JP3366156B2 - 複合振動子 - Google Patents

複合振動子

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JP3366156B2
JP3366156B2 JP14940895A JP14940895A JP3366156B2 JP 3366156 B2 JP3366156 B2 JP 3366156B2 JP 14940895 A JP14940895 A JP 14940895A JP 14940895 A JP14940895 A JP 14940895A JP 3366156 B2 JP3366156 B2 JP 3366156B2
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚群探知用等のトラン
スデューサ(音波送受波器)として使用される振動子に
関し、特に、複数の小さな振動子を集合配列してなる複
合振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば魚群探知機においては、一般に船
底に設けたトランスデューサ(音波送受波器)を用いて
海底方向に向けて音波を間欠的に発射し、魚体(ターゲ
ット)による反射波(エコー)を該トランスデューサに
より検出し、戻り時間に基づいてターゲットの位置を演
算し、これを表示部によって表示すると共に、必要に応
じて記録紙等に記録するようにしている。
【0003】図8は、その原理図を示したものである。
すなわち、発振部101より間欠的に出力されるパルス
状の電気信号は、トランスデューサ102に加えられ、
トランスデューサ102はこれを音波に変えて海底方向
に発射する。その発射音波は途中のターゲット(魚)1
03に当り、そのエコーをトランスデューサ102が検
出して、トランスデューサ102はこれを電気信号に変
えて受信部104に供給する。受信部104は、微弱な
エコーに基づく電気信号を増幅すると共に、発振部10
1の出力タイミングと、エコー受信タイミングとに基づ
いてトランスデューサ102とターゲット103との距
離を演算する。そして、表示部105によってターゲッ
ト103の位置が視覚的に表示されるようになされてい
る。
【0004】従来、上記トランスデューサ102として
種々の構成のものが採用されており、その数例を以下に
示す。
【0005】第1例として、図9に示すように、PZT
(piezoelectric:圧電)材料等を素材と
して全体が一体成形された振動子111が挙げられる。
該図において参照符号112で示すのは、該振動子11
1のプラス側、マイナス側に夫々接続されたリード線で
ある。
【0006】第2例として、図10に示すように、複数
の小さな振動子114がその各々の輻射面が面一となる
ように集合配列されてなる複合振動子115がある。図
示のように該各振動子114は、リード線116によっ
て並列接続されている。なお、各振動子114はPZT
材料等からなる。
【0007】図11に、第3例としての複合振動子11
8を示す。図示のように複数の振動子119がその各々
の輻射面が面一となるように集合配列されている。但
し、これらの振動子119は、PZT材料等からなる円
盤状の素材に縦横のスリット120を削成することによ
り形成され、完全に分離してはおらず、互いに下部にて
一体に結合した状態である。また、各振動子119は、
リード線121によって並列接続されている。
【0008】上述した夫々の振動子111、複合振動子
115及び118は、各リード線112,116及び1
21よりの通電及びその断が所定周波数にて繰り返され
ることによって軸方向に伸縮するように歪み、これが振
動となって音波が発せられる。具体的には縦振動を行
う。但し、複合振動子115及び118においてはその
具備した多数の振動子114,119が個別に歪む。な
お、該振動の方向を、各図において矢印Uにて示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した全体が一
体成形された振動子111においては、poisson
比の影響により、矢印Uで示す縦振動に伴って直角方向
の横歪み、すなわち横振動が誘起される(カプリング
〔coupling〕と称している)。よって、輻射面
に振動の強弱が発生し、図12に示すように指向性パタ
ーンのサイドローブレベルがかなり大きくなるという問
題がある。なお、この傾向は、1λ(波長)以上の直径
を有するトランスデューサを製作する場合に顕著であ
る。因に、周波数fが50(kHz)で使用するトラン
スデューサでは、海水中での音速Cが約1500(m/
s)であるから、λ=c/fより、1λは約3(cm)
となる。
【0010】図10及び図11に示した各複合振動子1
15及び118は、上述のようなpoisson比に基
づく横振動の発生を抑えることを主目的として開発され
たものである。
【0011】すなわち、図10に示した複合振動子11
5においては、各々0.5λ以下の直径を有する小さな
振動子114が集合配列され、該各振動子114が夫々
独立して縦振動子のみを発生し得るようにしている。具
体的には、当該複合振動子115では各振動子114の
直径は約1/2λに設定されている。また、該各振動子
114は、夫々の歪みが相互に影響し合うことがないよ
うに、しかも、相互の位置関係が維持されるように、互
いに小さな間隙を隔てて配列され、且つ、該間隙にコル
ク等(図示せず)が挿入される。そして、該各振動子1
14がこの配列状態を保ってまとまるべく、合成樹脂を
用いて全体的にモールド処理が施されたり、所定のケー
スに収容されるなどし、製品となる。
【0012】一方、図11に示した複合振動子118に
おいては、円盤状の素材に0.5λ以下のピッチにてス
リット120を設けることにより、互いに独立してほぼ
縦振動のみを行い得る複数の振動子119が形成されて
いる。
【0013】上記から明らかなように、上記両複合振動
子115及び118では横振動の発生は抑えられ、サイ
ドローブレベルが小さい比較的良好な指向性パターンが
得られる。
【0014】しかしながら、両複合振動子115及び1
18では、理論的計算値に近い指向性パターンは未だ得
られていないのが実情である。
【0015】特に、図11に示した複合振動子118に
おいては、各振動子119は完全に分離してはおらず、
各々の下部同士が結合しているから、互いの歪みの影響
は避け得ない。
【0016】また、これらの複合振動子115及び11
8においては、その製造が必ずしも容易ではなく、特に
使用周波が高い場合、振動子直径が小さくなり、次の問
題がある。
【0017】まず、図10に示した複合振動子115に
関しては、具備する多数の振動子114が極く小さくな
るから、これらを整然と配列し、しかもその相互間にコ
ルク等を挿入し、更にモールド処理やケースへの収納を
なすことは困難になる。加えて、該各振動子114に対
するリード線116の接続、具体的にははんだ付けも微
視的な作業となり、難しいものとなる。
【0018】次に、図11に示した複合振動子118に
ついては、各振動子119を得るために削成するスリッ
ト120の幅及びピッチには加工上の限界があると共
に、リード線121に関しては上述の複合振動子115
と同様の問題を擁している。更に、このようにスリット
120を形成した場合、機械的強度が低減し、振動子の
破壊を防止するために、あまり高い電力をかけることは
できず、出力が制限される。
【0019】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、理論的
計算値に極く近い指向性が得られると共に、製造、特に
高周波のものに関する製造の容易化を達成し、しかも、
出力も増大し得る複合振動子を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る複合振動子は、複数の振動子がその各々の輻
射面が略面一となるように且つ互いに間隙を隔てて集合
配列され、該振動子間に粘弾性を有する接着剤が充填さ
れて一体的に相互結合され、前記振動子各々のうちいく
つかに代えてダミー振動子が所要位置に配設されている
ことを特徴とする。また、本発明に係る複合振動子の前
記接着剤はゴム系接着剤であることを特徴とする。ま
た、前記複数の振動子の各輻射面同士は導電性接着剤層
によって接続されていることを特徴とする。また、前記
振動子各々は円柱状に形成されていることを特徴とす
る。
【0021】
【作用】上記構成においては、上記複数の振動子は、上
記粘弾性接着剤が柔軟に変形することによって、夫々の
歪みの影響を及ぼし合うことなくほぼ完全に独立して自
由に振動する。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。
【0023】図1乃至図3に、本発明の第1実施例とし
ての複合振動子1を示す。この複合振動子1は、例え
ば、図8に示した魚群探知機のトランスデューサとして
利用される。なお、後述する他の実施例の複合振動子も
該トランスデューサとして使用される。
【0024】図1乃至図3に示すように、この複合振動
子1は、夫々PZT(piezoelectric:圧
電)材料等を素材として円柱状に形成されて各々の輻射
面3a,3b(図2参照)が面一となるように集合配列
された複数、この場合37個の小さな振動子3を有して
いる。図3から明らかなように、これらの振動子3は、
互いに所定の間隙e1 を隔てた状態で配列されている。
そして、該各振動子3間には粘弾性を有するゴム系の接
着剤5が充填されており、これによって該各振動子3が
一体的に相互結合されている。
【0025】なお、図3から特に明らかなように、上記
接着剤5は、各振動子3の間のみならず、当該複合振動
子1の外周側を厚みe2 にて被覆する被覆層としても形
成されている。
【0026】図2に示すように、上記各振動子3の各輻
射面3a,3b同士を接続するように、導電性を有する
接着剤層7及び8が設けられている。これら接着剤層
7,8は、例えば銀入りエポキシ系導電接着剤からな
り、厚みが薄い為、カプリングの影響はない。そして、
このように各振動子3を並列接続する接着剤層7及び8
にリード線10が接続され、該リード線10より通電さ
れる。
【0027】上記した構成の複合振動子1ではリード線
10よりの通電及びその断が所定周波数を以て繰り返さ
れることによって各振動子3が伸縮するように歪み、こ
れが振動となって音波が発せられる。具体的には縦振動
を行い、該振動の方向を図2において矢印Uで示す。
【0028】前述したように、当該複合振動子1におい
ては、上記各振動子3は互いに間隙e1 (図3参照)を
隔てて集合配列され、該間隙e1 に粘弾性を有する接着
剤5が充填されて一体的に相互結合されている。
【0029】かかる構成によれば、上記各振動子3は、
上記接着剤5がその粘弾性に基づき柔軟に変形すること
によって、互いに歪みの影響を及ぼし合うことなくほぼ
完全に独立して自由に振動する。従って、理論的計算値
に極く近い指向性が得られるものである。
【0030】図4は、本実施例の複合振動子1について
実際に作動させて得られた指向性パターンを示すもので
ある。そして、図5は、これと同じ条件下にて理論式に
基づいて算出した結果である指向性パターンを示すもの
である。これらから明らかなように、本発明に係る複合
振動子1の指向性パターンは理論値に極く近似してい
る。
【0031】なお、図5の指向性パターンの元となる理
論式は下記の如くである。 R(θ)=|2J1 (x)/x| ここで、x=(πD/λ)sinθ D:複合振動子の直径 λ:波長 J1 (x):一次のベッセル関数
【0032】また、上記構成の当該複合振動子1は、こ
れを製造する場合、上記各振動子3を成形型(図示せ
ず)内で治具等を用いて配列させ、溶融状態の接着剤5
を該成形型内に注入し、固化させるのみにて完了する。
この製造作業は、図10及び図11に示したような従来
の複合振動子115,118の煩雑な製造作業に比して
容易であり、特に高周波用の小径のものでも何等支障な
く製造することができ、優れている。又、一体成形後に
外周を加工し、円形の複合振動子も容易に製作出来る。
【0033】更に、上記構成の複合振動子1では、機械
的強度も充分得られるため、出力を増大できる。
【0034】ところで、前述したように、当該複合振動
子1においては、上記各振動子3同士を結合する接着剤
5として特にゴム系のもの、具体的には例えばウレタン
ゴムが採用される。このようなゴム系の接着剤5は、前
述した振動子3間における歪みの影響防止の機能を発揮
するに充分な粘弾性を有すると共に、素材の配合等を変
えることなどによって粘弾性そのものの強弱を調整する
こともでき、しかも入手が容易である等の優位点を有す
る。但し、ゴム系以外の接着剤でも、所要の粘弾性を有
するものであれば使用可能であることは勿論である。
【0035】また、前述したように、当該複合振動子1
においては、上記各振動子3の各輻射面3a,3b同士
が、導電性を有する接着剤層7,8(図2参照)によっ
て接続されている。この構成によれば、従来リード線を
用いて行われていた各振動子間の煩雑な並列接続作業は
不要となり、接続はこの導電性接着剤層7,8を形成す
るだけで完了し、簡単である。これら導電性接着剤層
7,8は例えば、液状の接着剤を塗布した後に固化せし
めることによって形成される。
【0036】一方、当該複合振動子1においては、上記
振動子3各々が円柱状に形成されている。このような円
柱状の振動子は、その成形を容易且つ低コストにて行え
ると共に、配列も容易である等の優位点を有する。但
し、円柱状以外の形状の振動子の使用も可能である。
【0037】なお、図3に示したように、当該複合振動
子1においては、上記各振動子3は互いに間隙e1 を隔
てて配置されるが、この間隙e1 については、当該複合
振動子1が発生すべき振動のレベル等に応じて適宜設定
される。
【0038】次に、本発明の第2実施例としての複合振
動子を、図6及び図7に基づいて説明する。但し、この
複合振動子11は、以下に説明する部分以外は図1乃至
図3に示した第1実施例としての複合振動子1と同様に
構成されており、全体としての説明は重複する故に省略
し、要部のみの説明に留める。また、以下の説明、並び
に図6及び図7において、上記第1実施例の複合振動子
1の構成部分と同一の構成部分については同じ参照符号
を付して示している。
【0039】図6及び図7に示すように、当該複合振動
子11においては、上記第1実施例の複合振動子1が具
備している37個の振動子3のうちいくつか、この場合
12個に代えて、ダミー振動子12が所要位置に配設さ
れている。
【0040】このダミー振動子12は、上記振動子3と
同形状、同寸法にて形成されている。但し、振動子3と
同じ材質であってもよいし、異なる材質で形成してもよ
い。ダミー振動子12の材質が振動子3と同じでPZT
よりなる場合、ダミー振動子には分極処理をせず、圧電
特性を持たないものを使用する。よって電圧が印加され
ても歪を生じない。
【0041】上記した構成においては、上記ダミー振動
子12の数及び配置を適宜設定することにより、複合振
動子全体としての指向性パターンのコントロール、例え
ばサイドローブの抑制が容易にできるなどの効果が得ら
れ、使用目的等に合致する理想的な複合振動子の製作が
可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による複合
振動子は、複数の振動子がその各々の輻射面が略面一と
なるように且つ互いに間隙を隔てて集合配列され、該振
動子間に粘弾性を有する接着剤が充填されて一体的に相
互結合されてなる。かかる構成によれば、上記複数の振
動子は、上記粘弾性接着剤が柔軟に変形することによっ
て、互いに歪みの影響を及ぼし合うことなくほぼ完全に
独立して自由に振動する。従って、理論的計算値に極く
近い指向性が得られるものである。また、上記構成の複
合振動子は、これを製造する場合、上記複数の振動子を
成形型内で治具等を用いて配列させ、溶融状態の粘弾性
接着剤を該成形型内に注入し、固化させるのみにて完了
する。この製造作業は、図10及び図11に示したよう
な従来の複合振動子の煩雑な製造作業に比して容易であ
り、特に高周波用の小径のものでも何等支障なく製造す
ることができ、優れている。更に、上記構成では、機械
的強度も充分得られるため、出力を増大できる。加え
て、本発明による複合振動子においては、上記振動子各
々のうちいくつかに代えて、振動を発しないダミー振動
子が所要位置に配設される。この構成においては、該ダ
ミー振動子の数及び配置を適宜設定することにより、複
合振動子全体としての指向性パターンのコントロール、
例えば、サイドローブの抑制が容易にできるなどの効果
が得られ、使用目的等に合致する理想的な複合振動子の
製作が可能となる。また、本発明による複合振動子にお
いては、上記各振動子同士を結合する接着剤として特に
ゴム系のものが採用される。このようなゴム系の接着剤
は、前述した各振動子間における歪みの影響防止の機能
を発揮するに充分な粘弾性を有すると共に、粘弾性その
ものの強弱を調整することもでき、しかも入手が容易で
ある等の優位点を有する。次に、本発明による複合振動
子においては、上記複数の振動子の各輻射面同士が、導
電性を有する接着剤層によって接続されている。この構
成によれば、従来リード線を用いて行われていた各振動
子間の煩雑な並列接続作業は不要となり、接続は導電性
接着剤層を形成するだけで完了し、簡単である。また、
本発明による複合振動子においては、上記振動子各々が
円柱状に形成されている。このような円柱状の振動子
は、その成形を容易且つ低コストにて行えると共に、配
列も容易である等の優位点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例としての複合振動
子の、断面を含む平面図である。
【図2】図2は、図1に示した複合振動子の、一部断面
を含む正面図である。
【図3】図3は、図1及び図2に示した複合振動子の一
部の拡大図である。
【図4】図4は、本発明に係る複合振動子に関する指向
性パターンを示す図である。
【図5】図5は、理論式に基づいて算出した結果である
指向性パターンを示す図である。
【図6】図6は、本発明の第2実施例としての複合振動
子の、断面を含む平面図である。
【図7】図7は、図6に示した複合振動子の一部の拡大
図である。
【図8】図8は、魚群探知機の原理を示すブロック図で
ある。
【図9】図9は、第1の従来例としての振動子の斜視図
である。
【図10】図10は、第2の従来例としての複合振動子
の斜視図である。
【図11】図11は、第3の従来例としての複合振動子
の斜視図である。
【図12】図12は、従来の振動子の指向性パターンを
示す図である。
【符号の説明】
1 複合振動子 3 振動子 3a,3b (振動子3の)輻射面 5 (粘弾性を有する)接着剤 7,8 (導電性を有する)接着剤層 10 リード線 11 複合振動子 12 ダミー振動子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−16760(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 1/40 330 G01S 7/52 H04R 17/00 332

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の振動子がその各々の輻射面が略面
    一となるように且つ互いに間隙を隔てて集合配列され、
    該振動子間に粘弾性を有する接着剤が充填されて一体的
    に相互結合され、 前記振動子各々のうちいくつかに代えてダミー振動子が
    所要位置に配設されていることを特徴とする複合振動
    子。
  2. 【請求項2】 前記接着剤はゴム系接着剤であることを
    特徴とする請求項1記載の複合振動子。
  3. 【請求項3】 前記複数の振動子の各輻射面同士が導電
    性接着剤層によって接続されていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項2記載の複合振動子。
  4. 【請求項4】 前記振動子各々は円柱状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれ
    か1記載の複合振動子。
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