JP3370285B2 - ハンマー - Google Patents
ハンマーInfo
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- JP3370285B2 JP3370285B2 JP28603198A JP28603198A JP3370285B2 JP 3370285 B2 JP3370285 B2 JP 3370285B2 JP 28603198 A JP28603198 A JP 28603198A JP 28603198 A JP28603198 A JP 28603198A JP 3370285 B2 JP3370285 B2 JP 3370285B2
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- Japan
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- nail
- hammer
- headless
- head
- puller
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する利用分野】この発明は、一般的な、頭部
に円盤状の頭部を有する有頭釘と頭部の無い、いわゆる
無頭釘を引き抜くことのできる釘抜き付きのハンマーに
関するものである。 【０００２】 【従来の技術】コンクリート構造物の構築に際して、コ
ンクリート床下に天井を吊設する場合や、設備用配管、
あるいは、機器等を吊設する場合に、予め、コンクリー
ト床面にインサート金物を埋設する方法が一般的であ
る。インサート金物の中で、型枠に固定するために、特
に無頭釘を使用したものは、型枠を解体すると、釘が型
枠と共に抜け出て、コンクリート床下面での防錆処理等
の作業が省力化できることで、需要が伸びている。従来
はその無頭釘を型枠から抜き取るために、ペンチなどの
抜き取り用工具に持ち替えて作業を行っていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
抜き取り用工具をハンマーと別に用意し、常時、携帯す
る必要があると共に、持ち替える手間が掛かっていたな
どの問題点を有していた。 【０００４】 【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は、釘を打ち込むハ
ンマーとして使用することができ、且つ、有頭釘、無頭
釘どちらの釘も抜き取ることができるハンマーを提供す
ることにある。 【０００５】その手段として、一方に釘を打つ打叩部を
他方に、釘の頭部が掛止する略Ｖ字型の切欠け溝を形成
した釘抜き部を設けたハンマー頭部と、そのハンマー頭
部に固着した柄部とからなるハンマーにおいて、釘抜き
部の側面の少なくとも一方に膨出部を設けたことを特徴
とする。 【０００６】上記構造により、釘抜き部の側面の少なく
とも一方に膨出部を設けたことで、無頭釘を引き抜くこ
とができる。すなわち、型枠の上面に突出した無頭釘の
胴部を釘抜き部の略Ｖ字型の切欠け溝で挟み、膨出部を
支点にして、ハンマー全体を斜めに倒すことで、無頭釘
を引き抜くことができる。また、勿論のことながら、打
叩部と釘抜き部により、ハンマーとして、あるいは、有
頭釘の釘抜きとしても使用することもできるなど前記従
来の課題を解消するものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図１は本発明の実施例を示す斜
視図、図２は本発明の実施例の要部を示す側面図であ
る。１はハンマー頭部であり、一方に釘を打つ打叩部２
を設け、他方に、釘の頭部が掛止する略Ｖ字型の切欠け
溝３を形成した釘抜き部４を設ける。５は釘抜き部４の
一側面に設けた膨出部であり、打叩部２と釘抜き部４と
共に、一体的に形成する。また、膨出部５を釘抜き部４
の両側面に設けてもよく、無頭釘を引き抜く際、斜めに
倒す方向が限定されなくなり、作業性が向上する効果を
得ることができる。６はハンマー頭部１に固着した柄部
である。 【０００８】次に本発明の実施例の使用方法について説
明するが、ハンマー、あるいは、有頭釘の釘抜きとして
は、従来のものと同様の方法で使用するために説明は省
略し、無頭釘の引き抜き方法についてのみ説明する。図
３は本発明の実施例の無頭釘の引き抜き方法を示す使用
状態図である。型枠Ａの上面に突出した無頭釘Ｂの胴部
を釘抜き部４の略Ｖ字型の切欠け溝３で挟み、膨出部５
の頂部を支点にして、ハンマー全体を斜めに倒すこと
で、無頭釘を引き抜くことができる。 【０００９】 【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のハン
マーによれば、釘抜き部の側面の少なくとも一方に膨出
部を設けたことで、型枠の上面に突出した無頭釘の胴部
を釘抜き部の略Ｖ字型の切欠け溝で挟み、膨出部を支点
にして、ハンマー全体を斜めに倒すことで、無頭釘を引
き抜くことができる。すなわち、打叩部と釘抜き部によ
り、ハンマーとして、あるいは、有頭釘の釘抜きとして
も使用することができ、且つ、無頭釘の釘抜きとしても
使用することができるために、作業の省力化、作業能率
の向上を図ることができるなど、実用上有効なハンマー
を得ることができる。
に円盤状の頭部を有する有頭釘と頭部の無い、いわゆる
無頭釘を引き抜くことのできる釘抜き付きのハンマーに
関するものである。 【０００２】 【従来の技術】コンクリート構造物の構築に際して、コ
ンクリート床下に天井を吊設する場合や、設備用配管、
あるいは、機器等を吊設する場合に、予め、コンクリー
ト床面にインサート金物を埋設する方法が一般的であ
る。インサート金物の中で、型枠に固定するために、特
に無頭釘を使用したものは、型枠を解体すると、釘が型
枠と共に抜け出て、コンクリート床下面での防錆処理等
の作業が省力化できることで、需要が伸びている。従来
はその無頭釘を型枠から抜き取るために、ペンチなどの
抜き取り用工具に持ち替えて作業を行っていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
抜き取り用工具をハンマーと別に用意し、常時、携帯す
る必要があると共に、持ち替える手間が掛かっていたな
どの問題点を有していた。 【０００４】 【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は、釘を打ち込むハ
ンマーとして使用することができ、且つ、有頭釘、無頭
釘どちらの釘も抜き取ることができるハンマーを提供す
ることにある。 【０００５】その手段として、一方に釘を打つ打叩部を
他方に、釘の頭部が掛止する略Ｖ字型の切欠け溝を形成
した釘抜き部を設けたハンマー頭部と、そのハンマー頭
部に固着した柄部とからなるハンマーにおいて、釘抜き
部の側面の少なくとも一方に膨出部を設けたことを特徴
とする。 【０００６】上記構造により、釘抜き部の側面の少なく
とも一方に膨出部を設けたことで、無頭釘を引き抜くこ
とができる。すなわち、型枠の上面に突出した無頭釘の
胴部を釘抜き部の略Ｖ字型の切欠け溝で挟み、膨出部を
支点にして、ハンマー全体を斜めに倒すことで、無頭釘
を引き抜くことができる。また、勿論のことながら、打
叩部と釘抜き部により、ハンマーとして、あるいは、有
頭釘の釘抜きとしても使用することもできるなど前記従
来の課題を解消するものである。 【０００７】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図１は本発明の実施例を示す斜
視図、図２は本発明の実施例の要部を示す側面図であ
る。１はハンマー頭部であり、一方に釘を打つ打叩部２
を設け、他方に、釘の頭部が掛止する略Ｖ字型の切欠け
溝３を形成した釘抜き部４を設ける。５は釘抜き部４の
一側面に設けた膨出部であり、打叩部２と釘抜き部４と
共に、一体的に形成する。また、膨出部５を釘抜き部４
の両側面に設けてもよく、無頭釘を引き抜く際、斜めに
倒す方向が限定されなくなり、作業性が向上する効果を
得ることができる。６はハンマー頭部１に固着した柄部
である。 【０００８】次に本発明の実施例の使用方法について説
明するが、ハンマー、あるいは、有頭釘の釘抜きとして
は、従来のものと同様の方法で使用するために説明は省
略し、無頭釘の引き抜き方法についてのみ説明する。図
３は本発明の実施例の無頭釘の引き抜き方法を示す使用
状態図である。型枠Ａの上面に突出した無頭釘Ｂの胴部
を釘抜き部４の略Ｖ字型の切欠け溝３で挟み、膨出部５
の頂部を支点にして、ハンマー全体を斜めに倒すこと
で、無頭釘を引き抜くことができる。 【０００９】 【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のハン
マーによれば、釘抜き部の側面の少なくとも一方に膨出
部を設けたことで、型枠の上面に突出した無頭釘の胴部
を釘抜き部の略Ｖ字型の切欠け溝で挟み、膨出部を支点
にして、ハンマー全体を斜めに倒すことで、無頭釘を引
き抜くことができる。すなわち、打叩部と釘抜き部によ
り、ハンマーとして、あるいは、有頭釘の釘抜きとして
も使用することができ、且つ、無頭釘の釘抜きとしても
使用することができるために、作業の省力化、作業能率
の向上を図ることができるなど、実用上有効なハンマー
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す斜視図
【図２】本発明の実施例の要部を示す側面図
【図３】本発明の実施例の使用状態図
【符号の説明】
１ ハンマー頭部
２ 打叩部
３ 切欠け溝
４ 釘抜き部
５ 膨出部
６ 柄部
Ａ 型枠
Ｂ 無頭釘
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 一方に釘を打つ打叩部を他方に、釘の頭
部が掛止する略Ｖ字型の切欠け溝を形成した釘抜き部を
設けたハンマー頭部と、そのハンマー頭部に固着した柄
部とからなるハンマーにおいて、釘抜き部の側面の少な
くとも一方に膨出部を設けたことを特徴とするハンマ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28603198A JP3370285B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ハンマー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28603198A JP3370285B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ハンマー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000094364A JP2000094364A (ja) | 2000-04-04 |
| JP3370285B2 true JP3370285B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=17699087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28603198A Expired - Fee Related JP3370285B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ハンマー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370285B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016158555A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 池尻 八重美 | 杭抜き工具 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP28603198A patent/JP3370285B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 実公１２８８２（大正１４年）（ＪＰ，Ｙ１ Ｔ） |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000094364A (ja) | 2000-04-04 |
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