JP3371914B2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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JP3371914B2
JP3371914B2 JP13590293A JP13590293A JP3371914B2 JP 3371914 B2 JP3371914 B2 JP 3371914B2 JP 13590293 A JP13590293 A JP 13590293A JP 13590293 A JP13590293 A JP 13590293A JP 3371914 B2 JP3371914 B2 JP 3371914B2
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孝一 山下
直久 藤原
美代一 渡部
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、録画予約装置を内蔵し
たビデオ・テープ・レコーダ(以下、VTRと記す)等
の映像信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図29は従来の映像信号記録再生装置の
一例を示すブロック回路図である。図において、29は
第1の操作パネル、30は第2の操作パネル、25は送
信回路、31は第2の操作パネル30、送信回路25か
らなるリモートコントロールユニット(以下リモコンと
記す。)、26は受信回路、3はタイママイコン、19
は記憶回路、4は映像信号入力端子、5は映像信号記録
再生部、6は映像信号出力端子である。
【0003】次に操作パネルを使った動作について説明
する。操作パネルには映像信号記録再生装置の操作に必
要な操作ボタンが配置されている。図30は従来の映像
信号記録再生装置の一例の本体の操作パネルを示す配置
図である。以下、図30の操作パネル例に基づいて説明
する。第1の操作パネル29には、電源ボタン、取出し
ボタン、BS音声切換スイッチ、オールリセットボタ
ン、チャンネル設定ボタン、時刻設定ボタン、デジタル
スクリーンボタン、音声モニター切換ボタン、カウンタ
ーリセットボタン、オートカットボタン、標準/3倍ボ
タン、開始時刻ボタン、録画時刻ボタン、録画予約解除
ボタン、リモコンモード切換スイッチ、オートファイン
スイッチ、画質調整つまみ、ワンボタン予約ボタン、チ
ャンネルボタン、録画ボタン、一時停止ボタン、停止ボ
タン、早送りボタン、再生ボタン、巻戻しボタン、BS
アンテナレベルボタン、BSモニターボタン等が設けら
れ、ボタンが操作されればタイママイコン3に操作内容
を伝達する。タイママイコン3はボタンに割り当てられ
ている動作を実行するように映像信号記録再生部5を制
御する。映像信号記録再生部は、映像信号を記録再生す
るVTRの基本部分である。映像信号記録再生部5は、
タイママイコン3からの制御信号にしたがってボタンに
割り当てられている動作を実行する。
【0004】次にリモコンを使った動作について説明す
る。リモコンにも映像信号記録再生装置の操作に必要な
操作ボタンが配置されている。図31は従来の映像信号
記録再生装置の一例のリモコン操作パネルを示す配置図
である。VTRのリモコンの例である。以下、図31の
リモコン例に基づいて説明する。リモコン31の第2の
操作パネル上には、番号ボタン、VTR切換ボタン、カ
ウンターリセットボタン、カウンターゼロストップボタ
ン、カウンターサーチボタン、時計表示ボタン、標準/
3倍ボタン、音声モニター切換ボタン、予約設定ボタ
ン、オートカットボタン、録画ボタン、再生ボタン、巻
戻しボタン、チャンネルボタン、BSモニターボタン、
デジタルスクリーンボタン、チョットサーチ/ポーズボ
タン、早送りボタン、一時停止ボタン、停止ボタン、メ
ニューボタン、シャトルボタン、電源ボタン、ジョグボ
タン、入力切換ボタン、ビデオ/テレビ切換ボタン、U
HFボタン、BSボタン、BSデコーダー電源ボタン、
メーカー設定ボタン、送信ランプ等が設けられ、ボタン
が操作されたら、操作されたボタンを示すコードを、送
信回路25に供給し、例えば赤外線等で送信される。受
信回路26は送信回路25から発せられる例えば赤外線
を受けて操作ボタンを示すコードを受信し、波形整形し
てタイママイコン3に操作内容を伝達する。タイママイ
コン3はボタンに割り当てられている動作を実行するよ
うに映像信号記録再生部5を制御する。映像信号記録再
生部は、映像信号を記録再生するVTRの基本部分であ
る。映像信号記録再生部5は、タイママイコン3からの
制御信号にしたがってボタンに割り当てられている動作
を実行する。
【0005】次に予約録画関係の動作について説明す
る。リモコン31の第2の操作パネル30に設けられて
いる、予約設定ボタン、ジョグボタン、シャトルボタン
を使って予約録画設定を行う。シャトルボタン(>)は
設定項目送りボタン、シャトルボタン(<)は設定項目
戻しボタン、ジョグボタン(+)は設定内容送りボタ
ン、ジョグボタン(−)は設定内容戻しボタンの役割を
割り当てられている。ボタンが操作されたらタイママイ
コン3に操作内容を伝達する。タイママイコン3はボタ
ンの操作によって設定された予約情報を記憶回路19に
格納する。また、タイママイコン3は現在日時を観測し
て記憶回路19に格納されている予約情報の現在日時が
到来した時点で予約情報に基づいた予約録画を実行する
ように映像信号記録再生部5を制御する。映像信号記録
再生部5は、タイママイコン3からの制御信号にしたが
って録画を開始したり、記録モードを設定したり、チャ
ンネルを設定したり、録画を停止したりする。
【0006】次に、予約設定の手順について図32を使
って説明する。図32〜図34は従来の映像信号記録再
生装置の一例の動作を説明するための図である。予約設
定は、リモコンを使ってそのVTRが接続されているT
V画面を見ながら行う。この時、TVはVTRの出力信
号を表示するように設定する。リモコン31上の予約設
定ボタンを押す。するとTV画面に図32(a)のよう
な画面が表示される。最上段に予約録画の設定を行って
いる当日の日付を表示している。例えばここでは3月2
3日火曜日午後7:00に予約設定を行っている。次
に、「チャンネル」の入力位置にカーソルがあるので、
ジョグボタン(+)あるいはジョグボタン(−)を操作
して所望のチャンネルに設定する。ジョグボタン(+)
を押すと、“1”、“2”、“3”・・・、“11”、
“12”、“13”・・・、“99”、“BS1”、
“BS2”・・・、“外部”と順にチャンネルが切り替
わる。またジョグボタン(−)を押すと、ジョグボタン
(+)を押した場合とは逆の順番でチャンネルが切り替
わる。例えばチャンネルを“10”チャンネルに設定す
る時のTV画面は図32(b)のような画面になる。所
望の設定内容が表示された段階で設定項目送りボタンの
役割をするシャトルボタン(>)を押して「日」の入力
位置にカーソルを移動させる。
【0007】「日」の入力位置で、ジョグボタン(+)
あるいはジョグボタン(−)を操作して所望の日付に設
定する。上記ジョグボタン(+)を押すと、“23
(火)”、“24(水)”・・・、“31(水)”、
“1(木)”、“2(金)”・・・、“22(木)”、
“毎日”、“月−土”、“月−金”、“毎週(月)”、
“毎週(火)”・・・、“毎週(金)”、“毎週
(土)”と順に表示が切り替わる。またジョグボタン
(−)を押すと、ジョグボタン(+)を押した場合とは
逆の順番で表示が切り替わる。例えば日付を“27
(水)”に設定する時のTV画面は図32(c)のよう
な画面になる。所望の設定内容が表示された段階で設定
項目送りボタンの役割をするシャトルボタン(>)を押
して「開始時刻の時間」の入力位置にカーソルを移動さ
せる。
【0008】「開始時刻の時間」の入力位置で、ジョグ
ボタン(+)あるいはジョグボタン(−)を操作して所
望の開始時刻の時間に設定する。上記ジョグボタン
(+)を押すと、“午前0”、“午前1”、“午前2”
・・・、“午前11”、“午後0”、“午後1”・・
・、“午後11”と順に表示が切り替わる。また、ジョ
グボタン(−)を押すと、ジョグボタン(+)を押した
場合とは逆の順番で表示が切り替わる。例えば開始時刻
の時間を“午後9”に設定する時のTV画面は図33
(a)のような画面になる。所望の設定内容が表示され
た段階で設定項目送りボタンの役割をするシャトルボタ
ン(>)を押して「開始時刻の分」の入力位置にカーソ
ルを移動させる。
【0009】「開始時刻の分」の入力位置で、ジョグボ
タン(+)あるいはジョグボタン(−)を操作して所望
の開始時刻の分に設定する。ジョグボタン(+)を押す
と、“00”、“01”、“02”、“03”・・・、
“57”、“58”、“59”と順に表示が切り替わ
る。またジョグボタン(−)を押すと、ジョグボタン
(+)を押した場合とは逆の順番で表示が切り替わる。
例えば、開始時刻の分を“00”に設定する時のTV画
面は図33(b)のような画面になる。所望の設定内容
が表示された段階で設定項目送りボタンの役割をするシ
ャトルボタン(>)を押して「終了時刻の時間」の入力
位置にカーソルを移動させる。
【0010】「終了時刻の時間」の入力位置で、ジョグ
ボタン(+)あるいはジョグボタン(−)を操作して所
望の終了時刻の時間に設定する。ジョグボタン(+)を
押すと、開始時刻の時間として設定した“9”から、
“10”、“11”、“0”、“1”、“2”・・・、
“7”、“8”と順に表示が切り替わる。また、ジョグ
ボタン(−)を押すと、ジョグボタン(+)を押した場
合とは逆の順番で表示が切り替わる。例えば終了時刻の
時間を“11”に設定する時のTV画面は図33(c)
のような画面になる。所望の設定内容が表示された段階
で設定項目送りボタンの役割をするシャトルボタン
(>)を押して「終了時刻の分」の入力位置にカーソル
を移動させる。
【0011】「終了時刻の分」の入力位置で、ジョグボ
タン(+)あるいはジョグボタン(−)を操作して所望
の終了時刻の分に設定する。ジョグボタン(+)を押す
と、“00”、“01”、“02”、“03”・・・、
“57”、“58”、“59”と順に表示が切り替わ
る。またジョグボタン(−)を押すと、ジョグボタン
(+)を押した場合とは逆の順番で表示が切り替わる。
例えば、終了時刻の分を“00”に設定する時のTV画
面は図34(a)のような画面になる。所望の設定内容
が表示された段階で設定項目送りボタンの役割をするシ
ャトルボタン(>)を押して「録画モード」の入力位置
にカーソルを移動させる。
【0012】「録画モード」の入力位置で、ジョグボタ
ン(+)あるいはジョグボタン(−)を操作して所望の
録画モードに設定する。ジョグボタン(+)を押すと、
“標準”、“3倍”、“自動”と順に表示が切り替わ
る。ここで、“自動”はテープの残量時間に合わせて可
能な限り標準モードで記録を行い、残りを3倍モードで
記録するジャストレコーディングを行う記録モードであ
る。また、ジョグボタン(−)を押すと、ジョグボタン
(+)を押した場合とは逆の順番で表示が切り替わる。
例えば開始時刻の時間を“3倍”に設定する時のTV画
面は図34(b)のような画面になる。所望の設定内容
が表示された段階で設定項目送りボタンの役割をするシ
ャトルボタン(>)を押して次の予約プログラムの「チ
ャンネル」の入力位置にカーソルを移動させる。
【0013】以下、同様な手順で2つ目以降の予約プロ
グラムの予約を設定する。予約プログラムを例えば7つ
設定した場合のTV画面は図34(c)のような画面に
なる。全ての予約設定の終了した段階で、録画予約待機
状態に設定するスイッチを録画予約待機状態側に切り換
えることにより、設定した録画予約を行うための待機状
態に入る。また、図30に示す操作パネルには録画予約
待機状態に設定するスイッチは設けられていないが、こ
のようなVTRでは電源ボタンを切ることにより、録画
予約待機状態に入る。ただし、ビデオカセットの背面の
誤消去防止爪が折られていないビデオテープ、あるいは
誤消去防止爪が折られていても粘着テープ等で穴を塞い
であるビデオテープが挿入されていないと、録画予約待
機状態にはならない。
【0014】予約プログラムを実行するためのタイママ
イコン3の動作手順を図35のフローチャートに基づい
て説明する。まず、予約録画待機状態と通常手動操作状
態を切り換えるスイッチが予約待機状態に設定されてい
るか調べる(102)。予約待機側にセットされている
場合、電源を遮断して(103)、予約録画待機ルーチ
ンに入る。予約録画待機ルーチンでは、まず、予約プロ
グラムが入力されているか調べる(104)。予約が設
定されていなければ予約録画関連処理を停止する(11
0)。予約が設定されている場合、今日の予約が有るか
調べる(105)。今日の予約がある場合、現在時刻が
開始時刻(あるいは、開始時刻の所定時刻前)に一致す
るか調べる(106)。現在時刻が開始時刻に一致する
場合、録画要求信号及びチャンネル設定信号を映像信号
記録再生部5に送出して(107)、次の予約プログラ
ムを処理するため、予約録画待機ルーチンの最初に戻
る。現在時刻が開始時刻に一致しなかった場合、現在時
刻が終了時刻に一致するか調べる(108)。現在時刻
が終了時刻に一致する場合、録画停止信号をシステムマ
イコン12に送出して(109)、次の予約プログラム
を処理するため、予約録画待機ルーチンの最初に戻る。
現在時刻が終了時刻に一致しなかった場合、現在時刻を
開始時刻あるいは終了時刻と比較しながら待機する。
【0015】図34(c)の予約設定の場合の録画動作
について説明する。1つ目の予約プログラムは3月27
日土曜日の午後9時から11時まで10チャンネルの番
組を3倍モードで録画するように設定されている。3月
27日土曜日当日が到来した場合、現在時刻が開始時刻
の午後9:00(あるいは、午後9:00の所定時刻
前)になるまで待機する。現在時刻が開始時刻の午後
9:00になった場合、チャンネルを10チャンネルに
設定して、記録モードを3倍モードに設定して、録画を
開始する。現在時刻が終了時刻の午後11:00になる
まで待機する。現在時刻が終了時刻の午後11:00に
なった場合、録画を停止する。2つ目以降の予約プログ
ラムの動作についても同様に実行される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号記録再
生装置は、本体の操作パネル上及びリモコン上に各々数
10個の操作ボタンが配置されており、その操作ボタン
各々が異なった機能を実現するためのものであり、それ
らが果たす機能を示す操作ボタンの名称は操作ボタンの
近傍に記載してあるだけである。いわば、似かよった形
状、単調な配置で操作ボタンが設置されているので、非
常にまぎらわしい、または操作方法が難しいので、使用
者が操作を間違えたり、操作できないといった問題点が
あった。
【0017】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、操作が容易でわかりやすい映像信
号記録再生装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像信号
記録再生装置は、筆記手段の位置している座標値を筆記
動作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平
面入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像
信号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座
標値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処
理手段を備え、上記画像を記憶する画像記憶手段を備え
たものである。
【0019】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、座標値に基づいた画像を別途入力される映像信号に
重畳する重畳手段を備えたものである。
【0020】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、座標値に基づいた画像を別途入力される映像信号に
重畳する重畳手段と、筆記軌跡によって指定された範囲
の映像信号を記憶する記憶手段を備えたものである。
【0021】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、上記画像を映像信号として記録媒体に記録する手段
を備えたものである。
【0022】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、座標値が位置する領域を判断する判断手段と、この
領域に割り付けた予約録画情報の選択項目に基づいて録
画を行う予約録画手段を備え、複数の選択肢のうち一項
目を選択すれば、その他の項目の選択を取り消すように
動作する手段と、複数の選択肢のうち隣接関係にある領
域の所定の複数項目を同時に選択する手段を備えたもの
である。
【0023】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、座標値系列から文字データを抽出する文字抽出手段
と、文字データから特徴量を抽出する特徴抽出手段と、
複数の文字についての特徴量を記憶している記憶手段
と、上記特徴抽出手段から出力された特徴量と上記記憶
手段に記憶されている特徴量を比較する比較手段と、比
較結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認識する
認識手段と、認識結果を表示する表示手段を備えたもの
である。
【0024】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、座標値系列から文字データを抽出する文字抽出手段
と、文字データから特徴量を抽出する特徴抽出手段と、
複数の文字についての特徴量を記憶している記憶手段
と、上記特徴抽出手段から出力された特徴量と上記記憶
手段に記憶されている特徴量を比較する比較手段と、比
較結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認識する
認識手段と、この認識結果から録画開始日時、録画終了
日時等の予約情報を形成する予約情報形成手段と、この
予約情報に基づいて録画を行う予約録画手段を備え、文
字認識によって形成する予約情報を数字だけで表現でき
るものに限定するものである。
【0025】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、座標値系列から文字データを抽出する文字抽出手段
と、文字データから特徴量を抽出する特徴抽出手段と、
複数の文字についての特徴量を記憶している記憶手段
と、上記特徴抽出手段から出力された特徴量と上記記憶
手段に記憶されている特徴量を比較する比較手段と、比
較結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認識する
認識手段と、この認識結果の複数の数字を所定の手続き
で録画開始日時、録画終了日時等の予約情報を符号化し
た符号コードとして復号する復号手段と、復号して得ら
れた録画開始日時、録画終了日時等の予約情報に基づい
て録画を行う予約録画手段を備えたものである。
【0026】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、座標値系列から文字データを抽出する文字抽出手段
と、文字データから特徴量を抽出する特徴抽出手段と、
複数の文字についての特徴量を記憶している記憶手段
と、上記特徴抽出手段から出力された特徴量と上記記憶
手段に記憶されている特徴量を比較する比較手段と、比
較結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認識する
認識手段と、この認識結果から録画開始日時、録画終了
日時等の予約情報を形成する予約情報形成手段と、この
予約情報に基づいて録画を行う予約録画手段を備える予
約情報の論理的整合性を判断する判断手段と、この判断
結果に基づく処理を行う処理手段を備えたものである。
【0027】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、上記制御手段あるいは上記処理手段の動作等を切り
換える手段を備えたものである。
【0028】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、入力媒体が本体から独立した構成で、本体に対して
入力媒体から検出した座標値を逐次伝送する伝送手段を
備えたものである。
【0029】また、この発明に係る映像信号記録再生装
置は、筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出する座標検出手段を備えた平面入力媒体
と、座標値に基づいた制御信号によって映像信号記録再
生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標値に基づ
いて構成された画像に映像信号処理を行う処理手段を備
え、座標値に基づいた処理によって、録画開始日時、録
画終了日時等の予約情報を形成する予約情報形成手段
と、この予約情報に基づいて録画を行う予約録画手段を
備え、上記入力媒体より予約情報形成手段に至る部分が
本体とは独立した構成で、本体に対して予約情報を伝送
する伝送手段を備えたものである。
【0030】
【作用】この発明における映像信号記録再生装置は、平
面入力媒体に対して筆記手段の位置している座標値を筆
記動作にしたがって順次検出し、座標値に基づいた制御
信号によって映像信号記録再生部の動作を制御したり、
あるいは座標値に基づいて構成された画像を使用して映
像信号処理を行い、この画像を画像メモリに記憶して必
要に応じて読み書きする。
【0031】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、この画像を別途入力され
る映像信号に重畳する。
【0032】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、座標値に基づいた画像を
別途入力される映像信号に重畳し、筆記軌跡によって指
定された範囲の映像信号を記憶する。
【0033】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、上記画像を映像信号とし
て記録媒体に記録する。
【0034】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、座標値が位置する領域を
判断し、この領域に割り付けた予約録画情報の選択項目
に基づいて録画を行い、複数の選択肢のうち一項目を選
択すれば、その他の項目の選択を取り消すように動作
し、複数の選択肢のうち隣接関係にある領域の所定の複
数項目を同時に選 択する。
【0035】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、座標値系列から文字デー
タを抽出し、文字データから特徴量を抽出し、抽出され
た特徴量とあらかじめ記憶している複数の文字について
の特徴量を比較し、比較結果に基づいて入力媒体に記入
された文字を認識し、認識結果を表示する。
【0036】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、座標値系列から文字デー
タを抽出し、文字データから特徴量を抽出し、抽出され
た特徴量とあらかじめ記憶している複数の数字について
の特徴量を比較し、比較結果に基づいて入力媒体に記入
された数字を認識し、この認識結果から録画開始日時、
録画終了日時等の予約情報を形成し、この予約情報に基
づいて録画を行う。
【0037】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、座標値系列から文字デー
タを抽出し、文字データから特徴量を抽出し、抽出され
た特徴量とあらかじめ記憶している複数の数字について
の特徴量を比較し、比較結果に基づいて入力媒体に記入
された数字を認識し、この認識結果の複数の数字を所定
の手続きで録画開始日時、録画終了日時等の予約情報を
符号化した符号コードとして復号し、復号して得られた
録画開始日時、録画終了日時等の予約情報に基づいて録
画を行う。
【0038】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、座標値系列から文字デー
タを抽出し、文字データから特徴量を抽出し、抽出され
た特徴量とあらかじめ記憶している複数の文字について
の特徴量を比較し、比較結果に基づいて入力媒体に記入
された文字を認識し、この認識結果から録画開始日時、
録画終了日時等の予約情報を形成し、この予約情報の論
理的整合性を判断し、この判断結果に基づいて録画を行
う。
【0039】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、上記平面入力媒体の使用
形態に応じた制御動作あるいは処理動作に切り換える。
【0040】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、入力媒体が本体から独立
した構成で、本体に対して入力媒体から検出した座標値
を逐次伝送する。
【0041】また、この発明における映像信号記録再生
装置は、平面入力媒体に対して筆記手段の位置している
座標値を筆記動作にしたがって順次検出し、座標値に基
づいた制御信号によって映像信号記録再生部の動作を制
御したり、あるいは座標値に基づいて構成された画像を
使用して映像信号処理を行い、座標値に基づいた処理に
よって、録画開始日時、録画終了日時等の予約情報を形
成する予約情報形成手段と、この予約情報に基づいて録
画を行う予約録画手段を備え、上記入力媒体より予約情
報形成手段に至る部分が本体とは独立した構成で、本体
に対して予約情報を伝送する。
【0042】
【実施例】参考例1. 図1は、この発明の参考例1による 映像信号記録再生装
置を示すブロック回路図である。図において、1は入力
媒体、2は領域判断回路、3はタイママイコン、4は映
像信号入力端子、5は映像信号記録再生部、6は映像信
号出力端子、7は処理回路、8は筆記画像出力端子であ
る。
【0043】次に動作について説明する。入力媒体1
は、ペンと同様な感覚で筆記動作のできる棒形状をした
もの(以下、ペンと記す)による筆記動作の座標位置を
検出するタブレット、あるいはタッチパネル、あるいは
デジタイザと呼ばれる平面板形状の座標入力装置であ
る。ここで、筆記動作を行なう手段としては、ペンと同
様な感覚で筆記動作のできる棒形状をしたものに限定す
るものではなく、指などであっても良い。このような入
力媒体の座標位置を検出する原理には、例えば、抵抗感
圧方式、静電容量方式、電磁誘導方式、電磁授受作用方
式等がある。この筆記動作を検出する原理によってペン
及びタブレットの構造や入力精度、消費電力格等が異な
り、ワイヤレスかワイヤードか、透明か不透明か、押圧
検出か接触検出(近接検出)か等の違いがあるが、いか
なる原理による座標入力装置であっても良い。
【0044】入力媒体1はペンによる筆記動作で接触
(座標検出原理により、押圧の場合も非接触の場合もあ
るが簡単のため単に「接触」と記す)した座標値を逐次
検出して領域判断回路2に供給すると同時に処理回路7
に供給する。座標値は一定周期で検出しても良いし、イ
ベントの発生毎に検出しても良い。一定周期の場合、固
定周期に設定しても良いが、入力媒体の使用形態に応じ
て変えることが出来るように構成しても良い。イベント
の発生毎に検出する場合は、ペンによる入力に変化が生
じる点、例えば、筆記軌跡が曲った点の座標を検出する
ように構成する。入力媒体1は、例えば横方向256
点、縦方向256点の精度で座標を検出できる場合、横
方向の座標をX(X=0〜255)とし、縦方向の座標
をY(Y=0〜255)として、座標値(X,Y)を領
域判断回路2及び処理回路7に供給する。領域判断回路
2は入力媒体1から供給された座標値が、あらかじめ設
定されている入力媒体上の複数の領域のうちいずれの領
域に属するかを判断し、入力媒体上に複数の領域を設定
した段階で割り付けてある操作内容、機能、動作等のコ
ードをタイママイコン3に供給する。タイママイコン3
は領域判断回路2より検出されたコードにしたがって映
像信号記録再生部5の動作を制御する。映像信号記録再
生部5は映像信号入力端子4に入力された映像信号を磁
気テープに記録する。あるいは、磁気テープに記録され
ている映像信号を再生して映像信号出力端子6から出力
する。あるいは、映像信号入力端子4に入力された映像
信号を処理して映像信号出力端子6から出力する。処理
回路7は入力媒体1から供給された座標値を表示装置に
表示するための信号形態に変換する処理を行い筆記画像
出力端子8から出力する。
【0045】図2は、この発明の参考例1による映像信
号記録再生装置の動作を説明するための図で、VTRの
基本操作を座標入力装置を使用して行う場合の入力案内
表示を行っている入力媒体の入力面例ある。入力媒体1
の入力面が不透明の場合、座標の検出を妨げないような
材質、厚さのシートに入力案内を印刷し、このシートを
入力面の上に重ねて使用する。入力媒体1の入力面が透
明の場合、座標の検出を妨げないような材質のシートに
入力案内を印刷し、このシートを透明入力面の下に敷
く。または、CRTやLCDやEL等の表示装置を透明
入力面の下に敷いても良い。図2で例えば、入力面が1
024×1024の精度を持ち、原点を左下にとった場
合、 「記録」領域の四隅の座標は、 左下角: (X1,Y1)=(400, 800) 左上角: (X1,Y2)=(400,1000) 右下角: (X2,Y1)=(623, 800) 右上角: (X2,Y2)=(623,1000) である。 「再生」領域の四隅の座標は、 左下角: (X1,Y1)=(400,550) 左上角: (X1,Y2)=(400,750) 右下角: (X2,Y1)=(623,550) 右上角: (X2,Y2)=(623,750) である。 「停止」領域の四隅の座標は、 左下角: (X1,Y1)=(400,300) 左上角: (X1,Y2)=(400,500) 右下角: (X2,Y1)=(623,300) 右上角: (X2,Y2)=(623,500) である。 「一時停止」領域の四隅の座標は、 左下角: (X1,Y1)=(400, 50) 左上角: (X1,Y2)=(400,250) 右下角: (X2,Y1)=(623, 50) 右上角: (X2,Y2)=(623,250) である。 「巻戻し」領域の四隅の座標は、 左下角: (X1,Y1)=(100,550) 左上角: (X1,Y2)=(100,750) 右下角: (X2,Y1)=(350,550) 右上角: (X2,Y2)=(350,750) である。 「早送り」領域の四隅の座標は、 左下角: (X1,Y1)=(673,550) 左上角: (X1,Y2)=(673,750) 右下角: (X2,Y1)=(923,550) 右上角: (X2,Y2)=(923,750) である。
【0046】ここで、図2に示すような入力面の所定領
域に接触すると、入力媒体1はその時の座標値を検出し
て、領域判断回路2に供給する。領域判断回路2は、各
領域の範囲を示す条件式の演算を順番に実行して、演算
結果が真となるような条件式が示す範囲の領域に割り当
てられている機能を選択していると判断する。図2のよ
うな入力面の時の、領域判断回路2の動作を図3につい
て説明する。入力媒体1から座標を入力され(X,Y)
を得る(201)。Xが400以上623以下で、かつ
Yが800以上1000以下である時(202)、「記
録」領域を選択する(212)。それ以外であれば、X
が400以上623以下で、かつYが550以上750
以下である時(203)、「再生」領域を選択する(2
13)。それ以外であれば、Xが400以上623以下
で、かつYが300以上500以下である時(20
4)、「停止」領域を選択する(214)。それ以外で
あれば、Xが400以上623以下で、かつYが50以
上250以下である時(205)、「一時停止」領域を
選択する(215)。それ以外であれば、Xが100以
上350以下で、かつYが550以上750以下である
時(206)、「巻戻し」領域を選択する(216)。
それ以外であれば、Xが673以上923以下で、かつ
Yが550以上750以下である時(207)、「早送
り」領域を選択する(217)。それ以外であれば、入
力媒体1での入力を待機する。途中で該当する領域があ
った場合、選択領域を出力する(218)。
【0047】ここで、例えばVTRを「再生」したい場
合、使用者がペンで入力媒体1の入力面の再生領域に接
触すると、入力媒体1はペンが接触した点の座標値、例
えば(500,600)を領域判断回路2に供給する。
領域判断回路2は上記手順で動作する。いまX=500
で 400≦X≦623 を満足し、Y=600で 550≦Y≦750 を満足するので、 (400≦X≦623)AND(550≦Y≦750) が成立するか判断する図3のフローチャートの203の
ステップで真と判断して「再生」領域を選択したことを
示すコードをタイママイコン3に供給する。タイママイ
コン3は再生を行うための信号を映像信号記録再生部5
を構成する、例えばシステムマイコン(図示せず)に供
給し、システムマイコンは磁気テープから映像信号を再
生するために必要な制御信号を送出してVTRを再生す
る。ここでは、VTRを再生する場合の動作について説
明したが、記録の場合でも、停止の場合でも、一時停止
の場合でも、巻戻しの場合でも、早送りの場合でも同様
な手順によって使用者の所望の操作が実行できる。
【0048】図4は、この発明の参考例1による映像信
号記録再生装置の動作を説明するための図で、座標入力
装置を使用してメモ帳の機能を得る場合の入力媒体の入
力面例である。入力媒体1から供給される座標値は、入
力面を例えば原点を左下にとり、1024×1024の
精度の座標として供給される。処理回路7は入力媒体1
から供給された座標値を表示装置に表示するための信号
形態に変換する処理を行い筆記画像出力端子8から出力
する。例えば、NTSC方式の標準信号のような、フレ
ーム周波数:約30[Hz]、フィールド周波数:約6
0[Hz]、走査線数:525本、2:1インターレー
ス走査の信号を表示できるアスペクト比が4:3の表示
装置に筆記画像出力端子8からの出力信号を入力して表
示することを想定して説明する。表示装置の表示に必要
な画素を、走査線数が525本であることから、垂直ブ
ランキング期間を除いた実際に画面に見える部分を考慮
して有効画素は縦480画素、アスペクト比4:3であ
ることから横640画素とした場合で考える。入力媒体
1の横方向の座標:X(X=0〜1023)、縦方向の
座標:Y(Y=0〜1023)として、表示装置の横方
向の座標:x(x=0〜639)、縦方向の座標:y
(y=0〜479)とすると、表示装置の横方向の座
標:xは、 x=(639/1023)・X 表示装置の縦方向の座標:yは、 y=(479/1023)・Y から換算し、小数点以下を四捨五入して表示装置の座標
(x,y)とする。ここで得られた640×480の画
像を有効画像領域として走査して上記表示装置に画像を
表示するための映像信号を形成する。
【0049】入力媒体1は、処理回路7にペンが接触し
た座標を順次、一定の周期で供給すると同時にペンアッ
プとペンダウンの情報も供給する。あるいはペンによる
入力に変化が生じる毎に変化点、例えば、筆記軌跡が曲
った点の座標を順次供給すると同時にペンアップとペン
ダウンの情報も供給する。ペンアップの状態では、表示
面にペンが接触していないので座標情報は供給されな
い。したがって表示装置は全体が所定の背景色一色(例
えば黒)で表示される。ペンダウンの情報と同時に得ら
れた座標を表示装置に対応した座標に変換して、当該画
素だけ背景色とは異る表示色(例えば白)で表示装置に
表示する。直前にペンアップ情報を得た後で、ペンダウ
ン情報を得た場合その画素だけを表示する。ペンダウン
情報の後に続けてペンダウン情報を得た場合、今表示し
た画素と、直前に表示した画素の間をつなぐ位置に存在
する画素全てを表示色で表示する。画素間をつなぐ操作
は一次補間や二次補間等によって行われる。このような
規則で表示装置に供給する映像信号を形成すれば、入力
媒体1の入力面に対して、文字等の筆記動作あるいは図
形などの描画動作等を行えば、ほぼ同時に筆記あるいは
描画の過程があたかも表示装置の表示面上に筆記あるい
は描画したかのように表示される。
【0050】図4のような入力面の時の、処理回路7の
動作を図5について説明する。図5は、この発明の参考
例1による映像信号記録再生装置の処理回路の動作を説
明するためのフローチャートである。まず入力媒体1か
ら入力される座標(X,Y)を得る(301)。同時に
入力されるペン情報を得る(302)。現在のペン情報
がペンダウンではない場合(303)、すなわちペンア
ップである場合、次の座標、ペン情報が入力されるまで
処理を停止(310)する。現在のペン情報がペンダウ
ンである場合(303)、入力面の座標を表示面の座標
に変換する(304)。今回入力されたペン情報の1回
前に入力された記憶しているペン情報がペンダウンであ
る場合(305)、今回入力された座標と1回前に入力
された記憶している座標の間を表示するように補間した
画像を画像メモリ上に形成する(306)。今回入力さ
れたペン情報の1回前に入力された記憶しているペン情
報がペンダウンではない場合(305)、すなわちペン
アップである場合、今回入力された座標を表示する画像
を画像メモリ上に形成する(307)。今回入力された
座標を次の処理のため記憶する(308)。今回入力さ
れたペン情報を次の処理のため記憶する(309)。処
理の最初に戻って、次の座標入力、ペン情報入力を待
つ。
【0051】上記図5に基づいて説明した処理手順で入
力媒体1から供給された座標を処理すると同時に、上記
処理とは独立に、図5のフローチャートにおける306
のステップあるいは307のステップで画像メモリに形
成した画像を、例えばNTSC方式の標準信号が入力さ
れる表示装置に入力するのであれば、フレーム周波数:
約30[Hz]、フィールド周波数:約60[Hz]、
走査線数:525本、2:1インターレース走査となる
ように、画像メモリに書き込まれている信号を読みだし
てNTSC方式の標準信号となるように処理を加えて筆
記画像出力端子から出力する。出力は映像信号記録再生
部5で記録再生する信号の方式と同じ方式の信号になる
ように処理されているのであれば、切換回路等で切り換
えて映像信号出力端子6から出力するように構成しても
よい。
【0052】また、筆記動作あるいは描画動作による接
触を検出した座標点を変換した画素、及び補間した画素
だけを背景色とは異る表示色で表示するように説明した
が、当該画素を中心として八方に正方形状に位置する所
定画素数の画素も同時に表示するように構成することに
より、筆記動作あるいは描画動作による筆記軌跡を所定
の太さにすることも出来る。また、あらかじめ所定の太
さに設定しておいても良いが、いくつかの太さの選択肢
を設けておいて、使用者が使用時にその使用目的等に応
じて選択するように構成してもよい。
【0053】また、筆記動作あるいは描画動作により得
られた座標点を表示するために背景色を例えば黒、表示
色を例えば白として説明したが、輝度信号だけの処理で
なく所定の色となるように配分されたRGB信号からク
ロマエンコードする色信号処理も行うように構成するこ
とにより所定の表示色、所定の背景色で表示を行うこと
も出来る。また、あらかじめ所定の表示色、背景色に設
定しておいても良いが、いくつかの色の選択肢を設けて
おいて、使用者が使用時にその使用目的等に応じて選択
するように構成してもよい。
【0054】また、筆記動作あるいは描画動作により得
られた座標点を変換して表示するために背景色と表示色
を異った色として説明したが、既に背景色と異った表示
色で筆記動作あるいは描画動作が行われた状態(この状
態は「鉛筆」による筆記動作に相当する。)の時に、背
景色と同じ表示色で筆記動作あるいは描画動作を行わせ
ることにより、筆記動作あるいは描画動作により表示さ
れた画素群による筆記軌跡を消す「消ゴム」に相当する
機能を得ることが出来る。また、筆記動作あるいは描画
動作を「鉛筆」として行うか「消ゴム」として行うか
を、使用者が使用時にその使用目的等に応じて選択する
ように構成してもよい。また、消す領域の大きさ(「消
ゴム」の大きさ)も上記「鉛筆」の太さと同様にあらか
じめ所定の大きさに設定したり、いくつかの大きさの選
択肢を設けておいて、使用者が使用時にその使用目的等
に応じて選択するように構成してもよい。
【0055】上記参考例では、表示装置に入力する信号
として、NTSC方式の信号として説明したが、PAL
方式でもSECAM方式でも、いかなる方式でも同様な
考え方で処理を行えば同様に動作し、同様な効果が得ら
れる。また、アスペクト比を4:3として説明したが、
16:9のものでも、いかなるアスペクト比のものでも
同様である。また、走査線数を525本として説明した
が、625本のものでも、1125本のものでも、10
50本のものでも、1250本のものでも、いかなる走
査線数のものでも同様である。また、2:1インタレー
スとして説明したが、ノンインタレースのものでも、い
かなる走査形態のものでも同様である。
【0056】参考例2. 図6は、この発明の参考例2による 映像信号記録再生装
置を示すブロック回路図である。図において、図1と同
一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省略
する。27は表示装置である。
【0057】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。処理回路7は
入力媒体1から順次、供給される座標値を処理して画像
を形成し、表示装置27の表示処理系に対応した信号に
して表示装置27に供給する。表示装置27は例えば、
LCD、EL、PDP、CRT等を表示部に用いて構成
されている。
【0058】表示装置27の表示面の大きさ、形状は、
入力媒体1の入力面の大きさ、形状と同一サイズ、同一
形状に設定され、入力媒体1の入力面の下に表示装置の
表示面がきっちり重なるような位置関係になるように構
成される。これによって、入力媒体1の入力面にペンで
筆記あるいは描画した筆記軌跡が、筆記動作にしたがっ
て順次表示装置に表示され、実際は入力媒体1から座標
を処理回路7に供給して表示装置27に表示するための
信号形態にして表示しているにもかかわらず、あたかも
実際に紙の上に鉛筆で筆記しているかのごとき筆記感覚
で筆記動作が行える。
【0059】実施例1. 図7は、この発明の実施例1による 映像信号記録再生装
置を示すブロック回路図である。図において、図1と同
一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省略
する。9は記憶回路である。
【0060】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じであ
り、ここではその動作説明は省略する。処理回路7は入
力媒体1から順次、供給される座標値を処理して画像を
形成し、表示装置の表示処理系に対応した信号にして筆
記画像出力端子8から出力する。使用者による画像記憶
ボタン(図示せず)の操作、あるいは入力媒体1の一部
に設けた画像記憶領域に接触して領域判断回路2で画像
記憶の選択と判断することにより、座標値から形成した
画像を記憶回路9に書き込む。また、使用者による画像
復帰ボタン(図示せず)の操作、あるいは入力媒体1の
一部に設けた画像復帰領域に接触して領域判断回路2で
画像復帰の選択と判断することにより記憶回路9から記
憶されている画像を読み出す。記憶回路9が複数画像を
記憶できるだけの容量を有している場合、画像記憶ある
いは画像復帰を要求する時に複数画像のいづれかを特定
する番号を指定するようにしても良い。
【0061】例えば、上記実施例の使用形態をメモ機能
を例に説明する。使用者は入力媒体1にメッセージを筆
記する。表示装置に表示される画像を見て残しておきた
い内容のメッセージを筆記した画像については、画像記
憶ボタン等を操作することにより、その画像を記憶回路
9に記憶する。次に、記憶させたメッセージを見る時に
は、画像復帰ボタン等を操作することにより、その画像
が記憶回路9から読み出され表示装置に表示される。こ
れが、VTRの使用に関するメモであれば、VTRの電
源を入れる毎に、記憶させたメッセージが表示されるよ
うに構成しておけばVTRを使用したいときには、必ず
そのメッセージを見るようにできる。
【0062】実施例2. 図8は、この発明の実施例2による 映像信号記録再生装
置を示すブロック回路図である。図において、図1と同
一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省略
する。10は合成回路である。
【0063】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。処理回路7は
入力媒体1から順次、供給される座標値を処理して画像
を形成し、映像信号記録再生部5に対応した信号にして
合成回路10に供給する。また、処理回路7からの出力
信号はフレームシンクロナイザー等によって映像信号入
力端子4から入力される映像信号と同期をとって出力さ
れる。映像信号記録再生部5は、タイママイコン3から
の制御に基づいてビデオテープからの再生信号、あるい
は映像信号入力端子4に入力された入力信号を合成回路
10に供給する。合成回路10は、映像信号記録再生部
5から供給された映像信号を背景として、座標値から形
成された例えば白で表示した筆記軌跡に相当する画素を
背景画素と置き換えた映像信号を映像信号出力端子6か
ら出力する。
【0064】この様子は、あたかもTV画像上に筆記し
ているかのように表示される。再生画像に入力媒体1の
入力面への筆記軌跡を重畳することができるので、例え
ばプレゼンテーション等においてビデオテープから再生
される複数の対象物が含まれる映像中の特定の対象物の
説明をする場合などに、その特定の対象物を丸で囲むな
どの指示動作を行って効率的に説明することが出来る。
この場合、映像信号に筆記軌跡を重畳するか、重畳しな
いかを切り換える切換回路を設けておいても良い。
【0065】実施例3. 図9は、この発明の実施例3による 映像信号記録再生装
置を示すブロック回路図である。図において、図1と同
一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省略
する。10は合成回路、11は画像記憶回路である。
【0066】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。処理回路7か
らの出力信号はフレームシンクロナイザー等によって映
像信号入力端子4から入力される映像信号と同期をとっ
て出力される。合成回路10は、映像信号入力端子4か
ら供給される映像信号に、処理回路7から供給される座
標値から形成される筆記軌跡画像を重畳して映像信号記
録再生部5に供給する。映像信号記録再生部5は、筆記
軌跡によって形成される閉ループを検出し、その閉ルー
プに囲まれた画像部分のみを画像記憶回路11に記憶さ
せる。また、画像記憶回路11からその画像部分を読み
出して入力映像信号の任意の位置に重畳する。
【0067】あるビデオテープの所定の画像部分を、他
のビデオテープの画像を背景画像として重畳するような
編集を行う場合を例にとって説明する。取り込みたい画
像部分のある映像信号を映像信号入力端子4から合成回
路10に供給し、取り込みたい画像部分の周囲を囲むよ
うな軌跡となるよう、映像信号出力端子6から出力され
TV等で表示される画像を見て確認しながら、入力媒体
1の入力面に接触しながら筆記する。取り込みたい画像
部分の周囲を囲めたことが確認できれば、画像記憶を行
うための操作ボタン等を操作する。画像記憶を行うため
の操作ボタン等が操作されれば、映像信号記録再生部5
は取り込みたい画像部分を画像記憶回路11に記憶させ
る。次に、この画像部分を重畳したい背景画像のある映
像信号を映像信号入力端子4から合成回路10に供給
し、入力媒体1からの筆記軌跡は重畳しないでスルーで
通過して映像信号記録再生部5に供給する。取り込んだ
画像部分を背景画像に重畳する時は、画像読みだしを行
うための操作ボタン等を操作する。映像信号記録再生部
5は画像記憶回路11から先に取り込んだ画像を読みだ
して、背景画像に取り込み画像部分を重畳した画像をビ
デオテープに記録する。このとき、映像信号記録再生部
5はフレーム単位での映像信号記録を行うように制御し
ても良い。
【0068】実施例4. 図10は、この発明の実施例4による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図1と
同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省
略する。12は切換回路である。
【0069】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。処理回路7
は、座標値から形成される筆記軌跡画像を切換回路12
に供給する。筆記軌跡画像は、映像信号記録再生部5で
記録再生できる信号形態に形成されている。また、処理
回路7からの出力信号はフレームシンクロナイザー等に
よって映像信号入力端子4から入力される映像信号と同
期をとって出力される。映像信号入力端子4は、入力映
像信号を切換回路12に供給する。切換回路12は、外
部からの操作ボタン等の操作に基づく制御によって筆記
軌跡画像と入力映像信号を切り換えて映像信号記録再生
部5に供給する。
【0070】カメラ一体型VTR(ビデオムービー)等
は、旅行の記録や子供の成長記録に使用されることが多
いが、旅行の記録や子供の成長記録であれば後で見たと
きにわかりやすいようにタイトル画面やコメントを多重
したいという希望が多い。タイトル画面やコメントを多
重するためのタイトラを例に説明する。例えば、「世界
一周旅行1993年4月1日〜9月30日」というタイ
トル画面を、記録した映像の先頭に挿入記録したい場
合、まず入力したいタイトル「世界一周旅行1993年
4月1日〜9月30日」と、入力媒体1の入力面に筆記
する。この筆記過程は、切換回路12が処理回路7から
の筆記軌跡画像を選択するように制御され、映像信号記
録再生部5、映像信号出力端子6を経て入力されるTV
等で確認する。記録済みのビデオテープの所定部分に記
録する場合は、映像信号記録再生部5で既存のビデオテ
ープを再生、巻戻し、早送り等によってタイトルを挿入
したい部分を頭出しして、処理回路7からの筆記軌跡画
像を切換回路12を経てフレーム単位で制御して記録す
る。記録済みのビデオテープに記録されている映像の合
間に筆記軌跡画像を挟んで新しくビデオテープに記録す
る場合は、記録済みのビデオテープからの再生信号を映
像信号入力端子4から入力して、切換回路12を、タイ
トルを挿入したい部分では、処理回路7からの出力信号
を選択するように、その他の部分では、映像信号入力端
子4からの映像信号を選択するように制御する。また、
ビデオテープに記録されている画像にコメント、例えば
「いよいよ出発!、空港にて」のようなコメントを多重
する場合は、図9の構成のように切換回路12の代わり
に合成回路10を設けた構成とすることにより、映像信
号入力端子4からの映像信号を背景画像として、処理回
路7からの筆記軌跡画像を重畳した画像を映像信号記録
再生部5で記録する。
【0071】参考例3. 図11は、この発明の参考例3による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図1と
同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省
略する。18は予約情報形成回路、19は記憶回路であ
る。
【0072】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。領域判断回路
2は、指示した座標の属する領域を判断し、この領域に
設定されている単語あるいは数字を予約情報形成回路1
8に供給する。予約情報形成回路18はこの単語あるい
は数字から予約情報を形成して、予約情報をあらわすコ
ードをタイママイコン3に供給する。タイママイコン3
は、予約情報を記憶回路19に格納する。タイママイコ
ン3は、現在日時を観測して録画開始日時、及び録画終
了日時が到来した時点で予約録画を行わせるために必要
な制御信号を映像信号記録再生部5に供給する。
【0073】入力媒体にあらかじめ設けられた領域を選
択することにより録画予約が行えるVTRの入力面例を
図12に示す。例えば、「17日、20:00〜21:
00、4チャンネル、EPモード」で予約録画を行いた
い場合の操作を図12について説明する。ペンで「日
付」領域を指示すると、表示装置は「日付」領域が選択
され「日付」領域入力中であることを表示する。続いて
数字領域群の「1」領域、「7」領域を順に指示する
と、表示装置は「日付」領域に17が入力されたことを
表示する。「日」領域を指示することにより「日付」領
域入力が17日で確定する。
【0074】ペンで「開始時刻」領域を指示すると、表
示装置は「開始時刻」領域が選択され「開始時刻」領域
入力中であることを表示する。続いて数字領域群の
「2」領域、「0」領域を順に指示すると、表示装置は
「開始時刻」の時間部分に20が入力されたことを表示
する。「時」領域を指示することにより「開始時刻」の
時間入力が20時で確定する。次に、数字領域群の
「0」領域を指示すると、表示装置は「開始時刻」の分
部分に0が入力されたことを表示する。「分」領域を指
示することにより「開始時刻」の分入力が0分で確定す
る。
【0075】ペンで「終了時刻」領域を指示すると、表
示装置は「終了時刻」領域が選択され「終了時刻」領域
入力中であることを表示する。続いて数字領域群の
「2」領域、「1」領域を順に指示すると、表示装置は
「終了時刻」の時間部分に21が入力されたことを表示
する。「時」領域を指示することにより「終了時刻」の
時間入力が21時で確定する。次に、数字領域群の
「0」領域を指示すると、表示装置は「終了時刻」の分
部分に0が入力されたことを表示する。「分」領域を指
示することにより「終了時刻」の分入力が0分で確定す
る。
【0076】ペンで「チャンネル」領域を指示すると、
表示装置は「チャンネル」領域が選択され「チャンネ
ル」領域入力中であることを表示する。続いて数字領域
群の「4」領域を指示すると、表示装置は「チャンネ
ル」領域に4が入力されたことを表示する。「CH」領域
を指示することにより「チャンネル」領域入力が4CHで
確定する。
【0077】ペンで「録画モード」領域を指示すると、
表示装置は「録画モード」領域が選択され「録画モー
ド」領域入力中であることを表示する。続いて「EPモ
ード」領域を指示すると、表示装置は「録画モード」領
域に「EPモード」が設定されたことを表示する。
【0078】実施例5. 図13は、この発明の実施例5による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図11
と同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を
省略する。23は隣接関係判断回路である。
【0079】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。領域関係判断
回路2は、指示した座標の属する領域を判断し、この領
域に設定されている単語あるいは数字を予約情報形成回
路18に供給する。予約情報形成回路18はこの単語あ
るいは数字から予約情報を形成して、予約情報を隣接関
係判断回路23に供給する。隣接関係判断回路23は、
特定の隣接関係にある領域をペンアップすることなく連
続して指示した場合、単一領域の選択ではなく、複数領
域の範囲指定のように判断して、その判断結果を反映さ
せた予約情報をタイママイコン3に供給する。タイママ
イコン3は、予約情報を記憶回路19に格納する。タイ
ママイコン3は、現在日時を観測して録画開始日時、及
び録画終了日時が到来した時点で予約録画を行わせるた
めに必要な制御信号を映像信号記録再生部5に供給す
る。
【0080】入力媒体にあらかじめ設けられた領域を選
択することにより録画予約が行えるVTRの入力面例を
図14に示す。例えば、「毎週木曜日、20:00〜2
1:00、4チャンネル、EPモード」で予約録画を行
いたい場合の操作を図14について説明する。ペンで
「日付」領域を指示すると、表示装置は「日付」領域が
選択され「日付」領域入力中であることを表示する。続
いて「毎週」領域を指示すると、表示装置は「日付」部
分に「毎週」が選択されたことを表示する。続いて
「木」領域を指示すると、表示装置は木曜日が選択され
たことを表示し、「毎週木曜日」が確定する。ここで、
間違って「火」領域を指示してしまった場合は、「木」
領域を指示することで「火」領域は取り消され「木」領
域が有効となり、常に最終選択領域が有効となるように
動作する。「開始時刻」の入力以降の操作及び動作は、
実施例7で説明したものと同様である。
【0081】例えば、「毎週月曜日〜金曜日、20:0
0〜21:00、4チャンネル、EPモード」で予約録
画を行いたい場合の操作を図24について説明する。ペ
ンで「日付」領域を指示すると、表示装置は「日付」領
域が選択され「日付」領域入力中であることを表示す
る。続いて「毎週」領域を指示すると、表示装置は「日
付」部分に「毎週」が選択されたことを表示する。次
に、「月」領域を指示し、「火」領域、「水」領域、
「木」領域、「金」領域と連続して順番にペンダウンし
たままで指示すると、表示装置は月曜日〜金曜日が選択
されたことを表示し、「毎週月曜日〜金曜日」が確定す
る。同様なことは、「毎週月曜日〜土曜日」についても
行うことが出来る。これは、「月」領域から指示を開始
した場合であって、かつ「金」領域あるいは「土」領域
で指示を終了した場合であって、かつ、その間にある領
域を曜日順に連続してペンダウンしたままで指示した場
合のみ成立することであり、この条件が満たされない場
合は、最後に選択した単一領域のみが有効となるように
動作する。このような予約は、平日のみ放映される帯番
組を録画する場合に使用する。「開始時刻」の入力以降
の操作及び動作は、実施例7で説明したものと同様であ
る。
【0082】参考例4. 図15は、この発明の参考例4による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図1と
同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省
略する。13は文字抽出回路、14は特徴抽出回路、1
5は比較回路、16は文字辞書記憶回路、17は識別回
路、29は解釈回路である。
【0083】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。文字抽出回路
13は、入力媒体1から順次供給される座標値系列か
ら、記入枠の領域として設定した範囲内に含まれる座標
値を順番に取り込み1文字分の座標値系列として特徴抽
出回路14に供給する。ここで、1文字分の座標値系列
は、一つの記入枠の領域範囲に含まれる座標値系列とし
たが、ペンアップ状態からペンダウン状態に変化した時
の座標値が記入枠の領域に含まれていれば、以降の入力
座標値が記入枠の範囲外であっても一連の1文字分の座
標値系列と判断するようにしても良い。特徴抽出回路1
4は、座標値群の特徴量を抽出して比較回路15に供給
する。
【0084】特徴抽出回路14は、筆記された文字が複
数の画数を持つ文字であっても一筆で筆記したように連
続した筆記軌跡になるようにn画目の筆記軌跡とn+1
画目の筆記軌跡の間を補間する。つまり、1文字分の座
標値系列の途中でペンアップ、ペンダウンが行われてい
ても、そこで座標値系列を区切らずに、一つの座標値系
列として扱う。次に、その筆記軌跡を形成する標本点の
数が全ての入力文字に対して一定になるように標本点を
設定し直す。この標本点の再標本化は、各標本点間の距
離の総和をとって筆記軌跡全体の長さを求めて、この筆
記軌跡長を所定の標本点数で割って標本点間の平均距離
を求めて、筆記軌跡の始点からこの平均距離ごとの標本
点を順番に計算して求めこれを新しい標本点として再標
本化した座標値系列を得る。次に、入力平面を複素平面
と考えて各標本点間のベクトルを平均距離で割って位相
成分だけを得る。この位相成分を離散フーリエ変換して
得た変換係数を筆記された文字の特徴として比較回路1
5に供給する。この変換係数は、特徴量として全部を認
識動作に使用しても良いが、認識率を低下させない範囲
であれば、高次成分を除いて計算時間を短縮しても良
い。
【0085】文字辞書記憶回路16は、各文字における
特徴量をあらかじめ記憶している辞書に相当する記憶回
路で、順番に比較回路から検索される。各文字における
特徴量は、あらかじめ上記特徴抽出回路14の特徴抽出
動作と同様な手順で抽出され記憶させてある。比較回路
15は、入力された文字の特徴量を、文字辞書記憶回路
16に格納されている各文字毎の特徴量と順番に比較を
行い、特徴抽出回路14から入力された特徴量と文字辞
書記憶回路16に格納されている各文字の特徴量との距
離を順番に求めて識別回路17に供給する。識別回路1
7は特徴量間の距離の最も短い文字辞書記憶回路16の
文字を認識文字と判断して、この認識文字を解釈回路2
9に供給する。解釈回路29は、複数の認識文字から構
成される単語の意味を解釈して、単語が意味する動作を
表すコードをタイママイコン3に供給する。タイママイ
コン3は、単語の意味に基づいた制御信号を映像信号記
録再生部に供給する。映像信号記録再生部5は、制御信
号に基づいて動作する。
【0086】VTRの基本動作を文字認識を応用して行
う場合の入力媒体1の入力面例を図16に示す。図16
の入力面例の4つの記入枠に、例えば「記録」、「再
生」、「停止」、「一時停止」、「巻戻し」、「早送
り」といった単語を記入することによって、操作ボタン
を操作した場合と同様にVTRを動作させる。
【0087】上記参考例では、特徴量の抽出にフーリエ
変換を使った文字認識手法を例に説明したが、オンライ
ンの文字認識で使われる文字認識手法に限定されるもの
ではなく、オフラインの文字認識で使われる位相構造化
法でも、パターンマッチング法でも、いかなる文字認識
手法を用いても良い。
【0088】実施例6. 図17は、この発明の実施例6による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図15と同一符号は
それぞれ同一部分を示しているので説明を省略する。
【0089】次に動作について説明する。図15と共通
部分の動作は、図15に示した参考例4の動作と同じで
あるから、ここではその動作説明は省略する。識別回路
17は認識文字を解釈回路29に供給すると同時に処理
回路7に供給する。処理回路7は認識文字を当該文字の
筆記軌跡に換えて表示するように、表示装置に表示する
ための信号形態を更新する処理を行い筆記画像出力端子
8から出力する。
【0090】参考例5. 図18は、この発明の参考例5による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図15
と同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を
省略する。18は予約情報形成回路、19は記憶回路で
ある。
【0091】次に動作について説明する。図15と共通
部分の動作は、図15に示した参考例4の動作と同じで
あるから、ここではその動作説明は省略する。予約情報
形成回路18は、複数の認識文字から構成される単語の
意味を解釈して、録画開始日時、録画終了日時、録画チ
ャンネル、録画モード等の予約情報をタイママイコン3
に供給する。タイママイコン3は、予約情報を記憶回路
19に格納する。タイママイコン3は、現在日時を観測
して録画開始日時、及び録画終了日時が到来した時点で
予約録画を行わせるために必要な制御信号を映像信号記
録再生部5に供給する。
【0092】VTRの予約録画を文字認識を応用して行
う場合の入力媒体1の入力面例を図19に示す。図19
の入力面例の日付記入枠には、例えば「1」〜「31」
の日付あるいは「毎日」、「毎週日曜」〜「毎週土
曜」、「今週日曜」〜「今週土曜」、「来週日曜」〜
「来週土曜」といった単語を記入する。開始時刻記入枠
の時間記入枠には、例えば「0」〜「23」、分記入枠
には例えば「0」〜「59」といった数字を記入する。
終了時刻記入枠の時間記入枠には例えば「0」〜「2
3」、分記入枠には例えば「0」〜「59」といった数
字を記入する。チャンネル記入枠には、例えば「1」〜
「99」、あるいは「BS1」〜「BS99」、あるい
は「外部1」〜「外部3」といった文字を記入する。録
画モード記入枠には、例えば「SP」〜「EP」といっ
た文字を記入する。
【0093】例えば、「15日、21:00〜23:0
0、8チャンネル、EPモード」で予約録画を行いたい
場合について説明する。日付の記入枠に筆記された1と
5を認識した後、予約録画したい日付を「15日」と形
成する。開始時刻の時間記入枠に筆記された2と1を認
識した後、2と1から21時と判断し、開始時刻の分記
入枠に筆記された0を認識した後、0から0分と判断し
て予約録画開始時刻を「21:00」と形成する。終了
時刻の時間記入枠に筆記された2と3を認識した後、2
と3から23時と判断し、終了時刻の分記入枠に筆記さ
れた0を認識した後、0から0分と判断して予約録画開
始時刻を「23:00」と形成する。チャンネルの記入
枠に筆記された8を認識した後、予約録画チャンネルを
「8チャンネル」と形成する。録画モードの記入枠に筆
記されたEとPを認識した後、録画モードを「EPモー
ド」と形成する。形成された録画予約情報はタイママイ
コン3に供給され、予約録画情報を格納するための記憶
回路19に格納される。
【0094】タイママイコン3は、現在日時を観測し
て、日付が15日になるまで待機し、さらに時刻が2
1:00になるまで待機して、15日の21:00にな
った時点で入力を8チャンネルに設定し、録画モードを
EPモードに設定して、録画を開始させる制御信号を映
像信号記録再生部5に供給する。タイママイコン3は、
現在時刻を観測して、時刻が23:00になるまで待機
して、23:00になった時点で録画を終了させる制御
信号を映像信号記録再生部5に供給する。
【0095】実施例7. 図20は、この発明の実施例7による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図18
と同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を
省略する。20は数字辞書記憶回路である。
【0096】次に動作について説明する。図18と共通
部分の動作は、図18に示した参考例5の動作と同じで
あり、ここではその動作説明は省略する。数字辞書記憶
回路20は、あらかじめ数字の特徴量を各数字毎に格納
している。数字辞書記憶回路20は、数字は0〜9まで
の10種類しかないことから、文字の特徴量を格納して
いた実施例9で説明した文字辞書記憶回路16に較べ
て、より少ない記憶容量で構成される。
【0097】予約録画情報は、日付、開始時刻、終了時
刻、チャンネル等のように数字だけで表現できる情報が
多く、文字種がたかだか10種の数字ですめば、認識部
の回路規模の面からも、認識速度の面からも好ましい。
文字認識の対象字種を数字に限定する場合、日付、開始
時刻、終了時刻、チャンネルについては、数字だけで表
現できるため問題は生じない。ただし、録画モードにつ
いては、数字では表現できないため、「1.SPモー
ド、2.EPモード」の表示を行い、各々に割り付けた
番号「1」、「2」を記入枠に筆記するようにする。ま
た、「SPモード」、「EPモード」と表示した領域を
各々設け、それらの領域を指示することにより録画モー
ドを選択するように構成しても良い。
【0098】例えば、文字認識の対象字種を数字に限定
する場合の入力媒体の入力面例を図21に示す。図21
の入力面例の日付記入枠には例えば「1」〜「31」と
いった数字を記入する。開始時刻記入枠の時間記入枠に
は例えば「0」〜「23」、分記入枠には例えば「0」
〜「59」といった数字を記入する。終了時刻記入枠の
時間記入枠には例えば「0」〜「23」、分記入枠には
例えば「0」〜「59」といった数字を記入する。チャ
ンネル記入枠には例えば「1」〜「99」、といった数
字を記入する。録画モードの選択領域には「SPモー
ド」あるいは「EPモード」と表示された領域が設けら
れ、いずれかを指示する。
【0099】実施例8. 図22は、この発明の実施例8による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図20
と同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を
省略する。21はデコーダ回路である。
【0100】次に動作について説明する。図20と共通
部分の動作は、図20に示した実施例7の動作と同じで
あるから、ここではその動作説明は省略する。デコーダ
回路21は、識別回路17から供給される数字の組み合
わせ符号コードとして復号する。この符号コードは、日
付、開始時刻、終了時刻、チャンネル等から成る予約情
報を符号化したものである。デコーダ回路21は、符号
コードを復号して得られた日付、開始時刻、終了時刻、
チャンネル等から成る予約情報をタイママイコン3に供
給し、予約録画情報を格納するための記憶回路19に格
納する。このような符号コードには、例えばジェムスタ
ー社のGコードがある。
【0101】例えば、予約情報を符号コードにして簡単
に録画予約する場合の入力媒体の入力面例を図23に示
す。図23の入力面例の符号コード記入枠には例えば最
大8桁の数字を記入する。日付、開始時刻、終了時刻、
チャンネル等から成る予約情報を符号化した符号コード
は、番組毎に付与され、例えば新聞やTVガイド等の番
組欄に番組のタイトル等と並べて掲載しておき、使用者
は予約録画したい番組の符号コードを図23の入力面に
記入するようにして使用する。ただし、これでは録画モ
ードの設定はできないので、「SPモード」あるいは
「EPモード」と表示された選択領域を設け、いずれか
の領域を指示して選択する。
【0102】実施例9. 図24は、この発明の実施例9による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図18
と同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を
省略する。22は論理判断回路である。
【0103】次に動作について説明する。図18と共通
部分の動作は、図18に示した参考例5の動作と同じで
あるから、ここではその動作説明は省略する。論理判断
回路22は、予約情報形成回路18から供給される予約
情報の論理的整合性を判断する。予約情報の論理的整合
性がとれている場合は、予約情報をそのままタイママイ
コン3に供給する。予約情報の論理的整合性がとれてい
ない場合は、予約情報をタイママイコン3に供給しない
で、論理的整合性がとれていない項目の再入力を促すメ
ッセージ等を表示する。
【0104】例えば、1ヵ月先までの予約を受け付ける
ことができるVTRで、2月4日に「30日、20:0
0〜21:00、6チャンネル、SPモード」の予約情
報を入力媒体に入力した場合、2月4日に予約操作を行
っているので、日付の30日は2月30日と解釈され
る。しかし、2月30日という日は存在しないので、こ
の予約情報は受け付けないで再入力を促す。このよう
に、あらかじめ存在する日付、時刻、チャンネル等の情
報を論理判断回路22は記憶しておいて、入力された予
約情報がその中に含まれるか否か照合して判断する。
【0105】実施例10. 図25は、この発明の実施例10による 映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。図において、図1
と同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を
省略する。24はモード切換スイッチである。
【0106】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。モード切換ス
イッチ24は、VTRの基本動作制御、録画予約情報設
定、メモ帳、タイトラ等の入力媒体の使用目的を変更
し、各々の使用目的に応じた動作をするように、入力案
内表示を変更したり、領域判断回路2の動作を変更した
り、処理回路7の動作を変更したりする。
【0107】VTRの基本動作制御を行う場合は、例え
ば図2あるいは図12のような入力案内が印刷されたシ
ートを使用する。録画予約情報設定を行う場合は、例え
ば図15あるいは図17、図19、図22、図24のよ
うな入力案内が印刷されたシートを使用する。メモ帳、
タイトラ等として使用する場合は、例えば図4のような
シートを使用する。このように入力媒体を使用する用途
に応じて複数の入力案内が印刷されたシートを交換して
使用する。入力媒体は、これら複数のシートを、透明の
入力媒体の場合で入力面の下側に、不透明の入力媒体の
場合で入力面の上側に、入力面との位置関係が一定とな
るように保持し、かつ複数のシートを交換可能とする構
造をしている。この場合、入力媒体の使用目的を各シー
トから検出するための検出孔、あるいは検出溝をシート
毎に異る位置、あるいはシート毎に異る数だけ設けてお
き、入力媒体にその検出孔、あるいは検出溝の位置の相
違、あるいは個数の相違を検出する機構を設けておき、
この検出孔(検出溝)付のシートを入力媒体に挿入する
ことによって、モード切換スイッチが操作されたのと同
様な動作をするように構成してもよい。
【0108】参考例6. 図26は、この発明の参考例6による 映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。図において、図1と
同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明を省
略する。25は送信回路、26は受信回路、27は画像
記憶回路、28は切換回路である。
【0109】次に動作について説明する。図1と共通部
分の動作は、図1に示した参考例1の動作と同じである
から、ここではその動作説明は省略する。画像記憶回路
27は、入力媒体1から供給される座標値をそのまま、
あるいは所定の形式に変換して記憶する。切換回路28
は、領域判断回路2から出力される領域設定項目情報
と、画像記憶回路27から出力される画像情報が供給さ
れ、入力媒体の使用目的に応じて出力する信号を選択し
て送信回路25に供給する。送信回路25は、切換回路
28から供給される領域設定項目情報あるいは画像情報
を、送信方式に適した形態に変調して送信する。受信回
路26は、受信した信号を復調して、領域設定項目情報
あるいは画像情報を取り出して、領域設定項目情報はタ
イママイコン3に、画像情報は処理回路7に供給する。
伝送形態は、ケーブルを介して本体に伝送する形態であ
っても、赤外線や電波等で本体に空間伝送する形態であ
っても、入力部から本体に必要な情報を伝送できる形態
であれば、いかなる伝送形態であっても良い。
【0110】また、赤外線や電波等を送信する部分は、
例えば、入力媒体1に送信回路25が付属している形態
であれば、1ヶ所だけに限らず、複数ヶ所に設けて本体
での受信が容易となるような構成としても良い。例え
ば、長方形の入力媒体の4隅に設けたり、本体側を向い
ている端面に多数並べたりしても良い。
【0111】また、伝送する情報は座標値であっても良
いし、最終的に映像信号記録再生部を制御する制御信号
であっても、あるいは映像信号であっても良い。また、
座標値と、制御信号や映像信号等の最終形態の情報への
変換過程の状態でも、本体から独立した入力部分の消費
電力をより少なくするような状態の情報を伝送するよう
に構成するのであれば、入力部分に内蔵する電池の容量
を少なくしたり、実使用時の電池の寿命が長くなる効果
があり好ましいのは言うまでもない。例えば、認識部分
が本体側にあれば、認識を行なう回路を入力部分で持た
ないで良いので、その分だけ消費電力を少なくできる。
また、ある程度の認識動作を行なって簡単な特徴を抽出
して本体側に伝送するようにして伝送量が少なくできれ
ば、その分だけ消費電力を少なくできる。
【0112】実施例11. 図27は、この発明の実施例11による 映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。図において、図1
8と同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明
を省略する。25は送信回路、26は受信回路である。
【0113】次に動作について説明する。図18と共通
部分の動作は、図18に示した参考例5の動作と同じで
あるから、ここではその動作説明は省略する。送信回路
25は、入力媒体から供給される座標値を、送信方式に
適した形態に変調して送信する。受信回路26は、受信
した信号を復調して、座標値を取り出して、領域判断回
路2、及び処理回路7に供給する。
【0114】上記実施例で伝送する座標値は、絶対座標
を伝送するように構成しても良いし、最初に1度だけ絶
対座標を伝送して以降は相対座標を伝送するように構成
しても良い。
【0115】実施例12. 図28は、この発明の実施例12による 映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。図において、図1
8と同一符号はそれぞれ同一部分を示しているので説明
を省略する。27は画像記憶回路、28は切換回路であ
る。
【0116】次に動作について説明する。図18と共通
部分の動作は、図18に示した参考例5の動作と同じで
あるから、ここではその動作説明は省略する。画像記憶
回路27は、入力媒体1から供給される座標値をそのま
ま、あるいは所定の形式に変換して記憶する。切換回路
28は、予約情報形成回路18から出力される予約情報
と、画像記憶回路27から出力される画像情報が供給さ
れ、入力媒体の使用目的に応じて出力する信号を選択し
て送信回路25に供給する。送信回路25は、切換回路
28から供給される予約情報あるいは画像情報を、送信
方式に適した形態に変調して送信する。受信回路26
は、受信した信号を復調して、予約情報あるいは画像情
報を取り出して、予約情報はタイママイコン3に、画像
情報は処理回路7に供給する。
【0117】上記したこの発明の参考例1〜6あるいは
実施例1〜12では、領域判断回路や処理回路、文字抽
出回路、特徴抽出回路、比較回路、文字辞書記憶回路、
識別回路、解釈回路、予約情報形成回路、論理判断回
路、タイママイコン等から映像信号記録再生部の動作を
制御する信号を生成する構成例について説明したが、タ
イママイコンだけでなく単一あるいは複数のマイコンで
ソフトウェアの処理によって同様な動作を行うような構
成としても、同様な効果が得られる。また、文字辞書記
憶回路、記憶回路は、独立したROM等の記憶素子で構
成しても良いし、マイコンICに内蔵されたROM等の
記憶素子で構成してもよい。
【0118】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、平面
入力媒体に対して筆記手段の位置している座標値を筆記
動作にしたがって順次検出し、座標値に基づいた制御信
号によって映像信号記録再生部の動作を制御したり、あ
るいは座標値に基づいて構成された画像を使用して映像
信号処理を行い、この画像を画像メモリに記憶して必要
に応じて読み書きするように構成したので、複数のメッ
セージを蓄積できる電子式のメモ帳を得ることが出来る
効果がある。
【0119】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、この画像を別途入力される映像信号に重畳するよ
うに構成したので、映像の特定部分を指して説明するプ
レゼンテーションがわかりやすくなる効果がある。
【0120】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、座標値に基づいた画像を別途入力される映像信号
に重畳し、筆記軌跡によって指定された範囲の映像信号
を記憶するように構成したので、映像ソースの編集作業
においてクロマキー等の処理によっていた、画像の合成
等が容易になる効果がある。
【0121】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、上記画像を映像信号として記録媒体に記録するよ
うに構成したので、映像にタイトルやコメントを入れた
りするタイトラ機能を、座標値に基づいて映像信号記録
再生部を制御する機能と共用できる効果がある。
【0122】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、座標値が位置する領域を判断し、この領域に割り
付けた予約録画情報の選択項目に基づいて録画を行い、
複数の選択肢のうち一項目を選択すれば、その他の項目
の選択を取り消すように動作し、複数の選択肢のうち隣
接関係にある領域の所定の複数項目を同時に選択するよ
うに構成したので、日曜から土曜のうち特定の曜日のみ
を選択する選択領域と、平日を示す月曜から金曜や月曜
から土曜のような一定の範囲の曜日を選択する選択領域
を独立した別個の選択領域を設けることなく、同時に共
用して実現できる効果がある。
【0123】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、座標値系列から文字データを抽出し、文字データ
から特徴量を抽出し、抽出された特徴量とあらかじめ記
憶している複数の文字についての特徴量を比較し、比較
結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認識し、認
識結果を表示するように構成したので、誤認識の場合で
も修正が速やかに行える効果がある、あるいは、タイト
ラ等に手書きではなくきれいな字体の文字を使用できる
効果がある。
【0124】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、座標値系列から文字データを抽出し、文字データ
から特徴量を抽出し、抽出された特徴量とあらかじめ記
憶している複数の数字についての特徴量を比較し、比較
結果に基づいて入力媒体に記入された数字を認識し、こ
の認識結果から録画開始日時、録画終了日時等の予約情
報を形成し、この予約情報に基づいて録画を行うように
構成したので、認識文字を数字に限定でき、認識辞書の
記憶容量が小さくなり、認識速度が速くなり、認識率が
向上する効果がある。
【0125】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、座標値系列から文字データを抽出し、文字データ
から特徴量を抽出し、抽出された特徴量とあらかじめ記
憶している複数の数字についての特徴量を比較し、比較
結果に基づいて入力媒体に記入された数字を認識し、こ
の認識結果の複数の数字を所定の手続きで録画開始日
時、録画終了日時等の予約情報を符号化した符号コード
として復号し、復号して得られた録画開始日時、録画終
了日時等の予約情報に基づいて録画を行うように構成し
たので、番組ごとに割り付けられたコードを入力するだ
けで予約設定ができる予約方式の入力間違いの修正が容
易になる効果がある。
【0126】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、座標値系列から文字データを抽出し、文字データ
から特徴量を抽出し、抽出された特徴量とあらかじめ記
憶している複数の文字についての特徴量を比較し、比較
結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認識し、こ
の認識結果から録画開始日時、録画終了日時等の予約情
報を形成し、この予約情報の論理的整合性を判断し、こ
の判断結果に基づいて録画を行うように構成したので、
入力間違いによる予約録画の失敗を防ぐ効果がある。
【0127】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作に従っ
て順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって映像
信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標値に
基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を行
い、上記平面入力媒体の使用形態に応じた制御動作ある
いは処理動作に切り換えるように構成したので、高価な
平面入力媒体を複数の使用目的で共用して平面入力媒体
の使用効率を向上させる効果がある。
【0128】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、入力媒体が本体から独立した構成で、本体に対し
て入力媒体から検出した座標値を逐次伝送するように構
成したので、入力媒体で消費する電力を少なくすること
ができる効果がある。
【0129】また、この発明によれば、平面入力媒体に
対して筆記手段の位置している座標値を筆記動作にした
がって順次検出し、座標値に基づいた制御信号によって
映像信号記録再生部の動作を制御したり、あるいは座標
値に基づいて構成された画像を使用して映像信号処理を
行い、座標値に基づいた処理によって、録画開始日時、
録画終了日時等の予約情報を形成する予約情報形成手段
と、この予約情報に基づいて録画を行う予約録画手段を
備え、上記入力媒体より予約情報形成手段に至る部分が
本体とは独立し、かつ本体に対して予約情報を伝送する
ように構成したので、伝送する情報量が削減でき伝送精
度を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の参考例1による映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。
【図2】 この発明の参考例1による映像信号記録再生
装置の動作を説明するための図である。
【図3】 この発明の参考例1による映像信号記録再生
装置の領域判断回路の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】 この発明の参考例1による映像信号記録再生
装置の動作を説明するための図である。
【図5】 この発明の参考例1による映像信号記録再生
装置の処理回路の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図6】 この発明の参考例2による映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。
【図7】 この発明の実施例1による映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。
【図8】 この発明の実施例2による映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。
【図9】 この発明の実施例3による映像信号記録再生
装置を示すブロック回路図である。
【図10】 この発明の実施例4による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図11】 この発明の参考例3による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図12】 この発明の参考例3による映像信号記録再
生装置の動作を説明するための図である。
【図13】 この発明の実施例5による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図14】 この発明の実施例5による映像信号記録再
生装置の動作を説明するための図である。
【図15】 この発明の参考例4による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図16】 この発明の参考例4による映像信号記録再
生装置の動作を説明するための図である。
【図17】 この発明の実施例6による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図18】 この発明の参考例5による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図19】 この発明の参考例5による映像信号記録再
生装置の動作を説明するための図である。
【図20】 この発明の実施例7による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図21】 この発明の実施例7による映像信号記録再
生装置の動作を説明するための図である。
【図22】 この発明の実施例8による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図23】 この発明の実施例8による映像信号記録再
生装置の動作を説明するための図である。
【図24】 この発明の実施例9による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図25】 この発明の実施例10による映像信号記録
再生装置を示すブロック回路図である。
【図26】 この発明の参考例6による映像信号記録再
生装置を示すブロック回路図である。
【図27】 この発明の実施例11による映像信号記録
再生装置を示すブロック回路図である。
【図28】 この発明の実施例12による映像信号記録
再生装置を示すブロック回路図である。
【図29】 従来の映像信号記録再生装置の一例を示す
ブロック回路図である。
【図30】 従来の映像信号記録再生装置の一例の本体
の操作パネルを示すブロック回路図である。
【図31】 従来の映像信号記録再生装置の一例のリモ
コンの操作パネルを示すブロック回路図である。
【図32】 従来の映像信号記録再生装置の一例の動作
を説明するための面である。
【図33】 従来の映像信号記録再生装置の一例の動作
を説明するための面である。
【図34】 従来の映像信号記録再生装置の一例の動作
を説明するための面である。
【図35】 従来の映像信号記録再生装置の一例の予約
録画関連動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 入力媒体 2 領域判断回路 3 タイママイコン 4 映像信号入力端子 5 映像信号記録再生部 6 映像信号出力端子 7 処理回路 8 筆記画像出力端子 9 記憶回路 10 合成回路 11 画像記憶回路 12 切換回路 13 文字抽出回路 14 特徴抽出回路 15 比較回路 16 文字辞書記憶回路 17 識別回路 18 予約情報形成回路 19 記憶回路 20 数字辞書記憶回路 21 デコード回路 22 論理判断回路 23 隣接判断回路 24 モード切換スイッチ 25 送信回路 26 受信回路 27 画像記憶回路 28 切換回路 29 解釈回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−189812(JP,A) 特開 平4−93691(JP,A) 特開 平4−372090(JP,A) 特開 平5−258390(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 328 G06K 9/00 H04N 5/7826

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、上記画像を記憶する画像記憶手段を備えた
    ことを特徴とする映像信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、座標値に基づいた画像を別途入力される映
    像信号に重畳する重畳手段を備えたことを特徴とする映
    像信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、座標値に基づいた画像を別途入力される映
    像信号に重畳する重畳手段と、筆記軌跡によって指定さ
    れた範囲の映像信号を記憶する記憶手段を備えたことを
    特徴とする映像信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、上記画像を映像信号として記録媒体に記録
    する手段を備えたことを特徴とする映像信号記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて 構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、座標値が位置する領域を判断する判断手段
    と、この領域に割り付けた予約録画情報の選択項目に基
    づいて録画を行う予約録画手段を備え、複数の選択肢の
    うち一項目を選択すれば、その他の項目の選択を取り消
    すように動作する手段と、複数の選択肢のうち隣接関係
    にある領域の所定の複数項目を同時に選択する手段を備
    えたことを特徴とする映像信号記録再生装置。
  6. 【請求項6】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、座標値系列から文字データを抽出する文字
    抽出手段と、文字データから特徴量を抽出する特徴抽出
    手段と、複数の文字についての特徴量を記憶している記
    憶手段と、上記特徴抽出手段から出力された特徴量と上
    記記憶手段に記憶されている特徴量を比較する比較手段
    と、比較結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認
    識する認識手段と、認識結果を表示する認識結果表示手
    段を備えたことを特徴とする映像信号記録再生装置。
  7. 【請求項7】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、座標値系列から文字データを抽出する文字
    抽出手段と、文字データから特徴量を抽出する特徴抽出
    手段と、複数の文字についての特徴量を記憶している記
    憶手段と、上記特徴抽出手段から出力された特徴量と上
    記記憶手段に記憶されている特徴量を比較する比較手段
    と、比較結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認
    識する認識手段と、この認識結果から録画開始日時、録
    画終了日時等の予約情報を形成する予約情報形成手段
    と、この予約情報に基づいて録画を行う予約録画手段を
    備え、文字認識によって形成する予約情報を数字だけで
    表現できるものに限定することを特徴とする映像信号記
    録再生装置。
  8. 【請求項8】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次 検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、座標値系列から文字データを抽出する文字
    抽出手段と、文字データから特徴量を抽出する特徴抽出
    手段と、複数の文字についての特徴量を記憶している記
    憶手段と、上記特徴抽出手段から出力された特徴量と上
    記記憶手段に記憶されている特徴量を比較する比較手段
    と、比較結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認
    識する認識手段と、この認識結果の複数の数字を所定の
    手続きで録画開始日時、録画終了日時等の予約情報を符
    号化した符号コードとして復号する復号手段と、復号し
    て得られた録画開始日時、録画終了日時等の予約情報に
    基づいて録画を行う予約録画手段を備えたことを特徴と
    する映像信号記録再生装置。
  9. 【請求項9】 筆記手段の位置している座標値を筆記動
    作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平面
    入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像信
    号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座標
    値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処理
    手段を備え、座標値系列から文字データを抽出する文字
    抽出手段と、文字データから特徴量を抽出する特徴抽出
    手段と、複数の文字についての特徴量を記憶している記
    憶手段と、上記特徴抽出手段から出力された特徴量と上
    記記憶手段に記憶されている特徴量を比較する比較手段
    と、比較結果に基づいて入力媒体に記入された文字を認
    識する認識手段と、この認識結果から録画開始日時、録
    画終了日時等の予約情報を形成する予約情報形成手段
    と、この予約情報に基づいて録画を行う予約録画手段を
    備える予約情報の論理的整合性を判断する判断手段と、
    この判断結果に基づく処理を行う処理手段を備えたこと
    を特徴とする映像信号記録再生装置。
  10. 【請求項10】 筆記手段の位置している座標値を筆記
    動作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平
    面入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像
    信号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座
    標値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処
    理手段を備え、上記制御手段あるいは上記処理手段の動
    作等を切り換える手段を備えたことを特徴とする映像信
    号記録再生装置。
  11. 【請求項11】 筆記手段の位置している座標値を筆記
    動作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平
    面入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像
    信号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座
    標値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処
    理手段を備え、入力媒体が本体から独立した構成で、本
    体に対して入力媒体から検出した座標値を逐次伝送する
    伝送手段を備えたことを特徴とする映像信号記録再生装
    置。
  12. 【請求項12】 筆記手段の位置している座標値を筆記
    動作にしたがって順次検出する座標検出手段を備えた平
    面入力媒体と、座標値に基づいた制御信号によって映像
    信号記録再生部の動作を制御する制御手段、あるいは座
    標値に基づいて構成された画像に映像信号処理を行う処
    理手段を備え、座標値に基づいた処理によって、録画開
    始日時、録画終了日時等の予約情報を形成する予約情報
    形成手段と、この予約情報に基づいて録画を行う予約録
    画手段を備え、上記入力媒体より予約情報形成手段に至
    る部分が本体とは独立した構成で、本体に対して予約情
    報を伝送する伝送手段を備えたことを特徴とする映像信
    号記録再生装置。
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