JP2000032005A - デ―タ通信システム、デ―タ通信方法、デ―タ通信装置、デジタルインタフェ―ス及び記憶媒体 - Google Patents

デ―タ通信システム、デ―タ通信方法、デ―タ通信装置、デジタルインタフェ―ス及び記憶媒体

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JP2000032005A
JP2000032005A JP11067051A JP6705199A JP2000032005A JP 2000032005 A JP2000032005 A JP 2000032005A JP 11067051 A JP11067051 A JP 11067051A JP 6705199 A JP6705199 A JP 6705199A JP 2000032005 A JP2000032005 A JP 2000032005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスリセットによりあるセグメントの伝送が
中断された場合に、その後当該中断されたセグメントの
伝送を再開する際の再送データの無駄をなくすようにす
る。 【解決手段】 情報データを送信するソースと、該情報
データを受信するディスティネーションと、該ソースと
該ディスティネーションとの間の通信を管理するコント
ローラとを含むデータ通信システムにおいて、上記コン
トローラは、バスリセットに応じてオフセットアドレス
を上記ソースに送信し、上記ソースは、該オフセットア
ドレスに基づいて上記情報データの送信を再開するよう
にして、あるセグメントの伝送を再開する際の再送デー
タの無駄をなくして、バスのトラフィックの増加を抑制
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信システ
ム、データ通信方法、データ通信装置、デジタルインタ
フェース及び記憶媒体に係り、特に、情報データ(画像
データを含む)とコマンドデータとを混在させて高速に
通信するネットワークとそのネットワークに適用可能な
通信プロトコルの技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下、
PC)の周辺機器の中で、最も利用頻度が高かったのは
ハードディスクやプリンタであった。これらの周辺機器
は、専用の入出力インタフェース或いはSCSI(smal
l computer system interface)インタフェース等の汎
用性のあるデジタルインタフェースによってPCと接続
されていた。
【0003】一方、近年、デジタルカメラ、デジタルビ
デオカメラ等のAV(Audio/Visual)機器もPCの周辺
装置の1つとして注目を浴びている。これらのAV(Au
dio/Visual)機器も専用インタフェースを介してPCと
接続されていた。
【0004】従来の専用インタフェースやSCSIイン
タフェースでは、特に、AV機器の有する静止画像や動
画像のような大容量のデータを扱う場合において、デー
タ転送レートが低い、パラレル通信のため通信ケーブル
が太い、接続できる周辺機器の数と種類が少ない、接続
方式に制限がある、リアルタイムなデータ転送が行えな
い等の多くの問題があった。
【0005】このような問題点を解決する次世代の高
速、高性能デジタルインタフェースの一つとして、IE
EE(The Institute of Electrical and Electronics
Engineers,Inc.)1394−1995規格が知られて
いる。
【0006】IEEE1394−1995規格に準拠し
たデジタルインタフェース(以下、1394インタフェ
ース)には、次のような特徴がある。 (1)データ転送速度が高速である。 (2)リアルタイムなデータ転送方式(即ち、Isochron
ous転送方式)とAsynchronous転送方式をサポートして
いる。 (3)自由度の高い接続構成(トポロジ)を構築でき
る。 (4)プラグ・アンド・プレイ機能と活線挿抜機能をサ
ポートしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IEE
E1394−1995規格では、コネクタの物理的、電
気的な構成、最も基本的な2つのデータ転送方式等につ
いては定義しているが、どのような種類のデータを、ど
のようなデータ・フォーマットで、どのような通信プロ
トコルに基づいて送受信するのかについては定義してい
なかった。
【0008】又、IEEE1394−1995規格のI
sochronous転送方式では、送出パケットに対
する応答が規定されていないため、各Isochron
ousパケットが確実に受信されたかは保証されない。
したがって、連続性のある複数のデータを確実に転送し
たい場合、或いは1つのファイルデータを複数のデータ
に分割して確実に転送したい場合、Isochrono
us転送方式を使用することはできなかった。
【0009】又、IEEE1394−1995規格のI
sochronous転送方式では、転送帯域に空きが
ある場合でも、通信の総数が64個に制限される。この
ため、少ない転送帯域で数多くの通信を行いたい場合、
Isochronous転送方式を使用することはでき
なかった。
【0010】又、IEEE1394−1995規格で
は、ノードの電源のON/OFF、ノードの接続/切り
離し等に応じてバスリセットが生じた場合、データの転
送を中断しなければならない。ところが、IEEE13
94−1995規格では、バスリセットや伝送時のエラ
ーによってデータ転送が中断した場合、どのような内容
のデータを失ったのかについては知ることができなかっ
た。更に、一度中断した転送を復帰するためには、非常
に煩雑な通信手順を踏む必要があった。
【0011】ここで、バスリセットとは、新たなトポロ
ジの認識と各ノードに割り当てられるアドレス(ノード
ID)の設定とを自動的に行う機能である。この機能に
より、IEEE1394−1995規格では、プラグ・
アンド・プレイ機能と活線挿抜機能とを提供することが
できる。
【0012】又、IEEE1394−1995規格に準
拠した通信システムにおいて、リアルタイム性は必要と
されないが信頼性が要求される比較的データ量の多いオ
ブジェクトデータ(例えば、静止画像データ、グラフィ
ックスデータ、テキストデータ、ファイルデータ、プロ
グラムデータ等)を、1以上のセグメントに分割し、各
セグメント内のデータを連続的に転送するための通信プ
ロトコルは具体的に提案されていなかった。
【0013】又、このような通信システムでは、通常、
バスリセットが発生した場合、セグメントの伝送を中断
し、バスリセット動作の完了後にオブジェクトデータの
転送を最初からやり直さなければならなかった。特に、
ディスティネーションのバッファ容量が大きく、しかも
セグメントの終わりの方でバスリセットが生じた場合
は、再送のための時間が多くかかり、同じデータを無駄
に再送してしまうという問題があった。
【0014】また、このような再送データの無駄を減ら
すには、ディスティネーションのバッファサイズを小さ
く設定することで、まるまる廃棄するセグメントと再送
データの量とを減らすことができるが、そのようにする
と、セグメント単位にデータ通信を指示するコマンド
と、それに対するレスポンスの通信が増え、その結果、
バスのトラフィックが増加して効率も悪くなるという問
題もあった。
【0015】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、バスリセットによりあるセグメ
ントの伝送が中断された場合に、その後当該中断された
セグメントの伝送を再開する際の再送データの無駄をな
くすことができるとともに、バスのトラフィックの増加
を抑制できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ通信シス
テムは、情報データを送信するソースと、該情報データ
を受信するディスティネーションと、該ソースと該ディ
スティネーションとの間の通信を管理するコントローラ
とを含むデータ通信システムにおいて、上記コントロー
ラは、ネットワークの初期設定後に、所定のオフセット
アドレスを上記ソースに送信し、上記ソースは、該オフ
セットアドレスに基づいて上記情報データの送信を再開
することを特徴と示している。また、本発明のデータ通
信システムの他の特徴とするところは、ソースの持つ被
送信データを所定のセグメントに分割する機能と、上記
セグメントを幾つかの非同期通信パケットで伝送する機
能と、ネットワークの初期設定後、コントローラがディ
スティネーションに対しオフセットアドレスを問い合わ
せる機能と、上記コントローラが上記ソースに対し上記
オフセットアドレスを通知する機能と、上記ソースが上
記オフセットアドレスに対応するデータから再送を開始
する機能とを有することを特徴と示している。また、本
発明のデータ通信システムのその他の特徴とするところ
は、デスティネーションの有するメモリ空間の一部を指
定するアドレスを用いて、情報データを転送するソース
と、上記アドレスにより指定されたメモリ空間の一部に
上記情報データを格納するデスティネーションと、上記
ソースと上記デスティネーションとの間のデータ転送を
管理するコントローラとを具備し、ネットワークの初期
設定に伴なって上記情報データの転送が中断された場
合、該情報データの転送は、上記メモリ空間に格納され
たデータの一部を廃棄することなく再開されることを特
徴と示している。
【0017】本発明のデータ通信方法は、情報データを
送信するソースと、該情報データを受信するディスティ
ネーションと、該ソースと該ディスティネーションとの
間の通信を管理するコントローラとを含むデータ通信シ
ステムに用いられるデータ通信方法であって、ネットワ
ークの初期設定後、上記コントローラが上記ソースに所
定のオフセットアドレスを送信し、上記ソースが該オフ
セットアドレスに基づいて上記情報データの送信を再開
することを特徴と示している。また、本発明のデータ通
信方法の他の特徴とするところは、デスティネーション
の有するメモリ空間の一部を指定するアドレスを用い
て、情報データを転送するステップと、ネットワークの
初期設定に伴なって上記情報データの転送が中断された
場合に、上記メモリ空間に格納されたデータの一部を廃
棄することなく、該情報データの転送を再開するステッ
プとを行うことを特徴と示している。また、本発明のデ
ータ通信方法のその他の特徴とするところは、ソースか
ら転送された情報データを、該ソースにより指定された
メモリ空間の一部に格納するステップと、ネットワーク
の初期設定に伴なって上記情報データの転送が中断され
た場合に、上記メモリ空間に格納されたデータの一部か
ら該情報データの転送を再開するステップとを行うこと
を特徴と示している。また、本発明のデータ通信方法の
その他の特徴とするところは、ソースに対してデスティ
ネーションの有するメモリ空間の一部を指定するアドレ
スを通知すると共に、情報データの転送の開始を指示す
るステップと、ネットワークの初期設定に伴なって上記
情報データの転送が中断された場合に、上記メモリ空間
に格納されたデータの一部から該情報データの転送を再
開するように制御するステップとを行うことを特徴と示
している。
【0018】本発明のデータ通信装置は、デスティネー
ションの有するメモリ空間の一部を指定するアドレスを
用いて、情報データを転送する手段と、ネットワークの
初期設定に伴なって上記情報データの転送が中断された
場合に、上記メモリ空間に格納されたデータの一部から
該情報データの転送を再開するように制御する手段とを
具備することを特徴と示している。また、本発明のデー
タ通信装置の他の特徴とするところは、ソースから転送
された情報データを、該ソースにより指定されたメモリ
空間の一部に格納する手段と、ネットワークの初期設定
に伴なって上記情報データの転送が中断された場合に、
上記メモリ空間に格納されたデータの一部から該情報デ
ータの転送を再開するように制御する手段とを具備する
ことを特徴と示している。
【0019】本発明のデジタルインタフェースは、デス
ティネーションの有するメモリ空間の一部を指定するア
ドレスを用いて、情報データを転送するステップと、ネ
ットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転送
が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデー
タの一部を廃棄することなく、該情報データの転送を再
開するステップとを行うデータ通信方法を実現可能なこ
とを特徴と示している。また、本発明のデジタルインタ
フェースの他の特徴とするところは、ソースから転送さ
れた情報データを、該ソースにより指定されたメモリ空
間の一部に格納するステップと、ネットワークの初期設
定に伴なって上記情報データの転送が中断された場合
に、上記メモリ空間に格納されたデータの一部から該情
報データの転送を再開するステップとを行うデータ通信
方法を実現可能なことを特徴と示している。また、本発
明のデジタルインタフェースのその他の特徴とするとこ
ろは、ソースに対してデスティネーションの有するメモ
リ空間の一部を指定するアドレスを通知すると共に、情
報データの転送の開始を指示するステップと、ネットワ
ークの初期設定に伴なって上記情報データの転送が中断
された場合に、上記メモリ空間に格納されたデータの一
部から該情報データの転送を再開するように制御するス
テップとを行うデータ通信方法を実現可能なことを特徴
と示している。また、本発明のデジタルインタフェース
のその他の特徴とするところは、デスティネーションの
有するメモリ空間の一部を指定するアドレスを用いて、
情報データを転送する手段と、ネットワークの初期設定
に伴なって上記情報データの転送が中断された場合に、
上記メモリ空間に格納されたデータの一部から該情報デ
ータの転送を再開するように制御する手段とを具備する
ことを特徴と示している。また、本発明のデジタルイン
タフェースのその他の特徴とするところは、ソースから
転送された情報データを、該ソースにより指定されたメ
モリ空間の一部に格納する手段と、ネットワークの初期
設定に伴なって上記情報データの転送が中断された場合
に、上記メモリ空間に格納されたデータの一部から該情
報データの転送を再開するように制御する手段とを具備
することを特徴と示している。また、本発明のデジタル
インタフェースのその他の特徴とするところは、ソース
に対してデスティネーションの有するメモリ空間の一部
を指定するアドレスを通知すると共に、情報データの転
送の開始を指示する手段と、ネットワークの初期設定に
伴なって上記情報データの転送が中断された場合に、上
記メモリ空間に格納されたデータの一部から該情報デー
タの転送を再開するように制御する手段とを具備するこ
とを特徴と示している。
【0020】本発明の記憶媒体は、情報データを送信す
るソースと、該情報データを受信するディスティネーシ
ョンと、該ソースと該ディスティネーションとの間の通
信を管理するコントローラとからなり、上記コントロー
ラが、ネットワークの初期設定後に、所定のオフセット
アドレスを上記ソースに送信し、上記ソースが該オフセ
ットアドレスに基づいて上記情報データの送信を再開す
る機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを
記録したことを特徴と示している。また、本発明の記憶
媒体の他の特徴とするところは、情報データを送信する
ソースと、該情報データを受信するディスティネーショ
ンと、該ソースと該ディスティネーションとの間の通信
を管理するコントローラとを含み、ネットワークの初期
設定に伴って送信の中断された情報データを、上記コン
トローラと上記ディスティネーションとの交渉で特定
し、交渉により特定されたデータから送信を再開させる
機能を実現させるためのプログラムをコンピュータの読
み取り可能に記憶したことを特徴と示している。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータ通信システ
ム、データ通信方法、データ通信装置及び記憶媒体の一
実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施
例の通信システムの構成について説明する図である。図
1において、各機器は、IEEE1394−1995規
格(以下、1394規格)に準拠したデジタルインタフ
ェース105を具備している。
【0022】図1の通信システムは、TV101、デジ
タルビデオテープレコーダ(以下、DVTR)102、
プリンタ103、デジタルカムコーダ(以下、DVC
R)104により構成されている。
【0023】図1において、TV101、DVTR10
2、DVCR104は、制御部106、信号処理部10
7を具備し、プリンタ103は制御部106、画像処理
部109を具備している。各機器は、1394規格に準
拠した通信ケーブルを介して接続されている。
【0024】ここで、通信ケーブルには、4ピンケーブ
ルと6ピンケーブルの2種類がある。4ピンケーブル
は、データの転送や調停信号の通信に用いられる2組の
シールド付きのより対線により構成されている。6ピン
ケーブルは、2組のより対線と電源供給用のペア線から
なる。2組のより対線を用いて伝送されるデータは、D
S−Link方式により符号化されたデータである。
【0025】次に、図2を用いて本実施例のデジタルイ
ンタフェース105の構成について詳細に説明する。デ
ジタルインタフェース105は、機能的に複数のレイヤ
(階層)から構成されている。図2において、デジタル
インタフェース105は、IEEE1394−1995
規格に準拠した通信ケーブル201を介して他の機器の
デジタルインタフェース105と接続される。又、デジ
タルインタフェース105は、1つ以上の通信ポート2
02を有し、各通信ポート202はハードウェア部に含
まれるフィジカル・レイヤ203と接続される。
【0026】図2において、ハードウェア部は、フィジ
カル・レイヤ203とリンク・レイヤ204とから構成
されている。フィジカル・レイヤ203は、他のノード
との物理的、電気的なインタフェース、バスリセットの
検出とそれに伴う処理、入出力信号の符号化/復号化、
バス使用権の調停等を行う。又、リンク・レイヤ204
は、通信パケットの生成、各種の通信パケットの送受
信、サイクルタイマの制御等を行なう。又、リンク・レ
イヤ204は、後述する通信プロトコルにおいて規定す
るパケットの生成及び送受信の機能を提供する。
【0027】又、図2において、ファームウェア部は、
トランザクション・レイヤ205とシリアル・バス・マ
ネージメント206とを含んでいる。トランザクション
・レイヤ205は、Asynchronous転送方式を管理し、各
種のトランザクション(リード、ライト、ロック)を提
供する。
【0028】又、トランザクション・レイヤ205は、
後述する通信プロトコルにおいて規定するトランザクシ
ョンを管理する機能を提供する。シリアル・バス・マネ
ージメント206は、IEEE1212CSR規格に基
づいて、自ノードの制御、自ノードの接続状態の管理、
自ノードのID情報の管理、シリアルバスネットワーク
の資源管理を行う機能を提供する。又、シリアル・バス
・マネージメント206は、後述する通信プロトコルに
関する各種の処理動作を制御する機能を提供する。
【0029】図2に示すハードウェア部及びファームウ
ェア部が実質的に1394インタフェースを構成するも
のであり、それらの基本構成は、IEEE1394−1
995規格により規定されている。
【0030】又、ソフトウェア部に含まれるアプリケー
ション・レイヤ207は、使用するアプリケーションソ
フトによって異なり、どのようなオブジェクトデータを
どのように転送するかを制御する。
【0031】後述する本実施例の通信プロトコルは、デ
ジタルインタフェース105を構成するハードウェア部
及びファームウェア部の機能を拡張するものであり、ソ
フトウェア部に対して新規な転送手順を提供するもので
ある。
【0032】上述のデジタルインタフェース105で
は、電源投入時、新たな機器の接続や切り離し等の接続
構成の変化に応じてバスリセットを自動的に行う。ここ
で、バスリセットとは、通信システムを構成する各機器
(以下、ノード)が、今までの認識していた通信システ
ムの接続構成と各機器の通信アドレス(以下、ノードI
D)とを初期化し、新たな接続構成の再認識と通信アド
レスの再設定とを行うため処理である。
【0033】以下、バスリセットの処理手順を簡単に説
明する。この手順は、通信システムにおける階層的な接
続構成の認識と各ノードに対する物理的な通信アドレス
の付与からなる。
【0034】接続構成の認識は、バスリセットの開始
後、各ノードが親子関係を宣言し合うことによって実行
される。各ノードは、各ノード間の親子関係を決定する
ことにより、通信システムをツリー構造(階層構造)と
して認識する。尚、各ノード間の親子関係は、通信シス
テムの接続状態や各ノードの機能に依存するため、バス
リセット毎に同じ関係になることはない。
【0035】例えば、図1の通信システムにおいて、デ
ジタルインタフェース105では、まず、プリンタ10
3(以下、ノードD)とDVTR102(以下、ノード
C)との間で親子関係を設定する。次に、DVCR10
4(以下、ノードB)とTV101(以下、ノードA)
との間、及びノードCとノードAとの間で親子関係を設
定する。
【0036】最終的に全てのノードの親(或いは上位)
と認識された機器がルート・ノードとなり、この通信シ
ステムのバス使用権の調停を管理する。図1の通信シス
テムでは、ノードAがルート・ノードとなる。
【0037】ルート・ノードの決定後、通信システムを
構成する各ノードは、ノードIDの設定を自動的に開始
する。ノードIDの設定は、基本的に親ノードがポート
番号の若い通信ポートに接続された子ノードに対して物
理アドレスの設定を許可し、更にその子ノードが自分の
子ノードに対して順番に設定の許可を与えることによっ
て実行される。自己のノードIDを設定したノードは、
セルフIDパケットを送出し、自己に付与されたノード
IDを他のノードに対して通知する。最終的に全ての子
ノードのID設定が終了した後、親ノードは自己のノー
ドIDを設定する。
【0038】以上の処理を繰り返し実行することによっ
て、ルート・ノードのノードIDが一番最後に設定され
る。尚、各ノードに割り当てられるノードIDは、各機
器の親子関係に依存するため、バスリセット毎に同じノ
ードIDが設定されることはない。
【0039】次に、図1を用いてノードIDの自動設定
処理を説明する。尚、以下の説明では、接続構成の認識
後、ノードAがルート・ノードとなった場合について説
明する。
【0040】図1において、ルート・ノードであるノー
ドAはまず、「ポート1」の通信ポートに接続されてい
るノード、即ちノードBに対してノードIDの設定を許
可する。
【0041】ノードBは、自己のノードIDを「#0」
に設定し、その結果をセルフIDパケットとして通信シ
ステムを構成する全てのノードに対してブロードキャス
トする。ここで、ブロードキャストとは、所定の情報を
不特定多数のノードを宛先として送出することである。
【0042】この結果、全てのノードは、「ノードID
「#0」は割当済である」と認識し、次にノードIDの
設定を許可されたノードは「#1」を設定する。ノード
Bの設定後、ノードAは、「ポート2」の通信ポートに
接続されているノード、即ちノードCに対してノードI
Dの設定を許可する。
【0043】ノードCは更に、子ノードの接続されてい
る通信ポートの内、最も若いポート番号の通信ポートか
ら順に設定の許可を与える。つまり、ノードDに対して
許可を与え、その許可を受けたノードDがノードID
「#1」を設定した後、セルフIDパケットをブロード
キャストする。
【0044】ノードDの設定後、ノードCが自己のノー
ドIDを「#3」に設定し、最後にルート・ノードであ
るノードAが自己のノードIDを「#4」に設定して接
続構成の認識を終了する。
【0045】このようなバスリセット処理により、各ノ
ードのデジタルインタフェース105は、通信システム
の接続構成の認識と各ノードの通信アドレスの設定とを
自動的に行うことができる。そして各ノードは、この上
述のノードIDを用いることにより各ノード間の通信を
行なうことができる。
【0046】次に、デジタルインタフェース105の具
備するデータ転送方式について、図3を用いて説明す
る。図3の通信システムは、データ転送方式としてIsoc
hronous 転送モードとAsynchronous転送モードとを具備
している。Isochronous 転送モードは、1通信サイクル
期間(125 μs )毎に一定量のパケットの送受信を保証
するため、ビデオデータや音声データのリアルタイムな
転送に有効である。
【0047】また、Asynchronous転送モードは、制御コ
マンドやファイルデータ等を必要に応じて非同期に送受
信する転送モードであり、Isochronous 転送モードに比
べて優先順位が低く設定されている。
【0048】図3において、各通信サイクルの始めに
は、サイクル・スタート・パケット301と呼ばれる各
ノードの計時するサイクル時間を調整するための通信パ
ケットが送出される。
【0049】サイクル・スタート・パケット301の転
送後、所定の期間がIsochronous 転送モードに設定され
ている。Isochronous 転送モードでは、Isochronous 転
送モードに基づいて転送されるデータの夫々に対してチ
ャネル番号を付すことにより、複数のIsochronous 転送
を実行することができる。
【0050】例えば、図3において、DVCR104か
らIsochronous 転送されるデータ302にチャネル番号
「ch0」、DVTR102からIsochronous 転送され
るデータ303にチャネル番号「ch1」、TV101
からIsochronous 転送されるデータ304にチャネル番
号「ch2」が割り当てられている場合、各データは、
1通信サイクル期間内において時分割にIsochronous 転
送される。
【0051】各Isochronous 転送が終了した後、次のサ
イクル・スタート・パケット301の転送される期間ま
でがAsynchronous転送に使用される。例えば、図3で
は、Asynchronous転送に基づくデータ305がDVCR
104からプリンタ103に転送される。
【0052】図4は、Asynchronous転送モードを用いた
本実施の形態の通信プロトコルの基本構成について説明
するシーケンスチャートである。図4において、オブジ
ェクトデータ、例えば静止画像を順次Asynchronous転送
するノード、即ちソース402をDVCR104とす
る。また、ソース402からAsynchronous転送されたオ
ブジェクトデータを受信するノード、即ちディスティネ
ーション403をプリンタ103とする。更に、ソース
402とディスティネーション403との間の通信を管
理するノード、即ちコントローラ401をTV101と
する。
【0053】本実施の形態の通信プロトコルは、3つの
フェーズからなっている。第1のフェーズ404は、コ
ネクションフェーズで、コントローラ401は、ディス
ティネーション403の受信バッファサイズ、後述する
ディスティネーションオフセット、受信可能か否かを問
い合わせ、ディスティネーション403を受信待機状態
にセットする。また、コントローラ401は、ソース4
02からAsynchronous転送されるオブジェクトデータを
選択して、ソース402を転送待機状態にセットする。
【0054】第2のフェーズ405は、伝送フェーズ
で、コントローラ401は、ソース402とディスティ
ネーション403とを制御し、オブジェクトデータを1
つ以上のパケットにより順次Asynchronous転送する。
【0055】第3のフェーズ406は、コネクションリ
リースフェーズで、コントローラ401は、ディスティ
ネーション403の受信バッファを自己の管理下から解
放し、同様にソース402の送信バッファを自己の管理
下から解放する。
【0056】図5は、ソース402からAsynchronous転
送されるオブジェクトデータとディスティネーション4
03の受信バッファとの関係を説明する図である。ソー
ス402からAsynchronous転送されるオブジェクトデー
タ501は、コントローラ401から通知されたディス
ティネーション403の受信バッファサイズに等しい1
つ以上のセグメント502に分割される。
【0057】それぞれのセグメント502に含まれるデ
ータは、1つ以上のAsynchronous転送モードに基づく通
信パケット503(以下、Asynchronousパケット50
3)にパケッタイズされ、ソース402からディスティ
ネーション403に順次転送される。
【0058】ディスティネーション403は、ソース4
02からのAsynchronousパケット503を順次受信し、
一時的に受信バッファ504に書き込む。1セグメント
分のオブジェクトデータの転送が終了した後、ディステ
ィネーション403は、受信バッファ504に格納され
た1セグメント分のデータを内部メモリ505に順次書
き込む。
【0059】次に、図6は用いて、ディスティネーショ
ン403を含む全てのノードの有する受信バッファ50
4について詳細に説明する。受信バッファ504は、I
EEE1212CSR(Control and St
atus RegisterArchitectur
e)規格(又は、ISO/IEC13213:1994
規格)に準拠した64ビットのアドレス空間により管理
されている。IEEE1212CSR規格とは、シリア
ルバス向けの制御、管理、アドレス割り振りを規定した
規格である。
【0060】図6(a)は、64ビットのアドレスによ
り表される論理的なメモリ空間である。又、図6(b)
は、図6(a)に示すアドレス空間の一部であり、例え
ば、上位16ビットがFFFF16となるアドレス空間で
ある。受信バッファ504は、図6(b)に示すアドレ
ス空間の一部を使用し、アドレスの下位48ビットを示
すデスティネーション・オフセットにより指定される。
このデスティネーション・オフセットは、各Asynchrono
usパケットのヘッダ部により指定される。
【0061】図6(b)において、例えば、00000
000000016〜0000000003FF16は予約
された領域であり、実際にオブジェクトデータ501の
書き込まれる領域は、アドレスの下位48ビットがFF
FFF000040016以降となる領域である。
【0062】(第1の実施の形態)以下、本実施の形態
の通信プロトコルを図面に基づいて詳細に説明する。本
発明のデータ伝送フェーズ405の流れを図8に示す。
コネクションフェーズ404とコネクションリリースフ
ェーズ406は図4と同様である。
【0063】本実施の形態において、ソース402は、
図5に示すように、1つのオブジェクトデータ(例え
ば、画像データ、音声データ、グラフィックスデータ、
テキストデータ等)501を1つ以上のセグメント50
2に分割した後、各セグメント502を1つ以上のAsyn
chronousパケット503にてAsynchronous転送する。ま
た、ディスティネーション403は、ソース402から
Asynchronous転送された1つ以上のAsynchronousパケッ
ト503を受信バッファ504に書込み、1セグメント
502毎に内部メモリ505に格納する。
【0064】更にコントローラ401は、ディスティネ
ーション403のバッファサイズの問合せ、ソース40
2から転送されるオブジェクトデータの選択、ソース4
02にて生成されるセグメントのサイズの指定等、ソー
ス402とディスティネーション403との間の通信を
管理する。
【0065】また、本実施の形態の通信プロトコルは、
図4に示すように、3つのフェーズ、即ち、コネクショ
ンフェーズ、伝送フェーズ、コネクションリリースフェ
ーズから構成されている。
【0066】ここで、本実施の形態におけるコネクショ
ンフェーズとコネクションリリースフェーズとは、図4
に示す第1のフェーズ404、第3のフェーズ406と
同様に実行することができる。従って、本実施の形態で
は、伝送フェーズについて詳細に説明する。
【0067】図8は、本実施の形態の伝送フェーズにつ
いて詳細に説明するシーケンスチャートである。図8に
おいて、コントローラ401は、ディスティネーション
403に対して、いくつかの通信パケットでAsynchrono
us転送される1セグメントのデータを受信するように指
示する(1204)。また、コントローラ401は、ソ
ース402に対して、オブジェクトデータを1つ以上の
セグメントに分割し、各セグメントをいくつかの通信パ
ケットでAsynchronous転送するように指示する(120
5)。
【0068】ここで、コントローラ401からソース4
02に転送されるコマンドの構成を図8を用いて説明す
る。このコマンドは、例えば、ソース402に1セグメ
ントの転送の開始を指示するコマンド(以下、転送開始
コマンド)であり、Asynchronous転送モードにより転送
される。
【0069】図7において、最初のフィールド801に
は、転送の開始等を指示するコマンドデータが格納され
る。フィールド802には、送信するセグメントの順番
を示すセグメントナンバーが格納される。フィールド8
03には、ディスティネーション403のノードIDが
格納される。
【0070】フィールド804には、ディスティネーシ
ョン403の具備する受信バッファ504の先頭アドレ
スが格納される。フィールド805には、ディスティネ
ーション403の具備する受信バッファのサイズ、つま
り1セグメントのサイズ情報が格納される。フィールド
806には、ディスティネーション403の受信可能な
通信パケットの最大サイズ情報が格納される。フィール
ド807には、各種のステータス情報等が格納される。
【0071】また、図7において、フィールド807の
所定の領域には、再送識別ビットを格納する領域808
が設定されている。ソース402は、この領域808を
読み出すことによって、通常の転送処理を行うか、再送
処理を行うかを判断する。例えば、コントローラ401
が、ソース402に対して通常のセグメントの転送を指
示する場合、この領域808には“0”が格納される。
【0072】第1の実施の形態において、転送開始コマ
ンドを受信したソース402は、フィールド804に格
納された受信バッファ504の先頭アドレスの値を所定
の内部レジスタに格納するように構成されている。ここ
で、内部レジスタは、各機器の具備するデジタルインタ
フェース105或いは各機器の動作を制御する制御部1
06(図1参照)に含まれている。
【0073】図8において、コントローラ401からの
指示後、ソース402は、1セグメント502を1つ以
上のAsynchronousパケット503にパケッタイズし、各
Asynchronousパケット503をディスティネーション4
03へ順次転送する(706)。
【0074】ここで、各Asynchronousパケット503に
は、ディスティネーション403の具備する受信バッフ
ァ504の所定の領域を指定するアドレス(ディスティ
ネーションオフセットアドレス)が格納されている。例
えば、あるセグメントの最初のAsynchronousパケット5
03には、コントローラ401により通知された受信バ
ッファ504の先頭アドレスが格納されている。また、
それ以降のAsynchronousパケットには、その受信バッフ
ァ504の所定の領域を順次指定するオフセットアドレ
スが格納される。
【0075】あるセグメント502の転送中にバスリセ
ット707が生じた場合、そのソース402はそのセグ
メントの転送を一時中断する。ディスティネーション4
03は、そのセグメントの受信を中断すると共に、バス
リセットが発生する前に正常に受信された最後のAsynch
ronousパケットに含まれるオフセットアドレスを上述の
内部レジスタに格納する。また、ディスティネーション
403は、受信バッファ504に格納されたデータ(即
ち、途中まで転送されたセグメント)を廃棄せず、その
まま保持する。
【0076】バスリセットに伴う処理が終了した後、コ
ントローラ401は、ソース402とディスティネーシ
ョン403のノードIDが変化したか否かを調べる。そ
のコントローラ401は、ディスティネーション403
に対して、正常に受信した最後のパケットのオフセット
アドレスを問い合わせるとともに、受信動作の再開を指
示する(1208)。これに対して、ディスティネーシ
ョン403は、内部レジスタに格納しておいたオフセッ
トアドレスをコントローラ401に知らせる(120
9)。
【0077】コントローラ401は、ディスティネーシ
ョン403から知らされたオフセットアドレスをソース
402に知らせるとともに、送信の再開を指示する(1
210)。このときコントローラ401から送られるコ
マンドのステータスフィールド807内の再送識別ビッ
ト808は、セグメント伝送の再開を指示する“1”に
なっている。また、このコマンドフィールド804に
は、ディスティネーション403から知らされたバッフ
ァのオフセットアドレスが格納されている。
【0078】ソース402は、セグメントの中から再送
を開始するデータを選択する。これは、最初の送信コマ
ンドを受け付けたときに内部レジスタに格納しておいた
ディスティネーション403の受信バッファの先頭アド
レスと、再送コマンドのフィールド804内の値との差
をとることで識別できる。
【0079】例えば、図7の通信パケットの構成説明図
に示すように、最初の送信コマンドを受け付けたときに
内部レジスタに格納しておいたディスティネーション4
03の受信バッファの先頭アドレスの下位16bit が0E00
h 、再送コマンドのフィールド804内のオフセットア
ドレスの下位16bit が0E04h であった場合は、ソース4
02は、バスリセットで伝送を中断したセグメントデー
タの5Byte目のデータ901から送信を再開する(12
15)。
【0080】そして、このセグメントの伝送が終了した
後、通常通りソース402はコントローラ401から指
示されたセグメントの送信完了をコントローラ401に
報告する(1211)。また、ディスティネーション4
03は、そのセグメントの受信完了をコントローラ40
1に報告する(1212)。
【0081】上述したセグメントの伝送が終了した後、
コントローラ401は、次のセグメントの受信をディス
ティネーション403に指示するとともに(121
3)、次のセグメントの送信をソース402に指示する
(1214)。このとき、コマンドのフィールド804
はディスティネーション403の持つバッファの先頭ア
ドレスになっており、ステータスフィールド807内に
ある再送識別ビット808の値は、通常のセグメント伝
送であることを示す“0”になっている。以上の処理を
各セグメント毎に繰り返し行うことによって、1オブジ
ェクトデータを効率よく、確実に転送することができ
る。
【0082】このように、本実施形態のデータ通信シス
テムは、バスリセットが発生した場合にも各セグメント
の伝送をまるまる最初からやり直す必要がなく、再送デ
ータの無駄をなくすことができる。また、ディスティネ
ーションのバッファサイズを小さくしなくても良いの
で、各セグメント以外の通信が多くなってしまうことも
なく、バスのトラフィックの増加を抑制して伝送効率を
あげることができる。
【0083】なお、前記ソース402は、前述の内部レ
ジスタに格納されたディスティネーション403の具備
する受信バッファ504の先頭アドレスの値と、ディス
ティネーション403から通知されたオフセットアドレ
スの値とを比較し、その差をとることにより転送を開始
すべきデータを識別している。
【0084】例えば、図9に示すように、内部レジスタ
に格納されている受信バッファ504の先頭アドレスの
下位16bit が「0E00h 」、前述のオフセットアドレスの
下位16bit が「0E04h 」であった場合、ソース402
は、バスリセットにより転送の中断されたセグメントの
内、5Byte目のデータ901からAsynchronous転送
を再開する。
【0085】この1セグメントデータのAsynchronous転
送が完了した後、ソースは、転送の完了をコントローラ
401に報告する。また、ディスティネーション403
も同様に、1セグメントデータの受信が完了したことを
コントローラ401に報告する。
【0086】(本発明の他の実施形態)本発明は複数の
機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機
器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適
用しても1つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ装
置)からなる装置に適用しても良い。
【0087】また、上述した実施形態の機能を実現する
べく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイ
スと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータ
に対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウ
ェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるい
は装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納
されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させ
ることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれ
る。
【0088】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0089】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0090】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】本発明は上述したように、本発明によれ
ば、ソースとディスティネーションとの間の通信を管理
するコントローラが、バスリセットに応じてオフセット
アドレスをソースに送信し、ソースが該オフセットアド
レスに基づいて情報データの送信を再開するようにした
ので、バスリセットによりセグメントの伝送が中断され
た場合に、その後当該中断されたセグメントの伝送を再
開する際の再送データの無駄をなくすことができるとと
もに、バスのトラフィックの増加を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施の形態の1394インタフェースの構成
を示す図である。
【図3】1394インタフェースの有する転送方式を説
明する図である。
【図4】本実施の形態の通信プロトコルの基本手順を説
明するシーケンスチャートである。
【図5】オブジェクトデータの転送モデルを説明する図
である。
【図6】各ノードの有するアドレス空間を説明する図で
ある。
【図7】コントローラからソースに転送される通信パケ
ットの構成を示す図である。
【図8】本実施の形態の通信プロトコルを説明するシー
ケンスチャートである。
【図9】ソースの具備する内部アドレスを説明する図で
ある。
【符号の説明】
101 TV 102 DVTR 103 プリンタ 104 DVCR 105 デジタルインタフェース 106 制御部 107 信号処理部 401 コントローラ 402 ソース 403 ディスティネーション

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データを送信するソースと、該情報
    データを受信するディスティネーションと、該ソースと
    該ディスティネーションとの間の通信を管理するコント
    ローラとを含むデータ通信システムにおいて、 上記コントローラは、ネットワークの初期設定後に、所
    定のオフセットアドレスを上記ソースに送信し、上記ソ
    ースは、該オフセットアドレスに基づいて上記情報デー
    タの送信を再開することを特徴とするデータ通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ソースの持つ被送信データを所定のセグ
    メントに分割する機能と、 上記セグメントを幾つかの非同期通信パケットで伝送す
    る機能と、 ネットワークの初期設定後、コントローラがディスティ
    ネーションに対しオフセットアドレスを問い合わせる機
    能と、 上記コントローラが上記ソースに対し上記オフセットア
    ドレスを通知する機能と、 上記ソースが上記オフセットアドレスに対応するデータ
    から再送を開始する機能とを有することを特徴とするデ
    ータ通信システム。
  3. 【請求項3】 情報データを送信するソースと、該情報
    データを受信するディスティネーションと、該ソースと
    該ディスティネーションとの間の通信を管理するコント
    ローラとを含むデータ通信システムに用いられるデータ
    通信方法であって、 ネットワークの初期設定後、上記コントローラが上記ソ
    ースに所定のオフセットアドレスを送信し、上記ソース
    が該オフセットアドレスに基づいて上記情報データの送
    信を再開することを特徴とするデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 情報データを送信するソースと、該情報
    データを受信するディスティネーションと、該ソースと
    該ディスティネーションとの間の通信を管理するコント
    ローラとからなり、 上記コントローラが、ネットワークの初期設定後に、所
    定のオフセットアドレスを上記ソースに送信し、上記ソ
    ースが該オフセットアドレスに基づいて上記情報データ
    の送信を再開する機能をコンピュータに実現させるため
    のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
  5. 【請求項5】 情報データを送信するソースと、該情報
    データを受信するディスティネーションと、該ソースと
    該ディスティネーションとの間の通信を管理するコント
    ローラとを含み、 ネットワークの初期設定に伴って送信の中断された情報
    データを、上記コントローラと上記ディスティネーショ
    ンとの交渉で特定し、交渉により特定されたデータから
    送信を再開させる機能を実現させるためのプログラムを
    コンピュータの読み取り可能に記憶したことを特徴とす
    る記憶媒体。
  6. 【請求項6】 デスティネーションの有するメモリ空間
    の一部を指定するアドレスを用いて、情報データを転送
    するソースと、 上記アドレスにより指定されたメモリ空間の一部に上記
    情報データを格納するデスティネーションと、 上記ソースと上記デスティネーションとの間のデータ転
    送を管理するコントローラとを具備し、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合、該情報データの転送は、上記メモ
    リ空間に格納されたデータの一部を廃棄することなく再
    開されることを特徴とするデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 上記情報データは、1つ以上のセグメン
    ト毎に、1つ以上のパケットにより転送されることを特
    徴とする請求項6に記載のデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 上記パケットは、連続的に転送されるこ
    とを特徴とする請求項7に記載のデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 上記パケットには、上記アドレスが格納
    されることを特徴とする請求項7または8に記載のデー
    タ通信システム。
  10. 【請求項10】 上記アドレスは、上記パケット毎に異
    なることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載
    のデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 上記情報データの転送は、上記コント
    ローラから指示されたアドレスを用いて再開されること
    を特徴とする請求項6〜10の何れか1項に記載のデー
    タ通信システム。
  12. 【請求項12】 上記情報データの転送は、上記デステ
    ィネーションから指示されたアドレスを用いて再開され
    ることを特徴とする請求項7〜11の何れか1項に記載
    のデータ通信システム。
  13. 【請求項13】 上記初期設定は、上記ネットワークの
    接続構成が変化した際に行われることを特徴とする請求
    項7〜12の何れか1項に記載のデータ通信システム。
  14. 【請求項14】 上記初期設定は、上記ネットワークの
    接続構成を自動的に認識する処理を含むことを特徴とす
    る請求項13に記載のデータ通信システム。
  15. 【請求項15】 上記情報データは、IEEE1394
    −1995規格のAsynchronous転送方式を
    用いて転送されることを特徴とする請求項7〜14の何
    れか1項に記載のデータ通信システム。
  16. 【請求項16】 上記ネットワークは、IEEE139
    4−1995規格に準拠したネットワークであることを
    特徴とする請求項7〜15の何れか1項に記載のデータ
    通信システム。
  17. 【請求項17】 上記情報データは、画像データ、グラ
    フィックスデータ、テキストデータの少なくとも一つで
    あることを特徴とする請求項7〜16の何れか1項に記
    載のデータ通信システム。
  18. 【請求項18】 デスティネーションの有するメモリ空
    間の一部を指定するアドレスを用いて、情報データを転
    送するステップと、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部を廃棄することなく、該情報データの転送を
    再開するステップとを行うことを特徴とするデータ通信
    方法。
  19. 【請求項19】 ソースから転送された情報データを、
    該ソースにより指定されたメモリ空間の一部に格納する
    ステップと、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するステップ
    とを行うことを特徴とするデータ通信方法。
  20. 【請求項20】 ソースに対してデスティネーションの
    有するメモリ空間の一部を指定するアドレスを通知する
    と共に、情報データの転送の開始を指示するステップ
    と、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するように制
    御するステップとを行うことを特徴とするデータ通信方
    法。
  21. 【請求項21】 デスティネーションの有するメモリ空
    間の一部を指定するアドレスを用いて、情報データを転
    送する手段と、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するように制
    御する手段とを具備することを特徴とするデータ通信装
    置。
  22. 【請求項22】 ソースから転送された情報データを、
    該ソースにより指定されたメモリ空間の一部に格納する
    手段と、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するように制
    御する手段とを具備することを特徴とするデータ通信装
    置。
  23. 【請求項23】 デスティネーションの有するメモリ空
    間の一部を指定するアドレスを用いて、情報データを転
    送するステップと、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部を廃棄することなく、該情報データの転送を
    再開するステップとを行うデータ通信方法を実現可能な
    デジタルインタフェース。
  24. 【請求項24】 ソースから転送された情報データを、
    該ソースにより指定されたメモリ空間の一部に格納する
    ステップと、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するステップ
    とを行うデータ通信方法を実現可能なデジタルインタフ
    ェース。
  25. 【請求項25】 ソースに対してデスティネーションの
    有するメモリ空間の一部を指定するアドレスを通知する
    と共に、情報データの転送の開始を指示するステップ
    と、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するように制
    御するステップとを行うデータ通信方法を実現可能なデ
    ジタルインタフェース。
  26. 【請求項26】 デスティネーションの有するメモリ空
    間の一部を指定するアドレスを用いて、情報データを転
    送する手段と、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するように制
    御する手段とを具備することを特徴とするデジタルイン
    タフェース。
  27. 【請求項27】 ソースから転送された情報データを、
    該ソースにより指定されたメモリ空間の一部に格納する
    手段と、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するように制
    御する手段とを具備することを特徴とするデジタルイン
    タフェース。
  28. 【請求項28】 ソースに対してデスティネーションの
    有するメモリ空間の一部を指定するアドレスを通知する
    と共に、情報データの転送の開始を指示する手段と、 ネットワークの初期設定に伴なって上記情報データの転
    送が中断された場合に、上記メモリ空間に格納されたデ
    ータの一部から該情報データの転送を再開するように制
    御する手段とを具備することを特徴とするデジタルイン
    タフェース。
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