JP3370833B2 - 録画装置 - Google Patents

録画装置

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JP3370833B2
JP3370833B2 JP28214195A JP28214195A JP3370833B2 JP 3370833 B2 JP3370833 B2 JP 3370833B2 JP 28214195 A JP28214195 A JP 28214195A JP 28214195 A JP28214195 A JP 28214195A JP 3370833 B2 JP3370833 B2 JP 3370833B2
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勲 馬島
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、録画装置に関す
る。詳しくは、第1の設定時刻から第2の設定時刻まで
はテレビ放送の映像信号及び音声信号を記録媒体に記録
すると共に、第1の設定時刻前及び第2の設定時刻後の
双方又はいずれか一方の所定時間はその記録媒体にFM
多重放送の画像信号を記録するモードを設けることによ
って、テレビ放送番組とそのテレビ放送番組放送時のF
M多重放送の文字情報番組とを一つの記録媒体に簡単に
録画できるようにした録画装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用のビデオテープレコーダ
(以下、「VTR」という)は、テレビ放送のタイマ録
画や見ているテレビ放送番組以外のいわゆる裏番組の録
画及びそれらの再生に利用されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VTRでテ
レビ放送番組を録画したテープに、そのテレビ放送番組
に加えて録画時の社会状況例えば社会の趨勢及び経済状
況等が記録されていると、再生時に録画時の状況が生々
しく感じられて録画したテレビ放送番組の迫力がよりい
っそう増す。
【0004】このような磁気テープに録画する社会状況
のソースとしては、FM多重放送のニュース、スポーツ
情報、天気予報、交通情報、エンターテイメント情報等
の文字情報番組が非常に適している。
【0005】また、タイマなどでラジオ放送も録音した
い場合、テレビ放送録画用のVTRとラジオ放送の録音
装置を別個にタイマーセットしなければならず、その再
生の際にもそれぞれ再生操作しなければならず面倒であ
る。ラジオ放送を録音したものを再生するときにも、何
らかの画像があれば、目と耳とで番組を楽しむことがで
きて非常に使い勝手がよいと考えられるが、ラジオ放送
の音声と文字情報の両方を記録しておくことはできなか
った。
【0006】そこで、この発明では、テレビ放送番組と
そのテレビ放送番組放送時のFM多重放送の文字情報番
組あるいはFM多重放送の音声と文字情報とを一つの記
録媒体に簡単に録画できる録画装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る録
画装置は、テレビ放送信号と第1の局部発振信号とを混
合してテレビ中間周波信号を出力するテレビ放送選局部
と、テレビ中間周波信号に含まれる映像中間周波信号と
音声中間周波信号とから音声第2中間周波信号を取り出
すと共に映像中間周波信号を増幅する映像中間周波増幅
回路と、映像中間周波信号を検波処理して映像信号とし
て出力する映像検波回路と、音声第2中間周波信号を検
波処理してテレビ放送音声信号として出力する第1の音
声検波回路と、FM多重放送信号と第2の局部発振信号
とを混合してFMラジオ中間周波信号を出力するFMラ
ジオ放送選局部と、FMラジオ中間周波信号を検波処理
してFMラジオ放送音声信号として出力する第2の音声
検波回路と、FMラジオ放送音声信号から多重データ信
号を取り出してこの多重データ信号による文字図形情報
を表示するための画像信号を出力するFM多重データ受
信部と、映像信号、テレビ放送音声信号及び画像信号を
記録媒体に記録する記録部と、テレビ放送信号の録画開
始時刻及び録画終了時刻を設定する入力部と、録画開始
時刻を第1の設定時刻として、及び録画終了時刻を第2
の設定時刻として記憶する記憶部とを備え、第1の設定
時刻から第2の設定時刻までは映像信号及びテレビ放送
音声信号を記録部で記録媒体に記録すると共に、第1の
設定時刻前及び第2の設定時刻後の双方またはいずれか
一方の所定時間は画像信号を記録部で記録媒体に記録す
るモードを設けたものである。請求項4の発明に係る録
画装置は、テレビ放送信号と第1の局部発振信号とを混
合してテレビ中間周波信号を出力するテレビ放送選局部
と、テレビ中間周波信号に含まれる映像中間周波信号と
音声中間周波信号とから音声第2中間周波信号を取り出
すと共に映像中間周波信号を増幅する映像中間周波増幅
回路と、映像中間周波信号を検波処理して映像信号とし
て出力する映像検波回路と、音声第2中間周波信号を検
波処理してテレビ放送音声信号として出力する第1の音
声検波回路と、FM多重放送信号と第2の局部発振信号
とを混合してFMラジオ中間周波信号を出力するFMラ
ジオ放送選局部と、FMラジオ中間周波信号を検波処理
してFMラジオ放送音声信号として出力する第2の音声
検波回路と、FMラジオ放 送音声信号から多重データ信
号を取り出してこの多重データ信号による文字図形情報
を表示するための画像信号を出力するFM多重データ受
信部と、映像信号、テレビ放送音声信号及び画像信号を
記録媒体に記録する記録部と、テレビ放送信号の録画を
開始させる入力部とを備え、録画開始入力時から所定時
間経過後に映像信号及びテレビ放送音声信号を記録部で
記録媒体に記録すると共に、録画開始入力後の所定時間
経過前は画像信号を記録部で記録媒体に記録するモード
を設けたものである。 請求項5の発明に係る録画装置
は、テレビ放送信号と第1の局部発振信号とを混合して
テレビ中間周波信号を出力するテレビ放送選局部と、テ
レビ中間周波信号に含まれる映像中間周波信号と音声中
間周波信号とから音声第2中間周波信号を取り出すと共
に映像中間周波信号を増幅する映像中間周波増幅回路
と、映像中間周波信号を検波処理して映像信号として出
力する映像検波回路と、音声第2中間周波信号を検波処
理してテレビ放送音声信号として出力する第1の音声検
波回路と、FM多重放送信号と第2の局部発振信号とを
混合してFMラジオ中間周波信号を出力するFMラジオ
放送選局部と、FMラジオ中間周波信号を検波処理して
FMラジオ放送音声信号として出力する第2の音声検波
回路と、FMラジオ放送音声信号から多重データ信号を
取り出してこの多重データ信号による文字図形情報を表
示するための画像信号を出力するFM多重データ受信部
と、映像信号、テレビ放送音声信号及び画像信号を記録
媒体に記録する記録部と、テレビ放送信号の録画を終了
させる入力部とを備え、録画終了入力時に映像信号及び
テレビ放送音声信号を記録部で記録媒体に記録すること
を終了させると共に、録画終了入力後の所定時間経過前
は画像信号を記録部で記録媒体に記録するモードを設け
たものである。
【0008】請求項1の発明に係る録画装置では、第1
の設定時刻から第2の設定時刻まではテレビ放送番組に
係る映像信号及び音声信号が記録部で記録媒体に記録さ
れ、その記録媒体には第1の設定時刻前及び第2の設定
時刻後の双方又はいずれか一方の所定時間はFM多重放
送の文字情報番組に係る画像信号が記録部で記録され
る。また、請求項4の発明に係る録画装置では、録画開
始入力時から所定時間経過後に映像信号及びテレビ放送
音声信号が記録部で記録媒体に記録され、その記録媒体
には録画開始入力後の所定時間経過前は画像信号が記録
部で記録される。 また、請求項5の発明に係る録画装置
では、録画終了入力時に映像信号及びテレビ放送音声信
号を記録部で記録媒体に記録することを終了させると共
に、録画終了入力後の所定時間経過前は画像信号が記録
部で記録媒体に記録される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態を説明する。
【0010】図1は、実施の形態としてビデオテープレ
コーダの構成を示している。図1に示すビデオテープレ
コーダ10は、テレビ放送選局部1、映像受信部2、F
Mラジオ放送選局部3、音声受信部4、FM多重データ
受信部5、記録信号処理部6、記録部7、再生信号処理
部8及びシステムコントローラを構成するマイクロコン
ピュータ(以下、「マイコン」という)9を有してい
る。
【0011】テレビ放送選局部1は、高周波増幅回路1
1と、周波数変換回路を構成する局部発振回路12及び
テレビ放送混合回路13とを有している。
【0012】高周波増幅回路11には、テレビ放送受信
用アンテナATTVで捕らえられた高周波のテレビ放送信
号STVBが供給される。高周波増幅回路11では、アン
テナATTVより供給されるテレビ放送信号STVBの中か
ら、希望するチャネルに相当する帯域の信号のみが同調
により選択される。選択された信号(以下、「テレビチ
ャネル信号」という)STCHは次段の処理に必要なレベ
ルまで増幅されて混合回路13に供給される。なお、同
調周波数はマイコン9によって制御される。
【0013】また、局部発振回路12からは、テレビ放
送を受信するように設定されているときには、高周波増
幅回路11で選択されるテレビチャネル信号STCHの映
像搬送波周波数より58.75MHzだけ高い周波数の
局部発振信号STLOが出力される。例えば、希望するチ
ャネルが1チャネルの場合、局部発振回路12が出力す
る局部発振信号の周波数fTLOは150.0MHzであ
る。なお、この発振周波数はマイコン9によって制御さ
れる。
【0014】混合回路13には、高周波増幅回路11よ
りテレビチャネル信号STCHが供給されると共に局部発
振回路12より局部発振信号STLO(周波数fTLO)が供
給されて両信号が混合される。そして、混合回路13か
らは、その出力部に配された共振回路でもって両信号の
差の周波数の信号のみが取り出され、これがテレビ中間
周波信号STIFとして映像受信部2に供給される。
【0015】映像受信部2は、映像中間周波増幅回路2
1と、映像検波回路22とを有している。
【0016】映像中間周波増幅回路21には、テレビ放
送選局部1よりテレビ中間周波信号STIF(58.75M
Hzの映像中間周波信号及び54.25MHzの音声中
間周波信号)が供給されて増幅される。増幅された映像
中間周波信号SVIFは映像検波回路22に供給されてA
M検波処理され、このAM検波処理によって取り出され
た映像信号SVは、切替スイッチSW1のa側の固定端
子に供給される。
【0017】また、映像中間周波増幅回路21では、上
述したテレビ中間周波信号STIFが振幅検波されて、音
声搬送周波数が4.5MHzの音声第2中間周波信号S
2IF(映像中間周波信号及び音声中間周波信号の差信
号)が取り出される。この取り出された音声第2中間周
波信号S2IFは、切替スイッチSW2のd側の固定端子
に供給される。
【0018】FMラジオ放送選局部3は、高周波増幅回
路31と、分周器32と、FMラジオ放送混合回路33
とを有している。
【0019】高周波増幅回路31には、FMラジオ放送
受信用アンテナATFMで捕らえられた高周波のFMラジ
オ放送信号SFMBが供給される。高周波増幅回路31で
は、アンテナATFMより供給されるFMラジオ放送信号
FMBの中から、希望するチャネルに相当する帯域の信
号のみが同調により選択される。選択された信号(以
下、「FMチャネル信号」という)SFCHは、次段の処
理に必要なレベルまで増幅されて混合回路33に供給さ
れる。なお、同調周波数はマイコン9によって制御され
る。
【0020】分周器32には、テレビ放送選局部1の局
部発振回路12より局部発振信号S TLO(周波数fTLO
が供給されて1/2に分周される。この分周信号SDEM
(周波数fTLO/2)は混合回路33に供給される。こ
の場合、局部発振回路12より出力される局部発振信号
の周波数は、FMラジオ放送を受信するように設定され
ているときには、分周信号SDEMの周波数がFMチャネ
ル信号SFCHの搬送波周波数より4.5MHzだけ低くあ
るいは高くなるように、マイコン9によって制御され
る。例えば、希望するFMチャネル信号SFCHの搬送波
周波数が82.5MHzであるときは、分周信号SDEM
周波数が78.0MHzあるいは87.0MHzになるよ
うに周波数156MHzあるいは174MHzの局部発
振信号が局部発振回路12より出力される。
【0021】混合回路33には、高周波増幅回路31よ
りFMチャネル信号SFCHが供給されると共に分周器3
2より第2の周波数信号としての分周信号SDEMが供給
されて両信号が混合される。そして、混合回路33から
は、その出力部に配された共振回路でもって両信号の差
の周波数の信号のみが取り出され、これがFMラジオ中
間周波信号SFIFとして、切替スイッチSW2のe側の
固定端子に供給される。
【0022】このように、映像受信部2の映像中間周波
増幅回路21より出力される音声第2中間周波信号S
2IFは切替スイッチSW2のd側の固定端子に供給さ
れ、混合回路33より出力されるFMラジオ中間周波信
号SFIFは切替スイッチSW2のe側の固定端子に供給
される。
【0023】音声受信部4は、音声中間周波増幅回路4
1と、音声検波回路42とを有している。
【0024】音声中間周波増幅回路41は4.5MHz
のバンドパスフィルタを有して構成される。音声中間周
波増幅回路41には、切替スイッチSW2の可動端子f
より音声第2中間周波信号S2IF又はFMラジオ中間周
波信号SFIFが供給され、帯域制限処理及び増幅処理さ
れて中間周波信号SIFが取り出される。
【0025】音声検波回路42には、音声中間周波増幅
回路41で取り出された中間周波信号SIFが供給され
てFM検波処理が行われる。このFM検波処理によって
取り出された音声信号SAは、FM多重データ受信部5
に供給されると共に、図示しない音声信号処理部を介し
て記録部7に供給される。
【0026】また、切替スイッチSW2の切替動作はマ
イコン9によって制御される。テレビ放送を受信するよ
うに設定されているときには、切替スイッチSW2の可
動端子fはd側の固定端子に接続され、FMラジオ放送
を受信するように設定されているときには、可動端子f
はe側の固定端子に接続される。
【0027】マイコン9にはメモリが内蔵され、キー操
作部16及び現在時刻のデータを得るための時計回路1
7が接続される。上述した、テレビ放送受信の設定やF
Mラジオ放送受信の設定は、キー操作部16や図示しな
いリモートコントロール用の送信機をユーザが操作する
ことで行われる。
【0028】FM多重データ受信部5は、FM多重デー
タ復調回路51と、RAM(ランダムアクセスメモリ)
52と、文字図形情報その他の画像情報を出力するオン
スクリーンディスプレイ回路(以下、「OSD回路」と
いう)53とを有している。
【0029】再生信号処理部8は、再生信号増幅回路8
1と、ハイパスフィルタ82と、ローパスフィルタ83
と、周波数復調回路84と、周波数高域変換回路85
と、Y/C混合回路86とを有している。
【0030】再生信号増幅回路81には、磁気ヘッド7
1で再生された磁気テープの再生信号が切替スイッチS
W3のh側の固定端子より供給されて次段以降の処理に
必要なレベルまで増幅される。
【0031】ハイパスフィルタ回路82には、再生信号
増幅回路81で増幅された再生信号が供給されてFM変
調輝度信号が取り出される。また、ローパスフィルタ回
路83には、再生信号増幅回路81で増幅された再生信
号が供給されて低域変換色信号が取り出される。
【0032】周波数復調回路84には、ハイパスフィル
タ回路82よりFM変調輝度信号が供給されて復調され
る。また、周波数高域変換回路85には、ローパスフィ
ルタ回路83より低域変換色信号が供給されて、色搬送
周波数が周波数が3.58MHzの色信号に周波数変換
される。
【0033】Y/C混合回路86には、周波数復調回路
84より出力される輝度信号と周波数高域変換回路85
より出力される色信号とが供給されて混合される。RF
コンバータ15には、スイッチSW4の可動端子kがj
側の固定端子に接続されることにより、Y/C混合回路
86より再生映像信号が供給されて、例えば、1チャネ
ルや2チャネルに相当するテレビ放送信号に変換され
る。変換されたテレビ放送信号はテレビ受像機のアンテ
ナ入力端子に接続される。
【0034】以下、FMラジオ放送選局部3で選局され
たFMラジオ放送が多重放送である場合について説明す
る。
【0035】FM多重データ復調回路51には、音声検
波回路42で取り出されたFMラジオ放送音声信号SA
F(FMコンポジット信号)が供給されて、周波数54
kHz以下の成分(主チャネル信号、副チャネル信号、
パイロット信号等の音声信号)が取り除かれて中心周波
数が76kHzの多重データ信号SMDのみが取り出され
る。さらに、その多重データ信号SMDにディジタル復調
処理や誤り訂正処理が行われてディジタルデータが取り
出される。
【0036】RAM52には、FM多重データ復調回路
51で復調されたディジタルデータがマイコン9の制御
によって格納される。
【0037】OSD回路53には、マイコン9の制御に
よって、RAM52に格納されたディジタルデータが供
給される。なお、キー操作部16やリモートコントロー
ル用の送信機をユーザが操作することによって文字図形
情報を受信するように設定されているときには、マイコ
ン9はディジタルデータに付加された識別番号を判別し
て、その設定された番組のディジタルデータのみをOS
D回路53に供給する。
【0038】OSD回路53では、RAM52より読み
出されるFM多重放送番組のディジタルデータに基づい
て、その文字図形情報を表示するための画像信号が形成
される。この画像信号は、スイッチSW1のb側の固定
端子に供給される。
【0039】文字情報番組を受信するように設定されて
いるときには、スイッチSW1の可動端子cがb側の固
定端子に接続されて、画像信号SCHRがOSD回路53
より記録信号処理部6及びスイッチSW4のl側の固定
端子に供給される。
【0040】スイッチSW4は、映像信号あるいは画像
信号が入力されるl側と後述する再生信号が入力される
j側の固定端子を有し、その切替動作はマイコン9によ
って制御される。すなわち、受信された信号をモニター
する場合には可動端子kはl側の固定端子に接続され、
記録された信号を再生する際には可動端子kはj側の固
定端子に接続される。これにより、RFコンバータ15
に各信号が供給される。
【0041】記録信号処理部6は、Y/C分離回路61
と、周波数変調回路62と、周波数低域変換回路63
と、Y/C混合回路64と、記録信号増幅回路65とを
有している。
【0042】Y/C分離回路61には、切替スイッチS
W1の可動端子cよりテレビ放送の映像信号SV又はF
M多重放送の画像信号SCHRが供給される。Y/C分離
回路61は、くし形フィルタや3.58MHz付近の信
号だけを通過させるバンドパスフィルタを有して構成さ
れ、映像信号SV又は画像信号SCHRは、輝度信号と色
信号とに分離される。
【0043】周波数変調回路62には、Y/C分離回路
61より輝度信号が供給されてFM変調される。周波数
低域変換回路63には、Y/C分離回路61より周波数
3.58MHzの色信号が供給されて約0.7MHzの低
周波数の信号に変換される。
【0044】Y/C混合回路64には、周波数変調回路
62でFM変調された輝度信号と周波数低域変換回路6
3で低周波数の信号に変換された色信号とが供給されて
両者が混合される。記録信号増幅回路65には、Y/C
混合回路6より混合信号が供給されて磁気テープへの記
録に最適なレベルに増幅される。この増幅信号は切替ス
イッチSW3の固定端子gに出力される。
【0045】以上の構成において、テレビ放送を受信す
るように設定がされているときには、キー操作で選局さ
れたテレビチャネル用の局部発振信号が局部発振回路1
2より混合回路13に供給される。混合回路13より出
力されるテレビ中間周波信号は映像受信部2の映像中間
周波増幅回路21に供給される。映像中間周波増幅回路
21より出力される音声第2中間周波信号は切替スイッ
チSW2のd側の固定端子に供給される。このとき、切
替スイッチSW2の可動端子fがd側の固定端子に接続
されて、音声第2中間周波信号が音声受信部4に供給さ
れる。これにより、選局したテレビ放送番組の音声信号
が、音声受信部4の音声検波回路42から記録部7に供
給される。一方、映像受信部2の映像検波回路22より
出力される映像信号は切替スイッチSW1のa側の固定
端子に供給される。このとき、切替スイッチSW1の可
動端子cはa側の固定端子に接続されて、映像信号が記
録信号処理部6に供給される。この映像信号は記録信号
処理部6で記録信号に変えられる。
【0046】また、FMラジオ放送を受信するように設
定されているときは、キー操作部16で選局されたFM
チャネル用の局部発振信号が局部発振回路12より出力
され、分周器32で分周されて混合回路33に供給され
る。混合回路33から出力されるFMラジオ中間周波信
号は、切替スイッチSW2のe側の固定端子に供給され
る。このとき、切替スイッチSW2の可動端子fがe側
の固定端子に接続されて、FMラジオ中間周波信号が音
声受信部4に供給される。これにより、選局したFMラ
ジオ放送の音声信号が、音声検波回路42から記録部7
に供給される。また、音声検波回路42より出力される
音声信号は、FM多重データ受信部5にも供給される。
選局したFMラジオ放送が多重放送であって、文字情報
番組を受信するように設定がされているときには、その
文字情報番組の文字情報の画像信号が、FM多重データ
受信部5より切替スイッチSW1のb側の固定端子に供
給される。このとき、切替スイッチSW1の可動端子c
がb側の固定端子に接続されて、文字情報番組の文字図
形情報の画像信号が記録信号処理部6に供給される。こ
の画像信号は記録信号処理部6で記録信号に変えられ
る。
【0047】録画モードに設定されているときや後述す
る予約録画モード設定が設定されていてその録画時刻に
なったときには、切替スイッチSW3の可動端子iがマ
イコン9によって制御されて固定端子gに接続される。
このため、記録信号としての記録信号増幅回路65の出
力信号が記録部7の磁気ヘッド71に供給されて、磁気
テープに記録される。
【0048】一方、再生モードに設定されているときに
は、磁気テープに記録された映像信号が磁気ヘッド71
によって再生されてスイッチSW3の可動端子iに供給
される。このとき、切替スイッチSW3の可動端子i
は、マイコン9によって制御されて固定端子hに接続さ
れ、磁気ヘッド71で再生された再生信号が再生信号処
理部8に供給される。
【0049】なお、キー操作部16やリモートコントロ
ール用の送信機には、上述した「録画モード」、設定時
間に放送番組を録画する「予約録画モード」、「再生モ
ード」のそれぞれに設定するための各選択ボタンが配設
される。
【0050】「予約録画モード」の選択ボタンは、一回
押圧する毎に、下位モードとしての以下の〜の3つ
のモードと「予約録画モード」を解除するモードにサイ
クリックに切り替えられる。
【0051】設定された録画開始時刻から録画終了時
刻まで設定チャネルのテレビ放送を録画するモード(以
下、「テレビ録画モード」という) 第1の設定時刻としての録画開始時刻から第2の設定
時刻としての録画終了時刻まで設定チャネルのテレビ放
送を録画する共に、テレビ放送の録画の前後にFM多重
放送の文字情報番組を録画するモード(以下、「テレビ
&文字情報録画モード」という) 設定された録画開始時刻から録画終了時刻まで設定チ
ャネルのFM多重放送の文字情報番組及び音声を録画・
録音するモード(以下、「文字情報録画モード」とい
う) なお、「録画モード」においても、その選択ボタンによ
って上記3モードを選択できるようになっている。「テ
レビ&文字情報録画モード」を選択したときは、録画開
始ボタンの押圧に対応してテレビ放送を録画する前にF
M多重放送の文字情報番組を所定時間録画すると共に、
録画終了ボタンの押圧に対応してテレビ放送の録画を終
了した後にFM多重放送の文字情報番組を所定時間録画
する。
【0052】なお、上記各モードでの、録画開始時刻、
録画終了時刻、放送チャネル、FM多重放送の番組等の
設定を行うための選択は、全てキー操作部16やリモー
トコントロール用の送信機のキー操作で行われる。
【0053】キー操作によって、「予約録画モード」で
「テレビ&文字情報録画モード」に設定される場合、マ
イコン9は、図2のフローチャートに沿ってシステムの
動作を制御する。
【0054】以下、図2に基づいて「テレビ&文字情報
録画モード」における動作を説明する。
【0055】キー操作部16やリモートコントロール用
の送信機のキー操作によって使用者が、録画したいテレ
ビ放送の番組等に合わせて、チャネル、録画開始時刻、
録画終了時刻、そのテレビ放送の前後に録画するFM文
字情報番組のチャネル等を入力し、「予約録画モード」
の選択ボタンを1回押圧すると、「テレビ&文字情報録
画モード」に設定されてビデオテープレコーダ10は電
源オフ状態とされる。
【0056】図2において、まず、ステップST1で
は、時計回路17より出力される現在時刻のデータとマ
イコン9の内蔵メモリに記憶された第1の設定時刻とし
てのテレビ放送の録画開始時刻(以下、単に「開始時
刻」という)のデータとを比較してその「開始時刻」の
「30秒前」になったか否かを判定する。この判定は、
現在時刻が開始時刻の「30秒前」になるまで繰り返し
行われる。
【0057】ステップST1で「開始時刻」の「30秒
前」になったと判定するときは、ステップST2に進
み、FMラジオ放送選局部3の電源をオンして設定され
たFMラジオ放送のチャネルの選局を開始すると共に、
スイッチSW2の可動端子fをe側の固定端子に接続
し、ステップST3に進む。なお、この「30秒前」と
いう時間は、キー操作によって使用者が自由に変更可能
である。
【0058】ステップST3では、多重データ復調回路
51でディジタル復調処理や誤り訂正処理された設定F
Mチャネルの文字情報に係るディジタルデータのRAM
53への格納を開始してステップST4に進む。
【0059】ステップST4では、録画の頭切れを防止
するために、記録部7に装填した磁気テープをローディ
ングしてステップST5に進む。
【0060】ステップST5では、キー操作によってチ
ャネル指定された文字情報番組のチャネルのディジタル
データのRAM52への格納が全て終了したかどうかを
判定する。この判定は、RAM53への格納が終了する
まで繰り返し行われる。格納が終了したと判定したらス
テップST6に進む。
【0061】ステップST6では、スイッチSW1の可
動端子cをb側の固定端子に接続して、OSD回路53
より出力される指定された文字情報番組に係る画像信号
を、記録信号処理部6に供給する。また、記録信号処理
部6で記録信号に変えられた画像信号の録画を開始する
と共に、その開始時刻からの経過時間のカウントを開始
して、ステップST7に進む。
【0062】ここで、FM多重放送の文字情報は、一つ
の番組(例えばニュース&スポーツ等)で、全角で15
文字*2行を1頁として30頁の情報があり、モニタの
画面上では一つの画面につき10〜20行が表示できる
ので3〜6画面になると考えられる。1画面当たり3秒
とすれば、最大18秒で一つの文字情報番組の全ての文
字情報を録画することができる。
【0063】ステップST7では、ステップST6にお
ける文字情報の録画開始時刻から3秒経過したか否かの
判定を繰り返すと共に、磁気テープにはFM多重放送番
組の5〜10頁分の情報が画面中に録画される。3秒経
過したと判定するときは、ステップST8に進む。
【0064】ステップST8では、文字情報に次画面が
あるか否かを判定し、次画面があるときはステップST
9に進んで次の文字情報の画面に更新した後、ステップ
ST7に戻る。
【0065】ステップST8で次画面がないと判定する
ときは、ステップST10に進んで記録部7を制御して
録画を一次中断(ポーズ)して、ステップST11に進
む。
【0066】ステップST11では、時計回路17より
出力される現在時刻のデータとマイコン9の内蔵メモリ
に記憶された「開始時刻」とを比較してその「開始時
刻」になったか否かを判定する。この判定は、現在時刻
が「開始時刻」になるまで繰り返し行う。
【0067】ステップST11で現在時刻が「開始時
刻」なったと判定するときは、ステップST12に進
み、FMラジオ放送の選局を中止してテレビ放送選局1
で設定チャネルの選局を開始する。
【0068】ステップST12では更に、スイッチSW
1の可動端子cをa側の固定端子に接続してテレビ放送
選局部1で選局されたテレビ放送の映像信号を記録信号
処理部6に供給すると共に、スイッチSW2の可動端子
fをd側の固定端子に接続してテレビ放送選局部1で選
局されたテレビ放送の音声信号を図示しない音声信号処
理部を介して音声検波回路42より記録部7に出力す
る。
【0069】続いて、ステップST13に進み、記録信
号処理部6で記録信号に変えられたテレビ放送番組の映
像信号の録画を記録部7で開始し、ステップST14に
進む。
【0070】ステップST14では、時計回路17より
出力される現在時刻のデータとマイコン9の内蔵メモリ
に記憶された第2の設定時刻としてのテレビ放送の録画
終了時刻(以下、単に「終了時刻」という)のデータと
を比較してその「終了時刻」になったか否かをその時刻
になるまで繰り返し行う。現在時刻が「終了時刻」にな
ったと判定するときは、ステップST15に進む。
【0071】ステップST15では、記録部7でのテレ
ビ放送の録画を一次中断して、ステップST16に進
む。なお、図3に、以上のステップにより録画した磁気
テープの内容の一例を示す。
【0072】ステップST16では、テレビ放送選局部
1でのテレビ放送の選局を中止する。更に、ステップS
T2と同様に、FMラジオ放送選局部3の電源をオンし
て、設定されたFMラジオ放送のチャネルの選局を再び
開始すると共に、スイッチSW2の可動端子fをe側の
固定端子に接続してステップST17に進む。
【0073】ステップST17では、ステップST3と
同様に、文字情報番組のディジタルデータのRAM53
への格納を開始してステップST18に進む。
【0074】ステップST18では、ステップST5と
同様に、指定された文字情報番組のディジタルデータの
RAM52への格納が終了したかどうかを判定する。こ
の判定は、RAM52への格納が終了するまで続き、格
納が終了したと判定したらステップST19に進む。
【0075】ステップST19では、ステップST6と
同様に、スイッチSW1の可動端子cをb側の固定端子
に接続し、OSD回路53より文字情報を出力して記録
信号処理部6にその信号を供給し、指定された文字情報
番組の録画を記録部7で再開すると共に、これもステッ
プST6と同様に、録画再開の時刻からの経過時間のカ
ウントを開始して、ステップST20に進む。
【0076】ステップST20では、ステップST7と
同様に、ステップST18における文字情報の録画再開
時刻から3秒経過したか否かを判定する。この判定が繰
り返されている間、磁気テープには同画面の情報が録画
される。3秒経過したと判定するときは、ステップST
21に進んで、文字情報に次画面があるか否かを判定
し、次画面があるときは、ステップST22に進んでス
テップST9と同様に次の文字情報の画面に更新した
後、ステップST20に戻る。これによって、15文字
*2行を1頁として一つの番組の30頁の文字情報を3
〜6画面で録画することができる。
【0077】ステップST21で次画面がないと判定す
るときは、ステップST23に進んで記録部7を制御し
て磁気テープへの録画を終了すると共に、FMラジオ放
送選局部3の電源もオフしてFMラジオ放送の選局を中
止する。
【0078】次に、本形態におけるメニュー表示の一例
を図4に示す。本形態においては、「予約録画モード」
において、キー操作部の操作により各設定が行われる
と、その設定がモニタの画面上に表示される。
【0079】図4に示すように、1から6までの6種類
の録画予約が可能であり、通常のタイマ録画時のメニュ
ー表示(録画開始時刻、録画終了時刻、テレビチャネ
ル、録画モード等)に加えて、文字情報を録画するか否
かを区別するために「文字情報」欄が設けられている。
【0080】たとえば、「テレビ&文字情報録画モー
ド」での予約が行われた場合には、予約1や予約2に示
すように「文字情報」の欄は「有」と表示される。一
方、文字情報を録画全く録画しない、通常の「テレビ録
画モード」での予約が行われた場合には、予約3に示す
ように「文字情報」の欄は「無」と表示される。
【0081】また、「テレビ&文字情報録画モード」で
の予約が行われた場合には、予約1や予約2に示すよう
に、「文字情報CH」の欄にはキー操作によって選択さ
れたニュース&スポーツ、天気予報、交通情報、エンタ
ーテイメント等の文字情報番組の種類が表示される。
【0082】また、「文字情報録画モード」での予約が
行われた場合には、予約4に示すように、他のモードで
はテレビチャネルを表示する「CH」欄に「FM」の表
示がされると共に、「文字情報」の欄には「有」が、ま
た「文字情報CH」の欄には選択された文字情報番組の
種類が表示される。
【0083】なお、本実施の形態における記録媒体とし
ての磁気テープは、一般に、表示されている時間よりも
若干長めにされていることが殆どである。よって、本実
施の形態のように、テレビ放送番組を磁気テープの表示
時間と同じ時間録画し、更にそこに数秒の文字情報を録
画しても、磁気テープが切れてしまうといった不具合は
起こりにくいものと思われる。よって使用者は、FM文
字情報の録画を行うことで特別に磁気テープの録画時間
を考慮する必要はない。磁気テープの残存部分を有効に
使うこともできる。
【0084】以上説明したように、本形態によれば、
「予約録画モード」で「テレビ&文字情報録画モード」
に設定されているときには、第1の設定時刻としての
「開始時刻」の30秒前になると、FMチャネル用の局
部発振信号が局部発振回路12より出力され、それが分
周器32で分周されて混合回路33に供給される。混合
回路33から出力される文字多重放送のFMラジオ中間
周波信号は、切替スイッチSW2のe側の固定端子に供
給される。切替スイッチSW2の可動端子fはe側の固
定端子に接続されて、FMラジオ中間周波信号が音声受
信部4に供給される。音声受信部4ではFMラジオ中間
周波信号が検波処理されて、そのFMラジオ放送音声信
号がFM多重データ受信部5に供給される。FM多重デ
ータ受信部5ではFM音声放送信号から文字情報番組の
文字情報の画像信号が取り出されて、それが切替スイッ
チSW1のb側の固定端子に供給される。切替スイッチ
SW1の可動端子cはb側の固定端子に接続されて、画
像信号は記録信号処理部6に供給される。記録信号処理
部6では画像信号が記録信号に変えられて、それが切替
スイッチSW3の固定端子gに供給される。切替スイッ
チSW3の可動端子iが固定端子gに接続されて、画像
信号の記録信号が記録部7の磁気ヘッド71に供給され
る。これにより、磁気ヘッド71に接触する磁気テープ
にFM多重放送の文字情報の画像が録画される。この文
字情報の録画は設定番組の文字情報が全て録画されるま
で続けられる。
【0085】更に、第1の設定時刻としての「開始時
刻」になると、テレビチャネル用の局部発振信号が局部
発振回路12より混合回路13に供給される。混合回路
13より出力されるテレビ中間周波信号は映像受信部2
の映像中間周波増幅回路21に供給される。映像中間周
波増幅回路21より出力される音声第2中間周波信号は
切替スイッチSW2のd側の固定端子に供給される。切
替スイッチSW2の可動端子fはe側からd側の固定端
子に接続されて、音声第2中間周波信号が音声受信部4
に供給され、テレビ放送音声信号が音声受信部4の音声
検波回路42から音声信号処理部を介して記録部7に供
給される。一方、映像受信部2の映像検波回路22より
出力される映像信号は切替スイッチSW1のa側の固定
端子に供給される。切替スイッチSW1の可動端子cは
b側からa側の固定端子に接続されて、映像信号が記録
信号処理部6に供給される。この映像信号は記録信号処
理部6で記録信号に変えられて切替スイッチSW3を介
して記録部7の磁気ヘッド71に供給される。これによ
り、磁気ヘッド71に接触する磁気テープにテレビ放送
の映像が録画される。文字情報の画像が録画される。こ
の文字情報の録画は第2の設定時刻としての「終了時
刻」まで続けられる。
【0086】第2の設定時刻としての「終了時刻」にな
ると、再び、第1の設定時刻としての「開始時刻」前と
同様の動作をして画像信号の記録信号が記録部7の磁気
ヘッド71に供給され、磁気テープにFM多重放送の文
字情報が録画される。テレビ放送の映像が録画される。
この文字情報の録画は設定番組の文字情報が全て録画さ
れるまで続けられる。
【0087】なお、本発明に係る技術的思想の適用範囲
は上述した実施の形態に限らず、様々な形態が考えられ
る。
【0088】本実施の形態においては、録画装置がビデ
オテープレコーダであるものについて述べたが、例えば
ミニディスクやディジタルオーディオテープを用いた機
器のように映像信号及び画像信号を記録可能なものであ
れば、本発明を適用できることはいうまでもない。ま
た、FM多重放送の音声と文字情報の両方のみを簡単に
録音・録画することもできる。
【0089】また、本実施の形態においては、「テレビ
&文字情報録画モード」として、テレビ放送の録画の前
後にFM多重放送の文字情報を録画するものを述べた
が、テレビ放送の録画前だけ文字情報を録画したり、テ
レビ放送の録画後だけ文字情報を録画するようにしても
よい。また、このような文字情報の録画位置の選択をキ
ー操作によって行えるようにしてもよい。
【0090】さらに、本実施の形態においては、FMラ
ジオ中間周波数を4.5MHzとすることにより、テレ
ビ放送の音声第2中間周波信号とFMラジオ中間周波信
号の音声処理を共通の音声受信部4で行うものを示した
が、テレビ放送用とFMラジオ放送用の音声受信部を別
々に持ってもよい。たとえば、FMラジオ中間周波数を
10.7MHzに設定すれば、FMラジオ中間周波信号
の音声受信部として従来の音声処理部を使用することが
できる。
【0091】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1の設定時
刻から第2の設定時刻まではテレビ放送番組に係る映像
信号及び音声信号が記録部で記録媒体に記録され、その
記録媒体には第1の設定時刻前及び第2の設定時刻後の
双方又はいずれか一方の所定時間はFM多重放送の文字
情報番組に係る画像信号が記録部で記録される。また、
請求項4の発明によれば、録画開始入力時から所定時間
経過後に映像信号及びテレビ放送音声信号が記録部で記
録媒体に記録され、その記録媒体には録画開始入力後の
所定時間経過前は画像信号が記録部で記録される。
た、請求項5の発明によれば、録画終了入力時に映像信
号及びテレビ放送音声信号を記録部で記録媒体に記録す
ることを終了させると共に、録画終了入力後の所定時間
経過前は画像信号が記録部で記録媒体に記録される。
【0092】そのため、テレビ放送番組とそのテレビ放
送番組放送時のFM多重放送の文字情報番組とを一つの
記録媒体に簡単に録画できる。よって、簡単な操作によ
り、テレビ放送番組に加えて録画時の社会状況が記録さ
れるので、再生時に録画時の状況が生々しく感じられて
録画したテレビ放送番組の迫力がよりいっそう増すこと
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態としてのビデオテ
ープレコーダの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すマイクロコンピュータの制御ルーチ
ンの一例を示すフローチャートである。
【図3】録画内容の一例を示す図である。
【図4】メニュー画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 テレビ放送選局部 2 映像受信部 3 FMラジオ放送選局部 4 音声受信部 5 FM多重データ受信部 6 記録信号処理部 7 記録部 8 再生信号処理部 9 マイクロコンピュータ 10 ビデオテープレコーダ 11 高周波増幅回路 12 局部発振回路 13 テレビ放送混合回路 15 RFコンバータ 16 キー操作部 17 時計回路 18 E−E回路 21 映像中間周波増幅回路 22 映像検波回路 31 高周波増幅回路 32 分周器 33 FMラジオ放送混合回路 41 音声中間周波増幅回路 42 音声検波回路 51 FM多重データ復調回路 52 RAM 53 オンスクリーンディスプレイ回路 61 Y/C分離回路 62 周波数変調回路 63 周波数低域変換回路 64 Y/C混合回路 65 記録信号増幅回路 71 磁気ヘッド 81 再生信号増幅回路 82 ハイパスフィルタ回路 83 ローパスフィルタ回路 84 周波数復調回路 85 周波数高域変換回路 86 Y/C混合回路 ATTV テレビ放送受信用アンテナ ATFM FMラジオ放送受信用アンテナ SW1,SW2,SW3,SW4 切替スイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 328 G11B 20/00 H04N 5/91

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ放送信号と第1の局部発振信号と
    を混合してテレビ中間周波信号を出力するテレビ放送選
    局部と、 上記テレビ中間周波信号に含まれる映像中間周波信号と
    音声中間周波信号とから音声第2中間周波信号を取り出
    すと共に上記映像中間周波信号を増幅する映像中間周波
    増幅回路と、 上記映像中間周波信号を検波処理して映像信号として出
    力する映像検波回路と、 上記音声第2中間周波信号を検波処理してテレビ放送音
    声信号として出力する第1の音声検波回路と、 FM多重放送信号と第2の局部発振信号とを混合してF
    Mラジオ中間周波信号を出力するFMラジオ放送選局部
    と、 上記FMラジオ中間周波信号を検波処理してFMラジオ
    放送音声信号として出力する第2の音声検波回路と、 上記FMラジオ放送音声信号から多重データ信号を取り
    出してこの多重データ信号による文字図形情報を表示す
    るための画像信号を出力するFM多重データ受信部と、 上記映像信号、上記テレビ放送音声信号及び上記画像信
    号を記録媒体に記録する記録部と、上記テレビ放送信号の録画開始時刻及び録画終了時刻を
    設定する入力部と、 上記録画開始時刻を第1の設定時刻として、及び上記録
    画終了時刻を第2の設定時刻として記憶する記憶部とを
    備え、 上記第1の設定時刻から上記第2の設定時刻までは上記
    映像信号及び上記テレビ放送音声信号を上記記録部で上
    記記録媒体に記録すると共に、上記第1の設定時刻前及
    び上記第2の設定時刻後の双方またはいずれか一方の所
    定時間は上記画像信号を上記記録部で上記記録媒体に記
    録するモードを設けたことを特徴とする録画装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の音声検波回路及び第2の音声
    検波回路は兼用されると共に、上記第1の局部発振信号
    及び上記第2の局部発振信号は一つの発振回路を使用し
    て得ることを特徴とする請求項1記載の録画装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の音声検波回路より出力される
    FMラジオ放送音声信号を上記記録部で上記記録媒体に
    記録するモードを設けたことを特徴とする請求項記載
    の録画装置。
  4. 【請求項4】 テレビ放送信号と第1の局部発振信号と
    を混合してテレビ中間周波信号を出力するテレビ放送選
    局部と、 上記テレビ中間周波信号に含まれる映像中間周波信号と
    音声中間周波信号とから音声第2中間周波信号を取り出
    すと共に上記映像中間周波信号を増幅する映像中間周波
    増幅回路と、 上記映像中間周波信号を検波処理して映像信号として出
    力する映像検波回路と、 上記音声第2中間周波信号を検波処理してテレビ放送音
    声信号として出力する第1の音声検波回路と、 FM多重放送信号と第2の局部発振信号とを混合してF
    Mラジオ中間周波信号を出力するFMラジオ放送選局部
    と、 上記FMラジオ中間周波信号を検波処理してFMラジオ
    放送音声信号として出力する第2の音声検波回路と、 上記FMラジオ放送音声信号から多重データ信号を取り
    出してこの多重データ信号による文字図形情報を表示す
    るための画像信号を出力するFM多重データ受信部と、 上記映像信号、上記テレビ放送音声信号及び上記画像信
    号を記録媒体に記録する記録部と、 上記テレビ放送信号の録画を開始させる入力部を備え、 上記録画開始入力時から所定時間経過後に上記映像信号
    及び上記テレビ放送音声信号を上記記録部で上記記録媒
    体に記録すると共に、上記録画開始入力後の所定時間経
    過前は上記画像信号を上記記録部で上記記録媒体に記録
    するモードを設けたことを特徴とする録画装置。
  5. 【請求項5】 テレビ放送信号と第1の局部発振信号と
    を混合してテレビ中間周波信号を出力するテレビ放送選
    局部と、 上記テレビ中間周波信号に含まれる映像中間周波信号と
    音声中間周波信号とから音声第2中間周波信号を取り出
    すと共に上記映像中間周波信号を増幅する映像中間周波
    増幅回路と、 上記映像中間周波信号を検波処理して映像信号として出
    力する映像検波回路と、 上記音声第2中間周波信号を検波処理してテレビ放送音
    声信号として出力する第1の音声検波回路と、 FM多重放送信号と第2の局部発振信号とを混合してF
    Mラジオ中間周波信号を出力するFMラジオ放送選局部
    と、 上記FMラジオ中間周波信号を検波処理してFMラジオ
    放送音声信号として出力する第2の音声検波回路と、 上記FMラジオ放送音声信号から多重データ信号を取り
    出してこの多重データ信号による文字図形情報を表示す
    るための画像信号を出力するFM多重データ受信部と、 上記映像信号、上記テレビ放送音声信号及び上記画像信
    号を記録媒体に記録する記録部と、 上記テレビ放送信号の録画を終了させる入力部を備え、 上記録画終了入力時に上記映像信号及び上記テレビ放送
    音声信号を上記記録部で上記記録媒体に記録することを
    終了させると共に、上記録画終了入力後の所定時間経過
    前は上記画像信号を上記記録部で上記記録媒体に記録す
    るモードを設けたことを特徴とする録画装置。
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