JP3370433B2 - 音像定位システム - Google Patents
音像定位システムInfo
- Publication number
- JP3370433B2 JP3370433B2 JP12453894A JP12453894A JP3370433B2 JP 3370433 B2 JP3370433 B2 JP 3370433B2 JP 12453894 A JP12453894 A JP 12453894A JP 12453894 A JP12453894 A JP 12453894A JP 3370433 B2 JP3370433 B2 JP 3370433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- sound source
- stage
- speaker
- speakers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Stereophonic System (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、劇場やホールなどにお
いて、演技者や歌手といった話者が移動しながら演じる
とか、あるいは、オーケストラで異なる楽器が独奏する
などといった場合に、話者などの音源の位置に、スピー
カで形成される音像を一致させて、それらの音源の位置
を観客が容易に確認できながら楽しむことのできる音像
定位システムに関する。
いて、演技者や歌手といった話者が移動しながら演じる
とか、あるいは、オーケストラで異なる楽器が独奏する
などといった場合に、話者などの音源の位置に、スピー
カで形成される音像を一致させて、それらの音源の位置
を観客が容易に確認できながら楽しむことのできる音像
定位システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】上述のように音源の位置が変更されるよ
うな場合、殊に、ミュージカルや歌舞伎やステージ劇と
いった演劇では、その演技者の動作を見ながら楽しむも
のであるため、観客は、どの方向に音源があるかを判別
できた方が望ましい。
うな場合、殊に、ミュージカルや歌舞伎やステージ劇と
いった演劇では、その演技者の動作を見ながら楽しむも
のであるため、観客は、どの方向に音源があるかを判別
できた方が望ましい。
【０００３】そのため、従来、音像定位部にマイクロフ
ォンとスピーカと制御部とを接続するとともに制御部に
音像定位入力装置を接続し、演技者の動作による音源の
位置の変化を視覚的に確認しながら、音像定位入力装置
により音像定位位置を選択するスイッチを人為的に操作
して音響係がその位置を入力し、その入力位置に応じた
遅延データや音量データに従って、各スピーカからの出
力タイミングを遅延させるようにしていた。
ォンとスピーカと制御部とを接続するとともに制御部に
音像定位入力装置を接続し、演技者の動作による音源の
位置の変化を視覚的に確認しながら、音像定位入力装置
により音像定位位置を選択するスイッチを人為的に操作
して音響係がその位置を入力し、その入力位置に応じた
遅延データや音量データに従って、各スピーカからの出
力タイミングを遅延させるようにしていた。
【０００４】また、台本に基づいて役者の動作が規定さ
れるような演劇では、予め、台本に従ったポイントで場
面に応じた音像定位位置を自動的に入力するように構成
したものもある。
れるような演劇では、予め、台本に従ったポイントで場
面に応じた音像定位位置を自動的に入力するように構成
したものもある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような前者の従来例の場合、音像定位位置を入力するた
めの操作が煩わしい欠点があり、また、入力ミスを生じ
る欠点があった。一方、後者の従来例の場合、演技者が
間違った場合には、大きなズレを生じる欠点があった。
ような前者の従来例の場合、音像定位位置を入力するた
めの操作が煩わしい欠点があり、また、入力ミスを生じ
る欠点があった。一方、後者の従来例の場合、演技者が
間違った場合には、大きなズレを生じる欠点があった。
【０００６】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであって、請求項１および請求項２に係る発明
の音像定位システムは、音像定位を簡単にかつ精度良く
行うことができるようにすることを目的とし、そして、
請求項３に係る発明の音像定位システムは、構成的に簡
単にして、音像定位を簡単にかつ精度良く行えるように
することを目的とする。
れたものであって、請求項１および請求項２に係る発明
の音像定位システムは、音像定位を簡単にかつ精度良く
行うことができるようにすることを目的とし、そして、
請求項３に係る発明の音像定位システムは、構成的に簡
単にして、音像定位を簡単にかつ精度良く行えるように
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明の音
像定位システムは、上述のような目的を達成するため
に、ステージに、その幅方向に所定間隔を隔てて複数の
スピーカを設けるとともに、ステージの全面に分散して
多数の磁気センサを設け、ステージ上で移動する音源に
付設した磁気発生手段による磁気を感知した磁気センサ
を識別して音源の位置を判別する位置判別手段と、その
位置判別手段で判別された音源の位置に基づいて音源に
距離が近い側のスピーカ程先行して出力させる発信順位
付け手段とを設けて構成する。
像定位システムは、上述のような目的を達成するため
に、ステージに、その幅方向に所定間隔を隔てて複数の
スピーカを設けるとともに、ステージの全面に分散して
多数の磁気センサを設け、ステージ上で移動する音源に
付設した磁気発生手段による磁気を感知した磁気センサ
を識別して音源の位置を判別する位置判別手段と、その
位置判別手段で判別された音源の位置に基づいて音源に
距離が近い側のスピーカ程先行して出力させる発信順位
付け手段とを設けて構成する。
【０００８】また、請求項２に係る発明の音像定位シス
テムは、上述のような目的を達成するために、ステージ
に、その幅方向に所定間隔を隔てて複数のスピーカを設
け、ステージ上で移動する音源に非可聴域の設定周波数
の音波を発信する音波発振器を設けるとともに所定の複
数箇所に音波発振器から発信された音波を受信する受信
器を設け、音波発振器および受信器に制御信号を出力し
て音波発振器から音波を発信させる信号出力手段と、そ
の信号出力手段による制御信号の出力時と受信器による
音波の受信時との時間差に基づいて音源の位置を判別す
る位置判別手段と、その位置判別手段で判別された音源
の位置に基づいて音源に距離が近い側のスピーカ程先行
して出力させる発信順位付け手段とを設けて構成する。
テムは、上述のような目的を達成するために、ステージ
に、その幅方向に所定間隔を隔てて複数のスピーカを設
け、ステージ上で移動する音源に非可聴域の設定周波数
の音波を発信する音波発振器を設けるとともに所定の複
数箇所に音波発振器から発信された音波を受信する受信
器を設け、音波発振器および受信器に制御信号を出力し
て音波発振器から音波を発信させる信号出力手段と、そ
の信号出力手段による制御信号の出力時と受信器による
音波の受信時との時間差に基づいて音源の位置を判別す
る位置判別手段と、その位置判別手段で判別された音源
の位置に基づいて音源に距離が近い側のスピーカ程先行
して出力させる発信順位付け手段とを設けて構成する。
【０００９】また、請求項３に係る発明の音像定位シス
テムは、上述のような目的を達成するために、ステージ
に、その幅方向に所定間隔を隔てて複数のスピーカを設
け、所定の複数箇所に第１の集音マイクを設け、ステー
ジ上で移動する音源に、音声受信に伴って電波を発信す
る第２の集音マイクを設けるとともに、その第２の集音
マイクからの電波を受信する受信器を設け、第１の集音
マイクそれぞれからの音声信号を処理するとともに受信
器による電波受信時からの時間差に基づいて音源の位置
を判別する位置判別手段と、位置判別手段で判別された
音源の位置に基づいて音源に距離が近い側のスピーカ程
先行して出力させる発信順位付け手段とを設けて構成す
る。
テムは、上述のような目的を達成するために、ステージ
に、その幅方向に所定間隔を隔てて複数のスピーカを設
け、所定の複数箇所に第１の集音マイクを設け、ステー
ジ上で移動する音源に、音声受信に伴って電波を発信す
る第２の集音マイクを設けるとともに、その第２の集音
マイクからの電波を受信する受信器を設け、第１の集音
マイクそれぞれからの音声信号を処理するとともに受信
器による電波受信時からの時間差に基づいて音源の位置
を判別する位置判別手段と、位置判別手段で判別された
音源の位置に基づいて音源に距離が近い側のスピーカ程
先行して出力させる発信順位付け手段とを設けて構成す
る。
【００１０】
【作用】請求項１に係る発明の音像定位システムの構成
によれば、音源に磁気発生手段を付設し、磁気発生手段
から発生する磁気を感知した磁気センサを識別し、磁気
発生手段の位置、すなわち、音源の位置を判別し、その
判別結果に基づき、発信順位付け手段により、音源に近
い側のスピーカから順に発信させ、音源の方向を観客に
判らせることができる。
によれば、音源に磁気発生手段を付設し、磁気発生手段
から発生する磁気を感知した磁気センサを識別し、磁気
発生手段の位置、すなわち、音源の位置を判別し、その
判別結果に基づき、発信順位付け手段により、音源に近
い側のスピーカから順に発信させ、音源の方向を観客に
判らせることができる。
【００１１】また、請求項２に係る発明の音像定位シス
テムの構成によれば、制御信号に応答して、音源に設け
た音波発振器から設定周波数の音波を出力させ、その音
波の出力時と、出力した音波を複数の受信器それぞれが
受信した時点との時間差により音源と複数の受信器それ
ぞれとの距離を求め、相互の距離から音源の位置を判別
し、その判別結果に基づき、発信順位付け手段により、
音源に近い側のスピーカから順に発信させ、音源の方向
を観客に判らせることができる。
テムの構成によれば、制御信号に応答して、音源に設け
た音波発振器から設定周波数の音波を出力させ、その音
波の出力時と、出力した音波を複数の受信器それぞれが
受信した時点との時間差により音源と複数の受信器それ
ぞれとの距離を求め、相互の距離から音源の位置を判別
し、その判別結果に基づき、発信順位付け手段により、
音源に近い側のスピーカから順に発信させ、音源の方向
を観客に判らせることができる。
【００１２】また、請求項３に係る発明の音像定位シス
テムの構成によれば、ステージ上で音源が音声出力を出
すに伴い、その音声信号を、所定箇所に設けた複数の第
１の集音マイクと音源自体に設けた第２の集音マイクと
に受信させ、第２の集音マイクが音声信号を受信するに
伴って電波を発信し、その電波を即座に受信器が受信
し、その電波受信時から第１の集音マイクが音声信号を
受信した時点までの時間から音源と複数の第１の集音マ
イクそれぞれとの距離を求め、相互の距離から音源の位
置を判別し、その判別結果に基づき、発信順位付け手段
により、音源に近い側のスピーカから順に発信させ、音
源の方向を観客に判らせることができる。
テムの構成によれば、ステージ上で音源が音声出力を出
すに伴い、その音声信号を、所定箇所に設けた複数の第
１の集音マイクと音源自体に設けた第２の集音マイクと
に受信させ、第２の集音マイクが音声信号を受信するに
伴って電波を発信し、その電波を即座に受信器が受信
し、その電波受信時から第１の集音マイクが音声信号を
受信した時点までの時間から音源と複数の第１の集音マ
イクそれぞれとの距離を求め、相互の距離から音源の位
置を判別し、その判別結果に基づき、発信順位付け手段
により、音源に近い側のスピーカから順に発信させ、音
源の方向を観客に判らせることができる。
【００１３】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【００１４】図１は、本発明に係る音像定位システムの
第１実施例を示す全体概略構成図、図２は要部の構成図
であり、ステージ１の前面の左側、中央、右側の３箇所
に第１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃが
設けられるとともに、ステージ１の床面全面に、縦横に
所定間隔を隔てて分散する状態で磁気センサ３…が設け
られている。例えば、幅が16ｍで奥行きが６ｍのステー
ジ１の場合に、縦横のピッチを１ｍとして16×６＝96個
の磁気センサ３…が設けられる。
第１実施例を示す全体概略構成図、図２は要部の構成図
であり、ステージ１の前面の左側、中央、右側の３箇所
に第１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃが
設けられるとともに、ステージ１の床面全面に、縦横に
所定間隔を隔てて分散する状態で磁気センサ３…が設け
られている。例えば、幅が16ｍで奥行きが６ｍのステー
ジ１の場合に、縦横のピッチを１ｍとして16×６＝96個
の磁気センサ３…が設けられる。
【００１５】ステージ１上を移動する音源としての話者
Ｈの靴４および足元に、図３の要部の拡大図に示すよう
に、磁気発生手段としての磁性体５が付設されている。
Ｈの靴４および足元に、図３の要部の拡大図に示すよう
に、磁気発生手段としての磁性体５が付設されている。
【００１６】各磁気センサ３…それぞれが制御線６…を
介してコンピュータ７に接続されるとともにコンピュー
タ７と第１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２
ｃとが接続されている。コンピュータ７には、図４のブ
ロック図に示すように、制御線６…を通じて各磁気セン
サ３…それぞれを所定の順にスキャンする走査手段８と
磁気感知手段９と位置判別手段１０と発信順位付け手段
１１とが備えられている。
介してコンピュータ７に接続されるとともにコンピュー
タ７と第１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２
ｃとが接続されている。コンピュータ７には、図４のブ
ロック図に示すように、制御線６…を通じて各磁気セン
サ３…それぞれを所定の順にスキャンする走査手段８と
磁気感知手段９と位置判別手段１０と発信順位付け手段
１１とが備えられている。
【００１７】走査手段８は、各磁気センサ３…それぞれ
に所定の順にゲート信号を出力し、各磁気センサ３…そ
れぞれから磁気感知信号を磁気感知手段９に入力させる
ようになっている。ゲート信号の出力回数としては、例
えば、１秒間当り 500〜1000回程度にするのが好まし
い。すなわち、前述のように、96個の磁気センサ３…を
走査する場合であれば、毎秒５〜10回程度位置の探索を
行うことができるからである。
に所定の順にゲート信号を出力し、各磁気センサ３…そ
れぞれから磁気感知信号を磁気感知手段９に入力させる
ようになっている。ゲート信号の出力回数としては、例
えば、１秒間当り 500〜1000回程度にするのが好まし
い。すなわち、前述のように、96個の磁気センサ３…を
走査する場合であれば、毎秒５〜10回程度位置の探索を
行うことができるからである。
【００１８】磁気感知手段９は、走査手段８からのゲー
ト信号に応じ、各磁気センサ３…それぞれからの磁気感
知信号を取り込み、磁性体５の磁気を感知した磁気セン
サ３…とそれ以外の磁気センサ３…とを識別するように
なっている。
ト信号に応じ、各磁気センサ３…それぞれからの磁気感
知信号を取り込み、磁性体５の磁気を感知した磁気セン
サ３…とそれ以外の磁気センサ３…とを識別するように
なっている。
【００１９】位置判別手段１０は、磁気感知手段９によ
って識別された磁性体５の磁気を感知している磁気セン
サ３とに基づき、磁性体５の位置、すなわち、話者Ｈの
ステージ１上での位置を判別するようになっている。
って識別された磁性体５の磁気を感知している磁気セン
サ３とに基づき、磁性体５の位置、すなわち、話者Ｈの
ステージ１上での位置を判別するようになっている。
【００２０】発信順位付け手段１１では、位置判別手段
１０で判別された位置に基づき、話者Ｈに対して第１、
第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃがいずれの
順で近いかを順位付けし、その順位付けに基づき、第
１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃに対し
て話者Ｈに近い側のものから順に起動信号を出力するよ
うになっている。
１０で判別された位置に基づき、話者Ｈに対して第１、
第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃがいずれの
順で近いかを順位付けし、その順位付けに基づき、第
１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃに対し
て話者Ｈに近い側のものから順に起動信号を出力するよ
うになっている。
【００２１】以上の構成により、演技者や歌手といった
話者Ｈがステージ１上で移動するときに、その位置を磁
気センサ３…によって判別し、話者Ｈの位置に近い側の
スピーカから、話者Ｈの音声を先行して発生させ、音声
を発している話者Ｈの位置を観客が容易に確認し、その
話者Ｈの演技を楽しむことができる。
話者Ｈがステージ１上で移動するときに、その位置を磁
気センサ３…によって判別し、話者Ｈの位置に近い側の
スピーカから、話者Ｈの音声を先行して発生させ、音声
を発している話者Ｈの位置を観客が容易に確認し、その
話者Ｈの演技を楽しむことができる。
【００２２】上述位置判別手段１０において、例えば、
第１および第２のスピーカ２ａ，２ｂに対して等距離と
判別した場合には、その第１および第２のスピーカ２
ａ，２ｂに対して同時に起動信号を出力することにな
る。
第１および第２のスピーカ２ａ，２ｂに対して等距離と
判別した場合には、その第１および第２のスピーカ２
ａ，２ｂに対して同時に起動信号を出力することにな
る。
【００２３】上記実施例において、話者Ｈが複数の場合
には、話者Ｈに取り付ける磁性体５として、発生する磁
気パターンを予め異ならせておき、磁気感知手段９にお
いて磁気パターンを判別させ、複数の話者Ｈ…それぞれ
の位置を判別できるように構成すれば良い。
には、話者Ｈに取り付ける磁性体５として、発生する磁
気パターンを予め異ならせておき、磁気感知手段９にお
いて磁気パターンを判別させ、複数の話者Ｈ…それぞれ
の位置を判別できるように構成すれば良い。
【００２４】図５は、第２実施例の概略構成図であり、
ステージ１上で移動する音源としての話者Ｈに、非可聴
域の設定周波数の音波を発信する音波発振器１２が携帯
付設され、一方、ステージ１上の所定の三箇所に、音波
発振器１２から発信された音波を受信する受信器として
の第１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３
ｃが設けられている。非可聴域の設定周波数の音波とし
ては、例えば、30kHzの音波などが用いられる。
ステージ１上で移動する音源としての話者Ｈに、非可聴
域の設定周波数の音波を発信する音波発振器１２が携帯
付設され、一方、ステージ１上の所定の三箇所に、音波
発振器１２から発信された音波を受信する受信器として
の第１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３
ｃが設けられている。非可聴域の設定周波数の音波とし
ては、例えば、30kHzの音波などが用いられる。
【００２５】前記音波発振器１２に音波を発信させる指
令信号（電磁波）を出力する発信指令装置１４が設けら
れ、第１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１
３ｃならびに発信指令装置１４にコンピュータ１５が接
続されるとともに、コンピュータ１５と第１、第２およ
び第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃとが接続されてい
る。コンピュータ１５には、図６のブロック図に示すよ
うに、制御信号出力手段１６と波形処理手段１７と位置
判別手段１８と発信順位付け手段１９とが備えられてい
る。
令信号（電磁波）を出力する発信指令装置１４が設けら
れ、第１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１
３ｃならびに発信指令装置１４にコンピュータ１５が接
続されるとともに、コンピュータ１５と第１、第２およ
び第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃとが接続されてい
る。コンピュータ１５には、図６のブロック図に示すよ
うに、制御信号出力手段１６と波形処理手段１７と位置
判別手段１８と発信順位付け手段１９とが備えられてい
る。
【００２６】制御信号出力手段１６では、例えば、 0.1
秒毎などの設定時間おきに、発信指令装置１４および波
形処理手段１７それぞれに制御信号を出力し、音波発振
器１２から指令信号を出力させるとともに、波形処理手
段１７での処理を開始させるようになっている。
秒毎などの設定時間おきに、発信指令装置１４および波
形処理手段１７それぞれに制御信号を出力し、音波発振
器１２から指令信号を出力させるとともに、波形処理手
段１７での処理を開始させるようになっている。
【００２７】波形処理手段１７では、制御信号に応答し
て第１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３
ｃからの受信を開始し、その受信信号の波形を処理し、
制御信号の出力時から、第１、第２および第３のマイク
１３ａ，１３ｂ，１３ｃから発信された音波の受信開始
時までの時間差を求めるようになっている。
て第１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３
ｃからの受信を開始し、その受信信号の波形を処理し、
制御信号の出力時から、第１、第２および第３のマイク
１３ａ，１３ｂ，１３ｃから発信された音波の受信開始
時までの時間差を求めるようになっている。
【００２８】位置判別手段１８では、図７の波形図に示
すように、制御信号の出力時から前述第１、第２および
第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３ｃからの音波の受信
開始時までの時間差Δｔ1 ，Δｔ2 ，Δｔ3 に基づき、
第１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３ｃ
それぞれと話者Ｈとの距離を求め、それぞれの距離か
ら、ステージ１上での話者Ｈの位置を判別するようにな
っている。
すように、制御信号の出力時から前述第１、第２および
第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３ｃからの音波の受信
開始時までの時間差Δｔ1 ，Δｔ2 ，Δｔ3 に基づき、
第１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３ｃ
それぞれと話者Ｈとの距離を求め、それぞれの距離か
ら、ステージ１上での話者Ｈの位置を判別するようにな
っている。
【００２９】発信順位付け手段１９では、位置判別手段
１８で判別された位置に基づき、話者Ｈに対して第１、
第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃがいずれの
順で近いかを順位付けし、その順位付けに基づき、第
１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃに対し
て話者Ｈに近い側のものから、前記時間差Δｔ1 ，Δｔ
2 ，Δｔ3 に基づく距離差に対応する時間差を持たせな
がら順に起動信号を出力するようになっている。
１８で判別された位置に基づき、話者Ｈに対して第１、
第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃがいずれの
順で近いかを順位付けし、その順位付けに基づき、第
１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃに対し
て話者Ｈに近い側のものから、前記時間差Δｔ1 ，Δｔ
2 ，Δｔ3 に基づく距離差に対応する時間差を持たせな
がら順に起動信号を出力するようになっている。
【００３０】以上の構成により、演技者や歌手といった
話者Ｈがステージ１上で移動するときに、その位置を第
１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３ｃで
受信した音波に基づいて判別し、話者Ｈの位置に近い側
のスピーカから、話者Ｈの音声を先行して発生させ、音
声を発している話者Ｈの位置を観客が容易に確認し、そ
の話者Ｈの演技を楽しむことができる。
話者Ｈがステージ１上で移動するときに、その位置を第
１、第２および第３のマイク１３ａ，１３ｂ，１３ｃで
受信した音波に基づいて判別し、話者Ｈの位置に近い側
のスピーカから、話者Ｈの音声を先行して発生させ、音
声を発している話者Ｈの位置を観客が容易に確認し、そ
の話者Ｈの演技を楽しむことができる。
【００３１】図８は、第３実施例の概略構成図であり、
ステージ１上の所定の三箇所に、話者Ｈ１またはＨ２が
出力した音声を受ける第１の集音マイク２０ａ，２０
ｂ，２０ｃが設けられ、一方、話者Ｈ１，Ｈ２それぞれ
に、話者Ｈ１，Ｈ２自体の音声を受けるに伴って固有周
波数の電波を発信する第２の集音マイク２１が設けられ
るとともに、観客席２２の後方側所定箇所に、第２の集
音マイク２１からの電波を受信して起動信号を出力する
受信器２３が設けられている。
ステージ１上の所定の三箇所に、話者Ｈ１またはＨ２が
出力した音声を受ける第１の集音マイク２０ａ，２０
ｂ，２０ｃが設けられ、一方、話者Ｈ１，Ｈ２それぞれ
に、話者Ｈ１，Ｈ２自体の音声を受けるに伴って固有周
波数の電波を発信する第２の集音マイク２１が設けられ
るとともに、観客席２２の後方側所定箇所に、第２の集
音マイク２１からの電波を受信して起動信号を出力する
受信器２３が設けられている。
【００３２】前記第１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２
０ｃと受信器２３とがコンピュータ２４に接続されると
ともに、コンピュータ２４と第１、第２および第３のス
ピーカ２ａ，２ｂ，２ｃとが接続されている。コンピュ
ータ２４には、図９のブロック図に示すように、音声信
号処理手段２５と位置判別手段２６と発信順位付け手段
２７とが備えられている。
０ｃと受信器２３とがコンピュータ２４に接続されると
ともに、コンピュータ２４と第１、第２および第３のス
ピーカ２ａ，２ｂ，２ｃとが接続されている。コンピュ
ータ２４には、図９のブロック図に示すように、音声信
号処理手段２５と位置判別手段２６と発信順位付け手段
２７とが備えられている。
【００３３】音声信号処理手段２５では、受信器２３か
らの起動信号に応答して第１の集音マイク２０ａ，２０
ｂ，２０ｃからの音声信号を受け、その音声信号を処理
し、例えば、話者Ｈ１について説明すれば、図１０の波
形図に示すように、受信器２３が電波を受信した時か
ら、第１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃそれぞれ
で話者Ｈ１の音声の受信を開始した時点までの時間差Δ
ｔ1 ，Δｔ2 ，Δｔ3 を求めるようになっている。この
とき、話者Ｈ１，Ｈ２それぞれにおいて、固有周波数の
電波を発信させており、また、各話者Ｈ１，Ｈ２それぞ
れの音波の波形に特有の性質があるため、図１１の波形
図に示すように、話者Ｈ１，Ｈ２それぞれにおいて、第
１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃそれぞれで話者
Ｈ１，Ｈ２それぞれの音声の受信を開始した時点までの
時間差Δｔ1 ，Δｔ2 ，Δｔ3 、Δｔ4 ，Δｔ5 ，Δｔ
6 を求めることができる。
らの起動信号に応答して第１の集音マイク２０ａ，２０
ｂ，２０ｃからの音声信号を受け、その音声信号を処理
し、例えば、話者Ｈ１について説明すれば、図１０の波
形図に示すように、受信器２３が電波を受信した時か
ら、第１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃそれぞれ
で話者Ｈ１の音声の受信を開始した時点までの時間差Δ
ｔ1 ，Δｔ2 ，Δｔ3 を求めるようになっている。この
とき、話者Ｈ１，Ｈ２それぞれにおいて、固有周波数の
電波を発信させており、また、各話者Ｈ１，Ｈ２それぞ
れの音波の波形に特有の性質があるため、図１１の波形
図に示すように、話者Ｈ１，Ｈ２それぞれにおいて、第
１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃそれぞれで話者
Ｈ１，Ｈ２それぞれの音声の受信を開始した時点までの
時間差Δｔ1 ，Δｔ2 ，Δｔ3 、Δｔ4 ，Δｔ5 ，Δｔ
6 を求めることができる。
【００３４】位置判別手段２６では、受信器２３の電波
受信時から第１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃそ
れぞれでの音声受信開始時までの時間差Δｔ1 ，Δ
ｔ2 ，Δｔ3 、Δｔ4 ，Δｔ5 ，Δｔ6 に基づき、第１
の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃそれぞれと話者Ｈ
１，Ｈ２それぞれとの距離を求め、それぞれの距離か
ら、ステージ１上での話者Ｈの位置を判別するようにな
っている。
受信時から第１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃそ
れぞれでの音声受信開始時までの時間差Δｔ1 ，Δ
ｔ2 ，Δｔ3 、Δｔ4 ，Δｔ5 ，Δｔ6 に基づき、第１
の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃそれぞれと話者Ｈ
１，Ｈ２それぞれとの距離を求め、それぞれの距離か
ら、ステージ１上での話者Ｈの位置を判別するようにな
っている。
【００３５】発信順位付け手段２７では、位置判別手段
２６で判別された位置に基づき、話者Ｈに対して第１、
第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃがいずれの
順で近いかを順位付けし、その順位付けに基づき、第
１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃに対し
て話者Ｈに近い側のものから、前記時間差Δｔ1 ，Δｔ
2 ，Δｔ3 、Δｔ4 ，Δｔ5 ，Δｔ6 に基づく距離差に
対応する時間差を持たせながら順に起動信号を出力する
ようになっている。
２６で判別された位置に基づき、話者Ｈに対して第１、
第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃがいずれの
順で近いかを順位付けし、その順位付けに基づき、第
１、第２および第３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃに対し
て話者Ｈに近い側のものから、前記時間差Δｔ1 ，Δｔ
2 ，Δｔ3 、Δｔ4 ，Δｔ5 ，Δｔ6 に基づく距離差に
対応する時間差を持たせながら順に起動信号を出力する
ようになっている。
【００３６】以上の構成により、演技者や歌手といった
話者Ｈがステージ１上で移動するときに、その位置を第
１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃで話者Ｈの音声
の受信を開始した時点の時間差に基づいて判別し、話者
Ｈの位置に近い側のスピーカから、話者Ｈの音声を先行
して発生させ、音声を発している話者Ｈの位置を観客が
容易に確認し、その話者Ｈの演技を楽しむことができ
る。
話者Ｈがステージ１上で移動するときに、その位置を第
１の集音マイク２０ａ，２０ｂ，２０ｃで話者Ｈの音声
の受信を開始した時点の時間差に基づいて判別し、話者
Ｈの位置に近い側のスピーカから、話者Ｈの音声を先行
して発生させ、音声を発している話者Ｈの位置を観客が
容易に確認し、その話者Ｈの演技を楽しむことができ
る。
【００３７】上記実施例では３個の第１、第２および第
３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃを設けた場合で説明して
いるが、本発明としては、２個あるいは４個以上など、
要するに、ステージ１に複数個のスピーカを設ける場合
に適用できる。
３のスピーカ２ａ，２ｂ，２ｃを設けた場合で説明して
いるが、本発明としては、２個あるいは４個以上など、
要するに、ステージ１に複数個のスピーカを設ける場合
に適用できる。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に係る発
明の音像定位システムによれば、音源に付設した磁気発
生手段から発生する磁気を感知した磁気センサを識別し
て音源の位置を自動的に判別し、音源に近い側のスピー
カから順に発信させ、音源の方向を観客に判らせるか
ら、音像定位位置を実際の音源の位置によって入力で
き、音像定位を簡単にかつ精度良く行うことができるよ
うになった。
明の音像定位システムによれば、音源に付設した磁気発
生手段から発生する磁気を感知した磁気センサを識別し
て音源の位置を自動的に判別し、音源に近い側のスピー
カから順に発信させ、音源の方向を観客に判らせるか
ら、音像定位位置を実際の音源の位置によって入力で
き、音像定位を簡単にかつ精度良く行うことができるよ
うになった。
【００３９】また、請求項２に係る発明の音像定位シス
テムによれば、音源に設けた音波発振器からの音波の出
力時と、その音波を複数の受信器それぞれが受信した時
点との時間差による音源と複数の受信器それぞれとの相
互の距離から音源の位置を自動的に判別し、音源に近い
側のスピーカから順に発信させ、音源の方向を観客に判
らせるから、音像定位位置を実際の音源の位置によって
入力でき、音像定位を簡単にかつ精度良く行うことがで
きるようになった。
テムによれば、音源に設けた音波発振器からの音波の出
力時と、その音波を複数の受信器それぞれが受信した時
点との時間差による音源と複数の受信器それぞれとの相
互の距離から音源の位置を自動的に判別し、音源に近い
側のスピーカから順に発信させ、音源の方向を観客に判
らせるから、音像定位位置を実際の音源の位置によって
入力でき、音像定位を簡単にかつ精度良く行うことがで
きるようになった。
【００４０】また、請求項３に係る発明の音像定位シス
テムによれば、複数の第１の集音マイクを所定箇所に設
け、音源自体に第２の集音マイクを設けるとともに、そ
の第２の集音マイクが音声出力に伴って発信する電波を
受ける受信器を設け、音源が出す音声に基づく、第２の
集音マイクが音声信号を受信した時点から第１の集音マ
イクが音声信号を受信した時点までの時間による音源と
複数の第１の集音マイクそれぞれとの相互の距離から音
源の位置を判別し、音源に近い側のスピーカから順に発
信させ、音源の方向を観客に判らせるから、音声出力と
同時的に音源の位置を判別でき、構成的に簡単にして、
音像定位を簡単にかつ精度良く行えるようになった。
テムによれば、複数の第１の集音マイクを所定箇所に設
け、音源自体に第２の集音マイクを設けるとともに、そ
の第２の集音マイクが音声出力に伴って発信する電波を
受ける受信器を設け、音源が出す音声に基づく、第２の
集音マイクが音声信号を受信した時点から第１の集音マ
イクが音声信号を受信した時点までの時間による音源と
複数の第１の集音マイクそれぞれとの相互の距離から音
源の位置を判別し、音源に近い側のスピーカから順に発
信させ、音源の方向を観客に判らせるから、音声出力と
同時的に音源の位置を判別でき、構成的に簡単にして、
音像定位を簡単にかつ精度良く行えるようになった。
【図１】本発明に係る音像定位システムの第１実施例を
示す全体概略構成図である。
示す全体概略構成図である。
【図２】要部の構成図である。
【図３】要部の拡大図である。
【図４】ブロック図である。
【図５】第２実施例の概略構成図である。
【図６】ブロック図である。
【図７】波形図である。
【図８】第３実施例の概略構成図である。
【図９】ブロック図である。
【図１０】波形図である。
【図１１】波形図である。
１…ステージ
２ａ…第１のスピーカ
２ｂ…第２のスピーカ
２ｃ…第３のスピーカ
３…磁気センサ
５…磁気発生手段としての磁性体
１０…位置判別手段
１１…発信順位付け手段
１２…音波発振器
１３ａ…受信器としての第１のマイク
１３ｂ…受信器としての第２のマイク
１３ｃ…受信器としての第３のマイク
１６…信号出力手段
１８…位置判別手段
１９…発信順位付け手段
２０…第１の集音マイク
２１…第２の集音マイク
２３…受信器
２６…位置判別手段
２７…発信順位付け手段
Ｈ…音源としての話者
Ｈ１，Ｈ２…音源としての話者
Claims (3)
- 【請求項１】 ステージに、その幅方向に所定間隔を隔
てて複数のスピーカを設けるとともに、前記ステージの
全面に分散して多数の磁気センサを設け、前記ステージ
上で移動する音源に付設した磁気発生手段による磁気を
感知した前記磁気センサを識別して前記音源の位置を判
別する位置判別手段と、前記位置判別手段で判別された
前記音源の位置に基づいて前記音源に距離が近い側のス
ピーカ程先行して出力させる発信順位付け手段とを設け
たことを特徴とする音像定位システム。 - 【請求項２】 ステージに、その幅方向に所定間隔を隔
てて複数のスピーカを設け、前記ステージ上で移動する
音源に非可聴域の設定周波数の音波を発信する音波発振
器を設けるとともに所定の複数箇所に前記音波発振器か
ら発信された音波を受信する受信器を設け、前記音波発
振器および受信器に制御信号を出力して前記音波発振器
から音波を発信させる信号出力手段と、前記信号出力手
段による制御信号の出力時と前記受信器による音波の受
信時との時間差に基づいて前記音源の位置を判別する位
置判別手段と、前記位置判別手段で判別された前記音源
の位置に基づいて前記音源に距離が近い側のスピーカ程
先行して出力させる発信順位付け手段とを設けたことを
特徴とする音像定位システム。 - 【請求項３】 ステージに、その幅方向に所定間隔を隔
てて複数のスピーカを設け、所定の複数箇所に第１の集
音マイクを設け、前記ステージ上で移動する音源に、音
声受信に伴って電波を発信する第２の集音マイクを設け
るとともに、前記第２の集音マイクからの電波を受信す
る受信器を設け、前記第１の集音マイクそれぞれからの
音声信号を処理するとともに前記受信器による電波受信
時からの時間差に基づいて前記音源の位置を判別する位
置判別手段と、前記位置判別手段で判別された前記音源
の位置に基づいて前記音源に距離が近い側のスピーカ程
先行して出力させる発信順位付け手段とを設けたことを
特徴とする音像定位システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12453894A JP3370433B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 音像定位システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12453894A JP3370433B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 音像定位システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308000A JPH07308000A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3370433B2 true JP3370433B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=14887960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12453894A Expired - Fee Related JP3370433B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 音像定位システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370433B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016200171A1 (ko) * | 2015-06-09 | 2016-12-15 | 삼성전자 주식회사 | 전자 장치, 주변 기기 및 그 제어 방법 |
| US10349171B2 (en) | 2015-06-09 | 2019-07-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device, peripheral devices and control method therefor |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005033239A1 (de) * | 2005-07-15 | 2007-01-25 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung und Verfahren zum Steuern einer Mehrzahl von Lautsprechern mittels einer graphischen Benutzerschnittstelle |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP12453894A patent/JP3370433B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016200171A1 (ko) * | 2015-06-09 | 2016-12-15 | 삼성전자 주식회사 | 전자 장치, 주변 기기 및 그 제어 방법 |
| US10349171B2 (en) | 2015-06-09 | 2019-07-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device, peripheral devices and control method therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07308000A (ja) | 1995-11-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8311233B2 (en) | Position sensing using loudspeakers as microphones | |
| US8204248B2 (en) | Acoustic localization of a speaker | |
| KR101121682B1 (ko) | 멀티-스피커 오디오 시스템 및 자동 제어방법 | |
| JP2003255955A5 (ja) | ||
| JP4240232B2 (ja) | テストトーンの判定方法および音場補正装置 | |
| JP2003255955A (ja) | 音場制御方法及び音場制御システム | |
| WO2022001451A1 (zh) | 显示装置、发声控制方法及发声控制装置 | |
| EP0857378A1 (en) | Ultrasonic sound system and method for producing virtual sound | |
| CN112005558B (zh) | 扬声器系统中的声音的定位 | |
| JP3370433B2 (ja) | 音像定位システム | |
| WO2008001857A1 (fr) | dispositif de reproduction de signal audio spatial et procédé de reproduction de signal audio spatial | |
| JP2008061137A (ja) | 音響再生装置及びその制御方法 | |
| KR20050047085A (ko) | 오디오 처리 시스템 | |
| WO2021255095A1 (en) | A sound output unit and a method of operating it | |
| JPH03159400A (ja) | 超指向性スピーカーシステム | |
| JP2001519110A (ja) | 特に拡声装置用の録音装置 | |
| JP3175267B2 (ja) | 音場の方向情報抽出方法 | |
| JP2006196940A (ja) | 音像定位制御装置 | |
| JPH08271627A (ja) | スピ−カ及びマイク間距離測定装置 | |
| US7512246B2 (en) | Stereo sounding method, stereo sounding system, and musical tone generation control system | |
| CN214014501U (zh) | 声场调节装置、音箱及音响设备 | |
| CN114697803A (zh) | 声场调节装置、音箱及音响设备 | |
| JPH06318087A (ja) | 舞台用音響制御方法と装置 | |
| JP3874855B2 (ja) | 音像定位システム | |
| JP3255766B2 (ja) | 音像定位システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |