JP3373443B2 - 商品仕分け装置 - Google Patents
商品仕分け装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、仕分けのために
搬入されてくる商品を、作業者が仕分け棚等の所定の商
品配分間口に投入する際の作業を簡易化するための商品
仕分け装置に関するもので、例えば商品配送センターに
おける各種仕分け作業等に利用することができる。
搬入されてくる商品を、作業者が仕分け棚等の所定の商
品配分間口に投入する際の作業を簡易化するための商品
仕分け装置に関するもので、例えば商品配送センターに
おける各種仕分け作業等に利用することができる。
【０００２】
【従来の技術】商品配送センターにおける自動化された
仕分けシステムの一つとして、納品先や商品の種類に応
じて区分した仕分け棚等の配分間口を利用して、商品の
仕分けを行う方法がある。
仕分けシステムの一つとして、納品先や商品の種類に応
じて区分した仕分け棚等の配分間口を利用して、商品の
仕分けを行う方法がある。
【０００３】その一つの方式としては、例えば、商品納
入業者が搬入してきた商品に、商品の種類や個数、納品
先等に関する商品仕分けデータを付与し、これをトレイ
等に載せた状態で、ベルトコンベア等の搬送装置で仕分
けエリアまで搬送し、各仕分けブロックに設置したコン
トローラに接続したスキャナで商品仕分けデータを読み
取り、コントローラの指示により所定の数量の商品を所
定の配分間口に投入する作業を繰り返すことで、納品先
の注文に応じた仕分けを行うものがある。
入業者が搬入してきた商品に、商品の種類や個数、納品
先等に関する商品仕分けデータを付与し、これをトレイ
等に載せた状態で、ベルトコンベア等の搬送装置で仕分
けエリアまで搬送し、各仕分けブロックに設置したコン
トローラに接続したスキャナで商品仕分けデータを読み
取り、コントローラの指示により所定の数量の商品を所
定の配分間口に投入する作業を繰り返すことで、納品先
の注文に応じた仕分けを行うものがある。
【０００４】コントローラによる指示方法としては、各
配分間口の上部等に、商品投入位置であることを示す表
示ランプや投入すべき商品の個数を表示する個数表示器
等を備えた投入表示器を設け、これらをコントローラで
制御することが行われている（例えば、特開平８−８５
６０９号公報参照）。
配分間口の上部等に、商品投入位置であることを示す表
示ランプや投入すべき商品の個数を表示する個数表示器
等を備えた投入表示器を設け、これらをコントローラで
制御することが行われている（例えば、特開平８−８５
６０９号公報参照）。
【０００５】また、各配分間口には、通常、樹脂製の折
畳み式コンテナ等が設置され、コンテナが満杯になった
時点あるいは所定量の商品が投入された時点で、納品先
に対する明細ラベル等を発行し、コンテナごと再びベル
トコンベア等の搬送装置で配送エリアまで搬送し、トラ
ック等に積み込んで、仕向先に納品される。
畳み式コンテナ等が設置され、コンテナが満杯になった
時点あるいは所定量の商品が投入された時点で、納品先
に対する明細ラベル等を発行し、コンテナごと再びベル
トコンベア等の搬送装置で配送エリアまで搬送し、トラ
ック等に積み込んで、仕向先に納品される。
【０００６】なお、仕分けシステムの制御については、
ホストコンピュータと、端末としての各コントローラを
接続して制御を行う方式や、コントローラをホストコン
ピュータとは切り離して、商品納入業者の納品時あるい
は納品前に付与される商品仕分けデータに基づいて、仕
分け制御を行う方式等がある。
ホストコンピュータと、端末としての各コントローラを
接続して制御を行う方式や、コントローラをホストコン
ピュータとは切り離して、商品納入業者の納品時あるい
は納品前に付与される商品仕分けデータに基づいて、仕
分け制御を行う方式等がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の投入表
示器は、複数の配分間口からなる仕分けブロックを担当
する作業者が、搬送されてきた商品を投入すべき間口を
容易に見つけ出すことができるようにし、それによって
作業効率の向上、商品の誤投入の防止を図ったものであ
る。
示器は、複数の配分間口からなる仕分けブロックを担当
する作業者が、搬送されてきた商品を投入すべき間口を
容易に見つけ出すことができるようにし、それによって
作業効率の向上、商品の誤投入の防止を図ったものであ
る。
【０００８】しかしながら、配分間口は作業者の商品受
取り位置に対し左右あるいは前後左右にあり、また搬送
されてきた商品を投入すべき配分間口が複数ある場合に
は、通常、複数の配分間口の投入表示器が同時に作動す
ることから、作業者は広い範囲を見渡す必要があり、場
合によっては複数の配分間口を同時に判断しなければな
らない。
取り位置に対し左右あるいは前後左右にあり、また搬送
されてきた商品を投入すべき配分間口が複数ある場合に
は、通常、複数の配分間口の投入表示器が同時に作動す
ることから、作業者は広い範囲を見渡す必要があり、場
合によっては複数の配分間口を同時に判断しなければな
らない。
【０００９】本願発明は、このような従来の投入表示器
を用いた方式における作業者の負担を軽減することによ
り、作業効率をさらに向上させ、商品の誤投入率を大幅
に低減することを目的としたものである。
を用いた方式における作業者の負担を軽減することによ
り、作業効率をさらに向上させ、商品の誤投入率を大幅
に低減することを目的としたものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る商品仕分け装置は、商品の搬送方向
に沿って配置され、商品を投入する配分間口を仕分け作
業者の上下及び左右方向に複数個備えた仕分け棚と、搬
送されてきた商品の種類、個数、納品先、納品業者等の
商品仕分けデータを読み取るスキャナと、仕分け作業者
に知らせるように、前記仕分け棚の仕分け作業者が受け
持つ仕分けブロックの上下及び左右方向ほぼ中央に設け
られ、搬送されてきた商品の投入先となる前記各配分間
口の方向を示す方向指示器及び位置を示す投入表示器
と、読み取られた前記商品仕分けデータに基づき、前記
方向指示器及び前記投入表示器を制御する制御信号を出
力するコントローラとを有することを特徴としている。
め、この発明に係る商品仕分け装置は、商品の搬送方向
に沿って配置され、商品を投入する配分間口を仕分け作
業者の上下及び左右方向に複数個備えた仕分け棚と、搬
送されてきた商品の種類、個数、納品先、納品業者等の
商品仕分けデータを読み取るスキャナと、仕分け作業者
に知らせるように、前記仕分け棚の仕分け作業者が受け
持つ仕分けブロックの上下及び左右方向ほぼ中央に設け
られ、搬送されてきた商品の投入先となる前記各配分間
口の方向を示す方向指示器及び位置を示す投入表示器
と、読み取られた前記商品仕分けデータに基づき、前記
方向指示器及び前記投入表示器を制御する制御信号を出
力するコントローラとを有することを特徴としている。
【００１１】なお、ここでいう仕分けブロックは、多数
の配分間口のうちの一人の作業者が担当する範囲を指す
ものとする。コントローラは、仕分けシステム全体を制
御するホストコンピュータの端末として機能するものに
限らず、仕分けブロックごと単独で制御を行うものであ
ってもよい。
の配分間口のうちの一人の作業者が担当する範囲を指す
ものとする。コントローラは、仕分けシステム全体を制
御するホストコンピュータの端末として機能するものに
限らず、仕分けブロックごと単独で制御を行うものであ
ってもよい。
【００１２】方向指示器は、一般的には液晶画面に配分
間口の方向を矢印等で表示するものを考えているが、何
らかの形で配分間口の方向を指示するものであれば、特
に限定されない。
間口の方向を矢印等で表示するものを考えているが、何
らかの形で配分間口の方向を指示するものであれば、特
に限定されない。
【００１３】また、この発明に係る商品仕分け装置にお
いて、スキャナで商品に貼付したラベルに表示された商
品仕分けデータを読み取り、コントローラに入力し、コ
ントローラによって仕分け制御が行われる。
いて、スキャナで商品に貼付したラベルに表示された商
品仕分けデータを読み取り、コントローラに入力し、コ
ントローラによって仕分け制御が行われる。
【００１４】より具体的には、通常、一群の商品に対
し、その商品の種類や個数、納品先（仕向先）、必要に
応じ納品業者等のデータをバーコード等の形でラベルに
印刷したものをバーコードスキャナ等で読み取り、コン
トローラに入力する。
し、その商品の種類や個数、納品先（仕向先）、必要に
応じ納品業者等のデータをバーコード等の形でラベルに
印刷したものをバーコードスキャナ等で読み取り、コン
トローラに入力する。
【００１５】なお、商品仕分けデータを表示するラベル
は、商品に直接貼付される場合の他、商品をトレイある
いはコンテナ等に載せて搬送する場合は、ラベルをトレ
イあるいはコンテナに貼付する場合もある。
は、商品に直接貼付される場合の他、商品をトレイある
いはコンテナ等に載せて搬送する場合は、ラベルをトレ
イあるいはコンテナに貼付する場合もある。
【００１６】また、この発明に係る商品仕分け装置にお
いて、方向指示器が所定の仕分けブロックを担当する作
業者の商品受取り位置近傍に設置されている。
いて、方向指示器が所定の仕分けブロックを担当する作
業者の商品受取り位置近傍に設置されている。
【００１７】方向指示器は、基本的には単に次に投入す
べき配分間口の方向を指示するものであるため、作業者
が搬入されてきた商品を受け取る位置近傍に設けるの
が、最も効率的である。ただし、配分間口が作業者の前
後左右にある場合には一人の作業範囲内に２以上の方向
指示器が設置される場合もあり得る。
べき配分間口の方向を指示するものであるため、作業者
が搬入されてきた商品を受け取る位置近傍に設けるの
が、最も効率的である。ただし、配分間口が作業者の前
後左右にある場合には一人の作業範囲内に２以上の方向
指示器が設置される場合もあり得る。
【００１８】また、仕分け棚の形で、高さ方向に複数段
の配分間口がある場合には、仕分け棚の作業範囲中央に
鉛直面内で各配分間口方向を指示する方向指示器を設け
たり、仕分け棚が作業者の両側にある場合には、両側の
仕分け棚間の中央に、鉛直面内で各配分間口方向を指示
する方向指示器を設けることも考えられる。
の配分間口がある場合には、仕分け棚の作業範囲中央に
鉛直面内で各配分間口方向を指示する方向指示器を設け
たり、仕分け棚が作業者の両側にある場合には、両側の
仕分け棚間の中央に、鉛直面内で各配分間口方向を指示
する方向指示器を設けることも考えられる。
【００１９】また、この発明に係る商品仕分け装置にお
いて、方向指示器に加え、各配分間口部分にも搬入され
てきた商品の投入位置であることを示す投入表示器が設
置されており、コントローラからの制御信号により投入
表示器のランプを点灯又は点滅させるように構成されて
いる。
いて、方向指示器に加え、各配分間口部分にも搬入され
てきた商品の投入位置であることを示す投入表示器が設
置されており、コントローラからの制御信号により投入
表示器のランプを点灯又は点滅させるように構成されて
いる。
【００２０】上述のように、方向指示器は、基本的には
次に投入すべき配分間口の方向を指示するものであり、
従来の表示ランプや個数表示器等を備えた投入表示器と
併用することで、作業効率を上げることができる。
次に投入すべき配分間口の方向を指示するものであり、
従来の表示ランプや個数表示器等を備えた投入表示器と
併用することで、作業効率を上げることができる。
【００２１】ただし、本願発明において投入表示器は必
須ではなく、例えば方向指示器に配分間口に関する指示
が同時に表示されるものや、配分間口に開閉式の扉が設
け、コントローラによって投入すべき間口の開閉を制御
するもの等と併用することも可能である。
須ではなく、例えば方向指示器に配分間口に関する指示
が同時に表示されるものや、配分間口に開閉式の扉が設
け、コントローラによって投入すべき間口の開閉を制御
するもの等と併用することも可能である。
【００２２】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の好ましい一実施
形態を図面に基づいて説明する。図２は仕分けエリアに
設置され、商品仕分け装置を構成する仕分け棚１部分の
一例を示したものである。この例では上下２段の仕分け
棚１の下段に１２個、上段に１１個の樹脂製の折畳み式
コンテナ３が設置され、合計２３の配分間口２を形成し
ている。
形態を図面に基づいて説明する。図２は仕分けエリアに
設置され、商品仕分け装置を構成する仕分け棚１部分の
一例を示したものである。この例では上下２段の仕分け
棚１の下段に１２個、上段に１１個の樹脂製の折畳み式
コンテナ３が設置され、合計２３の配分間口２を形成し
ている。
【００２３】このうち、中央より左側の１２個の配分間
口２が、１人目の作業者の受け持つ仕分けブロックを構
成し、中央下段を含む右側の１１個の配分間口２が２人
目の作業者の受け持つ仕分けブロックを構成し、搬送さ
れてくる一群の商品を２人の作業者でリレー式に取り扱
うシステムとなっている。
口２が、１人目の作業者の受け持つ仕分けブロックを構
成し、中央下段を含む右側の１１個の配分間口２が２人
目の作業者の受け持つ仕分けブロックを構成し、搬送さ
れてくる一群の商品を２人の作業者でリレー式に取り扱
うシステムとなっている。
【００２４】下段には、さらに固定式のバーコードスキ
ャナ６が取り付けられており、図３のイメージ図のよう
に、配分ラインからベルトコンベア４によって搬送され
てくる一群の商品５の商品仕分けデータを読み取る。
ャナ６が取り付けられており、図３のイメージ図のよう
に、配分ラインからベルトコンベア４によって搬送され
てくる一群の商品５の商品仕分けデータを読み取る。
【００２５】なお、この例では、１種類複数の商品がト
レイ等に載せられてベルトコンベア４によって搬送さ
れ、バーコードスキャナ６でトレイに貼付したラベルに
印刷されている商品仕分けデータを読み取り、商品の個
数、納品先に応じた配分間口等が、上段中央部のコント
ローラ７に入力される。
レイ等に載せられてベルトコンベア４によって搬送さ
れ、バーコードスキャナ６でトレイに貼付したラベルに
印刷されている商品仕分けデータを読み取り、商品の個
数、納品先に応じた配分間口等が、上段中央部のコント
ローラ７に入力される。
【００２６】また、各配分間口２の上部または下部に
は、それぞれ図５に示すような投入表示器９が設けら
れ、コントローラ７からの制御信号により投入表示器９
の表示ランプ１０および個数表示器１２を制御すること
で、商品を投入すべき配分間口２およびその配分間口２
に投入すべき商品の個数が表示される。
は、それぞれ図５に示すような投入表示器９が設けら
れ、コントローラ７からの制御信号により投入表示器９
の表示ランプ１０および個数表示器１２を制御すること
で、商品を投入すべき配分間口２およびその配分間口２
に投入すべき商品の個数が表示される。
【００２７】図５は、その表示状態を示したもので、表
示ランプ１０が赤色に点灯し、また個数表示器１２が個
数（この例では６個）を表示している。なお、通常は、
１つのトレイに複数の商品が載せられた状態で搬送され
てくる。従って、同時に搬送されてきた商品を複数の配
分間口２に投入する場合には、複数の配分間口２の表示
ランプが赤色に点灯し、順次、赤色が点滅することで、
作業者に投入順を知らせるようになっている。
示ランプ１０が赤色に点灯し、また個数表示器１２が個
数（この例では６個）を表示している。なお、通常は、
１つのトレイに複数の商品が載せられた状態で搬送され
てくる。従って、同時に搬送されてきた商品を複数の配
分間口２に投入する場合には、複数の配分間口２の表示
ランプが赤色に点灯し、順次、赤色が点滅することで、
作業者に投入順を知らせるようになっている。
【００２８】さらに、左右それぞれの仕分けブロックに
ついて、仕分け棚１の中段に方向指示器８が取り付けら
れており、コントローラ７で指示された配分間口２の方
向を矢印で表示するようになっている。この方向指示器
８の制御は、投入表示器９の表示ランプ１０の制御と連
動させて行うことができる。
ついて、仕分け棚１の中段に方向指示器８が取り付けら
れており、コントローラ７で指示された配分間口２の方
向を矢印で表示するようになっている。この方向指示器
８の制御は、投入表示器９の表示ランプ１０の制御と連
動させて行うことができる。
【００２９】また、仕分け棚１の各配分間口２の両側に
は、それぞれ１対の透過形赤外線センサ１４が設けられ
ており、コンテナ３に商品を投入する際、商品および作
業者の手が通過するのを検知するようになっている。
は、それぞれ１対の透過形赤外線センサ１４が設けられ
ており、コンテナ３に商品を投入する際、商品および作
業者の手が通過するのを検知するようになっている。
【００３０】検知信号は、コントローラ７に入力され、
商品投入位置が正しい場合には、コントローラ７より、
図６に示すように表示ランプ１０を緑色に点灯させるた
めの制御信号が発せられる。
商品投入位置が正しい場合には、コントローラ７より、
図６に示すように表示ランプ１０を緑色に点灯させるた
めの制御信号が発せられる。
【００３１】もし、商品投入位置が誤っている場合に
は、コントローラ７から制御信号が発せられ、図７に示
すように表示ランプ１０が黄色に点滅すると同時に、コ
ントローラ７によって制御されるブザー（図示せず）が
警報音を発するようになっている。その場合、作業者は
表示ランプ１０の脇にあるチェックボタン１１を押すこ
とで、表示ランプ１０の点滅およびブザーを止め、正し
い配分間口に商品を投入し直すことになる。
は、コントローラ７から制御信号が発せられ、図７に示
すように表示ランプ１０が黄色に点滅すると同時に、コ
ントローラ７によって制御されるブザー（図示せず）が
警報音を発するようになっている。その場合、作業者は
表示ランプ１０の脇にあるチェックボタン１１を押すこ
とで、表示ランプ１０の点滅およびブザーを止め、正し
い配分間口に商品を投入し直すことになる。
【００３２】図１はこの一連の流れをフロー図として示
したもので、作業者が担当する仕分けブロックへの商品
投入が完了したら、投入表示器９の右端に設けたラベル
発行ボタン１３を押し、納品先へ添付される明細ラベル
をコントローラ７の下に位置するラベル発行機１５から
発行する。ただし、この明細ラベルの発行は、その配分
間口２にあるコンテナ３に仕分けされる全商品が投入さ
れた後に行われ、全商品の投入が完了するまでは、次に
搬送されて来る商品の仕分け作業が繰り返される。
したもので、作業者が担当する仕分けブロックへの商品
投入が完了したら、投入表示器９の右端に設けたラベル
発行ボタン１３を押し、納品先へ添付される明細ラベル
をコントローラ７の下に位置するラベル発行機１５から
発行する。ただし、この明細ラベルの発行は、その配分
間口２にあるコンテナ３に仕分けされる全商品が投入さ
れた後に行われ、全商品の投入が完了するまでは、次に
搬送されて来る商品の仕分け作業が繰り返される。
【００３３】
【発明の効果】本願発明の商品仕分け装置は、従来の投
入表示器が個々の配分間口ごとに設けられ、視覚による
全体の把握が困難であったのに対し、仕分けブロックの
１箇所に設けた方向指示器が商品を投入すべき配分間口
の方向を指示するため、仕分けブロック全体を見渡さな
くとも直ちに配分間口への商品投入操作を行うことがで
き、作業効率が向上する。
入表示器が個々の配分間口ごとに設けられ、視覚による
全体の把握が困難であったのに対し、仕分けブロックの
１箇所に設けた方向指示器が商品を投入すべき配分間口
の方向を指示するため、仕分けブロック全体を見渡さな
くとも直ちに配分間口への商品投入操作を行うことがで
き、作業効率が向上する。
【００３４】また、作業者の負担が軽減されることで、
商品の誤投入率も大幅に低減することができる。
商品の誤投入率も大幅に低減することができる。
【図１】本願発明の一実施形態における商品仕分け装置
による作業のフロー図である。
による作業のフロー図である。
【図２】本願発明に係る商品仕分け装置の仕分け棚部分
の正面図である。
の正面図である。
【図３】商品仕分け装置位置への商品の搬入の様子を示
す概念図である。
す概念図である。
【図４】仕分けブロックごとに設置される方向指示器の
表示形式の一例を示す図である。
表示形式の一例を示す図である。
【図５】配分間口ごとに設置される投入表示器が、投入
間口位置および投入個数の表示している状態を示す正面
図である。
間口位置および投入個数の表示している状態を示す正面
図である。
【図６】商品の投入が正しく行われた場合の表示状態を
示す投入表示器の正面図である。
示す投入表示器の正面図である。
【図７】商品が誤投入された場合の表示状態を示す投入
表示器の正面図である。
表示器の正面図である。
１…仕分け棚、２…配分間口、３…コンテナ、４…ベル
トコンベア、５…商品、６…バーコードスキャナ、７…
コントローラ、８…方向指示器、９…投入表示器、１０
…表示ランプ、１１…チェックボタン、１２…個数表示
器、１３…明細ラベル発行ボタン、１４…透過形赤外線
センサ、１５…ラベル発行機
トコンベア、５…商品、６…バーコードスキャナ、７…
コントローラ、８…方向指示器、９…投入表示器、１０
…表示ランプ、１１…チェックボタン、１２…個数表示
器、１３…明細ラベル発行ボタン、１４…透過形赤外線
センサ、１５…ラベル発行機
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65G 1/137
B65G 47/48
Claims (10)
- 【請求項１】商品の搬送方向に沿って配置され、商品を
投入する配分間口を仕分け作業者の上下及び左右方向に
複数個備えた仕分け棚と、 搬送されてきた商品の種類、個数、納品先、納品業者等
の商品仕分けデータを読み取るスキャナと、 仕分け作業者に知らせるように、前記仕分け棚の仕分け
作業者が受け持つ仕分けブロックの上下及び左右方向ほ
ぼ中央に設けられ、搬送されてきた商品の投入先となる
前記各配分間口の方向を示す方向指示器及び位置を示す
投入表示器と、 読み取られた前記商品仕分けデータに基づき、前記方向
指示器及び前記投入表示器を制御する制御信号を出力す
るコントローラとを有することを特徴とする商品仕分け
装置。 - 【請求項２】前記方向指示器は、搬送されてきた一群の
商品を２人の前記仕分け作業者がリレー式に取り扱って
仕分けすることができるように、前記仕分け棚の横方向
を２分したそれぞれのほぼ中央に配置されていることを
特徴とする請求項１に記載の商品仕分け装置。 - 【請求項３】前記方向指示器は、前記方向指示器の周囲
に位置する前記各配分間口の方向を８個の外向き矢印で
個別に指し示すことを特徴とする請求項１または２に記
載の商品仕分け装置。 - 【請求項４】前記投入表示器は、前記各配分間口に配置
され、点灯により当該商品を投入すべき配分間口である
ことを示す表示ランプ、及び数字表示により当該商品の
投入個数を示す個数表示器を有することを特徴とする請
求項１から３のいずれかに記載の商品仕分け装置。 - 【請求項５】同時に搬送されてきた複数の商品を複数の
前記配分間口に投入する場合、該当する前記各配分間口
の前記表示ランプが赤色に点灯し、順次、赤色が点滅す
ることで、仕分け作業者に投入順番を知らせることを特
徴とする請求項４に記載の商品仕分け装置。 - 【請求項６】前記商品仕分けデータは、搬送されてきた
商品を載せたトレイ或いはコンテナに貼付されたラベル
に表示されていることを特徴とする請求項１から５のい
ずれかに記載の商品仕分け装置。 - 【請求項７】前記各配分間口には、仕分けした商品を収
納する折り畳みコンテナが設置されると共に、前記折り
畳みコンテナに商品を投入する際、商品が通過するのを
検知する透過形赤外線センサが設けられていることを特
徴とする請求項１から６のいずれかに記載の商品仕分け
装置。 - 【請求項８】前記透過形赤外線センサからの検知信号が
前記コントローラに入力すると、前記コントローラは、
商品投入位置が正しい場合に前記表示ランプを緑色に点
灯させ、商品投入位置が誤っている場合に前記表示ラン
プを黄色に点灯させると同時に警報音を発するための制
御信号を発することを特徴とする請求項７に記載の商品
仕分け装置。 - 【請求項９】前記各配分間口に、前記コントローラによ
って商品を投入すべき配分間口の開閉が制御される開閉
式扉を設けたことを特徴とする請求項１から８のいずれ
かに記載の商品仕分け装置。 - 【請求項１０】前記コントローラの下方に、前記投入表
示器の近傍に設けたラベル発行ボタンの押圧操作によ
り、納品先へ添付される明細ラベルを発行するラベル発
行機を設けたことを特徴とする請求項１から９のいずれ
かに記載の商品仕分け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29689298A JP3373443B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 商品仕分け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29689298A JP3373443B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 商品仕分け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000118641A JP2000118641A (ja) | 2000-04-25 |
| JP3373443B2 true JP3373443B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=17839523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29689298A Expired - Lifetime JP3373443B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 商品仕分け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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