JP3367721B2 - 印刷機の排紙装置 - Google Patents

印刷機の排紙装置

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JP3367721B2 JP28363193A JP28363193A JP3367721B2 JP 3367721 B2 JP3367721 B2 JP 3367721B2 JP 28363193 A JP28363193 A JP 28363193A JP 28363193 A JP28363193 A JP 28363193A JP 3367721 B2 JP3367721 B2 JP 3367721B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/20Belts
    • B65H2404/23Belts with auxiliary handling means
    • B65H2404/232Blade, plate, finger
    • B65H2404/2321Blade, plate, finger on two opposite belts or set of belts, i.e. having active handling section cooperating with and facing to each other

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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は印刷機の排紙装置に関
し、特に、排紙口から排出された印刷済の印刷物を、移
動方向に複数の紙受け部を等間隔に設けた保持手段によ
って一枚づつ保持しつつ順次一方向に搬送して排紙トレ
イに積載するようにした排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷した直後の印刷物を次々と積み重ね
ていくと、その印刷物の裏側に下の印刷物のインクが付
着して、いわゆる裏移りを生ずるが、此の傾向は葉書等
のインクの浸透し難い用紙に印刷した場合に顕著であ
る。そこで本出願人は図22に示すような装置を試作し
た。つまり、印刷機の排出口から排出される印刷物W
を、印刷物Wが排出される度に矢印方向へ回動する分離
保持手段90の紙受け部90aであって受取態勢にある
最上段の紙受け部90aで保持することにより、印刷物
Wのインキの一次乾燥に必要な時間の間、前記印刷物W
を一枚づつ保持できるようにした。分離保持手段90の
回動により、紙受け部90aは複数段で複数枚の印刷物
Wを保持し、1枚づつ乾燥した印刷物Wを下方の排出部
へ排出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の排紙
装置では、受取態勢にある紙受け部の上方にある範囲E
は、印刷機の排出口から排紙装置への印刷物Wの進入経
路になっているため、図22に示したように紙受け部9
0aが印刷物Wの進入経路E内に位置しているとそれが
印刷物Wの進行を妨げる問題がある。また、印刷物Wが
紙幅方向にずれて進入してきた場合には、図示のように
進入してきた印刷物Wは一方の紙受け部90aで段違い
で保持されるばかりか、以前に保持された印刷物Wの上
に重なるという問題を生じた。
【0004】この問題は、図示したプーリ118の円周
上において隣り合う紙受け部90a同士の角度が45度
に設定されているために、紙受け部90aの一部が進入
経路Eに重なるものであり、これを解消するには、プー
リ118の円周上において隣り合う紙受け部90a同士
の角度を略90度離せばよい。しかしながら、これを行
うことにより紙受け部90aの配置間隔は広くなり、単
位長さ当たりに設けることのできる紙受け部90aの数
が少なくなる(図示の例では半減する)ので、これに比
例して印刷物を紙受け部90aに保持していられる時間
が短くなり、下方の排出部で印刷物W同士の裏移りが生
じ易くなる。この裏移りをなくすためには、ベルト90
bを上下方向に長く設けねばならず、結果として排紙装
置が大型化する問題を生じる。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、印刷物の二枚重ねを防止して裏移りを解消す
ると共に、単位長さ当たりの保持枚数を高密度化するこ
とにより、一次乾燥に必要な時間を確保しつつ、装置を
小型化できる印刷機の排紙装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は印刷機の排紙口(3a)に接続され印刷後
の印刷物(W)を乾燥させる排紙装置であって、請求項
1では、前記印刷物の排紙位置の両端部にそれぞれ設け
られた回転軸(8)を中心に放射状に且つ所定角度間隔
で設けられた複数の紙受け部(7a)を有し、該紙受け
部に印刷物の両端を受け取り、回転軸の回転により該印
刷物を1枚づつ下方に受け渡す一次保持手段(7)と、
該一次保持手段の下部に上下方向に所定高さを有して設
けられた無端状のベルトからなり、一次保持手段から受
け渡された印刷物の両端を保持する紙受け部(9a)が
該ベルトの移動方向に複数等間隔に設けられ、前記一次
保持手段と同期して移動することにより所定時間後に前
記印刷物を下方に排紙する二次保持手段(9)と、前記
印刷後の印刷物を検出する毎に前記一次保持手段および
二次保持手段を回動させるとともに、前記一次保持手段
の紙受け部の回転角度に対し前記二次保持手段の紙受け
部の回転角度を所定比で同期させる駆動手段(35)と
を備え、前記排紙口から排出される印刷物を一枚づつ前
記一次保持手段の紙受け部で受け止めてから前記二次保
持手段の紙受け部に分配し、前記排紙口から排出された
印刷物を所定時間前記二次保持手段で保持することを特
徴としている。
【0007】また、請求項2のように、前記一次保持手
段(7)の前記紙受け部(7a)には、その端部に前記
回転方向とは逆方向に膨出した膨出部(7b)を有し、
前記印刷物(W)の姿勢を該一次保持手段の回動に伴い
水平に矯正して二次保持手段の紙受け部(9a)に受け
渡す構成とすることもできる。
【0008】
【作用】上記構成によれば、印刷機の排紙口3aから排
紙される印刷後の印刷物Wは、一次保持手段7の紙受け
部7a上に載り、この紙受け部7aの回転により、下方
に設けられた二次保持手段9の紙受け部9aに受け渡さ
れる。このとき、紙受け部7aに設けられた膨出部7b
により、印刷物Wの姿勢が水平に矯正され二次保持手段
に受け渡すことができる。また、一次保持手段および二
次保持手段は回転角度が駆動手段35により所定比で同
期駆動されている。紙受け部9aは、上下方向に所定高
さを有して設けられた無端状のベルトの移動方向に複数
等間隔に設けられたものであり、ベルト移動により一次
乾燥に必要な時間経過後に印刷物Wを下方に排紙する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の印刷機の排紙装置の実施例を
図面に基づき説明する。図1は本装置1を印刷機3と接
続した状態の外観斜視図、図2は図1の排紙装置の内部
機構の斜視図、図3は図2と逆方向から見た排紙装置の
一部を省略して示した内部機構の斜視図である。排紙装
置1の給紙口を有する搬送路2は印刷機3の排紙口3a
と繋がっている。搬送路2は、搬送モータM1によって
駆動される搬送用の複数の無端ベルト4を有する。印刷
機3で印刷した印刷物Wは、無端ベルト4に乗って排紙
装置1内に送り込まれる。
【0010】排紙装置1のフレームは、底部の水平な基
板1aと、本装置への印刷物Wの進入方向に対し直行す
る垂直な側板1b,1cと、側板1b,1cを支える複
数の支持体1d等で構成される。排紙装置1の下半分は
印刷物Wの積載収納部分で、排紙トレイ5が水平方向に
抜き差し可能に配置されており、その上方には印刷機3
から排出された印刷物Wを、インクの一次乾燥に必要な
一定時間以上一枚づつ離して保持しその後に排紙トレイ
5の上に積載するための保持機構が設けられている。
【0011】前記排紙トレイ5は、図4に示す外側の大
トレイ5aと、大トレイ5a内に着脱可能とした小トレ
イ5bとで構成される。大トレイ5aには、4方の側部
および底部にそれぞれ開口部5aaが開口形成され出し
入れ方向には、把手5abが設けられる、この大トレイ
5aには、印刷物Wとして往復葉書が予定枚数収容でき
る。大トレイ5aは、排紙装置への装着時に後述する
が、排紙装置に設けられるトレイセンサS3aを作動さ
せ、装置へのトレイの装着状態を検知する。
【0012】小トレイ5bは、一方の側部および底部に
それぞれ開口部5ba,5bbが開口形成される。この
小トレイ5bは、大トレイ5a内に収容されて印刷物W
として普通葉書が所定枚数収容できる。小トレイ5bの
底面には、磁石5bdが設けられ、この磁石5bdは大
トレイ5aの開口部5aaを介して排紙装置の底部に向
いて設けられる。これに対向して後述する如く排紙装置
には磁気センサからなるトレイサイズセンサS3bが設
けられ、小トレイ5bの有無を検知する。
【0013】排紙装置の側板1bには(図2参照)、互
いに逆ネジのネジ部6a,6bを有する紙幅調整軸6が
上下二箇所に水平に且つ回転可能に支持されている。こ
の紙幅調整軸6のネジ部6a,6bには、一次保持手段
7の回転軸8及び無端ベルト状の二次保持手段9の回転
軸10,11の一端を支持した紙幅調整板12の雌ネジ
部12a,12bが螺合している。
【0014】一次保持手段7は、図5(a)に示す如
く、円柱状の胴部7cに平板状の紙受け部7aを90度
間隔で放射状に設けてなる。この紙受け部7aの先端部
には、回転方向後方に所定角度傾斜した膨出部7bが形
成されている。
【0015】上記と同様に側板1cにおいて(図3参
照)、互いに逆ネジのネジ部13a,13bを有する紙
幅調整軸13が上下二箇所に水平に且つ回転可能に支持
され、この紙幅調整軸13のネジ部13a,13bには
前記一次保持手段7の回転軸8と二次保持手段9の回転
軸10,11の他端を支持した紙幅調整板14の雌ネジ
部14a,14bが螺合している。
【0016】図3において、上位の紙幅調整軸13はタ
イミングベルト15を介してサイズ可変モータM3に連
動する。また紙幅調整軸6,6,13,13はタイミン
グベルト16を介して互いに連動している。紙幅調整軸
6,6,13,13が回転すると、その回転方向と回転
角度に応じて、紙幅調整板12と14が相互に逆方向へ
対称に移動し、1次保持手段7,2次保持手段9の間隔
を印刷物Wの大きさ(即ち、葉書あるいは往復葉書のサ
イズ)に合わせて調整できる。同時に、紙幅調整板14
上部には、切欠部14dが設けられ、搬送路2両側部の
規制板2a,2bの片部2aa,2baが係止され、同
様に規制板2a,2bの幅位置が調整される。
【0017】二次保持手段としての各無端ベルト9に
は、複数の紙受け部9aが該ベルト9の平面に対して垂
直に且つ等間隔に設けられている。各紙受け部9の間隔
は図5(c)に示すように、プーリ18の円周上におけ
る回転角度にして略45度として設定している。この角
度(間隔)は、小さすぎると印刷物Wを一次保持手段7
から前記紙受け部9aに確実に受け渡すことができず、
また大きすぎると単位長さ当たりに設置できる紙受け部
9aの数が少なくなり、本装置を長大にするか印刷機の
印刷速度を遅くしないかぎり、一次乾燥に要する時間が
確保できなくなる。尚、この実施例では、二次保持手段
9は印刷物Wの4隅部分に計4本の無端ベルトを用いる
構成としたが、両側部の上下の回転軸10,11間に張
設され、印刷物Wの長さ方向に所定長さを有する計2本
の無端ベルトを設ける構成としても良い。
【0018】回転軸10,10は、側板1bに支持した
ウオーム軸22のウオーム歯車22a,22bと回転軸
10,10に固定したウオームホイール25a,25b
を介して連動する構成で、図2において、左側の回転軸
10は時計方向へ、また右側の回転軸10は反時計方向
へそれぞれ同期して回転する。ウオーム軸22は図3に
示したようにタイミングベルト23を介して紙受けモー
タM2に連動する。
【0019】ここで、回転軸8と回転軸10とは歯車1
9,20,21を介して連動し、両者の角速度比は、回
転軸10が「1」に対して回転軸8は「2」に設定さ
れ、回転軸10が1回転する間に回転軸8が2回転する
構成とされている。これら回転軸8,10、歯車、モー
タM2等により一次保持手段7および二次保持手段9の
駆動手段35が構成される。尚、これらを「1:3」と
することもでき、この場合には、紙受け部7aの間隔が
90度とし、これに対し、各紙受け部9の間隔をプーリ
18の円周上における回転角度にして1/3の30度と
して設定すればよい。この他にも角速度比と紙受け部9
の間隔(角度)を対応させることにより適宜に設定でき
る。
【0020】無端ベルト4に乗って本装置内に送り込ま
れた印刷物Wは図5(a)のように一次保持手段7,7
の紙受け部7a,7aに飛び乗るが、その直前に印刷物
Wは前方規制体26に突き当たって先端位置が規制され
る。前方規制体26は、側板1bの上下に揺動自在に軸
27で支持したリンク28,28に垂直に支持され、両
リンク28,28の揺動により印刷物Wの進入方向に移
動自在であり、異なる印刷物Wの長さに対応できる。
【0021】リンク28には開口29を貫通して側板1
bの外側へ突出したカム追従子28aが一体形成され、
このカム追従子28aは紙幅調整板12に固定された前
後調整カム30のカム面30aにバネ17により押し付
けられている。従って、印刷物の移動経路を挟んで対向
する関係にある一次保持手段7と7の間隔を前記異なる
印刷物Wの幅に合わせて調整すると、それに対応して前
方規制体26の位置が印刷物Wの長さ方向に自動的に調
整される。尚、側この前方規制体26と対向する側板1
cには、位置決め板31が設けられるこの位置決め板3
1は、所定角度の傾斜面31aを有し、印刷物Wの長さ
方向の他端部位置を揃えてトレイ5に収容させる。
【0022】次に、図6は本排紙装置の制御手段を示す
ブロック図である。制御手段40は、ワンチップマイコ
ンよりなり、CPU40a,ROM40b,RAM40
c,シリアル通信回路40d、出力ポート40e、入力
ポート40fを有する。シリアル通信回路40dは、I
/F回路43を介して印刷機3のI/F部に接続され
る。この制御手段40には、装置に設けられた各センサ
S1〜S5の検知信号、タイマTの計時信号が入力され
る。また、LED駆動回路41を介しLED1、LED
2の表示制御および、モータ駆動回路42を介して各モ
ータM1〜M3を駆動制御する。そして、この制御手段
40は、後述する排紙制御を統括する。
【0023】搬送センサS1は、無端ベルト4上に印刷
物Wが有るかどうかを検出するもので、印刷機3から印
刷された印刷物Wが有るときはオン、無いときはオフの
信号を発生する。受け位置センサS2は、一次保持手段
7の紙受け部7aが所定の紙受け位置に有るかどうかを
検出するもので、所定の紙受け位置に位置しているとき
はオンし、位置していないときはオフの信号を発生す
る。すなわち、この実施例では紙受け部7aの配置角度
(90度)に対応して90度毎に検出孔S2aが形成さ
れ、この検出孔S2a部分でオンの信号を出力する。
【0024】普通葉書スイッチS4は、印刷物の移動経
路を挟んで対向する関係にある一次保持手段7と7の間
隔が普通葉書対応になっているときのみオンする。往復
葉書スイッチS5は一次保持手段7の前記間隔が往復葉
書対応になっているときのみオンする。これら二個のス
イッチS4,S5はサイズ可変モータM3をパルスモー
タにした場合は一個のホームポジションセンサに代える
こともできる。トレイセンサS3aは、図4に示した大
トレイ5aが装置に装着されたか否かを検知する。トレ
イセンサS3aの検知によりトレイサイズセンサS3b
の検知信号が取り込まれる構成とされ、トレイセンサS
3bは、小トレイ5bの有無によりトレイ5の状態が通
常葉書対応になっているか往復葉書対応になっているか
を検出する。普通葉書対応のときはオン、往復葉書対応
のときはオフ状態である。
【0025】図7は本排紙装置に設けられた4つのスイ
ッチSW1〜SW4の状態を示すものであり、各SWに
より排紙動作が選択される。スイッチSW1は印刷/停
止を示し、スイッチSW2は試し刷りモード/通常印刷
モードを示し、スイッチSW3は往復葉書/普通葉書を
示し、スイッチSW4は封筒/葉書を示しいずれである
かはスイッチSW1〜SW4の操作状態(「1/0」)
により設定される。尚、スイッチSW1〜SW2の状態
により排紙装置に与えられるこれらの情報は、印刷機3
から送信される4ビットの受信データであってもよい。
【0026】図8は本装置の動作のメインフローを示
し、P1,P2…Pnは、ステップの番号を表してい
る。印刷スイッチSW1が押されたことを検知「1」し
た後に、使用する印刷物(葉書)Wが普通葉書か往復葉
書かをスイッチSW3から得た後(P1)、このスイッ
チSW3の状態と実際の状態の一致判別を(P2)で行
う。すなわち、P2において、スイッチSW3とトレイ
サイズセンサS3bの状態と照合を行い、一致時には、
P4に移行する。不一致時には、トレイ違い表示LED
1が点灯し(P3)、P1に復帰する。このとき、再び
印刷SW1が「1」即ち、押されない限り排紙動作は行
なわれない。
【0027】例えば、スイッチSW3が「0」(普通葉
書)であり、(P2)において大トレイ5aのみが装着
されており、トレイサイズセンサS3bでオフ状態(往
復葉書)が検知された場合には、トレイ違い表示LED
1が点灯し(P3)P1に復帰する。この後、小トレイ
5bを大トレイ5aに収め装置に装着すれば、トレイサ
イズセンサS3bがオン状態(普通葉書)が検知され
(P2)、トレイ違い表示LED1が消灯した後(P
4)、サイズ可変動作のサブフローへ移行する(P
5)。尚、P2において一致した場合には、P4におけ
る消灯が行われるがこのLEDは始めから点灯していな
いため問題ない。
【0028】サイズ可変動作(P5)のサブフローは図
9の通りであり、P18ではまず、スイッチSW3の状
態から使用する葉書Wの葉書サイズを読み、普通葉書で
あれば、普通葉書スイッチS4がオンしているか否か判
断し(P19)、オンしていなければ、オンするまでサ
イズ可変モータM3を回転し(P20)、一次保持手段
7と7の間隔を近接方向に移動させ普通葉書のサイズに
対応させる。また、P18にてスイッチSW3が「1」
(往復葉書)であれば、往復葉書スイッチS5がオンす
るまでサイズ可変モータM3を回転し(P23〜P2
6)、一次保持手段7と7の前記間隔を離れる方向に移
動させ往復葉書のサイズに対応させる。サイズ可変動作
が終了すると制御手段40から印刷機3へ動作可能な旨
の信号を送信し、印刷機3を始動可能とする。
【0029】この後、図8に示すメインフローに戻り、
印刷機3が試し刷りモード(スイッチSW2が「1」)
であることがP6で判別されたときは、搬送排出操作
(P7)は行なわれず、印刷機3から無端ベルト4上に
送り込まれた葉書Wが取り除かれたか否かをチェック
し、取り除かれるまで、試し刷り取り除き表示LED2
を点灯し続ける(P9〜P11)。このとき、搬送モー
タM1,および紙受けモータM2は停止状態とされる。
【0030】印刷機3が試し刷りモードではないとき
は、搬送排出動作のステップ(P7)へ進む。図10,
及び図11は、この搬送排出動作を示すサブフロー、図
12は、同動作時のタイミングチャートである。印刷機
3が始動すると、搬送モータM1により無端ベルト4が
回転を始め(P30)、印刷機3から無端ベルト4上に
送り込まれた葉書Wが排紙装置1内に送り込まれる(図
15)。送り込まれた葉書Wは前方規制体26に突き当
たって前進を阻まれ、その位置から落下して一次保持手
段7の紙受け部7aの上に載る(図5(a)および図1
6)。ここに至る過程で葉書Wが搬送センサS1上を通
過することにより搬送センサS1がオンした後にオフす
る(P32,P33、および図12参照)。尚P32に
て検知しない場合は葉書Wが印刷機3から排出されてい
ないため、P31に戻る。
【0031】この時点から所定時間経過後(P34;図
12における200ms経過後)に紙受けモータM2が
始動し(P35)、それにより受け位置センサS2が一
端オフした後再びオンするまで紙受けモータM2を回転
させ(P36,P37,P41)る。これにより、一次
保持手段7をその紙受け部7aの1ピッチ間隔分である
90度回転させる(図5(a)〜(b)〜(c))。こ
のとき二次保持手段9もその紙受け部9aの1ピッチ間
隔分,45度回転し、その間に一次保持手段7上の葉書
W1が一次保持手段7から自由落下して二次保持手段9
の紙受け部9aの上に載る(図5(c)及び図17)。
【0032】ここで印刷モードが葉書印刷なのか封筒印
刷なのかをスイッチSW4の状態からチェックし(P3
8)、封筒印刷であれば再度受け位置センサS2がオフ
してからオンするまで紙受けモータM2を回転し続ける
(P39〜P41及び図14のタイミングチャート参
照)。つまり封筒印刷では、一次保持手段7及び二次保
持手段9の回転角度が葉書印刷の時の二倍にされる。こ
れにより、図13に示す如く封筒印刷時には、紙受け部
9aには1つ飛びおきに印刷物Wとしての封筒が保持さ
れ、この封筒のフラップWaが隣接する下方の封筒に接
することが防止され、乾ききらないうちでの印刷擦れを
防止できる。尚、一次保持手段7及び二次保持手段9の
回転角度が葉書印刷の時の整数倍、即ち、二倍以上の倍
率に設定した場合にはこの倍率に対応して紙受け部9a
には複数飛びおきに封筒が保持されることとなる。さら
に、この封筒印刷時における封筒のサイズは前記普通葉
書サイズあるいは往復葉書サイズのいずれかを用いる。
【0033】以後は印刷機3から印刷終了信号が送信さ
れるまで上記と同様の作用を繰り返し、新たに送り込ま
れる葉書Wが次々と次段の紙受け部9aの上に載せら
れ、紙受け部9aには段数に相当する複数枚の葉書Wn
が保持される(図18)。そして前記葉書W1,W2…
Wnはやがて紙受け部9aから自由落下し排紙トレイ5
の中に収納される。この過程で紙受け部9aが移動する
と、途中に設けられた位置決め板31の傾斜面31aに
より、葉書Wは前側板26との間で長さ方向が位置決め
され、排紙トレイ5内に整列収容される。予め設定した
印刷枚数の印刷が終了することにより、またはスイッチ
SW1により印刷停止が操作されることにより、印刷終
了信号が送信されると搬送モータM1は停止(P31,
P43)する。
【0034】ここで、1枚以上印刷してから停止したの
か又は1枚も印刷しないで停止したのかをチェックし
(P44)、1枚も印刷しないで停止した場合はそこで
シーケンスは終了するが、1枚以上印刷していればタイ
マTの設定時間後(即ち、図12に示す乾燥時間に相当
する期間t経過後)に紙受けモータM2が始動し(P4
45,P46)、これにより受け位置センサS2がオフ
からオンに変わる毎に排出カウンタT2の計数値は加算
し(P48,〜P50)、その値が予め設定した値に達
するまで紙受けモータM2は連続回転する(P51,P
52)。このカウントに対応した紙受けモータM2の回
転により、一次保持手段7,7及び二次保持手段9,9
の各紙受け部上に保持されていた枚数n(例えばn=2
5枚)の葉書Wを全て排紙トレイ5内に送り出すことが
できる。
【0035】前記紙受け部7aは、その先端部分が自身
の回転方向とは逆の方向に膨出した膨出部7bを備えて
いるため、葉書Wが進行方向との交叉方向(紙幅方向)
にずれても一次保持手段7が回転するに従って中央位置
に矯正される。例えば図5(a)のように葉書Wが左側
にずれて紙受け部7aに載っても、一次保持手段7の回
動に従い、図5(b)の如く、紙受け部7aの傾斜が大
きくなるに連れて葉書Wの左縁が大きめに傾くことにな
り、右方へ自重による弱い分力が作用すると共に、一次
保持手段7の回転より葉書Wの左縁には右方への分力が
作用するので、これらの作用力により葉書Wは一次保持
手段7の回転に伴って右側へ押し戻される。
【0036】最終的に図5(c)に示すように、互いの
膨出部7b部分が水平になる状態で葉書Wの両端部がこ
の膨出部7b部分にのみ接する状態となり、このときに
葉書Wは幅方向が自動的に位置決めされるようになって
いる。この位置決めされた状態で、第2保持手段9上に
受け渡すことができる。ここで、一対の膨出部7b,7
bの間隔Lは、葉書Wの幅と一致するよう前記サイズ可
変動作を行うことが望ましく、これにより、ずれて紙受
け部7a上に位置した葉書Wの端部を膨出部7b,7b
上に移動させ所定の位置決めを行えるようになる。
【0037】次に、上記動作を異なる作用別に分けて説
明する。本排紙装置は、大きく分けて通常印刷モードと
試し刷りモードとに分類できる。スイッチSW2によ
り試し刷りモードが選択されると、連続運転と一枚づつ
の試し刷りを可能にした印刷機にあって、試し刷りをし
たときに搬送モータM1、紙受けモータM2の起動を禁
止することにより、保守点検時に試し刷りを繰り返し行
なっても、印刷物Wが排紙装置内に送り込まれないよう
にし、印刷物Wを取り除く煩わしさをなくし、保守点検
の作業を行いやすくなる。
【0038】通常印刷モード時には、SW4により印
刷物Wとして「葉書」あるいは「封筒」いずれかが選択
され、「葉書」の場合には、「普通葉書」あるいは「往
復葉書」のいずれかが選択される。一方の封筒印刷が
選択されると、制御手段40は、紙受けモータM2の駆
動量を通常印刷モードが選択されているときの正数倍に
制御する。これにより、印刷物Wの保持間隔を広くし、
二次保持手段9に保持されている封筒のフラップWaが
上下方向の他の封筒の印刷面に干渉して印刷面を汚さな
いようにする。
【0039】他方の「葉書」が選択されると、この葉
書は、普通葉書および往復葉書はスイッチSW3の切り
換えでいずれかが選択自在であり、選択された葉書に対
応して制御手段40はサイズ可変モータM3を駆動し排
出方向と交差する方向へ一次保持手段7、及び二次保持
手段9を移動させ該選択された葉書サイズの紙幅調整が
行われる。これにより、作業者の手を煩わせることなく
紙幅調整板12,14を印刷物(葉書)Wの紙幅に対応
する位置に移動でき、サイズの異なる印刷物Wを扱える
ようにすると共に、人為的な調整ミスによる排紙トラブ
ルをなくすことができるようになる。
【0040】また、排紙口3aから送り込まれる印刷
物Wの進入方向先方に設けられた前方規制体26が印刷
物Wの進入方向に沿って移動自在とされ、かつこの前方
規制対26がサイズ可変モータM3に連結された構成と
すれば、前記紙幅調整動作に前方規制体26の位置を連
動させることができ、紙幅の調整に連動して長さ方向の
調整を同時に行え、印刷物Wの載置位置を幅方向および
長さ方向いずれにおいても揃えることができ、排紙トラ
ブルをなくすことができる。
【0041】さらに、二次保持手段9の下方には、印
刷物を収納する排紙トレイ5が着脱可能に配置される
が、この排紙トレイ5は、往復葉書用の大トレイ5aと
普通葉書用の小トレイ5bとで構成され、小トレイ5b
使用時には大トレイ5a内に収容した状態で排紙装置に
装着されるものであり、かつこの小トレイ5bをトレイ
サイズセンサS3bで検知し制御手段40では、印刷物
の紙幅情報と前記排紙トレイの状態情報とを比較して両
情報が対応していないとき印刷機の始動を禁止する構成
としたため、排紙トレイ5の状態が印刷物Wのサイズに
適合していないときには印刷動作を禁止して、排紙トラ
ブルを事前に回避することができる。
【0042】そして、上述した全てのモードにおいて
印刷動作が終了した後には、紙受け部9aの一間隔に相
当する角度回転する毎に信号を発生する受け位置センサ
S2の発生信号を制御手段40の計数手段で計数し、印
刷機3の印刷動作終了信号を受けて紙受けモータM2を
計数手段の計数値が予め設定した値(例えばn)に達す
るまで駆動する構成とすることにより、印刷終了時には
紙受け部9aに保持されている状態の全ての印刷物Wを
該紙受け部9aから下方の排出部である排紙トレイ5へ
排出することができる。これにより、印刷終了後は作業
者の操作を待たずに保持手段に保持されている印刷物を
全て排出して直ちに次の印刷作業に移ることができる。
【0043】また、印刷終了時においてタイマTによ
り前記紙受けモータM2を印刷動作終了信号を受けてか
らタイマTの設定時間t経過後に駆動制御する構成とす
ることもできる。この場合には、紙受け部9aに保持さ
れている印刷物Wを印刷終了から一定時間経過後に排紙
トレイ5等に排出することができ、印刷物Wのインキを
一次乾燥させ、印刷物Wを積み重ねても裏移りが生じな
いようにすることができる。
【0044】尚、上記実施例で用いた印刷物Wは、葉書
を例に説明したが、葉書のようなある程度硬質に形成さ
れた印刷物Wであれば同様に排紙動作を行うことができ
る。さらに、印刷物Wのサイズは、普通葉書サイズある
いは往復葉書サイズの2種類として説明したが、他のサ
イズの印刷物Wであってもサイズ可変によりこれに対応
することができ、予め複数種類の印刷物Wを設定し、サ
イズ可変自在な構成とすることもできる。
【0045】尚、前記一次保持手段7は、他に図19に
示す如く、前記円柱状の胴部7cに代えて正四角柱状な
胴部7dとし、この正四角柱状の胴部7dの角部7dか
ら紙受け部7aを設けた構造としてもよい他、図20に
示すように紙受け部7aの端部に形状が断面3角形状の
膨出部7eを形成してもよい。さらに、図21に示すよ
うに、前記紙受け部7aおよび膨出部7bを連続する円
弧状の紙受け部7fとすることもできる。この円弧状の
紙受け部7fは、基端部7gが前記紙受け部7aの位置
と同一箇所から突出し、かつ、先端部7h部分が前記図
19における膨出部7bと同様に所定角度回動時に水平
状態となるよう形成する。これにより、回動に伴い印刷
物Wの両端部をいずれも均一に下方に導くことができ、
前記膨出部7b同様な印刷物Wの整列を行うことができ
る。
【0046】二次保持手段9が図2に示されたように、
一次保持手段7の前後に配置された4本の無端ベルトか
らなる場合は、一次保持手段7の紙受け部7a先端の回
動軌跡と二次保持手段9の紙受け部9a先端の回動軌跡
がクロスするように、両者を近接配意することが印刷物
Wの受渡しを確実にするうえでより好ましい。上記実施
例では、印刷物を自然乾燥させているが、排紙装置3内
部に熱源を設け、又は熱風を送り込むことにより、印刷
物Wを二次保持手段9の紙受け部9aによって移送して
いる間に乾燥させるようにしてもよい。
【0047】上記実施例では、印刷終了信号が送信さ
れ、搬送モータM1が停止し、タイマTの設定時間t経
過後に紙受けモータM2が始動した後は、受け位置セン
サS2のオフからオンの変化をカウントし、そのカウン
ト値が所定値に達するまで搬送モータM1を連続回転さ
せたが、前記カウンタのカウント値が所定値に達するま
での時間に相当する時間を設定可能なタイマに代えて前
記カウンタに設定することにより、印刷終了信号が送信
されてからタイマの設定時間が経過するまで紙受けモー
タM2を連続回転させるようにしてもよい。
【0048】また、一次保持手段7及び二次保持手段9
の紙受け部7a,9aに保持された印刷物Wの有無を検
出できるように光反射型或いは光透過型のセンサを前記
カウンタ又はタイマに代えて設置し、印刷終了信号が送
信されてからセンサが紙受け部に印刷物Wの無いことを
検出するまで紙受けモータM2を連続回転させるように
してもよい。なお、カウンタに代えてタイマ又はセンサ
を設けた場合は、図11においてP47,P48,P5
0,P51は不要となり、これらに代えてP46とP4
9の間に上記タイマ又はセンサの判断ステップが入るこ
とは明らかであろう。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、二次保持手
段と連動する一次保持手段を設け、印刷物を一次保持手
段で一旦受け止めてから二次保持手段の複数の紙受け部
に分配する構成により、印刷後に排出される印刷物を確
実に排紙できるとともに、二次保持手段で保持されてい
る間に印刷物の一次乾燥に必要な時間を確保しつつ印刷
物の二枚重ねを防止して裏移りを防止できる。また、単
位長さ当たりに設けられる二次保持手段の紙受け部の数
を増すことができるため、装置を高さ方向で小型化する
ことができる。
【0050】また、請求項2によれば、紙受け部は、そ
の先端部分が自身の回転方向とは逆の方向に膨出した膨
出部を備え、一次保持手段で受け止めた印刷物の姿勢を
一次保持手段の回動に伴い水平に矯正して二次保持手段
の紙受け部に受け渡す構成であるため、印刷物を整列し
て排紙できるとともに、段違い及び2枚重ねを確実に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置を印刷機と接続した状態の外観斜視図。
【図2】図1の排紙装置の内部機構の斜視図。
【図3】図2の逆方向から排紙装置の一部を省略して示
した内部機構の斜視図。
【図4】排紙トレイを示す斜視図。
【図5】(a),(b),(c)は、各々排紙動作を示
す動作図。
【図6】制御回路のブロック図。
【図7】排紙動作の選択状態を示す図。
【図8】排紙動作のメインフロチャート。
【図9】サイズ可変を示すサブフローチャート。
【図10】葉書排出動作を示す第1のサブフローチャー
ト。
【図11】葉書排出動作を示す第2のサブフローチャー
ト。
【図12】葉書排紙時のタイムチャート。
【図13】封筒排紙時の二次保持手段の保持状態を示す
図。
【図14】封筒排紙時のタイムチャート。
【図15】排紙時の動作を示す側面図。
【図16】排紙時の動作を示す側面図。
【図17】排紙時の動作を示す側面図。
【図18】排紙時の動作を示す側面図。
【図19】一次保持手段の変形例を示す図。
【図20】一次保持手段の変形例を示す図。
【図21】一次保持手段の変形例を示す図。
【図22】従来の排紙装置を示す図。
【符号の説明】
1…排紙装置、1a…基板、1b,1c…側板、1d…
横板、2…給紙口、3…印刷機、3a…排紙口、4…無
端ベルト、5…排紙トレイ、5a…大トレイ、5b…小
トレイ、6…紙幅調整軸、6a,6b…ネジ部、7…一
次保持手段、8…回転軸、9…二次保持手段(無端ベル
ト)、9a…紙受け部、10,11…回転軸、12…紙
幅調整板、12a,12b…雌ネジ部、13…紙幅調整
軸、13a,13b…ネジ部、14…紙幅調整板、14
a,14b…雌ネジ部、15…タイミングベルト、16
…タイミングベルト、18…プーリ、19,20,21
…歯車、22…ウオーム軸、22a,22b…ウオーム
歯車、23…タイミングベルト、25a,25b…ウオ
ームホイール、26…前方規制体、27…軸、28…リ
ンク、28a…カム追従子、29…開口、30…前後調
整カム、30a…カム面、35…駆動手段、40…制御
手段、W…印刷物(葉書)、M1…搬送モータ、M2…
紙受けモータ、M3…サイズ可変モータ、S1…搬送セ
ンサ、S2…受け位置センサ、S3a…トレイセンサ、
S3b…トレイサイズセンサ、S4…普通葉書スイッ
チ、S5…往復葉書スイッチ、T…タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 富士夫 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科 学工業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭48−16273(JP,B1) 特公 昭42−9853(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/40 B65H 29/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機の排紙口(3a)に接続され印刷
    後の印刷物(W)を乾燥させる排紙装置であって、 前記印刷物の排紙位置の両端部にそれぞれ設けられた回
    転軸(8)を中心に放射状に且つ所定角度間隔で設けら
    れた複数の紙受け部(7a)を有し、該紙受け部に印刷
    物の両端を受け取り、回転軸の回転により該印刷物を1
    枚づつ下方に受け渡す一次保持手段(7)と、 該一次保持手段の下部に上下方向に所定高さを有して設
    けられた無端状のベルトからなり、一次保持手段から受
    け渡された印刷物の両端を保持する紙受け部(9a)が
    該ベルトの移動方向に複数等間隔に設けられ、前記一次
    保持手段と同期して移動することにより所定時間後に前
    記印刷物を下方に排紙する二次保持手段(9)と、 前記印刷後の印刷物を検出する毎に前記一次保持手段お
    よび二次保持手段を回動させるとともに、前記一次保持
    手段の紙受け部の回転角度に対し前記二次保持手段の紙
    受け部の回転角度を所定比で同期させる駆動手段(3
    5)とを備え、 前記排紙口から排出される印刷物を一枚づつ前記一次保
    持手段の紙受け部で受け止めてから前記二次保持手段の
    紙受け部に分配し、前記排紙口から排出された印刷物を
    所定時間前記二次保持手段で保持することを特徴とする
    印刷機の排紙装置。
  2. 【請求項2】 前記一次保持手段(7)の前記紙受け部
    (7a)には、その端部に前記回転方向とは逆方向に膨
    出した膨出部(7b)を有し、前記印刷物(W)の姿勢
    を該一次保持手段の回動に伴い水平に矯正して二次保持
    手段の紙受け部(9a)に受け渡す請求項1記載の印刷
    機の排紙装置。
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