JP3371668B2 - 面方向検出装置 - Google Patents

面方向検出装置

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JP3371668B2
JP3371668B2 JP03879596A JP3879596A JP3371668B2 JP 3371668 B2 JP3371668 B2 JP 3371668B2 JP 03879596 A JP03879596 A JP 03879596A JP 3879596 A JP3879596 A JP 3879596A JP 3371668 B2 JP3371668 B2 JP 3371668B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、鏡面における光の
正反射の性質を利用して鏡面の面方向を測定する装置に
関する。 【0002】 【従来技術】鏡面での光の正反射の性質を利用して鏡面
の面方向を検出する方法は、対象物からの反射光が複数
の位置に設けられた光源のうちの何れかの光源からの光
に対応しているかを判定し、正反射では入射角と反射角
が等しいことを利用して、その光源の位置と反射光をと
らえた位置との関係により、反射面の面方向を求めるも
のである。 【0003】この技術に関連して、本出願人は反射面で
の反射率の相違や光源の光度の不均一性を補償するため
に、光源を、光線強度の光源位置の関数がそれぞれ異な
る2つのパターンで発光可能とし、2つのパターンの光
線の強度比を光源の位置に対して相互に一対一に対応さ
せて、受光光線の強度比から光源の位置を特定し、その
位置から対象物の面方向を決定するようにした技術を出
願した(特願平6−305602号)。 【0004】しかし、その技術においては、照明手段と
測定手段との相対的位置関係は固定されており、測定可
能な面方向の角度範囲は、照明手段の対象物を見る角及
びその位置と、測定手段との位置との関係で決定され、
角度範囲の幅も照明手段の対象物を見る角の1/2 に限定
されており、照明手段の光軸の角度範囲が有効に利用さ
れていないという問題がある。また、照明手段の光軸の
角度範囲の存在位置も測定する対象物によっては、必ず
しも、任意の角度範囲に設けられる訳ではない。そのた
め、検出可能範囲を越えて、対象物の持つ面方向の角度
範囲が変わる場合には、他の相対位置関係をもつ照明手
段と測定手段を準備する必要があり、装置規模が大きく
なるという問題点がある。 【0005】また、測定できる対象物の面方向の角度範
囲を広げる方法として、照明手段の発光点の分布を広く
する方法がある。発光部の発光点の分布を広くするため
の方法として発光光源の大きさを大きくする方法と、発
光光源の点数を多くする方法とがある。前者の方法によ
り発光部の発光点の分布を広くした場合、測定できる面
方向の角度範囲は広がるが、より広い範囲の角度に対し
て同一の個数の光源で角度を決めるため、角度の測定分
解能は低下する。また、後者の方法を用いた場合には、
発光光源の点数が増えるため、角度の測定精度を保つた
めには、測定手段にどの光源からの反射光が入射したか
を特定するための方法として、反射光強度比、反射光強
度、波長の何れを用いる場合にも、照明手段の明るさの
範囲または、波長範囲を広げ、測定手段により検出でき
る明るさの範囲(ダイナミックレンジ)または、波長の
範囲を広げる必要がある。このために、装置が複雑なも
のとなるといった問題点がある。 【0006】一方、照明手段と測定手段の明るさの範囲
と波長の範囲を広げること無く、発光光源の点数を増や
して発光部の発光位置の分布を広げた場合には、発光光
源間での明るさの差または波長の差が小さくなる。これ
により、測定手段でこれを分離して検出する精度が下が
るために、角度の測定精度が低下するといった問題点が
ある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の課題を
解決するために成されたものであり、その目的は、対象
物の面方向の測定に際し、測定角度範囲を拡大し、装置
構成を簡略化し、検出精度を向上させることである。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、照明手段は、発光部から発光する光線の物理量が発
光部の位置に対して相互に一対一に対応した位置の関数
である光線を発光することが可能である。この一対一の
対応関係とは、異なる物理量に対して異なる位置が一意
的に対応し、異なる位置に対して異なる物理量が一意的
に対応するという意味である。これにより、対象物の任
意点における光線の入射角と光線の物理量とは相互に一
対一の対応関係になる。 【0009】この照明手段によりこの光線は対象物に照
射され、その反射光が測定手段に入射して、その反射光
線の物理量が測定される。この測定手段は、対象物の同
一反射位置に対しては、発光部のある1点から発光され
た光線に対応する反射光線のみを受光できるように調整
されている。鏡面の対象物の反射点においては入射角と
反射角とが等しい。対象物のある点で反射された反射光
のうち測定手段に入射する反射光は、発光部の対応した
位置から発光した光線となる。光線の物理量と発光位置
とは相互に一対一の関数で決定されているので、測定手
段で反射光の物理量を検出すれば、その物理量からその
反射光は照明手段の発光部のどの位置から発光されたも
のかを特定することができる。 【0010】この時、対象物の面方位と測定手段との位
置関係によっては、測定手段に反射光が入射しないこと
があるので、設定手段により、測定手段は反射光を入射
できる異なる複数の位置に設定される。次に、演算手段
により、照明手段の発光部における発光点の位置、対象
物の反射点、複数の位置における測定手段の光軸角度か
ら対象物の面方位が決定される。 【0011】本発明では、光線の物理量を検出すること
で、対象物の面方位が測定でき、しかも、設定手段によ
り、測定手段は異なる複数の位置に設定されるので、所
望の広い角度範囲で面方位が分布する対象物であって
も、照明手段により照射された入射光線の反射光線の検
出が何れかの位置で可能となる。よって、対象物の面方
向の広い範囲に渡って測定が可能となる。 【0012】 【0013】 【0014】更に請求項1の発明は、発光部の発光強度
の発光部における位置による分布を2通りのパターンに
変化でき、位置に関する位置毎の2通りの発光強度の比
を光線の物理量としたことを特徴とする。この光線の発
光強度比は発光点の位置に関して相互に一対一の対応が
ある位置の関数である。対象物に第1パターンで照明す
る。対象物からの反射光強度が測定手段によって測定さ
れる。このときの反射光強度の測定値をS1とする。同
様に、第2パターンにより対象物に光を照射し、その反
射光の強度を測定する。このときの反射光強度の測定値
をS2とする。そして、上記の反射光強度の比S1/S
2を求め、発光面の発光強度において、第1パターンと
第2パターンとで、発光強度の比がS1/S2に最も近
い発光部の発光点の位置が演算される。そして、その発
光点の位置における対象物への入射光の光軸と、測定手
段の検出する反射光の光軸との関係から、対象物の反射
面の方向が演算される。 【0015】以上のように、照明の発光強度パターンを
2通りに変化させて対象物に照射し、その対象物からの
反射光の強度の比を測定することで面方向の測定が可能
となるので、測定時間の短縮ができる効果がある。ま
た、反射光強度の比を利用するので、対象物の面の反射
率の影響や、照明手段の光源の発光強度の絶対的な変化
に影響されることなく面方向が検出できる。又、第1パ
ターンと第2パターンとにおいて、発光部上の発光強度
比を発光点の位置に関して相互に一対一の対応関係があ
る関数で分布させたので、ほぼ一様な明るさの面光源の
反射光強度で規格化する従来方法に比べ、ダイナミック
レンジが広がり、精度良く発光点が決定でき、面方向の
検出精度が向上する。 【0016】本発明の下位発明としては、設定手段を測
定手段が複数の位置に移動できる手段とすると、単一の
測定手段で済むので、装置構成が簡単となる。 また、本
発明の他の下位発明としては、設定手段を複数の位置に
複数の測定手段を設定する手段とすると、一度の測定に
より広い範囲の面方位分布を求めることができる。よっ
て、測定速度が向上する。 また、本発明の他の下位発明
としては、測定手段の設定される複数の位置を、対象物
の面方向の測定対象範囲に対して連続して分割された各
範囲の面方向が測定可能な位置とすると、広い連続した
角度範囲に面方位が分布する時でも、精度良くその面方
位分布を測定することが可能となる。 また、本発明の他
の下位発明としては、照明手段の発光部の各発光点は直
線状又は円弧状に配列すると、法線ベクトルがある平面
に存在するような場合の対象物の面方位の分布を求める
ことができ、装置構造が簡単となる。 また、本発明の他
の下位発明としては、照明手段の各発光点の各光軸によ
り形成される面を1/4円となるように、各発光点を配
列すると、測定手段の1つの位置において、45度の範
囲の面方位が検出可能となり、測定手段を2つの位置に
設定して、測定すれば、全体として、90度の範囲の面
方位の検出が可能となる。このような構成により、簡単
な構造で、水平方向から垂直方向の範囲に法線ベクトル
が存在する面方位の分布を測定することができる。
た、本発明の他の下位発明としては、物理量を発光波長
とすることである。この発光波長と発光点の位置との関
係が相互に一対一の対応関係で決定されている。測定手
段により反射光の波長を測定することで、発光点の位置
を決定することができ、上述したように、測定手段の光
軸角度、対象物の反射点の位置、発光部における発光点
の位置との関係から対象物の反射点における面方位を決
定することができる。このように、各種の発光波長を有
する光を一度に照射して、反射光の波長を測定している
ので、測定時間の短縮が可能である。又、波長を利用し
ているので、対象物の面の反射率の影響や、照明手段の
光源の発光強度の絶対的な変化に影響されることなく面
方向が検出できる。 【0017】また、本発明の他の下位発明としては、
理量を発光強度とすると、測定時間の短縮が図れる。
た、本発明の他の下位発明としては、物理量を発光時間
すること、物理量を発光周期とすること、物理量をデ
ューティ比とすること、物理量を発光タイミングとする
ことであり、測定時間の短縮が図られると共に、照明手
段による発光強度の変化や対象物の反射率による影響を
排除することができる。 【0018】 【発明の実施の形態】第1実施例 本発明の第1実施例を図1に示す。この装置は、法線ベ
クトルnが図面紙面上のxy平面上に存在する面の面方
向を測定するものである。台座8はxz面に平行な設置
面31を有し、その設置面31の上に面方位を測定しよ
うとする対象物1が載置されている。台座8には、照明
装置2と設定手段であるガイドレール9が支柱35とそ
れに支持されたバー32、33により支持されて配設さ
れている。照明装置2は、多数のLED(発光ダイオー
ド)34を連続して90度の角度範囲で円弧状に配置し
たものであり、照明駆動装置6によって駆動される。 【0019】ガイドレール9は照明装置2と平行に90
度の円弧状に形成されており、このガイドレール9上に
測定手段であるテレビカメラ3が移動可能に配設されて
いる。テレビカメラ3をガイドレール9に沿って移動す
ることで、その光軸Lのxy面上への射影を−x軸方向
から−y軸方向へ90度の範囲で変化させることが可能
である。テレビカメラ3はレンズ4を有し、照明装置2
で照明された対象物1からの反射光の強度分布を検出す
る。テレビカメラ3から出力される映像信号は画像入力
装置5に入力して、ディジタル化され、濃淡画像が生成
され記憶される。その濃淡画像は、演算手段である計算
機7に入力され、後述する処理により対象物1の面方位
が演算される。又、照明駆動装置6はこの計算機7によ
り駆動タイミングや駆動モードが指令され、照明装置2
を指令されたモードで駆動する。 【0020】図2、図3に、照明装置2とテレビカメラ
3の位置関係を示す。xy平面である平面Pは対象物1
の表面にある測定領域qの法線ベクトルが存在する平面
(以下、法線ベクトル面という)である。照明装置2の
各LED34の配列はz軸に垂直な面(x軸に平行)上
にある1/4円C1である。そして、各LED34の光
軸Mを−z軸方向に一様に傾斜させることで、各LED
34の光軸Mは座標原点Oを向きその光軸Mで作られる
曲面は前述の配列円C1を底面の円周とする円錐の側面
を形成するように形成されている。 【0021】ガイドレール9は配列円C1と平行な1/
4円C2を構成し、テレビカメラ3の光軸Lは+z軸方
向に所定角だけ傾斜させて、任意の位置において、光軸
Lが座標原点Oを向き、その光軸Lで作られる曲面は前
述の円C2を底面の円周とする円錐の側面を形成するよ
うに形成されている。そして、図3に示すように、対象
物の法線ベクトルn、テレビカメラ3の光軸L、反射光
がその光軸L方向となる入射光線Mは同一平面上(図3
の紙面)にあって、入射光線Mと法線ベクトルnの成す
角とテレビカメラ3の光軸Lと法線ベクトルnの成す角
は共にδで等しい。又、対象物1は座標系の原点Oがそ
の表面上に存在するように配置され、原点Oの近傍領域
が測定領域qとなる。 【0022】テレビカメラ3は対象物1の表面に焦点が
合わされており、ガイドレール9上を移動し、任意の位
置で固定できるようになっている。その時、テレビカメ
ラ3の光軸Lは常に原点Oを通る。そして、テレビカメ
ラ3を固定した位置でテレビカメラ3の光軸Lの法線ベ
クトル面P(xy面)への射影のx軸との成す角α(以
下、単に、光軸の角度という)をガイドレール9上のテ
レビカメラ3の位置から読み取ることができるようにな
っている。 【0023】図4に、対象物1の表面の面方向を求める
方法を示す。βは対象物1の表面上での正反射によりテ
レビカメラ3に入射した反射光に対応する入射光線Jの
法線ベクトル面Pへの射影のx軸との成す角(以下、単
に、入射光線の角度という)である。γは対象物1の反
射点における法線ベクトル面P上に存在する法線ベクト
ルnのx軸との成す角(以下、単に、法線ベクトルの角
度という)である。この角度γが求める反射点での面方
位となる。角度βは照明装置2の各発光点の位置により
一意的に決定される。角度βは後述する方法により演算
される。この時、角度γは次式により求められる。 【0024】 【数1】γ=(α+β)/2 …(1) 【0025】次に、対象物1の反射点における入射光線
Jの角度βを求める方法に付いて説明する。図5に、照
明装置2の構成を示す。図5において、LED1からL
ED12はLEDで、それぞれのLEDのカソード側は
端子Gに接続されている。R1,1からR1,12 は抵抗で、そ
れぞれの抵抗の端子の一方はLED1からLED12の
アノードに、もう一方の端子は端子V1に接続されてい
る。R2,1からR2,12 は抵抗で、それぞれの一方の端子は
LED1からLED12のアノードに、もう一方の端子
は端子V2に接続されている。 【0026】抵抗R1,1からR1,12 は、理想的にはその抵
抗値が等比的に変化するものである。また、正順の抵抗
R2,1からR2,12 の抵抗値は、それぞれ、逆順の抵抗R1,1
2 からR1,1の抵抗値に等しいものである。抵抗値が厳密
に等比的に変化するような抵抗は入手が難しいので、ほ
ぼ等比的に変化する抵抗として例えばE−12系列やE
−24系列の抵抗を利用する。図6に、抵抗R1,1からR
1,12 およびR2,1から2,12の抵抗値を示す。LED1か
らLED12のLEDの発光強度は、これらの抵抗値で
決まるLEDの駆動電流の範囲で、駆動電流に比例する
ものとする。従って、抵抗R1,1からR1,12 を用いた場合
の各LEDの発光強度は等比級数的に増加し、抵抗R2,1
からR2,12 を用いた場合の各LEDの発光強度は等比級
数的に減少する。 【0027】図7に、LED照明装置2の端子V1と端
子G間に一定電圧Vを印加したとき(第1パターン)お
よび端子V2と端子G間に一定電圧Vを印加したとき
(第2パターン)のLEDの1軸方向の発光強度分布L
1(i)およびL2(i)を示す。また、2つの発光強
度L1(i)とL2(i)の比L1(i)/L2(i)
を図8に示す。ここでiはLEDの識別番号で、i=
1,2,…,12がそれぞれLED1,LED2,…,
LED12に対応する。 【0028】i番目のLEDからの光が対象物1の面で
正反射してテレビカメラ3に入射するとき、第1パター
ンおよび第2パターンの何れの場合も、光は同一の光路
でテレビカメラ3に入射する。従って、対象物1の面で
の反射率をrとするとき、テレビカメラ3への入射光の
強さは、第1パターンL1(i)に対してはr・L1
(i),第2パターンL2(i)に対してはr・L2
(i)となる。よって、テレビカメラへの入射光強度の
比は、{r・L1(i)}/{r・L2(i)}すなわ
ちL1(i)/L2(i)であり、前述したi番目のL
EDの発光強度の比L1(i)/L2(i)に等しい。 【0029】このように、テレビカメラ3への正反射光
の強度比が分かれば、その反射光に対応する入射光を発
光しているLEDの発光強度比が分かる。図8に示した
ように、LEDの発光強度比から、LEDの識別番号i
が一意に決まるので、対象物1の面からの正反射光がど
のLEDからの光なのかが分かる。尚、LED素子毎の
バラツキやLED発光面の汚れ等により、同一駆動電流
における発光強度がLED毎に異なる場合には、発光強
度の分布特性は図9のようになる。しかし、この場合に
も、LED毎の発光強度比は図10のようになり、図8
と等しくなるために何ら問題がない。 【0030】このように、2つの強度パターンで対象物
1を照射して、テレビカメラ3で撮像した反射点の強度
比からテレビカメラ3で受光した光線を出力したLED
を特定することができ、そのLEDの位置から入射光線
Jの角度βを求めることができる。このβが求められれ
ば、上記(1) 式により対象物1の反射点における法線ベ
クトルの角度γを求めることができる。 【0031】尚、本方法によれば、一様な明るさで規格
化する従来の方法に比べ、LEDを識別するための情報
であるLEDの発光強度の比はL1(i)/L2(i)
のLEDによる違いが大きくなる。即ち、LEDの発光
強度の等比係数すなわち抵抗値の等比係数C(ただしC
>1)とするとき、発光強度の比L1(i)/L2
(i)の最小の変化は、従来方法ではC倍であるのに対
し、本方法ではCの2乗倍となる。従って、本方法によ
れば、テレビカメラの雑音の影響を受けにくくなるの
で、ほぼ一様な面光源の反射光強度で規格化する従来方
法に比べ、精度良く対応点が決定でき、面方向の検出精
度が良くなる。 【0032】次に、図1の装置の動作を図11を参照し
て説明する。ステップ100において、テレビカメラ3
を光軸Lの角度αを0度となる位置に固定する。次に、
ステップ102において、計算機7は照明駆動装置6に
指令して、照明装置2により光を照射し、ステップ10
4で対象物1からの反射光をテレビカメラ3で検出す
る。次に、ステップ106で、テレビカメラ3で検出さ
れた反射光の強度が設定値以上か否かが判定され、その
強度が設定値以上でない場合には、テレビカメラ3が0
度の位置では反射光線を検出できないので、ステップ1
00に戻り、テレビカメラ3を光軸Lの角度αを90度
の位置に設定する。そして、ステップ102〜106を
繰り返し、反射光強度が設定値以上か否かが判定され
る。 【0033】反射光強度が設定値以上であれば、その位
置で対象物1の面方位が測定できることを意味する。よ
って、ステップ108において、計算機7から照明駆動
装置6を制御して照明装置2の端子V1とGの間に一定
電圧Vを印加することによって、照明装置2を第1パタ
ーンAで発光させる。ステップ110で、このときの対
象物1の画像をテレビカメラ3によって撮像し、ステッ
プ112で、その画像データD1(x,y)を画像入力
装置5によって計算機7に取り込み、画像Aとして記憶
する。次に、ステップ114で、計算機7から照明駆動
装置6を制御して照明装置2の端子V2とGの間に一定
電圧Vを印加することによって、照明装置2を第2パタ
ーンBで発光させる。そして、ステップ116で、この
時の対象物1の画像をテレビカメラ3によって撮像し、
ステップ118で、その画像データD2(x,y)を同
じく計算機に取り込み、画像Bとして記憶する。 【0034】次に、ステップ120において、記憶した
画像AB間で対応する画素の比をとることにより反射光
強度比A/Bを算出し、各画素の値に反射光強度比A/
Bを代入した画像A/Bとして記憶する。尚、画像デー
タD1(x,y)およびD2(x,y)は、その画素値
がテレビカメラ3への入射光強度の対数に比例するもの
である。これは、テレビカメラ3の出力値をあらかじめ
校正したルックアップテーブルによって変換する処理に
よって簡単に実現可能である。画素値を入射光強度の対
数に比例するように変換したのは、光強度の比を減算に
より求められるようにするためである。 【0035】画像データD1(x,y)およびD2
(x,y)は、画素値がテレビカメラ3への入射光強度
の対数に比例するので、D1(x,y)−D2(x,
y)はk・log(L1(i)/L2(i))となる。
ここで、kは比例定数である。よって、D1(x,y)
−D2(x,y)から各画素(x,y)について角度β
(x,y)が求められる。但し、ここで求められるの
は、対象物1、テレビカメラ3とLED照明装置2との
位置関係で決まる角度測定範囲内の角度の画素である。
また、画像データD1(x,y)およびD2(x,y)
の何れかの画素値が所定の閾値以下である場合は、鏡面
以外による反射光またはテレビカメラ3の雑音の可能性
が強いので、無効データとして無視する。 【0036】角度βは、D1(x,y)−D2(x,
y)の値から角度へのルックアップテーブルをあらかじ
め作成しておき、このテーブルを引くことで求めること
ができる。このルックアップテーブルは、上述したよう
に、対象物1、照明装置2の各LEDおよびテレビカメ
ラ3の位置から幾何学的な計算で作成する方法の他、対
象物1の位置に実際に色々な角度の面を置いて取り込ん
だ画像データをもとに作成する方法が考えられる。尚、
角度βと各LEDの位置との関係は、対象物1の反射
点、即ち、テレビカメラ3の画面上の位置に応じて変化
するので、画面上の座標毎に強度比と角度βとの関係を
設定する必要がある。以上の処理により、入射光線の角
度β(x,y)のデータが得られる。 【0037】次に、ステップ124において、その角度
βと、テレビカメラ3の光軸Lの角度αとから、(1) 式
により法線ベクトルの角度γ、即ち、面方位を求める。
この操作により、テレビカメラ3で撮像した1画面の各
画素における面方位γが求められ、対象物1の面方位分
布を得ることができる。 【0038】上記のように、入射光線の角度βが0〜9
0度である照明装置2に対して、テレビカメラ3の光軸
Lの角度αを0度に設定することで、0〜45度の面方
位を検出でき、テレビカメラ3の光軸Lの角度αを90
度に設定することで、45〜90度の面方位を検出でき
る。従って、上記のように、テレビカメラ3を2つの位
置に移動させて2つの測定をすれば、0〜90度の範囲
の面方位が検出可能となる。 【0039】なお、ガイドレール9は、必ずしも、任意
の位置でテレビカメラ3を固定できるようにする必要は
なく、上記の例であれば、光軸Lの角度αが0度と90
度の2つの位置で固定できるものであれば良い。又、照
明装置2の入射光線Lの角度βの範囲は、必ずしも、0
〜90度の範囲でなくとも良い。入射光線Lの角度βの
範囲と、テレビカメラ3の光軸Lの角度αとの関係は、
図12に示すような関係となる。 【0040】図12において、入射光線Lの角度βに関
して、β1≦β≦β2であり、Δβ=β2−β1、テレ
ビカメラ3が固定される位置における光軸の角度をα
1、α2、α3とする。テレビカメラ3を角度α1の位
置に固定した時、検出可能な面方位γ1は、(α1+β
1)/2≦γ1≦(α1+β2)/2である。テレビカ
メラ3を角度α2の位置に固定した時、検出可能な面方
位γ2は、(α2+β1)/2≦γ2≦(α2+β2)
/2である。テレビカメラ3を角度α3の位置に固定し
た時、検出可能な面方位γ3は、(α3+β1)/2≦
γ3≦(α3+β2)/2である。 【0041】よって、検出可能な面方位γ1、γ2、γ
3が連続範囲となるためには、α1+β2=α2+β
1、α2+β2=α3+β1が成立することである。よ
って、次式の角度にテレビカメラ3を角度Δβで等間隔
に固定すれば、連続した範囲で面方位の検出が可能とな
る。 【数2】 α2=α1+(β2−β1)=α1+Δβ …(2) 【数3】 α3=α2+(β2−β1)=α1+2Δβ …(3) 【0042】この時の検出可能範囲は、次のようにな
る。 【数4】 (α1+β1)/2≦γ≦(α3+β2)/2 …(4) 変形して、 【数5】 (α1+β1)/2≦γ≦(α1+β2+2Δβ)/2 …(5) 【0043】一般に、テレビカメラ3の固定位置の数を
nとすれば、検出可能範囲は次のようになる。 【数6】 (α1+β1)/2≦γ≦(α1+β2+nΔβ)/2 …(6) 即ち、検出可能範囲は、nΔβ/2である。このよう
に、照明装置2の光軸の角度範囲と、テレビカメラ3の
固定位置との関係を決定すれば良い。 【0044】上記実施例では、テレビカメラ3をガイド
レール9上で移動可能としたが、図12に示すように、
ガイドレール9の3箇所の位置において、3つのテレビ
カメラ3を設置して、一度に対象物1を撮影するように
しても良い。この個数は任意である。又、照明装置2は
円弧状にLEDを配列したものの他、図13に示すよう
に、直線状にLEDを配列したものでも良い。 【0045】上記実施例では照明装置2を固定している
が、照明装置2を対象物1に対して相対的にスキャンす
ることにより、色々な方向を向いている面を検出するこ
とも可能である。本実施例では、照明装置2を構成する
LEDの数を12とした。このLEDの数は、1つは必
要な測定精度から、もう1つはテレビカメラ3のダイナ
ミックレンジおよびS/Nの問題から決まる。即ち、L
EDの数を12にした場合、テレビカメラ3の1つの固
定位置において測定できる面方向の種類は最大12とな
る。従って、テレビカメラ3が2つの固定位置で設定可
能であれば、24段階の範囲の面方位が決定可能であ
る。 【0046】このように実施例を用いれば、LEDの配
置間隔を狭くして角度の分解能を向上させ、テレビカメ
ラ3の撮像位置を複数位置に変化させることで、角度の
検出範囲を拡大することができる。 【0047】上記実施例では、照明装置2は発光強度比
の位置分布を持たせたものを用いたが、図14に示すよ
うに、円弧状の蛍光灯21の全面に赤色から紫色まで位
置に応じて順次変化させた色フィルタ20を設けたもの
でも良い。この場合には、発光点の位置と発光波長とが
一対一に対応しているので、テレビカメラ3で撮像した
画像において画素毎にR,G,Bの3原色成分を検出す
ることで、それらの値から入射光の角度βを求めること
ができる。 【0048】又、図15に示すように、照明装置2のL
ED1〜LED12の発光時間t1〜t12 を発光位置に対
して一対一に対応させて、照明装置2を駆動するように
しても良い。この場合には、テレビカメラ3で連続撮影
を行い、各画素毎に明度値が所定値以上となるフレーム
数を計測することで、各画素毎に照射時間を測定するこ
とができる。この照射時間から入射光線の角度βを決定
することができる。 【0049】又、図16に示すように、照明装置2のL
ED1〜LED12の発光周期t1〜t12 を発光位置に対
して一対一に対応させて、照明装置2を駆動するように
しても良い。この場合には、テレビカメラ3で連続撮影
を行い、各画素毎に明度値が所定値以上となるフレーム
数と明度値が所定値以下となるフレーム数を計測するこ
とで、各画素毎に照射周期を測定することができる。こ
の照射周期から入射光線の角度βを決定することができ
る。 【0050】さらに、図17に示すように、照明装置2
のLED1〜LED12の発光デューティ比R1〜R12(=t
1/T 〜t12/T)、但し、T は1周期、を発光位置に対して
一対一に対応させて、照明装置2を駆動するようにして
も良い。この場合には、テレビカメラ3で1周期T 時間
分の連続撮影を行い、各画素毎に明度値が所定値以上と
なるフレーム数を計数することで、各画素毎にデューテ
ィ比を測定することができる。このデューティ比から入
射光線の角度βを決定することができる。 【0051】さらに、図18に示すように、照明装置2
のLED1〜LED12の発光タイミングを発光位置毎
にずらして照射するように、照明装置2を駆動するよう
にしても良い。この場合には、テレビカメラ3で連続撮
像を行い各画素毎に明度値が所定値以上になるフレーム
を検出することで照射タイミングを測定することができ
る。この照射タイミングから入射光線の角度βを決定す
ることができる。 【0052】上記の波長、発光時間、発光周期、デュー
ティ比、発光タイミングによる方法は、いずれも、対象
物の面の反射率の不均一性や光源の発光強度の不均一性
の影響を受けないので、面方位の測定精度が向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係る面方向検出装置を示した
構成図。 【図2】照明装置とテレビカメラの配置関係を説明した
説明図。 【図3】光源の光軸とテレビカメラの光軸と法線ベクト
ルとの関係を示した説明図。 【図4】テレビカメラの位置、入射光線、反射光線及び
法線ベクトルとの相互関係を示した説明図。 【図5】照明装置の構成を示した回路図。 【図6】照明装置の各LEDに接続される抵抗の値を示
した説明図。 【図7】照明装置の第1パターン及び第2パターンにお
ける発光強度の1軸方向の分布を示した特性図。 【図8】照明装置の第1パターン及び第2パターンにお
ける発光強度の比の1軸方向の分布を示した特性図。 【図9】照明装置のLEDの発光強度が不均一な場合の
第1パターン及び第2パターンにおける発光強度の1軸
方向の分布を示した特性図。 【図10】照明装置のLEDの発光強度が不均一な場合
の第1パターン及び第2パターンにおける発光強度の比
の1軸方向の分布を示した特性図。 【図11】本装置における測定手順を示したフローチャ
ート。 【図12】検出可能範囲を連続して拡大するための照明
装置とテレビカメラの位置関係を示した説明図。 【図13】実施例装置の他の照明装置のLEDの配列方
法を示した構成図。 【図14】他の実施例装置における照明装置の構造を示
した構成図。 【図15】他の実施例における照明装置の駆動方法を説
明したタイミングチャート。 【図16】他の実施例における照明装置の駆動方法を説
明したタイミングチャート。 【図17】他の実施例における照明装置の駆動方法を説
明したタイミングチャート。 【図18】他の実施例における照明装置の駆動方法を説
明したタイミングチャート。 【符号の説明】 1…対象物 2…LED照明装置 3…テレビカメラ 4…レンズ 5…画像入力装置 6…照明駆動装置 7…計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 新 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41 番地の1 株式会社豊田中央研究所内 (56)参考文献 特開 平5−231837(JP,A) 特開 平3−142303(JP,A) 特開 平8−136252(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 発光部からの光線の物理量をその発光部
    における位置に対して相互に一対一の対応関係で分布さ
    せた光線を対象物に対して照射する照明手段と、 前記照明手段の前記発光部のある位置から対象物に照射
    された入射光線の対象物からの反射光線の前記物理量を
    測定する測定手段と、 前記測定手段を、前記照明手段により照射された入射光
    線の対象物からの反射光線を検出可能な異なる複数の位
    置に設定する設定手段と、 前記測定手段により測定された反射光線の前記物理量か
    ら、前記反射光線に対応する前記入射光線の前記発光部
    上の放射位置を求め、さらに、前記設定手段により設定
    された前記測定手段の位置を求め、その放射位置と測定
    手段の位置に基づいて、前記対象物の面方向を求める演
    算手段と、 からなり、 前記発光部の発光強度の発光部における位置による分布
    を2通りのパターンに変化でき、前記位置に関する前記
    位置毎の2通りの発光強度の比を前記物理量としたこと
    を特徴とする面方向検出装置。
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