JP3377855B2 - 荷電粒子ビーム露光方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム露光方法

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JP3377855B2 JP07228694A JP7228694A JP3377855B2 JP 3377855 B2 JP3377855 B2 JP 3377855B2 JP 07228694 A JP07228694 A JP 07228694A JP 7228694 A JP7228694 A JP 7228694A JP 3377855 B2 JP3377855 B2 JP 3377855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子ビーム露光方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路のパターン微細化に伴
い、光露光よりも解像度の高い電子ビーム露光が行われ
ている。半導体集積回路の製造工程では、数十層の回路
パターンを半導体ウェーハ上に位置合わせしながら形成
する必要がある。例えば、256MビットのDRAMの
最小パターンサイズは0.25μmであり、層間の位置
合わせ余裕度はその1/8以下、すなわち0.031μ
m以下であり、高い位置合わせ精度が要求される。
【0003】電子ビーム露光工程においては、図8に示
すように、半導体ウェーハ10上にチップ領域1i、i
=1〜nが形成され、各チップ領域1iに対し、その回
りに層間位置合わせ用の位置合わせマークAi、Bi、
Ci及びDiが形成される。ステップ式投影露光装置で
露光する場合には、n個のチップ領域1iのうち、例え
ば3個のチップ領域1iの各位置合わせマークAiの位
置を検出し、対応する設計上の位置との関係から、半導
体ウェーハ10上の任意の位置合わせマークAiの設計
上の位置と実際の位置との間の関係式を求め、この関係
式を用いて位置合わせを行うというグローバル・アライ
メント方式が用いられている。しかし、電子ビーム露光
では、上記のように高い位置合わせ精度が要求されるた
め、各チップ領域1iの位置合わせマークAi、Bi、
Ci及びDiを検出して位置合わせを行うというダイ・
バイ・ダイ・アライメント方式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、直径が6イン
チの半導体ウェーハ10上にチップ領域を50個形成す
る場合、一層分露光するのに、電子ビーム露光時間が2
分であるのに対し全位置合わせマーク検出時間が7分も
かかり、電子ビーム露光のスループットが低い原因とな
っている。
【0005】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、層間の位置合わせ処理に要する時間を短縮すること
ができる荷電粒子ビーム露光方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用】図1は、本
発明に係る荷電粒子ビーム露光方法の原理構成を示すフ
ローチャートである。この構成を、実施例図中の対応す
る要素の符号を引用して説明する。本発明では、例えば
図8に示す如く、チップ領域が複数形成され各チップ領
域1iに対応して複数の位置合わせマークAi、Bi、
Ci、Diが形成された露光対象物、例えば半導体ウェ
ーハ10が、例えば図4に示す如く、移動ステージ20
1上に搭載され、露光対象物10に対し荷電粒子ビーム
EBを照射して露光する荷電粒子ビーム露光方法におい
て、 (1)図2において、第1選択された複数の該チップ領
域、例えばチップ領域11〜15の各チップ領域につい
て1つ且つ互いに対応した位置に形成されたマークA1
〜A5の位置である第1位置と、第2選択された複数の
チップ領域、例えばチップ領域11〜15の各々に対す
る該複数の位置合わせマークA1〜A5、B1〜B5、
C1〜C5、D1〜D5の位置である第2位置とを検出
する工程と、 (2)第1位置の検出位置とこれに対応する設計上の位
置との関係から、露光対象物10上の任意のチップ領域
1iに対する位置合わせマーク、例えばマークAiの実
際の位置と設計上の対応する位置との間の近似的な第1
関係式を求める工程と、 (3)該第2選択された複数のチップ領域1j、j=1
〜5の各々について、マークAj、Bj、Cj、Djの
検出位置とこれに対応する設計上の位置との関係から、
チップ領域内の実際の位置と設計上の対応する位置との
間の近似的な 第2関係式を求める工程と、 (4)該第2選択された複数のチップ領域11〜15の
各々に対する個別第2関係式に基づいて、露光対象物1
0上の任意のチップ領域1i内の実際の位置と設計上の
対応する位置との間の近似的な一般化第2関係式を求め
る工程と、 (5)該第1関係式と該一般化第2関係式とに基づい
て、露光対象物10上の任意のチップ領域1i内設計位
置に対する実際の位置を近似的に算出する工程と、 (6)該算出位置に基づいて露光する工程と、を有す
る。
【0007】本発明では、露光対象物上の代表的な位置
合わせマークのみについて位置合わせマークを検出すれ
ばよいので、層間位置合わせ処理に要する時間が従来よ
りも短縮されて、電子ビーム露光のスループットが向上
し、また、上記のような第1関係式と一般化された第2
関係式とに基づいて任意のチップ領域1i内の設計上の
位置に対する実際の位置を算出しているので、精度よく
層間の位置合わせを行うことができる。
【0008】本発明の第1態様では、上記第2選択され
た複数のチップ領域11〜15は、上記第1選択された
複数の上記チップ領域と同一である。
【0009】この第1態様では、第2検出位置が第1検
出位置に含まれるので、位置合わせマーク検出時間をさ
らに短縮することが可能となる。本発明の第2態様で
は、上記第1関係式を求める工程(2)は、図2におい
て例えば、第1位置A1〜A5の検出位置の座標(XA
j,YAj)、j=1〜5とこれに対応する設計上の位
置ajの座標(xaj,yaj)、j=1〜5との関係
から、露光対象物10上の任意のチップ領域1iに対す
る位置合わせマークAiの実際の位置の座標(X,Y)
と設計上の対応する位置の座標(x,y)との間の近似
的な第1関係式を、Xをx及びyの多項式で表しYをx
及びyの多項式で表すことにより求める。
【0010】この第2態様では、近似的な第1関係式を
多項式で求めるので、第1関係式が簡単となる。本発明
の第3態様では、上記第1関係式である多項式は、 X=g11x+r11y+h11xy+o1・・・(1) Y=g12x+r12y+h12xy+o2・・・(2) であり、ここにg11、r11、h11、o1、g1
2、r12、h12及びo2は定数である。
【0011】この第3態様では、第1関係式に非線形項
が含まれ、非線形項が1項のみであるので、露光対象物
のプロセスにおけるゆがみを考慮することができ、か
つ、第1関係式が簡単となる。本発明の第4態様では、
上記個別第2関係式を求める工程(3)は、図2におい
て例えば、上記第2選択された複数のチップ領域11〜
15の各々について、マークA1〜A5、B1〜B5、
C1〜C5、D1〜D5の検出位置とこれに対応する設
計上の位置とに基づき、マークの検出位置の1つAj
原点とするチップ領域1j内の実際の相対位置座標
(U,V)と、該原点に対応した設計上の第2位置aj
を原点とする、位置座標(U,V)に対応する設計上の
相対位置座標(u,v)との間の関係式である上記個別
第2関係式を、Uをu及びvの多項式で表しVをu及び
vの多項式で表すことにより求める。
【0012】この第4態様では、近似的な個別第2関係
式を多項式で求めるので、個別第2関係式が簡単とな
る。本発明の第5態様では、上記個別第2関係式である
多項式は、 U=g21u+r21v+h21uv・・・(3) V=g22u+r22v+h22uv・・・(4) であり、ここにg21、r21、h21、g22、r2
2及びh22は定数である。
【0013】この第5態様では、個別第2関係式に非線
形項が含まれ、非線形項が1項のみであるので、露光対
象物のプロセスにおける局所的なゆがみを考慮すること
ができ、かつ、個別第2関係式が簡単となる。本発明の
第6態様では、上記一般化第2関係式を求める工程
(4)は、上記個別第2関係式である多項式の係数を、
x及びyの多項式、又はu及びvの多項式で表すことに
より、一般化第2関係式を求める。
【0014】この第6態様では、個別第2関係式である
多項式の係数を多項式で表すことにより一般化第2関係
式を得るので、一般化第2関係式が簡単となる。本発明
の第7態様では、上記一般化第2関係式を求める工程
(4)は、上記g21、r21、h21、g22、r2
2及びh22を、 g21=g210+g211x+g212y+g213xy・・・(5) r21=r210+r211x+r212y+r213xy・・・(6) h21=h210+h211x+h212y+h213xy・・・(7) g22=g220+g221x+g222y+g223xy・・・(8) r22=r220+r221x+r222y+r223xy・・・(9) h22=h220+h221x+h222y+h223xy・・・(10) として求め、ここに、g210、g211、g212、
g213、r210、r211、r212、r213、
h210、h211、h212、h213、g220、
g221、g222、g223、r220、r221、
r222、r223、h220、h221、h222及
びh223は定数である。
【0015】この第7態様では、一般化第2関係式の各
係数について、非線形項が含まれ、非線形項が1項のみ
であるので、露光対象物のプロセスにおける局所的なゆ
がみの、露光対象物上での非線形的な変化を考慮するこ
とができ、かつ、一般化第2関係式が簡単となる。本発
明の第8態様では、上記算出工程(5)は、実質的に、
図2において例えば、露光対象物10上の任意のチップ
領域1i内設計位置の座標(x,y)が含まれるチップ
領域1iに対応した位置合わせマークAiの設計上の位
置座標(x0,y0)及びチップ領域1i内の設計上の
相対位置座標(x−x0,y−y0)を求め、上記第1
関係式のx及びyにそれぞれx0及びy0を代入してX
=X0及びY=Y0を求め、該x及びyに基づいて上記
一般化第2関係式中の係数を求め、該一般化第2関係式
のu及びvにそれぞれx−x0及びy−y0を代入して
U=U0及びV=V0を求め、X=X0+U0及びY=
Y0+V0を、設計上の該x及びyに対する実際の近似
的な位置座標として算出する。
【0016】ここに、「実質的に」とは、形式的には異
なるが結果として上記関係式を用いたのと実質的に同一
であることを含む意味である。この第8態様では、第1
関係式と一般化第2関係式とに基づいて、露光対象物上
の任意のチップ領域内設計位置に対する実際の位置を近
似的に容易に算出することができる。
【0017】本発明の第9態様では、例えば図4に示す
如く、荷電粒子ビームEBは、開口パターンが複数形成
されたマスク242上の選択された該開口パターンを通
って断面形状が成形される。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図4は、本方法発明が適用される荷電粒子ビー
ム露光装置の構成例を示す。露光対象物としての半導体
ウェーハ10は、移動ステージ201上に搭載されてい
る。電子銃22から射出された電子ビームEBは、その
断面形状がアパーチャ241で矩形に成形され、ブロッ
クマスク242で半導体ウェーハ10上の露光パターン
に対応したパターンに成形され、アパーチャ243で発
散角が制限される。また、電磁レンズ261〜267に
より、電子銃22から射出された電子ビームEBが2点
鎖線で示すように屈折され、アパーチャ241から発散
する電子ビームEBが点線で示すように屈折されて、半
導体ウェーハ10上のレジスト膜に収束照射される。
【0019】図4において、Cは光軸であり、281〜
287は静電偏向板で構成され、301〜303は電磁
コイルで構成されている。ブロックマスク242には、
ワンショットでブロック露光するための複数、例えば5
0個のブロックパターンの開口が形成されており、マス
ク偏向器282〜284により電子ビームEBが図5の
点線で示すように偏向されて、ブロックマスク242上
のブロックパターンが選択される。マスク偏向器282
〜285により偏向可能なブロックマスク242上の範
囲は限られており、この範囲を越えるブロックパターン
を選択するときには、ブロックマスク242が移動ステ
ージ202で移動される。
【0020】シェイピング偏向器281は、ブロックマ
スク242上の矩形パターンに対し断面が矩形の電子ビ
ームEBの一部を通過させて、偏向量に応じた任意の矩
形パターンを形成するためのものである。ブランキング
偏向器286は、アパーチャ243上の円形孔を横切っ
て電子ビームEBを走査させるブランキング用である。
副偏向器287は、半導体ウェーハ10上の電子ビーム
照射位置を、サブフィールド内で走査させるためのもの
であり、これに対し、主偏向器303は、フィールド内
のサブフィールド間を走査させるためのものである。ダ
イナミックマスクスティグメータ301は、電子ビーム
EBの像面湾曲を補正するためのものであり、ダイナミ
ックマスクフォーカスコイル302は、電子ビームEB
の非点収差を補正するためのものである。
【0021】2次電子検出器321及び322は、半導
体ウェーハ10上に電子ビームEBを照射したときに照
射点から放出される2次電子を検出するためのものであ
り、半導体ウェーハ10上の位置合わせマークの位置検
出用である。半導体ウェーハ10上の設計上の位置合わ
せマークの交差点(中心)位置pが光軸C上に位置する
ように移動ステージ201を駆動したとき、この位置p
は、図7に示す如く、半導体ウェーハ10上の実際の位
置合わせマークAの交差点位置Pからずれる。このずれ
は、移動ステージ201に対する半導体ウェーハ10の
位置ずれと、半導体ウェーハ10の橇などの変形とによ
るものである。位置合わせマークAは、例えば周囲に対
し凸部又は凹部とになったパターンである。副偏向器2
87により電子ビームEBをX方向、例えば図4の左右
方向に走査させると、2次電子検出器321と322の
出力の和は電子ビーム走査線XLに沿って図7に示す如
く変化する。この出力の極小値の平均位置が位置合わせ
マークAの位置Pに対応している。これにより、位置p
ら位置PまでのずれベクトルのX成分ΔXを求めること
ができる。同様にして、ずれベクトルのY成分ΔYを電
子ビーム走査線YLに沿って求める。なお、このずれベ
クトルを求めるためには、位置pは位置Pに対応した設
計上の位置である必要はなく、その付近の位置であって
もよい。
【0022】図2は、図8に示す半導体ウェーハ10上
のn個のチップ領域1i及びその回りの位置合わせマー
クAi、Bi、Ci及びDiの一部を、位置ずれを誇張
して示している。a1〜a5はそれぞれ、実際の位置合
わせマークA1〜A5に対する設計上の位置合わせマー
クの位置である。X軸は、位置a1を原点とし位置a
及びaを通る直線であり、Y軸は、a1を原点とし位
置a及び位置a5を通る、X軸に直角な直線である。
位置a1〜a5は、図示のようなx軸及びy軸で表され
る座標系上の実際の位置合わせマークA1〜A5の位置
(交点位置、以下同様)と考えることもできる。
【0023】図6は、荷電粒子ビーム露光装置に対する
露光制御装置の位置ずれ補正部を示す。2次電子検出器
321及び322の出力は、加算回路40に供給されて
加算され、増幅回路42で増幅され、A/D変換器44
でデジタル化されて、位置ずれ補正回路46に供給され
る。位置ずれ補正回路46は、例えばコンピュータで構
成されている。位置ずれ補正回路46には、移動ステー
ジ201の座標系と荷電粒子ビーム露光装置の座標系と
の間の位置ずれ並びに主偏向器303及び副偏向器28
7の偏向特性に基づくずれに対する補正量が供給され、
この補正量を、本案の補正量と区別するために、他の補
正量と称す。
【0024】次に、図1に示すフローチャートに基づい
て、位置ずれ補正回路46の動作の詳細を説明する。 (1)以下の第1及び第2の関係式を精度良く求めるた
めに好ましくは、半導体ウェーハ10上の互いに離れた
4〜6個のチップ領域と、半導体ウェーハ10の中心付
近の1〜2個のチップ領域とについて、例えば図2に示
すチップ領域11〜15について、各チップ領域の回り
の位置合わせマークAj、Bj、Cj及びDj(j=1
〜5、以下同様)の位置を、図7に示す上記方法で検出
する。この際、図6において、他の補正量が移動ステー
ジ制御回路48及び偏向量補正回路50に分配され、他
の補正量が考慮されて電子ビームEBが走査される。
【0025】(2)互いに異なるチップ領域11〜15
の対応した位置合わせマークA1〜A5の検出位置の座
標(XAj,YAj)とこれに対応する設計上の位置
(xaj,yaj)との関係から、半導体ウェーハ10
上の任意のチップ領域1i、(i=1〜n、以下同様)
に対応する位置合わせマークAiの実際の位置と設計上
の対応する位置との間の上記第1関係式(1)及び
(2)を求める。式中の定数は、例えば最小二乗法によ
り決定する。すなわち、 I0=Σ{XAj−(g11xaj+r11yaj+h11xajyaj +o1)}2+Σ{YAj−(g12xaj+r12yaj +h12xaj・yaj+o2)}2 が最小値になるように定数g11、r11、h11、o
1、g12、r12、h12及びo2を決定する。ここ
にΣは、j=1〜の総和を意味する。
【0026】(3)設計上の位置合わせマークai、b
i、ci及びdiと、対応する実際の位置合わせマーク
Aj、Bj、Cj及びDjとが、図3に示すような関係
になっているとする。位置合わせマークaiの位置を原
点とする相対的なu−v直交座標系と、位置合わせマー
クAjの検出位置を原点とする相対的なU−V直交座標
系とを考える。u、v、U及びVは、半導体ウェーハ1
0上での設計上の位置座標(x,y)及び半導体ウェー
ハ10上での実際の位置座標(X,Y)と次の関係にあ
る。
【0027】 u=x−xai ・・・(11) v=y−yai ・・・(12) U=X−XAi ・・・(13) V=Y−YAi ・・・(14) 位置合わせマークbi、ci及びdiのu−v直交座標
系上での位置座標(xbi−xai,ybi−ya
i)、(xci−xai,yci−yai)及び(xd
i−xai,ydi−yai)と、位置合わせマークB
j、Cj及びDjのU−V直交座標系上での位置座標
(XBi−XAi,YBi−YAi)、(XCi−XA
i,YCi−YAi)及び(XDi−XAi,YDi−
YAi)との関係から、例えば最小二乗法により、設計
上のチップ領域1j0内の位置座標(u,v)と実際の
チップ領域1j内の相対位置座標(U,V)との間の上
個別第2関係式(3)及び(4)を求める。
【0028】すなわち、各jについて、 Ij={UAj−(g21uaj+r21vaj+h21uajvaj)}2 +{VAj−(g22uaj+r22vaj+h22uajvaj)}2 +{UBj−(g21ubj+r21vbj+h21ubjvbj)}2 +{VBj−(g22ubj+r22vbj+h22ubjvbj)}2 +{UCj−(g21ucj+r21vcj+h21ucjvcj)}2 +{VCj−(g22ucj+r22vcj+h22ucjvcj)}2 +{UDj−(g21udj+r21vdj+h21udjvdj)}2 +{VDj−(g22udj+r22vdj+h22udjvdj)}2 が最小値になるように定数g21(j)、r21
(j)、h21(j)、g22(j)、r22(j)及
びh22(j)を決定する。
【0029】(4)チップ領域1j、j=1〜5の各々
についての上記個別第2関係式(3)及び(4)に基づ
いて、半導体ウェーハ10上の任意のチップ領域1i
(i=1〜n)内の実際の位置と設計上の対応する位置
との間の一般化第2関係式を求める。この式は、上記
第2関係式において、定数をx及びyの多項式で置き
換えたものであり、この多項式は、例えば上式(5)〜
(10)で表される。これらの式中の定数は、例えば最
小二乗法により定められる。すなわち、I1+I2+I
3+I4+I5が最小値になるようにこの定数を決定す
る。
【0030】(5)第1関係式と、一般化第2関係式と
に基づいて、任意のチップ領域1i内の設計上の位置座
標(x,y)に対する実際の位置座標(X,Y)を次の
ようにして算出する。すなわち、設計上の位置合わせマ
ークaiの位置座標(x0,y0)、及び、位置合わせ
マークaiを原点とするチップ領域1i内の設計上の相
対位置座標(u,v)=(x−x0,y−y0)を求め
る。
【0031】次に、上式(1)及び(2)中のx及びy
にそれぞれx0及びy0を代入して、実際の位置合わせ
マークAiの位置X=X0及びY=Y0を求める。次
に、x及びyを上式(5)〜(10)に代入して、一般
化第2関係式中の係数を算出し、この一般化第2関係式
のu及びvにそれぞれx−x0及びy−y0を代入し
て、U=U0及びV=V0を求める。
【0032】次に、X=X0+U0及びY=Y0+V0
を、設計上のx及びyに対する実際の位置座標として求
める。 (6)位置ずれ補正回路46は、位置ずれ(ΔX,Δ
Y)=(X−x,Y−y)の補正量を、他の補正量に加
え、全補正量を移動ステージ制御回路48及び偏向量補
正回路50に分配する。これにより、位置ずれ(ΔX,
ΔY)が、結果として他の補正と同様に、移動ステージ
201の移動量と副偏向器287及び主偏向器303に
よる偏向量とで補正される。なお、移動ステージ201
の位置決め誤差は、移動ステージ制御回路(移動ステー
ジ201の位置検出器を含む)48を介して位置ずれ補
正回路46にフィードバックされ、主偏向器303に対
する補正に加えられる。
【0033】以上の処理が、半導体ウェーハ10上の各
層の露光に対して行われる。本実施例では、上記のよう
に第1関係式と一般化第2関係式とに基づいて任意のチ
ップ領域1i内の設計上の位置に対する実際の位置を算
出しているので、精度よく層間の位置合わせを行うこと
ができる。また、例えばウェーハ10上のチップ領域数
nが50の場合、位置合わせマーク検出時間が、従来の
例えば7分に対し420×6/50=50秒となり、電
子ビーム露光のスループットを大幅に向上させることが
できる。
【0034】なお、本発明には他にも種々の変形例が含
まれる。例えば、本発明は各種荷電粒子ビーム露光装置
に対して適用可能であり、例えば図4に示すブロックマ
スク242及びマスク偏向器282〜285を用いない
電子ビーム露光に対し適用しても本発明の効果が得られ
る。また、第1位置としての位置合わせマークA1〜A
5の位置は、チップ領域11〜15以外のチップ領域に
対するものであってもよく、その個数も5個に限定され
ない。
【0035】また、上記第1関係式中の6個の定数は、
3つの位置合わせマークAjの検出位置と設計位置とに
基づいて連立方程式を解き、最小二乗法を用いずに求め
てもよい。この点は、上記個別第2関係式及びその一般
化第2関係式についても同様である。また、上記各関係
式の多項式は、より項数が多くて近似精度がより高いも
のであってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る荷電粒
子ビーム露光方法では、露光対象物上の代表的な位置合
わせマークのみについて位置合わせマークを検出すれば
よいので、層間位置合わせ処理に要する時間が従来より
も短縮され、また、上記のような第1関係式と一般化第
2関係式とに基づいて任意のチップ領域1i内の設計上
の位置に対する実際の位置を算出しているので、精度よ
く層間の位置合わせを行うことができるという優れた効
果を奏し、電子ビーム露光のスループット向上及び半導
体集積回路製造のコストダウンに寄与するところが大き
い。
【0037】本発明の第1態様では、第2検出位置が第
1検出位置に含まれるので、層間位置合わせ処理に要す
る時間をさらに短縮することが可能となるという効果を
奏する。本発明の第2態様では、近似的な第1関係式を
多項式で求めるので、第1関係式が簡単となるという効
果を奏する。
【0038】本発明の第3態様では、第1関係式に非線
形項が含まれ、非線形項が1項のみであるので、露光対
象物のプロセスにおけるゆがみを考慮することができ、
かつ、第1関係式が簡単となるという効果を奏する。本
発明の第4態様では、近似的な個別第2関係式を多項式
で求めるので、個別第2関係式が簡単となるという効果
を奏する。
【0039】本発明の第5態様では、個別第2関係式に
非線形項が含まれ、非線形項が1項のみであるので、露
光対象物のプロセスにおける局所的なゆがみを考慮する
ことができ、かつ、個別第2関係式が簡単となるという
効果を奏する。本発明の第6態様では、個別第2関係式
である多項式の係数を多項式で表すので、一般化第2関
係式が簡単となるという効果を奏する。
【0040】本発明の第7態様では、一般化第2関係式
の各係数について、非線形項が含まれ、非線形項が1項
のみであるので、露光対象物のプロセスにおける局所的
なゆがみの、露光対象物上での非線形的な変化を考慮す
ることができ、かつ、一般化第2関係式が簡単となると
いう効果を奏する。本発明の第8態様によれば、第1関
係式と一般化第2関係式とに基づいて、露光対象物上の
任意のチップ領域内設計位置に対する実際の位置を近似
的に容易に算出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本方法発明の原理構成を示すフローチャートで
ある。
【図2】図1のステップ2の処理説明図である。
【図3】図1のステップ3の処理説明図である。
【図4】本方法発明が適用される荷電粒子ビーム露光装
置の一例を示す構成図である。
【図5】ブロックパターン選択と電子ビーム軌跡との関
係を示す図である。
【図6】露光制御装置の位置ずれ補正部を示すブロック
図である。
【図7】位置合わせマークの位置検出説明図である。
【図8】半導体ウェーハ上のチップ領域とその回りの位
置合わせマークとを示す図である。
【符号の説明】
10 半導体ウェーハ 11〜15、1i、1j チップ領域 A、A1〜A5、B1〜B5、C1〜C5、D1〜D
5、Ai、Aj、Bi、Bj、Ci、Cj、Di、Dj
位置合わせマーク 201、202 移動ステージ 22 電子銃 242 ブロックマスク 282〜285 マスク偏向器 287 副偏向器 303 主偏向器 321、322 2次電子検出器 46 位置ずれ補正回路 48 移動ステージ制御回路 50 偏向量補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−275496(JP,A) 特開 平3−153015(JP,A) 特開 平5−114545(JP,A) 特開 平3−96219(JP,A) 特開 昭59−135727(JP,A) 特開 昭64−77937(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ領域が複数形成され各チップ領域
    (1i)に対応して複数の位置合わせマーク(Ai、B
    i、Ci、Di)が形成された露光対象物(10)が、
    移動ステージ(201)上に搭載され、該露光対象物に
    対し荷電粒子ビーム(EB)を照射して露光する荷電粒
    子ビーム露光方法において、第1選択された複数の該チップ領域の各チップ領域につ
    いて1つ且つ互いに対応した位置に形成された 該位置合
    わせマーク(A1〜A5)の位置である第1位置と、
    2選択された複数の該チップ領域(11〜15)の各々
    に対する該複数の位置合わせマーク(A1〜A5、B1
    〜B5、C1〜C5、D1〜D5)の位置である第2位
    置とを検出する工程(1)と、 該第1位置の検出位置とこれに対応する設計上の位置と
    の関係から、該露光対象物上の任意のチップ領域(1
    i)の該対応した位置に形成された該位置合わせマーク
    (Ai)の実際の位置と設計上の対応する位置との間の
    近似的な第1関係式を求める工程(2)と、該第2選択された 複数の該チップ領域(1j、j=1〜
    5)の各々について、該複数の位置合わせマークの検出
    位置とこれに対応する設計上の位置との関係から、該チ
    ップ領域内の実際の位置と設計上の対応する位置との間
    の近似的な個別第2関係式を求める工程(3)と、該第2選択された 複数の該チップ領域の各々に対する該
    個別第2関係式に基づいて、該露光対象物上の任意の該
    チップ領域内の実際の位置と設計上の対応する位置との
    間の近似的な一般化第2関係式を求める工程(4)と、 該第1関係式と該一般化第2関係式とに基づいて、該露
    光対象物上の任意のチップ領域内設計位置に対する実際
    の位置を近似的に算出する工程(5)と、 該算出位置に基づいて露光する工程(6)と、 を有することを特徴とする荷電粒子ビーム露光方法。
  2. 【請求項2】 前記第2選択された複数の前記チップ領
    域は、前記第1選択された複数の前記チップ領域と同一
    であることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム
    露光方法。
  3. 【請求項3】 前記第1関係式を求める工程は、前記第
    1位置の検出位置(A1〜A5)の座標(XAj,YA
    j、j=1〜5)とこれに対応する設計上の位置の座標
    (xaj,yaj、j=1〜5)との関係から、該露光
    対象物(10)上の任意のチップ領域に対する該位置合
    わせマーク(Ai)の実際の位置の座標(X,Y)と設
    計上の対応する位置の座標(x,y)との間の近似的な
    第1関係式を、Xをx及びyの多項式で表しYをx及び
    yの多項式で表すことにより求めることを特徴とする請
    求項1又は2記載の荷電粒子ビーム露光方法。
  4. 【請求項4】 前記第1関係式である多項式は、 X=g11x+r11y+h11xy+o1 Y=g12x+r12y+h12xy+o2 であり、ここにg11、r11、h11、o1、g1
    2、r12、h12及びo2は定数であることを特徴と
    する請求項3記載の荷電粒子ビーム露光方法。
  5. 【請求項5】 前記個別第2関係式を求める工程は、
    記第2選択された複数の前記チップ領域(11〜15)
    の各々について、前記複数の位置合わせマークの検出位
    置とこれに対応する設計上の位置とに基づき、該複数の
    位置合わせマークの検出位置の1つ(Aj)を原点とす
    る該チップ領域内の実際の相対位置座標(U,V)と、
    該原点に対応した設計上の第2位置(aj)を原点とす
    る、位置座標(U,V)に対応する設計上の相対位置座
    標(u,v)との間の関係式である前記個別第2関係式
    を、Uをu及びvの多項式で表しVをu及びvの多項式
    で表すことにより求めることを特徴とする請求項記載
    の荷電粒子ビーム露光方法。
  6. 【請求項6】 前記個別第2関係式である多項式は、 U=g21u+r21v+h21uv V=g22u+r22v+h22uv であり、ここにg21、r21、h21、g22、r2
    2及びh22は定数であることを特徴とする請求項5記
    載の荷電粒子ビーム露光方法。
  7. 【請求項7】 前記一般化第2関係式を求める工程は、
    前記個別第2関係式である多項式の係数を、前記x及び
    yの多項式、又は前記u及びvの多項式で表すことによ
    り、該一般化第2関係式を求めることを特徴とする請求
    項5又は6記載の荷電粒子ビーム露光方法。
  8. 【請求項8】 前記一般化第2関係式を求める工程は、
    前記g21、r21、h21、g22、r22及びh2
    2を、 g21=g210+g211x+g212y+g213xy r21=r210+r211x+r212y+r213xy h21=h210+h211x+h212y+h213xy g22=g220+g221x+g222y+g223xy r22=r220+r221x+r222y+r223xy h22=h220+h221x+h222y+h223xy として求め、ここに、g210、g211、g212、
    g213、r210、r211、r212、r213、
    h210、h211、h212、h213、g220、
    g221、g222、g223、r220、r221、
    r222、r223、h220、h221、h222及
    びh223は定数であることを特徴とする請求項6記載
    の荷電粒子ビーム露光方法。
  9. 【請求項9】 前記算出工程は、実質的に、 前記露光対象物(10)上の任意のチップ領域(1i)
    内設計位置の座標(x,y)が含まれるチップ領域に対
    応した前記位置合わせマーク(Ai)の設計上の位置座
    標(x0,y0)及び該チップ領域内の設計上の相対位
    置座標(x−x0,y−y0)を求め、 請求項3の第1関係式のx及びyにそれぞれx0及びy
    0を代入してX=X0及びY=Y0を求め、 該x及びyに基づいて請求項7の一般化された第2関係
    式中の係数を求め、該一般化第2関係式のu及びvにそ
    れぞれx−x0及びy−y0を代入してU=U0及びV
    =V0を求め、 X=X0+U0及びY=Y0+V0を、設計上の該x及
    びyに対する実際の近似的な位置座標として算出するこ
    とを特徴とする請求項7記載の荷電粒子ビーム露光方
    法。
  10. 【請求項10】 前記荷電粒子ビーム(EB)は、開口
    パターンが複数形成されたマスク(242)上の選択さ
    れた該開口パターンを通って断面形状が成形されること
    を特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の荷
    電粒子ビーム露光方法。
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