JP3377113B2 - 磁気共鳴画像化方法及び装置 - Google Patents
磁気共鳴画像化方法及び装置Info
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Description
に置かれた物体の画像化を行う磁気共鳴画像化方法に関
する。
法であって、前記物体の少なくとも一部における核双極
子モーメントを励起するための励起無線周波パルス(R
Fパルス)を印加する過程と、この励起された部分にお
いて位置依存性の磁気共鳴信号を発生させるために上記
励起RFパルスに続き複数の再フォーカスRFパルス
と、スイッチされた勾配磁場とを印加する過程と、を有
する少なくとも一つの測定系列(シーケンス)を含むよ
うな方法に関する。上記のようなRFパルスの系列はス
ピン・エコー系列として既知であり、上記再フォーカス
RFパルスに続く複数の核磁気共鳴エコー信号(NMR
信号)を発生させる。また、本発明は上記のような方法
を用いて磁気共鳴画像化を行う磁気共鳴画像化装置にも
関する。
ーロッパ特許出願公開第0309720号から既知である。こ
の既知の方法においては、スイッチされた勾配磁場が位
置情報をNMR信号中にコード化(符号化)するために
印加される。これら勾配磁場は、スライス選択勾配、位
相符号化勾配及び読出勾配を有する。上記ヨーロッパ特
許出願公開第0309720号に述べられているように、勾配
磁場のスイッチングは当該装置中に渦電流を発生させ、
このような渦電流はそれら自身の磁場をさせると共に供
給される磁場を妨害する。この結果、検査すべき物体の
歳差運動する核スピンの位相に影響し、再生画像中のア
ーチファクト(欠陥)の原因となる。このような欠陥
は、局部的な低コントラスト、画像中の局部的な信号の
欠落叉は画像中のゴーストとして現れる。既知の方法及
び装置においては、渦電流のスピン・エコー系列への影
響はRFパルスの間の短期間内に補助コイルを励磁して
主磁場を変化させることにより低減されている。この場
合、上記補助コイルにより発生される磁場の強度は勾配
磁場の中の一つの強度に比例させられる。
像化(MRI)装置に補助コイルを設ける必要があると
いう点にある。また、他の欠点は主磁場の変更が一つの
勾配磁場に関係し、容積全体に対して印加され、渦電流
の影響としての空間的変化に調整されていないという点
にある。
頭で述べたような磁気共鳴画像化方法であって、RFパ
ルスにおける位相歪等の、装置に起因する渦電流及びそ
の他の障害の影響を、追加のコイルを設けることなく、
且つ上記のような影響の空間的変化を考慮に入れて、低
減することができるような方法を提供することにある。
法は、励起RFパルスと、再フォーカスRFパルスと、
スイッチされる勾配磁場とを有する準備シーケンスを印
加すると共に、この準備シーケンスにおいて発生される
磁気共鳴信号を測定し、測定シーケンスにおいては、最
初の再フォーカスRFパルスまでの初期段階と、この初
期段階に続く収集段階とを、前記準備シーケンスにおい
て測定された磁気共鳴信号から決定されるパラメータに
基づいて相互に調整することを特徴としている。この場
合、シーケンスの初期段階、即ちセットアップ段階、は
NMR信号の発生及び収集に先行する部分であり、それ
より後の段階は収集段階と呼ぶ。測定シーケンスのこれ
らの何れかの段階における調整は、勾配磁場及びRFパ
ルスを殆ど任意の強度で且つ大きな柔軟性をもって発生
するMRI装置の能力を利用してなされる。本発明の方
法は、このような備わっている性能を使用する。準備シ
ーケンスにおいては磁気共鳴信号への妨害の影響が決定
され、これにより測定シーケンスにおいては比較を行う
ことができる。渦電流及びRFパルス発生手段における
歪のような妨害の影響は収集段階では一定であるから、
調整は初期段階のみで必要となる。しかしながら、初期
段階はそのままとして収集段階を同様の効果でもって調
整するか、叉はこれら両段階に調整を分散させることも
可能である。準備シーケンスは測定シーケンスとは同一
である必要はない。準備シーケンスと測定シーケンスと
の間の差は、これらの差が渦電流やRFパルスの歪のよ
うな妨害に結果として寄与しない限り許容することがで
きる。
期段階において補償勾配磁場を前記準備シーケンスにお
ける磁気共鳴信号の時間位置に基づいて調整された大き
さで印加するか、叉は前記収集段階を準備シーケンスに
おける磁気共鳴信号の時間位置に基づいて読出勾配の大
きさを適応化させることにより調整するか、の少なくと
も何れか一方を実施することを特徴としている。
数符号化をもたらし、補償読出勾配は最初の再フォーカ
スRFパルスに先行して非位相化を導入する。例えば渦
電流等の主妨害効果は、歳差運動するスピンの位相の変
化であり、これは選択された部分の全体において同じで
ある。調整された補償読出勾配磁場、叉は調整された読
出勾配、は歳差運動するスピンに対して付加的な位相差
をもたらし、この位相差は妨害により生じた位相差と大
きさが殆ど同じで反対である。妨害の結果は、再フォー
カスRFパルス後の再整列が、妨害が無い場合と比較し
て、異なる時間で且つ異なる向きで発生するということ
である。準備シーケンスにおけるスピン・エコー信号の
時間位置は調整の大きさ決定するための好適な基本情報
となる。既に存在する勾配コイルを使用するので、当該
MRI装置は補助コイルを必要としない。勾配磁場の大
きさとは、勾配磁場の持続時間にわたる合計強度を云
い、矩形の勾配パルスの場合は強度と時間長との積であ
る。補償勾配の大きさを調整することは、物体の選択さ
れた位置における核双極子モーメントに対する妨害の実
際の影響が用いられるという利点を有している。
シーケンスが少なくとも第1及び第2の磁気共鳴信号を
発生するために印加され、測定シーケンスにおける補償
勾配磁場と読出勾配の大きさと、準備シーケンスにおけ
る対応する補償勾配磁場と対応する読出勾配の大きさと
の間の累積された差が、前記第1及び第2の磁気共鳴信
号の間の期間の公称期間からのずれに比例することを特
徴としている。もし妨害が補償勾配磁場と読出磁場との
相対的な大きさに影響する場合は、これに起因するスピ
ン・エコー信号の発生時点の差を同一のシーケンスにお
ける異なるスピン・エコー信号間の時間長を決定するこ
とにより測定することが可能である。歳差運動するスピ
ンへ影響する位相差は磁場の大きさに比例するから、検
出された時間差に比例して調整された補償勾配によって
適切な補償を行うことが可能である。
磁気共鳴信号の間の期間が所定の関数に基づく適合操作
か、叉は相関アルゴリズムを用いて決定されることを特
徴とするようにしてもよい。通常、スピン・エコー信号
は短い時間を隔てた多数のサンプルとして測定される。
このようなサンプリング間隔よりも大幅によい精度での
2つのスピン・エコー信号の相対位置の満足のゆく決定
は、これらのサンプルの多数を用いた適合操作か、叉は
測定されたスピン・エコー信号の両者の全サンプルか叉
はそれらの大部分を用いて相関解析を行うことによって
達成することができる。ノイズ等によってスピン・エコ
ー信号の中心部のサンプルが充分な変化を示さないよう
な場合は、信号の位置を良好に合わせるには上記相関法
が好ましい。
ーケンスにおける初期段階の収集段階に対する調整の量
が、準備シーケンスにおける磁気共鳴信号の位相に依存
することを特徴としている。この方法によれば、物体の
一部における歳差運動するスピンの位相に総合的に影響
する妨害の補償を可能にする。このような妨害には、例
えば、RFパルス発生系列における位相歪、叉は物体か
らスライスを選択するために印加される勾配磁場のズ
レ、即ち例えば渦電流によるズレ等である。位置及び位
相の両者の例を同時に適用することも可能であり、これ
によればNMR信号の位置及びNMR信号の位相の両方
に基づいて調整された測定シーケンスが得られる。
が少なくとも第1及び第2の磁気共鳴信号を発生するた
めに印加され、前記調整の量がこれら第1及び第2の磁
気共鳴信号の間の位相差に比例することを特徴とするよ
うにしてもよい。この方法によれば、必要とされる補正
が妨害の大きさに対して線形な場合には正確な補償を行
うことができる。
は、前述したスイッチされる勾配磁場がRFパルスと同
時に印加されるスライス選択勾配を有している。スライ
スの厚み方向の磁場の強度の変化に対してスピンを再配
列するために、励起RFパルスより後であって最初の再
フォーカスRFパルスより前の期間において再位相化パ
ルスを印加する。この実施例は、測定シーケンスの初期
段階が再位相化スライス選択の大きさを適応化させるこ
とにより調整されることを特徴としている。この実施例
においては、付加的な補償勾配磁場は必要ない。
ーケンスにおいて、前記初期段階が励起RFパルスの位
相を適応化するか叉は再フォーカスRFパルスの位相を
適応化することによって調整されることを特徴としてい
る。この方法は再位相化スライス選択勾配の調整の他の
例となる。特に選択されたスライスが中心からずれてい
る場合は、スライス選択勾配における妨害を補正するよ
りも、当該スライス用の励起RFパルス叉は再フォーカ
スパルスを調整する方が簡単である。この方法によれ
ば、例えばRFパルス発生系列の不完全さによるRFパ
ルスの位相歪の場合の補正も可能になる。
体の少なくとも2つの異なるスライスが選択され、測定
シーケンスの初期段階及び収集段階がこれらの選択され
たスライスの各々について調整されることを特徴として
いる。この実施例においては、数個のスライスが画像化
され、補償が各スライスについて個々に最適化される。
この方法は、妨害が物体の異なる位置では異なる影響を
もつことを考慮している。
実施する装置にも関する。本発明によるこの装置は、略
一様な静止主磁場中に置かれた物体の画像化を行う磁気
共鳴画像化装置であって、前記主磁場を形成する手段
と、この主磁場に重畳された勾配磁場を発生する手段
と、前記主磁場中に置かれた物体に向けてRFパルスを
照射する手段と、前記勾配磁場と前記RFパルスとの発
生を制御するための制御手段と、RFパルスとスイッチ
される勾配磁場とのシーケンスにより発生される磁気共
鳴信号を受信及びサンプルする手段とを有し、前記制御
手段が、前記物体の少なくとも一部における核双極子モ
ーメントを励起するための励起RFパルスを印加し、こ
の励起された一部において位置依存性の磁気共鳴信号を
発生させるために前記励起RFパルスに続く複数の再フ
ォーカスRFパルスとスイッチされる勾配磁場を印加す
る、ように構成されている磁気共鳴画像化装置である。
そして、この装置は前記制御手段が、励起RFパルス
と、再フォーカスRFパルスと、スイッチされる勾配磁
場とを有する準備シーケンスを印加すると共に、この準
備シーケンスにおいて発生される磁気共鳴信号を測定
し、測定シーケンスにおいては、最初の再フォーカスR
Fパルスまでの初期段階と、この初期段階に続く収集段
階とを、前記準備シーケンスにおいて測定された磁気共
鳴信号から決定されるパラメータに基づいて相互に調整
する、ように構成されていることを特徴としている。
1が概念的に示されている。この装置は一様な静止主磁
場を発生するための一連の主磁気コイル2と、付加的な
磁場を制御可能な強度で且つ選択された方向に勾配を持
つ形で重畳するための数組の勾配コイル3、4及び5と
を有している。従来のように、上記主磁場の方向はz方
向として示し、この方向に垂直な2つの方向をx及びy
方向として示す。前記勾配コイルは電源11を介して励
磁される。当該装置は、更に、無線周波(RF)パルス
を物体、即ち人体7に放射するための放射手段6を有
し、該放射手段は上記RFパルスを発生及び変調するた
めの変調手段8に結合されている。また、当該装置には
前記NMR信号を受信するための手段が設けられるが、
この手段は上記放射手段6と同一でも叉は別のものであ
ってもよい。図に示すように、放射手段と受信手段とが
同一の場合は送信/受信スイッチ9が、受信された信号
を放射すべきパルスから分離するために配置される。受
信されたNMR信号は受信及び復調手段10に入力され
る。前記放射手段6、変調手段8並びに勾配コイル3、
4及び5用の電源11は、制御システム12により所定
のシーケンスのRFパルス及び勾配パルスを発生するよ
うに制御される。前記復調手段10は例えば電子計算機
等のデータ処理装置14に結合され、受信された信号を
例えば表示ユニット15上で視認できるような画像に変
換する。
に物体、即ち人体7、を置いた状態で動作状態にされた
場合、上記物体中の僅かの余剰の核双極子モーメント
(核スピン)が磁場の方向に整列される。平衡状態で
は、このことは物体7の物質中の正味の磁化M0を磁場
に平行に向けさせることになる。装置1においては、上
記の巨視的な磁化M0が、核のラーモア周波数に等しい
周波数のRFパルスを上記物体に向けて照射することに
より操作され、これにより前記核双極子モーメントを励
起状態にし且つ磁化M0を再指向させる。適切なRFパ
ルスを印加することにより上記の巨視的な磁化の回転が
得られるが、その回転角はフリップ角と呼ばれる。勾配
磁場を印加することによる磁場中への変化の意図的な導
入は、磁化の振る舞いに局部的に影響を与える。RFパ
ルスの印加後、上記磁化の変化は磁場中で熱平衡状態に
戻ろうとし、その過程で放射を行う。うまく選択された
RFパルス及び勾配磁場パルスはこの放射をNMR信号
として放射させ、これら信号が例えば水素核のような特
定の核の密度及びそれが発生した物質についての情報を
もたらす。上記の放射信号の解析及びこの解析結果の画
像としての提示により、前記物体、即ち人体7、の内部
構造についての情報に接することができる。磁気共鳴画
像化(MRI)及びMRI装置についてのこれ以上の詳
細な説明は、IRLプレスにより1987年に発行され、M.
A.Foster及びJ.M.S.Hutchinsonにより編集された「実用
NMR画像化」なるタイトルの本等の本主題に関する文
献を参照されたい。
スピン・エコーNMR信号を得るためのRFパルスと磁
場勾配とのシーケンスを示している。一番上の線RFに
は、当該シーケンスの開始がフリップ角αの励起RFパ
ルス21で示され、該パルスには期間τ1後にフリップ
角βを持つ最初の再フォーカスRFパルス22が続いて
いる。通常、上記α及びβの値は各々90度及び180度
である。上記励起RFパルス21に続いて、一番下の線
NMRに示した自由誘導減衰(FID)的な磁気共鳴信
号61が発生され、該信号は個々の歳差運動核磁気双極
子モーメントが磁場の局部的な変化により位相コヒーレ
ンスを失うと急激に消滅する。上記の再フォーカスRF
パルス22は、これらの個々の磁気双極子モーメントの
方向を局部的な磁場に影響を与えることなく反転する。
結果として、非位相化(dephasing)が再位相化(rephasin
g)に反転され、その結果等しい期間τ1後にNMRスピ
ン・エコー信号62が発生する。このスピン・エコー信
号62の後、双極子モーメントは再び非位相化する。通
常180度であるフリップ角βi(i=3、…、6)の再フ
ォーカスRFパルス23、24、25及び26の繰り返
しが、非位相化のその後の反転を行なわせ、NMRスピ
ン・エコー信号63、64、65及び66を繰り返し発
生させる。通常、あるスピン・エコー信号と次の再フォ
ーカスRFパルスとの間の間隔τ2、τ3、τ4及びτ5は
長さが等しくなるように選択される。
Fパルスと同時にスライス選択勾配を印加することによ
り、物体7の一部に対して選択的とされるが、このよう
な選択勾配が図では上から2番目の線Gsに示されてい
る。符号31で示すように、このようなスライス選択勾
配は先ず励起RFパルス21の間に印加される。この最
初の勾配31による非位相化は反対の勾配31’により
補償される。また、再フォーカスRFパルス22〜26
の印加の間にはスライス選択勾配32〜36がオン状態
とされる。また、選択されたスライス内での位置決定の
ために当該選択スライス内に勾配方向を持つ位相符号化
勾配パルス42、43、44、45及び46(上から3
番目の線Gp上に示す)が、RFパルスとNMRスピン
・エコー信号62、63、64、65及び66との間で
印加される。更に、前記選択スライス内にあるが上記位
相符号化磁場の勾配方向とは垂直な勾配方向を持つ周波
数符号化叉は読出勾配52、53、54、55及び56
(上から4番目の線Gr上に示す)が、スピン・エコー
信号の発生の間にオン状態にされる。上記位相符号化勾
配の非位相化効果はスピン・エコー信号の発生の後に他
の勾配パルス42’、43’、44’、45’を、それ
らに先行する勾配パルス42、43、44、45と同一
の大きさであるが反対の勾配方向で、印加することによ
り除去される。また、読出勾配パルス52、53、5
4、55及び56の非位相化効果は再フォーカスRFパ
ルスにより補償される。励起RFパルス21と最初の再
フォーカスRFパルス22との間で印加される補償読出
勾配51は、読出方向におけるスピンの最初の非位相化
をもたらす。この補償読出勾配51は、読出勾配52、
53、54、55及び56の半分の大きさを有してい
る。
は図2にサンプリング列72、73、74、75及び7
6で示すように幾度も(通常256回)サンプルされ
る。直交位相検出(quadrature detection)により、各サ
ンプルは同相の及び90度位相のずれた信号を発生す
る、言い換えると、各サンプルは複素NMR信号値の実
部及び虚部成分をもたらす。
は、最初のスピン・エコー信号の最大値の時間的位置は
最初の再フォーカスRFパルス22から期間τ1後とな
り、この期間は励起RFパルス21と最初の再フォーカ
スRFパルスとの間の期間と等しい。しかしながら、例
えば渦電流等による付加的な及び妨害するような勾配磁
場が存在すると、公称の勾配の大きさの間にずれが生じ
る。例えば、励起RFパルス21と最初の再フォーカス
RFパルス22との間の読出方向Grにおける勾配の合
計した大きさは、再フォーカスRFパルス22とその後
の期間τ1の終わりとの間の読出勾配52の大きさとは
等しくない。この結果、最初のスピン・エコー信号62
は位置がずれる。
号の位置を測定して公称時間τ1と比較することにより
決定することができる。このようにして、補償読出勾配
51の立ち上がり及び立ち下がり縁及び読出勾配52の
立ち上がり縁の渦電流の影響が考慮に入れられる。しか
しながら、他の渦電流は読出勾配52、53、…の各立
ち下がり縁に関係しているから、これらが次のスピン・
エコー信号に影響する。したがって、最初の2つのスピ
ン・エコー信号62及び63の間の期間を測定し、これ
を期間2τ2と比較して、妨害のより完全な判定及びよ
り良い補償が得られるようにする。
準備シーケンスが示され、2番目のNMR信号63の発
生までは図2に示したシーケンスの最初の部分と概ね同
じである。図から分かるように、NMR信号162及び163
の各位置は明らかにずれている。時間長は別として、こ
の準備シーケンスと測定シーケンスとの間の差は位相符
号化勾配パルスGpが無いことである。この差は位相符
号化勾配がRFパルスの間では正味の貢献度を有してい
ないから無視できる程度の影響のものに過ぎず、全ての
妨害は反対の符号の勾配パルスにより補償される。スピ
ン・エコー信号の位置を決定するため、当該信号の公称
位置の周辺の多数のサンプル172及び173の振幅、即ち複
素サンプル値の絶対値、に例えば放物線のような曲線を
合わせる。かくして、サンプル番号で表されたスピン・
エコー信号の最大値の位置p1及びp2が、2つのサンプ
ルの間の間隔dtの小部分であるような精度で得られ
る。
おける最初の再フォーカスRFパルス222に先行する補
償読出勾配251の大きさを調整するために使用され、そ
の一部が図3のbに示されている。なお、図示の部分に
続く再フォーカスRFパルス、勾配パルス及びスピン・
エコー信号の更なるシーケンスとで全体の測定シーケン
スが完成する。図3のbに部分的に示したシーケンスは
図2に示したものと補償読出勾配251の大きさを除いて
同一であり、図における同一の各要素の詳細な説明は省
略する。補償読出勾配251の大きさは、その強度をΔG
rc=1/2(p1−p2)・SGr・dt/Trcなる量だけ変化
させることにより調整され、ここでΔGrは強度の変化
を、Trcは当該補償読出勾配の長さを、SGrは読出勾
配の強度を、(p1−p2)は各信号のサンプル番号で表
されたNMR信号間の時間差を、叉dtはサンプリング期
間の長さを各々表している。当該パラメータは補償読出
勾配の強度自体ではなくて時間積分された値であるか
ら、所定の量と等価な大きさの変化を、本発明の範囲内
で選択することもできる。例えば、補償読出勾配の長さ
をΔTrc=1/2(p1−p2)・dt・SGr/Grcだけ変化
させることもできる。測定シーケンスにおいて補償読出
勾配251の大きさを変更したのち、読出勾配パルスの大
きさの間の不整合さが補正され、NMR信号262、263等
が時間的に予定された位置に現れるようになる。
決定するための前記曲線合わせの代わりとなるものは、
測定された2つのスピン・エコー信号の2組のサンプル
の間の相関関係をこれら両者間の予想された時間長の関
数として算出する方法である。予想された時間長を変化
させることにより、上記2つのサンプル組が最大の重な
りを呈する場合に当該相関関数は最大となり、これに対
応する時間長が前記2つのパルスの間の間隔となる。こ
の方法は、全てのサンプル叉はその多くの部分が位置決
定に寄与するという利点を有している。これによれば、
各サンプルの中央部だけでは信頼性のある情報を提供す
るには不十分である場合、例えばノイズに影響される場
合等に有利となる。
ピン・エコー信号の不所望に刺激されたエコーとの干渉
に起因する悪影響を防止すべく注意が払われねばならな
い。このことは、選択方向において非位相化を行うか、
叉は指示されたタイミングからのずれを意図的に与える
ことによって、励起RFパルスと最初の再フォーカスR
Fパルスとの間の公称勾配の大きさが再フォーカスRF
パルス間の大きさの半分となる条件からずらすことのよ
り実施することができる。後者の場合、前記の刺激され
たエコーと所望のエコーとは一致しない。
同様に、渦電流及び他の妨害が信号に対してスライス選
択方向にも影響する。この方向の影響はNMR信号の位
相に現れる。図3のbに示すように、上記妨害は測定シ
ーケンスにおいて励起RFパルス221と最初の再フォー
カスRFパルス222との間における付加的な勾配パルス
により補償することができる。これらのRFパルスの間
には、既に、スライス選択再位相化パルス231'が存在す
るから、上記の付加的なパルスはこの再位相化パルス23
1'をΔGrephなる量だけ調整することにより印加するこ
とができる。この量ΔGrephは、前記準備シーケンスに
おけるNMR信号162及び163の中心における各位相φ1
及びφ2の差(φ2−φ1)に比例する。読出方向の位置
ずれの補正は、読出勾配方向における中心のずれた検出
の場合に必要となるであろう。上記補正ΔGrephはΔG
reph=1/2(φ1−φ2)/(Treph・2πγzoff)で与
えられ、ここでΔGrephは再位相化パルス231'の強度の
変化を、Trephは長さを、(φ1−φ2)は位相差を、γ
は励起された核スピンの磁気回転比を、またzoffは選
択されたスライスの当該スライスに垂直な方向の中心か
らずれた位置を各々表している。なお、上記と同様な効
果を得るには、再位相化パルス231'の長さを変えること
もできる。
代えて、測定シーケンスにおいて励起RFパルス221の
位相を次の数1なる式で示す量だけ調整することによっ
ても同様の補償効果を達成することが可能である。
2次元画像で画像化する場合に好適である。この場合、
上記スライスの厚さ方向の位相変化はあまり重要ではな
い。当該RF連鎖における位相歪及びスライス選択勾配
のずれという2つの可能性のある妨害の原因は、異なる
中心からずれた位置を持つ測定により解きほぐすことが
できる。
勾配Gsの値を交代させるスピン・エコー系列を発生さ
せることにより物体の数個のスライスを同時に測定する
場合には、上述した方法が各スライスの別個の最適補償
を可能にする。この場合、短い準備シーケンスによる調
整値を決定する所定の手順が、選択された各スライスに
対して繰り返される。
元測定の代わりに、物体の一部を3次元で画像化するこ
とも可能である。その場合は、前記スライス選択勾配G
sが物体の厚い部分を選択するように調整されるか、叉
は該勾配を省略する。上記勾配磁場に加えて、第1の位
相符号化磁場Gp及び読出勾配磁場Grの勾配方向に対し
て垂直な勾配方向を持つ第2の位相符号化勾配磁場
Gp’が印加される。これが図4に示され、この図にお
いてはスライス選択勾配Gsが位相符号化勾配Gp’の第
2の系列により補足される。図示したシーケンスは図2
に示したシーケンスと略同様であるから詳細な説明はこ
こでは省略する。第1の位相符号化磁場Gpのように、
第2の勾配符号化磁場はRFパルスに続く勾配パルス38
2、383、384、385、386とスピン・エコー信号に続く補
償勾配パルス382'、383'、384'、385'との系列として印
加される。第1及び第2の位相符号化勾配パルスの大き
さを変化させる方法は、2つの方向における全ての必要
とされる位相符号化勾配の組み合わせが存在する限り、
自由に選択することができる。
説明したのと同様の方法で、準備シーケンスにおいてス
ピン・エコー信号の位置及び位相の差(図示略)を決定
すべきである。図4に交差ハッチングを付したように、
3次元の場合は補償勾配磁場は補償読出勾配351の強度
の調整と、再位相化スライス選択勾配331'の調整として
印加される。また、励起RFパルス321の位相は、妨害
磁場の影響に無関係に、NMR信号の位相が画像化され
るべき領域の中心に同調するように調整することができ
る。
適した磁気共鳴画像化装置を概念的に示すブロック図、
スRFパルス、勾配磁場及びスピン・エコーの発生を含
むシーケンスを示すタイムチャート、
ける準備シーケンス及び測定シーケンスをa及びbに各
々示すタイムチャートで、これら両シーケンスは共に励
起RFパルス、複数の再フォーカスRFパルス、勾配磁
場及びスピン・エコー信号を含む、
調整された勾配磁場を含む測定シーケンスのタイムチャ
ートである。
ス、 31〜36、131〜133、231〜234…スライス選択勾配、 52〜56、152〜153、252〜253…読出勾配、 62〜66、162〜163、262〜263…スピン・エコー信号。
Claims (8)
- 【請求項1】略一様な静止主磁場中に置かれた物体の画
像化を行う磁気共鳴画像化装置であって、当該装置が、 前記主磁場を形成する手段と、 前記主磁場に重畳される、スイッチされる勾配磁場を発
生する手段と、 前記主磁場中に置かれた物体に向けてRFパルスを照射
する手段と、 前記勾配磁場と前記RFパルスとの発生を制御する制御
手段と、 前記RFパルスとスイッチされる勾配磁場とのシーケン
スにより発生される磁気共鳴信号を受信及びサンプルす
る手段と、を有し、 前記制御手段が、前記物体の少なくとも一部における核
双極子モーメントを励起するための励起RFパルスと、
前記励起された一部において位置依存性の磁気共鳴信号
を発生させるための前記励起RFパルスに続く複数の再
フォーカスRFパルス及びスイッチされる勾配磁場と、
を有する測定シーケンスを生成するように構成されてい
る磁気共鳴画像化装置において、前記制御手段が更に、 励起RFパルスと、再フォーカスRFパルスと、スイッ
チされる勾配磁場と、 を有する準備シーケンスを生成し、 前記準備シーケンスにおいて発生される磁気共鳴信号を
測定し、 前記準備シーケンスにおいて発生された前記磁気共鳴信
号に依存して前記励起RFパルスの位相及び/又は前記
再フォーカスRFパルスの位相を適応化することによ
り、前記測定シーケンスにおいて、最初の再フォーカス
RFパルスまでの初期段階及び/又は該初期段階に続く
収集段階を調整するように、構成されていることを特徴
とする磁気共鳴画像化装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の磁気共鳴画像化装置にお
いて、 前記スイッチされる勾配磁場が磁気共鳴信号の発生中に
印加される読出勾配を有し、 前記制御手段が、前記測定シーケンスの前記初期段階に
おいて、前記準備シーケンスにおける磁気共鳴信号の時
間位置に依存して調整された大きさをもつ補償勾配磁場
を印加し、及び/又は前記準備シーケンスにおける磁気
共鳴信号の時間位置に依存して前記読出勾配の大きさを
適応化させることにより前記収集段階を調整するように
構成されていることを特徴とする磁気共鳴画像化装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の磁気共鳴画像化装置にお
いて、 前記制御手段が、少なくとも第1及び第2の磁気共鳴信
号を発生させるために前記準備シーケンスを印加するよ
うに構成されており、 前記測定シーケンスにおける前記補償勾配磁場及び読出
勾配の大きさと、前記準備シーケンスにおける対応する
補償勾配磁場及び対応する読出勾配の大きさとの間の累
積された差が、前記第1及び第2の磁気共鳴信号の間の
期間の公称期間からのずれに比例することを特徴とする
磁気共鳴画像化装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の磁気共鳴画像化装置にお
いて、 前記制御手段が、所定の関数に基づく適合操作か、又は
相関アルゴリズムを用いて、前記第1及び第2の磁気共
鳴信号の間の期間を決定するように構成されていること
を特徴とする磁気共鳴画像化装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか一項に
記載の磁気共鳴画像化装置において、 前記制御手段が、前記準備シーケンスにおける磁気共鳴
信号の位相に依存して、測定シーケンスにおいて前記収
集段階に対して前記初期段階を調整するように構成され
ていることを特徴とする磁気共鳴画像化装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の磁気共鳴画像化装置にお
いて、 前記制御手段が、少なくとも第1及び第2の磁気共鳴信
号を発生させるために前記準備シーケンスを印加するよ
うに構成され、前記調整の量が、前記第1及び第2の磁
気共鳴信号の間の位相差に比例することを特徴とする磁
気共鳴画像化装置。 - 【請求項7】請求項5又は請求項6に記載の磁気共鳴画
像化装置において、 前記スイッチされる勾配磁場がRFパルスと同時に印加
されるスライス選択勾配を有し、 前記制御手段が、前記励起RFパルスと最初の再フォー
カスRFパルスとの間の期間に再位相化スライス選択勾
配を印加し、該再位相化スライス選択勾配の大きさを適
応化することによって前記測定シーケンスの前記初期段
階を調整するように構成されていることを特徴とする磁
気共鳴画像化装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項8の何れか一項に記
載の磁気共鳴画像化装置において、 RFパルスとスイッチされる勾配磁場とを有する複数の
シーケンスが印加され、 前記制御手段が、前記物体の少なくとも2つの異なるス
ライスを選択し、該選択されたスライスの各々につい
て、前記測定シーケンスの前記初期段階又は前記収集段
階を調整するように構成されていることを特徴とする磁
気共鳴画像化装置。
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