JP3372027B2 - 高圧ホースの巻取り装置 - Google Patents

高圧ホースの巻取り装置

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JP3372027B2 JP04082399A JP4082399A JP3372027B2 JP 3372027 B2 JP3372027 B2 JP 3372027B2 JP 04082399 A JP04082399 A JP 04082399A JP 4082399 A JP4082399 A JP 4082399A JP 3372027 B2 JP3372027 B2 JP 3372027B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高圧ホースの巻取り
装置に関し、特に農薬散布や散水に使用されるホース用
の巻取り装置であって、軽量で高強度のものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】田圃に
農薬を散布する装置としては各種のものがあるが、ドラ
ムに巻き取られているホースを巻き解きながら散布した
り、逆に巻き取りながら散布するものは装置が安価であ
り、しかも労力を軽減できるので広く使用されている。
しかしながら散布時にホースには高圧が掛かるため、ホ
ースが巻き付けられている部材には大きな力が働く。従
ってこのような部材には高強度が要求されるので、従来
の装置は通常鉄製であり、重量が重く扱い難いものであ
った。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明はこれに鑑み検討
の結果、軽量で扱い易い農薬散布用等の高圧ホースの巻
取り装置を開発したものである。
【0004】即ち本発明は、それぞれ同心のアルミニウ
ム合金製円板を固定した2個のアルミニウム合金製中空
ホイール部材を互いに対向させ、一対の対称形状のアル
ミニウム合金製円弧状中空部材を、一方の中空ホイール
部材の中心軸をアルミニウム合金製中空円筒部材で形成
して、該中空円筒部材の外径より大きい平行間隙を設け
て対向させた円筒状配置としてこれら対向する中空ホイ
ール部材の該円板で挟持して取付け、他方の中空ホイー
ル部材の中心軸の外側にアルミニウム合金製ハンドル部
材を取付け、一方の中空ホイール部材の中空円筒部材内
にホース接続回転部材を取付けて、該ホース接続回転部
材の外側接続口に導入ホースを連結し、先端に開閉自在
ノズルを有する導出ホースを該ホース接続回転部材の内
側接続口に連結して該平行間隙より引き出し、一対の円
弧状中空部材で形成される円筒部の外面に巻回すること
を特徴とする高圧ホースの巻取り装置である。
【0005】そしてこの際、円弧状曲面と弦状平面とで
形成される円弧状中空部材の内部の長手方向に連続した
補強板を一体に形成し、一対の該円弧状中空部材の取付
けられる断面配置を、それぞれの円弧状曲面部が同一円
周上にあって、且つ該円周を形成する円の直径R、該円
弧状中空部材の弦状平面から円弧状曲面の頂点までの高
さh、及び一対の円弧状中空部材の弦状平面間の平行間
隙の幅dとした時に d=R−2h であり、さらにdは該導出ホースを扱う作業者の手が挿
入自在であるのに十分な大きさとしたのは有効である。
また、一対の円弧状中空部材のそれぞれの両端面に複数
箇所のボルト螺合穴を刻設し、それぞれの中空ホイール
部材に固定した円板に該ボルト螺合穴に対応するボルト
貫通穴を設けて該一対の円弧状中空部材とそれぞれの中
空ホイール部材とをボルトにより組付け、それぞれの中
空ホイール部材の中心回転軸を回動自在に支持するそれ
ぞれの架台フレームをこれら両架台フレーム間に跨設す
る取っ手部材によりボルト連結し、さらにハンドル部材
の手持ちハンドル部を内外側互換自在に設けたり、ある
いは一対の円弧状中空部材を取付けた両側の中空ホイー
ル部材を回動自在に支持する架台に、これら両側の中空
ホイール部材の回転軸方向に沿って移動自在なホースガ
イド部材を設けるのも効果がある。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0007】(実施例1)本実施例におけるホース巻取
り装置は次に示す部品を組付けて得られるものである。
即ち先ず図1に示すようにアルミニウム合金押出し型材
からなる横断面D形の中空パイプ状であって、且つ内部
に長手方向に連続した補強板(1)(1’)を円弧状曲
面(2)の該円弧形状に対して径方向に一体に設け、さ
らに該円弧状曲面(2)と弦状平面(3)との境界部及
び該円弧状曲面(2)の中央部の長手方向にそれぞれボ
ルト取付孔(4)〜(6)を一体に形成した円弧状中空
部材(10)(10’)を2個製作した。
【0008】次に図2に示すようにアルミニウム合金製
角パイプ(7)を台形に折り曲げ、その頂部にアルミニ
ウム合金製軸受用丸パイプ(8)を溶接固定した架台フ
レーム(9)(9’)を2個製作した。なお図中(1
1)…は後述の取っ手部材を固定する際に長ボルトを挿
通する貫通孔である。また図3に示すようにアルミニウ
ム合金製丸パイプ(15)を円形に形成し、アルミニウ
ム合金製円板(17)の中央にアルミニウム合金製中空
円筒部材(16)を貫通させて溶接固定し、該円板(1
7)が円形に形成した丸パイプ(15)の中央に位置す
るように該円形に形成した丸パイプ(15)と該円板
(17)とをアルミニウム合金製丸パイプ(18)…を
介して連結固定して中空ホイール部材(19)(1
9’)を2個製作した。なおこの円板(17)の半径
は、図1の円弧状中空部材(10)(10’)の横断面
における円弧状曲面(2)の円弧が形成する円の半径と
同じとする。
【0009】そして図4に示すように一の中空ホイール
部材(19)の中央の中空円筒部材(16)を、一の架
台フレーム(9)の軸受用丸パイプ(8)内を貫通して
突出させた先端面にアルミニウム合金製板材からなるハ
ンドルアーム(20)の基端側を溶接固定し、該ハンド
ルアーム(20)の先端には該ハンドルアームと(2
0)と直交する木製もしくはアルミニウム合金製の手持
ちハンドル(25)をハンドル取付ボルト(21)によ
り内外側互換自在に取付けてホイール・フレーム・ハン
ドル一体部品を製作した。なお図では手持ちハンドル
(25)は反対向きに取付けてあるが、これは本装置を
分解して保管しておく際等にコンパクトな形状にするた
めであって、組付ける際には一旦該ハンドル取付ボルト
(21)により手持ちハンドル(25)を外してから外
側に向けて取付ければよい。
【0010】さらに図5に示すようにアルミニウム合金
製取っ手用丸パイプ(26)を略コ字状に曲げ、その両
端に上記架台フレームの角パイプ(7)の外側面に嵌合
するように断面コ字形に屈曲させた屈曲板(27)(2
7)を溶接固定した取っ手部品(28)(28’)を2
個製作した。なお図中(22)は該角パイプ(7)に固
定する際に長ボルトを挿通する貫通穴である。そして上
記各部品と、市販のホース接続回転部材とを、各種ボル
トナットを用い、以下のようにして本発明ホース巻取り
装置を組み立てた。
【0011】先ず図6のようにホイール・フレーム・ハ
ンドル一体部品の手持ちハンドル(25)を所定の向き
に取付け直しておく。なお図中(23)は中空ホイール
部材(19)に固定したの中空円筒部材(16)が軸受
用丸パイプ(8)内でスムーズに回転するように施すグ
リース等の注入孔である。次に図7に示すように他の一
の中空ホイール部材(19’)に固定した中空円筒部材
(16’)を他の一の架台フレーム(9’)に固定した
軸受用丸パイプ(8’)を貫通して先端部を突出させ、
予め該丸パイプ(8)先端部にその中心軸に向かって互
いに120°づつ離れて刻設されている貫通した雌ネジ
穴にそれぞれボルト(29)…を仮止めしておく。
【0012】そして図8に示すように、図6と図7の中
空ホイール部材(19)(19’)の面側を互いに向き
合わせ、これら中空ホイール部材に固定した円板(1
7)(17’)間に一対の円弧状中空部材(10)(1
0’)を挟み、これら円弧状中空部材のボルト取付孔
(4)〜(6)両端部に予め刻設した雌ネジ穴に対応し
て該円板(17)(17’)に予め設けられているボル
ト穴(33)…にそれぞれボルト(30)…を通して該
円弧状中空部材(10)(10’)をこれら中空ホイー
ル部材(19)(19’)の中央部に固定した。この時
図9に示すように円弧状中空部材(10)(10’)は
それぞれの弦状平面(3)(3)が、これら中空ホイー
ル部材(19)(19’)の回転軸を挟み、中空円筒部
材(16)(16’)の外径より大きい距離dだけ離れ
た平行間隙(41)を形成するように互いに対向して平
行に固定する。
【0013】この時円弧状中空部材(10)(10’)
の横断面の配置は、図10に示すように該円弧状中空部
材(10)(10’)の円弧状曲面(2)(2’)が円
板(17)(17’)の円周に重なり、且つ弦状平面
(3)(3’)は互いに距離dだけ離れて平行位置にあ
る。従って該円板(17)(17’)の直径をR、円弧
状中空部材(10)(10’)の円弧状曲面(2)
(2’)の高さをそれぞれhとした時には、 d=R−2h の関係が常に成り立つことになる。そしてRがある一定
値である時、強度を高めるにはhは大きいほうがより良
好であるが、dは少なくとも中空円筒部材(16)(1
6’)の直径より大きくないと、後述するように平行間
隙(41)からホースを導出できず、より好ましくは導
出ホースを取付けたりするのに十分なハンドリング用ス
ペースを設けるのが望ましい。一例としてR=170m
m、中空円筒部材(16)(16’)の内径φ30mm×
外径φ40mmの時、dは60〜70mmが適当である。
【0014】次に図9に示すように、2個の取っ手部品
(28)(28’)の各コ字形屈曲板(27)…を、対
向して設置されているそれぞれの架台フレーム(9)
(9’)の角パイプの貫通孔位置に嵌合させ、長ボルト
(31)…を該屈曲板(27)…の貫通孔(22)…該
角パイプの貫通孔(11)…に挿通してそれぞれナット
(32)…により連結固定した。その後図11に示すよ
うなホース接続回転部材(35)の六角固定部(36)
を一方の中空ホイール部材(19’)の中空円筒部材
(16)内に挿入して、仮止めされているボルト(2
9)…により外周面の3箇所の凹所(37)…を3方か
ら締め付けて固定し、図12に示すような本発明のホー
ス巻取り装置を得た。
【0015】なおこのホース接続回転部材(35)は本
巻取り装置の内側を向く六角固定部(36)と外側を向
く六角回動部(38)からなり、該六角固定部(36)
と該六角回動部(38)との連結部は回動自在であるた
め、該六角固定部(36)側を固定しておけば該六角回
動部(38)の外側接続口(39)に連結したホースは
どのように動かしても撚れることはない。そして該ホー
ス接続回転部材(35)は、図12に示すように該六角
回動部(38)が一方の中空ホイール部材(19’)の
中空円筒部材(16)から突出した状態となるので、こ
の外側接続口(39)に図示していない別置きの液圧送
ポンプからの導入ホースを接続し、該中空円筒部材(1
6)内に位置する六角固定部(36)の内側接続口(4
0)にはドラム本体に巻き付ける導出ホースの一端を接
続する。なお図示していないが該導出ホースの先端には
手動にて開閉自在のノズルが取付けてあり、該導出ホー
スは対向している円弧状中空部材(10)(10’)間
の平行間隙(41)から引き出し、これら円弧状中空部
材の外周面に巻き付ける。図中(42)…は滑り止めゴ
ム部材である。
【0016】このようなホース巻取り装置は、部品のほ
とんどがアルミニウム合金製の中空部材であるため従来
の鉄製に比べて軽量であるにもかかわらず、ホースを巻
付けたドラム部分の強度は十分に大きく、ホースを該ド
ラム部分に巻付けた状態で液圧送ポンプから液体の農薬
や水などを高圧で圧送した時でも、該ドラムが破損した
り損傷することはない。即ち通常この種の巻取り装置は
ホースを巻付けた状態で使用する場所に運び、先ず薬液
や散水用水を高圧でホース内に送り、引き続いてホース
先端の開閉自在ノズルの開閉を調節しながら次第に該ホ
ースを巻き解きながら散布もしくは散水するものであ
る。従ってホースが巻取られている状態では該ホースに
は高い圧力が加わるのでドラム部分には高い強度が必要
であるが、本発明によれば軽量高強度の巻取り装置が得
られる。
【0017】また上記のようなホース巻取り装置は図に
示すように複数の部品を全てボルト・ナットで組付けら
れるので、長期間使用しない時などコンパクトに収納で
き、しかも運搬時も軽量コンパクトであるため扱い易
い。また両側に取っ手が取付けてあるので持ち運びし易
い。なお円弧状中空部材(10)(10’)以外のアル
ミニウム合金製中空部材の全てについて、外周の長手方
向に沿った溝を多数有する外周溝付管とすればハンドリ
ングの際に滑りにくくなり取扱いし易くなる。
【0018】(実施例2)次に本発明の他の例を示す。
図13に示すようにホース巻付け部分、即ち中空ホイー
ル部材(19)(19’)、円弧状中空部材(10)
(10’)及びハンドル部材は上記実施例1と同一であ
って、該ホース巻付け部分を回動自在に取付ける架台フ
レームとしてアルミニウム合金製L形材(45)(4
5)とアルミニウム合金製丸パイプ(46)(46)と
を略台形状に溶接固定し、これらL形材(45)の4本
の接地端にそれぞれ装置固定用円形金具(47)…を溶
接したものを製作した。そして両架台フレームにはそれ
らの対向する接地端部をそれぞれアルミニウム合金板
(48)(48’)を架け渡してボルト・ナットで連結
固定し、同じボルト・ナットを用いてアルミニウム合金
製丸パイプからなる取っ手部材(50)(50’)を取
付けた。さらに手持ちハンドル(25)を取付けていな
い中空ホイール部材(19’)側の中空円筒部材(1
6’)にホース接続回転部材(35)をボルトで固定し
た。このようなホース巻取り装置は、該装置固定用円形
金具(47)に形成されている貫通穴(49)…を使用
してトラックなどの荷台や手押し運搬車等に固定するこ
とができ、該装置を運搬車に固定したまま農薬散布等が
可能となるので該巻取り装置自体を手持ち運搬する必要
がなく散布作業がより容易になる。さらに薬液等を送る
ポンプなどの機材を荷台に乗せておけば一層便利であ
る。
【0019】(実施例3)本発明のさらに他の実施例を
図14に示す。上記実施例2と同様にホース巻付け部分
は実施例1と同じ構造とし、これを回動自在に支持する
架台部分を下記の構成とした。即ちアルミニウム合金製
フレーム用丸パイプ(56)(56’)を矩形に屈曲形
成してその内側にアルミニウム合金製L形材(55)
(55’)を横設したフレーム部材を互いに対向させ、
該フレーム部材の対向する角部分のうち下部の2箇所と
上部の1箇所はそれぞれアルミニウム合金製連結用丸パ
イプ(57)…で連結固定し、さらに対向する角部分の
うち上部の1箇所にはアルミニウム合金製丸棒からなる
2本のガイドレール(58)(58)を平行に溶接固定
して架台フレーム枠を形成した。そして該L形材(5
5)(55’)にホース巻取り部分の中空ホイール部材
(19)(19’)の回転軸を回動自在に支持するアル
ミニウム合金製軸受用丸パイプ(8)(8’)をそれぞ
れ溶接固定し、該ガイドレール(58)(58)にそれ
ぞれ緩挿するアルミニウム合金製短管(59)(59)
と、該短管(59)(59)に上下端が溶接固定された
アルミニウム合金製ガイドリング(60)からなるホー
スガイド部材を取付け、さらに手持ちハンドル(25)
を取付けていない中空ホイール部材(19’)に固定し
た中空円筒部材(16’)にホース接続回転部材(3
5)をボルトで固定した。なお図中(61)…は本装置
の滑り止めゴム部材である。
【0020】このようなホース巻取り装置においては、
導出ホースは該ガイドリング(60)を通過させてから
その先端にホース口の開閉自在ノズルを取付けておくこ
とにより、引き出したホースを巻き取る際にホイール部
材を一回転する毎に、ホースガイド部材をホースの径寸
法分づつ移動させることで該ホースを隙間なく巻付ける
ことができる。また巻き取るホースが撚れている場合で
も該ガイドリング(60)を通すことで撚れたまま巻き
取られることがなくなる。さらにホース先端には上記の
通り開閉自在ノズルを取付けてあるが、巻き取った際に
該ノズルは該ガイドリング(60)に当って通過しない
ものであるので巻取り終了時が判り易いと共に、ホース
収納時にノズルの場所が明確であるためホースを引き出
し易い。
【0021】
【発明の効果】このように本発明によれば、農薬散布用
等のホース巻取り装置が軽量で運搬が容易であるにもか
かわらず高強度を有している。さらに分解可能で組み付
けが容易であり、荷台や地面に固定して使用することも
でき、またホースのガイドリングを設ければホースの巻
取り引き出し時に発生する煩わしさがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の円弧状中空部材を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明装置の架台フレームを示す斜視図であ
る。
【図3】本発明装置の中空ホイール部材を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明装置のホイール・フレーム・ハンドル一
体部品を示す斜視図である。
【図5】本発明装置の取っ手部品を示す斜視図である。
【図6】本発明装置の組付け手順を示すもので、ホイー
ル・フレーム・ハンドル一体部品の手持ちハンドルを取
付け直した状態の斜視図である。
【図7】本発明装置の組付け手順を示すもので、他の一
の中空ホイール部材を他の一の架台フレームに取付けた
状態の斜視図である。
【図8】本発明装置の組付け手順を示すもので、円弧状
中空部材を取付ける状態の斜視図である。
【図9】本発明装置の組付け手順を示すもので、取っ手
部品を取り付ける状態の斜視図である。
【図10】円弧状中空部材の円筒配置を示す説明図であ
る。
【図11】本発明装置で使用するホース接続回転部材を
示す斜視図である。
【図12】実施例1の本発明装置を示す斜視図である。
【図13】実施例2の本発明装置を示す斜視図である。
【図14】実施例3の本発明装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1’ 補強板 2 円弧状曲面 3 弦状平面 4〜6 ボルト取付孔 7 アルミニウム合金製角パイプ 8 アルミニウム合金製軸受用丸パイプ 9,9’ 架台フレーム 10,10’ 円弧状中空部材 11 貫通孔 15 アルミニウム合金製丸パイプ 16,16’ アルミニウム合金製中空円筒部材 17 アルミニウム合金製円板 18 アルミニウム合金製丸パイプ 19,19’ 中空ホイール部材 20 ハンドルアーム 21 ハンドル取付ボルト 25 手持ちハンドル 26 アルミニウム合金製取っ手用丸パイプ 27 断面コ字形屈曲板 28,28’ 取っ手部品 29 ボルト 30 ボルト 31 長ボルト 32 ナット 35 ホース接続回転部材 36 六角固定部 37 凹所 38 六角回動部 39 六角回動部の外側接続口 40 六角固定部の内側接続口 41 平行間隙 42 滑り止めゴム部材 45 アルミニウム合金製L形材 46 アルミニウム合金製丸パイプ 47 装置固定用円形金具 48,48’ アルミニウム合金板 49,49’ 貫通穴 50,50’ 取っ手部材 55,55’ アルミニウム合金製L形材 56,56’ アルミニウム合金製フレーム用丸パイプ 57,57’ アルミニウム合金製連結用丸パイプ 58 ガイドレール 59 アルミニウム合金製短管 60 ガイドリング 61 滑り止めゴム部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−310736(JP,A) 特開 昭63−242871(JP,A) 実開 昭51−136665(JP,U) 実開 昭47−29814(JP,U) 実開 昭54−15522(JP,U) 実開 昭56−88769(JP,U) 実開 昭58−110666(JP,U) 実開 昭61−191364(JP,U) 実公 昭49−34113(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 75/38 B65H 75/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形に形成した丸パイプ(15)からな
    る外周部と、円中心に中空円筒部材(16)を貫通固定
    した円板(17)からなる内周部とで形成される左右の
    アルミニウム合金製中空ホイール部材を相対向させ、こ
    れらホイール部材の円板(17)(17)を、円弧状曲
    面(2)と弦状平面(3)とで囲まれた1対のアルミニ
    ウム合金製の断面円弧状中空部材(10)(10’)の
    両端に夫々合わせて固定すると共にこれら対の円弧状中
    空部材(10)(10’)の対向する弦状平面(3)
    (3)面に導出ホース引出し用平行間隙(41)を形成
    し、上記の中空ホイール部材をその中空円筒部材(1
    6)(16)を回転軸として左右のアルミニウム合金製
    架台フレーム(9)(9’)上に回転自在に載架し、一
    方の中空円筒部材(16)にはハンドルをまた他の中空
    円筒部材(16’)には導入用ホース接続回転部材(3
    5)を夫々取付け、上記左右の架台フレーム(9)
    (9’)を前後のアルミニウム金属丸パイプ製取っ手
    (26)(26)で連結し、かつ円弧状曲面(2)と弦
    状平面(3)とで形成される円弧状中空部材(10)
    (10’)の内部の長手方向に連続した補強板を一体に
    形成し、一対の該円弧状中空部材の取付けられる断面配
    置が、それぞれの円弧状曲面部が円板(17)と同一円
    周上にあって、且つ該円周を形成する円の直径R、該円
    弧状中空部材(10)(10’)の弦状平面(3)から
    円弧状曲面(2)の頂点までの高さh、及び一対の円弧
    状中空部材(10)(10’)の弦状平面(3)(3)
    の平行間隙の幅dとした時に d=R−2h であり、さらにdは該誘導出ホースを扱う作業者の手が
    前後より挿入自在であるのに十分な大きさである高圧ホ
    ースの巻取り装置。
  2. 【請求項2】 ホース接続回転部材(35)が、中空円
    筒部材(16’)に固定される六角固定部(36)とそ
    の外端に回動自在に取付けられた六角回動部(38)と
    からなり、該六角回動部(38)の外側接続口(39)
    に導入ホースを連結するようにした請求項1記載の高圧
    ホースの巻取り装置。
  3. 【請求項3】 左右の架台フレーム(9)(9’)の各
    前後の接地端に巻き取り装置をトラック等の荷台もしく
    は運搬車に固定するための金具(47)を夫々取付けた
    請求項1または2記載の高圧ホースの巻取り装置。
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