JP3368620B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3368620B2
JP3368620B2 JP17185393A JP17185393A JP3368620B2 JP 3368620 B2 JP3368620 B2 JP 3368620B2 JP 17185393 A JP17185393 A JP 17185393A JP 17185393 A JP17185393 A JP 17185393A JP 3368620 B2 JP3368620 B2 JP 3368620B2
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影駒数を計数する手
段を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラには、フィルムの合計撮影
駒数を表示するフィルムカウンタのみが設けられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したフィルムカウ
ンタでは、撮影の種類毎の撮影駒数を確認できない。例
えば、アパーチャーと略等しい大きさにフィルムを露光
させる標準撮影と、アパーチャーの上下端から一定範囲
を覆って露光を行なういわゆるパノラマ撮影とをフィル
ム装填状態で切換え可能なカメラでは、標準撮影とパノ
ラマ撮影の別に撮影駒数を確認することができない。
【0004】本発明の目的は、撮影の種類毎に撮影駒数
を確認できるカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図に対応
付けて説明すると、請求項1に記載の発明によるカメラ
は、撮影日を設定可能な時計機能と、撮影日毎の撮影駒
数を計数可能な計数手段と、計数手段の計数値を記憶す
る記憶手段71〜73(図14)と、記憶手段71〜7
3(図14)に記憶した撮影日毎の撮影駒数を当該撮影
日とともに表示する表示手段80(図16)とを備える
ことにより、上述した目的を達成する。請求項2に記載
の発明は、計数手段が合計撮影駒数を計数可能であるこ
とを特徴とする。請求項3に記載の発明は、時計機能に
過去の撮影日を設定した場合に、該過去の撮影日におけ
る撮影駒数を表示手段80に表示させることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明では、計数選択手段20により撮影の種
類毎に異なる計数手段3,4を作動させ、撮影種類毎の
撮影駒数を計数する。合計撮影駒数と撮影の種類毎の撮
影駒数との双方を把握したい場合には、例えば図5、図
6に示すように、一つの駒に対する撮影終了に対応して
複数の計数手段3,4,15の一つ(15)を必ず作動
させ、残りの計数手段3,4を撮影の種類毎に選択的に
作動させる。計数手段3,4の計数値は、表示手段3,
4により表示させる。計数手段毎の計数値を記憶する記
憶手段71〜73を設けたときは、必要なときに特定の
撮影種類の撮影駒数を確認できる。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】
−第1実施例− 以下、図1〜図4を参照して本発明の第1実施例を説明
する。図1は本実施例のカメラの背面上方からの斜視図
である。このカメラは、カメラ本体1に設けられる後述
の撮影画面切替部材23(図3参照)により、撮影画面
のサイズを標準撮影画面とパノラマ撮影画面とで切替え
可能とされている。カメラ本体1の上面右側にはレリー
ズ釦2が設けられ、その後部には一対のフィルムカウン
タ3,4が設けられている。カメラ本体1の前側のフィ
ルムカウンタ3は標準撮影の駒数を表示し、後側のフィ
ルムカウンタ4はパノラマ撮影の駒数を表示する。
【0009】図2に詳細に示すように、フィルムカウン
タ3,4は、撮影駒数を表示するための指標5S,6S
が周方向に等しい間隔で刻印されたドラム5,6を有し
ている。これらドラム5,6は、カメラ本体1の前後方
向(図2の上下方向)に延びる軸線を中心として回転可
能に設けられている。そして、ドラム5は図3に示す標
準カウンタ用モータ24と接続されて指標5Sのピッチ
ずつステップ状に回転駆動され、ドラム6は図3に示す
パノラマカウンタ用モータ25と接続されて指標6Sの
ピッチずつステップ状に回転駆動される。カメラ本体1
の上面にはドラム5,6の上部の指標5S,6Sを目視
するための覗き窓7,8が形成され、これら覗き窓7,
8の中央の指標9上に位置する指標5S,6Sが各フィ
ルムカウンタ3,4の計数値に一致する。図2では、標
準撮影用のフィルムカウンタ3が撮影駒数”3”を表示
し、パノラマ撮影用のフィルムカウンタ4が撮影駒数”
5”を表示する。覗き窓7,8の左側には、各フィルム
カウンタ3,4の対応画面サイズを識別するための指標
10,11が設けられている。なお、12はフィルムの
出し入れを行なうための開閉可能な裏蓋、13はレンズ
鏡筒である。
【0010】図3は図1,2に示すカメラの制御系のブ
ロック図である。20はマイクロコンピュータおよびそ
の動作に必要なメモリ等の周辺機器から構成されるCP
Uである。このCPU20には、周知のカメラと同様
に、レリーズ釦2(図1参照)の半押し操作でオンする
半押しスイッチSW1,レリーズ釦2の全押し操作でオ
ンするレリーズスイッチSW2、半押しスイッチSW1
のオンに応答して被写体距離を測定する測距装置(不図
示)、半押しスイッチSW1のオンに応答して被写界を
測光する測光装置(不図示)が接続されるとともに、レ
リーズスイッチSW2のオンに応答してレンズ鏡筒13
を測距装置の測距結果に応じた位置へ移動させ、かつ測
光装置の測光結果に応じて不図示のシャッタや絞りを駆
動する撮影制御装置21、撮影制御装置21での撮影動
作の終了に応答してフィルムを一駒分巻上げ、フィルム
終端の検出や撮影者からの巻戻し指令に応答してフィル
ムの巻戻しを行なうフィルム給送装置22が接続されて
いる。
【0011】また、CPU20には、撮影画面を標準撮
影画面とパノラマ撮影画面とで切替える撮影画面切替部
材23が接続される。この撮影画面切替部材23によ
り、現在の撮影画面が標準撮影画面かパノラマ撮影画面
かを識別する識別信号がCPU20に供給される。CP
U20は、撮影動作全般を制御するメインのプログラム
にしたがってフィルム給送装置22による撮影終了後の
フィルム1駒分の巻上げ動作を実行させた後、撮影画面
切替部材23からの識別信号に基づいて図4に示すカウ
ンタ表示変更処理を実行し、標準カウンタ用モータ24
またはパノラマカウンタ用モータ25をモータ駆動回路
26,27を介して所定量駆動させる。以下、その手順
を図4により説明する。
【0012】ステップS11では撮影画面切替部材23
からの識別信号により、現在の撮影画面として標準撮影
画面が選択されているか否かを判別する。標準撮影画面
であればステップS12へ進み、標準カウンタ用モータ
24をこれと接続されたドラム5の指標5Sが1駒分だ
け増加するように回転させる。標準撮影画面でないとき
はステップS13へ進み、パノラマカウンタ用モータ2
5をこれと接続されたドラム6の指標6Sが1駒分だけ
増加するように回転させる。ステップS12またはステ
ップS13の終了後は撮影動作全般を制御するメインの
プログラムに復帰する。
【0013】なお、フィルム給送装置22によりフィル
ムの巻戻しが実行された場合、CPU20により巻戻し
動作と並行してフィルムカウンタ3,4のドラム5,6
が撮影駒数の計数開始前の待機位置まで戻される。この
待機位置には通常のフィルムカウンタと同様にフィルム
不在を示す文字指標”E”を付すとよい。
【0014】本実施例では標準撮影のときにフィルムカ
ウンタ3のドラム5が、パノラマ撮影のときにフィルム
カウンタ4のドラム6がそれぞれ1駒分だけ回転するの
で、フィルムカウンタ3により標準撮影の駒数を、フィ
ルムカウンタ4によりパノラマ撮影の駒数を簡単に確認
できる。合計撮影駒数を知るにはフィルムカウンタ3,
4の撮影駒数を加算すればよい。なお、本実施例では、
フィルムカウンタ3,4が計数手段および表示手段を構
成する。
【0015】−第2実施例− 図5〜図7により本発明の第2実施例を説明する。第1
実施例との共通部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。図5に示すように、本実施例では標準撮影用のフィ
ルムカウンタ3と、パノラマ撮影用のフィルムカウンタ
4の他に、フィルムカウンタ15が設けられている。フ
ィルムカウンタ15は、撮影駒数表示用の指標16Sが
刻印され、トータルカウンタ用モータ31(図6)によ
りカメラ本体1の前後方向の軸線を中心に指標16Sの
ピッチずつステップ状に回転駆動されるドラム16と、
ドラム16の上部の指標16Sを目視するための覗き窓
17とを備えるもので、覗き窓17の中央の指標18上
に位置する指標16Sによりフィルムカウンタ3,4が
表示する駒数を合計した値、すなわち合計撮影駒数を表
示する。図5では、フィルムカウンタ3が表示する撮影
駒数”3”と、パノラマ撮影用のフィルムカウンタ4が
表示する撮影駒数”5”を合計した撮影駒数”8”がフ
ィルムカウンタ15で表示されている。
【0016】図6は図5に示すカメラの制御系のブロッ
ク図である。本実施例では、CPU30に、フィルムカ
ウンタ15のドラム16を駆動するトータルカウンタ用
モータ31が、モータ駆動回路32を介して接続される
点で上述した図3に示す第1実施例と異なる。CPU3
0は、撮影動作全般を制御するメインのプログラムにし
たがってフィルム給送装置22による撮影終了後のフィ
ルム1駒分の巻上げ動作を実行させた後、撮影画面切替
部材23からの識別信号に基づいて図7に示すカウンタ
表示変更処理を実行し、標準カウンタ用モータ24また
はパノラマカウンタ用モータ25をモータ駆動回路2
6,27を介して所定量駆動させるとともに、トータル
カウンタ用モータ31を撮影終了毎に所定量駆動する。
以下、図7を参照して説明する。
【0017】図7の処理では、まずステップS21で撮
影画面切替部材23からの識別信号により、現在の撮影
画面として標準撮影画面が選択されているか否かを判別
する。標準撮影画面であればステップS22へ進み、標
準カウンタ用モータ24およびトータルカウンタ用モー
タ31をこれらと接続されたドラム5,16の指標5
S,16Sが1駒分だけ増加するように回転させる。標
準撮影画面でないときはステップS23へ進み、パノラ
マカウンタ用モータ25およびトータルカウンタ用モー
タ31をこれらと接続されたドラム6,16の指標6
S,16Sが1駒分だけ増加するように回転させる。ス
テップS22またはステップS23の終了後は撮影動作
全般を制御するメインのプログラムに復帰する。なお、
フィルム給送装置22によりフィルムの巻戻しが実行さ
れた場合には、CPU30により巻戻し動作と並行して
フィルムカウンタ3,4,15のドラム5,6,16が
撮影駒数の計数開始前の待機位置まで戻される。
【0018】本実施例では標準撮影の駒数がフィルムカ
ウンタ3に、パノラマ撮影の駒数がフィルムカウンタ4
にそれぞれ表示される他、合計撮影駒数がフィルムカウ
ンタ15に表示されるため、撮影種類毎の撮影駒数と合
計駒数とを簡単かつ瞬時に確認できる。なお、本実施例
では、フィルムカウンタ3,4,15が計数手段および
表示手段を構成する。
【0019】−第3実施例− 図8〜図10により本発明の第3実施例を説明する。第
1実施例、第2実施例との共通部分には同一符号を付
し、説明を省略する。
【0020】図8に示すように、本実施例は液晶等の表
示素子により撮影駒数をデジタル表示するものである。
図示の表示器40は、標準撮影の駒数を表示する第1の
駒数表示部41と、パノラマ撮影の駒数を表示する第2
の駒数表示部42と、これら駒数表示部41,42に対
応する画面サイズを識別するための指標部43,44が
設けられている。なお、図において45はストロボの発
光モードを表示するストロボ表示部、46はセルフタイ
マのセットを表示するタイマ表示部、47は電池残量表
示部である。
【0021】図9は図8のカメラの制御系のブロック図
である。カメラ全体の動作を制御するCPU50には、
上述した各実施例と同様に半押しスイッチSW1,レリ
ーズスイッチSW2、撮影制御装置21、フィルム給送
装置22、撮影画面切替部材23が接続されるととも
に、撮影駒数を計数可能な第1のカウンタ51および第
2のカウンタ52が組込まれている。上述した表示器4
0が駆動回路48を介してCPU50と接続され、CP
U50は第1のカウンタ51の計数値を表示器40の第
1の駒数表示部41に表示させ、第2のカウンタ52の
計数値を表示器40の第2の駒数表示部42に表示させ
る。また、CPU50は、撮影動作全般を制御するメイ
ンのプログラムにしたがってフィルム給送装置22によ
る撮影終了後のフィルム1駒分の巻上げ動作を実行させ
た後、撮影画面切替部材23からの識別信号に基づいて
図10に示すカウンタ表示変更処理を実行し、表示器4
0の表示を一部変更する。
【0022】図10に示す処理では、まずステップS3
1にて撮影画面切替部材23からの識別信号により、現
在の撮影画面として標準撮影画面が選択されているか否
かを判別する。標準撮影画面であればステップS32へ
進み、第1のカウンタ51の積算値に1を加算する。標
準撮影画面でないときはステップS33へ進み、第2の
カウンタ52の積算値に1を加算する。ステップS32
またはステップS33の終了後はステップS34に進
み、表示器40の第1の駒数表示部41および第2の駒
数表示部42の表示をカウンタ51,52の現在の積算
値に変更する。これにより、ステップS32またはステ
ップS33で加算された側のカウンタ51,52に対応
する駒数表示部41,42の表示のみが1駒分増加す
る。ステップS34の処理後は、撮影動作全般を制御す
るメインのプログラムに復帰する。なお、フィルム給送
装置22によりフィルムの巻戻しが実行された場合に
は、CPU50によりカウンタ51,52がクリアさ
れ、駒数表示部41,42の表示がフィルム不在を示す
表示に変更される。
【0023】以上から明らかなように、本実施例では標
準撮影の駒数が第1のカウンタ51に、パノラマ撮影の
駒数が第2のカウンタ52にそれぞれ積算され、積算値
が第1の駒数表示部41および第2の駒数表示部42に
よりそれぞれ表示されるので、標準撮影およびパノラマ
撮影の駒数を簡単に確認できる。なお、本実施例ではC
PU50の第1のカウンタ51および第2のカウンタ5
2が計数手段を、表示器40が表示手段を構成する。
【0024】−第4実施例− 図11〜図16により本発明の第4実施例を説明する。
第1実施例〜第3実施例との共通部分には同一符号を付
し、説明を省略する。図11に示すように、本実施例
は、液晶等の表示素子により撮影駒数をデジタル表示す
る表示器60に、撮影駒数を表示する駒数表示部61
と、駒数表示部61の表示に対応する画面サイズを識別
するための指標部62とが1つずつ設けらる点で第3実
施例と異なる。駒数表示部61は、後述する制御系によ
り合計撮影駒数、標準撮影駒数およびパノラマ撮影駒数
を選択的に表示する。また、指標部62は駒数表示部6
1での表示モードに応じてその表示が変化する。図12
は標準撮影の駒数を表示するモードが選択されたときの
指標部62の表示を、図13はパノラマ撮影の駒数を表
示するモードが選択されたときの指標部62の表示をそ
れぞれ示す。合計撮影駒数を表示するモードが選択され
たときは、図11に示すように、標準撮影に対応する表
示とパノラマ撮影に対応する表示とを同時表示させる。
【0025】図14は本実施例のカメラの制御系のブロ
ック図である。カメラ全体の動作を制御するCPU70
には、上述した各実施例と同様に半押しスイッチSW
1,レリーズスイッチSW2、撮影制御装置21、フィ
ルム給送装置22、撮影画面切替部材23が接続される
とともに、撮影駒数を計数可能な第1のカウンタ71、
第2のカウンタ72および第3のカウンタ73が組込ま
れている。また、CPU70には、上述した表示器60
が駆動回路74を介して接続されるとともに、表示器6
0の駒数表示部61および指標部62の表示を、合計撮
影駒数を表示するモード、標準撮影駒数を表示するモー
ドおよびパノラマ撮影駒数を表示するモードの中から選
択する表示選択部材75が接続されている。CPU70
は、表示選択部材75の出力信号により現在選択されて
いる表示モードを識別し、標準撮影駒数を表示するモー
ドの選択時には第1のカウンタ72の積算値を、パノラ
マ撮影駒数を表示するモードの選択時には第2のカウン
タ73の積算値を、合計撮影駒数を表示するモードの選
択時には第3のカウンタの積算値を、表示器60の駒数
表示部61に表示させ、かつ選択された表示モードに応
じて指標部62の表示を既述のとおり切換える。なお、
表示選択部材75はカメラ本体の表示器60の近傍に配
置される。
【0026】また、CPU70は、撮影動作全般を制御
するメインのプログラムにしたがってフィルム給送装置
22による撮影終了後のフィルム1駒分の巻上げ動作を
実行させた後、撮影画面切替部材23からの識別信号に
基づいて図15に示すカウント処理を実行する。図15
に示す処理では、まずステップS41にて撮影画面切替
部材23からの識別信号により、現在の撮影画面として
標準撮影画面が選択されているか否かを判別する。標準
撮影画面であればステップS42へ進み、第1のカウン
タ71および第3のカウンタ73の積算値に1を加算す
る。標準撮影画面でないときはステップS43へ進み、
第2のカウンタ72および第3のカウンタ73の積算値
に1を加算する。これらの処理後は、撮影動作全般を制
御するメインのプログラムに復帰する。なお、フィルム
給送装置22によりフィルムの巻戻しが実行された場合
には、CPU70によりカウンタ71〜73がすべてリ
セットされ、駒数表示部61の表示がフィルム不在を示
す表示に変更される。
【0027】以上から明らかなように、本実施例では標
準撮影の駒数が第1のカウンタ71に、パノラマ撮影の
駒数が第2のカウンタ72にそれぞれ積算されるととも
に、合計撮影駒数が第3のカウンタ73に積算され、こ
れらのカウンタ71〜73の積算値が表示器70に選択
的に表示されるので、標準撮影、パノラマ撮影毎の駒数
と合計撮影駒数とを簡単に確認できる。単一の駒数表示
部61に選択的に表示させるので、撮影モード別に専用
の駒数表示部を設ける場合と比べて表示器60のスペー
スを節減できる。なお、本実施例ではCPU70の第1
のカウンタ71、第2のカウンタ72および第3のカウ
ンタ73が計数手段および記憶手段を、表示器60が表
示手段を構成する。
【0028】本発明は上述した各実施例に限定されるこ
となく、種々の変形が可能である。例えば、フィルムを
1駒分巻上げるときのスプールの回転を図1,2に示す
フィルムカウンタ3,4のドラム5,6の1駒分の回転
に変更する機構を設け、撮影画面の選択に応じてドラム
5,6のいずれか一方にその回転を伝達する切換え機構
を設けてもよい。
【0029】また、以上の各実施例では標準撮影とパノ
ラマ撮影の別に撮影駒数を計数したが、その他にも、露
出補正や多重露出の有無により別々に撮影駒数を計数し
てもよい。手ブレや閃光装置の未発光、光量不足等によ
る撮影の失敗を検出する手段を設け、撮影失敗と正常撮
影の別に撮影駒数を計数することもできる。撮影日付の
写し込み機構のような時計機能を備えたカメラであれ
ば、撮影日付の別に撮影駒数を計数して表示させてもよ
い。図16はその一例で、一つの計数手段(例えばCP
Uの内蔵カウンタ)により合計撮影駒数を計数して表示
器80の上部80aに表示させ、他の計数手段により撮
影日毎に撮影駒数を計数して表示器80の下部80bに
撮影日付とともに表示させている。この場合、他の計数
手段の計数値を撮影日付が変化した時点でCPUのメモ
リに撮影日付とともに記憶させ、この後、計数手段をリ
セットして新たに撮影駒数の計数を開始させることがで
き、釦操作等により過去の撮影日付の撮影駒数をメモリ
から読み出して表示器80に表示させることもできる。
【0030】以上の実施例ではすべて複数の計数手段の
いずれを作動させるかを、カメラのCPUにより撮影画
面等に応じて自動的に指示したが、カメラ本体に設けた
選択スイッチを撮影者が切替え操作することにより、複
数のフィルムカウンタのいずれかを選択的に作動させて
もよい。この場合、例えば被写体となる人物毎に異なる
フィルムカウンタを作動させて誰が何枚写っているかを
確認したり、風景写真と人物写真とで異なるフィルムカ
ウンタを作動させて両者の枚数を識別するなど、撮影者
の目的に応じて複数の計数手段を使い分けることができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。 (1)請求項1〜3に記載の発明では、計数手段で撮影
日毎の撮影駒数を計数し、計数値を記憶し、撮影駒数を
当該撮影日とともに表示するようにしたので、日付けが
進んでも撮影日毎の撮影駒数をすぐに確認することがで
きる。 (2)とくに、請求項3に記載の発明では、過去の撮影
日における撮影駒数を表示するようにしたので、いつ、
何駒撮影したかをすぐに確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るカメラの背面上方か
らの斜視図。
【図2】第1実施例のカメラのフィルムカウンタ3,4
の拡大図。
【図3】第1実施例のカメラの制御系のブロック図。
【図4】第1実施例のカメラのカウンタ表示変更処理を
示すフローチャート。
【図5】本発明の第2実施例に係るカメラのフィルムカ
ウンタ3,4,15の拡大図。
【図6】第2実施例のカメラの制御系のブロック図。
【図7】第2実施例のカメラのカウンタ表示変更処理を
示すフローチャート。
【図8】本発明の第3実施例に係るカメラの撮影駒数の
表示器を示す図。
【図9】第3実施例のカメラの制御系のブロック図。
【図10】第3実施例のカメラのカウンタ表示変更処理
を示すフローチャート。
【図11】本発明の第4実施例に係るカメラの撮影駒数
の表示器を示す図。
【図12】第4実施例の表示器に標準撮影の駒数を表示
させた状態を示す図。
【図13】第4実施例の表示器にパノラマ撮影の駒数を
表示させた状態を示す図。
【図14】第4実施例のカメラの制御系のブロック図。
【図15】第4実施例のカメラのカウンタの選択に関す
る処理を示すフローチャート。
【図16】合計撮影駒数と撮影日毎の撮影駒数とを計数
する変形例を示す図。
【符号の説明】
1 カメラ本体 3 標準撮影駒数を計数、表示するフィルムカウンタ 4 パノラマ撮影駒数を計数、表示するフィルムカウン
タ 5,6,16 フィルムカウンタのドラム 15 合計撮影駒数を計数、表示するフィルムカウンタ 20,30,50,70 CPU 23 撮影画面切替部材 40,60,80 表示器 51,71 標準撮影駒数を計数する第1のカウンタ 52,72 パノラマ撮影駒数を計数する第2のカウン
タ 73 合計撮影駒数を計数する第3のカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/18 G03B 17/20 G03B 17/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影日を設定可能な時計機能と、 前記撮影日毎の撮影駒数を計数可能な計数手段と、前記計数手段の計数値を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した 前記撮影日毎の撮影駒数を当該
    撮影日とともに表示する表示手段とを備えることを特徴
    とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記計数手段は、合計撮影駒数を計数可能
    であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】前記時計機能に過去の撮影日を設定した場
    合に、該過去の撮影日における撮影駒数を表示手段に表
    示させることを特徴とする請求項1または2に記載のカ
    メラ。
JP17185393A 1993-07-12 1993-07-12 カメラ Expired - Lifetime JP3368620B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17185393A JP3368620B2 (ja) 1993-07-12 1993-07-12 カメラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17185393A JP3368620B2 (ja) 1993-07-12 1993-07-12 カメラ

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