JP3370155B2 - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JP3370155B2
JP3370155B2 JP30163793A JP30163793A JP3370155B2 JP 3370155 B2 JP3370155 B2 JP 3370155B2 JP 30163793 A JP30163793 A JP 30163793A JP 30163793 A JP30163793 A JP 30163793A JP 3370155 B2 JP3370155 B2 JP 3370155B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムを構成するハ
ードウェアモジュールの構成制御を実行するデータ処理
システムに関し、特に、ハードウェアモジュールの動的
な追加を可能にするデータ処理システムに関する。
【0002】データ処理システムでは、回線やLANや
MTや磁気ディスク装置等のハードウェアモジュールを
備える構成を採って、これらのハードウェアモジュール
を使って所定の業務を実行していく構成を採ることがあ
る。この構成を採る場合、業務の拡大等によりハードウ
ェアモジュールの増設要求が出てくることがある。この
ようなハードウェアモジュールの増設要求に対して、シ
ステムの運用を停止することなく対処できる構成を構築
していく必要がある。
【0003】
【従来の技術】データ処理システムが回線や磁気ディス
ク装置等のハードウェアモジュールを備えるためには、
それらのハードウェアモジュールの構成情報を管理する
制御表を作成して、システム内に展開する必要がある。
【0004】従来のデータ処理システムでは、IPL時
に、筐体に収納されるハードウェアモジュールを見に行
くことでハードウェアモジュールの構成情報を特定し
て、それらを制御表に展開することで、ハードウェアモ
ジュールの接続を実現するという構成を採っている。こ
こで、筐体に未収納箇所が残されている場合には、空き
表示の制御表を作成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
従っていると、筐体に収納可能な数量のハードウェアモ
ジュールの増設要求に対しては、空きの制御表が作成さ
れていることから、これらの制御表を使って、システム
を停止させることなく、増設対象のハードウェアモジュ
ールの構成情報をシステム内に展開できる。すなわち、
システムを停止させることなく、ハードウェアモジュー
ルを増設することが可能である。
【0006】しかしながら、筐体に収納不可能な数量の
ハードウェアモジュールの増設要求に対しては、制御表
が用意されていないことから、増設対象のハードウェア
モジュールの構成情報を管理する制御表を作成すべく、
システムを一度停止させた後、新たな筐体を接続して増
設対象のハードウェアモジュールを実装してから、再度
IPLを実行していく必要がある。
【0007】すなわち、従来技術では、既存の筐体に収
納できない数量のハードウェアモジュールの増設要求に
対しては、一度システムを停止させなくてはならないと
いう問題点があった。この問題点は、連続運転を要求さ
れるデータ処理システムでは、極めて深刻な問題点とな
るものである。
【0008】この問題点を解決するための1つの方法と
して、例えば、磁気ディスク装置に対しては1000台
分の制御表(使用されていないものについては空き表示
とする)を用意し、回線に対しては100台分の制御表
(使用されていないものについては空き表示とする)を
用意するというように、予め相当な数の制御表を用意し
ておくという方法を採ることが考えられる。
【0009】確かに、この方法を採ると、想定した数量
までのハードウェアモジュールの増設要求に対しては、
システムを停止させることなく対処できることになる。
しかしながら、この方法に従うと、使用していない制御
表を展開しておく必要があることから、メモリを圧迫す
るという問題点がある。特に、フォールトトレラント構
成を採るマルチプロセッサシステムでは、プロセッサク
ラッシュに備えて、各プロセッサの引継情報を共有メモ
リ媒体に退避させていく構成を採ることになるが、この
共有メモリ媒体は高速アクセスの要求に応えるべく極め
て高価なものを用いる必要があることから、このような
メモリの圧迫の問題点は現実として許されるものではな
い。
【0010】そして、この方法に従うと、使用していな
い制御表を展開しておく必要があることから、処理のオ
ーバーヘッドが大きくなるという問題点があるととも
に、想定した数量よりも多いハードウェアモジュールの
増設要求があるときには、システムを停止させなくては
ならないという問題点も以前残ることになる。
【0011】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、システムを停止させることなく、システムを
構成するハードウェアモジュールの動的な追加を可能に
する新たなデータ処理システムの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1に本発明を具備する
データ処理システムの原理構成を図示する。図中、1は
1つ又は複数備えられるプロセッサモジュール、2はシ
ステムバス、3はプロセッサモジュール1に接続される
1つ又は複数の磁気ディスク装置、4はプロセッサモジ
ュール1に接続される1つ又は複数の回線、5はプロセ
ッサモジュール1に接続される1つ又は複数のLAN、
6は既設の筐体には収納しきれない増設対象のハードウ
ェアモジュールを収納する筐体、7はプロセッサモジュ
ール1に接続される共有メモリである。この共有メモリ
7は、プロセッサモジュール1が複数設けられるときに
あって、クラッシュしたプロセッサモジュール1のリカ
バリ処理を可能にするための引継情報を管理する。
【0013】磁気ディスク装置3/回線4/LAN5と
いうハードウェアモジュールが増設対象となるものであ
って、例えば、磁気ディスク装置3が増設対象となる場
合には、増設する磁気ディスク装置3を収納する筐体6
を新たにプロセッサモジュール1に接続する構成を採っ
て、例えば、ユーザがコマンドを使ってプロセッサモジ
ュール1に対して筐体6の増設要求を発行することで、
磁気ディスク装置3の増設要求を発行することになる。
【0014】このプロセッサモジュール1は、例えばハ
ードウェアモジュールの種類対応に備えられて、運用中
のハードウェアモジュールの制御表を展開する制御表展
開手段10と、データ処理システムの運用中に筐体6が
増設されたことを認識する認識手段11と、増設された
体を特定する特定手段12と、増設されたハードウェ
アモジュールの制御表を作成して、その制御表を運用中
のハードウェアモジュールの制御表に動的に追加する追
加手段13と、増設されたハードウェアモジュールの初
期化処理を実行する初期化手段14と、増設されたハ
ドウェアモジュールの引継情報を共有メモリ7に退避す
る退避手段15とを備える。
【0015】追加手段13/初期化手段14/退避手段
15は、ハードウェアモジュールの種類対応に備える構
成を採って、これらの内、特定手段12の特定する筐体
6に収納されるハードウェアモジュールの種類に対応付
けられるものが動作する構成を採ることが好ましい。
【0016】
【作用】本発明では、認識手段11がデータ処理システ
ムの運用中に筐体6が増設されたことを認識すると、特
定手段12は、認識前後の筐体情報から増設された筐
6を特定する。
【0017】特定手段12により増設された筐体6が特
定されると、初期化手段14は、特定された筐体6に収
納されるハードウェアモジュールを初期化する。このと
き、ハードウェアモジュールが複数ある場合には、好ま
しくは、これらのハードウェアモジュールを並列的に初
期化していくことになる。
【0018】一方、特定手段12により増設された筐
6が特定されると、追加手段13は、特定された筐体6
に収納される初期化されたハードウェアモジュールの持
つ構成情報を検出することで、増設対象のハードウェア
モジュールの制御表を作成するとともに、特定された筐
体に未収納箇所があるときには、空き表示の制御表を作
成する。そして、これらの作成した制御表を、制御表展
開手段10に展開される運用中のハードウェアモジュー
ルの制御表に動的に追加する。
【0019】この制御表の動的追加処理により、システ
ムの運用を停止させることなく増設対象のハードウェア
モジュールの増設が実現されることになるものであっ
て、例えば、運用中のハードウェアモジュールの制御表
がチェーニングで管理されているときには、追加手段1
3は、作成した制御表をこのチェーニングの制御表にチ
ェーニングしていくことで動的追加処理を実現する。ま
た、例えば、運用中のハードウェアモジュールの制御表
がエリアで一括管理されているときには、追加手段13
は、運用中のハードウェアモジュールの制御表を複写し
て、作成した制御表とこの複写した制御表とを結合して
いくことで動的追加処理を実現する。
【0020】そして、共有メモリ7が備えられるときに
は、退避手段15は、追加手段13の作成する制御表、
あるいはその制御表を作成可能とするハードウェアモジ
ュール情報を共有メモリ7に退避していくことで、クラ
ッシュ発生に備えることになる。
【0021】このように、本発明のデータ処理システム
では、システムを停止させることなく、システムを構成
するハードウェアモジュールの動的な追加が実現できる
ようになる。
【0022】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、本発明を具備するデータ処理システムのシ
ステム構成例を図示する。この図に示すように、本発明
を具備するデータ処理システムは、例えば、複数のプロ
セッサモジュール1と、プロセッサモジュール1に接続
される1つ又は複数の磁気ディスク装置3と、プロセッ
サモジュール1に接続される1つ又は複数の回線4と、
プロセッサモジュール1に接続される1つ又は複数のL
AN5と、プロセッサモジュール1に共有されて、クラ
ッシュしたプロセッサモジュール1のリカバリ処理を実
行するために必要となる引継情報等を管理する共有メモ
リ7と、これらを相互接続するシステムバス2とから構
成される。
【0023】図3に、本発明を実現するために各プロセ
ッサモジュール1の備える機構構成の一実施例を図示す
る。ここで、図中の6は、既設の筐体には収納しきれな
い増設対象のハードウェアモジュール(この場合には、
磁気ディスク装置3/回線4/LAN5)を収納する筐
体であって、この実施例では、磁気ディスク装置3が増
設対象となることを想定している。
【0024】この図に示すように、各プロセッサモジュ
ール1は、システムに搭載されている筐体の構成を制御
するとともに、全ハードウェアモジュールの構成を制御
するハードウェアシステム構成制御機構20と、磁気デ
ィスク装置3の管理を実行する磁気ディスクハードウェ
アモジュール制御機構30-1と、回線4の管理を実行す
る回線ハードウェアモジュール制御機構30-2と、LA
N5の管理を実行するLANハードウェアモジュール制
御機構30-3とを備える。
【0025】そして、このハードウェアシステム構成制
御機構20は、筐体6の増設を認識する増設認識機構2
1と、増設前の筐体情報を管理するとともに、この筐体
情報と増設後の筐体情報との差分情報を検出すること
で、増設された筐体6の筐体情報を検出する筐体情報管
理機構22と、増設された筐体6の筐体情報を対応する
ハードウェアモジュール制御機構30-i(i=1〜3)
に通知する筐体情報通知機構23と、全体の制御処理を
司るシステム制御機構24とから構成される。
【0026】一方、これらの各ハードウェアモジュール
制御機構30-iは、運用中のハードウェアモジュールの
制御表を展開する制御表展開機構31と、ハードウェア
システム構成制御機構20から通知される筐体情報を受
信する増設受信機構32と、増設要求のあるハードウェ
アモジュールの動的追加処理を実行する動的追加機構3
3と、増設要求のあるハードウェアモジュールの初期化
処理を実行する初期化機構34と、ハードウェアモジュ
ールの引継情報を共有メモリ7に退避する引継情報退避
機構35と、全体の制御処理を司るモジュール制御機構
36とから構成される。
【0027】図4に、このように構成されるプロセッサ
モジュール1の実行する処理フローの一実施例を図示す
る。次に、この処理フローに従って本発明について詳細
に説明する。
【0028】例えば増設対象となる磁気ディスク装置3
を収納した筐体6が新たに接続されると、プロセッサモ
ジュール1は、図4の処理フローを実行することで、シ
ステムを停止させることなく、この増設対象の磁気ディ
スク装置3の動的な追加処理を実行する。
【0029】すなわち、先ず最初に、ステップ1で、ハ
ードウェアシステム構成制御機構20の増設認識機構2
1は、コマンドあるいはハードウェアからの非同期割込
等により、筐体6が増設されたことを認識する。
【0030】次に、ステップ2で、筐体6の増設を認識
した増設認識機構21は、ハードウェアシステム構成制
御機構20のシステム制御機構24に対して筐体6が増
設されたことを通知する。
【0031】続いて、ステップ3で、この通知を受け取
ったシステム制御機構24は、ハードウェアシステム構
成制御機構20の筐体情報管理機構22に対して、増設
筐体6の筐体情報(増設前後の筐体情報の差分情報で特
定される)の作成を依頼する。
【0032】続いて、ステップ4で、この依頼を受け取
った筐体情報管理機構22は、増設前の筐体情報と増設
後の筐体情報との差分情報を作成することで、増設筐体
6に収納されているハードウェアモジュールの実装アド
レス/ハードウェア種別を検出して、この検出した増設
筐体6の筐体情報(実装アドレス/ハードウェア種別)
をシステム制御機構24に通知する。この場合には、ハ
ードウェア種別として磁気ディスク装置3が検出される
ことになる。
【0033】続いて、ステップ5で、この通知を受け取
ったシステム制御機構24は、筐体情報通知機構23を
使って、受け取った増設筐体6の筐体情報(すなわち、
増設前後の筐体情報の差分情報)を、磁気ディスクハー
ドウェアモジュール制御機構30-1の増設受信機構32
に通知する。
【0034】続いて、ステップ6で、この通知を受け取
った磁気ディスクハードウェアモジュール制御機構30
-1の増設受信機構32は、この通知に従って、筐体6が
増設されたことを認識する。
【0035】続いて、ステップ7で、筐体6の増設を認
識した増設受信機構32は、磁気ディスクハードウェア
モジュール制御機構30-1のモジュール制御機構36に
対して、ハードウェアシステム構成制御機構20から通
知されてきた増設筐体6の筐体情報を通知する。
【0036】続いて、ステップ8で、この通知を受け取
ったモジュール制御機構36は、磁気ディスクハードウ
ェアモジュール制御機構30-1の動的追加機構33を使
って、既設の磁気ディスク装置3を運用したまま、増設
筐体6に収納されている磁気ディスク装置3を組み込
む。
【0037】この動的な組み込み処理は、制御表展開機
構31に展開されている既設の磁気ディスク装置3の制
御表(実装アドレス、使用の可否等の状態情報、容量・
ブロックサイズ等のハード特性情報、ボリューム名等と
いった装置情報を管理する)に対して、増設筐体6に収
納されている磁気ディスク装置3の制御表を動的に接続
していくことで実現されるものであり、具体的には、こ
のステップ8では、実装アドレス等を収納する動的追加
対象の制御表のエントリーの作成処理を実行する。
【0038】続いて、ステップ9で、磁気ディスクハー
ドウェアモジュール制御機構30-1のモジュール制御機
構36は、磁気ディスクハードウェアモジュール制御機
構30-1の初期化機構34を使って、増設筐体6に収納
されている磁気ディスク装置3を並列的に初期化する。
すなわち、磁気ディスク装置3のモータを起動するとい
った初期化処理を高速に処理すべく並列的に実行するの
である。
【0039】そして、この初期化処理により動的追加対
象の制御表に登録すべき情報が入手できる状態になる
と、動的追加機構33は、増設筐体6に収納されている
磁気ディスク装置3の状態情報やハード特性情報やボリ
ューム名を読み取って、これらの情報を作成した制御表
のエントリーに登録する。
【0040】例えば、既設の8台の磁気ディスク装置3
の制御表が、図5(a)に示すようにチェーニングで管
理されているときには、例えば、先ず最初に、ステップ
8で、図5(b)に示すように、ハードウェアシステム
構成制御機構20から通知されてきた増設筐体6の筐体
情報に従って、増設筐体6に収納可能な磁気ディスク装
置3(この例では12台)の台数分の制御表のエントリ
ーを作成してチェーニングするとともに、これらのエン
トリーに実装アドレスを設定(初期化前の不安定状態に
あることの表示も設定する)する。
【0041】続いて、ステップ9で、図5(c)に示す
ように、作成したエントリーを既設の制御表にチェーニ
ングして、磁気ディスク装置3が実際に接続されている
エントリーに対しては、その磁気ディスク装置3の状態
情報/ハード特性情報/ボリューム名等を検出してそれ
らを登録することで制御表を作成するとともに、磁気デ
ィスク装置3が実際に接続されていないエントリーに対
しては、その旨を登録することで制御表を作成すること
で実現する。
【0042】また、例えば、既設の8台の磁気ディスク
装置3の制御表が、図6(a)に示すようにエリアで一
括管理されているときには、例えば、先ず最初に、ステ
ップ8で、図6(b)に示すように、既設の磁気ディス
ク装置3と増設筐体6に収納可能な磁気ディスク装置3
(この例では12台)との合計台数分の制御表のエント
リーのエリアを作成して、既設の磁気ディスク装置3に
対応するエントリーに対してはオリジナルの制御表情報
を複写するとともに、増設の磁気ディスク装置3に対応
するエントリーに対しては実装アドレスを設定(初期化
前の不安定状態にあることの表示も設定する)する。
【0043】続いて、ステップ9で、図6(c)に示す
ように、新たに作成したエントリー群をメインテーブル
に接続して、増設された磁気ディスク装置3に対応付け
られるエントリーの内、磁気ディスク装置3が実際に接
続されているエントリーに対しては、その磁気ディスク
装置3の状態情報/ハード特性情報/ボリューム名等を
検出してそれらを登録することで制御表を作成するとと
もに、磁気ディスク装置3が実際に接続されていないエ
ントリーに対しては、その旨を登録することで制御表を
作成することで実現する。
【0044】このようにして、図4の処理フローのステ
ップ8/ステップ9で、磁気ディスクハードウェアモジ
ュール制御機構30-1の動的追加機構33は、既設の磁
気ディスク装置3を運用したまま、増設筐体6に収納さ
れている磁気ディスク装置3を組み込んでいくのであ
る。
【0045】続いて、ステップ10で、磁気ディスクハ
ードウェアモジュール制御機構30-1のモジュール制御
機構36は、磁気ディスクハードウェアモジュール制御
機構30-1の引継情報退避機構35を使って、磁気ディ
スク装置3の引継情報を作成して共有メモリ7に退避す
る。
【0046】この引継情報の退避処理は、共有メモリ7
のメモリ領域を圧迫しないようにするために、共有メモ
リ7に退避している既設の磁気ディスク装置3の引継情
報に対して、増設される磁気ディスク装置3の引継情報
を追加退避していくことで実行することになる。すなわ
ち、増設される磁気ディスク装置3についての引継情報
を作成して、それを共有メモリ7に累積的に退避してい
くことで実行することになる。
【0047】このとき作成する増設される磁気ディスク
装置3の引継情報としては、高速のリカバリ処理が要求
されるときには、制御表に登録する情報(実装アドレス
/状態情報/ハード特性情報/ボリューム名)を使うこ
とになるが、それほどの高速リカバリ処理を要求されな
いときには、ハードウェアシステム構成制御機構20か
ら通知されてきた増設筐体6の筐体情報(実装アドレス
/ハードウェア種別)を使うことも可能である。なお、
筐体6の増設により共有メモリ7に確保される引継情報
の退避領域のメモリ容量が足りなくなる場合には、筐体
6の増設に先立って、この退避領域を拡張する処理を行
うことになる。
【0048】このようにして、各プロセッサモジュール
1は、この図4の処理フローを実行することで、例えば
増設対象となる磁気ディスク装置3を収納した筐体6が
新たに接続されるときに、システムを停止させることな
く、この増設対象の磁気ディスク装置3の動的な追加処
理を実現していくよう処理する。
【0049】図示実施例に従って本発明を開示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、マルチプロセッサ構成を採るデータ処理システ
ムへの適用例に従って本発明を開示したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、単一プロセッサ構成を採る
データ処理システムに対してもそのまま適用できるので
ある。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理システムでは、システムを停止させることなく、シス
テムを構成するハードウェアモジュールの動的な追加が
実現できるようになる。これにより、データ処理を中断
することなく、システムを拡張できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明を具備するデータ処理システムのシステ
ム構成例である。
【図3】プロセッサモジュールの機構構成の一実施例で
ある。
【図4】プロセッサモジュールの実行する処理フローの
一実施例である。
【図5】制御表の動的組み込み処理の一実施例である。
【図6】制御表の動的組み込み処理の一実施例である。
【符号の説明】
1 プロセッサモジュール 2 システムバス 3 磁気ディスク装置 4 回線 5 LAN 6 筐体 7 共有メモリ 10 制御表展開手段 11 認識手段 12 特定手段 13 追加手段 14 初期化手段 15 退避手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 G06F 3/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムを構成する1つ又は複数種類の
    ハードウェアモジュールの構成制御を実行するデータ処
    理システムにおいて、 システムの運用中に、1つ又は複数のハードウェアモジ
    ュールを収納する筐体が増設されたことを認識する認識
    段と、上記認識手段が筐体の増設されたことを認識する場合
    に、増設された筐 体を特定する特定手段と、 上記特定手段の特定する筐体に収納されるハードウェア
    モジュールの持つ構成情報を検出し、該筐体に未収納箇
    所があるときには空き表示を登録しつつ、その検出した
    構成情報に従って該ハードウェアモジュールの制御表を
    作成して、該制御表を運用中のハードウェアモジュール
    の対応する制御表に動的に追加する追加手段と、 上記特定手段の特定する筐体に収納されるハードウェア
    モジュールの初期化処理を実行する初期化手段とを備え
    ることを、 特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項記載のデータ処理システムにお
    いて、上記 追加手段及び上記初期化手段を、ハードウェアモジ
    ュールの種類毎に備える構成を採って、 これらの追加手段及び初期化手段の内、上記特定手段の
    特定する筐体に収納されるハードウェアモジュールの種
    類に対応付けられるものが処理を実行することを、 特徴とするデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項記載のデータ処理システムにお
    いて、 ハードウェアモジュールの制御表、あるいは該制御表を
    作成可能とするハードウェアモジュール情報を退避する
    場合に、上記追加手段の作成する制御表、あるいは該制
    御表を作成可能とするハードウェアモジュール情報を、
    対応する既退避情報に関連付けて退避する退避手段を備
    えることを、 特徴とするデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項記載のデータ処理システムにお
    いて、上記 追加手段、上記初期化手段及び上記退避手段を、ハ
    ードウェアモジュールの種類毎に備える構成を採って、 これらの追加手段、初期化手段及び退避手段の内、上記
    特定手段の特定する筐体に収納されるハードウェアモジ
    ュールの種類に対応付けられるものが処理を実行するこ
    とを、 特徴とするデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載のデータ処
    理システムにおいて、上記 追加手段は、作成した制御表を運用中のハードウェ
    アモジュールの制御表にチェーニングしていくことで、
    作成した制御表を運用中のハードウェアモジュールの制
    御表に動的に追加することを、 特徴とするデータ処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3又は4記載のデータ処
    理システムにおいて、上記 追加手段は、運用中のハードウェアモジュールの制
    御表を複写して、作成した制御表とこの複写した制御表
    とを結合していくことで、作成した制御表を運用中のハ
    ードウェアモジュールの制御表に動的に追加すること
    を、 特徴とするデータ処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    データ処理システムにおいて、上記 初期化手段は、初期化対象となるハードウェアモジ
    ュールが複数ある場合には、該ハードウェアモジュール
    を並列的に初期化することを、 特徴とするデータ処理システム。
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