同じ年月日の質の入土を予定している1つ乃
至複数の作業所の資源入・排作業所リンク情報を入手す
ることができ、同様に、入土の作業所であれば、その入
土に対応する同じ年月日の質の排土を予定している1つ
乃至複数の作業所の資源入・排作業所リンク情報を入手
することができる。
【0010】中央管理装置2は、各端末1−1、1−
2、……1−nと専用回線や共用回線等の通信回線4を
介して接続され、通信制御装置、CPU(中央処理装
置)、記憶装置、ディスプレイやプリンタの出力装置、
キーボードやマウス等の入力装置からなるものである。
そして、各端末1−1、1−2、……1−nで入力され
た排土、入土の年月日、発生作業所、質、総量等の資源
入・排情報を取り込んで管理ファイル3に蓄積すると共
に、排土の作業所に対応する相手となる入土の作業所の
検索、各作業所間のリンク処理等を行い、さらに、排土
先、入土先を決定した場合に、その資源入・排作業所リ
ンク情報を対応する各端末1−1、1−2、……1−n
に送出する。例えば図2に示すように各端末から現場N
o. 、現場略称と共に排土、入土の日付、量、土質が入
力されると、日付、土質の一致する現場の排土と入土を
リンクし、その移動量を決める。
【0011】管理ファイル3は、例えば図3に示すよう
に排土テーブル11、リンクテーブル13−1、13−
2、入土テーブル12を有し、各端末1−1、1−2、
……1−nからの入力にしたがって排土テーブル11、
入土テーブル12の登録、更新が行われ、中央管理装置
2での検索、リンク設定処理によりリンクテーブル13
−1、13−2の登録、更新が行われる。排土テーブル
11と入土テーブル12は、排土、入土の年月日、現場
略称、部署、地名、質(土質)、総量、未決量、予定/
実績のフラグF、リンクテーブル13−1、13−2の
ポインタPのデータを有する。
【0012】排土テーブル11と入土テーブル12の未
決は、リンクが行われていない排土先、入土先の決まっ
ていない量であり、リンクが行われると、その量を減ら
した値となる。つまり、中央管理装置2において、年月
日、質で検索を行って、排土と入土との対応付け(リン
ク)を行い、移動量を決めると、リンクテーブル13−
1、13−2の登録が行われると同時に、その量がそれ
ぞれ排土テーブル11と入土テーブル12の該当欄から
減算される。そして、総量相当分のリンクが行われると
未決は「0」となる。
【0013】また、排土テーブル11と入土テーブル1
2のFは、予定の段階にあるのか実績の段階になるのか
を示すフラグであって、「予」の場合には、変更が可能
な状態にあることを示している。Pは、リンク処理を行
ってリンクテーブル13−1、13−2の登録が行われ
たときに、そのテーブルの位置をポイントするものであ
る。
【0014】図4は端末のメニュー画面の例を示す図、
図5は端末の処理の流れを説明するための図である。
【0015】端末では、図4(イ)に示すように画面に
メニュー画面を表示し、このメニュー画面の選択により
図5(イ)に示すように現場略称の登録・変更モード、
排土の登録・変更モード、入土の登録・変更モード、現
場の入・排土の情報出力モードに切り換えてそれぞれの
画面表示を行って、それぞれのモードでの登録・変更、
出力処理を行う。例えば現場略称の登録処理では、図5
(ロ)に示すように現場No. 、現場略称、地名、部署の
入力を行い、排土の登録処理では、図4(ロ)に示すよ
うな登録・変更画面を表示して図5(ハ)に示すように
現場No. 、年月日、土質、総量の入力を行う。このよう
に現場略称の登録処理がなされると、その後の排土の登
録・変更等の処理では、現場No. の指定によって、現場
略称、地名、部署を呼び出して表示する。
【0016】図6は中央管理装置における検索キーの指
定例を説明するための図、図7は中央管理装置における
リンク画面の例を示す図、図8は中央管理装置における
検索・リンク処理を説明するための図、図9は現場入・
排土情報の出力例を示す図である。
【0017】各端末から入力され管理ファイル3の排土
テーブル11、入土テーブル12に蓄積された排土情
報、入土情報に対して、中央管理装置2では、端末1−
1、1−2、……1−nに入・排土情報を提供するた
め、検索、リンク処理を適宜行うが、まず、検索では、
検索キーとして少なくとも年月日と土質の指定に基づき
行う。例えば図6に示す例は、1992年7月の東京地
区(地名13X=東京地区)で土質が1の排土(又は入
土)現場をキーと指定したものであり、中央管理装置で
は、これに該当する現場を管理ファイル3の排土テーブ
ル11(又は入土テーブル12)から検索してリストア
ップし、画面に表示する。そして、入力指定により排土
に対しては入土の現場を移動量、業者と共にリンクさ
せ、リンクテーブル13−1、13−2に登録する。
【0018】排土予定現場を一覧表示し、その中から選
択をすることによって検索を行ってリンクを行う画面の
例を示したのが図7であり、図7では、1992年7月
の排土予定現場一覧を表示し、その中から現場No. 00
014を選択した様子を示している。これに対して、T
O情報には既に登録されている現場No. 00007〜0
0009が表示され、入土予定現場一覧には年月日と土
質から検索された現場No. 00001〜00003、0
0029が表示されている。そこで、入土予定現場一覧
から現場No. と移動量と業者を指定してリンク付けを行
うと、新規登録としてTO情報に追加され、移動量が排
土予定現場一覧及び入土予定現場一覧の未決から減算さ
れる。したがって、このとき、移動量が1500m3
あれば、現場No. 00014の未決の欄は「0」とな
る。この一連の処理の流れを図8により説明すると以下
のようになる。
【0019】図7に示す画面において、現場No. 000
14までカーソルを移動して選択キー(PF9)を入力
すると、検索キーとしてこの行の年月日、質を決定し
(ステップS21)、この現場No. 00014の登録情
報があるか否かを管理ファイル3の排土テーブルのポイ
ンタからリンクテーブル調べ(ステップS22)、ある
場合には、その登録情報を読み込んでTO情報に表示す
る(ステップS23)。
【0020】そして、入土テーブルのキー検索を行い、
検索された現場情報を読み込み入土予定現場一覧に表示
する(ステップS24〜S25)。
【0021】ここで、登録指定があれば新規登録として
TO情報への追加を行うと共に、指定された移動量を排
土予定現場一覧及び入土予定現場一覧の未決から減算し
て未決欄の値を更新する(ステップS26〜S29)。
【0022】登録指定でなく、次頁又は前頁の指定があ
った場合には、表示されていない検索された現場情報が
あればその情報をステップS25に戻って入土予定現場
一覧に表示し同様の処理を繰り返し行い、その他のキー
の入力であれば、該当するキー入力処理を行う(ステッ
プS27〜S30)。
【0023】以上のようにしてリンク付けを行った現場
入・排土情報の出力例を示したのが図9である。排土側
からの検索、リンク処理例を図7に示したが、入土側か
ら検索、リンク処理を行う場合には、図7の排土と入土
が逆になり、TO情報はFROM情報 現場略称(〜か
ら)となる。また、上記検索、リンク処理では、199
2年7月のように時期の検索キーを月単位としたが、こ
れは、工事開始或いは初期の段階で行う場合であり、こ
のような月単位の凡その状況でもリンク処理を行って資
源の入・排作業所リンク情報を作成することも、再生資
源利用計画書を提出する際に利用することができ、入・
排の月日まで確定した段階で同様にして再度リンク処理
を行うことによって、或いは登録情報の変更を行うこと
によって、最終的な入・排作業所リンク情報の調整、確
定を行うことができる。
【0024】図10は自動検索・リンク処理を行う中央
管理装置の処理部の実施例構成を示す図、図11はソー
ト・リンク処理の例を説明するための図である。
【0025】図10(イ)において、レジスタ21は、
例えば図7に示すように現場No. 00014が選択され
た時に検索キーとなる年月日と質を保持するものであ
り、レジスタ22は、検索範囲を一定の地域、例えば0
01〜003、012のように別途指定した場合に保持
するレジスタである。また、レジスタ23は、選択され
た現場No. 00014の地名を保持し、レジスタ24
は、選択された現場No. 00014の未決量を保持する
レジスタである。
【0026】テーブル検索部25は、レジスタ21と2
2に保持された検索キーにより管理ファイルの排土テー
ブル11又は入土テーブル12から同一年月日、質、地
域内の情報を検索するものである。距離計算部26は、
レジスタ22に保持された地域の各地名とレジスタ23
に保持された地名との間の距離を計算するものである。
この距離計算は、例えば図10(ロ)に示すような各地
名に代表座標値を登録した地名テーブルを用い、この座
標値間の距離を求めることによって行われる。ソート処
理部27は、テーブル検索部25で検索された現場情報
を優先順位の高いものからソートを行うものであり、例
えばまず距離の最も短い順にソートし、さらにその中で
未決量の大きい順にソートする。そして、リンク処理部
28は、ソート処理部27でソートされた順にリンクを
行ってそれぞれの未決量を更新し、TO情報又はFRO
M情報に登録してゆくものである。
【0027】ところで、上記のように自動リンク処理を
行った場合には、その結果、未決量が中途半端な値にな
ってしまい、非効率的なリンクが行われることがある。
このようなリンクを避けるためには、逐一リンク結果を
ディスプレイ画面に表示し、確認キーや除外キー等の入
力により次のステップへ進めるようにしてもよいが、図
10(ハ)に示すようにリンク判断情報を設定し、その
範囲に入る現場情報についてはリンク対象から除外する
処理を付加してもよい。つまり、リンクする現場情報の
未決量の比を求め、この比が一定の範囲に入る場合に
は、リンクすると中途半端な未決量が残ってしまうと判
断されるものである。この範囲としては、例えば比が1
に対して3%以上で一定の割合までというように、通
常、1に近い比ではあるがほぼ1としては処理できない
範囲とするものである。
【0028】ソート・リンク処理の例を示したのが図1
1であり、この例では、まず、距離が短く未決量の多い
順にソートした後、第1順位の現場情報をリンク対象と
して取り込む(ステップS41〜S42)。
【0029】そして、リンク対象となる未決量の比を求
め、図10(ハ)に示したようにその比Aが1近傍で所
定の範囲内(hu≧A≧hl、又はlu≧A≧ll)か
否かを判断する(ステップS43〜S44)。
【0030】その結果、所定の範囲内であれば(YE
S)リンク対象から外して次の順位の現場情報をリンク
対象として取り込んで、ステップS43に戻って処理を
繰り返し行う(ステップS45〜S43)。
【0031】所定の範囲内でなければ(NO)未決量の
範囲でリンクし、それぞれの未決量の値を減算して更新
し、さらに未決量がなくなるまでステップS41に戻っ
て処理を繰り返し行う(ステップS46〜S47)。
【0032】未決量が「0」になれば、リンク登録した
現場のうち移動量の最も多い現場の移動量を確保するま
で予備候補を登録する(ステップS48)。
【0033】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、建設作業所に関する副産物の情報管理シ
ステムとして説明したが、土木作業所その他の作業所に
も同様に適用でき、これらを併せて適用してもよいこと
はいうまでもない。また、排土、入土で説明したが、質
で分類することによって、ここにコンクリート塊、アス
ファルト・コンクリート塊等は勿論、その他の副産物を
含めることができる。さらに、予備候補としては、未決
量の多い上位1つとか2つの現場を登録してもよいし、
自動リンク処理において、AIやファジィ理論を使い、
未決量が多いものは優先度を上げ、予備候補となってい
る分については優先度を下げるようにしたり、その他距
離の遠近、工事の進行状況、予定日までの期間の長短等
に応じた重み付けを行ってリンクを決定するように構成
してもよい。自動リンク登録するように構成した場合に
も、適宜画面上で確認の入力を必要とするように構成し
てもよいし、そのまま登録し適宜変更できるように構成
してもよい。作業所側で入・排の月日を確定入力した場
合には、自動的に入・排作業所リンク情報を生成して中
央管理装置に出力してもよい。このようにすることによ
って、入・排の月日が確定した作業所に関して遅滞な
く、中央管理装置での入・排作業所リンク情報の確認・
決定を行うことができ、作業所に対する指示を迅速に行
うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、各作業所等に配設された端末から少なくとも
資源排出及び資源再利用の時期と質と総量からなる資源
入・排情報を入力し、通信回線4を介して接続されてセ
ンターに配設された中央管理装置で資源入・排情報を蓄
積し資源排出及び資源再利用の時期と質が同じ作業所の
検索とリンク処理を行って資源の入・排作業所リンク情
報を端末に送出するので、時期、質、量、地域等を総合
的に管理して作業所間での効率的な資源の再利用を促進
することができる。しかも、数十、数百の作業所の一元
管理ができるので、時期や地域を考慮した複数の作業所
間での総合的な調整も容易に行えるようになり、資源の
再利用の促進に多大な貢献をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の建設副産物再利用情報管理システム
の1実施例を示す図である。
【図2】 管理情報の概念を示す図である。
【図3】 管理ファイルの構成例を示す図である。
【図4】 端末のメニュー画面の例を示す図である。
【図5】 端末の処理の流れを説明するための図であ
る。
【図6】 中央管理装置における検索キーの指定例を説
明するための図である。
【図7】 中央管理装置におけるリンク画面の例を示す
図である。
【図8】 中央管理装置における検索・リンク処理を説
明するための図である。
【図9】 現場入・排土情報の出力例を示す図である。
【図10】 自動検索・リンク処理を行う中央管理装置
の処理部の実施例構成を示す図である。
【図11】 ソート・リンク処理の例を説明するための
図である。
【符号の説明】
1−1、1−2、……1−n…端末、2…中央管理装
置、3…管理ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 幹夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−75139(JP,A) 昭和62年度国庫補助事業 広域的廃棄 物交換情報制度の検討報告書(富山県・ 石川県・福井県),財団法人クリーン・ ジャパン・センター,1988年 3月, p.35−55 ゼネコンなど67社、今秋にも建設産業 情報ネットワークを実用化。異企業間取 引が可能,日刊工業新聞,1992年 6月 12日,p.19 大林組と関連2社、企業間情報ネット が実稼働、帳票もEDIで直接,化学工 業日報,1992年 6月10日,p.8 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 E04G 21/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業所の資源排出情報と資源再利用情報
    とを管理する建設副産物再利用情報管理システムであっ
    て、 各作業所等に配設され少なくとも資源排出及び資源再利
    用の時期と質と総量からなる資源入・排情報を入力する
    と共に資源の入・排作業所リンク情報を出力する複数の
    端末と、 該複数の端末に通信回線を介して接続されてセンターに
    配設され端末から入力された資源入・排の時期と質と総
    量と作業所を含む資源入・排情報を蓄積し資源排出及び
    資源再利用の時期と質が同じ作業所の検索とリンク処理
    を行って資源の入・排作業所リンク情報を端末に送出す
    る中央管理装置とからなり、中央管理装置は、検索した
    作業所間の距離を求め、距離の短い順に優先順位を付
    け、優先順位にしたがって資源入・排作業所及び移動量
    を含むリンク付けを行うと共に、リンクする作業所の未
    決量の比を求め、該比が一定の範囲に入るか否かにより
    リンク対象から外すか否かを判定することを特徴とする
    建設副産物再利用情報管理システム。
  2. 【請求項2】 入・排作業所リンク情報には、リンク付
    けされなかった作業所で優先順位の高い作業所を予備候
    補として登録することを特徴とする請求項1記載の建設
    副産物再利用情報管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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