JP3370052B2 - 遊技機用液晶表示装置 - Google Patents

遊技機用液晶表示装置

Info

Publication number
JP3370052B2
JP3370052B2 JP2000132793A JP2000132793A JP3370052B2 JP 3370052 B2 JP3370052 B2 JP 3370052B2 JP 2000132793 A JP2000132793 A JP 2000132793A JP 2000132793 A JP2000132793 A JP 2000132793A JP 3370052 B2 JP3370052 B2 JP 3370052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
panel unit
image panel
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000132793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001311940A (ja
Inventor
司郎 黒田
和浩 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2000132793A priority Critical patent/JP3370052B2/ja
Publication of JP2001311940A publication Critical patent/JP2001311940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3370052B2 publication Critical patent/JP3370052B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】遊技機用液晶表示装置に関す
る。さらに詳述すれば、遊技機用液晶表示装置の背面に
配置した基板のケース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブル型のパーソナルコンピュータ
の表示装置として液晶表示装置が使用されている。ある
いは従来においてCRT表示器が使用されてきた装置や
機器においても他の機器との調和性や、小型でしかも奥
行き寸法が小さいことなどの特長から、液晶表示装置が
多く使用されている。
【0003】また、遊技機においても、趣向性を向上さ
せ、面白味に変化をもたらすために、ゲームにおいて液
晶表示装置を使用したものが普通になっている。そし
て、この表示内容は年々高度化され、それに比例して、
液晶表示素子の多画素化が行われ、特別図柄表示のため
の画像生成回路に、コンピュータグラフィックスの画像
生成や画像処理を高速に行う専用のハードウエアである
グラフィック・エンジンを搭載せるようになっている。
これらは、全体としては低消費電力化されてはいるもの
の、機能と性能向上がそれらを上回り、結果として消費
電力は増加している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技機
における液晶表示装置は、上述したパーソナルコンピュ
ータの表示装置や、機器や装置においてCRT表示装置
の代わりに使用される液晶表示装置などの環境と異なる
環境下において使用される。後者においては、少なくと
も液晶表示素子の表示面は人間の生活環境空間に接して
いるが、前者においては、ガラスによって閉じられた空
間に面している。すなわち、遊技機に使用される液晶表
示装置の表示面は、直接、人間の生活環境空間に接して
いない。このことは、液晶表示素子の表面温度に対し
て、異なる影響を生じさせている。その影響は、主に液
晶表示装置全体の温度上昇である。逆に保温効果があり
液晶表示素子全体の温度の均一性の維持の面では輝度ム
ラ等を発生させない環境とも言える。一方、一般的な液
晶表示装置の仕様において、周囲温度範囲は0度から5
0度Cとされている。遊技機に使用される液晶表示装
置、とくにパチンコ機において使用される液晶表示装置
は特殊な環境下にあり、一般的なものは、この上限を超
えやすいとも言える。このため、特開平8−98930
号公報においては、光源を含む液晶表示装置背面に放熱
用の穴を形成している。また、特開平6−121872
号公報においては、液晶表示素子背面部に略M字形状の
発光部を有する蛍光管を用いたバックライト光源を設け
ており、この反射部を有するバックライト光源の背後に
バックライトカバーをさらに有し、この背後に液晶表示
素子を駆動する映像制御装置(基板)を配置している映
像表示器が開示されている。この映像表示器はさらに前
ケースに取り付けられ、電源ユニットの基板を内部に配
置した後ケースと組み合わせされている。この前ケース
には映像表示素子の表示面に対応して表示窓が開口し、
後ケースには、上面を除く3側面と、背面上部に通気用
の複数のスリット孔を開口させている。
【0005】しかしながら、一般に想定される使用状態
とは異なる遊技機においては、液晶表示装置の一般的な
仕様である周囲温度0度Cから50度Cを満足させるこ
とは難しかった。とくに、高機能化する表示内容ととも
に、液晶表示装置周辺回路の消費電力は増加傾向にある
ので、それらの放熱対策は当然のこととして、液晶表示
素子そのものの温度対策が必要になってきた。とくに液
晶表示素子の使用温度範囲は一般的な電気部品の周囲温
度の許容値と比べると極端に最高温度が低く、また、上
述した特開平8−98930号公報、実開昭63−18
174号公報、あるいは特開昭06−21872号公報
に示されるように、不正防止のために透明なユニットケ
ースに収容しなくてはならない、という温度的には不利
な制約条件も存在する。とくに、結果として同一のケー
ス、不正防止のために基板を覆うケース内に収容される
基板の消費電力が増加した場合、問題となる。とくに、
液晶表示装置の場合、液晶表示における輝度ムラを防止
するためには液晶表示器の表示面の温度を均一にする必
要もあるが、それよりも基板の消費電力の上昇は、液晶
面の温度上昇をもたらす結果を招いている。閉じられた
空間内に設置され、さらに閉じられた空間内に収容する
ことを余儀なくされている状況下において、液晶表示素
子の表示面の温度を50度以下に保ち、さらにこれらの
閉じられた空間内の温度を減少させることが要望されて
いた。とくに、上述したケースは、開口部の大きさ等に
ついても制約があるが、外部から収容している基板の状
態を可視できることが必要とされ、熱伝導度が低い、ア
クリル系の樹脂を使用せざるを得なかった。
【0006】本発明の目的は、上述したように、多くの
制約がある遊技機において、液晶表示素子の表示面が直
接外界に接触しない遊技機に実装される場合でも、液晶
表示素子の表示面の温度を仕様範囲の50度C以下にす
る手段を提供することである。詳細には、液晶表示素子
を含む画像パネルユニットと、その外部に配置されるが
透明ケース内に収容される画像制御基板の発する熱を効
果的に、外部、この場合、ケースの外部(画像パネルユ
ニットの外部、および透明ケースの外部)に放出する改
良された表示器を提供することである。別の視点では、
改良された遊技機の基板ケースを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、遊技機用液晶表示
装置において、前面に表示窓を有する直方体形状の画像
パネルユニットであって、液晶表示素子とバックライト
と、当該液晶表示素子を駆動し、当該バックライトを駆
動する駆動回路基板とを内包し、当該画像パネルユニッ
トの背面に取り付け用の取付部を形成し、該取付部を介
して取付可能なアルミニウムを使用した背面板を備える
画像パネルユニットと、前記取り付け部に係合して取り
付けられた、前記画像パネルユニットの側面と平行な第
1の面を有する、アルミニウムを使用した、2個の第1
の部材と、前記取り付け部を利用して前記画像パネルユ
ニットの背面と平行に取り付けられ、外部からのコマン
ドを受け付けて前記画像パネルユニットの液晶表示面に
あらかじめ設定された画像を、前記駆動回路基板を経由
して、表示させる画像制御基板と、前記取り付け部を利
用して前記画像制御基板を包囲するように取り付けられ
る透明の樹脂から形成された第2の部材とを備え、前記
画像パネルユニットの背面部と、2個の前記第1の部材
と、前記第2の部材とによって、外部と接続するための
コネクタ部を除いた前記画像制御基板全体を覆うように
構成して、前記第1の部材を放熱板として機能させたこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の遊技機用液晶表示装置であって、前記第1の部
材における第1の面の屈曲部を除く3辺は、前記第2の
部材の開口端に沿って形成されている溝内部に挿入され
ており、これによって、前記第1の部材の第1の面の屈
曲部を除く3辺を固定していることを特徴とするもので
ある。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の遊技機用液晶表示装置であって、前記画像パネ
ルユニットの取り付け部に係合し、当該画像パネルユニ
ットの1辺にほぼ等しい長さを有した取り付け面と、放
熱のための複数の穴群を有した前記第1の面とを有する
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら、説明する。
【0011】図1は、本発明の実施形態の表示装置20
1の分解図である。ただし、ビスは省略している。図の
205は、内部に液晶表示素子、バックライト、液晶表
示素子とバックライトを駆動する駆動回路を含む画像パ
ネルユニットである。図において、液晶の表示面は下面
に相当し、手前側の面は、表示面を垂直に配置した場合
の下部に相当する。したがって、図の上面は、画像パネ
ルユニットの背面に相当する面であり、背面板233
が、取り付け部213を介して画像パネルユニット20
5の背面に固定される構造を有していることを示してい
る。背面板233はアルミ材で形成されている。図2
は、図1で示したそれぞれの部材を組み上げた状態を示
している。
【0012】図1において、202は透明な部材で形成
したケースであり、不正防止から内部の基板を保護する
ために、図示した画像制御基板204を包囲する形状を
有している。ただし、外部の遊技機を制御するCPU基
板からの信号や駆動電源を受けるコネクタ部は開口して
おり、組み上げた状態で外部から延長されたケーブル先
端のコネクタを基板204上のコネクタに連結すること
ができ、外部基板と画像制御基板204との間のケーブ
ル接続を可能にしている。同時に電源部からの電源ケー
ブルも同様である。
【0013】図2において透明ケースの右側面上部の切
り欠き部が、その開口部であり、その立方形の底面に相
当する部分は開放になっており、組み上げた場合に、そ
の底面部分には画像制御基板204の基板上面が位置す
ることになり、ここに配置されているコネクタがケース
202の外部に露出することになる。
【0014】透明ケース202はアクリル形樹脂で形成
されており、外部から内部の基板204が可視観察でき
るように、図における上面は、均一の厚さを保ち、鏡面
仕上げになっている。253に示す凹部の部分を無視す
ると、奥方向から手前側を見た場合も同様であり、対称
形状を有している。当然ながら、アクリルは熱伝導度が
低く、通常、アルミ材の1/100程度である。
【0015】ここで図1に示す203はアルミ材で形成
された放熱のための部材であり、画像パネルユニットの
背面板233の取り付け部213を利用して、画像パネ
ルユニット205に取り付けられる。そして、背面板2
33と部材203(以後、放熱板と称する)は同じアル
ミ材で形成され、取り付け部を含む接触面により、背面
板233の熱を伝導し、放熱板203の放熱孔を有する
部分により放熱するようにしている。図1において、放
熱板203を2つ示している。手前下部に示した放熱板
を背面から見た図が、右上部に示した放熱板203であ
る。放熱板203の図における水平部は、上述したよう
に構造上の必要性からのものではなく、表示ユニット2
01の、図示しない遊技盤への取り付け部を兼ねた突出
部を有して、図示したような形状に形成している。
【0016】画像パネルユニット205の背面板233
の内部(図において)には駆動基板があり、そこには蛍
光管を駆動するためのインバータ電源がある。図1にお
ける画像パネル205の図では、最下面に偏光板、ガラ
ス基板、カラーフィルタ、液晶板などから構成される液
晶表示素子があり、その上部に導光板方式のバックライ
ト部がある。このバックライト部の上部にバックライト
の蛍光管を駆動するインバータ、などを収容した基板が
配置されている。この基板と画像制御基板204との熱
およびEMI(電磁波障害)の相互干渉を防止するた
め、および放熱板203へ熱を伝導するために、背面板
203の存在を利用している。この背面板203を含め
て、図2に示すように組み上げている。
【0017】図2に示す図において、透明ケース202
の部分には、それを通してみることのできる画像制御基
板を一部描いている。この辺は、図1に示す透明ケース
と見比べられたい。ただし、放熱板203の部分はアル
ミ材で形成されているので、その部分は、画像制御基板
を見ることはできない。
【0018】図3は、図2の表示装置201を右側方か
らみた断面図である。ただし、説明のための図であり、
図2を1つの一様な平面で切断した場合を示してはいな
い。図3の左右に示す図は、さらに図3上部の透明ケー
スの図は、図2を左下方から右上方に延長する中心を通
る切断面の様子を示している。図3のその内側は、画像
制御基板204と透明ケース202の取り付けの様子
を、そして基板204の中央部に示す部品(コネクタ)
は、外部基板との接続コネクタと電源部からの電源供給
を受けるためのコネクタである。これは、図2において
図示している。また、図3に示す放熱板203の下部に
おいて外部に向かう突出部は、図2の左右側面部の切断
面を示している。放熱板203の放熱部(放熱孔のある
部分)は、透明ケース202の形状と対応させており、
その部分は、図3に示すように透明ケースの対応部分に
形成された溝207に挿入されて固定されている。ま
た、この図3に示すように、透明ケース202と画像制
御基板204は、図1に示す画像パネルユニット205
の背面板取り付け部213を利用して図示したような取
り付け部材251、252を使用して結合している。そ
して、背面板233と画像制御基板204との間は、図
示したように間隙208を有して配置され、透明ケース
202および放熱板203の放熱孔を通して、下部に相
当する右方から外気を取り入れ、間隙部208と画像制
御基板204の部品面側の空間を通り、上方に相当する
図の左側の放熱口から排出する自然対流を形成するよう
にしている。また、同時に右方からの空気の流れは、図
1に示す背面板233の放熱孔から画像パネルユニット
205内部に流入し、接続のためのコネクタ取りだし
口、あるいは調整のための開口部を通して流出し、図3
における左方の放熱板203の放熱孔から外部に排出さ
れる。
【0019】ここで、放熱のための放熱板203と背面
板233をアルミ材で形成した理由はつぎの通りであ
る。アルミニウムの熱伝導率は鉄の約3倍であり、また
アルミニウムは、光、電磁波、さらに各種熱線をよく反
射し、とくに純度の高いアルミニウムほどこの性質は優
れ、純度99.8%以上のアルミニウムは放射エネルギ
ーの90%以上を反射するとされている。したがって、
EMIや好ましくない熱の移動を防止するためにそれぞ
れの回路や基板を相互に遮蔽すると同時に、内部の熱を
効率良く、対流空気を利用してあるいは熱伝導部材を通
じて外部に放出することにおいて、アルミニウムを部材
として使用することは、好ましい結果を生ずる。
【0020】本実施形態においては、上述したように構
成したので、使用周囲温度が50度Cの、一般的な電子
部品において低すぎる使用最高温度を有する液晶表示素
子に対して熱を伝えず、さらにバックライトの発熱や駆
動基板の発熱を外部に放出し、同時に相互の影響を遮断
し、液晶表示素子の表面温度を仕様温度範囲にすること
ができる。これは、透明ケース202で覆われる画像制
御基板を図3に示したような対流を生じさせる放熱孔を
設けたことにより放熱し、液晶表示素子部への熱伝達を
削減したことにもよる。
【0021】さらに、透明ケース202の、画像制御基
板の基板面と平行な面、図2の場合上面から内部を観察
した際に、内部の画像制御基板の部品実装面を明瞭に観
察することができる。この観察において妨害となる加工
はしていない。図2に示すように、放熱板に沿った場所
で、上記観察には不要な部分にのみ、放熱のために孔明
部を設けている。また、この面と垂直な面に関しても、
遊技盤に実装した時に上面と下面になる部分にのみ、放
熱のための孔明部を設けている。
【0022】以上、本発明を、本実施形態を使用して説
明したが、本発明の趣旨を逸脱しないで、次の形態に変
更することは容易である。 1.放熱板203と画像パネルユニットの背面板233
を別部材としたが、一括した部材として構成することは
容易である。実施形態においては、図1に示す、背面板
233を有する画像パネルユニットを単独で扱うことを
前提にしたので、敢えて別構成としている。 2.また、画像制御基板を、放熱板203を間に挟み、
画像パネルユニットの背面パネルの固定部を利用して相
互に結合しているが、図1において放熱板203の画像
パネルユニットの背面パネル固定部に係合する部分を延
長して、上方に屈曲させてさらに端部を水平に屈曲させ
てコの字形状、あるいは階段形状とし、その部分に取付
部を設けることも容易である。そして、その部分を利用
して画像制御基板を取り付け、さらに放熱板の突出部を
遊技盤の取付部に固定することで、放熱板と画像パネル
ユニットの間の結合部分は、遊技盤を基準とすると、画
像パネルユニットのみを支えるに十分な強度を有するだ
けで済むことになる。 3.画像パネルユニットや、透明ケース内部に収容する
基板の発熱位置に対応させて、放熱板203を実装姿勢
にたいして上下の面に配置するのではなく、左右に配置
することも容易である。実施形態においては、液晶表示
面の温度管理を重視して、画像パネルユニット内部のバ
ックライトの発熱部の関係から、上下の面に配置した。 4.画像パネルユニットは、LCD専業メーカに発注し
ており、図1に示す画像パネルユニットの側面を除く筐
体は、熱伝導度の低いステンレス材を使用しており、上
述した措置を施した。画像パネルユニットの外装材をア
ルミ材で形成すると、液晶表示面の温度管理はさらに容
易になるので、本発明の表示装置の構造を採用した場
合、さらに高度な機能と性能を有する画像制御のための
グラフィック・エンジンを採用することができる。 5.画像パネルユニットを使用した表示装置を例にとっ
て説明したが、他種の基板をケースで覆う場合に対して
も有効である。とくに放熱板を必要とする場合は、本実
施形態における放熱板203に相当する部材を設けて、
その部材をケースの一部として機能する形状にすること
は容易である。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、遊
技機液晶表示装置において、画像パネルユニットの背
面に配置される基板を覆う透明ケースの側面で対向する
2つの側面部を、内部の観察に影響を与えない範囲でア
ルミ材とし、このアルミ材の延長部で画像パネルユニッ
トのアルミ材の背面と並行する面を、画像パネルユニッ
トの背面と接触させると同時に、この面において画像パ
ネルユニットの背面板取付部を利用して取付るようにし
たので、ケース内部の観察に支障与えずに、透明ケース
内部から外部への放熱を、アルミ材を通して効果的に行
うことができる。 また、透明ケースと、そのケースの対
抗する側面部分のアルミ材との間を、透明ケース側のコ
の字型の部分に溝を形成して、その部分にアルミ材を挿
入しているので、その部分を通しての不正の実行を排除
する機能も備え、従来の透明ケースが持つ不正防止の機
能を損なわうこともない。 また、ケース側面のアルミ材
の部分に通風のために孔明群を設け、この側面を、遊技
機に取付た際に上下の位置するようにすることで、より
効果的に放熱させることができる。この方式は、従来の
透明ケースが持つ機能を損なわず、内部の基板の観察に
支障を生じさせない。
【0024】これによって、液晶表示素子の表示面の温
度を効果的に低減させることができ、遊技装置内部に配
置された場合においても、液晶表示素子の表示面の温度
を規定値以下に保つことを可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態の液晶表示装置の分解斜
視図である。
【図2】図1に示したそれぞれの部材を組み上げた状態
を示す斜視図である。
【図3】図2に示す組み上げた状態の側面切断面を示す
図である
【符号の説明】
201 表示装置 202 透明ケース 203 放熱板 204 画像制御基板 205 画像パネルユニット 206 画像パネル背面板の放熱孔 207 透明ケースの溝 208 間隙部 209 遊技盤への表示装置取付部 210 透明ケース突出部 211 放熱板突出部 212 放熱板の画像パネルへの取付孔 213 画像パネルの背面板取り付け孔 251 取り付け部材 252 取り付け部材 253 切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−121872(JP,A) 特開 平5−237233(JP,A) 特開2000−102504(JP,A) 特開 昭60−20377(JP,A) 特開 平10−239088(JP,A) 実開 平3−107983(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1333 G02F 1/13

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機用液晶表示装置において、 前面に表示窓を有する直方体形状の画像パネルユニット
    であって、液晶表示素子とバックライトと、当該液晶表
    示素子を駆動し、当該バックライトを駆動する駆動回路
    基板とを内包し、当該画像パネルユニットの背面に取り
    付け用の取付部を形成し、該取付部を介して取付可能な
    アルミニウムを使用した背面板を備える画像パネルユニ
    ットと、 前記取り付け部に係合して取り付けられた、前記画像パ
    ネルユニットの側面と平行な第1の面を有する、アルミ
    ニウムを使用した、2個の第1の部材と、 前記取り付け部を利用して前記画像パネルユニットの背
    面と平行に取り付けられ、外部からのコマンドを受け付
    けて前記画像パネルユニットの液晶表示面にあらかじめ
    設定された画像を、前記駆動回路基板を経由して、表示
    させる画像制御基板と、 前記取り付け部を利用して前記画像制御基板を包囲する
    ように取り付けられる透明の樹脂から形成された第2の
    部材とを備え、 前記画像パネルユニットの背面部と、2個の前記第1の
    部材と、前記第2の部材とによって、外部と接続するた
    めのコネクタ部を除いた前記画像制御基板全体を覆うよ
    うに構成して、前記第1の部材を放熱板として機能させ
    たことを特徴とする遊技機用液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機用液晶表示装置
    であって、 前記第1の部材における第1の面の屈曲部を除く3辺
    は、前記第2の部材の開口端に沿って形成されている溝
    内部に挿入されており、これによって、前記第1の部材
    第1の面の屈曲部を除く3辺を固定していることを特
    徴とする遊技機用液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の遊技機用液晶表示装置
    であって、前記第1の部材は、 前記画像パネルユニットの取り付け部に係合し、当該画
    像パネルユニットの1辺にほぼ等しい長さを有した取り
    付け面と、 放熱のための複数の穴群を有した前記第1の面とを有す
    ることを特徴とする遊技機用液晶表示装置。
JP2000132793A 2000-05-01 2000-05-01 遊技機用液晶表示装置 Expired - Fee Related JP3370052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000132793A JP3370052B2 (ja) 2000-05-01 2000-05-01 遊技機用液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000132793A JP3370052B2 (ja) 2000-05-01 2000-05-01 遊技機用液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001311940A JP2001311940A (ja) 2001-11-09
JP3370052B2 true JP3370052B2 (ja) 2003-01-27

Family

ID=18641422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000132793A Expired - Fee Related JP3370052B2 (ja) 2000-05-01 2000-05-01 遊技機用液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3370052B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5382486B2 (ja) * 2007-05-02 2014-01-08 Nltテクノロジー株式会社 液晶表示装置
KR102057990B1 (ko) * 2012-09-28 2019-12-20 엘지이노텍 주식회사 블랑켓 일체형 방열회로기판, 이를 포함하는 백라이트 유닛

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001311940A (ja) 2001-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100079942A1 (en) Video display apparatus
KR102258444B1 (ko) 디스플레이 장치
US20090174626A1 (en) Image display
EP2527718A1 (en) Lighting device, display device, and television receiver
JP2008165101A (ja) Led照明装置及びこれを用いた液晶表示装置
KR20160082556A (ko) 표시장치
EP2477062A1 (en) Back light unit and liquid crystal display having the same
EP3968126A1 (en) A modular computer case sharing monitor assembling bracket with power supplier
JP5519758B2 (ja) 液晶表示装置
JP5303658B2 (ja) 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置
JP2010101941A (ja) 表示パネルを備えた表示装置及び該表示装置を備えた電子機器
JP3315069B2 (ja) 電子機器の放熱構造
JP2009169324A (ja) 液晶表示パネル
JP2014228802A (ja) 表示装置
JP2002189207A (ja) 液晶ユニットおよび液晶表示装置
JP3370052B2 (ja) 遊技機用液晶表示装置
JP3370053B2 (ja) 遊技機用液晶表示装置
JP2001311944A (ja) 遊技機用液晶表示装置のためのバックライト・ユニット
JP3370054B2 (ja) 遊技機用液晶表示装置
JP2008209551A (ja) 液晶モジュール
WO2012169440A1 (ja) 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置
JP2018072661A (ja) 保護シートおよび表示装置
CN110673396B (zh) 显示装置
JP2020122925A (ja) 表示装置
KR20070079428A (ko) 액정표시장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101115

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111115

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121115

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121115

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131115

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees