JP3376476B2 - 慣性計測装置 - Google Patents

慣性計測装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば人体等の測
定対象物体に装着して人体等の動きを計測したり、ダミ
ー人形等の測定対象物体に装着して衝撃試験を行う場合
等に利用される慣性計測装置に関し、特に測定対象物体
に装着した状況に応じて各加速度感知軸及び角速度感知
軸を、測定対象物体に定義される各軸、例えば前向軸、
下向軸、右向軸に自由に対応付けすることができる慣性
計測装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来より3個の加速度センサをその感知
軸を互いに直交するX、Y、Z方向に向く姿勢に保持し
て測定対象物体に取り付け、これら3個の加速度センサ
の各検出信号を計測して測定対象物体に印加される加速
度を測定する慣性計測装置、もしくは3個の加速度セン
サと3個の角速度センサをそれぞれの加速度感知軸及び
角速度感知軸を互いに直交するX、Y、Z軸方向に交叉
させて配置し、各加速度センサ及び角速度センサの各検
出信号を利用して慣性演算処理し、その慣性演算処理に
より測定対象物体の姿勢変化等を測定する慣性計測装置
が広く利用されている。
【0003】図12にその慣性計測装置の外観形状の一
例を示す。10は慣性計測装置の全体を指し示す。慣性
計測装置10は箱体11の内部に複数の加速度センサ及
び角速度センサ等が装着され、その装着される加速度セ
ンサ及び角速度センサの数に応じてX、Y方向の慣性計
測用とX、Y、Z方向の慣性計測用のそれぞれに分類さ
れる。図12に示す例ではX、Y、Z方向の慣性を計測
する慣性計測装置の場合を示す。箱体11には測定対象
物体への取付用のために取付金具12が用意され、この
取付金具12を利用して測定対象物体に取りつけられ
る。また箱体11の一つの面からケーブル13が引き出
される。
【0004】箱体11の内部には、一般に演算処理装置
が内蔵され、各センサの感知軸X、Y、Zの各加速度検
出信号と角速度検出信号を利用して測定対象物体に与え
られた、加速度の方向、回転量、姿勢の変化量等をケー
ブル13を通じて外部に出力する。図13に従来の慣性
計測装置の電気的な構成の一例を示す。この例では3軸
方向の加速度と角速度を測定して角速度ω、姿勢角φ、
加速度A、速度V、位置P等を算出する慣性計測装置1
0の概要を示す。
【0005】加速度センサA1、A2、A3と、これら
の各加速度センサA1、A2、A3の各加速度感知軸
X、Y、Zを中心とする角速度を検出する姿勢に保持さ
れた角速度センサJ1、J2、J3とが設けられる。こ
れらの各センサの検出信号AX、AY、AZとJX、J
Y、JZは基準センサ軸設定部15で各センサA1、A
2、A3とJ1、J2、J3の各感知軸X、Y、Zの向
きと測定対象物体側で定義される各軸例えば前向軸F、
右向軸R、下向軸D等に定義付けし、その定義付けされ
た加速検出信号FAX、RAY、DAZ及び角速度検出
信号FJX、RJY、DJZを演算処理装置16に入力
し、演算処理装置16で演算することにより演算処理装
置16から、測定対象物体に定義された前向軸F、右向
軸R、下向軸Dに対応付けされた角速度ω、姿勢角φ、
加速度A、速度V、位置P等を出力する。このように、
演算処理装置16から出力される角速度ω、姿勢角φ、
加速度A、速度V、位置Pを測定対象物体20に定義し
た各軸F、R、Dの各向きに対応付けさせるためには、
演算処理装置16の前向軸入力端子TF、右向軸入力端
子TR、下向軸入力端子TDに供給する信号の軸の向き
を予め定めた前向軸F、右向軸R、下向軸Dの向きに合
致させる必要がある。この設定を基準センサ軸設定部1
5で行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の慣性計測装置は
演算処理装置16の各入力端子TF、TR、TDに供給
する信号の軸定義が基準センサ軸設定部15で設定さ
れ、測定対象物体に定義されている例えば前向軸F、下
向軸D、右向軸Rに一義的に対応付けされているから、
慣性計測装置10を測定対象物体に装着する場合に測定
対象物体に定義されている前向軸F、下向軸D、右向軸
Rと自己の感知軸X、Y、Zとの対応付けに従って向き
を選んで装着しなければならないことになる。
【0007】特に、図12に示したように箱体11に取
付金具12を用意している場合にはこの取付金具12の
位置によって測定対象物体への取付面が決まるため、慣
性計測装置10の向きを自由に選択して取りつけるため
には面倒な作業が強いられる。その一例を図14乃至1
6を用いて説明する。この例ではヘルメットのような測
定対象物体20に慣性計測装置10を取り付け、この測
定対象物体20を例えばダミー人形或いは人間に被せて
各種の計測を行う場合を示す。
【0008】図12に示したように慣性計測装置10は
箱体11に収納されており、この箱体11を取付金具1
2を利用して測定対象物体20に装着する場合、測定対
象物体20に定義される前向軸F、下向軸D、右向軸R
と慣性計測装置10内に定義される各感知軸X、Y、Z
(詳しくは各軸X、Y、Zとその向X+、X−、Y+、
Y−、Z+、Z−)との間の関係を常に一定の関係を保
つように取り付けなければならない。
【0009】慣性計測装置10の各感知軸X、Y、Zを
測定対象物体20に定義された前向軸F、下向軸D、右
向軸Rのそれぞれに対応付けする場合、取付金具12を
使って最も簡単に装着するには図14に示すように測定
対象物体20の頭頂面に取り付ければよい。然し乍ら、
頭頂面では具合が悪く、例えば図15に示すように測定
対象物体20の後部または図16に示すように側部に取
りつけるためにはブラケット14の使用が必要となる。
【0010】このように、取り付け金具12を用いて測
定対象物体20となるヘルメットに装着する場合に限っ
ても、軸の定義を整合させるためには各種の工夫が必要
である。増してや各種の形状の測定対象物体に対して慣
性計測装置10を取り付けるに当たっては様々な工夫が
要求される。この発明の目的は慣性計測装置を自由な向
きで測定対象物体に装着しても、慣性計測装置の各感知
軸X、Y、Zと、測定対象物体に定義されている各軸と
の間の対応付けを自由に設定し、整合させることができ
る慣性計測装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1では
複数の加速度センサが、これらの各加速度感知軸が互い
に直交乃至は交叉する姿勢で保持されて構成され、これ
ら複数の加速度センサが測定対象物体に装着されて測定
対象物体に印加される加速度を計測する慣性計測装置に
おいて、各加速度センサの各加速度感知軸を測定対象物
体への取付状況に応じて測定対象物体に定義された各軸
の何れかに定義する軸設定手段を設けた構成とした慣性
計測装置を提案する。
【0012】この発明の請求項2では、複数の角速度セ
ンサが、これらの各角速度感知軸が互いに直交乃至は交
叉する姿勢で保持されて構成され、これら複数の角速度
センサが測定対象物体に装着されて測定対象物体に印加
される角速度を計測する慣性計測装置において、各角速
度センサの各角速度感知軸を測定対象物体への取付状況
に応じて測定対象物体に定義された各軸の何れかに定義
する軸設定手段を設けた構成とした慣性計測装置を提案
する。
【0013】この発明の請求項3では、各加速度感知軸
が互いに直交乃至は交叉する姿勢で保持された複数の加
速度センサと、これら各加速度センサの各加速度感知軸
を中心とする角速度を測定する姿勢に装着された複数の
角速度センサとを具備して構成され、これら複数の加速
度センサ及び角速度センサが測定対象物体に装着されて
測定対象物体に印加される加速度、及び角速度を計測す
る慣性計測装置において、各加速度センサの感知軸及び
各角速度センサの感知軸のそれぞれを測定対象物体に定
義された各軸の何れかに定義する軸設定手段を設けた構
成とした慣性測定装置を提案する。
【0014】この発明の請求項4では、請求項1又は2
記載の慣性計測装置の何れかにおいて、加速度センサ又
は角速度センサはそれぞれ2個とされ、これら2個の加
速度センサ又は角速度センサの各加速度感知軸、又は角
速度感知軸が互いに直交するX、Y方向に交互して配置
されている構造とした慣性計測措置を提案する。この発
明の請求項5では、請求項1又は2記載の慣性計測装置
の何れかにおいて、加速度センサ又は角速度センサはそ
れぞれ3個とされ、これら3個の加速度センサ又は角速
度センサの各加速度感知軸又は角速度感知軸が互いに直
交するX、Y、Z方向に交叉して配置されている構造と
した慣性計測装置を提案する。
【0015】この発明の請求項6では、請求項1又は2
記載の慣性計測装置の何れかにおいて、加速度センサ又
は角速度センサはそれぞれ3個以上とされ、これら3個
以上の加速度センサ、又は角速度センサの中の3個の加
速度センサ、又は角速度センサの各加速度感知軸又は角
速度感知軸が互いに直交するX、Y、Z方向に交叉して
配置され、他の加速度センサ又は角速度センサの各加速
度感知軸又は角速度感知軸はX、Y、Z方向と異なる角
度で交叉して配置した構造とした慣性計測装置を提案す
る。
【0016】この発明の請求項7では、請求項3記載の
慣性計測装置において、加速度センサ及び角速度センサ
はそれぞれ2個ずつ設けられ、これら2個ずつの加速度
センサ及び角速度センサの各加速度感知軸及び角速度感
知軸を互いに直交するX、Y方向に交叉して配置した構
造とした慣性計測装置を提案する。この発明の請求項8
では、請求項3記載の慣性計測装置において、加速度セ
ンサ及び角速度センサはそれぞれ3個ずつ設けられ、こ
れら3個ずつの加速度センサ及び角速度センサの各加速
度感知軸及び角速度感知軸を互いに直交するX、Y、Z
方向に交叉して配置した構造とした慣性計測装置を提案
する。
【0017】この発明の請求項9では、請求項3記載の
慣性計測装置において、加速度センサ及び角速度センサ
はそれぞれ3個以上ずつ設けられ、これら3個以上ずつ
の加速度センサ及び角速度センサの中の3個の加速度セ
ンサ及び角速度センサはその各加速度感知軸及び角速度
感知軸を互いに直交するX、Y、Z方向に交叉して配置
すると共に、他の加速度センサ及び角速度センサの各加
速度感知軸及び角速度感知軸はX、Y、Z方向と異なる
角度で交叉して配置した構造とした慣性計測装置を提案
する。
【0018】この発明の請求項10では、請求項1乃至
9記載の慣性計測装置の何れかにおいて、軸設定手段に
軸定義設定記憶部を設け、この軸定義設定記憶部に軸設
定手段に設定するための設定信号を記憶させる構造とし
た慣性計測装置を提案する。この発明の請求項11で
は、請求項10で提案した慣性計測装置において、軸定
義設定記憶部を不揮発性メモリによって構成した慣性計
測装置を提案する。この発明の請求項12では、請求項
1乃至11記載の慣性計測装置の何れかにおいて、慣性
計測装置に定義された複数の加速度感知軸又は角速度感
知軸の中から鉛直下向きの姿勢にある感知軸を検出する
鉛直下向軸検出手段と、この鉛直下向軸検出手段で検出
した鉛直下向軸の姿勢にある感知軸を除くほかの感知軸
を測定対象物に定義されている鉛直下向軸以外のほかの
軸に対応付けする設定を行う軸設定手段とを設けた構成
とした慣性計測装置を提案する。
【0019】
【作用】この発明の請求項1乃至3で提案した慣性計測
装置の構成によれば、慣性計測装置に軸設定手段を設け
たから、慣性計測装置の各感知軸の定義を自由に選択し
て設定することができる。従って、測定対象物体に対し
て自由に方向を選んで装着することができる。この結
果、例えば取り付け金具を用いて取り付け易い姿勢で測
定対象物体に装着しても、各感知軸を測定対象物体側に
定義される前向軸、下向軸、右向軸に自由に対応付けす
ることができ、取り付けを容易に行うことができる利点
が得られる。
【0020】請求項4では2個の加速度センサ又は角速
度センサによってX、Yの2軸方向の慣性を計測する慣
性計測装置にこの発明を適用した点を請求するものであ
る。また、請求項5では加速度感知軸又は角速度感知軸
がX、Y、Zの3軸を具備した慣性計測装置にこの発明
を適用した点を請求するものである。加速度感知軸又は
角速度感知軸が2軸であっても、3軸であってもこの発
明を適用することにより、装着の向きに制限を受けるこ
とがなくなるため取り扱いが容易な慣性計測装置を提供
することができる。
【0021】また、請求項1で提案する加速度センサだ
けで構成される慣性計測装置であっても、また請求項2
で提案する角速度センサのみで構成される慣性計測装置
であっても、請求項3で提案する加速度センサと角速度
センサを対で設けた構成の慣性計測装置程の精度は得ら
れないにしても、測定対象物体の位置の変化、姿勢の変
化等を測定することができる。従って、請求項1及び2
で提案する慣性計測装置も充分実用に供することができ
る。
【0022】請求項6では、加速度センサ又は角速度セ
ンサを3個以上設け、3個以上の中の3個のセンサの各
感知軸を互いに直交するX、Y、Zの3軸方向に配置
し、他のセンサの感知軸はX、Y、Z以外の角度に配置
した構造の慣性計測装置を提案するものである。この請
求項6で提案した慣性計測装置によれば通常時は感知軸
がX、Y、Z方向に配置されたセンサを用いて慣性を計
測するが、3個のセンサの中の何れかが不良になった場
合でもX、Y、Z方向以外の角度に配置したセンサを利
用することにより、故障前と同等の測定状態を維持する
ことができる。
【0023】この発明の請求項7乃至9で提案した慣性
計測装置によれば各感知軸に対して加速度センサと角速
度センサを対で設けた構造としたため、測定精度の高い
慣性計測装置を得ることができる。特に請求項9で提案
した慣性計測装置によれば3個以上の加速度センサと角
速度センサを用いて構成したから、常時3個のセンサを
用いている状態で、その中の1個又は2個或いは3個が
不良になっても、常用している3個以外のセンサを代用
することにより測定を続けることができる。この点で精
度が高く、また信頼性の高い慣性計測装置を提供するこ
とができる利点が得られる。
【0024】この発明の請求項10で提案した慣性計測
装置によれば、軸設定手段に軸定義設定記憶部を設けた
から、この軸設定記憶部に各設定状態を記憶させること
ができる。この軸定義設定記憶部に請求項11で提案す
るように不揮発性メモリを用いることにより一度設定を
した後は不揮発性メモリに取りこんだデータにより次回
からは全く設定操作を行わなくてもよい。従って、入力
手段19を取り外して衝撃試験等を行うことができるた
め、この点で取り扱いが容易な慣性計測装置を提供する
ことができる。
【0025】この発明の請求項12で提案した慣性計測
装置によれば鉛直下向軸検出手段を設けたことから、こ
の鉛直下向軸検出手段によって鉛直下向きの姿勢にある
感知軸を検出することができる。この結果、この鉛直下
向きの姿勢にある感知軸を測定対象物体の例えば下向軸
に自動的に決定することができ、他の軸の対応関係を設
定するだけで慣性計測手段と測定対象物体との間の軸の
関係を全て設定することができる。従って、設定操作を
簡素化することができる利点が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の請求項1及び
5で提案した慣性計測装置の一実施例を示す。図13と
対応する部分には同一符号を付して示す。請求項1で提
案した慣性計測装置は複数の加速度センサA1、A2、
A3の各加速度感知軸X、Y、Zを互いに交叉させて配
置し、その検出出力AX、AY、AZを演算処理して測
定対象物体に与えられた加速度A、姿勢角φ、速度V、
位置P等を出力する慣性計測装置10において、軸設定
手段17を設け、この軸設定手段17で各加速度センサ
A1、A2、A3の各加速度感知軸X、Y、Zを測定対
象物体(図1には特に図示しない)に定義されている各
軸(前向軸F、右向軸R、下向軸D)の姿勢に整合させ
ることができる構成としたものである。
【0027】図1に示す例では図2に示すように慣性計
測装置10をその取付金具12を用いて測定対象物体2
0に直接取りつけた場合に発生する慣性計測装置10の
感知軸X、Y、Zが測定対象物体20に定義した前向軸
F、下向軸D、右向軸Rとの関係からずれてしまうこと
を解消しようとした場合を示す。つまり、従来の慣性計
測装置ではX軸を感知軸とした加速度センサA1の検出
信号AXを演算処理装置16の前向軸入力端子TFに入
力し、X軸を測定対象物体20の前向軸Fと対応付けし
ていたが、この例では図2に示したようにX軸が上下方
向に向いているから、X軸は測定対象物体20の下向軸
Dに対応させなくてはならない。またY軸は右向軸Rに
対応し、Z軸は前向軸Fに対応することになる。
【0028】この結果、図1に示す例では軸設定手段1
7において、加速度センサA1の検出信号AXを演算処
理装置16の下向軸入力端子TDに入力し、加速度セン
サA2の検出信号AYは演算処理装置16の右向入力端
子TRに入力し、加速度センサA3の検出信号AZを演
算処理装置16の前向入力端子TFに入力するように設
定すればよい。この設定によって演算処理装置16は測
定対象物体20の動きをこの測定対象物体20に定義し
た前向軸F、右向軸R、下向軸Dに従って正しく演算処
理できることになる。
【0029】図1に示す18は軸設定手段17に設定し
た各設定状況を記憶する軸定義設定記憶部を示す。この
軸定義設定記憶部18は例えばRAMのようなメモリに
よって構成することができる。また、スタティックRA
Mのような不揮発性メモリを用いることにより、例えば
コンピュータによって構成した入力手段19から一度、
設定状況を書き込むことによりその状態を保持し続ける
ことができるから、一度設定してしまった後は、入力手
段19を接続することはなく実用することができる。こ
の軸定義設定記憶部18を設けた構成をこの発明では請
求項10で請求し、更に軸定義設定記憶部18を不揮発
性メモリによって構成した点を請求項11で請求するも
のである。
【0030】ところで、図1に示した実施例はこの発明
の概要を簡素に説明するために例示した実施例である。
図1に示した実施例では各加速度センサA1、A2、A
3の検出信号AX、AY、AZの向きに対応した極性を
考慮していないが、現実には各加速度センサA1、A
2、A3が検出する検出信号の極性を考慮し、印加され
た加速度の向きを判定する必要がある。つまり、慣性計
測装置10の各加速度感知軸X、Y、Zには、図3に示
すように極性が付加されている。この極性を測定対象物
体20の各軸に対応付けすると、図3に示す例では前向
がZ+、後向がZ−、右向がY+、左向がY−、上向が
X+、下向がX−ということに対応付けされる。
【0031】そしてこれらの各向きに加速度が与えられ
た場合の検出信号がZ−方向に対してはAZ−、Z+方
向に対してはAZ+、Y+方向に対してはAY+、Y−
方向に対してはAY−、X+方向に対してはAX+、X
−方向に対してはAX−が出力されるものとすると、演
算処理装置16の前向入力端子TF、右向入力端子T
R、下向入力端子TDには極性も定義した前向信号AZ
+、右向信号AY+、下向き信号AX−を入力する必要
がある。
【0032】図4は図1に示した入力手段19から軸定
義設定記憶部18に入力する設定の一例を示す。この例
では各加速度センサA1、A2、A3の6方向の感知軸
X+、X−、Y+、Y−、Z+、Z−の中の2つの軸を
下向軸と前向軸として決定することにより他の軸は必然
的に決定されることを表わしている。つまり、図4にお
いて、設定NO.0では下向軸をZ+、前向軸をX+に
設定した場合を示す。この2つの軸を設定することによ
り他の軸X−、Y+、Y−、Z−は必然的に決定され
る。従って、例えば入力手段19に図4に示す表を用意
し、各軸の組み合わせを図1に示した軸定義設定記憶部
18に記憶させ、設定NO.を入力手段19から入力す
るだけで設定が完了するように構成すればよい。
【0033】図5は極性を考慮した軸設定手段17の具
体的な実施例を示す。スイッチSX1、SX2及びSY
1、SY2、SZ1、SZ2は各加速度センサA1、A
2、A3の何れの向きの信号を選択するかを決定するス
イッチ、スイッチWX1、XY1、WZ1、WX2、W
Y2、WZ2、WX3、WY3、WZ3は演算処理装置
16の前向軸入力端子TF、右向軸入力端子TR、下向
軸入力端子TDにどの軸の信号を入力するかを設定する
スイッチを示す。これらのスイッチは例えば半導体集積
回路に形成した半導体スイッチによって構成することが
でき、軸定義設定記憶部18に記憶した設定値に従って
オン又はオフの状態に制御され、所望の切り替え状態に
設定される。
【0034】図6はこの発明の請求項2及び5で提案し
た慣性計測装置の実施例を示す。この実施例では3個の
角速度センサJ1、J2、J3をその角速度感知軸X、
Y、Zを互いに直交させて配置し、その検出信号を軸設
定手段17で測定対象物体に定義した各軸に整合させて
演算処理装置16の各入力端子TF、TR、TDに入力
する構成とした場合を示す。この実施例でも慣性計測装
置10が如何なる姿勢で測定対象物体に装着されても、
軸設定手段17により軸の定義を置換することができ
る。従って、慣性計測装置10を測定対象物体に取り付
ける際に、その向きに制限がないから、付属されている
例えば取付金具12を用いて簡単に取付を行うことがで
きる。尚、この実施例でも現実には図5に示した構成の
軸設定手段17を用いることになる。
【0035】図7はこの発明の請求項3及び8で提案し
た慣性計測装置の実施例を示す。この実施例ではX、
Y、Zの各感知軸に加速度センサA1、A2、A3と、
これらの各加速度センサA1、A2、A3の各加速度感
知軸を中心に印加される角速度を計測する角速度センサ
J1、J2、J3とを設け、加速度と角速度の各検出信
号を用いて角速度ω、姿勢角φ、加速度A、速度V、位
置P等を出力する構成とした慣性計測装置にこの発明を
適用した場合を示す。
【0036】従って、この実施例では加速度検出信号系
路と、角速度検出信号系路の2系統の信号系路が設けら
れ、軸設定手段17はこれら2系統の信号切り替え回路
によって構成される。図8は、請求項6及び9で提案す
る慣性計測装置の実施例を示す。請求項6では、加速度
センサか角速度センサの何れか一方を3軸方向以上に設
けた慣性計測装置を請求するものであり、請求項9では
加速度センサと角速度センサを対にして3軸以上に設け
た構成を請求するものである。図8には4個の加速度セ
ンサA1、A2、A3、A4と4個の角速度センサJ
1、J2、J3、J4を設けた形式の慣性計測装置の実
施例を示す。3個の加速度センサA1〜A3と、3個の
角速度センサJ1、J2、J3の各感知軸X、Y、Zは
互いに直行する方向に設定するが、他の1個の加速度セ
ンサA4と角速度センサJ4の感知軸は各感知軸X、
Y、Zから例えば図9に示すようにそれぞれθ=54.
7356゜傾いた角度に設定する。
【0037】このように、予め既知の角度に第4の加速
度センサA4と角速度センサJ4を設けておくことによ
り、他の加速度センサA1、A2、A3の何れか1つ又
は角速度センサJ1、J2,J3の何れか一つが不良に
なった場合は、この第4の加速度センサA4と角速度セ
ンサJ4の出力によって代用することができる。つま
り、感知軸の角度が既知であることにより、どの方向の
加速度及び角速度も角度θの比率によって求めることが
できるからである。
【0038】従って、第4の加速度センサA4と第4の
角速度センサJ4の検出信号Aθ、Jθは常時その専用
入力端子Tθを通じて演算処理装置16に入力され、他
のセンサの検出信号との比率によりX、Y、Z軸の加速
度及び角速度を算出するパラメータとして利用される。
他のセンサが正常である間はその算出値は利用されない
が、他のセンサが不良になった場合にその算出値が採用
される。以上説明した図1、図6、図7、図8に示す実
施例では加速度センサ又は角速度センサの何れか一方又
は双方をX、Y、Zの3軸方向に配置した実施例を説明
したが、請求項7で提案するXとYの2軸に加速度セン
サ又は角速度センサを設けた慣性計測装置でも軸設定手
段17を設けることにより、その姿勢を選ぶことなく、
自由な向きで測定対象物体に取り付けることができる作
用、効果が得られることは容易に理解できよう。従っ
て、2軸形式の慣性計測装置に軸設定手段17と軸定義
設定記憶部18を設けた実施例の説明は省略することに
する。
【0039】図10はこの発明の請求項12で提案する
慣性計測装置の実施例を示す。この実施例では鉛直下向
軸検出手段21を設け、この鉛直下向軸検出手段21に
よって鉛直下向きの姿勢にある感知軸を検出し、この感
知軸の検出信号を演算処理装置16の下向軸入力端子T
Dに入力するように軸設定手段17の状態を制御する構
成とした場合を示す。つまり、加速度センサA1、A
2、A3、の出力の状態により重力加速度の方向を検出
することにより下向きの姿勢にある感知軸を求めること
ができる。また他の方法としては角速度センサJ1、J
2、J3の各検出信号により地球の自転による角速度を
検出して鉛直下向きの姿勢にある感知軸を求めることも
できる。
【0040】鉛直下向軸検出手段21では、これらの何
れかの方法で鉛直下向きの姿勢にある感知軸を検出し、
この検出した軸の情報を入力手段19に送りこむ、入力
手段19はその軸の情報を利用者に表示する。利用者は
鉛直下向きの姿勢にある感知軸が解ることにより、慣性
計測装置10の取り付けの姿勢から、どの感知軸を例え
ば前向軸Fに指定すればよいかを判断することができ、
その軸を入力手段19から入力することにより、正しい
向きの設定が完了する。
【0041】図11に鉛直下向軸が検出された場合に入
力手段19で入力するほかの軸の設定の様子を示す。設
定NO.0は鉛直下向軸がZ+又はZ−の場合は、前向
軸としてX+を設定し、鉛直下向軸がX+又はX−の場
合は前向軸としてY+を設定することを表わしている。
従って、図11に示す表を軸定義設定記憶部18、又は
入力手段19に記憶しておくことにより、利用者は設定
NO.だけを入力すると所望の軸を前向軸に設定できる
ように構成することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、この慣性計測装置10に軸設定手段17を設けた構
成にしたことにより各センサの感知軸がX、Y、Zのど
の方向に取りつけられていても、センサの検出信号を切
り替えることにより演算処理装置16に入力する信号の
軸の定義を任意に変更することができるから、慣性計測
装置10の向きを選ぶことなく、自由に測定対象物体に
対して取り付けることができる。従って、例えば慣性計
測装置10に取付金具12が用意されている場合にはこ
の取付金具12を利用して、どのような姿勢で測定対象
物体に取りつけても、軸の定義を測定対象物体に定義さ
れている軸と整合させることができる。この結果、取り
扱いが容易な慣性計測装置を提供することができる。
【0043】また、軸定義設定記憶部18に不揮発性メ
モリを用いることにより、一度設定状態を記憶させてし
まえば、入力手段19を取り外しても、その状態を記憶
しているから、例えば衝撃試験を行う場合に入力手段1
9を取り外して試験を行うことができ、この点でも使い
勝手のよい慣性計測装置を提供することができる利点が
得られる。しかも、鉛直下向軸検出手段21を設けた場
合には、自動的に慣性計測装置10の取付姿勢を判定す
ることができ、この点でも更に一層取り扱いを簡素化す
ることができ、この点でも更に一層取り扱いを簡素化す
ることができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の請求項1と5で提案する慣性計測装
置の実施例を示すブロック図。
【図2】図1の動作を説明するための側面図。
【図3】慣性計測装置の感知軸の定義の一例を説明する
ための斜視図。
【図4】図1に示した軸定義設定記憶部に入力する設定
条件の一例を示す図。
【図5】図1に示した軸設定手段の内部の構造の一例を
説明するための接続図。
【図6】この発明の請求項2と5で提案する、慣性計測
装置の実施例を説明するためのブロック図。
【図7】この発明の請求項3と8で提案する、慣性計測
装置の実施例を説明するためのブロック図。
【図8】この発明の請求項6と9で提案する、慣性計測
装置の実施例を説明するためのブロック図。
【図9】図8に示した実施例の各センサの感知軸の向き
を説明するための図。
【図10】この発明の請求項12で提案する、慣性計測
装置の実施例を説明するためのブロック図。
【図11】図10に示した軸定義設定記憶部に入力する
設定条件の一例を示す。
【図12】従来の慣性計測装置を説明するための斜視
図。
【図13】従来の慣性計測装置の電気的な構成の概要を
説明するためのブロック図。
【図14】従来の慣性計測装置の不都合を説明するため
に、慣性計測装置を測定対象物体に取り付けた状態の一
例を示す平面図。
【図15】図14と同様に、従来の慣性計測装置の不都
合を説明するための側面図。
【図16】図14と図15と同様に、従来の慣性計測装
置の不都合を説明するための正面図。
【符号の説明】
10 慣性計測装置 11 箱体 12 取付金具 13 ケーブル X、Y、Z 慣性計測装置の感知軸 F 測定対象物体に定義された前向軸 D 測定対象物体に定義された下向軸 R 測定対象物体に定義された右向軸 A1、A2、A3 加速度センサ J1、J2、J3 角速度センサ 14 ブラケット 15 基準センサ軸設定部 16 演算処理装置 17 軸設定手段 18 軸定義設定記憶部 19 入力手段 20 測定対象物体 21 鉛直下向軸検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 15/00 G01C 19/00 G01C 21/16 G01P 9/00 G01P 15/18

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加速度センサが、これらの各加速
    度感知軸が互いに直交乃至は交叉する姿勢で保持されて
    構成され、これら複数の加速度センサが測定対象物体に
    装着されて測定対象物体に印加される加速度を計測する
    慣性計測装置において、 上記各加速度センサの各加速度感知軸を上記測定対象物
    体への取付状況に応じて測定対象物体に定義された各軸
    の何れかに定義する軸設定手段を設けた構成としたこと
    を特徴とする慣性計測装置。
  2. 【請求項2】 複数の角速度センサが、これらの各角速
    度感知軸が互いに直交乃至は交叉する姿勢で保持されて
    構成され、これら複数の角速度センサが測定対象物体に
    装着されて測定対象物体に印加される角速度を計測する
    慣性計測装置において、 上記各角速度センサの各角速度感知軸を上記測定対象物
    体への取付状況に応じて測定対象物体に定義された各軸
    の何れかに定義する軸設定手段を設けた構成としたこと
    を特徴とする慣性計測装置。
  3. 【請求項3】 各加速度感知軸が互いに直交乃至は交叉
    する姿勢で保持された複数の加速度センサと、これら各
    加速度センサの各加速度感知軸を中心とする角速度を測
    定する姿勢に装着された複数の角速度センサとを具備し
    て構成され、これら複数の加速度センサ及び角速度セン
    サが測定対象物体に装着されて測定対象物体に印加され
    る加速度及び角速度を計測する慣性計測装置において、 上記各加速度センサの感知軸及び各角速度センサの感知
    軸のそれぞれを上記測定対象物体に定義された各軸の何
    れかに定義する軸設定手段を設けた構成としたことを特
    徴とする慣性測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の慣性計測装置の何
    れかにおいて、上記加速度センサ又は角速度センサはそ
    れぞれ2個とされ、これら2個の加速度センサ、又は角
    速度センサの各加速度感知軸又は角速度感知軸が互いに
    直交するX、Y方向に交互して配置されている構造とし
    たことを特徴とする慣性計測措置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の慣性計測装置の何
    れかにおいて、上記加速度センサ、又は角速度センサは
    それぞれ3個とされ、これら3個の加速度センサ、又は
    角速度センサの各加速度感知軸、又は角速度感知軸が互
    いに直交するX、Y、Z方向に交叉して配置されている
    構造としたことを特徴とする慣性計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の慣性計測装置の何
    れかにおいて、上記加速度センサ又は角速度センサはそ
    れぞれ3個以上とされ、これら3個以上の加速度セン
    サ、又は角速度センサの中の3個の加速度センサ、又は
    角速度センサの各加速度感知軸、又は角速度感知軸が互
    いに直交するX、Y、Z方向に交叉して配置され、他の
    加速度センサ又は角速度センサの各加速度感知軸、又は
    角速度感知軸は上記X、Y、Z方向と異なる角度で交叉
    して配置した構造としたことを特徴とする慣性計測装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の慣性計測装置において、
    上記加速度センサ及び角速度センサはそれぞれ2個ずつ
    設けられ、これら2個ずつの加速度センサ及び角速度セ
    ンサの各加速度感知軸及び角速度感知軸を互いに直交す
    るX、Y方向に交叉して配置した構造としたことを特徴
    とする慣性計測装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の慣性計測装置において、
    上記加速度センサ及び角速度センサはそれぞれ3個ずつ
    設けられ、これら3個ずつの加速度センサ及び角速度セ
    ンサの各加速度感知軸及び角速度感知軸を互いに直交す
    るX、Y、Z方向に交叉して配置した構造としたことを
    特徴とする慣性計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項3記載の慣性計測装置において、
    上記加速度センサ及び角速度センサはそれぞれ3個以上
    ずつ設けられ、これら3個以上ずつの加速度センサ及び
    角速度センサの中の3個の加速度センサ及び角速度セン
    サはその各加速度感知軸及び角速度感知軸を互いに直交
    するX、Y、Z方向に交叉して配置すると共に、他の加
    速度センサ及び角速度センサの各加速度感知軸及び角速
    度感知軸は上記X、Y、Z方向と異なる角度で交叉して
    配置した構造としたことを特徴とする慣性計測装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9記載の慣性計測装置の
    何れかにおいて、上記軸設定手段に軸定義設定記憶部を
    設け、この軸定義設定記憶部に上記軸設定手段に設定す
    るための設定信号を記憶させる構造としたことを特徴と
    する慣性計測装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の慣性計測装置におい
    て、軸定義設定記憶部を不揮発性メモリによって構成し
    たことを特徴とする慣性計測装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11記載の慣性計測装置
    の何れかにおいて、慣性計測装置に定義された複数の加
    速度感知軸又は角速度感知軸の中から鉛直下向きの姿勢
    にある感知軸を検出する鉛直下向軸検出手段と、この鉛
    直下向軸検出手段で検出した鉛直下向きの姿勢にある感
    知軸を除く他の感知軸を測定対象物体に定義されている
    鉛直下向軸以外の他の軸に対応付けする設定を行う軸設
    定手段とを設けた構成としたことを特徴とする慣性計測
    装置。
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