JP3379699B2 - プローバの製造方法 - Google Patents
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Description
(半導体IC)が集合的に形成された半導体ウエハの電
気試験等に用いるのに好適なプローバの製造方法に関す
る。
ハに多数の集積回路が集約的に形成された段階で、この
半導体ウエハを各ICチップに分割するに先立ち、各集
積回路についての電気特性試験が施される。この特性試
験では、測定機器からのリード線を所望の集積回路の接
続端子であるパッドに接続するために、プローバが用い
られている。このプローバでは、被試験体である半導体
ウエハを保持するプローバチャックの上方でプローバヘ
ッドにプローバカードが保持されている。プローバカー
ドは、プローバヘッドに保持されるプリント基板と、該
プリント基板から所定の前記パッドへ向けて伸長する探
針とを備える。先端が対応する前記パッドに押し付けら
れる各探針は、その基部で前記プリント基板の回路部分
を経て前記測定機器のリード線に接続されており、これ
により、半導体ウエハの電気特性試験が前記測定機器を
用いて行われる。
い、各集積回路に設けられる接続端子となる各パッドも
微細化する要望があり、この縮小化されたパッドに対応
するためにはプローバの各探針も、微細化する必要があ
る。このような要望を満たすために、例えばSEMI Techn
ology Symposium 98 講演予稿集、第8−99〜8−1
06頁(December 2-4,1998)に示されているように、
IC回路のボンディングワイヤのような細線をプローバ
の探針として用いることが提案されている。この探針
は、マイクロスプリングと称されており、細い線材から
なる。
マイクロスプリングからなる前記プローバでは、探針を
構成する前記線材がその基部を、ボンディング工程で、
ボンディングパッドに接続される。そのため、マイクロ
スプリングからなる前記探針を備える従来のプローバで
は、探針に数十μmの細い線材を用いても、該線材を取
り付けるボンディングパッドは、その一辺が100μm
に及ぶ矩形となることから、探針の配置をさらに縮小化
させることには困難があった。また、従来のプローバで
は、数十本に及ぶ集約的に配置された多数の探針のため
のボンディング工程は、一括的な処理が実質的に不可能
であることから、探針の数に応じたボンディング工程が
必要となり、その製造工程が煩雑になることから、製造
工程の簡素化を図りたいという要望があった。
決するために、基本的には、半導体製造技術に用いられ
るフォトリソ技術を利用して探針を形成するという構想
に立脚する。本発明によれば、半導体製造技術に用いら
れるフォトリソ技術を利用することにより、半導体集積
回路の微細化に追従して、該半導体回路の接続端子に対
応する探針を適正に形成することが可能となり、またこ
れら多数の探針を接続する支持部を絶縁材料の成長によ
り形成することにより、個々の探針についての接続工程
を不要とし、多数の探針を一括的に支持部に結合するこ
とができる。より具体的な本発明の構成は、次のとおり
である。
積回路の接続端子に伸びる複数の探針を備えるプローバ
の製造方法であって、仮基板上に所定厚さの絶縁膜を形
成すること、前記絶縁膜の探針を設けるべき各位置に開
口を形成すること、前記絶縁膜をエッチングマスクとし
て前記仮基板にエッチング処理を施して前記探針のため
の複数の孔を前記仮基板に形成すること、前記各開口及
び各孔内に前記探針のための材料を成長させること、前
記絶縁膜を成長した探針を相互に結合する支持部として
該支持部で結合された各探針を露出させるべく前記仮基
板を除去することを特徴とする。
ることにより、前記エッチングマスクを前記支持部とし
て利用することができる。仮基板として、例えばシリコ
ン基板のような半導体基板、石英基板、石英および不純
物からなるガラス基板あるいは例えばポリイミドのよう
な合成樹脂材料からなる樹脂基板を適宜用いることがで
きる。この仮基板へのエッチング処理には、基板の材質
に応じて、例えばフッ素系ガスを含むエッチングガスを
用いたドライエッチング法およびエッチング液を用いた
ウエットエッチング法等を適宜選択することができる。
また、前記エッチングマスクを形成する絶縁膜として、
例えば、シリコン窒化膜、ボロンナイトライド膜、シリ
コン酸化膜、BPSG膜、HTO膜、アルミナ膜、シリ
コンカーバイド膜、SiNH膜および耐熱性樹脂膜等を
単独で、またはそれらの積層構造を熱膨張率などを勘案
して適宜採用することができる。
料で形成し、さらに、前記第1の金属材料と性質を異に
する第2の金属材料層で、露出された探針のための前記
第1の金属材料部分を覆うことができる。これら金属材
料は、例えば、蒸着法、CVD法、金属メッキ法等を適
宜選択して使用することができる。
と性質を異にする第2の金属材料層との積層構造とする
ために、前記第1の金属材料層を前記孔壁面に沿って成
長させた後、該第1の金属材料層に取り巻かれるよう
に、前記第2の金属材料層を成長させることができる。
導電性に優れた金、銀、銅あるいはアルミニゥムのよう
な高導電性グループと、該高導電性グループに比較して
導電性は劣るが、これらよりも高い硬度を示すチタン、
コバルト、タングステンあるいはニッケルのような高硬
度グループに分類することができ、そのいずれか一方の
グループから第1の金属材料を選択し、他方のグループ
から第2の金属材料を選択することにより、導電性およ
び弾性に優れた探針を形成することができる。
性の測定のために該集積回路の接続端子に伸びる複数の
探針を備えるプローバの製造方法であって、仮基板上に
金属材料を形成すること、該金属材料上にフォトリソ技
術により形成されたマスクを用い、前記金属材料を部分
的に除去することにより、残存する前記金属材料部分で
前記探針のための複数の金属材料探針を前記仮基板に形
成すること、前記仮基板に形成された探針を相互に結合
する支持部を絶縁材料の成長により形成すること、前記
支持部で結合された各探針を露出させるべく前記仮基板
を除去することを特徴とする。
性の測定のために該集積回路の接続端子に伸びる複数の
探針を備えるプローバの製造方法であって、仮基板上に
樹脂材料層を形成すること、該樹脂材料層上にフォトリ
ソ技術により形成されたマスクを用い、前記樹脂材料層
を部分的に除去することにより、残存する前記樹脂材料
層部分で前記探針のための複数の芯部を前記仮基板に形
成すること、該芯部の表面のそれぞれを覆う金属材料層
を形成すること、前記芯部および前記金属材料層で構成
される各探針の基部近傍で該探針を相互に結合する支持
部を前記仮基板上への絶縁材料の成長により形成するこ
と、前記各探針の基部の端面を露出させるべく、前記仮
基板を除去することを特徴とする。
針の弾性を高める作用をなす。前記樹脂材料層を、感光
性樹脂材料で形成することにより、前記樹脂材料の部分
的な除去は、現像処理により行うことができ、製造を容
易とする上で、芯部の樹脂材料層を感光性樹脂材料で形
成することが有利である。
らなる芯部と、該芯部の表面を覆う金属材料からなる表
面層とを含む構造となる。
と、横部の両端から互いに相離れる方向へ該横部とほぼ
直角に伸長する第1および第2の縦部とからなり、これ
により全体にクランク形状の探針を形成することもでき
る。クランク形状の探針の前記横部は、探針が半導体集
積回路の接続端子に押し付けられたとき、弾性変形を生
じることにより、その弾性を一層高める作用をなす。
について詳細に説明する。
バの探針の形成方法を示す製造工程図を示し、図2は本
発明に係るプローバの探針が取り付けられこの探針と共
にプローバカードを構成するプリント基板の断面図を示
す。これらの図に沿ってプローバ探針の製造工程を説明
するに先立って、本発明に係るプローバを図3に沿って
説明する。
略的に示す。本発明に係るプローバ10は、図3に示す
ように、半導体ウエハ11にICチップの集合体として
組み込まれた多数の半導体集積回路11aの電気特性の
測定のために用いられる。プローバ10は、半導体ウエ
ハ11を支持するためのプローバチャック12と、該チ
ャック上の半導体ウエハ11に伸びる探針13および該
探針が設けられるプリント基板14からなるプローバカ
ード15を保持するためのプローバヘッド16とを備え
る。
前記集積回路11aの接続端子となる各パッド(図示せ
ず)が上面を向くように、プローバチャック12に保持
されている。プローバチャック12は、該チャック上の
半導体ウエハ11をプローバカード15の探針13へ向
けておよびこれから離れる方向へ移動可能である。ま
た、探針13およびプリント基板14からなるプローバ
カード15は、従来よく知られているように、プローバ
ヘッド16の下面から突出する雄型差込端子17aと、
該端子を受け入れるべくプリント基板14の上面に設け
られた雌型差込端子17bとの接続部により、プローバ
ヘッド16に取り外し可能に保持されている。これら雄
型差込端子17aおよび雌型差込端子17bの少なくと
もいずれか一方をバネあるいはゴムのような弾性体とす
ることにより、この接続部(17aおよび17b)に弾
性機能を付与することが望ましい。この弾性機能によ
り、後述する各探針13が集積回路11aの各パッドに
押し付けられたとき、ほぼ均一な押圧力を作用させるこ
とが可能となる。
記接続部(17aおよび17b)を経てプリント基板1
4の上面に設けられた雌型差込端子17bに接続されて
いる。各雌型差込端子17bは、従来よく知られた多層
配線技術を利用してプリント基板14内に形成された導
電路21および後述する半田ボール22を経て、対応す
る各探針13に接続されている。従って、各探針13
が、プローバチャック12上の半導体ウエハ11に形成
された前記集積回路11aの対応する前記パッドに押し
付けられることにより、測定器18の各リード線19を
対応する前記パッドに電気的に接続することができ、こ
れにより、集積回路11aの電気特性を測定することが
可能となる。
フォトリソ技術を用いて、微細化が図られており、各集
積回路11aの前記パッドに対応する各探針13も集積
回路11aの微細化に追従して、その微細化を図ること
が望ましい。このようなプローバカード15の探針13
は、図1に示すような方法により、形成することができ
る。図1(a)に示すように、例えば円形の仮基板23
上に絶縁膜24が形成される。仮基板23は、シリコン
基板、石英基板、ガラス基板、合成樹脂基板あるいはス
テンレスのような金属基板を用いることができる。
いる場合、その上の絶縁膜24として、シリコン酸化膜
またはシリコン窒化膜を用いることが望ましい。また、
この絶縁膜24は、仮基板23の材質に応じて、例えば
アルミナ、ポリイミドのような耐熱性樹脂材料で構成す
ることができる。さらに、絶縁膜24は、必要に応じ
て、相互に性質の異なる複数の絶縁膜層からなる多層構
造を適用することができる。
板23へのエッチング処理時の選択マスクとして機能す
ることから、マスク機能を果たす限り、所望の厚さ寸法
とすることができる。しかしながら、後述する複数の探
針13の支持部としての機能を満たす上で、シリコン酸
化膜またはシリコン窒化膜からなる絶縁膜24は、その
厚さ寸法が0.5〜1.5μmとすることが望ましい。
に、測定すべき集積回路11aの前記パッドに対応し
て、開口24aが形成される。この開口24aの形成に
は、前記集積回路11aの形成に用いられたと同様のフ
ォトリソ技術が用いられる。すなわち、図示しないが、
絶縁膜24上に従来よく知られたフォトレジストが塗布
され、集積回路11aの前記パッドに対応したパターン
マスクを用いて、前記フォトレジストが露光を受ける。
露光に引き続く現像処理により、前記パッドに対応した
レジストパターンが形成される。このフォトレジストか
らなるレジストパターンをマスクとして、絶縁膜24が
選択的にエッチング処理を受け、このエッチング処理に
より、絶縁膜24に、前記パッドに対応した開口24a
が形成される。
aの形成と同様のフォトリソ技術で形成されることか
ら、集積回路11aのフォトリソにおけると同一の設計
ルールで形成することができる。開口24aは、矩形お
よび円形等、任意の平面形状とすることができる。ま
た、開口24aの口径は、必要とする探針13の太さ寸
法に応じて適宜選択することができ、開口24aが矩形
開口であるとき、その一辺の長さを例えば1μm〜10
0μmの範囲で選択することができる。
チングマスクとして、図1(c)に示されているよう
に、仮基板23にエッチング処理が施され、該仮基板に
開口24aに対応したエッチング孔25が形成される。
このエッチング孔25は、平坦な底面を有する。仮基板
23がシリコン基板である場合、エッチング処理に、例
えばフッ素系のエッチャントを含むドライエッチングま
たはウエットエッチングを採用することができる。各エ
ッチング孔25の深さ寸法は、仮基板23の厚さ寸法内
で、必要とする探針13の長さ寸法に応じた所望の値と
することができる。350μm〜500μmの厚さ寸法
を有する仮基板23を用いた場合、1μm〜300μm
の深さ寸法のエッチング孔25を形成することができ
る。また、500μmを越える厚さ寸法の仮基板23を
用いることにより、300μmを越える深さ寸法のエッ
チング孔25を形成することができる。
示されているように、各エッチング孔25を埋め込むよ
うに、絶縁膜24上に導電性材料26が堆積される。導
電性材料26の堆積には、例えば蒸着、CVD法等を適
宜選択することができる。また、導電性材料26とし
て、銅、アルミニゥム、金あるいは銀のような導電性に
優れた第1の金属材料を単独あるいはその合金のような
組み合わせで用いることができる。また、チタン、コバ
ルト、タングステン、ニッケル、イリジゥム、ルテニゥ
ムあるいはプラチナのように、前記第1の金属材料に比
較して、導電性は低いが硬度が高い第2の金属材料を単
独あるいはその合金のような組み合わせで用いることが
できる。
されているように、導電性材料26のうち、エッチング
孔25内および開口24a内を除く絶縁膜24上の不要
な部分が除去される。導電性材料26の不要部分の除去
には、絶縁膜24をエッチングストッパとするプラズマ
エッチング処理あるいは化学機械研磨(CMP)を採用
することができる。
(f)に示されているように、仮基板23が、例えばエ
チレンジアミン等のアルカリ溶液を含むウエットエッチ
ング処理あるいはフッ素系を含むドライエッチング処理
により、除去される。この仮基板23の除去により、エ
ッチング孔25を満たす導電性材料26からなる複数の
探針13が、絶縁膜24により一体的に結合された探針
ユニット27として、形成される。
り、支持部として機能する絶縁膜24の上面には、例え
ば絶縁膜24の縁部から間隔をおいて該縁部に沿って伸
びる円形枠体からなる補強部28が、例えば石英のよう
な絶縁材料又はシリコン等の導電材料により形成され
る。
た支持部24とからなる探針ユニット27は、前記した
とおり、プリント基板14に取り付けられる。プリント
基板14は、図2に示されているように、その上面に、
測定器18から伸びるリード線19が接続されるプロー
バヘッド16の雄型差込端子17aを受け入れる雌型差
込端子17bを備える。プリント基板14の下面には、
探針ユニット27の各探針13に対応して形成される電
極パッド29と、探針ユニット27の前記補強部28を
受け入れる凹溝部30が形成されている。
溝部30に受け入れられた状態で、各探針13がそれら
の基部でそれぞれの半田ボールまたはハンダ柱22を経
て対応する各電極パッド29に接続されるように、リフ
ロー処理を受ける。これにより、探針ユニット27の各
探針13は、それらの基部で対応する電極パッド29に
確実に接続される。このプリント基板14の電極パッド
29と、探針ユニット27の各探針13との接続によ
り、プリント基板14および探針ユニット27からなる
プローバカード15が形成される。
設けられる電極パッド29は、多層配線技術によりプリ
ント基板14内に形成された導電路21を経て、電極パ
ッド29よりも広い相互間隔で配置された雌型差込端子
17bに接続されており、この雌型差込端子17bに前
記したとおり、測定器18のリード線19が電気的に接
続されることから、該リード線が対応するそれぞれの探
針13に電気的に接続される。
板14には、集積回路11aの前記各パッドと、対応す
る探針13との位置合わせに際し、プローバカード15
の上方から各探針13の先端部を見通せるように、中空
部31が設けられている。この中空部31に関連して、
探針ユニット27と、プローバチャック12上の半導体
ウエハ11との間隔を測定するための従来よく知られ
た、例えばレーザ光を利用した光学センサあるいは空気
圧を利用したエアセンサ等を設けることができる。
バカード15の各探針13を、半導体ウエハ11の集積
回路11aの製造技術に適用されると同様なフォトリソ
技術を用いて製造することができ、しかも多数の探針1
3を探針ユニット27として一括的に形成することがで
きる。従って、集積回路11aの微細化に応じて、比較
的容易に対応することができ、また、多数の探針13を
備える探針ユニット27を比較的容易に形成することが
できる。
をプリント基板14に支持し、かつ固定することができ
る。この場合、プリント基板14の電極パッド29と探
針ユニット27の各探針13との電気的接続に、半田ボ
ールまたは予め電極パッド29に形成されたハンダ柱2
2に代えてボンディングワイヤを用いることができる。
しかしながら、電気測定における良好な高周波特性を得
る上で、ボンディングワイヤを用いるよりも、半田ボー
ル22を用いることが望ましい。
一金属材料で形成した例を示したが、各探針13に、前
記した第1および第2の金属材料からなる積層構造を採
用することができる。図1(d)および図1(e)に示
したように、絶縁膜24上に堆積された導電性材料26
のうち、エッチング孔25内および開口24a内を除く
絶縁膜24上の不要な部分が除去されると、その後、露
出する絶縁膜24上に、図4(a)に示されているよう
に、例えばカルナウバワックスあるいはポリイミド樹脂
のような接着性を有する材料からなる接着層32を介し
て、補強のために、第2の仮基板33が接着される。こ
の第2の仮基板33として、例えば厚さ寸法が350μ
m〜1mmのシリコン基板あるいはガラス基板を用いる
ことができる。
様なエッチング処理により、図4(b)に示すように、
第1の仮基板23が除去され、露出した導電性材料26
を芯部として、該芯部を覆う表層すなわち金属材料層3
4が形成される。第2の仮基板33は、第1の仮基板2
3の除去および第2の金属材料層34の形成のための取
り扱いを容易とするに充分な強度が保持される限り、所
望の厚さ寸法とすることができる。
で、絶縁膜24から突出する導電性材料すなわち芯部2
6の表面には、該芯部を覆う金属材料層34が例えば蒸
着法あるいはメッキ法により形成される。金属材料層3
4のうち、絶縁膜24上に堆積する不要な部分は、フォ
トリソ技術およびエッチング技術により、除去される。
または予め絶縁膜上にレジストを形成することで除去す
ることもできる。芯部26が導電性に優れた前記第1の
金属材料から選択された金属材料で形成されている場
合、この芯部26を覆う金属材料層34を硬度に優れた
前記第2の金属材料から選択された材料で形成すること
が望ましい。この例とは逆に、芯部26および金属材料
層34を前記第2の金属材料および前記第1の金属材料
でそれぞれ形成することができる。いずれにしても、芯
部26および金属材料層34をその一方が導電性に優
れ、他方が硬度に優れた特性を有する相互に異なる金属
材料で形成することにより、弾性および導電性に優れた
積層構造の探針13を形成することができる。
ように、接着層32および第2の仮基板33が除去さ
れ、露出する絶縁膜24の上面には、前記したと同様な
補強部28が形成される。また、必要に応じて、探針1
3の芯部26の基部が露出する絶縁膜24の前記上面
に、各探針13の前記基部に接続される配線路35をパ
ターニングすることができる。この配線路35のパター
ニングにより、探針13の基部位置の如何に拘わらず、
該探針に対応する電極パッド29に相対する29bを所
望位置に配置し、その所望位置で半田ボール22を介し
て各探針13をそれぞれに対応する電極パッド29と探
針ユニットの電極パッド29bに接続することができ
る。
応じて、絶縁膜24の上面に代えて、その下面すなわち
探針13が突出する面に形成することができる。
電性に優れた第1の金属材料と、硬度に優れた第2の金
属材料との2層構造とすることにより、各探針13に適
正な弾性と良好な導電性を確保することができる。
ト27が、半導体ウエハ11に集合的に形成された複数
の集積回路11aのそれぞれ1つに対応して形成されて
いる。これに代えて、図5に示されているように、1つ
の半導体ウエハ11に形成される集積回路11aの数に
一致する数または複数の数の探針ユニット27を半導体
ウエハ11の集積回路11aの配置パターンに対応して
基板36に作り込み、この基板36を前記したと同様な
プリント基板14に組み付け、これらをプローバカード
15としてプローバヘッド16に取り付けることができ
る。この基板36の上面または下面に、前記した複数の
探針ユニット27を取り巻く前記したと同様な補強部2
8を形成することができる。図5に示すようなプローバ
カード15を用いることにより、1枚の半導体ウエハ1
1上の全ての集積回路11aまたは複数の集積回路11
aについて、一括的にそれらの電気測定が可能となる。
形成するについて、金属材料層34の形成後に芯部26
を形成する例を示す。図6(a)に示されているよう
に、前記したと同様な仮基板23上に、フォトリソ技術
およびエッチング技術を用いて、測定すべき集積回路1
1aの前記各パッドに対応して形成された開口24aを
有する絶縁膜24が形成される。
膜またはシリコン窒化膜に代えて、シリコンカーバイド
(SiC)またはSiNHを用いることができる。この絶縁膜
24をエッチングマスクとして、仮基板23に前記した
と同様なエッチング孔25が形成される。
用いて図6(b)に示されているように、該エッチング
孔の内面および絶縁膜24の表面に金属材料層34が形
成される。このメッキ工程に先立って、従来よく知られ
たメッキのためのシード膜が所望箇所に形成され、この
シード膜上に金属材料層34が成長する。
に、前記した導電性材料26が金属材料層34の凹凸を
埋設するように堆積される。この導電性材料26の堆積
は、前記したと同様な成長方法で行うことができる。
26のうち、金属材料層34の凹所から突出する不要部
分の除去のために、図6(d)に示すように、絶縁膜2
4が露出するまで、前記したと同様な化学機械研磨を受
ける。その後、残存する導電性材料からなる芯部26お
よび金属材料層34の機械的特性の向上、歪み除去およ
び両金属26および34の密着性の向上を目的として、
加熱処理および冷却処理が施される。
強のための第2の絶縁膜37が絶縁膜24を覆うように
形成され、その後、絶縁膜37には、フォトリソおよび
エッチング技術を用いて、残存する芯部26の基部を露
出させるための開口37aが形成される。
は、図6(e)に示されているように、接着層32を介
して補強のための例えばガラス板からなる前記したと同
様な第2の仮基板33が接着される。この第2の仮基板
33を化学堆積法(CVD)を用いて絶縁膜37上に直
接的に成長させることができ、これにより接着層32を
不要とすることができる。
で、図6(f)に示されているように、前記したエッチ
ング技術を用いて仮基板23が除去される。仮基板23
の除去後、図6(g)に示されているように、絶縁膜3
7の上面には、前記したと同様な補強部28が形成さ
れ、これにより、プリント基板14への取付が可能の探
針ユニット27が形成される。図6に示した例では、金
属材料層34と、この金属材料層34の形成後、その内
方に形成される芯部26との積層構造を有する探針13
が形成され、これら探針13を支持する支持部は、絶縁
膜37により補強された絶縁膜24で構成される。絶縁
膜24により充分な支持強度が得られる場合、補強絶縁
膜37を不要とすることができる。また、絶縁膜24や
補強絶縁膜37により充分な支持強度が得られる場合は
支持枠28を不要とすることができる。
の先端が先細りの探針13を得ることができる。図7
(a)に示されているように、仮基板23を例えばシリ
コンあるいはゲルマニゥムのような結晶基板を用い、か
つその面方位および使用するエッチャントを選択するこ
とにより、絶縁膜24をマスクとする選択エッチング処
理で形成されるエッチング孔25の底面をテーパ状の先
細りとすることができる。
リコン結晶基板を用い、ウエットエッチング処理では、
例えばKOHのようなアルカリ性エッチング液を用いるこ
とにより、あるいはドライエッチング処理ではフッ素系
のガスのような等方性エッチングガスを用いることによ
り、エッチング孔25の底面を鋭角的あるいは鈍角的に
四角錐状に先細らせることができる。仮基板23は、面
方位(110)あるいは面方位(201)であっても、
前記したような先細りのエッチング孔25を得ることが
でき、これら面方位は、仮基板23の材料およびエッチ
ャントに応じて適宜選択することができる。
4上には、図6(b)〜図6(c)に示したと同様な工
程により、図7(b)に示されるように、金属材料層3
4が形成される。続いて、図7(c)に示されているよ
うに、金属材料層34と性質を異にする前記した導電性
材料26が堆積され、その後、図7(d)に示されてい
るように、絶縁膜24が露出するように、導電性材料2
6の不要部分が化学機械研磨あるいはエッチング処理を
受ける。この導電性材料26の不要部分の除去後、絶縁
膜24に、取り扱い時の補強のために、図7(e)に示
されているように、接着層32を介して第2の仮基板3
3が張り付けられ、図7(f)に示すとおり、第2の仮
基板33の補強下で、仮基板23が除去される。また、
接着層32および第2の仮基板33の除去後、露出する
絶縁膜24の上面には、図7(g)に示されているよう
に、補強部28が形成され、これにより先細りの先端を
有する探針13が設けられた探針ユニット27が形成さ
れる。
要に応じて、図6に示した具体例3におけると同様な補
強のための絶縁膜37を形成することができる。
り、集積回路11aの対応する前記各パッド上に残存す
る酸化膜等を各探針13の先端で突き破ることができ、
これにより各探針13を集積回路11aの対応する前記
各パッドに確実に接触させることが可能となる。
板33として、シリコン基板に比較して安価な石英基板
あるいはガラス基板を用いるのに好適な方法を示す。図
8(a)に示されているように、石英基板あるいはガラ
ス基板からなる仮基板33上には、前記したと同様な例
えばシリコン窒化膜からなる絶縁膜24が形成される。
この絶縁膜24上には、図8(b)に示されているよう
に、例えばポリイミドのような絶縁膜からなる第1の仮
基板23が形成される。
択的なエッチング処理のためのエッチングマスク24″
が形成される。このエッチングマスク24″には、フォ
トリソおよびエッチング技術により、集積回路11aの
前記各パッドに対応した前記したと同様な開口24a′
が形成される。
マスクとして、仮基板23および絶縁膜24がエッチン
グ処理を受けることにより、これらを貫通して、図8
(c)に示されているようなエッチング孔25が形成さ
れる。このエッチング孔25のエッチング処理では、第
2の仮基板33がエッチングストッパとして機能する。
に示されているように、前記したと同様な方法により、
例えば導電性に優れた導電性材料26が堆積される。エ
ッチング孔25内への導電性材料26の堆積後、図8
(e)に示されているように、仮基板23が除去され
る。続いて、図8(f)に示されているように、第2の
仮基板33が除去される。この第2の仮基板33の除去
により露出する絶縁膜24の一方の面には、前記したと
同様な補強部28が形成される。
26からなる多数の探針13が支持部となる絶縁膜24
により相互に結合されてなる前記したと同様な探針ユニ
ット27が形成される。各探針13の先端を、例えば電
解研磨あるいはイオンまたはプラズマの照射により、図
8(g)に示すように鋭端とすることができる。
例を示したが、図9ないし図14には、クランク状の変
形探針13の例を示す。
うに、例えばシリコン基板からなる仮基板23に例えば
ボロンナイトライド膜からなる絶縁膜24をエッチング
マスクとして、選択エッチング処理が施され、このエッ
チング処理により仮基板23に形成されたエッチング孔
25内には、金属材料層34aが形成され、その後、こ
の金属材料層34a内に導電性材料26aが充填される
ことにより、探針13の先端部となる第1の縦部13a
が形成される。この縦部13aの形成工程は、具体例4
についての図7(a)〜図7(d)に沿って説明したと
同様である。
26aおよび金属材料層34aの不要部分が除去される
ことにより、前記した縦部13aが形成された後、図9
(b)に示すように、金属材料層34aと同一材料から
なる導電層34bと、導電性材料26aと同一材料から
なる導電層26bがそれぞれ積層状態で形成される。さ
らに、これら導電層26bおよび導電層34bにより探
針13の横部13bを形成するためのレジストパターン
38が形成される。
スクとするエッチング処理により、導電層26aおよび
導電層34bの不要部分を除去することにより、図9
(c)に示すとおり、縦部13aにその一端で連続する
横部13bが形成される。さらに、レジストパターン3
8の除去後、この横部13bを埋設すべく、仮基板23
と同様な絶縁材料からなる絶縁層39および前記した各
探針13のための支持部となる絶縁膜24′が順次積層
される。
うに、探針13の第2の縦部を形成するためのレジスト
パターン40が形成され、このレジストパターン40を
エッチングマスクとして、絶縁膜24′およびその下の
絶縁層39を経て導電層26bに至るエッチング孔2
5′が形成される。
ターン40が除去され、エッチング孔25′内には、図
7(b)および図7(c)に沿って具体例4で説明した
と同様に、図9(e)に示されているように、金属材料
層34aと同一材料からなる導電層34cおよび導電性
材料26aと同一材料からなる導電層26cが形成され
る。
成後、絶縁膜24′が露出するまでこれらの不要部分が
化学機械研磨あるいはエッチング処理により除去され
る。これら導電層26aおよび金属材料層34cの不要
部分の除去により、その残存部により、図9(f)に示
されているように、横部13bの他端に連続する第2の
縦部13cが形成される。
24および絶縁層39が除去され、また、支持部となる
絶縁膜24′の上面に前記したと同様な補強部28が形
成されることにより、横部13bと、該横部の両端から
互いに相離れる方向へ該横部とほぼ90度に伸長する第
1および第2の縦部13aおよび13cとからなる屈曲
したクランク状の探針13を備える探針ユニット27が
形成される。
4′は、必要に応じて、シリコン窒化膜、ボロンナイト
ライド膜、シリコン酸化膜、石英、ガラス、セラミック
あるいは合成樹脂材料で補強することができる。
との製造過程を反復しかつ横部13bの伸長方向を第2
の縦部13cの長手方向と直角な平面上で順次回転させ
ることにより、螺旋状の探針13を形成することができ
る。
端が半導体ウエハ11に押し付けられたとき、その横部
13bがたわみ変形を生じることにより、好適な弾性を
示す。また、図示のとおり、導電性に優れた第1の金属
材料と硬度に優れた第2の金属材料との組み合わせ(2
6および34)により、優れた導電性に加えて、より一
層優れた弾性を示す良好な探針13を得ることができ
る。
ンク状の探針13の他の形成方法を示す。具体例6の例
を示す図9(a)に沿って説明したと同様に、図10
(a)に示されているように、例えばシリコン基板から
なる仮基板23に例えばボロンナイトライド膜からなる
絶縁膜24をエッチングマスクとして、選択エッチング
処理が施され、このエッチング処理により仮基板23に
形成されたエッチング孔25内には、金属材料層34a
が形成され、その後、この金属材料層34a内に導電性
材料26aが充填され、それらの不要部分が除去される
ことにより、探針13の先端部となる第1の縦部13a
が形成される。絶縁膜24は、ボロンナイトライド膜に
代えて、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、BPSG
膜、HTO膜、アルミナ膜等を適宜用いることができ
る。
する縦部13aの基端を含む絶縁膜24上には、図10
(a)に示すように、絶縁体積層41が形成される。こ
の絶縁体積層41は、後述する導電層34bおよび導電
層26bの不要部分の除去のためのエッチング処理時に
エッチングストッパとして機能する例えばシリコン窒化
膜のような絶縁材料からなるストッパ層41aと、該ス
トッパ層を間に挟んで形成されかつ該ストッパ層と異な
る被エッチング特性を示す例えばシリコンのような絶縁
材料からなる一対の絶縁層41bとで構成されている。
この絶縁体積層41上には、探針13の横部13bを形
成するためのパターニングを受けたフォトレジスト42
が形成され、このフォトレジスト42をマスクとして絶
縁体積層41にエッチング処理が施される。絶縁体積層
41への前記したエッチング処理により、絶縁体積層4
1には図10(b)に示すように、縦部13aの基端を
露出させるエッチング孔25″が形成される。
(c)に示されているように、絶縁体積層41上および
エッチング孔25″の壁面に沿って、前記したと同様な
導電層34bおよび導電層26bが、順次積層される。
に、例えばエッチングにより、ストッパ層41aが露出
するように、導電層26bおよび導電層34bの不要な
部分が上方の絶縁層41bと共に、除去される。これに
より、一端で縦部13aに連続する横部13bが形成さ
れる。
パ層41a上には、図10(e)に示されているよう
に、絶縁層39と、該絶縁膜のエッチング処理時にエッ
チングマスクとして機能しかつ探針13のための支持部
として機能する絶縁膜24′とが、順次、積層される。
絶縁膜24′が第2の縦部13cのためのパターニング
を受けた後、この絶縁膜24′をエッチングマスクとし
て、絶縁層39にエッチング孔25′が形成される。こ
のエッチング孔25′は、図10(e)に示されている
とおり、横部13bの他端で該横部に開放する。
(f)に示されているように、エッチング孔25′内お
よび絶縁膜24′上には、前記したと同様な金属材料層
34cおよび導電性材料26cが、順次積層される。
に、例えばエッチングにより、絶縁膜24′が露出する
ように、導電層26cおよび導電層34cの不要な部分
が除去される。これにより、横部13bに該横部の他端
で連続する第2の縦部13cが形成される。
上に、補強用絶縁膜37が形成されている。この絶縁膜
37の形成後、不要な絶縁層39、ストッパ層41a、
絶縁層41b、絶縁膜24および仮基板23が、エッチ
ング処理により除去され、また、図11(h)に示され
ているように、絶縁膜37上に前記したと同様な枠状の
補強部28が形成される。これにより、横部13bおよ
び一対の縦部13aおよび13cを有するクランク状の
探針13を備える探針ユニット27が形成される。
13bが、板状の積層体で形成されたが、具体例7によ
れば、横部13bの形成が縦部13aおよび13cと同
一工程を経ることから、これらと同一構成で形成され
る。従って、強度的には、具体例7の例が一層好まし
い。
体例8は、探針13の各部13a、13bおよび13c
の芯部(26)および表層(34)のそれぞれを一体に
形成する例を示す。
したと同様な例えばシリコン基板からなる仮基板23上
に、例えばシリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜から
なる絶縁膜24を形成し、その後、前記したフォトレジ
スト(図示せず)をエッチングマスクとして絶縁膜24
に開口24aを形成する。この開口24aが形成された
絶縁膜24をエッチングマスクとして、仮基板23に選
択エッチング処理が施される。このエッチング処理によ
り仮基板23には、探針13の縦部13aのためのエッ
チング孔25が形成される。
ッチング孔25内を含む絶縁膜24上に、図12(b)
に示すように、例えばポリイミドのような耐熱性を有す
る樹脂膜あるいはスピンオンガラス(SOG)膜からな
る埋め戻し膜43aが形成される。ポリイミドからなる
埋め戻し膜43aは、ポリイミド液がエッチング孔25
内を満たすように、このポリイミド液を絶縁膜24上に
塗布した後、これを加熱することにより、形成すること
ができる。
に溢れた不要な部分を除去すべく、絶縁膜24が露出す
るまで、この不要部分がエッチングあるいは化学機械研
磨を受ける。エッチング孔25を埋め戻し膜43aで埋
め戻して形成された平坦な絶縁膜24上には、図12
(c)に示すように、絶縁体積層41が形成される。こ
の絶縁体積層41は、後述する横部13bのためのエッ
チング孔25″を埋め戻す埋め戻し膜(43b)の不要
部分の除去のためのエッチング処理時にエッチングスト
ッパとして機能する例えばシリコン窒化膜のような絶縁
材料からなるストッパ層41aと、該ストッパ層を間に
挟んで形成されかつ該ストッパ層と異なる被エッチング
特性を示す例えばシリコンのような絶縁材料からなる一
対の絶縁層41bとで構成されている。
部13bを形成するためのパターニングを受けたフォト
レジスト42が形成され、このフォトレジスト42をマ
スクとして絶縁体積層41に酸素プラズマを用いてエッ
チング処理が施される。絶縁体積層41への前記したエ
ッチング処理により、絶縁体積層41には図12(c)
に示すように、エッチング孔25内に残存する埋め戻し
膜43aを露出させるエッチング孔25″が形成され
る。
2(d)で示すように、前記したと同様な埋め戻し膜4
3bが絶縁体積層41上に堆積される。この埋め戻し膜
43bの不要部分を除去すべく、例えばエッチングによ
り、その不要部分が上方の絶縁層41bと共に、除去さ
れる。これにより、図12(e)に示されているよう
に、絶縁体積層41の下方の絶縁層41aが露出し、エ
ッチング孔25″内に残存する埋め戻し膜43bと共に
平坦な平面が形成される。
坦面上には、図12(f)に示されているように、絶縁
層39と、探針13のための支持部として機能する絶縁
膜24′とが、順次、積層される。絶縁膜24′および
絶縁層39が、絶縁膜24′上に形成されかつ第2の縦
部13cのためのパターニングを受けたフォトレジスト
42をエッチングマスクとして、エッチング処理を受
け、これによりエッチング孔25′が形成される。この
エッチング孔25′は、図12(f)に示されていると
おり、横部13bのための埋め戻し膜43bの他端でこ
れに開放する。
に、フォトレジスト42が除去され、さらに、例えばプ
ラズマエッチング処理等を用いて、エッチング孔25′
およびエッチング孔25内のポリイミドからなる埋め戻
し膜43bおよび埋め戻し膜43aが除去される。これ
ら埋め戻し膜43aおよび43bの除去により、クラン
ク状の探針13のための連続する孔25(25、25′
および25″)が形成される。
5″)の内壁および絶縁膜24′の表面には、例えばメ
ッキ法を用いて、図13(h)に示されているように、
金属材料層34が形成され、さらにその内方を充填すべ
く導電性材料26が堆積される。金属材料層34および
導電性材料26の堆積には、CVD法あるいはメッキ法
またはスパッタ法等を適宜用いることができる。
に、例えばエッチングにより、絶縁膜24′が露出する
ように、導電性材料26および金属材料層34の不要な
部分が除去される。これにより、連続する孔25(2
5、25′および25″)に、芯部26および表層34
のそれぞれが第1の縦部13a、横部13bおよび第2
の縦部13cに連続して形成される。
上に、補強用絶縁膜37が形成され、また、この絶縁膜
37上に前記したと同様な枠状の補強部28が形成され
る。この絶縁膜37および補強部28の形成後、不要な
絶縁層39、ストッパ層41a、絶縁層41b、絶縁膜
24および仮基板23が、エッチング処理により除去さ
れ、これにより、図13(k)に示されているように、
横部13bおよび一対の縦部13aおよび13cを有す
るクランク状の探針13を備える探針ユニット27が形
成される。
図13(k)に仮想線で示されているように、絶縁膜2
4′に所定の膜厚部分(39)を残すことにより、この
残存する絶縁層39を絶縁膜24′および絶縁膜37か
らなる支持部の補強部とすることができる。支持部をこ
のような多層構造(絶縁膜24′、37および39)と
することにより、各膜の特性の組み合わせによる支持部
の強度の向上を図ることができ、また反りや撓みのない
平坦な支持部が得られる。さらに、必要に応じて、支持
部を構成する絶縁層39の下面にも補強部28を設ける
ことができる。
13bおよび一対の縦部13aおよび13cで、芯部2
6および表層34がそれぞれ連続的に形成されることか
ら、機械的強度特性の安定した探針13を得ることがで
きる。
針13の芯部26′が非金属材料からなる例を示す。図
14(a)に示すように、例えば、シリコン、石英、あ
るいはサファイアのような基板材料からなる前記したと
同様な仮基板33上に、例えばポリイミドのような絶縁
材料からなる仮基板23が形成される。この仮基板23
の厚さ寸法は、探針13の長さ寸法に応じて、適宜選択
されるが、例えば、20μm〜2mmとすることができ
る。このようなポリイミド膜(23)は、仮基板33上
にポリイミド樹脂を塗布した後、これに100℃〜40
0℃の温度で、30分〜2時間程度の加熱熱処理を施す
ことにより、形成することができる。より厚さ寸法の大
きな仮基板23は、前記した仮基板23の形成工程を反
復することにより、比較的容易に得ることができる。
ターニングを受けた絶縁膜24″が形成される。この絶
縁膜24″をエッチングマスクとして、仮基板23がエ
ッチングを受ける。この仮基板23のエッチング処理に
より、図14(b)に示されているように、仮基板23
の絶縁膜24″に対応した部分により、複数の芯部2
6′が形成される。各芯部26′上に残存する絶縁膜2
4″は、例えば絶縁膜がシリコンの場合はフッ素系ガス
により、除去される。但し残置してもよい。
いるように、金属材料層34により覆われる。この金属
膜34は、例えば前記した導電性に優れた金属材料層で
構成することができ、また、該金属材料層と、前記した
硬度に優れた金属材料層との積層構造とすることができ
る。この金属材料層34の形成により、非金属材料から
なる芯部26′および該芯部を覆う金属材料層34から
なる複数の探針13が形成される。
ように、各探針13の基部を覆う絶縁膜24が形成され
る。この絶縁膜24の形成により、複数の探針13は、
一体的に結合されることから、支持部として機能する。
絶縁膜24は、その強度および平坦度を高める上で、前
記したような多層構造とすることができる。
33が除去され、絶縁膜24上には、前記したと同様な
枠状の補強部28が形成される。この絶縁膜37および
補強部28の形成により、図14(d)に示すように、
非金属材料からなる芯部26′を有する探針13を備え
る探針ユニット27が形成されるが、図14(e)に示
されているように、各探針13の芯部26′の基部を部
分的に除去した後、この除去部分に金属材料層34′を
埋め込むことができる。金属材料層34′の埋め込みに
より、半田ボール22を用いた探針13と前記プリント
基板14の前記電極パッド29との電気接続に、より安
定した電気特性を実現することが可能となる。
ば、各探針13の芯部26′が樹脂材料のような非金属
材料からなることから、各探針13の長さ寸法を比較的
長く設定することが可能となり、また弾力性に富んだ探
針13が得られる。また、芯部26′をポリイミドで形
成することにより、より弾力性を高め、折れ難い探針1
3を得ることができる。
は、長さ寸法の大きな探針13を形成するのに有利な例
を示す。図15(a)に示すように、具体例5の図8
(a)〜図8(d)に示したと同様の手順により、仮基
板33上には、前記したと同様な例えばシリコン窒化膜
からなる絶縁膜24が形成される。絶縁膜24の厚さ寸
法は、0.3μm〜1μmに設定されたが、その厚さ寸
法は、必要に応じて増減することができる。この絶縁膜
24上には、図8(b)に示されているように、例えば
ポリイミドのような絶縁膜からなる第1の仮基板23が
形成される。このポリイミドからなる仮基板23の厚さ
寸法は、10μm〜3mmに設定されたが、必要に応じ
て、増減することができる。
ング技術により、集積回路11aの前記各パッドに対応
したエッチング孔25が形成され、このエッチング孔2
5内には、前記したと同様な方法により、例えば導電性
に優れた導電性材料26が堆積される。
に、仮基板23と同一材料からなる絶縁層23′が積層
され、該絶縁層上には、エッチング孔25を形成したと
同様なエッチングマスク24″が形成される。
縁層23′にエッチングが施されることにより、図15
(c)に示されているように、エッチング孔25に整合
するエッチング孔25′が形成される。このエッチング
孔25に整合するエッチング孔25′に新たな導電性材
料26が堆積され、先の導電性材料26と一体的な探針
13が形成される。新たな導電性材料26を先の導電性
材料26と異なる金属材料とすることができるが、より
強固に一体的に結合された探針13を得る上で、両者を
同一材料で構成することが望ましい。
層、該積層へのエッチング処理およびこのエッチング処
理による先のエッチング孔に整合する新たなエッチング
孔の形成およびこの新たなエッチング孔への新たな導電
性材料の堆積の工程を繰り返すことにより、さらに長寸
の探針13を形成することができる。
23′および23が除去され、続いて仮基板33が除去
される。これら仮基板の除去後、図15(d)に示され
ているように、前記したと同様な補強部28が形成され
る。この補強部28の完成により、導電性材料26から
なる多数の長針の探針13が支持部となる絶縁膜24に
より相互に結合されてなる探針ユニット27が形成され
る。
部26′が非金属である合成樹脂材料からなるクランク
状の探針13を形成する方法を示す。前記したと同様な
仮基板33上に、例えば5μm〜100μmの厚さ寸法
を有する感光性ポリイミド層44aが堆積される。この
感光性ポリイミド層44aの厚さ寸法は、これを多層で
形成することにより、必要に応じて、さらに増大させる
ことができる。図示の例では、ポジ型の感光性ポリイミ
ド層44aが用いられている。感光性ポリイミド層44
aにネガ型を用いることもできるが、以下では、ポジ型
を用いた例に沿って説明する。
の芯部分を形成するためのマスク45aを用いて、紫外
線46による選択露光を受ける。露光後の現像処理によ
り、感光性ポリイミド層44aの不要部分が除去され、
図16(b)に示すように、仮基板33上には、縦部1
3aのための芯部44aが形成される。必要により芯部
44aを加熱処理をして現像液に不溶解とする。
示すように、芯部44aの頂部を露出させて、非感光性
の合成樹脂あるいは絶縁膜からなる埋め込み層47が形
成される。さらに、埋め込み層47上には、該埋め込み
層から突出する芯部44aを埋設するように、新たな感
光性ポリイミド層44bが形成される。必要によりその
後加熱する。この感光性ポリイミド層44bは、横部1
3bの芯部分を形成するためのマスク45bを用いて、
紫外線46による選択露光を受ける。露光後の現像処理
により、感光性ポリイミド層44bの不要部分が除去さ
れ、図16(d)に示すように、埋め込み層47上に
は、芯部44aに連結された芯部44bが形成される。
に、埋め込み層47上に感光性ポリイミド層44cが形
成される。この感光性ポリイミド層44cにより、芯部
44bは埋設される。感光性ポリイミド層44cは、縦
部13cの芯部分を形成するためのマスク45cを用い
て、紫外線46による選択露光を受ける。この露光後の
現像処理により、図17(f)に示されているように、
芯部44bに結合された芯部44cが形成される。その
後、必要により加熱処理をして現像液に不溶解とする。
その後、埋め込み層47が除去され、この埋め込み層4
7の除去後に残存するポリイミドからなる芯部44a、
44bおよび44cは、例えば200℃〜400℃で約
1時間の加熱処理を受ける。
4が形成され、この芯部44を覆うように金属材料層3
4が形成され、これによりクランク状の探針13が形成
される。さらに、仮基板33上には、複数の探針13を
結合するための前記したと同様な支持部となる絶縁膜2
4が形成される。この絶縁膜24の形成後、仮基板33
が除去され、必要に応じて、絶縁膜24上に補強部28
が形成され、これにより、図17(g)に示すように、
探針ユニット27が形成される。
状の探針13は、その材質的特性および形状構造的特性
により、格別に優れた弾性を示す。
探針13を金属材料層34で形成するについて、金属材
料層34の形成後に各探針部以外をエッチング除去して
形成する例を示す。図18(a)に示すように、仮基板
33上には導電材料26が形成される。導電材料はアル
ミニューム、アルミニューム合金、Cu、などの金属や
半導体材料のシリコンなども用いることができる。その
後、各探針を形成する部分をエッチングマスク材24で
形成する。図18(b)に示すように、このエッチング
マスク材料24をエッチングマスクとして導電材料26
をエッチングし、その不要部分およびマスク材料24を
除去することにより、導電材料26の柱を形成する。
に示すように、仮埋め込み材料23を形成して導電材料
26の柱と仮埋め込み材料23の平坦表面を形成する。
仮埋め込み材料はポリイミド樹脂などを用いた。平坦表
面の形成はCMP法や前面エッチングなどにより行っ
た。その後、図18(d)に示すように、平坦表面上に
第2の導電材料26′を形成する。その第2の導電材料
26′の上に図19(e)に示すようにエッチングマス
ク材料24′を下層の導電材料26に正確に重ね合わせ
るように形成する。
チングマスク24′をマスクにして、第2の導電材料2
6′をエッチングする。仮埋め込み材料23が露出した
ら図19(g)に示すように、仮埋め込み材料23を除
去する。その後、導電材料26と26′を支持する絶縁
材料24を形成する。絶縁材料はシリコン酸化膜やシリ
コン窒化膜などにより形成した。
を全部除去しないで一部残置し、この残置された仮埋め
込み材料23で形成する方法を用いることができる。そ
の場合、仮埋め込み材料は前記シリコン酸化膜やシリコ
ン窒化膜などを用いる。支持絶縁材料24の形成後に仮
基板33を除去して図19(h)に示すように支持枠2
8を形成する。なお図示しないが、図19(h)に示す
探針ユニットの探針である導電材料26の基部の裏面に
は、再配線層を形成して前記導電材料26の基部から引
き出し線と電極パッドを形成しておく。以上により、探
針ユニットが形成される。
るプローバについて説明したが、本発明に係る探針13
は、半導体装置のバーンイン等に使用するプローバに適
用することができる。
体製造技術に用いられるフォトリソ技術を利用して探針
が形成されることから、半導体集積回路の微細化に追従
して、該半導体回路の接続端子に対応する探針を適正に
形成することが可能となり、またこれら多数の探針を接
続する支持部を絶縁材料の成長により形成することがで
きることから、多数の探針を一括的に支持部に結合する
ことができ、従って、個々の探針についてのボンディン
グ工程を不要とすることができることから、比較的容易
に高い集積度で形成された半導体ICの電気特性試験に
好適なプローバを比較的容易に形成することができる。
により、各探針が支持部に確実に支持されかつ適正な弾
性を示すことから、高集積度で形成された半導体ICの
電気特性試験あるいは負荷試験であるバーンイン試験等
を高い信頼性で正確に行うことが可能となる。
1)を示す製造工程図である。
に示す断面図である。
ある。
2)を示す製造工程図である。
である。
3)を示す製造工程図である。
4)を示す製造工程図である。
5)を示す製造工程図である。
6)を示す製造工程図である。
例7)を示す製造工程図(その1)である。
例7)を示す製造工程図(その2)である。
例8)を示す製造工程図(その1)である。
例8)を示す製造工程図(その2)である。
例9)を示す製造工程図である。
例10)を示す製造工程図である。
例11)を示す製造工程図(その1)である。
例11)を示す製造工程図(その2)である。
例12)を示す製造工程図(その1)である。
例12)を示す製造工程図(その2)である。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体集積回路の電気特性の測定のため
に該集積回路の接続端子に伸びる複数の探針を備えるプ
ローバの製造方法であって、仮基板上に所定厚さの絶縁
膜を形成すること、前記絶縁膜の探針を設けるべき各位
置に開口を形成すること、前記絶縁膜をエッチングマス
クとして前記仮基板にエッチング処理を施して前記探針
のための複数の孔を前記仮基板に形成すること、前記各
開口及び各孔内に前記探針のための材料を成長させるこ
と、前記絶縁膜を成長した探針を相互に結合する支持部
として該支持部で結合された各探針を露出させるべく前
記仮基板を除去することを含むプローバの製造方法。 - 【請求項2】 前記探針のための材料として第1の金属
材料を用い、前記仮基板の除去後に前記露出した各探針
上に、前記第1の金属材料より導電性及び硬度のいずれ
か一方が大きい第2の金属材料を被覆することを特徴と
する請求項1記載のプローバの製造方法。 - 【請求項3】 前記仮基板に形成した各孔及び前記開口
の内面に、メッキ処理により金属層を形成し、その後前
記各開口及び各孔内に前記探針のための材料を成長させ
ることを特徴とする請求項1記載のプローバの製造方
法。 - 【請求項4】 半導体集積回路の電気特性の測定のため
に該集積回路の接続端子に伸びる複数の探針を備えるプ
ローバの製造方法であって、仮基板上に金属材料を形成
すること、該金属材料上にフォトリソ技術により形成さ
れたマスクを用い、前記金属材料を部分的に除去するこ
とにより、残存する前記金属材料部分で前記探針のため
の複数の金属材料探針を前記仮基板に形成すること、前
記仮基板に形成された探針を相互に結合する支持部を絶
縁材料の成長により形成すること、前記支持部で結合さ
れた各探針を露出させるべく前記仮基板を除去すること
を含むプローバの製造方法。 - 【請求項5】 半導体集積回路の電気特性の測定のため
に該集積回路の接続端子に伸びる複数の探針を備えるプ
ローバの製造方法であって、仮基板上に樹脂材料層を形
成すること、該樹脂材料層上にフォトリソ技術により形
成されたマスクを用い、前記樹脂材料層を部分的に除去
することにより、残存する前記樹脂材料層部分で前記探
針のための複数の芯部を前記仮基板に形成すること、該
芯部の表面のそれぞれを覆う金属材料層を形成するこ
と、前記芯部および前記金属材料層で構成される各探針
の基部近傍で該探針を相互に結合する支持部を前記仮基
板上への絶縁材料の成長により形成すること、前記各探
針の基部の端面を露出させるべく、前記仮基板を除去す
ることを含むプローバの製造方法。
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