JP3376282B2 - データ伝送システム及び情報処理装置 - Google Patents

データ伝送システム及び情報処理装置

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JP3376282B2
JP3376282B2 JP18924298A JP18924298A JP3376282B2 JP 3376282 B2 JP3376282 B2 JP 3376282B2 JP 18924298 A JP18924298 A JP 18924298A JP 18924298 A JP18924298 A JP 18924298A JP 3376282 B2 JP3376282 B2 JP 3376282B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス接続された複
数の情報処理装置間でデータ伝送を行うデータ伝送シス
テム、及びかかるデータ伝送システムにおける情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ、オーディオ及びビ
デオ機器の如き各種情報処理装置(以下、ノードと称す
る)間でデータ伝送を高速に行うインターフェースとし
て、IEEE(Institute of Electrical and Electron
ics Engineers)1394−1995規格が注目されて
いる。
【0003】図1は、各々がこのIEEE1394規格
に基づくデータ伝送インターフェースを備えている複数
の情報処理装置(以下、ノードと称する)によるネット
ワーク形態の一例を示す図である。図1に示される一例
では、各ノードとして、CD(コンパクトディスク)プ
レーヤ10、オーディオアンプ20、CDプレーヤ3
0、及びパーソナルコンピュータ40各々が、IEEE
1394規格に基づくシリアルデータ伝送バス100
(以下、単に伝送バス100と称する)に接続されてい
る。
【0004】尚、かかるIEEE1394規格では、互
いに異なる伝送速度(100Mbps、200Mbps、40
0Mbps)を有するノード同士を1つの伝送バス上にお
いて混在させることを認めている。例えば、図1の接続
形態では、 CDプレーヤ10 :100Mbps アンプ20 :200Mbps CDプレーヤ30 :200Mbps パーソナルコンピュータ40:400Mbps の如く、互いに異なる伝送速度を有するノードが、伝送
バス100a〜100c上において互いに接続されてい
る。
【0005】IEEE1394規格に基づくデータ伝送
では、図2に示されるが如き伝送フォーマットに従い、
アイソクロナス伝送においてブロードキャスト伝送が為
される。図2において、サイクルスタートパケットCS
は、伝送バス100上での基準時間を司るものであり、
各ノード内での時間補正に使用される。尚、かかるサイ
クルスタートパケットCSは、100Mbpsの伝送速度
にて伝送される。かかるサイクルスタートパケットCS
の送出後、アイソクロナス伝送が実行される。アイソク
ロナス伝送は、リアルタイム伝送を行う必要がある例え
ば音声データ及び映像データの如き時系列データを伝送
する際に使用されるものである。上記アイソクロナス伝
送では、複数のデータパケット各々にチャンネル番号
0、1、2、・・・・Nを割り当て、互いに異なる複数のノ
ード間での同時伝送を時分割にて実現する。かかるアイ
ソクロナス伝送の終了後、次のサイクルスタートパケッ
トまでの期間がアシンクロナス伝送に使用される。アシ
ンクロナス伝送は、非同期データを対象としたものであ
る。アシンクロナス伝送では、データパケットに送信ノ
ードIDと受信ノードIDが付いており、各ノードは自
分のIDが付いているパケットを取り込む。
【0006】上記サイクルスタートパケットCS、アイ
ソクロナス伝送、アシンクロナス伝送からなる1サイク
ル:125μsecの伝送サイクルを繰り返し実行する。
ここで、CDプレーヤ10がその再生したオーディオデ
ータをブロードキャスト伝送する場合、CDプレーヤ1
0は上記アイソクロナス伝送を利用して、その再生オー
ディオデータをデータパケット化して伝送バス100b
及び100c上に夫々送出する。CDプレーヤ30は、
この伝送バス100bを介して上記CDプレーヤ10か
らのデータパケットを受信し、これを伝送バス100a
を介してパーソナルコンピュータ40に送信する。一
方、オーディオアンプ20は、伝送バス100cを介し
て上記CDプレーヤ10からのデータパケットを受信す
る。
【0007】このように、CDプレーヤ10で再生され
たオーディオデータは、伝送バス100上に接続された
全てのノードにブロードキャストされるのである。とこ
ろが、IEEE1394規格に基づくデータ伝送では、
伝送速度の速いノードから伝送された高速データを伝送
速度の低いノードにおいて受信することが出来ない。
【0008】例えば、図1に示される接続形態において
は、CDプレーヤ10のデータ伝送速度(100Mbp
s)はCDプレーヤ30のデータ伝送速度(200Mbp
s)よりも低い。よって、このCDプレーヤ10は、C
Dプレーヤ30から200Mbpsで伝送されてくるデー
タを受信することが出来ず、当然、これを伝送バス10
0cを介してオーディオアンプ20に伝送することも出
来ない。
【0009】つまり、CDプレーヤ30から再生出力さ
れた200Mbpsのオーディオデータはパーソナルコン
ピュータ40には伝送されるものの、CDプレーヤ10
及びオーディオアンプ20には伝送されないのである。
このように、IEEE1394規格に基づく伝送では、
送信元のノードの伝送速度が高いと、これを伝送速度の
低いノードで受信することが出来ない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、デ
ータ伝送速度の低いノードにおいても、データ伝送速度
の高いノードから送信されたデータを受信可能とするデ
ータ伝送システム及びかかるデータ伝送システムにおけ
る情報処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴によ
るデータ伝送システムは、伝送バスを介して互いに接続
された複数の情報処理装置間でデータ伝送を行うデータ
伝送システムであって、前記情報処理装置各々は、前記
伝送バスに接続された前記情報処理装置各々の内から伝
送管理を司る情報処理装置を伝送管理装置として選出す
る伝送管理装置選出手段を備え、前記伝送管理装置のみ
が現時点において前記伝送バス上データ送信を行って
いる送信元の情報処理装置を示す識別情報記憶る。
【0012】本発明の第2の特徴によるデータ伝送シス
テムは、伝送速度の異なる複数の情報処理装置間でデー
タ伝送を行うデータ伝送システムであって、前記情報処
理装置各々は、前記伝送バスに接続された前記情報処理
装置各々の内から伝送管理を司る情報処理装置を伝送管
理装置として選出する伝送管理装置選出手段を備え、前
記伝送管理装置は、現時点において前記伝送バス上でデ
ータ送信を行っている送信元の情報処理装置を示す識別
情報を記憶し、送信先の前記情報処理装置は、前記送信
元の前記情報処理装置よりも伝送速度が低速である場合
には前記伝送管理装置から前記識別情報の読み出しを行
いこの識別情報にて示される前記送信元の情報処理装置
に対して伝送速度の変更要求を行う。
【0013】本発明の第3の特徴によるデータ伝送方法
は、伝送バスを介して互いに接続された複数の情報処理
装置間でIEEE1394規格に基づいてデータ伝送を
行うデータ伝送方法であって、前記情報処理装置各々
は、前記伝送バスに接続された前記情報処理装置各々の
内から伝送管理を司る情報処理装置を伝送管理装置とし
て選出する伝送管理装置選出行程を有し、前記伝送管理
装置は、前記データ送信に用いる伝送チャンネル及び帯
域を確保する行程と、現時点において前記伝送バス上で
データ送信を行っている送信元の情報処理装置を示す識
別情報を記憶せしめる行程と、を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】図3は、本発明によるデータ伝送
システムにおいて用いられる伝送インターフェース回路
の概略構成を示す図である。尚、かかる伝送インターフ
ェース回路はIEEE1394規格に準拠したものであ
る。図3において、物理層コントローラ1は、入出力ポ
ート2a及び2b各々を介して、IEEE1394規格
に基づくシリアルデータ伝送バス100(以下、単に伝
送バス100と称する)に夫々接続されている。
【0015】物理層コントローラ1は、入出力ポート2
a又は2bを介して受信した信号を受信データにデコー
ドする一方、送信すべきデータパケットのエンコードを
行う。更に、物理層コントローラ1は、後述する送受信
コントローラ4からの各種制御命令に応じて、伝送動作
の初期化、及び伝送バス100の使用許諾権を得る為の
アービトレーション等を行う。
【0016】リンク層コントローラ3は、送信すべき時
系列データ又は各種伝送制御データのパケット化、及び
上記受信データからデータパケットの抽出を行う。送受
信コントローラ4は、例えば、CDプレーヤ、DVDプ
レーヤ等のアプリケーション層から再生されたオーディ
オ又はビデオデータの如き時系列データを伝送バス10
0上にブロードキャストすべく、これを上記リンク層コ
ントローラ3に中継供給する。又、送受信コントローラ
4は、上述の如く受信したデータパケットからオーディ
オ・ビデオデータの復元を行い、これを例えば、オーデ
ィオアンプ、画像表示装置等のアプリケーション層に供
給する。
【0017】更に、かかる伝送インターフェース回路に
は、このノードがバスマネージャとして選出された場合
に用いるトポロジマップレジスタ5及びスピードマップ
レジスタ6、並びに、このノードがIRMに選出された
場合に用いる使用チャンネルレジスタ7、バス容量レジ
スタ8、バスマネージャIDレジスタ9、及びトーカレ
ジスタ10が設けられている。
【0018】以下に、各々が図3に示されるが如き伝送
インターフェース回路を備えているノードA〜Dが、図
4に示されるが如き形態にて伝送バス100に接続され
ている場合を例にとってその動作を説明する。尚、各ノ
ードA〜D各々が有する最高伝送速度は、 ノードA:200Mbps ノードB:100Mbps ノードC:200Mbps ノードD:400Mbps であるとする。
【0019】先ず、各ノードの電源投入時、あるいは伝
送バス100にノードが接続される(又は、はずされ
る)と、これを最初に検出したノードが伝送バス100
上にバスリセットを送出する。かかるバスリセットが伝
送バス100a〜100cを介してノードA〜D各々に
供給されると、各ノードに設けられている伝送インター
フェース回路は、以下に説明するが如きバス初期化が実
施される。
【0020】かかるバスリセットに応じて、先ず、伝送
バス100上に接続されたノードA〜Dの中からルート
ノードが選出され、更に、これら各ノードの中からIR
M(Isochronous Resource Manager)及びバスマネージ
ャが夫々選出される。尚、バスマネージャーは、伝送バ
ス100を用いた伝送を行う際の電力管理及びバス性能
の最適化を行うものであり、IRMは、伝送バス100
を使用する上での各ノードの伝送帯域及び伝送チャネル
の割付等のバス管理を実施するものである。
【0021】ここで、図4に示される接続形態におい
て、ノードAがバスマネージャ、ノードBがIRMに夫
々選出されたとする。これにより、バスマネージャとし
てのノードAは、伝送バス100上に接続された全ての
ノードA〜D各々を認識し、各ノードA〜Dを示す自己
IDをトポロジマップレジスタ5に格納する。更に、2
つのノード間において伝送可能な最高速度を示すノード
間伝送速度情報をスピードマップレジスタ6に格納す
る。
【0022】例えば、図4に示される接続形態では、 ノードD及びA間:200Mbps ノードA及びB間:100Mbps ノードB及びC間:100Mbps ノードD及びB間:100Mbps ノードD及びC間:100Mbps ノードA及びC間:100Mbps なるノード間伝送速度情報がスピードマップレジスタ6
に格納されることになる。
【0023】一方、IRMに選出されたノードBは、上
記バスマネージャとしてのノードAの識別IDをバスマ
ネージャIDレジスタ9に記憶する。以上の如きバス初
期化が終了すると、図2に示されるが如き伝送フォーマ
ットに従ったデータ伝送動作が開始される。ここで、例
えば、ノードAが伝送バス100上にオーディオ又はビ
デオデータの如き時系列データを送出する場合には、先
ず、アシンクロナス伝送を利用することにより、IRM
に選出されたノードB(以下、IRMノードBと称す
る)の使用チャンネルレジスタ及びバス容量レジスタに
対してリード命令を送信する。
【0024】かかるリード命令に応じて、IRMノード
Bは、図3に示されるが如き使用チャンネルレジスタ7
及びバス容量レジスタ8に記憶されている内容を夫々読
み出し、これらをアシンクロナス伝送を利用することに
より送信ノードとしてのノードAに送信する。尚、上記
アシンクロナス伝送は、100Mbpsの伝送速度にて実
施される。
【0025】ノードAは、送信されてきた上記使用チャ
ンネルレジスタ7及びバス容量レジスタ8各々に記憶さ
れている内容を取り込むことにより、未使用チャンネル
とバスの残り容量を確認する。この際、未使用チャンネ
ルが存在しかつバスの残り容量が充分確保されている場
合、ノードAは、送信に使用したい伝送チャンネル番号
及びバス容量各々をIRMノードBの使用チャンネルレ
ジスタ及びバス容量レジスタに記憶させるべく、上記伝
送チャンネル番号及びバス容量と共に上記レジスタに対
する書込命令をIRMノードBに送信する。
【0026】 IRMノードBは、かかるノードAから
送信されてきた伝送チャンネル番号及びバス容量を夫々
使用チャンネルレジスタ7及びバス容量レジスタ8に書
き込むべく書込処理を行うと共に、この書込が成功した
か否かを示す書込処理結果情報をノードAに送信する。
ノードAは、IRMノードBから送信されてきた書込処
理結果情報に基づき、使用チャンネルレジスタ7及びバ
ス容量レジスタ8に対する書き換えが成功したか否かを
判断し、次のステップに移行する。この際、上記書き換
えが成功したと判断された場合、送信ノードとしてのノ
ードAは、上述の如く送信希望した伝送チャンネル番号
を使用して現在送信を行っている送信元ノードの識別I
D(以下、トーカIDと称する)としてノードA自身の
識別IDをIRMノードBのトーカレジスタ10に書き
込む。例えば、送信希望した伝送チャンネル番号が伝送
チャンネル1である場合には、伝送チャンネル1に対応
したトーカIDとして、上記ノードAの識別ID"A"が
トーカレジスタ10に書き込まれるのである。
【0027】次に、ノードAは、上記アイソクロナス伝
送における伝送チャンネル1を利用して、時系列データ
の伝送を開始する。つまり、ノードAは、送信すべき時
系列データをデータパケット化したものを200Mbps
の伝送速度にて、伝送バス100a上に送出するのであ
る。この際、ノードBが有する伝送速度は200Mbps
よりも遅い100Mbpsであるので、ノードAは、伝送
バス100b上には上記データパケットの送出を行わな
い。つまり、ノードAから送信されたデータは、ノード
Dに伝送されるものの、ノードB及びCには伝送されな
いのである。
【0028】ところが、ノードCが上記伝送チャンネル
1を受信するように設定されている場合には、図5に示
されるが如き強制受信サブルーチンを実施することによ
り、ノードCは、ノードAからのデータを受信すること
が可能となる。図5において、先ず、ノードCの伝送イ
ンターフェース回路における送受信コントローラ4は、
アシンクロナス伝送を利用することにより、IRMに選
出されたノード、つまりIRMノードBにおける使用チ
ャンネルレジスタ7の内容を読み込み(ステップS
1)、このノードCに設定されている受信希望の伝送チ
ャンネル1が、現在使用中であるか否かの判定を行う
(ステップS2)。かかるステップS2において、この
受信希望伝送チャンネル1が現在使用中であると判定さ
れると、次に、送受信コントローラ4は、アシンクロナ
ス伝送を利用することにより、上記IRMノードBにお
けるトーカレジスタ10の内容を読み込む(ステップS
3)。かかるステップS3の実行により、ノードCにお
ける送受信コントローラ4は、上記受信希望伝送チャン
ネル1で現在送信を行っているトーカIDとして、送信
ノードAの識別IDを取得する。つまり、現時点におい
て、伝送バス100上における伝送チャンネル1にて送
信を行っている送信元のノードのIDを知るのである。
【0029】次に、送受信コントローラ4は、再びアシ
ンクロナス伝送を利用することにより、上記IRMノー
ドBにおけるバスマネージャIDレジスタ9の内容を読
み込む(ステップS4)。かかるステップS3の実行に
より、ノードCにおける送受信コントローラ4は、バス
マネージャに選出されたノードAの識別IDを取得す
る。次に、送受信コントローラ4は、かかる識別IDに
より、バスマネージャに該当するノードが実際に存在す
るか否かの判定を行う(ステップS5)。ステップS5
において、バスマネージャに該当するノードが存在する
と判定されると、送受信コントローラ4は、アシンクロ
ナス伝送を利用することにより、バスマネージャに選出
されたノードのスピードマップレジスタ6の内容を読み
出し、これを取得する(ステップS6)。次に、送受信
コントローラ4は、かかるスピードマップレジスタ6の
内容に基づき、現在、上記受信希望伝送チャンネルにて
送信を行っている送信ノードAからノードCまでの伝送
経において伝送可能な伝送速度Sを判定する(ステップ
S7)。この際、ノードAから送信されたデータはノー
ドBを介してノードCに送信されることになるが、これ
らノード間においてノードBの伝送速度が100Mbps
と最も低速であるので、上記伝送可能速度Sは100M
bpsとなる。
【0030】次に、送受信コントローラ4は、アシンク
ロナス伝送を利用することにより、上記ステップS3に
おいて取得したトーカIDにて示される送信ノード、す
なわち、ノードAに対して、上記伝送可能速度Sにて送
信を実施させるべき伝送速度変更要求を行う(ステップ
S8)。一方、上記ステップS5において、バスマネー
ジャに該当するノードが存在しないと判定されると、ノ
ードCの送受信コントローラ4は、アシンクロナス伝送
を利用することにより、上記ステップS3において取得
したトーカIDにて示される送信ノードAに対し、最も
低速な100Mbpsにて送信を実施させるべき伝送速度
変更要求を行う(ステップS9)。
【0031】ここで、上記ステップS8又はS9の実行
により、上記伝送速度変更要求を受信したノードAは、
現在の送信速度をこの伝送速度変更要求で指定された伝
送速度に変更する。尚、図4に示される一例において
は、バスマネージャが存在するので、上記ステップS8
又はS9の内のステップS8が実行される。これによ
り、送信元であるノードAは、現在の送信速度を伝送可
能速度Sにて指定された速度、すなわち、100Mbps
に変更する。従って、図4に示されるノードBは、伝送
バス100bを介してこれを受信することが可能とな
り、この受信したデータを伝送バス100cを介してノ
ードCに送信する。
【0032】よって、最初、ノードAからは200Mbp
sの伝送速度にてノードDのみにデータ伝送が為される
が、上記の如き制御の実行により、この伝送速度は自動
的に100Mbpsに切り替えられて、ノードAからのデ
ータをノードCにおいて受信可能になるのである。尚、
上記実施例においては、IRMのトーカレジスタ10の
内容を読み出すことにより、送信ノードを確認して速度
変更を行うようにした動作例について述べたが、かかる
速度変更に代わり、送信停止命令を発令するようにして
も良い。
【0033】又、上記実施例においては、送信を行うノ
ードが使用チャンネルレジスタ7、バス容量レジスタ8
及びトーカレジスタ10をアクセスすることにより、送
信に使用したい伝送チャンネル及びバス容量の確保、並
びに、トーカIDの設定を行うようにしているが、送信
ノード以外の他のノードがこれらを実行するようにして
も良い。
【0034】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明において
は、IEEE1394規格に基づく伝送インターフェー
ス回路に、現在、送信を行っている送信元のノードを示
す情報(トーカID)を格納する領域(トーカレジスタ
10)を設ける構成としている。よって、アシンクロナ
ス伝送を利用してIRMノードの内容を確認すれば、現
在、伝送バス上に流れているデータの伝送チャンネル及
びバス容量のみならず、現時点において送信を行ってい
る送信元のノードを認識出来るようになる。すなわち、
伝送速度の高いノードのみならず、伝送速度の低いノー
ドからでも、現在、伝送バス上において送信を行ってい
る送信ノードを知ることが出来るようになるのである。
【0035】従って、伝送速度が低いノードは、かかる
送信ノードに対して、アシンクロナス伝送を利用して速
度変更要求を行えば、データ伝送速度の高いノードから
のデータを受信することが可能となるのである。尚、伝
送速度が高いノードは、実際に伝送バス上に流れている
データを受信すれば、現時点において送信を行っている
全てのノードの識別IDを全て知ることが出来る。しか
しながら、伝送チャンネルは確保されているものの送信
を行っていない瞬間というものが存在する為、上記の如
き実際にデータを受信してみるという方法では、必ずし
も全ての送信ノードを把握することは出来ない。一方、
本発明においては、IRMをモニタすることにより、確
実に全ての送信ノードを把握することが出来るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394規格に基づく伝送インターフ
ェースを備えている複数のノードによる接続形態の一例
を示す図である。
【図2】IEEE1394規格に基づく伝送フォーマッ
トを示す図である。
【図3】本発明のデータ伝送システムに適用される伝送
インターフェース回路の構成を示す図である。
【図4】本発明の動作を説明する為のノード接続形態を
示す図である。
【図5】本発明のデータ伝送システムに基づいて実施さ
れる強制受信サブルーチンのフローを示す図である。
【符号の簡単な説明】
4 送受信コントローラ 5 トポロジマップレジスタ 6 スピードマップレジスタ 7 使用チャンネルレジスタ 8 バス容量レジスタ 9 バスマネージャIDレジスタ 10 トーカレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46 H04L 13/00 - 13/18

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送バスを介して互いに接続された複数
    の情報処理装置間でデータ伝送を行うデータ伝送システ
    ムであって、 前記情報処理装置各々は、前記伝送バスに接続された前
    記情報処理装置各々の内から伝送管理を司る情報処理装
    置を伝送管理装置として選出する伝送管理装置選出手段
    を備え、 前記伝送管理装置のみが現時点において前記伝送バス上
    でデータ送信を行っている送信元の情報処理装置を示す
    識別情報を記憶す ることを特徴とするデータ伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置の各々は前記伝送管理
    装置に記憶されている前記識別情報を読み出すことによ
    り、前記伝送バス上でデータ送信を現在行っている送信
    元の情報処理装置を認識することを特徴とする請求項1
    記載のデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記データ伝送システムは、IEEE1
    394規格に基づいており、 前記データ送信は前記IEEE1394規格に基づくア
    イソクロナス伝送にて実行し、前記伝送管理装置からの
    前記識別情報の読み出しはアシンクロナス伝送にて実行
    することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 伝送速度の異なる複数の情報処理装置間
    でデータ伝送を行うデータ伝送システムであって、 前記情報処理装置各々は、前記伝送バスに接続された前
    記情報処理装置各々の内から伝送管理を司る情報処理装
    置を伝送管理装置として選出する伝送管理装置選出手段
    を備え前記伝送管理装置は、現時点において前記伝送バス上で
    データ送信を行っている送信元の情報処理装置を示す識
    別情報を記憶し、 送信先の前記情報処理装置は、前記送信元の前記情報処
    理装置よりも伝送速度が低速である場合には前記伝送管
    理装置から前記識別情報の読み出しを行いこの識別情報
    にて示される 前記送信元の情報処理装置に対して伝送速
    度の変更要求を行うことを特徴とするデータ伝送システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記データ伝送システムは、IEEE1
    394規格に基づいており、 前記データ送信は前記IEEE1394規格に基づくア
    イソクロナス伝送にて実行し、前記伝送管理装置からの
    前記識別情報の読み出し及び前記伝送速度の変更要求は
    アシンクロナス伝送にて実行することを特徴とする請求
    記載のデータ伝送システム。
  6. 【請求項6】 伝送バスを介して互いに接続された複数
    の情報処理装置間でIEEE1394規格に基づいてデ
    ータ伝送を行うデータ伝送方法であって、 前記情報処理装置各々は、前記伝送バスに接続された前
    記情報処理装置各々の内から伝送管理を司る情報処理装
    置を伝送管理装置として選出する伝送管理装置選出行程
    を有し、 前記伝送管理装置は、 前記データ送信に用いる伝送チャンネル及び帯域を確保
    する行程と、 現時点において前記伝送バス上で データ送信を行ってい
    る送信元の情報処理装置を示す識別情報を記憶せしめる
    行程と、を有することを特徴とするデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】 互いに接続された複数の情報処理装置間
    でデータ伝送を行うデータ伝送システムにおける情報処
    理装置であって、前記伝送バスに接続された前記情報処理装置各々の内か
    ら伝送管理を司る情報処理装置を選出する伝送管理装置
    選出手段 と、前記伝送管理装置選出手段によって前記伝送管理を司る
    情報処理装置に選出された場合に限り現時点において前
    記伝送バス上でデータ送信を行っている送信元の情報処
    理装置を示す識別情報を記憶する記憶手段と、を有す
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 送信先となった場合には、前記伝送管理
    装置選出手段によって選出された前記情報処理装置から
    前記識別情報を読み出すことにより、データ送信を現在
    行っている送信元の情報処理装置を認識する識別情報読
    出手段を更に備えたことを特徴とする請求項7記載の
    報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記データ伝送システムは、IEEE1
    394規格に基づいており、前記伝送管理装置選出手段
    によって選出された前記情報処理装置からの前記識別情
    の読み出しはアシンクロナス伝送にて実行することを
    特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 伝送速度の異なる複数の情報処理装置
    間でデータ伝送を行うデータ伝送システムにおける情報
    処理装置であって、前記伝送バスに接続された前記情報処理装置各々の内か
    ら伝送管理を司る情報処理装置を伝送管理装置として選
    出する伝送管理装置選出手段と、 前記伝送管理装置に選出された場合に限り現時点におい
    て前記伝送バス上でデータ送信を行っている送信元の情
    報処理装置を示す識別情報を記憶する記憶手段と送信先の情報処理装置となった場合に前記送信元の前記
    情報処理装置よりも伝送速度が低速であると判定された
    場合には前記伝送管理装置から前記識別情報の読み出し
    を行いこの識別情報にて示される 前記送信元の情報処理
    装置に対して伝送速度の変更要求を行う伝送速度変更要
    求手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記データ伝送システムは、IEEE
    1394規格に基づいており、 前記伝送管理装置からの前記識別情報の読み出し及び前
    記伝送速度の変更要求はアシンクロナス伝送にて実行す
    ることを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
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