JP3371248B2 - ソケットコネクタ及び小型基板接続構造 - Google Patents

ソケットコネクタ及び小型基板接続構造

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JP3371248B2
JP3371248B2 JP21125199A JP21125199A JP3371248B2 JP 3371248 B2 JP3371248 B2 JP 3371248B2 JP 21125199 A JP21125199 A JP 21125199A JP 21125199 A JP21125199 A JP 21125199A JP 3371248 B2 JP3371248 B2 JP 3371248B2
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章宏 松永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型基板をメイン
基板に装着するために設けられるソケットコネクタに関
し、詳しくは、小型基板としてメモリーモジュール等を
装着するための接点付きホールドダウンを備えたソケッ
トコネクタ及びソケットコネクタに小型基板を装着した
小型基板接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリーモジュール等の小型基板
をメイン基板に装着するために、このメイン基板にソケ
ットコネクタを設けた小型基板接続構造が知られてい
る。
【0003】この従来のソケットコネクタは、水平方向
に略コ字状態のインシュレータと、インシュレータの中
央の基部の開口内の上下に幅方向に並んで設けられた信
号コンタクト及びグランドコンタクトと、インシュレー
タの両端に設けられ、メイン基板にこのソケットコンタ
クトを固着するためのホールドダウンを備えている。
【0004】このソケットコネクタには、ソケットコネ
クタの信号コンタクト及びグランドコンタクトに夫々接
続されるように、一端の表裏に、幅方向に並設されたコ
ンタクト列が設けられている。
【0005】また、従来の小型基板用のソケットコネク
タにおいて、小型基板からの不用意な力によるソケット
コネクタ等の変形を防止する目的で、ソケットコネクタ
の嵌合部の両側にメタルラッチが設けられているものも
提案されている(特公平7−60720号公報、参
照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
小型基板接続構造では、小型基板において、コンタクト
は電気回路の高性能化の為に優先して信号ライン用のコ
ンタクトに割り付けられ、十分な本数をグランドに割く
事は難しかった。
【0007】そこで、本発明の一つの技術的課題は、グ
ランドを信号ライン用のコンタクトに割り当てることな
く、十分な本数の信号ライン用コンタクトを有効に利用
できるソケットコネクタを提供することにある。
【0008】また、本発明のもう一つの技術的課題は、
前記ソケットコネクタと前記ソケットコネクタに装着さ
れる小型基板とを備えた小型基板接続構造を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、小型基
板をメイン基板に装着する為に用いられるソケットコネ
クタにおいて、前記小型基板の信号接点列と接触するコ
ンタクト列と、前記メイン基板への機械的接続強度を強
化するために、前記メイン基板への固定部が設けられた
ホールドダウンと、前記小型基板と係合して、当該小型
基板の離脱を阻止する基板係止ラッチとを備え、前記ホ
ールドダウンは、前記小型基板の表面に設けられたグ
ランド用の電気接続パッド接触する接点部が一体に設
けられ前記小型基板を当該ソケットコネクタに装着す
る際に、前記小型基板の一端を当該ソケットコネクタに
対して斜めに挿入して、前記一端側を回転軸として回転
させて、前記小型基板に接触する前記接点部を前記小型
基板の回転方向に変位させて接続するとともに前記基板
係止ラッチによって前記基板の離脱を阻止するように構
成されていることを特徴とするソケットコネクタが得ら
れる。
【0010】また、本発明によれば、小型基板をメイン
基板に装着する為に用いられるソケットコネクタにおい
て、前記小型基板の信号接点列と接触するコンタクト列
と、前記メイン基板への機械的接続強度を強化するため
に、前記メイン基板への固定部が設けられたホールドダ
ウンと、前記小型基板が装着された際に前記小型基板を
ラッチする基板係止ラッチを備えたソケットコネクタに
おいて、前記基板係止ラッチと前記ホールドダウンとは
一体に設けられ、前記基板係止ラッチには、前記小型基
板の表面に設けられたグランド用の電気接続パッドと接
触する接点部が一体に設けられ、前記小型基板を当該ソ
ケットコネクタに装着する際に、前記小型基板の一端を
当該ソケットコネクタに対して斜めに挿入して、前記一
端側を回転軸として回転させて、前記小型基板に接触す
る前記接点部を前記小型基板の回転方向に変位させて接
続するとともに前記基板係止ラッチによって前記小型基
板の離脱を阻止するように構成されていることを特徴と
するソケットコネクタが得られる。
【0011】
【0012】また、本発明によれば、小型基板をメイン
基板に装着する為に用いられるソケットコネクタと前記
ソケットコネクタに装着される前記小型基板とを備えた
小型基板接続構造において、前記小型基板はその表面の
一部にグランドに接続されたグランド用電気接続パッド
を備え、前記ソケットコネクタは、前記小型基板の信号
接点列と接触するコンタクト列と、前記メイン基板への
機械的接続強度を強化するために、前記メイン基板への
固定部が設けられたホールドダウンと、前記小型基板と
係合して、当該小型基板の離脱を阻止する基板係止ラッ
チとを備え、前記ホールドダウンは、前記グランド用
電気接続パッドと接触する接点部が一体に設けられ、前
記小型基板を当該ソケットコネクタに装着する際に、前
記小型基板の一端を当該ソケットコネクタに対して斜め
に挿入して、前記一端側を回転軸として回転させて、前
記小型基板に接触する前記接点部を前記小型基板の回転
方向に変位させて接続するとともに前記基板係止ラッチ
によって前記小型基板の離脱を阻止するように構成され
ていることを特徴とする小型基板接続構造が得られる。
【0013】また、本発明によれば、小型基板をメイン
基板に装着する為に用いられるソケットコネクタと前記
ソケットコネクタに装着される小型基板とを備えた小型
基板接続構造において、前記小型基板はその表面の一部
にグランドに接続されたグランド用電気接続パッドを備
え、前記ソケットコネクタは、前記小型基板の信号接点
列と接触するコンタクト列と、前記メイン基板への機械
的接続強度を強化するために、前記メイン基板への固定
部が設けらたホールドダウンと、前記小型基板が装着さ
れた際に前記小型基板をラッチする基板係止ラッチ
備え、前記基板係止ラッチと前記ホールドダウンとは一
体に形成され、前記基板係止ラッチには前記小型基板の
表面に設けられたグランド用の電気接続パッド接触す
接点部が一体に設けられ前記小型基板を当該ソケッ
トコネクタに装着する際に、前記小型基板の一端を当該
ソケットコネクタに対して斜めに挿入して、前記一端側
を回転軸として回転させて、前記小型基板に接触する前
記接点部を前記小型基板の回転方向に変位させて接続す
とともに前記基板係止ラッチによって前記小型基板の
離脱を阻止するように構成されていることを特徴とする
ソケットコネクタが得られる。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態による小
型基板接続構造を示す分解組立斜視図である。図2は図
1のA部拡大図、図3は図1の小型基板接続構造におい
て、小型基板装着前の状態を示す断面図、図4は図1の
小型基板接続構造において、小型基板装着した状態を示
す断面図である。
【0017】図1を参照すると、小型基板接続構造は、
ソケットコネクタ10と小型基板30とを備えている。
ここで説明の便宜上、ソケットコネクタ10の小型基板
30に嵌合される側を前、ソケットコネクタ10の長さ
方向のその反対側を後と呼ぶ。
【0018】小型基板30は、板状のメモリーモジュー
ル等からなり、一端の表裏に幅方向に一列に並んで設け
られた信号コンタクト(信号接点)32群と、両側に矩
形に突出した突出部31と、突出部31の裏面側に夫々
設けられた電気接続パッド33とを備えている。電気接
続パッド33は、小型基板30のグランドに接続され、
小型基板30側のグランドコンタクトとしての役割をな
す。
【0019】また、ソケットコネクタ10は、インシュ
レータ51を備えている。インシュレータ51は、ベー
ス部52と、ベース部52の両端から前方に延在する脚
部53、53とを夫々備え、コ字状をなしている。脚部
53の先端内側は、脚部53の基部よりも窪んだ凹部5
4が形成されている。凹部54の底部と同一面となるよ
うに、凹部54の側面に溝54aが設けられている。
【0020】図2に最も良く示すように、凹部54内に
は、溝54a内に至るように金属製のホールドダウン1
が装着されている。
【0021】また、図1に示されるように、一つの凹部
54の外側面は、先端に突出部56aを備えた基板係止
ラッチ56が、2つの脚部53の対向方向に撓むことが
できるように設けられている。この基板係止ラッチ56
は、小型基板30がソケットコネクタ10に装着された
際には、小型基板30の突出部31と係合してその離脱
を阻止する。一方、この基板係止ラッチ56を外側に撓
ませると、係合が外れて、ソケットコネクタ10から小
型基板30を抜き取ることができる。また、脚部53の
もう一つの凹部54の外側面は、基板係止ラッチ56が
形成されておらず壁部55となっている。
【0022】図2に示すように、ホールドダウン1は、
図においては、前後方向に延びる水平の板状の基部2
と、基部2から上方への曲げ起こしにより前方に突出し
て形成され、山形の頂点3aを有する接点部3と、基部
2の端部から、前方向下方に傾斜した傾斜部4と、さら
に水平に形成された矩形の基板固定部5とを備えてい
る。基板固定部5には、矩形の貫通孔5aが形成されて
いる。
【0023】ホールドダウン1は、ソケットコネクタ1
0をメイン基板に半田付等により装着するために形成さ
れており、この基板固定部5の貫通孔5aは、図示しな
いメイン基板に表面実装されるホールドダウン1の強度
を高めるように、この基板との半田付け部等からなるフ
ィレットをより多く形成するためのものであり、また、
メイン基板のグランドに接続する機能を有する。
【0024】また、図3及び図4に示すように、ソケッ
トコネクタ10のインシュレータ51のベース部52に
は、小型基板30の一端が装着されるように、前方に開
口した開口部58を備えている。開口部58の天井面及
び底面には、図示しない溝が、ソケットコネクタ10の
前後方向に設けられており、その中に、細長い導体から
なるコンタクト11,12の夫々の接点部11a及び1
2aが収容されている。
【0025】コンタクト11,12の山形の接点部11
a,12aから図では後方に伸び、インシュレータ51
を貫通して、下方に屈曲して伸び、さらに、後方に屈曲
しての図では後方に水平に伸びる、基板に表面実装する
ための端子部11c,12cが夫々形成されている。
【0026】尚、図3及び図4においては、コンタクト
11,12の接点部11a,11bは前後方向の同じ位
置に形成されているが、小型基板30を開口部58の斜
め上方から装着する際に、下方のコンタクト12の接点
部12aに負荷をかけないように、上方のコンタクト1
1の接点部11aよりも前方に位置ずれさせることも可
能である。
【0027】また、図3及び図4の例においては、コン
タクト11,12の端子部11c,12cは、ソケット
コネクタ10の幅方向に並ぶとともに、前後方向に互い
に位置ずれして設けられているが、前後方向の同じ位置
に設けることも可能である。
【0028】次に,本発明の第1の実施の形態による小
型基板接続構造におけるソケットコネクタへの小型基板
の装着動作について、図3及び図4を参照して説明す
る。
【0029】まず、図3に示す様に、小型基板30の一
端をソケットコネクタ10に斜めに挿入する。次に、矢
印14に示すように、小型基板30の他端を下降させ
て、小型基板30がソケットコネクタ10と水平になっ
たとき、つまり小型基板30の信号コンタクト32とソ
ケットコネクタ10の信号コンタクトの接点部11a、
12aが接触して接続状態になった時に、小型基板30
の表面の電気接続パッド33とホールドダウンの接点部
3の頂点3aが接触して、電気接続される。
【0030】図5は本発明の第2の実施の形態による小
型基板接続構造を示す部分斜視図であり、ホールドダウ
ン部分を主に示している。第2の実施の形態による小型
基板接続構造では、ホールドダウン20の形状以外は、
第1の実施の形態によるものと同様の構造を有してい
る。従って、第2の実施の形態においては、ホールドダ
ウン20についてのみ説明する。
【0031】図5を参照すると、第2の実施の形態によ
るホールドダウン20は、基部2の外側から切り起こさ
れ、折り畳まれて基部上に重ねられた支持部7bと、先
端から長さ方向の前方に向かって傾斜して起こされ、先
端が山形の頂点部7aをなす接点部7cを備えている。
第2の実施の形態によるホールドダウン20も、第1の
実施の形態によるホールドダウン1と同様な作用効果を
有する。
【0032】図6は本発明の第3の実施の形態による小
型基板接続構造を示す部分斜視図であり、ホールドダウ
ン部分を主に示している。第3の実施の形態による小型
基板接続構造は、第2の実施の形態と同様に、ホールド
ダウン21の形状以外は、第1の実施の形態によるもの
と同様の構造を有している。従って、第3の実施の形態
においても第2の実施の形態と同様に、ホールドダウン
21についてのみ説明する。
【0033】図6を参照すると、第3の実施の形態によ
るホールドダウン21は、基板固定部5の長さ方向の後
側から切り起こされ、後方に向かって高くなるように、
長さ方向に傾斜して起こされ、先端に山形の頂点部8a
をなす接点部8を備えている。第3の実施の形態による
ホールドダウン21も第1及び第2の実施の形態による
ホールドダウン1,20と同様な作用効果を有する。
【0034】図7は本発明の第4の実施の形態による小
型基板接続構造を示す分解組立斜視図である。図8図7
のB部拡大図である。図9は図7の小型基板接続構造に
おいて、小型基板装着前の状態を示す断面図、図10は
図7の小型基板接続構造において、小型基板装着した状
態を示す断面図である。
【0035】図7を参照すると、小型基板接続構造は、
ソケットコネクタ15と小型基板35とを備えている。
ここで、第1乃至第3の実施の形態と同様に、説明の便
宜のために、ソケットコネクタ15及び小型基板35の
夫々嵌合される側を前、ソケットコネクタ15及び小型
基板35の夫々の長さ方向の嵌合側の反対側を後と呼
ぶ。
【0036】小型基板35は、板状のメモリーモジュー
ル等からなり、一端の表裏に幅方向に一列に並んで設け
られた信号コンタクト(信号接点)32群と、後方の裏
面両側に夫々設けられた電気接続パッド33とを備えて
いる。電気接続パッド33は、小型基板35のグランド
に接続され、小型基板35側のグランドコンタクトとし
ての役割をなす。
【0037】また、ソケットコネクタ15は、断面コの
字状のインシュレータ61を備えている。インシュレー
タ61には、開口部58の上下部内壁に信号コンタクト
を夫々幅方向に並んで設けられている。
【0038】また、インシュレータ61の開口部58の
両側には、開口部58から前方に延在する金属製の基板
係止ラッチ22を夫々備えている。この基板係止ラッチ
22は、小型基板35がソケットコネクタ15に装着さ
れた際には、小型基板35の上面と係合してその離脱を
阻止する。一方、この基板係止ラッチ22を外側に撓ま
せると、係合が外れて、ソケットコネクタ15から小型
基板22を抜き取ることができる。
【0039】図8に最も良く示すように、基板係止ラッ
チ22は、折り曲げ形成された2枚重ねの金属片からな
る支持部13と、支持部13の内側一枚の板体の先端側
の下端部から装着されるソケットコネクタの内側となる
ように、折り曲げられて形成されたホールドダウン14
と、他の外側の一枚の板体の前方に延びる弾性変形部1
6とを備えている。
【0040】ホールドダウン14は、支持部13に一側
部が連結され、前後方向に延びる水平の板状の基部17
と、基部2から前方下側に向かって斜めに延びる傾斜部
18と、傾斜部18の先端から前方に延在するとともに
角型の貫通孔19aを備えた固定部19とを備えてい
る。
【0041】一方、弾性変形部16は、前方に延在する
基部23と、基部23から更に前方に外側に向かって開
くように形成された突出片24と、基部23の先端から
上方に延びて、下方に折り曲げられて形成された係止片
25と、基部の先端から下方に延び内側水平に折れ曲が
って、更に後上方に伸びて形成され、山形の頂点26a
を有する接点部26とを備えている。突出片24は装着
された基板を離脱する際の取っ手となる。
【0042】ホールドダウン14は、ソケットコネクタ
15を図示しないメイン基板に半田付等により装着する
ために形成されており、この基板固定部19の貫通孔1
9aは、図示しないメイン基板に表面実装されるホール
ドダウン14の強度を高めるように、この基板との半田
付け部等からなるフィレットをより多く形成するための
ものであり、また、メイン基板のグランドに接続する機
能を有する。
【0043】また、図9及び図10に示すように、ソケ
ットコネクタ15のインシュレータ61には、小型基板
35の一端が装着されるように、前方に開口した開口部
58を備えている。開口部58の天井面には溝15が、
ソケットコネクタ15の前後方向に設けられ、開口部5
8の底面には図示しない溝が、ソケットコネクタ15の
前後方向に設けられており、その中に、細長い導体から
なるコンタクト11,12の夫々の接点部11a及び1
2aが収容されている。
【0044】コンタクト11,12の山形の接点部11
a,12aから図では後方に伸び、インシュレータ61
を貫通して、下方に屈曲して伸び、さらに、コンタクト
11,12は、後方に屈曲して図では後方に水平に伸
基板に表面実装するための端子部11c,12cが夫
々形成されている。
【0045】尚、図9及び図10においては、コンタク
ト11,12の接点部11a,12aは、小型基板35
を開口部58の斜め上方から装着する際に、下方のコン
タクト12の接点部12aに負荷をかけないように、上
方のコンタクト11の接点部11aよりも前方に位置ず
れさせて設けられている。
【0046】また、図9及び図10の例においては、コ
ンタクト11,12の端子部11c,12cは、ソケッ
トコネクタ10の幅方向に並ぶとともに、前後方向に同
じ位置に設けられているが、前後方向の位置ずれした位
置に設けることも可能である。
【0047】次に,本発明の第4の実施の形態による小
型基板接続構造におけるソケットコネクタへの小型基板
の装着動作について、図9及び図10を参照して説明す
る。
【0048】まず、図9に示す様に、小型基板35の一
端をソケットコネクタ15に斜めに挿入する。次に、矢
印64に示すように、小型基板35の他端を下降させ
て、小型基板35がソケットコネクタ15と水平になっ
たとき、つまり小型基板35の信号コンタクト32とソ
ケットコネクタ15の信号コンタクトの接点部11a、
12aが接触して接続状態になった時に、小型基板35
の表面の電気接続パッド33と基板係止ラッチ22の接
点部26の頂点26aが接触して、電気接続される。そ
の際に、図10に示すように、接点部26によって、小
型基板35の裏面は、常に上方に付勢されるが、係止片
25によって、小型基板35は、上方への移動を阻止さ
れている。逆に、小型基板35をソケットコネクタ15
から離脱するには、基板係止ラッチ22の突出片24を
外側に移動させれば、係止片25による小型基板35へ
の係合がはずれて、小型基板35の他端は、接点部26
のばね力によって、図9の矢印64と逆方向に移動する
ので、小型基板35を取り出すことができる。
【0049】図11は本発明の第5の実施の形態による
小型基板接続構造を示す部分斜視図であり、基板係止ラ
ッチ36部分のみを示している。第5の実施の形態によ
る小型基板接続構造は、基板係止ラッチ36の形状以外
は、第4の実施の形態によるものと同様の構造を有して
いる。従って、第5の実施の形態においては、基板係止
ラッチ36の弾性変形部37についてのみ説明する。
【0050】図11を参照すると、第5の実施の形態に
よる基板係止ラッチ36は、2枚重ね支持部13と、支
持部13の一枚の先端側の下端部から内側に折り曲げら
れて形成されたホールドダウン14と、他の一枚の前方
に延びる弾性変形部37とを備えている。
【0051】ホールドダウン14は、第4の実施の形態
と同様に、支持部13に一側部が連結され、前後方向に
延びる水平の板状の基部17と、基部2から前方下側に
延びる傾斜部18と、傾斜部の先端から前方に延在する
とともに角型の貫通孔19aを備えた固定部19とを備
えている。
【0052】一方、支持部13の先端から延在する弾性
変形部37は、前方に延在する基部23と、基部23か
ら更に前方に外側に向かって開くように形成された突出
片24と、基部23の先端から上方に延びて、下方に折
り曲げられて形成された係止片25とを備えている点
で、第4の実施の形態と同様である。しかし、第5の実
施の形態においては、基部23の先端から下方に延び内
側水平に折れ曲がって、更に上方に屈曲して先端部が基
部の先端と隙間を置いて対向するように形成され、その
先端部において、接点38aを有する接点部38を備え
ている点で第4の実施の形態とは異なっている。第5の
実施の形態によるホールドダウン14も、第4の実施の
形態によるホールドダウンと同様な作用効果を有すると
ともに、弾性変形部37の接点部38及び係止片25も
第4の実施の形態によるものと同様な作用効果を有す
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、従来の技術ではコ
ンタクトは回路の高性能化の為に優先して信号ラインに
割り付けられ、十分な本数をグランドに割く事は難しか
ったが、本発明においては、ホールドダウンに小型基板
の表面の電気接続パッドと接触する接点を設ける事、も
しくは金属ラッチの弾性変形部に小型基板の表面の電気
接続パッドと接触する接点を設けることにより、信号ラ
インに影響を与えずにグランドラインを設ける事ができ
るソケットコネクタを提供することができる。
【0054】また、本発明によれば、ホールドダウン又
は金属ラッチとグランドラインを一体化することにより
部品点数の削減できるとともに、小型化が可能であるソ
ケットコネクタを提供することができる。
【0055】さらに、本発明によれば、前記した種々の
利点を備えたソケットコネクタと小型基板とを接続した
小型基板接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による小型基板接続
構造を示す分解組立斜視図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図1の小型基板接続構造において、小型基板装
着前の状態を示す断面図である。
【図4】図1の小型基板接続構造において、小型基板装
着した状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による小型基板接続
構造を示す部分斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による小型基板接続
構造を示す部分斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態による小型基板接続
構造を示す分解組立斜視図である。
【図8】図7のB部拡大図である。
【図9】図7の小型基板接続構造において、小型基板装
着前の状態を示す断面図である。
【図10】図7の小型基板接続構造において、小型基板
装着した状態を示す断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態による小型基板接
続構造を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1,14,20,21 ホールドダウン 2 基部 3,7c,8 接点部 3a 頂点 4 傾斜部 5 基板固定部 5a 貫通孔 7 切起し部 7a,8a 頂点部 7b 支持部 10,15 ソケットコネクタ 11,12 コンタクト 11a,12a 接点部 11c,12c 端子部 13 支持部 16 弾性変形部 17 基部 18 傾斜部 19a 貫通孔 19 固定部 22 基板係止ラッチ 23 基部 24 突出片 25 係止片 26 接点部 26a 頂点 30,35 小型基板 31 突出部 32 信号コンタクト(信号接点) 33 電気接続パッド 35 小型基板 36 基板係止ラッチ 37 弾性変形部 38 接点部 38a 接点 51,61 インシュレータ 52 ベース部 53 脚部 54 凹部 54a 溝 56 基板係止ラッチ 56a 突出部 58 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 23/02 H01R 9/09 H01R 23/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型基板をメイン基板に装着する為に用
    いられるソケットコネクタにおいて、前記小型基板の信
    号接点列と接触するコンタクト列と、前記メイン基板へ
    の機械的接続強度を強化するために、前記メイン基板へ
    の固定部が設けられたホールドダウンと、前記小型基板
    と係合して、当該小型基板の離脱を阻止する基板係止ラ
    ッチとを備え、前記ホールドダウンは、前記小型基板
    の表面に設けられたグランド用の電気接続パッド接触
    する接点部が一体に設けられ 前記小型基板を当該ソケットコネクタに装着する際に、
    前記小型基板の一端を当該ソケットコネクタに対して斜
    めに挿入して、前記一端側を回転軸として回転させて、
    前記小型基板に接触する前記接点部を前記小型基板の回
    転方向に変位させて接続するとともに前記基板係止ラッ
    チによって前記基板の離脱を阻止するように構成されて
    いることを特徴とするソケットコネクタ。
  2. 【請求項2】 小型基板をメイン基板に装着する為に用
    いられるソケットコネクタにおいて、前記小型基板の信
    号接点列と接触するコンタクト列と、前記メイン基板へ
    の機械的接続強度を強化するために、前記メイン基板へ
    の固定部が設けられたホールドダウンと、前記小型基板
    が装着された際に前記小型基板をラッチする基板係止ラ
    ッチを備えたソケットコネクタにおいて、 前記基板係止ラッチには、前記小型基板の表面に設けら
    れたグランド用の電気接続パッドと接触する接点部が一
    体に設けられ、 前記基板係止ラッチと、前記ホールドダウンとは一体に
    形成され、 前記小型基板を当該ソケットコネクタに装着する際に、
    前記小型基板の一端を当該ソケットコネクタに対して斜
    めに挿入して、前記一端側を回転軸として回転させて、
    前記小型基板に接触する前記接点部を前記小型基板の回
    転方向に変位させて接続するとともに前記基板係止ラッ
    チによって前記小型基板の離脱を阻止するように構成さ
    れていることを特徴とするソケットコネクタ。
  3. 【請求項3】 小型基板をメイン基板に装着する為に用
    いられるソケットコネクタと前記ソケットコネクタに装
    着される前記小型基板とを備えた小型基板接続構造にお
    いて、 前記小型基板はその表面の一部にグランドに接続された
    グランド用電気接続パッドを備え、 前記ソケットコネクタは、前記小型基板の信号接点列と
    接触するコンタクト列と、前記メイン基板への機械的接
    続強度を強化するために、前記メイン基板への固定部が
    設けられたホールドダウンと、前記小型基板と係合し
    て、当該小型基板の離脱を阻止する基板係止ラッチと
    備え、 前記ホールドダウンは、前記グランド用電気接続パッ
    ドと接触する接点部が一体に設けられ、前記小型基板を
    当該ソケットコネクタに装着する際に、前記小型基板の
    一端を当該ソケットコネクタに対して斜めに挿入して、
    前記一端側を回転軸として回転させて、前記小型基板に
    接触する前記接点部を前記小型基板の回転方向に変位さ
    せて接続するとともに前記基板係止ラッチによって前記
    小型基板の離脱を阻止するように構成されていることを
    特徴とする小型基板接続構造。
  4. 【請求項4】 小型基板をメイン基板に装着する為に用
    いられるソケットコネクタと前記ソケットコネクタに装
    着される小型基板とを備えた小型基板接続構造におい
    て、 前記小型基板はその表面の一部にグランドに接続された
    グランド用電気接続パッドを備え、 前記ソケットコネクタは、前記小型基板の信号接点列と
    接触するコンタクト列と、前記メイン基板への機械的接
    続強度を強化するために、前記メイン基板への固定部が
    設けられたホールドダウンと、前記小型基板が装着され
    た際に前記小型基板をラッチする基板係止ラッチを備
    え、 前記基板係止ラッチと前記ホールドダウンとは一体に形
    成され、 前記基板係止ラッチには前記小型基板の表面に設けられ
    たグランド用の電気接続パッド接触する接点部が一体
    に設けられ 前記小型基板を当該ソケットコネクタに装着する際に、
    前記小型基板の一端を当該ソケットコネクタに対して斜
    めに挿入して、前記一端側を回転軸として回転させて、
    前記小型基板に接触する前記接点部を前記小型基板の回
    転方向に変位させて接続するとともに前記基板係止ラッ
    チによって前記小型基板の離脱を阻止するように構成さ
    れていることを特徴とするソケットコネクタ。
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