JP3368148B2 - ロッド部材の受け取り装置 - Google Patents
ロッド部材の受け取り装置Info
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- JP3368148B2 JP3368148B2 JP17682596A JP17682596A JP3368148B2 JP 3368148 B2 JP3368148 B2 JP 3368148B2 JP 17682596 A JP17682596 A JP 17682596A JP 17682596 A JP17682596 A JP 17682596A JP 3368148 B2 JP3368148 B2 JP 3368148B2
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- Japan
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- receiving
- rod member
- drum
- pusher
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24C—MACHINES FOR MAKING CIGARS OR CIGARETTES
- A24C5/00—Making cigarettes; Making tipping materials for, or attaching filters or mouthpieces to, cigars or cigarettes
- A24C5/32—Separating, ordering, counting or examining cigarettes; Regulating the feeding of tobacco according to rod or cigarette condition
- A24C5/322—Transporting cigarettes during manufacturing
- A24C5/327—Construction details of the cigarette transport drum
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24C—MACHINES FOR MAKING CIGARS OR CIGARETTES
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- A24C5/32—Separating, ordering, counting or examining cigarettes; Regulating the feeding of tobacco according to rod or cigarette condition
- A24C5/322—Transporting cigarettes during manufacturing
- A24C5/326—Transporting cigarettes during manufacturing with lateral transferring means
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- Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロッド部材の受
け取りと同時にその搬送姿勢を変更するための受け取り
装置に係わり、特に、フィルタシガレットの製造に好適
したロッド部材の受け取り装置に関する。
け取りと同時にその搬送姿勢を変更するための受け取り
装置に係わり、特に、フィルタシガレットの製造に好適
したロッド部材の受け取り装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】フィルタシガレットを製造するフ
ィルタアタッチメントは、シガレット製造機から搬送経
路上を搬送されてくる個々のシガレットの受け取りのた
めに、いわゆるキャッチャドラムを備えており、このキ
ャッチャドラムはその外周面にシガレットのための多数
の受け取り溝を有している。つまり、キャッチャドラム
の回転に伴い、1つの受け取り溝がシガレット製造機側
の搬送経路と同軸線上に位置したとき、搬送経路から受
け取り溝内にその一端開口を通じて1本のシガレットが
所定の送出速度で送り込まれ、この後、キャッチャドラ
ムはその回転とともに受け取り溝内のシガレットを搬送
する。それ故、シガレットは搬送経路上をその軸線方向
に搬送されてくるが、キャッチャドラム上での搬送方向
はその軸線と直交する方向となり、その搬送姿勢が変更
される。
ィルタアタッチメントは、シガレット製造機から搬送経
路上を搬送されてくる個々のシガレットの受け取りのた
めに、いわゆるキャッチャドラムを備えており、このキ
ャッチャドラムはその外周面にシガレットのための多数
の受け取り溝を有している。つまり、キャッチャドラム
の回転に伴い、1つの受け取り溝がシガレット製造機側
の搬送経路と同軸線上に位置したとき、搬送経路から受
け取り溝内にその一端開口を通じて1本のシガレットが
所定の送出速度で送り込まれ、この後、キャッチャドラ
ムはその回転とともに受け取り溝内のシガレットを搬送
する。それ故、シガレットは搬送経路上をその軸線方向
に搬送されてくるが、キャッチャドラム上での搬送方向
はその軸線と直交する方向となり、その搬送姿勢が変更
される。
【0003】そして、受け取り溝に受け取られたシガレ
ットはその受け取り溝内を移動案内される過程にて、サ
クションによる制動を受けて一時的に停止され、この
後、位置決め手段により受け取り溝内の正規の位置に位
置決めされる。詳しくは、受け取り溝内の他端側には、
シガレットの正規の位置を規定するストッパが固定して
配置されており、このストッパに対し、停止状態にある
シガレットがサクションより吸引して当接されることに
より、受け取り溝内にてシガレットの位置決めがなされ
るようになっている。
ットはその受け取り溝内を移動案内される過程にて、サ
クションによる制動を受けて一時的に停止され、この
後、位置決め手段により受け取り溝内の正規の位置に位
置決めされる。詳しくは、受け取り溝内の他端側には、
シガレットの正規の位置を規定するストッパが固定して
配置されており、このストッパに対し、停止状態にある
シガレットがサクションより吸引して当接されることに
より、受け取り溝内にてシガレットの位置決めがなされ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した受
け取り溝内でのシガレットの位置決めに関し、サクショ
ンによるシガレットの制動はそのサクション力の変動を
避けることができないため、その一時的な停止位置にば
らつきが発生する。このため、ストッパへのシガレット
の吸引力が弱いと、シガレットをストッパまで確実に吸
引できず、その位置決めが不正確になる。逆に、その吸
引力が強いと、シガレットがストッパに強く衝突してし
まい、その端部の損傷(巻き皺)や端部からの刻みたば
この脱落(先落ち)を招いてしまうことにもなり、その
吸引力の調整は非常に困難となる。
け取り溝内でのシガレットの位置決めに関し、サクショ
ンによるシガレットの制動はそのサクション力の変動を
避けることができないため、その一時的な停止位置にば
らつきが発生する。このため、ストッパへのシガレット
の吸引力が弱いと、シガレットをストッパまで確実に吸
引できず、その位置決めが不正確になる。逆に、その吸
引力が強いと、シガレットがストッパに強く衝突してし
まい、その端部の損傷(巻き皺)や端部からの刻みたば
この脱落(先落ち)を招いてしまうことにもなり、その
吸引力の調整は非常に困難となる。
【0005】また、シガレットの銘柄変更に伴い、その
長さつまりその重量が異なると、これに起因してもシガ
レットの一時的な停止位置が変更することから、この変
更に応じて、ストッパへのシガレットの吸引力を調整す
る必要があり、この調整のために手間がかかることにな
る。この発明は上述した事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは、サクション力の変動によ
る悪影響を受けず、受け取ったロッド部材を正確に位置
決めすることができ、また、重量の異なるロッド部材に
も十分に対応することができるロッド部材の受け取り装
置を提供することにある。
長さつまりその重量が異なると、これに起因してもシガ
レットの一時的な停止位置が変更することから、この変
更に応じて、ストッパへのシガレットの吸引力を調整す
る必要があり、この調整のために手間がかかることにな
る。この発明は上述した事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは、サクション力の変動によ
る悪影響を受けず、受け取ったロッド部材を正確に位置
決めすることができ、また、重量の異なるロッド部材に
も十分に対応することができるロッド部材の受け取り装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、この発明
によって達成され、請求項1のロッド部材の受け取り装
置は、上述したタイプのキャッチャドラムと同様な受け
取り溝を有した受け取りドラムと、ロッド部材の受け取
り後、受け取りドラムが所定の第1回転角域だけ回転す
る間、受け取り溝内のロッド部材にその受け取り溝の底
に向かうサクション力を与え、受け取り溝内の正規の位
置からオーバランさせたオーバラン位置にてロッド部材
を停止させる制動手段と、受け取りドラムが第1回転角
域から所定の第2回転角域だけ更に回転される間、受け
取り溝内のロッド部材を移動可能に保持する保持手段
と、受け取り溝内の他端側に移動可能に配置されたプッ
シャを有し、受け取りドラムが第2回転角域内を回転す
る間にて、プッシャを休止位置からロッド部材に向けて
押し出し、そのロッド部材をオーバラン位置から正規の
位置まで押し戻して位置付ける位置決め手段とを備えて
いる。
によって達成され、請求項1のロッド部材の受け取り装
置は、上述したタイプのキャッチャドラムと同様な受け
取り溝を有した受け取りドラムと、ロッド部材の受け取
り後、受け取りドラムが所定の第1回転角域だけ回転す
る間、受け取り溝内のロッド部材にその受け取り溝の底
に向かうサクション力を与え、受け取り溝内の正規の位
置からオーバランさせたオーバラン位置にてロッド部材
を停止させる制動手段と、受け取りドラムが第1回転角
域から所定の第2回転角域だけ更に回転される間、受け
取り溝内のロッド部材を移動可能に保持する保持手段
と、受け取り溝内の他端側に移動可能に配置されたプッ
シャを有し、受け取りドラムが第2回転角域内を回転す
る間にて、プッシャを休止位置からロッド部材に向けて
押し出し、そのロッド部材をオーバラン位置から正規の
位置まで押し戻して位置付ける位置決め手段とを備えて
いる。
【0007】上述した請求項1のロッド部材の受け取り
装置によれば、受け取りドラムの受け取り溝に送出され
且つその受け取り溝内を移動案内されるロッド部材は、
その正規の位置をオーバランし、制動手段によるサクシ
ョン力を受けて一時的に停止される。この後、ロッド部
材はプッシャにより正規の位置まで押し戻されて位置決
められる。
装置によれば、受け取りドラムの受け取り溝に送出され
且つその受け取り溝内を移動案内されるロッド部材は、
その正規の位置をオーバランし、制動手段によるサクシ
ョン力を受けて一時的に停止される。この後、ロッド部
材はプッシャにより正規の位置まで押し戻されて位置決
められる。
【0008】請求項2の受け取り装置はその位置決め手
段が受け取り溝内にてプッシャを往復動させるカム手段
を含んでおり、プッシャの休止位置とロッド部材のオー
バラン位置との距離は、プッシャがロッド部材に向けて
押し出されるとき、その押し出し速度が最大に達するま
での範囲に設定されている。請求項2の受け取り装置に
よれば、プッシャはロッド部材の一端に緩やかに当接し
て、ロッド部材を正規の位置まで押し戻す。
段が受け取り溝内にてプッシャを往復動させるカム手段
を含んでおり、プッシャの休止位置とロッド部材のオー
バラン位置との距離は、プッシャがロッド部材に向けて
押し出されるとき、その押し出し速度が最大に達するま
での範囲に設定されている。請求項2の受け取り装置に
よれば、プッシャはロッド部材の一端に緩やかに当接し
て、ロッド部材を正規の位置まで押し戻す。
【0009】請求項3の受け取り装置の制動手段は、受
け取り溝がロッド部材を受け取る回転角位置にあると
き、受け取り溝内に進入するロッド部材をプッシャ側に
引き付ける吸引手段を更に含んでいる。請求項3の受け
取り装置によれば、ロッド部材は制動手段のサクション
力のみによる一時的な停止位置よりも更にプッシャ側に
て一時的に停止する。
け取り溝がロッド部材を受け取る回転角位置にあると
き、受け取り溝内に進入するロッド部材をプッシャ側に
引き付ける吸引手段を更に含んでいる。請求項3の受け
取り装置によれば、ロッド部材は制動手段のサクション
力のみによる一時的な停止位置よりも更にプッシャ側に
て一時的に停止する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、フィルタアタ
ッチメントが概略的に示されており、このフィルタアタ
ッチメントはドラム列2を備えている。このドラム列2
は水平方向に延び、その右端のドラムがシガレット製造
機からダブルシガレットの供給を順次受けるキャッチャ
ドラム4として構成されている。このキャッチャドラム
4を含む受け取り装置については後述する。なお、ダブ
ルシガレットはフィルタシガレットのシガレット部分の
2倍の長さを有している。
ッチメントが概略的に示されており、このフィルタアタ
ッチメントはドラム列2を備えている。このドラム列2
は水平方向に延び、その右端のドラムがシガレット製造
機からダブルシガレットの供給を順次受けるキャッチャ
ドラム4として構成されている。このキャッチャドラム
4を含む受け取り装置については後述する。なお、ダブ
ルシガレットはフィルタシガレットのシガレット部分の
2倍の長さを有している。
【0011】キャッチャドラム4にて受け取られたダブ
ルシガレットは公知のようにドラム列2上を左端側のロ
ーリングセクション6に向けて順次搬送される。ドラム
列2中にはロータリナイフを備えたドラムや分離ドラム
が含まれており、ドラム列2上を搬送されるダブルシガ
レットはロータリナイフにより2本のシングルシガレッ
トに等分に切断され、そして、これらシングルシガレッ
トは互いに分離されて、これらの間に所定の間隔が確保
される。ここまで、工程は図2中A1領域にて示されて
おり、図2中DSはダブルシガレット、SSはシングル
シガレットを示している。
ルシガレットは公知のようにドラム列2上を左端側のロ
ーリングセクション6に向けて順次搬送される。ドラム
列2中にはロータリナイフを備えたドラムや分離ドラム
が含まれており、ドラム列2上を搬送されるダブルシガ
レットはロータリナイフにより2本のシングルシガレッ
トに等分に切断され、そして、これらシングルシガレッ
トは互いに分離されて、これらの間に所定の間隔が確保
される。ここまで、工程は図2中A1領域にて示されて
おり、図2中DSはダブルシガレット、SSはシングル
シガレットを示している。
【0012】ドラム列2の上方にはフィルタプラグの供
給装置8が配置されており、この供給装置8はフィルタ
ロッドのホッパ10と、このホッパ10とドラム列2と
の間を繋ぐドラム列12とからなっている。ホッパ10
から取り出されたフィルタロッドはそのドラム列12上
を搬送される過程にて、所定の長さのフィルタプラグに
切断され、そして、個々のフィルタプラグがドラム列上
の2本のシングルシガレット間に順次供給される。この
後、ドラム列2上にて、2本のシングルシガレットはフ
ィルタプラグの両端に密着されて、ローリングセクショ
ン6に向かう。
給装置8が配置されており、この供給装置8はフィルタ
ロッドのホッパ10と、このホッパ10とドラム列2と
の間を繋ぐドラム列12とからなっている。ホッパ10
から取り出されたフィルタロッドはそのドラム列12上
を搬送される過程にて、所定の長さのフィルタプラグに
切断され、そして、個々のフィルタプラグがドラム列上
の2本のシングルシガレット間に順次供給される。この
後、ドラム列2上にて、2本のシングルシガレットはフ
ィルタプラグの両端に密着されて、ローリングセクショ
ン6に向かう。
【0013】ローリングセクション6には、その間にフ
ィルタプラグを介在させた2本のシガレットとともにそ
の片面に糊を塗布したチップペーパ片が同時に供給さ
れ、ローリングセクション6上にて、2本のシングルシ
ガレット及びフィルタプラグの転動が転動されること
で、これらにチップペーパ片が巻き付けられ、フィルタ
シガレット2本分のダブルフィルタシガレットが形成さ
れる。ここまで、工程は図中A2領域にて示されてお
り、図2中FP.CP,DFSは、フィルタプラグ、チ
ップペーパ片、ダブルフィルタシガレットをそれぞれ示
している。なお、チップペーパ片はロールから繰り出し
て供給されるチップペーパを所定の長さ毎に切断して得
られる。
ィルタプラグを介在させた2本のシガレットとともにそ
の片面に糊を塗布したチップペーパ片が同時に供給さ
れ、ローリングセクション6上にて、2本のシングルシ
ガレット及びフィルタプラグの転動が転動されること
で、これらにチップペーパ片が巻き付けられ、フィルタ
シガレット2本分のダブルフィルタシガレットが形成さ
れる。ここまで、工程は図中A2領域にて示されてお
り、図2中FP.CP,DFSは、フィルタプラグ、チ
ップペーパ片、ダブルフィルタシガレットをそれぞれ示
している。なお、チップペーパ片はロールから繰り出し
て供給されるチップペーパを所定の長さ毎に切断して得
られる。
【0014】ダブルフィルタシガレットはローリングセ
クション6からドラム列2とは反対側を水平方向に延び
るドラム列14上を搬送され、この搬送過程にてロータ
リナイフによりその中央から等分に切断され、これによ
り、個々のフィルタシガレットが得られる。ここでの工
程は図2中A3領域で示されており、FSはフィルタシ
ガレットを示している。この後、フィルタシガレットは
コンベア16を介して包装工程に向けて搬送される。
クション6からドラム列2とは反対側を水平方向に延び
るドラム列14上を搬送され、この搬送過程にてロータ
リナイフによりその中央から等分に切断され、これによ
り、個々のフィルタシガレットが得られる。ここでの工
程は図2中A3領域で示されており、FSはフィルタシ
ガレットを示している。この後、フィルタシガレットは
コンベア16を介して包装工程に向けて搬送される。
【0015】図3を参照すると、前述したキャッチドラ
ム4を含む受け取り装置が示されており、キャッチャド
ラム4はドラム軸20を備えている。このドラム軸20
は固定スリーブ22内に一対の軸受24を介して回転自
在に支持され、この固定スリーブ22とドラム軸20と
の間には所定の間隙が確保されている。固定スリーブ2
2の一端部はフィルタアタッチメントのメインフレーム
26を気密に貫通して取り付けられ、このメインフレー
ム26に片持ち支持されて、その他端側が水平に延びて
いる。メインフレーム26内には互いに分離された負圧
通路28,29が確保されており、これら負圧室28,
29は図示しない負圧源にそれぞれ常時接続されてい
る。ここで、負圧室28に供給される負圧は、負圧室2
9に供給される負圧よりも強くなるように設定されてい
る。
ム4を含む受け取り装置が示されており、キャッチャド
ラム4はドラム軸20を備えている。このドラム軸20
は固定スリーブ22内に一対の軸受24を介して回転自
在に支持され、この固定スリーブ22とドラム軸20と
の間には所定の間隙が確保されている。固定スリーブ2
2の一端部はフィルタアタッチメントのメインフレーム
26を気密に貫通して取り付けられ、このメインフレー
ム26に片持ち支持されて、その他端側が水平に延びて
いる。メインフレーム26内には互いに分離された負圧
通路28,29が確保されており、これら負圧室28,
29は図示しない負圧源にそれぞれ常時接続されてい
る。ここで、負圧室28に供給される負圧は、負圧室2
9に供給される負圧よりも強くなるように設定されてい
る。
【0016】ドラム軸20の両端は固定スリーブ22か
らそれぞれ突出しており、メインフレーム26側の一端
にはギヤ30が取り付けられている。このギヤ30には
図示しない動力伝達系から回転動力が入力され、これに
より、ドラム軸20は一定の方向に回転可能となってい
る。固定スリーブ22上にはその先端側の部分に制御ス
リーブ32が固定して取り付けられており、この固定ス
リーブ32上にはドラムシェル34が回転自在にして取
り付けられている。ドラムシェル34の一端側部分は制
御スリーブ32を越えて延び、軸受35を介して固定ス
リーブ22上に回転自在に支持されている。また、ドラ
ムシェル34の他端側部分もまた制御スリーブ32及び
固定スリーブ22を越えて延びている。ドラム軸20の
他端とドラムシェル34の他端側との間はカップリング
機構37を介して分離可能に連結されている。従って、
ドラムシェル34はドラム軸20とともに回転可能であ
る。なお、カップリング機構37に関する説明は省略す
る。
らそれぞれ突出しており、メインフレーム26側の一端
にはギヤ30が取り付けられている。このギヤ30には
図示しない動力伝達系から回転動力が入力され、これに
より、ドラム軸20は一定の方向に回転可能となってい
る。固定スリーブ22上にはその先端側の部分に制御ス
リーブ32が固定して取り付けられており、この固定ス
リーブ32上にはドラムシェル34が回転自在にして取
り付けられている。ドラムシェル34の一端側部分は制
御スリーブ32を越えて延び、軸受35を介して固定ス
リーブ22上に回転自在に支持されている。また、ドラ
ムシェル34の他端側部分もまた制御スリーブ32及び
固定スリーブ22を越えて延びている。ドラム軸20の
他端とドラムシェル34の他端側との間はカップリング
機構37を介して分離可能に連結されている。従って、
ドラムシェル34はドラム軸20とともに回転可能であ
る。なお、カップリング機構37に関する説明は省略す
る。
【0017】ドラムシェル34の外周面にはその他端側
の部分に多数の受け取り溝36が設けられており、これ
ら受け取り溝36はドラムシェル34の周方向に等間隔
を存して配置され、ドラムシェル34の他端にて開口さ
れている。ドラムシェル34の回転に伴い、各受け取り
溝36が受け取り位置に到達すると、その受け取り溝3
6は、シガレット製造機から間欠的に送出されてくるダ
ブルシガレットの搬送経路と順次同軸線上に位置付けら
れる。
の部分に多数の受け取り溝36が設けられており、これ
ら受け取り溝36はドラムシェル34の周方向に等間隔
を存して配置され、ドラムシェル34の他端にて開口さ
れている。ドラムシェル34の回転に伴い、各受け取り
溝36が受け取り位置に到達すると、その受け取り溝3
6は、シガレット製造機から間欠的に送出されてくるダ
ブルシガレットの搬送経路と順次同軸線上に位置付けら
れる。
【0018】図4に受け取り溝36を拡大して示してあ
るように、各受け取り溝36の開口端はドラムシェル3
4の回転方向でみて後方に拡開されている。図4中の矢
印Aはドラムシェル34の回転方向を示している。ドラ
ムシェル34の外側にはシェルカバー38が配置されて
いる。このシェルカバー38は、図3から明らかなよう
にドラムシェル34の軸線方向に関してはその全域を覆
っているが、その周方向に関しては図5から明らかなよ
うにドラムシェル34の外周面の一部のみを覆ってい
る。詳しくは、シェルカバー38は、ドラムシェル34
の回転方向でみて、前述した受け取り溝36の受け取り
位置の直前から所定の回転角域に亘ってドラムシェル3
4の周方向に延びている。
るように、各受け取り溝36の開口端はドラムシェル3
4の回転方向でみて後方に拡開されている。図4中の矢
印Aはドラムシェル34の回転方向を示している。ドラ
ムシェル34の外側にはシェルカバー38が配置されて
いる。このシェルカバー38は、図3から明らかなよう
にドラムシェル34の軸線方向に関してはその全域を覆
っているが、その周方向に関しては図5から明らかなよ
うにドラムシェル34の外周面の一部のみを覆ってい
る。詳しくは、シェルカバー38は、ドラムシェル34
の回転方向でみて、前述した受け取り溝36の受け取り
位置の直前から所定の回転角域に亘ってドラムシェル3
4の周方向に延びている。
【0019】ドラムシェル34の回転に伴い、各受け取
り溝36がシェルカバー38内に進入すると、その受け
取り溝36はシェルカバー38によってトンネル状に形
成される。図3及び図4に示されているように、各受け
取り溝36の軸線方向中央領域にはその底に多数の吸引
孔40を有しており、これら吸引孔40は受け取り溝3
6の軸線方向に所定間隔を存し且つダブルシガレットの
全長よりも長い領域に亘って配置されている。各吸引孔
40はドラムシェル34内を径方向に延び、その内周面
にも開口しており、これら吸引孔40は制御スリーブ3
2に形成した第1吸引スロット42に連通可能となって
いる。この第1吸引スロット42は、ドラムシェル32
の回転方向でみて、前述した受け取り溝36の受け取り
位置から所定の第1回転角域α1(例えば60°)に亘
って形成されており、この第1回転角域α1は図5から
明らかなようにシェルカバー38の領域内に設定されて
いる。
り溝36がシェルカバー38内に進入すると、その受け
取り溝36はシェルカバー38によってトンネル状に形
成される。図3及び図4に示されているように、各受け
取り溝36の軸線方向中央領域にはその底に多数の吸引
孔40を有しており、これら吸引孔40は受け取り溝3
6の軸線方向に所定間隔を存し且つダブルシガレットの
全長よりも長い領域に亘って配置されている。各吸引孔
40はドラムシェル34内を径方向に延び、その内周面
にも開口しており、これら吸引孔40は制御スリーブ3
2に形成した第1吸引スロット42に連通可能となって
いる。この第1吸引スロット42は、ドラムシェル32
の回転方向でみて、前述した受け取り溝36の受け取り
位置から所定の第1回転角域α1(例えば60°)に亘
って形成されており、この第1回転角域α1は図5から
明らかなようにシェルカバー38の領域内に設定されて
いる。
【0020】また、制御スリーブ32の外周面には、第
1吸引スロット42からドラムシェル34の回転方向に
連なるようにして第2吸引スロット44が形成されてお
り、この第2吸引スロット44は図5に示されているよ
うにドラムシェル34の回転方向でみて第2回転角域α
2(例えば240°)に亘って延びている。制御スリー
ブ32の軸線方向でみて、第2吸引スロット44はその
幅が第1吸引スロット42よりも狭く、そして、受け取
り溝36の開口端とは反対側に位置する第1及び第2吸
引スロット42,44の側縁は互いに同一の円周上に位
置付けられている。
1吸引スロット42からドラムシェル34の回転方向に
連なるようにして第2吸引スロット44が形成されてお
り、この第2吸引スロット44は図5に示されているよ
うにドラムシェル34の回転方向でみて第2回転角域α
2(例えば240°)に亘って延びている。制御スリー
ブ32の軸線方向でみて、第2吸引スロット44はその
幅が第1吸引スロット42よりも狭く、そして、受け取
り溝36の開口端とは反対側に位置する第1及び第2吸
引スロット42,44の側縁は互いに同一の円周上に位
置付けられている。
【0021】更に、制御スリーブ32の外周面には、第
2吸引スロット44との間に僅かな間隔を存して大気開
放溝43(図6参照)が形成されており、この大気開放
溝43は、図5に示されているようにドラムシェル34
の回転方向でみて回転角域α3に亘って形成されてい
る。大気開放溝は制御スリーブ32の軸線方向に延び、
その一端にて大気に開放されている。
2吸引スロット44との間に僅かな間隔を存して大気開
放溝43(図6参照)が形成されており、この大気開放
溝43は、図5に示されているようにドラムシェル34
の回転方向でみて回転角域α3に亘って形成されてい
る。大気開放溝は制御スリーブ32の軸線方向に延び、
その一端にて大気に開放されている。
【0022】前述した固定スリーブ22の外周面には、
制御スリーブ32の第1及び第2吸引スロット42,4
4と対応した位置に吸引溝46,48がそれぞれ形成さ
れている。第1吸引スロット42側の吸引溝46は、固
定スリーブ22内の内部通路47を介してメインフレー
ム26内の負圧室28に連通されており、第2吸引スロ
ット44側の他方の吸引溝48は、固定スリーブ22内
に形成した内部通路55を通じて前述したメインフレー
ム26内の負圧通路29に連通されている。それ故、吸
引溝48、つまり、第2吸引スロット44内に供給され
る負圧は、第1吸引スロット42内に供給される負圧よ
りも弱くなっている。
制御スリーブ32の第1及び第2吸引スロット42,4
4と対応した位置に吸引溝46,48がそれぞれ形成さ
れている。第1吸引スロット42側の吸引溝46は、固
定スリーブ22内の内部通路47を介してメインフレー
ム26内の負圧室28に連通されており、第2吸引スロ
ット44側の他方の吸引溝48は、固定スリーブ22内
に形成した内部通路55を通じて前述したメインフレー
ム26内の負圧通路29に連通されている。それ故、吸
引溝48、つまり、第2吸引スロット44内に供給され
る負圧は、第1吸引スロット42内に供給される負圧よ
りも弱くなっている。
【0023】更に、図3中、2点鎖線で示されているよ
うに固定スリーブ22内にはブロー圧供給管50が延び
ており、このブロー圧供給内管50の一端は、図6に示
されているように固定スリーブ22の外周面に形成した
ブロー溝49内に開口しており、その他端は固定スリー
ブ22の一端面にてブロー圧供給外管51にコネクタを
介して接続されている。このブロー圧供給外管51はエ
ア供給源53に接続されている。図6に示されているよ
うに制御スリーブ32内にはブロー溝49から延びるブ
ロースロット47が形成されており、このブロースロッ
ト47は制御スリーブ32の外周面に開口している。ブ
ロースロット47は、図5でみて第3回転角域α3と第
1回転角域α1との間の第4回転角域α4内に位置付け
られている。
うに固定スリーブ22内にはブロー圧供給管50が延び
ており、このブロー圧供給内管50の一端は、図6に示
されているように固定スリーブ22の外周面に形成した
ブロー溝49内に開口しており、その他端は固定スリー
ブ22の一端面にてブロー圧供給外管51にコネクタを
介して接続されている。このブロー圧供給外管51はエ
ア供給源53に接続されている。図6に示されているよ
うに制御スリーブ32内にはブロー溝49から延びるブ
ロースロット47が形成されており、このブロースロッ
ト47は制御スリーブ32の外周面に開口している。ブ
ロースロット47は、図5でみて第3回転角域α3と第
1回転角域α1との間の第4回転角域α4内に位置付け
られている。
【0024】前述したシェルカバー38には吸引開口5
4が形成されており、この吸引開口54はドラムシェル
34の受け取り溝36に臨んで位置付けられている。よ
り詳しくは、吸引開口54は、ドラムシェル34の回転
方向でみて前述した受け取り位置にあり、且つ、ドラム
シェル34の軸線方向でみて受け取り溝36における吸
引孔領域の内端、つまり、第1及び第2吸引スロット4
2,44の内方の側縁と対応した部位に位置付けられて
いる。吸引開口54はコネクタ56及び管路57を通じ
てエア吸引源53に接続されている。なお、管57中に
圧力調整弁を介挿することも可能である。それ故、吸引
開口54に連通した受け取り溝36はその内部の空気が
吸引開口54を通じて排気可能となっている。
4が形成されており、この吸引開口54はドラムシェル
34の受け取り溝36に臨んで位置付けられている。よ
り詳しくは、吸引開口54は、ドラムシェル34の回転
方向でみて前述した受け取り位置にあり、且つ、ドラム
シェル34の軸線方向でみて受け取り溝36における吸
引孔領域の内端、つまり、第1及び第2吸引スロット4
2,44の内方の側縁と対応した部位に位置付けられて
いる。吸引開口54はコネクタ56及び管路57を通じ
てエア吸引源53に接続されている。なお、管57中に
圧力調整弁を介挿することも可能である。それ故、吸引
開口54に連通した受け取り溝36はその内部の空気が
吸引開口54を通じて排気可能となっている。
【0025】各受け取り溝36内には棒状のプッシャ5
8がそれぞれ移動自在にして配置されており、これらプ
ッシャ58はその受け取り溝36の吸引孔領域よりもメ
インフレーム26側、つまり、その受け取り溝36の一
端開口とは反対側に位置付けられている。ドラムシェル
34の回転に伴い、各プッシャ58はカム機構60を介
して対応する受け取り溝36内を往復動するものとなっ
ており、そのカム機構60に関し、図7〜図9を参照し
ながら以下に説明する。
8がそれぞれ移動自在にして配置されており、これらプ
ッシャ58はその受け取り溝36の吸引孔領域よりもメ
インフレーム26側、つまり、その受け取り溝36の一
端開口とは反対側に位置付けられている。ドラムシェル
34の回転に伴い、各プッシャ58はカム機構60を介
して対応する受け取り溝36内を往復動するものとなっ
ており、そのカム機構60に関し、図7〜図9を参照し
ながら以下に説明する。
【0026】図7に示されているように固定スリーブ2
2の外周面には、制御スリーブ32よりもメインフレー
ム26側に位置してリング62が固定して取り付けられ
ており、また、このリング62に対応するドラムシェル
34の部位にはスロット64がその全周に亘って形成さ
れている。リング62の外周面にはカム溝66が形成さ
れており、このカム溝66はその位置がドラムシェル3
4の回転角に従って変化するカムプロフィールを有して
いる。
2の外周面には、制御スリーブ32よりもメインフレー
ム26側に位置してリング62が固定して取り付けられ
ており、また、このリング62に対応するドラムシェル
34の部位にはスロット64がその全周に亘って形成さ
れている。リング62の外周面にはカム溝66が形成さ
れており、このカム溝66はその位置がドラムシェル3
4の回転角に従って変化するカムプロフィールを有して
いる。
【0027】カム溝66にはローラからなるカムフォロ
ア68が幾つか嵌合されており、各カムフォロア68は
その上方に向けて突出するフォロア軸70を有してい
る。フォロア軸70には連結プレート72及び一対の連
結ねじ74を介してプッシャホルダ76がぞれぞれ連結
されている。図8から明らかなようにプッシャホルダ7
6はドラムシェル34の周方向に沿って延び、一対の支
持軸78に対してドラムシェル34の軸線方向に摺動自
在に支持されている。一対の支持軸78はドラムシェル
34の周方向に離間し、それらの両端は一対のリングプ
レート80,82に支持されており、これらリングプレ
ート80,82はドラムシェル34上に取り付けられて
いる。
ア68が幾つか嵌合されており、各カムフォロア68は
その上方に向けて突出するフォロア軸70を有してい
る。フォロア軸70には連結プレート72及び一対の連
結ねじ74を介してプッシャホルダ76がぞれぞれ連結
されている。図8から明らかなようにプッシャホルダ7
6はドラムシェル34の周方向に沿って延び、一対の支
持軸78に対してドラムシェル34の軸線方向に摺動自
在に支持されている。一対の支持軸78はドラムシェル
34の周方向に離間し、それらの両端は一対のリングプ
レート80,82に支持されており、これらリングプレ
ート80,82はドラムシェル34上に取り付けられて
いる。
【0028】図8から明らかなように各プッシャホルダ
76には前述したプッシャ58が5本ずつ連結されてい
る。より詳しくは、図7に示されているようにプッシャ
58はその基端が一対の連結ねじ84を介してプッシャ
ホルダ76に連結され、その先端側部分はリングプレー
ト80の内周面に形成した円弧状の切欠を通じて延びて
いる。
76には前述したプッシャ58が5本ずつ連結されてい
る。より詳しくは、図7に示されているようにプッシャ
58はその基端が一対の連結ねじ84を介してプッシャ
ホルダ76に連結され、その先端側部分はリングプレー
ト80の内周面に形成した円弧状の切欠を通じて延びて
いる。
【0029】ドラムシェル34の回転に伴い、各プッシ
ャホルダ76が回転されると、そのプッシャホルダ76
はその対応するカムフォロア68がカム溝66に沿って
変位するに従い一対の支持軸78上を摺動する結果、そ
のプッシャホルダ76の5本のプッシャ58は同期して
ドラムシェル34の軸線方向、つまり、その対応する受
け取り溝36内を往復動することができる。なお、図7
はプッシャ58が休止位置に戻った状態で示されてお
り、このとき、プッシャ58の先端は受け取り溝36の
吸引孔領域から外れた位置に位置付けられている。
ャホルダ76が回転されると、そのプッシャホルダ76
はその対応するカムフォロア68がカム溝66に沿って
変位するに従い一対の支持軸78上を摺動する結果、そ
のプッシャホルダ76の5本のプッシャ58は同期して
ドラムシェル34の軸線方向、つまり、その対応する受
け取り溝36内を往復動することができる。なお、図7
はプッシャ58が休止位置に戻った状態で示されてお
り、このとき、プッシャ58の先端は受け取り溝36の
吸引孔領域から外れた位置に位置付けられている。
【0030】ここで、リング62のカム溝66は、ドラ
ムシェル34の回転に伴い、各カムフォロア68、つま
り、5本ずつのプッシャ58に図9に示すようなストロ
ークを与えるものとなっており、その最大ストロークは
L(例えば40cm)に設定されている。また、図9はド
ラムシェル34の回転角でみて、前述した受け取り位置
を0°にして、プッシャ58のストローク変化を表して
いる。
ムシェル34の回転に伴い、各カムフォロア68、つま
り、5本ずつのプッシャ58に図9に示すようなストロ
ークを与えるものとなっており、その最大ストロークは
L(例えば40cm)に設定されている。また、図9はド
ラムシェル34の回転角でみて、前述した受け取り位置
を0°にして、プッシャ58のストローク変化を表して
いる。
【0031】上述したキャッチャドラム4を含む受け取
り装置によれば、ドラムシェル34の回転に伴い、1つ
の受け取り溝36がその受け取り位置に到達すると、そ
のトンネル状の受け取り溝36に向けてシガレット製造
機側からダブルシガレットDSが送出される。従って、
送出されたダブルシガレットDSは受け取り溝36に受
け入れられ、休止位置にあるプッシャ58に向けて、そ
の受け取り溝36内をを移動案内される。なお、シガレ
ット製造機側からのダブルシガレットDSの送出はキッ
カー(図示しない)によって間欠的に行われ、従って、
各受け取り溝36が受け取り位置を通過するとき、その
受け取り溝36内にダブルシガレットDSが1本ずつ受
け入れられることになる。
り装置によれば、ドラムシェル34の回転に伴い、1つ
の受け取り溝36がその受け取り位置に到達すると、そ
のトンネル状の受け取り溝36に向けてシガレット製造
機側からダブルシガレットDSが送出される。従って、
送出されたダブルシガレットDSは受け取り溝36に受
け入れられ、休止位置にあるプッシャ58に向けて、そ
の受け取り溝36内をを移動案内される。なお、シガレ
ット製造機側からのダブルシガレットDSの送出はキッ
カー(図示しない)によって間欠的に行われ、従って、
各受け取り溝36が受け取り位置を通過するとき、その
受け取り溝36内にダブルシガレットDSが1本ずつ受
け入れられることになる。
【0032】このとき、受け取り位置にある受け取り溝
36は吸引開口54に連通しており、また、受け取り溝
36の吸引孔40は制御スリーブ32の第1吸引孔42
に連通した状態にあるので、図10に示されているよう
に受け取り溝36内の空気が吸引開口54及び吸引孔4
0から排出される結果、その受け取り溝36内に進入し
たダブルシガレットDSはプッシャ58に向けて引き付
けられる。ここで、フィルタアタッチメント及びシガレ
ット製造機が運転立ち上げ時などの低速運転域にあっ
て、ダブルシガレットDSの送出速度が遅い場合、前述
したように吸引開口54からの吸引力をダブルシガレッ
トDSに与えることで、そのダブルシガレットDSをプ
ッシャ58に向けて確実に導くことができる。
36は吸引開口54に連通しており、また、受け取り溝
36の吸引孔40は制御スリーブ32の第1吸引孔42
に連通した状態にあるので、図10に示されているよう
に受け取り溝36内の空気が吸引開口54及び吸引孔4
0から排出される結果、その受け取り溝36内に進入し
たダブルシガレットDSはプッシャ58に向けて引き付
けられる。ここで、フィルタアタッチメント及びシガレ
ット製造機が運転立ち上げ時などの低速運転域にあっ
て、ダブルシガレットDSの送出速度が遅い場合、前述
したように吸引開口54からの吸引力をダブルシガレッ
トDSに与えることで、そのダブルシガレットDSをプ
ッシャ58に向けて確実に導くことができる。
【0033】この後、ダブルシガレットDSがその受け
取り溝36内の吸引孔40の領域に進入すると、図10
に示されているようにダブルシガレットDSはサクショ
ンによる制動力を受けて、その吸引孔領域にて一時的に
停止される。即ち、受け取り溝36内にて、ダブルシガ
レットDSは吸引孔40により吸着保持される。ここで
のダブルシガレットDSの一時停止は、ドラムシェル3
4が第1回転角域α1内を回転する間にて行われ、その
一時停止位置でのダブルシガレットDSとプッシャ58
との間の間隔Xは、プッシャ58の最大ストロークLの
1/4(例えば10cm)程度に設定されている。なお、
ダブルシガレットDSの一時停止位置は、後述する正規
の位置よりも、そのダブルシガレットDSがオーバラン
した位置となっている。
取り溝36内の吸引孔40の領域に進入すると、図10
に示されているようにダブルシガレットDSはサクショ
ンによる制動力を受けて、その吸引孔領域にて一時的に
停止される。即ち、受け取り溝36内にて、ダブルシガ
レットDSは吸引孔40により吸着保持される。ここで
のダブルシガレットDSの一時停止は、ドラムシェル3
4が第1回転角域α1内を回転する間にて行われ、その
一時停止位置でのダブルシガレットDSとプッシャ58
との間の間隔Xは、プッシャ58の最大ストロークLの
1/4(例えば10cm)程度に設定されている。なお、
ダブルシガレットDSの一時停止位置は、後述する正規
の位置よりも、そのダブルシガレットDSがオーバラン
した位置となっている。
【0034】この後、ドラムシェル34の回転が進む
と、ダブルシガレットDSを受け取った受け取り溝36
は第1回転角域α1から第2回転角域α2内を移動す
る。このとき、受け取り溝36の吸引孔40は第1吸引
スロット42ではなく、第2吸引スロット44に連通す
ることになるので、ダブルシガレットDSの吸引保持力
は低減される。このように吸引保持力が低減されても、
ダブルシガレットDSはその受け取り溝36から脱落す
るようなことはなく、ドラムシェル34の回転に伴って
移送される。
と、ダブルシガレットDSを受け取った受け取り溝36
は第1回転角域α1から第2回転角域α2内を移動す
る。このとき、受け取り溝36の吸引孔40は第1吸引
スロット42ではなく、第2吸引スロット44に連通す
ることになるので、ダブルシガレットDSの吸引保持力
は低減される。このように吸引保持力が低減されても、
ダブルシガレットDSはその受け取り溝36から脱落す
るようなことはなく、ドラムシェル34の回転に伴って
移送される。
【0035】ドラムシェル34の回転に伴い、その受け
取り溝36が第2回転角域α2内での所定の回転角位置
に到達すると、この後、その受け取り溝36内のプッシ
ャ58はその休止位置から一時停止状態にあるダブルシ
ガレットDSに向けて往動し始める。従って、図10に
示されているようにプッシャ58はその先端がダブルシ
ガレットDSに当接し、その最大ストロークLに達する
までダブルシガレットDSを押し戻し、これにより、ダ
ブルシガレットDSは正規の位置にて位置決めされる。
取り溝36が第2回転角域α2内での所定の回転角位置
に到達すると、この後、その受け取り溝36内のプッシ
ャ58はその休止位置から一時停止状態にあるダブルシ
ガレットDSに向けて往動し始める。従って、図10に
示されているようにプッシャ58はその先端がダブルシ
ガレットDSに当接し、その最大ストロークLに達する
までダブルシガレットDSを押し戻し、これにより、ダ
ブルシガレットDSは正規の位置にて位置決めされる。
【0036】ここで、前述したようにプッシャ58はプ
ッシャホルダ76に5本ずつ備えられているので、ドラ
ムシェル34上のダブルシガレットDSの位置決めもま
た5本毎に行われる。休止位置にあるプッシャ58と一
時停止位置にあるダブルシガレットDSとの間の間隔X
は、プッシャ58における最大ストロークLの1/4程
度に制限されているので、プッシャ58の先端がダブル
シガレットDSに当接するとき、そのプッシャ58はま
だ最大押し出し速度に達していない。それ故、プッシャ
58の先端はダブルシガレットDSに柔らかく当接し、
このダブルシガレットDSの端部に巻き皺などの損傷を
与えることはないし、また、その端部からの刻みたばこ
の脱落、つまり、先落ちを招くようなこともない。
ッシャホルダ76に5本ずつ備えられているので、ドラ
ムシェル34上のダブルシガレットDSの位置決めもま
た5本毎に行われる。休止位置にあるプッシャ58と一
時停止位置にあるダブルシガレットDSとの間の間隔X
は、プッシャ58における最大ストロークLの1/4程
度に制限されているので、プッシャ58の先端がダブル
シガレットDSに当接するとき、そのプッシャ58はま
だ最大押し出し速度に達していない。それ故、プッシャ
58の先端はダブルシガレットDSに柔らかく当接し、
このダブルシガレットDSの端部に巻き皺などの損傷を
与えることはないし、また、その端部からの刻みたばこ
の脱落、つまり、先落ちを招くようなこともない。
【0037】更に、このとき、ダブルシガレットDSは
比較的弱い負圧、つまり、サクション圧によって吸引保
持されているだけであるので、そのプッシャ58による
押し戻しは円滑に行われる。上述したようにダブルシガ
レットDSの位置決めはプッシャ58により機械的に行
われるので、ダブルシガレットDSの一時停止位置に多
少のばらつきが発生しても、そのばらつきの関係なく、
ダブルシガレットDSを正規の位置に正確に位置決めす
ることができる。
比較的弱い負圧、つまり、サクション圧によって吸引保
持されているだけであるので、そのプッシャ58による
押し戻しは円滑に行われる。上述したようにダブルシガ
レットDSの位置決めはプッシャ58により機械的に行
われるので、ダブルシガレットDSの一時停止位置に多
少のばらつきが発生しても、そのばらつきの関係なく、
ダブルシガレットDSを正規の位置に正確に位置決めす
ることができる。
【0038】この後、ドラムシェル34の回転に伴い、
位置決めされたダブルシガレットDSが受け取り溝36
とともに第3回転域α3内に進入すると、その吸引孔4
0が大気開放溝に連通する結果、ダブルシガレットDS
の吸引保持が解除される。この吸引解除と同時に、その
ダブルシガレットDSは前述したドラム列2中のキャッ
チャドラム4と隣接する次のドラムに乗り移り、そのド
ラム列2上をローリングセクション6に向けて搬送され
る。
位置決めされたダブルシガレットDSが受け取り溝36
とともに第3回転域α3内に進入すると、その吸引孔4
0が大気開放溝に連通する結果、ダブルシガレットDS
の吸引保持が解除される。この吸引解除と同時に、その
ダブルシガレットDSは前述したドラム列2中のキャッ
チャドラム4と隣接する次のドラムに乗り移り、そのド
ラム列2上をローリングセクション6に向けて搬送され
る。
【0039】なお、プッシャ58はその最大ストローク
Lまで往動した後、休止位置に向けて復動し、図9から
明らかなように受け取り溝36が受け取り位置に達する
直前にて休止位置に戻る。また、ドラムシェル34の回
転に伴い、受け取り溝36が受け取り位置に向けて移動
する過程にて、その受け取り溝36の吸引孔40は前述
したブロースロット47に接続され、そのブロースロッ
ト47からのエアが吸引孔40を通じて噴出される結
果、受け取り溝36内の清掃が行われる。
Lまで往動した後、休止位置に向けて復動し、図9から
明らかなように受け取り溝36が受け取り位置に達する
直前にて休止位置に戻る。また、ドラムシェル34の回
転に伴い、受け取り溝36が受け取り位置に向けて移動
する過程にて、その受け取り溝36の吸引孔40は前述
したブロースロット47に接続され、そのブロースロッ
ト47からのエアが吸引孔40を通じて噴出される結
果、受け取り溝36内の清掃が行われる。
【0040】この発明は、上述した一実施例に制約され
るものではなく種々の変形が可能である。例えば、一実
施例では、ダブルシガレットのためのキャッチャドラム
4にこの発明を適用したが、そのキャッチャドラム4に
限らす、種々のロッド部材を受け取るためのキャッチャ
ドラムに適用可能である。
るものではなく種々の変形が可能である。例えば、一実
施例では、ダブルシガレットのためのキャッチャドラム
4にこの発明を適用したが、そのキャッチャドラム4に
限らす、種々のロッド部材を受け取るためのキャッチャ
ドラムに適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のロッド
部材の受け取り装置によれば、ロッド部材を正規の位置
から一旦オーバランさせて一時的に停止させた後、その
ロッド部材をプッシャにより機械的に正規の位置までの
押し戻して位置決めするようにしたから、たとえ、その
一時停止位置に多少のばらつきが発生しても、ロッド部
材の位置決めを正確且つ確実に行うことができる。
部材の受け取り装置によれば、ロッド部材を正規の位置
から一旦オーバランさせて一時的に停止させた後、その
ロッド部材をプッシャにより機械的に正規の位置までの
押し戻して位置決めするようにしたから、たとえ、その
一時停止位置に多少のばらつきが発生しても、ロッド部
材の位置決めを正確且つ確実に行うことができる。
【0042】請求項2の受け取り装置によれば、プッシ
ャの往復動にカム機構を採用したのので、その往復動を
簡単にして実現でき、しかも、そのプッシャはロッド部
材に柔らかく当接するので、ロッド部材の端部の損傷を
防止することができる。請求項3の受け取り装置によれ
ば、受け取り溝内へのロッド部材の送出速度が低い低速
運転時にあっても、そのロッド部材を一時停止位置まで
確実に導くことができる。
ャの往復動にカム機構を採用したのので、その往復動を
簡単にして実現でき、しかも、そのプッシャはロッド部
材に柔らかく当接するので、ロッド部材の端部の損傷を
防止することができる。請求項3の受け取り装置によれ
ば、受け取り溝内へのロッド部材の送出速度が低い低速
運転時にあっても、そのロッド部材を一時停止位置まで
確実に導くことができる。
【図1】フィルタアタッチメントの概略構成図である。
【図2】フィルタアタッチメント内での処理の内容を示
した流れ図である。
した流れ図である。
【図3】キャッチャドラムの縦断面図である。
【図4】受け取り溝を拡大して示した平面図である。
【図5】キャッチャドラムの概略正面図である。
【図6】キャッチャドラムの概略的な横断面図である。
【図7】図3の一部を示した拡大図である。
【図8】プッシャホルダとプッシャとの関係を示した図
である。
である。
【図9】ドラムシェルの回転角とプッシャのストローク
との間の関係を示したグラフである。
との間の関係を示したグラフである。
【図10】受け取り溝内でのダブルシガレットの位置決
めを説明するための図である。
めを説明するための図である。
4 キャッチャドラム(受け取りドラム)
36 受け取り溝
38 シェルカバー(制動手段)
40 吸引孔(制動手段・保持手段)
42 第1吸引スロット(制動手段)
44 第2吸引スロット(保持手段)
58 プッシャ
60 カム機構
54 吸引開口(吸引手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 ロッド部材をその軸線方向に搬送する搬
送経路の終端側に配置され、前記搬送経路と交差方向に
移動する外周面を有した回転可能な受け取りドラムと、 前記受け取りドラムの外周面に設けられ、前記搬送経路
から送出されるロッド部材を一端開口を通じて受け取
り、この受け取ったロッド部材を他端に向けて移動案内
する複数の受け取り溝と、 前記ロッド部材の受け取り後、前記受け取りドラムが所
定の第1回転角域だけ回転する間、前記受け取り溝内の
ロッド部材に前記受け取り溝の底に向かうサクション力
を与え、前記受け取り溝内の正規の位置からオーバラン
させたオーバラン位置にて前記ロッド部材を停止させる
制動手段と、 前記受け取りドラムが前記第1回転角域から所定の第2
回転角域だけ更に回転される間、前記受け取り溝内のロ
ッド部材を移動可能に保持する保持手段と、 前記受け取り溝内の他端側に移動可能に配置されたプッ
シャを有し、前記受け取りドラムが前記第2回転角域内
を回転する間にて、前記プッシャを休止位置からロッド
部材に向けて押し出し、そのロッド部材を前記オーバラ
ン位置から前記正規の位置まで押し戻して位置付ける位
置決め手段とを具備したことを特徴するロッド部材の受
け取り装置。 - 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記受け取り溝内
にて前記プッシャを往復動させるカム手段を含み、前記
プッシャの前記休止位置と前記ロッド部材の前記オーバ
ラン位置との距離は、前記プッシャがロッド部材に向け
て押し出されるとき、その押し出し速度が最大に達する
までの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1
に記載のロッド部材の受け取り装置。 - 【請求項3】 前記制動手段は、前記受け取りドラムの
回転でみて、前記受け取り溝がロッド部材を受け取る回
転角位置にあるとき、前記受け取り溝内に進入するロッ
ド部材を前記プッシャ側に引き付ける吸引手段を更に含
むことを特徴とする請求項1に記載のロッド部材の受け
取り装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17682596A JP3368148B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | ロッド部材の受け取り装置 |
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