JP3377985B2 - 仮想投機取引ゲームシステム、仮想投機取引ゲームの制御方法及び情報記憶媒体 - Google Patents

仮想投機取引ゲームシステム、仮想投機取引ゲームの制御方法及び情報記憶媒体

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JP3377985B2
JP3377985B2 JP2000274821A JP2000274821A JP3377985B2 JP 3377985 B2 JP3377985 B2 JP 3377985B2 JP 2000274821 A JP2000274821 A JP 2000274821A JP 2000274821 A JP2000274821 A JP 2000274821A JP 3377985 B2 JP3377985 B2 JP 3377985B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は仮想投機取引ゲーム
システム、仮想投機取引ゲーム提供方法及び情報記憶媒
体に関し、特に現実世界における投機対象の市場状況を
表す市場データに基づいてプレイヤが仮想的な投機取引
を楽しむ仮想投機取引ゲームを公正に実現するための技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より株取引をテーマにした各種ゲー
ムソフトウェアが知られており、特に最近では、証券取
引所や証券会社から配信される本物の株式市場データを
用いることにより、世に実在する株式銘柄を、現実の相
場にほぼ対応した価格で仮想売買することができるよう
にした仮想株取引ゲームシステムが人気を博している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ゲーム
システムで利用される株式市場データは現実の株式市場
状況からある程度のタイムラグ(例えば20分)を経て
送信されたものである。このため、ゲームシステムで利
用される株式市場データが表す株式市場状況よりも新し
い株式市場状況を知るプレイヤは、不正に仮想売買を繰
り返して確実に好ゲーム成績を収めることができてしま
う。そして、このような不正を放置していては、ゲーム
システムの魅力を損なう。また、ゲームシステムの中に
は成績優秀者に賞品等を授与するようにしたものもある
が、不正を黙認して賞品等を授与したのでは、プレイヤ
の信頼を裏切ることになる。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、現実世界における投機対象の市場
状況を表す市場データに基づいてプレイヤが仮想的な投
機取引を楽しむ仮想投機取引ゲームを公正に実現するこ
とのできる仮想投機取引ゲームシステム、仮想投機取引
ゲーム提供方法及び情報記憶媒体を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記課題を解決す
るために、本発明に係る仮想投機取引ゲームシステム
は、現実世界における投機対象の市場状況を表す市場デ
ータに基づき、プレイヤが仮想的な投機取引を楽しむ仮
想投機取引ゲームシステムにおいて、前記市場データを
順次取得する市場データ取得手段と、プレイヤから投機
対象を特定した買い注文を受け付け、同プレイヤに同投
機対象を仮想的に購入させるとともに、前記市場データ
に基づき、その約定価格を決定する投機対象購入手段
と、プレイヤから投機対象を特定した売り注文を受け付
け、同プレイヤに同投機対象を仮想的に売却させるとと
もに、前記市場データに基づき、その約定価格を決定す
る投機対象売却手段と、プレイヤから売り注文を受け付
ける際、その売り注文の受付時刻が同一の投機対象を特
定した同一プレイヤからの過去の買い注文の受付時刻か
ら所定時間を経過していないものである場合に、同売り
注文に基づく仮想的な投機対象の売却を制限させる投機
対象売却制限手段と、を含むことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る仮想投機取引ゲーム提
供方法は、現実世界における投機対象の市場状況を表す
市場データに基づき、プレイヤが仮想的な投機取引を楽
しむ仮想投機取引ゲームを提供する仮想投機取引ゲーム
提供方法において、前記市場データを順次取得する市場
データ取得ステップと、プレイヤから投機対象を特定し
た買い注文を受け付け、同プレイヤに同投機対象を仮想
的に購入させるとともに、前記市場データに基づき、そ
の約定価格を決定する投機対象購入ステップと、プレイ
ヤから投機対象を特定した売り注文を受け付け、同プレ
イヤに同投機対象を仮想的に売却させるとともに、前記
市場データに基づき、その約定価格を決定する投機対象
売却ステップと、プレイヤから売り注文を受け付ける
際、その売り注文の受付時刻が同一の投機対象を特定し
た同一プレイヤからの過去の買い注文の受付時刻から所
定時間を経過していないものである場合に、同売り注文
に基づく仮想的な投機対象の売却を制限させる投機対象
売却制限ステップと、を含むことを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る情報記憶媒体は、現実
世界における投機対象の市場状況を表す市場データに基
づき、プレイヤが仮想的な投機取引を楽しむ仮想投機取
引ゲームを提供するためのプログラムを記憶した情報記
憶媒体において、前記市場データを順次取得する市場デ
ータ取得ステップと、プレイヤから投機対象を特定した
買い注文を受け付け、同プレイヤに同投機対象を仮想的
に購入させるとともに、前記市場データに基づき、その
約定価格を決定する投機対象購入ステップと、プレイヤ
から投機対象を特定した売り注文を受け付け、同プレイ
ヤに同投機対象を仮想的に売却させるとともに、前記市
場データに基づき、その約定価格を決定する投機対象売
却ステップと、プレイヤから売り注文を受け付ける際、
その売り注文の受付時刻が同一の投機対象を特定した同
一プレイヤからの過去の買い注文の受付時刻から所定時
間を経過していないものである場合に、同売り注文に基
づく仮想的な投機対象の売却を制限させる投機対象売却
制限ステップと、をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記憶したものである。
【0008】本発明では、株式市場、不動産取引市場、
為替市場、先物取引市場等の各種市場の状況を表す市場
データに基づき、プレイヤが仮想的な投機取引を楽しむ
仮想投機取引ゲームが提供される。このとき、投機対象
売買の際の約定価格は、取得される市場データに基づい
て決定されるようになっている。本発明では、特にプレ
イヤから売り注文を受け付ける際、その売り注文の受付
時刻が同一の投機対象を特定した同一プレイヤからの過
去の買い注文の受付時刻から所定時間を経過していない
場合、その売り注文に基づく仮想的な投機対象の売却を
制限させるようにしている。このため、ゲーム空間にお
ける未来の市場状況を知り、値上がり確実な投機対象を
購入し、直ちに売却するという不正を防ぐことができ
る。
【0009】なお、売却を制限する際の基準となる前記
所定時間は、例えば実時間の市場状況と前記市場データ
が表す市場状況との時間差に対応して設定されるように
すればよい。また、仮想的な投機対象の売却が制限され
る場合に、不正が制限されている旨のメッセージをプレ
イヤに報知するのも好適である。
【0010】また、本発明の一態様として、プレイヤか
らの買い注文の受付時刻を記憶する買い注文受付時刻記
憶手段と、プレイヤからの売り注文の受付時刻を取得す
る売り注文受付時刻取得手段と、をさらに含むようにし
て、前記投機対象売却制限手段が、売り注文の受付時刻
が同一の投機対象を特定した同一プレイヤからの過去の
買い注文の受付時刻から所定時間を経過しているか否か
を、前記売り注文受付時刻取得手段により取得される受
付時刻と前記買い注文受付時刻記憶手段に記憶される受
付時刻とに基づいて判断するようにしてもよい。
【0011】さらに、本発明の一態様では、プレイヤか
ら買い注文を受け付ける際、その買い注文の受付時刻が
同一の投機対象を特定した同一プレイヤからの過去の売
り注文の受付時刻から所定時間を経過していないもので
ある場合に、同買い注文に基づく仮想的な投機対象の購
入を制限させる投機対象購入制限手段をさらに含む。
【0012】この態様によれば、特にプレイヤから買い
注文を受け付ける際、その買い注文の受付時刻が同一の
投機対象を特定した同一プレイヤからの過去の売り注文
の受付時刻から所定時間を経過していない場合、その買
い注文に基づく仮想的な投機対象の購入を制限させるよ
うにしている。このため、ゲーム空間における未来の市
場状況を知り、値下がり確実な投機対象を売却し、直ち
に買い戻すという不正を防ぐことができる。
【0013】なお、カラ売り注文が受け付けられた場合
に、その売り注文の受付時刻から所定時間を経過する前
になされる同一プレイヤからの買い注文に基づく、同一
の投機対象の仮想的な購入を制限させるようにすれば、
カラ売りに絡んで不正が行われることを防止できる。ま
た、前記所定時間は、例えば実時間の市場状況と前記市
場データが表す市場状況との時間差に対応して設定され
るようにすればよい。さらに、仮想的な投機対象の購入
が制限される場合に、不正が制限されている旨のメッセ
ージをプレイヤに報知するようにしても好適である。
【0014】また、本発明の一態様として、プレイヤか
らの売り注文の受付時刻を記憶する売り注文受付時刻記
憶手段と、プレイヤからの買い注文の受付時刻を取得す
る買い注文受付時刻取得手段と、をさらに含むようにし
て、前記前記投機対象購入制限手段が、買い注文の受付
時刻が同一の投機対象を特定した同一プレイヤからの過
去の売り注文の受付時刻から所定時間を経過しているか
否かを、前記買い注文受付時刻取得手段により取得され
る受付時刻と前記売り注文受付時刻記憶手段に記憶され
る受付時刻とに基づいて判断するようにしてもよい。
【0015】(2)また、本発明に係る仮想投機取引ゲ
ームシステムは、現実世界における投機対象の市場状況
を表す市場データに基づき、プレイヤが仮想的な投機取
引を楽しむ仮想投機取引ゲームシステムにおいて、前記
市場データを順次取得する市場データ取得手段と、プレ
イヤから投機対象の買い注文を受け付ける買い注文受付
手段と、該買い注文の受付時刻から所定時間を経過して
取得される前記市場データに基づいて該買い注文に対す
る約定価格を決定する買い注文約定価格決定手段と、前
記買い注文に応じてプレイヤに投機対象を仮想的に購入
させるとともに、その約定価格を前記買い注文約定価格
決定手段により決定される約定価格とする投機対象購入
手段と、を含むことを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る仮想投機取引ゲーム提
供方法は、現実世界における投機対象の市場状況を表す
市場データに基づき、プレイヤが仮想的な投機取引を楽
しむ仮想投機取引ゲームを提供する仮想投機取引ゲーム
提供方法において、前記市場データを順次取得する市場
データ取得ステップと、プレイヤから投機対象の買い注
文を受け付ける買い注文受付ステップと、該買い注文の
受付時刻から所定時間を経過して取得される前記市場デ
ータに基づいて該買い注文に対する約定価格を決定する
買い注文約定価格決定ステップと、前記買い注文に応じ
てプレイヤに投機対象を仮想的に購入させるとともに、
その約定価格を前記買い注文約定価格決定ステップで決
定される約定価格とする投機対象購入ステップと、を含
むことを特徴とする。
【0017】さらに、本発明に係る情報記憶媒体は、現
実世界における投機対象の市場状況を表す市場データに
基づき、プレイヤが仮想的な投機取引を楽しむ仮想投機
取引ゲームを提供するためのプログラムを記憶した情報
記憶媒体であって、前記市場データを順次取得する市場
データ取得ステップと、プレイヤから投機対象の買い注
文を受け付ける買い注文受付ステップと、該買い注文の
受付時刻から所定時間を経過して取得される前記市場デ
ータに基づいて該買い注文に対する約定価格を決定する
買い注文約定価格決定ステップと、前記買い注文に応じ
てプレイヤに投機対象を仮想的に購入させるとともに、
その約定価格を前記買い注文約定価格決定ステップで決
定される約定価格とする投機対象購入ステップと、をコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したも
のである。
【0018】本発明によれば、プレイヤが買い注文を出
しても、その時点で取得されている市場データに基づい
て約定価格が直ちに決定されるのではなく、所定時間を
経過して取得される市場データに基づいて決定される。
例えば、前記所定時間を実時間の市場状況と前記市場デ
ータが表す市場状況との時間差に対応して設定するよう
にすれば、プレイヤが実時間の市場状況を知って直ちに
買い注文を出したとしても、その買い注文に対する約定
価格の決定は、買い注文を出した時点の現実の市場状況
を表す市場データに基づいて行われるので、不正を防止
できる。
【0019】また、本発明の一態様では、プレイヤから
投機対象の売り注文を受け付ける売り注文受付手段と、
該売り注文の受付時刻から所定時間を経過して取得され
る前記市場データに基づいて該売り注文に対する約定価
格を決定する売り注文約定価格決定手段と、前記売り注
文に応じてプレイヤに投機対象を仮想的に売却させると
ともに、その約定価格を前記売り注文約定価格決定手段
により決定される約定価格とする投機対象売却手段と、
をさらに含む。
【0020】この態様では、プレイヤが売り注文を出し
ても、その時点で取得されている市場データに基づいて
約定価格が直ちに決定されるのではなく、所定時間を経
過して取得される市場データに基づいて決定される。例
えば、前記所定時間を実時間の市場状況と前記市場デー
タが表す市場状況との時間差に対応して設定するように
すれば、プレイヤが実時間の市場状況を知って過去の市
場状況を表す市場データに基づいて売り注文を出したと
しても、その売り注文に対する約定価格の決定は、プレ
イヤが参考にした市場状況の時点まで繰り延べされるの
で、不正を確実に防止できる。
【0021】なお、前記売り注文約定価格決定手段が、
前記売り注文受付手段によってカラ売り注文が受け付け
られた場合に、該売り注文の受付時刻から所定時間を経
過して取得される前記市場データに基づいて該売り注文
に対する約定価格を決定するようにすれば、カラ売りに
絡んで不正が行われることを防止できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面に基づき詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係る仮想投
機取引ゲームシステムの全体構成を示す図である。同図
に示す仮想投機取引ゲームシステム10は、ゲーム空間
で仮想的に株式を売買する仮想株取引ゲームを複数のプ
レイヤに提供するもので、ゲームサーバ12と複数のプ
レイヤ端末16とを含んで構成されている。ゲームサー
バ12とプレイヤ端末16とはインターネット14を介
してデータ授受可能に通信接続されており、HTTP
(HyperText Transfer Protocol)によりプレイヤ端末
16に仮想株取引ゲームを提供するようになっている。
すなわち、ゲームサーバ12は仮想株取引ゲームを実現
するためのCGI(Common Gateway Interface)プログ
ラムを実行する公知のサーバコンピュータであり、パー
ソナルコンピュータ、家庭用ゲーム機、携帯電話機等の
各種データ処理装置により構成されたプレイヤ端末16
からゲームコマンドとしてURL(Uniform Resource L
ocator)を受信し、ゲーム画面を表すハイパーテキスト
を返信するようになっている。また、ゲームサーバ12
には、例えば専用線等を介して証券取引所や証券会社か
ら株式市場データが約20分遅れで配信されるようにな
っている。すなわち、ゲームサーバ12では、現在の現
実の株式市場の状況よりも約20分過去の株式市場の状
況をプレイヤに提供し、そこで仮想的株取引を楽しむこ
とができるようにしているのである。
【0024】図2は、この仮想株取引ゲームシステム1
0においてプレイヤ端末16で表示されるメインメニュ
ー画面の一例を示す図である。同図に示すメインメニュ
ー画面は、本仮想株取引ゲームを開始するためのURL
をインターネット14に送出した場合に応答として送信
されるハイパーテキストに基づき、プレイヤ端末16に
備えられたディスプレイで表示されるものである。同図
に示すように、このメインメニュー画面では、「株式銘
柄情報」、「ゲーム成績」、及び「株式取引」の3つの
リンクボタンが容易されており、プレイヤがいずれかを
選択操作すると、それに応じたURLがゲームサーバ1
2に再度送信されるようになっている。「株式銘柄情
報」は、プレイヤが株式銘柄を指定して、その銘柄の株
価等を参照するためのメニューである。「ゲーム成績」
は、プレイヤが自分のゲーム成績や成績優秀者ランキン
グを参照するためのメニューである。また、「株式取
引」は、プレイヤが株式銘柄を指定して、その銘柄の株
を指定株数だけ売買する注文を出すためのメニューであ
る。
【0025】図3は、メインメニュー画面において、
「株式銘柄情報」及び「株式取引」を選択したときに、
プレイヤ端末16に次に表示される銘柄検索画面の一例
を示している。同図に示す銘柄検索画面は、株価等の参
照や売買注文の対象となる株式銘柄を指定するためのも
ので、プレイヤがプレイヤ端末16で数値を入力して
「スタート」ボタン(リンクボタン)押下すると、その
数値が銘柄コードに含まれる銘柄のリストがプレイヤ端
末16に返信されるようになっている。また、文字を入
力すると、その文字が会社の正式又は略式名称に含まれ
る銘柄のリストがプレイヤ端末16に返信されるように
なっている。この図示しない銘柄リストでいずれかの株
式銘柄をプレイヤが選択すると、図4に示す株式銘柄情
報がゲームサーバ12からプレイヤ端末16に供給され
る。すなわち、同図はプレイヤによる銘柄選択に応じて
プレイヤ端末16のディスプレイで表示される株式銘柄
情報画面の一例を示している。この株式銘柄情報画面で
は、例えば銘柄名、銘柄コード、現在値及びその時間、
出来高及びその時間等が表示されている。
【0026】また、メインメニュー画面においてプレイ
ヤが「株式取引」を選択しても、図3に示す銘柄検索画
面がプレイヤ端末16に表示され、同画面に対してプレ
イヤが検索キーを入力すると、銘柄リストが次にプレイ
ヤ端末16に表示される。そして、この銘柄リストでい
ずれかの株式銘柄をプレイヤが選択すると、その指定し
た銘柄についての株式売買画面が表示される。図5は、
この株式売買画面の一例を示している。同図に示すよう
に、この株式売買画面では、プレイヤが指定した銘柄
名、銘柄コード、その指定銘柄の現在値が表示されると
ともに、購入又は売却する株数を入力するためのフォー
ムが表示されている。さらに、その下側には「購入」ボ
タン(リンクボタン)と「売却」ボタン(リンクボタ
ン)とが横並びで表示されている。プレイヤは、同画面
においてフォームに購入又は売却しようとする株数を入
力し、購入の場合には下の「購入」ボタンを押下する。
また、売却の場合には下の「売却」ボタンを押下する。
購入の場合、ゲームサーバ12では、図6に示す資産デ
ータベースを参照し、プレイヤがゲーム空間で仮想的に
所持する現金の範囲内で購入するよう、必要に応じて警
告メッセージを送信する。なお、カラ買いが可能なよう
構成してもよい。また、売却の場合、ゲームサーバ12
では、図6に示す資産データベースを参照し、プレイヤ
がゲーム空間で仮想的に所持する銘柄及び株数の範囲内
であれば、実物取引の注文と判断し、所持していない銘
柄又は所持している銘柄であっても株数が所持している
範囲を超える場合には、超過分をカラ売り注文と判断す
る。
【0027】図6は、各プレイヤがゲーム空間で仮想的
に所持している株式資産及び現金資産を記録するための
資産データベースの記録内容を示している。この資産デ
ータベースは、ゲームサーバ12の図示しない記憶装置
(ハードディスク記憶装置等)に構築されるものであ
り、プレイヤを識別するプレイヤIDと、該プレイヤが
仮想的に所持する銘柄と、その所持する各銘柄の所持株
数と、を対応づけて記録するようになっている。信用取
引の場合、例えば所持株数をマイナスで記録するように
すればよい。また、同資産データベースでは、プレイヤ
を識別するプレイヤIDと、該プレイヤが仮想的に所持
する現金の金額と、を対応づけて記録するようになって
いる。なお、プレイヤIDは、ゲームの最中にプレイヤ
端末16からゲームサーバ12に送信される全てのUR
Lの引数として含めるようになっており、ゲームサーバ
12で受信したURLがどのプレイヤからのゲームコマ
ンドに係るものかを確実に判断できるようにしている。
【0028】本仮想株取引ゲームシステム10で特徴的
な点は、売り注文のとき、過去の一定時間内に同一プレ
イヤが同一銘柄に対して買い注文を出していれば、その
注文の受け付けを断り、取引不成立とすることである。
このとき、プレイヤ端末16には警告メッセージを表す
ハイパーテキストが返信される。図7は、このときプレ
イヤ端末16に表示される警告メッセージ画面の一例を
示している。同様に、買い注文のとき、過去の一定時間
内に同一プレイヤが同一銘柄に対してカラ売り注文を出
していれば、その注文の受け付けを断り、取引不成立と
する。このときも、プレイヤ端末16には警告メッセー
ジを表すハイパーテキストが返信され、図7と同様の警
告メッセージ画面が表示される。
【0029】すなわち、本仮想株取引ゲームシステム1
0では、ゲームサーバ12の図示しない記憶装置(ハー
ドディスク記憶装置等)に、図8に示す売買注文受付時
刻テーブルが記録されるようになっており、このテーブ
ルに基づき、プレイヤが指定銘柄を購入したり売却した
りするのを制限するようにしている。同図に示す売買注
文受付時刻テーブルでは、プレイヤIDと、該プレイヤ
IDが割り当てられたプレイヤが取引した株式の銘柄コ
ードと、その取引の種別(買いかカラ売りか)と、注文
受付時刻と、が対応づけられている。このテーブルは、
プレイヤが買い注文を出して受け付けられたときと、カ
ラ売り注文を出して受け付けられたときに記録されるよ
うになっている。記憶容量節約の為、各受付時刻は、例
えば株式市場データの遅れ時間に対応して約20分で消
去されるようにしてもよい。
【0030】図9は、本仮想投機取引ゲームシステム1
0において、ゲームサーバ12がプレイヤから株式売却
の注文を受けたときに実施する処理を説明するフロー図
である。この処理は、例えばゲームサーバ12に備えら
れたハードディスク装置等の情報記憶媒体に記憶された
CGIプログラムを実行することで、実現されるもので
ある。同図に示すように、この処理では、まずゲームサ
ーバ12が図示しないクロックから現在時刻を取得する
(S101)。続いて、上述した売買注文受付時刻テー
ブルから買い注文受付時刻を読み出す(S102)。こ
のとき読み出す受付時刻は、同一プレイヤによる同一銘
柄に対する買い注文に係るものである。
【0031】次に、S101で取得した現在時刻からS
102で読み出した買い注文受付時刻を引いた時間が2
0分よりも長いかを判断する(S103)。すなわち、
同一プレイヤによる同一銘柄に対する買い注文から20
分を超える時間が経過してからの売り注文かを判断す
る。そして、20分を超える時間が経過していれば、売
り注文を受け付け、資産データベースを当該売り注文を
反映させるよう更新する(S104)。このとき売り注
文に対する約定価格は、証券取引所や証券会社等から取
得した最新の株式市場データに基づいて決定される。株
式市場データは、例えば現在値、売り気配、買い気配の
データを含む。約定価格は、例えば、その時点で取得さ
れている最新の株式市場データから現在値や気配値を読
み出し、それに基づいて決定するようにすればよい。ま
た、簡単の為、現在値をそのまま約定価格としてもよ
い。こうして、プレイヤがゲーム空間で仮想的に指定銘
柄を売却すると、その後、ゲームサーバ12は当該売り
注文がカラ売り注文を含んでいたかを判断する(S10
5)。すなわち、売り注文に係る銘柄及び株数をプレイ
ヤが保持していれば現実売りであると判断し、そうでな
ければ超過分をカラ売りと判断する。そして、カラ売り
が含まれていれば、S101で取得した現在時刻を、カ
ラ売り注文受付時刻として図8に既に示した売買注文受
付時刻テーブルに登録する(S106)。また、カラ売
りが含まれていなければ、S106の登録をスキップす
る。そして、最後にプレイヤ端末16に対して売却成立
の旨のメッセージを表すハイパーテキストを送信する
(S107)。
【0032】また、S103において、同一プレイヤに
よる同一銘柄に対する買い注文から20分以内の時間し
か経過していないのに売り注文が出されたと判断された
場合は、図7に示す警告メッセージ画面を表示するため
のハイパーテキストをプレイヤ端末16に送信する(S
108)。
【0033】以上のようにして、同一プレイヤが同一銘
柄に対して、買い注文から20分以内に売り注文を出し
た場合に、その受け付け及び取引成立を制限するように
している。また、カラ売り注文の場合には、売買注文受
付時刻テーブルに注文受付時刻を記録して、そこから2
0分以内に同一銘柄を同一プレイヤが購入できないよう
にして、不正を防止している。
【0034】図10は、本仮想投機取引ゲームシステム
10において、ゲームサーバ12がプレイヤから株式購
入の注文を受けたときに実施する処理を説明するフロー
図である。この処理は、株式売却時の処理と同様、例え
ばゲームサーバ12に備えられたハードディスク装置等
の情報記憶媒体に記憶されたCGIプログラムを実行す
ることで、実現されるものである。同図に示すように、
この処理では、まずゲームサーバ12が図示しないクロ
ックから現在時刻を取得する(S201)。続いて、上
述した売買注文受付時刻テーブルからカラ売り注文受付
時刻を読み出す(S202)。このとき読み出す受付時
刻は、同一プレイヤによる同一銘柄に対するカラ売り注
文に係るものである。
【0035】次に、S201で取得した現在時刻からS
202で読み出したカラ売り注文受付時刻を引いた時間
が20分よりも長いかを判断する(S203)。すなわ
ち、同一プレイヤによる同一銘柄に対するカラ売り注文
から20分を超える時間が経過してからの買い注文かを
判断する。そして、20分を超える時間が経過していれ
ば、買い注文を受け付け、資産データベースを当該買い
注文を反映させるよう更新する(S204)。このとき
買い注文に対する約定価格は、証券取引所や証券会社等
から取得した最新の株式市場データに基づいて決定され
る。決定手法は売り注文の場合と同様である。こうし
て、プレイヤはゲーム空間で仮想的に指定銘柄を購入す
ることができる。その後、S201で取得した現在時刻
を、買い注文受付時刻として図8に既に示した売買注文
受付時刻テーブルに登録し(S205)、プレイヤ端末
16に対して購入成立の旨のメッセージを表すハイパー
テキストを送信する(S206)。
【0036】また、S203において、同一プレイヤに
よる同一銘柄に対するカラ売り注文から20分以内の時
間しか経過していないのに買い注文が出されたと判断さ
れた場合は、図7に示す警告メッセージ画面を表示する
ためのハイパーテキストをプレイヤ端末16に送信する
(S207)。
【0037】以上のようにして、同一プレイヤが同一銘
柄に対して、カラ売り注文から20分以内に売り注文を
出した場合に、その受け付け及び取引成立を制限するよ
うにしている。また、売買注文受付時刻テーブルに買い
注文受付時刻を記録して、そこから20分以内に同一銘
柄を同一プレイヤが売却できないようにして、不正を防
止している。
【0038】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではない。
【0039】例えば、以上の説明では、売り注文のと
き、過去の一定時間内に同一プレイヤが同一銘柄に対し
て買い注文を出していれば、その注文の受け付けを断
り、取引不成立としたが、その売り注文を受け付けるこ
とによりプレイヤが売却益を得る場合にだけ、注文受付
を断り、取引不成立とするようにしてもよい。同様に、
以上の説明では、買い注文のとき、過去の一定時間内に
同一プレイヤが同一銘柄に対してカラ売り注文を出して
いれば、その注文の受け付けを断り、取引不成立とした
が、その買い注文を受け付けることによりプレイヤが利
益を得る場合にだけ、注文受付を断り、取引不成立とす
るようにしてもよい。
【0040】また、以上の説明では売り注文のとき、買
い注文から所定時間が経過していなければ該売り注文の
受け付けを断り、取引成立を禁止するようにしたが、当
該売り注文から所定時間、例えば20分ほど取引成立を
延期することにより、売却成立を制限するようにしても
よい。この場合の約定価格は、売り注文から所定時間を
経過した後に得られる株式市場データに基づいて決定す
るようにすればよい。買い注文の場合も同様に、カラ売
り注文から所定時間が経過していなければ、該買い注文
から所定時間、例えば20分ほど取引成立を延期するこ
とにより、購入成立を制限するようにしてもよい。この
場合の約定価格も、買い注文から所定時間を経過した後
に得られる株式市場データに基づいて決定するようにす
ればよい。こうしても、ゲームで利用されている株式市
場データが表す市場状況よりも新しい市場状況を知って
不正をすることを防止できる。
【0041】また、以上の説明では買い注文受付時刻を
記憶しておき、後に同一プレイヤから同一銘柄に対する
売り注文があったときに、現在時刻を売り注文受付時刻
とし、その差が20分を超えているか、20分以下であ
るかを調べて不正検知するようにしたが、買い注文の際
にプレイヤ及び銘柄に対応づけたタイマをスタートさ
せ、その後に同一プレイヤから同一銘柄に対する売り注
文を受けたときに該タイマを参照し、20分を超えてい
れば売却成立させ、一方20分以下であれば売却成立を
制限するようにしてもよい。同様に、カラ売り注文の際
にプレイヤ及び銘柄に対応づけたタイマをスタートさ
せ、その後に同一プレイヤから同一銘柄に対する買い注
文を受けたときに該タイマを参照し、20分を超えてい
れば売却成立させ、一方20分以下であれば売却成立を
制限するようにしてもよい。
【0042】また、以上では、株式取引を題材とした仮
想株取引ゲームシステムに本発明を適用する例について
説明したが、その他、不動産取引、為替取引、オプショ
ン取引、先物取引等の各種投機対象を題材として、本発
明を適用した仮想投機取引ゲームシステムを実現するよ
うにしてもよい。
【0043】さらに、以上の説明では、売買注文の受付
時刻の差に基づいて売却成立又は購入成立を制限するよ
うにしたが、よりシンプルな構成で不正防止することも
可能である。すなわち、ゲームサーバ12にて買い注文
を受けたとき、その注文時点から所定時間、例えば20
分経過するまで待機し、その後に最初に取得される株式
市場データに基づいて該買い注文に対する約定価格を決
定する。同様に、ゲームサーバにてカラ売り注文を受け
たとき、その注文時点から所定時間経過するまで待機
し、その後に最初に取得される株式市場データに基づい
て該カラ売り注文に対する約定価格を決定する。約定価
格の決定を所定時間先送りするには、例えば計時ルーチ
ンを用意し、該計時ルーチンにより所定時間が経過した
か否かを監視し、所定時間を経過するときに約定価格を
決定するようにすればよい。こうしても、仮想投機取引
ゲームシステム10からプレイヤ端末16に提示される
株式市場データが現実の株式市場を表すものではないこ
とを、悪用されないようにできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレイヤから売り注文を受け付ける際、その売り注文の
受付時刻が、既に記憶されている同一の投機対象を特定
した同一プレイヤからの過去の買い注文の受付時刻から
所定時間を経過していない場合、その売り注文に基づく
仮想的な投機対象の売却を制限させるようにしたので、
ゲーム空間における未来の市場状況を知り、値上がり確
実な投機対象を購入して、直ちに売却するという不正を
防ぐことができる。
【0045】また、本発明によれば、買い注文の受付時
刻から所定時間を経過して取得される前記市場データに
基づき、該買い注文に対する約定価格を決定するように
したので、プレイヤが知っている最新の市場状況、或い
はそれに近い市場状況を表す市場データに基づいて約定
価格が決定され、プレイヤが思惑通りに不正利益を上げ
ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る仮想投機取引ゲー
ムシステムの全体構成を示す図である。
【図2】 メインメニュー画面の一例を示す図である。
【図3】 銘柄検索画面の一例を示す図である。
【図4】 株式銘柄情報画面の一例を示す図である。
【図5】 株式売買画面の一例を示す図である。
【図6】 資産データベースの内容の一例を示す図であ
る。
【図7】 警告メッセージ画面の一例を示す図である。
【図8】 取引受付時刻テーブルの一例を示す図であ
る。
【図9】 株式売却処理を説明するフロー図である。
【図10】 株式購入処理を説明するフロー図である。
【符号の説明】
10 仮想投機取引ゲームシステム、12 ゲームサー
バ、14 インターネット、16 プレイヤ端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2002−49759(JP,A) 特開2000−245954(JP,A) NEWS RELEASE 第00− 096号,コナミ株式会社,2000年7月31 日,URL,URL:http://w ww.konami.co.jp/pr ess/2000/07/096/r.12.07. 31.html ネットビジネス研究会,これから始め る インターネットビジネス入門,KK ベストセラーズ,2000年5月15日,第74 −75頁 取引手数料自由化とゼロ金利の継続で オンライン株取引の好機到来!,MAC POWER,株式会社アスキー,2000 年3月1日,Vol.11,No.3,第 152−154頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 13/00 - 13/12 A63F 9/24 G09B 9/00 G09B 19/00 G06F 17/60 G06F 19/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現実世界における投機対象の市場状況を
    表す市場データに基づき、プレイヤが仮想的な投機取引
    を楽しむためのゲームサーバにおいて、 前記市場データを回線を介して順次取得する市場データ
    取得手段と、 プレイヤを識別するプレイヤIDと、該プレイヤが仮想
    的に所持する投機対象と、その所持数と、を対応づけて
    記憶するとともに、プレイヤを識別するプレイヤID
    と、該プレイヤが仮想的に所持する現金の金額と、を対
    応づけて記憶する資産データベースと、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した買い注文を受け
    付け、前記市場データに基づき、その約定価格を決定す
    るとともに、該買い注文を反映するよう前記資産データ
    ベースを更新する投機対象購入手段と、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した買い注文を受け
    付ける場合に、クロックから現在時刻を取得し、該現在
    時刻を注文受付時刻テーブルに登録する買い注文受付時
    刻登録手段と、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した売り注文を受け
    付け、前記市場データに基づき、その約定価格を決定す
    るとともに、該売り注文を反映するよう前記資産データ
    ベースを更新する投機対象売却手段と、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した売り注文を受け
    付ける場合に、クロックから現在時刻を取得し、該現在
    時刻が、同一の投機対象を特定した同一プレイヤからの
    過去の買い注文の受付時刻から所定時間を経過している
    か否かを、前記注文受付時刻テーブルに基づいて判断
    し、該現在時刻が、同一の投機対象を特定した同一プレ
    イヤからの過去の買い注文の受付時刻から所定時間を経
    過していないものであると判断される場合に、同売り注
    文を反映するよう前記投機対象売却手段により前記資産
    データベースを更新することを制限させる投機対象売却
    制限手段と、 を含むことを特徴とするゲームサーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゲームサーバにおい
    て、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した売り注文を受け
    付ける場合に、クロックから現在時刻を取得し、該現在
    時刻を前記注文受付時刻テーブルにさらに登録する売り
    注文受付時刻登録手段と、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した買い注文を受け
    付ける場合に、クロックから現在時刻を取得し、該現在
    時刻が、同一の投機対象を特定した同一プレイヤからの
    過去の売り注文の受付時刻から所定時間を経過している
    か否かを、前記注文受付時刻テーブルに基づいて判断
    し、該現在時刻が、同一の投機対象を特定した同一プレ
    イヤからの過去の売り注文の受付時刻から所定時間を経
    過していないものであると判断される場合に、同買い注
    文を反映するよう前記投機対象購入手段により前記資産
    データベースを更新することを制限させる投機対象購入
    制限手段と、 をさらに含むことを特徴とするゲームサーバ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のゲームサーバに
    おいて、 前記所定時間は、実時間の市場状況と前記市場データが
    表す市場状況との時間差に対応して設定されることを特
    徴とするゲームサーバ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のゲー
    ムサーバにおいて、 前記投機対象売却制限手段により仮想的な投機対象の売
    却が制限される場合に、不正が制限されている旨のメッ
    セージをプレイヤに報知する売却不正制限メッセージ報
    知手段をさらに含むことを特徴とするゲームサーバ。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のゲームサーバにおい
    て、 前記投機対象購入制限手段により仮想的な投機対象の購
    入が制限される場合に、不正が制限されている旨のメッ
    セージをプレイヤに報知する購入不正制限メッセージ報
    知手段をさらに含むことを特徴とするゲームサーバ。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のゲームサーバにおい
    て、 前記投機対象購入制限手段は、前記投機対象売却手段に
    よってカラ売り注文が受け付けられた場合に、その売り
    注文の受付時刻から所定時間を経過する前になされる同
    一プレイヤからの買い注文に基づく、同一の投機対象の
    仮想的な購入を制限させることを特徴とするゲームサー
    バ。
  7. 【請求項7】 プレイヤを識別するプレイヤIDと、該
    プレイヤが仮想的に所持する投機対象と、その所持数
    と、を対応づけて記憶するとともに、プレイヤを識別す
    るプレイヤIDと、該プレイヤが仮想的に所持する現金
    の金額と、を対応づけて記憶する資産データベースを備
    えたゲームサーバを用いて、現実世界における投機対象
    の市場状況を表す市場データに基づき、プレイヤが仮想
    的な投機取引を楽しむ仮想投機取引ゲームを提供する仮
    想投機取引ゲームの制御方法において、 前記ゲームサーバが、前記市場データを回線を介して順
    次取得する市場データ取得ステップと、 前記ゲームサーバが、プレイヤ端末からの投機対象を特
    定した買い注文を受け付け、前記市場データに基づき、
    その約定価格を決定するとともに、該買い注文を反映す
    るよう前記資産データベースを更新する投機対象購入ス
    テップと、 前記ゲームサーバが、プレイヤ端末からの投機対象を特
    定した買い注文を受け付ける場合に、クロックから現在
    時刻を取得し、該現在時刻を注文受付時刻テーブルに登
    録する買い注文受付時刻登録ステップと、 前記ゲームサーバが、プレイヤ端末からの投機対象を特
    定した売り注文を受け付け、前記市場データに基づき、
    その約定価格を決定するとともに、該売り注文を反映す
    るよう前記資産データベースを更新する投機対象売却ス
    テップと、 前記ゲームサーバが、プレイヤ端末からの投機対象を特
    定した売り注文を受け付ける場合に、クロックから現在
    時刻を取得し、該現在時刻が、同一の投機対象を特定し
    た同一プレイヤからの過去の買い注文の受付時刻から所
    定時間を経過しているか否かを、前記注文受付時刻テー
    ブルに基づいて判断し、該現在時刻が、同一の投機対象
    を特定した同一プレイヤからの過去の買い注文の受付時
    刻から所定時間を経過していないものであると判断され
    る場合に、同売り注文を反映するよう前記投機対象売却
    ステップにより前記資産データベースを更新することを
    制限させる投機対象売却制限ステップと、 を含むことを特徴とする仮想投機取引ゲームの制御
    法。
  8. 【請求項8】 現実世界における投機対象の市場状況を
    表す市場データに基づき、プレイヤが仮想的な投機取引
    を楽しむ仮想投機取引ゲームを提供するためのプログラ
    ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体
    であって、 前記市場データを回線を介して順次取得する市場データ
    取得ステップと、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した買い注文を受け
    付け、前記市場データに基づき、その約定価格を決定す
    るとともに、該買い注文を反映するよう、プレイヤを識
    別するプレイヤIDと、該プレイヤが仮想的に所持する
    投機対象と、その所持数と、を対応づけて記憶するとと
    もに、プレイヤを識別するプレイヤIDと、該プレイヤ
    が仮想的に所持する現金の金額と、を対応づけて記憶す
    る資産データベースを更新する投機対象購入ステップ
    と、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した買い注文を受け
    付ける場合に、クロックから現在時刻を取得し、該現在
    時刻を注文受付時刻テーブルに登録する買い注文受付時
    刻登録ステップと、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した売り注文を受け
    付け、前記市場データに基づき、その約定価格を決定す
    るとともに、該売り注文を反映するよう前記資産データ
    ベースを更新する投機対象売却ステップと、 プレイヤ端末からの投機対象を特定した売り注文を受け
    付ける場合に、クロックから現在時刻を取得し、該現在
    時刻が、同一の投機対象を特定した同一プレイヤからの
    過去の買い注文の受付時刻から所定時間を経過している
    か否かを、前記注文受付時刻テーブルに基づいて判断
    し、該現在時刻が、同一の投機対象を特定した同一プレ
    イヤからの過去の買い注文の受付時刻から所定時間を経
    過していないものであると判断される場合に、同売り注
    文を反映するよう前記投機対象売却ステップにより前記
    資産データベースを更新することを制限させる投機対象
    売却制限ステップと、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶し
    たコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
  9. 【請求項9】 現実世界における投機対象の市場状況を
    表す市場データに基づき、プレイヤが仮想的な投機取引
    を楽しむためのゲームサーバにおいて、 前記市場データを回線を介して順次取得する市場データ
    取得手段と、 プレイヤを識別するプレイヤIDと、該プレイヤが仮想
    的に所持する投機対象と、その所持数と、を対応づけて
    記憶するとともに、プレイヤを識別するプレイヤID
    と、該プレイヤが仮想的に所持する現金の金額と、を対
    応づけて記憶する資産データベースと、 プレイヤ端末からの投機対象の買い注文を受け付ける買
    い注文受付手段と、該買い注文の受付時刻から所定時間が経過したか否かを
    計時手段によって監視する手段と、 前記 買い注文の受付時刻から所定時間を経過して取得さ
    れる前記市場データに基づいて該買い注文に対する約定
    価格を決定する買い注文約定価格決定手段と、 前記買い注文を反映させるよう前記資産データベースを
    更新するとともに、その約定価格を前記買い注文約定価
    格決定手段により決定される約定価格とする投機対象購
    入手段と、 を含むことを特徴とするゲームサーバ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のゲームサーバにおい
    て、 プレイヤ端末からの投機対象の売り注文を受け付ける売
    り注文受付手段と、該売り注文の受付時刻から所定時間が経過したか否かを
    計時手段によって監視する手段と、 前記 売り注文の受付時刻から所定時間を経過して取得さ
    れる前記市場データに基づいて該売り注文に対する約定
    価格を決定する売り注文約定価格決定手段と、 前記売り注文を反映させるよう前記資産データベースを
    更新するとともに、その約定価格を前記売り注文約定価
    格決定手段により決定される約定価格とする投機対象売
    却手段と、 をさらに含むことを特徴とするゲームサーバ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のゲームサーバにお
    いて、 前記売り注文約定価格決定手段は、前記売り注文受付手
    段によってカラ売り注文が受け付けられた場合に、該売
    り注文の受付時刻から所定時間を経過して取得される前
    記市場データに基づいて該売り注文に対する約定価格を
    決定することを特徴とするゲームサーバ。
  12. 【請求項12】 プレイヤを識別するプレイヤIDと、
    該プレイヤが仮想的に所持する投機対象と、その所持数
    と、を対応づけて記憶するとともに、プレイヤを識別す
    るプレイヤIDと、該プレイヤが仮想的に所持する現金
    の金額と、を対応づけて記憶する資産データベースを備
    えたゲームサーバを用いて、現実世界における投機対象
    の市場状況を表す市場データに基づき、プレイヤが仮想
    的な投機取引を楽しむ仮想投機取引ゲームを提供する仮
    想投機取引ゲームの制御方法において、 前記ゲームサーバが、前記市場データを回線を介して順
    次取得する市場データ取得ステップと、 前記ゲームサーバが、プレイヤ端末からの投機対象の買
    い注文を受け付ける買い注文受付ステップと、前記ゲームサーバが、該買い注文の受付時刻から所定時
    間が経過したか否かを計時手段によって監視するステッ
    プと、 前記ゲームサーバが、前記買い注文の受付時刻から所定
    時間を経過して取得される前記市場データに基づいて該
    買い注文に対する約定価格を決定する買い注文約定価格
    決定ステップと、 前記買い注文を反映させるよう前記資産データベースを
    更新するとともに、その約定価格を前記買い注文約定価
    格決定ステップで決定される約定価格とする投機対象購
    入ステップと、 を含むことを特徴とする仮想投機取引ゲームの制御
    法。
  13. 【請求項13】 現実世界における投機対象の市場状況
    を表す市場データに基づき、プレイヤが仮想的な投機取
    引を楽しむ仮想投機取引ゲームを提供するためのプログ
    ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒
    体であって、 前記市場データを回線を介して順次取得する市場データ
    取得ステップと、 プレイヤ端末からの投機対象の買い注文を受け付ける買
    い注文受付ステップと、該買い注文の受付時刻から所定時間が経過したか否かを
    計時手段によって監視するステップと、 前記 買い注文の受付時刻から所定時間を経過して取得さ
    れる前記市場データに基づいて該買い注文に対する約定
    価格を決定する買い注文約定価格決定ステップと、 前記買い注文を反映させるよう、プレイヤを識別するプ
    レイヤIDと、該プレイヤが仮想的に所持する投機対象
    と、その所持数と、を対応づけて記憶するとともに、プ
    レイヤを識別するプレイヤIDと、該プレイヤが仮想的
    に所持する現金の金額と、を対応づけて記憶する資産デ
    ータベースを更新するとともに、その約定価格を前記買
    い注文約定価格決定ステップで決定される約定価格とす
    る投機対象購入ステップと、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶し
    たコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
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ネットビジネス研究会,これから始める インターネットビジネス入門,KKベストセラーズ,2000年5月15日,第74−75頁
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